JP2905854B2 - 折れ戸装置 - Google Patents
折れ戸装置Info
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- JP2905854B2 JP2905854B2 JP8195289A JP19528996A JP2905854B2 JP 2905854 B2 JP2905854 B2 JP 2905854B2 JP 8195289 A JP8195289 A JP 8195289A JP 19528996 A JP19528996 A JP 19528996A JP 2905854 B2 JP2905854 B2 JP 2905854B2
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- Japan
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- folding door
- movable body
- guide rail
- arm
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- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚の戸本体を折
り畳み展開可能に連結した折れ戸の基端部を開口部の一
側辺に枢着し、当該折れ戸の遊端部を、前記開口部を閉
じる展開姿勢の折れ戸より内側に配設されたガイドレー
ルに移動可能に係合する可動体に枢着して成る折れ戸装
置に関するものである。
り畳み展開可能に連結した折れ戸の基端部を開口部の一
側辺に枢着し、当該折れ戸の遊端部を、前記開口部を閉
じる展開姿勢の折れ戸より内側に配設されたガイドレー
ルに移動可能に係合する可動体に枢着して成る折れ戸装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種の折れ戸装置は、
折れ戸の遊端部の上下に軸支した垂直軸ローラーを直接
ガイドレールで案内するタイプの折れ戸装置と比較し
て、前記ガイドレールを前記開口部内の中間棚板の下側
などにも配設することができるとともに、展開姿勢の折
れ戸の上下両側辺を前記開口部の敷居部や鴨居部の外側
に被せるように構成し得るなどの利点を有するものであ
るが、従来のこの種の折れ戸装置では、折れ戸遊端側枢
着手段として、長尺の垂直支軸を備えた大型の1軸平蝶
番が利用されており、また、折れ戸基端側枢着手段によ
り折れ戸の基端部を開口部の側板などに支持させた状態
で、折れ戸遊端部に枢着手段を介して取り付けられてい
る可動体をガイドレールに係合させることができるよう
に構成しなければならないので、構造も複雑になり、全
体としてコスト高になる欠点があった。
折れ戸の遊端部の上下に軸支した垂直軸ローラーを直接
ガイドレールで案内するタイプの折れ戸装置と比較し
て、前記ガイドレールを前記開口部内の中間棚板の下側
などにも配設することができるとともに、展開姿勢の折
れ戸の上下両側辺を前記開口部の敷居部や鴨居部の外側
に被せるように構成し得るなどの利点を有するものであ
るが、従来のこの種の折れ戸装置では、折れ戸遊端側枢
着手段として、長尺の垂直支軸を備えた大型の1軸平蝶
番が利用されており、また、折れ戸基端側枢着手段によ
り折れ戸の基端部を開口部の側板などに支持させた状態
で、折れ戸遊端部に枢着手段を介して取り付けられてい
る可動体をガイドレールに係合させることができるよう
に構成しなければならないので、構造も複雑になり、全
体としてコスト高になる欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る折れ戸装置を提供することを目
的とするものであって、その手段を後述する実施形態の
参照符号を付して示すと、2枚の戸本体2,3どうしを
折り畳み展開可能に連結した折れ戸1と、折れ戸基端側
枢着手段12と、折れ戸遊端側枢着手段15と、ガイド
レール13と、可動体14とを備え、前記折れ戸基端側
枢着手段12は展開姿勢Yの折れ戸で閉じられる開口部
5の一側辺と前記折れ戸1の基端部1Aとを揺動自在に
連結し、前記ガイドレール13は前記開口部5を閉じる
展開姿勢Yの折れ戸1より内側に配設され、前記可動体
14は前記ガイドレール13に移動可能に係合し、前記
折れ戸遊端側枢着手段15は前記折れ戸1の遊端部1B
と前記可動体14とを揺動自在に連結する折れ戸装置で
あって、前記可動体14は、前記ガイドレール13の端
部からのみ抜き差し可能で当該ガイドレール13に移動
可能に嵌合するローラーユニット16と、このローラー
ユニット16から折れ戸側へ延出するアーム基部17
と、前記折れ戸遊端側枢着手段15の垂直支軸38によ
り枢着されたアーム先端部18とから成り、前記アーム
基部17とアーム先端部18とが互いに着脱自在に連結
され、前記ローラーユニット16は、ガイドレール13
の長さ方向一対の垂直軸ローラー19a,19bと1つ
の水平軸ローラー20とを備え、前記折れ戸遊端側枢着
手段15は、前記可動体14を垂直支軸38の周りに揺
動可能で且つ当該垂直支軸38に沿って昇降可能に枢着
するもので、前記可動体14を当該枢着手段15の水平
面上(取付部材36の下側の軸受板部37aの上面)に
圧接させるスプリング39を備えた構成となっている。
来の問題点を解消し得る折れ戸装置を提供することを目
的とするものであって、その手段を後述する実施形態の
参照符号を付して示すと、2枚の戸本体2,3どうしを
折り畳み展開可能に連結した折れ戸1と、折れ戸基端側
枢着手段12と、折れ戸遊端側枢着手段15と、ガイド
レール13と、可動体14とを備え、前記折れ戸基端側
枢着手段12は展開姿勢Yの折れ戸で閉じられる開口部
5の一側辺と前記折れ戸1の基端部1Aとを揺動自在に
連結し、前記ガイドレール13は前記開口部5を閉じる
展開姿勢Yの折れ戸1より内側に配設され、前記可動体
14は前記ガイドレール13に移動可能に係合し、前記
折れ戸遊端側枢着手段15は前記折れ戸1の遊端部1B
と前記可動体14とを揺動自在に連結する折れ戸装置で
あって、前記可動体14は、前記ガイドレール13の端
部からのみ抜き差し可能で当該ガイドレール13に移動
可能に嵌合するローラーユニット16と、このローラー
ユニット16から折れ戸側へ延出するアーム基部17
と、前記折れ戸遊端側枢着手段15の垂直支軸38によ
り枢着されたアーム先端部18とから成り、前記アーム
基部17とアーム先端部18とが互いに着脱自在に連結
され、前記ローラーユニット16は、ガイドレール13
の長さ方向一対の垂直軸ローラー19a,19bと1つ
の水平軸ローラー20とを備え、前記折れ戸遊端側枢着
手段15は、前記可動体14を垂直支軸38の周りに揺
動可能で且つ当該垂直支軸38に沿って昇降可能に枢着
するもので、前記可動体14を当該枢着手段15の水平
面上(取付部材36の下側の軸受板部37aの上面)に
圧接させるスプリング39を備えた構成となっている。
【0004】上記の本発明折れ戸装置を実施するに際し
て、前記アーム基部17とアーム先端部18とは互いに
重なり合った状態で1本のビス31により着脱自在に連
結し、このビス31の周りにアーム基部17とアーム先
端部18とが相対回転するのを阻止するストッパー部
(立ち上がり片27)を設けておくことができる。
て、前記アーム基部17とアーム先端部18とは互いに
重なり合った状態で1本のビス31により着脱自在に連
結し、このビス31の周りにアーム基部17とアーム先
端部18とが相対回転するのを阻止するストッパー部
(立ち上がり片27)を設けておくことができる。
【0005】また、前記アーム基部17はローラーユニ
ット16から一体に突設することもできるし、ローラー
ユニット16に複数本のビスなどにより取り付けること
ができるが、別々に構成された両者を連結一体化する方
法として、例えば、平面視において垂直軸ローラー19
a,19bと重なる位置でローラーユニット16側に舌
片部挿入孔23を設けておき、前記アーム基部17に
は、前記挿入孔23に挿入される舌片部24を設け、前
記挿入孔23に挿入された舌片部24を前記垂直軸ロー
ラー19a,19bを支承する垂直ピン25によりロー
ラーユニット16に固着することができる。
ット16から一体に突設することもできるし、ローラー
ユニット16に複数本のビスなどにより取り付けること
ができるが、別々に構成された両者を連結一体化する方
法として、例えば、平面視において垂直軸ローラー19
a,19bと重なる位置でローラーユニット16側に舌
片部挿入孔23を設けておき、前記アーム基部17に
は、前記挿入孔23に挿入される舌片部24を設け、前
記挿入孔23に挿入された舌片部24を前記垂直軸ロー
ラー19a,19bを支承する垂直ピン25によりロー
ラーユニット16に固着することができる。
【0006】さらに、前記折れ戸遊端側枢着手段15
に、その垂直支軸38で枢着された前記可動体14をそ
の揺動方向の一方に付勢するスプリング39を設け、こ
のスプリング39の付勢力により前記一対の垂直軸ロー
ラー19a,19bが前記ガイドレール13の対向溝面
にそれぞれ圧接するように構成することができる。
に、その垂直支軸38で枢着された前記可動体14をそ
の揺動方向の一方に付勢するスプリング39を設け、こ
のスプリング39の付勢力により前記一対の垂直軸ロー
ラー19a,19bが前記ガイドレール13の対向溝面
にそれぞれ圧接するように構成することができる。
【0007】前記ガイドレール13は、開口部5の上下
(鴨居部や敷居部)に取り付けることができるが、収納
空間が中間棚板11を備えている場合には、前記ガイド
レール13を中間棚板11の下側に取り付け、可動体1
4のアーム基部17及びアーム先端部18を中間棚板1
1と平行な水平板から構成することができる。
(鴨居部や敷居部)に取り付けることができるが、収納
空間が中間棚板11を備えている場合には、前記ガイド
レール13を中間棚板11の下側に取り付け、可動体1
4のアーム基部17及びアーム先端部18を中間棚板1
1と平行な水平板から構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1〜図4において、1は
折れ戸であって、2枚の同一サイズの戸本体2,3を複
数個の蝶番4により、図1に仮想線で示す折り畳み姿勢
Xと図1に実線で示す展開姿勢Yとの間で揺動自在に連
結して構成されている。5は、側板6、床板7、天板
8、及び中間仕切り板9によって構成された収納空間1
0の開口部であって、各開口部5がそれぞれ展開姿勢Y
の折れ戸1によって閉じられる。前記収納空間10には
中間棚板11が架設されている。なお、中間仕切り板9
のない1つの収納空間10の開口部5を1つの折れ戸1
で開閉するものであっても良いし、中間仕切り板9のな
い1つの収納空間10の開口部5を、その左右両側の側
板6にそれぞれ支持された2つの折れ戸1で開閉するも
のであっても良い。
付図に基づいて説明すると、図1〜図4において、1は
折れ戸であって、2枚の同一サイズの戸本体2,3を複
数個の蝶番4により、図1に仮想線で示す折り畳み姿勢
Xと図1に実線で示す展開姿勢Yとの間で揺動自在に連
結して構成されている。5は、側板6、床板7、天板
8、及び中間仕切り板9によって構成された収納空間1
0の開口部であって、各開口部5がそれぞれ展開姿勢Y
の折れ戸1によって閉じられる。前記収納空間10には
中間棚板11が架設されている。なお、中間仕切り板9
のない1つの収納空間10の開口部5を1つの折れ戸1
で開閉するものであっても良いし、中間仕切り板9のな
い1つの収納空間10の開口部5を、その左右両側の側
板6にそれぞれ支持された2つの折れ戸1で開閉するも
のであっても良い。
【0009】折れ戸1の基端部1Aは、複数個の枢着手
段12により前記開口部5の一側辺となる側板6に開閉
自在に支持されている。この枢着手段12は、リンク形
蝶番など如何なる形式のものでも良いが、この図示例で
は、側板6の内側面に取り付けられる取付板12aと折
れ戸基端部1Aにおける戸本体2の裏面側に取り付けら
れるL形取付板12bとを垂直支軸12cで枢着した1
軸蝶番であって、垂直支軸12c(揺動中心)は、折れ
戸基端部1Aの外側角部の外側に位置し、折れ戸1を展
開姿勢Yにしたとき、折れ戸基端部1Aが側板6の内側
に入り込むようにしている。
段12により前記開口部5の一側辺となる側板6に開閉
自在に支持されている。この枢着手段12は、リンク形
蝶番など如何なる形式のものでも良いが、この図示例で
は、側板6の内側面に取り付けられる取付板12aと折
れ戸基端部1Aにおける戸本体2の裏面側に取り付けら
れるL形取付板12bとを垂直支軸12cで枢着した1
軸蝶番であって、垂直支軸12c(揺動中心)は、折れ
戸基端部1Aの外側角部の外側に位置し、折れ戸1を展
開姿勢Yにしたとき、折れ戸基端部1Aが側板6の内側
に入り込むようにしている。
【0010】前記中間棚板11の前縁近傍底面にはガイ
ドレール13が取り付けられ、このガイドレール13に
移動可能に係合する可動体14と前記折れ戸1の遊端部
1Bとが枢着手段15により連結されている。可動体1
4は、図5〜図7に示すように、ガイドレール13内に
移動可能に遊嵌するローラーユニット16と、このロー
ラーユニット16に結合されてガイドレール13内から
前方に突出するアーム基部17と、このアーム基部17
に結合されるアーム先端部18とから構成されたもの
で、ローラーユニット16には、移動方向一対の垂直軸
ローラー19a,19bと、両ローラー19a,19b
の中間に位置する1つの水平軸ローラー20とが軸支さ
れている。
ドレール13が取り付けられ、このガイドレール13に
移動可能に係合する可動体14と前記折れ戸1の遊端部
1Bとが枢着手段15により連結されている。可動体1
4は、図5〜図7に示すように、ガイドレール13内に
移動可能に遊嵌するローラーユニット16と、このロー
ラーユニット16に結合されてガイドレール13内から
前方に突出するアーム基部17と、このアーム基部17
に結合されるアーム先端部18とから構成されたもの
で、ローラーユニット16には、移動方向一対の垂直軸
ローラー19a,19bと、両ローラー19a,19b
の中間に位置する1つの水平軸ローラー20とが軸支さ
れている。
【0011】ガイドレール13は、前記ローラーユニッ
ト16の一対の垂直軸ローラー19a,19bを介して
可動体14の平面視における姿勢を規制し、前記ローラ
ーユニット16の水平軸ローラー20を介して可動体1
4の基部の移動レベルを規制するものであり、縦断面に
おける上半部が中間棚板11の下側面に形成された溝に
内嵌されて、取付用張出板部21を介して中間棚板11
の下側面に固定され、中間棚板11から突出する下半部
の前側にアーム基部17が貫通するスリット22を備え
ている。また、ローラーユニット16は、ガイドレール
13の端部からのみ出し入れ可能なものである。
ト16の一対の垂直軸ローラー19a,19bを介して
可動体14の平面視における姿勢を規制し、前記ローラ
ーユニット16の水平軸ローラー20を介して可動体1
4の基部の移動レベルを規制するものであり、縦断面に
おける上半部が中間棚板11の下側面に形成された溝に
内嵌されて、取付用張出板部21を介して中間棚板11
の下側面に固定され、中間棚板11から突出する下半部
の前側にアーム基部17が貫通するスリット22を備え
ている。また、ローラーユニット16は、ガイドレール
13の端部からのみ出し入れ可能なものである。
【0012】可動体14の構造を具体的に説明すると、
図5及び図6に示すように、ローラーユニット16には
前後一対の垂直軸ローラー19a,19bの下側にそれ
ぞれ舌片部挿入孔23が形成され、この一対の舌片部挿
入孔23に差し込み可能な一対の舌片部24が前記アー
ム基部17から突設され、この一対の舌片部24をロー
ラーユニット16側の一対の舌片部挿入孔23に挿入し
た状態で、垂直軸ローラー19a,19bを支承する2
本の垂直ピン25をそれぞれ打ち込んで固定することに
より、当該垂直ピン25が舌片部24に設けたピン孔2
6を貫通して、ローラーユニット16とアーム基部17
とが結合される。
図5及び図6に示すように、ローラーユニット16には
前後一対の垂直軸ローラー19a,19bの下側にそれ
ぞれ舌片部挿入孔23が形成され、この一対の舌片部挿
入孔23に差し込み可能な一対の舌片部24が前記アー
ム基部17から突設され、この一対の舌片部24をロー
ラーユニット16側の一対の舌片部挿入孔23に挿入し
た状態で、垂直軸ローラー19a,19bを支承する2
本の垂直ピン25をそれぞれ打ち込んで固定することに
より、当該垂直ピン25が舌片部24に設けたピン孔2
6を貫通して、ローラーユニット16とアーム基部17
とが結合される。
【0013】アーム基部17とアーム先端部18とは水
平板から構成されたもので、アーム基部17とアーム先
端部18とを重ね合わせた状態で、アーム先端部18側
のビス挿通孔29とアーム基部17側のねじ孔30とを
利用して両者を1本のビス31により着脱自在に結合し
ている。このとき両者が前記ビス31の周りに相対回転
するのを阻止するためのストッパー部として、アーム先
端部18の左右両側辺を上側に折曲して構成した一対の
立ち上がり片27を設け、この一対の立ち上がり片27
間にアーム基部17側の連結板部28を嵌合させるよう
に構成している。なお、ねじ孔30に代えてビス31に
螺嵌するナットを使用しても良いし、一対の立ち上がり
片27をアーム基部17側に設け、この一対の立ち上が
り片27間に嵌合する連結板部28をアーム先端部18
側に設けても良い。さらにストッパー部としては、アー
ム基部17とアーム先端部18の内の一方に設けられた
突起と、当該突起が嵌合するように他方に設けられた孔
とから構成することもできるなど、その構成は限定され
ない。
平板から構成されたもので、アーム基部17とアーム先
端部18とを重ね合わせた状態で、アーム先端部18側
のビス挿通孔29とアーム基部17側のねじ孔30とを
利用して両者を1本のビス31により着脱自在に結合し
ている。このとき両者が前記ビス31の周りに相対回転
するのを阻止するためのストッパー部として、アーム先
端部18の左右両側辺を上側に折曲して構成した一対の
立ち上がり片27を設け、この一対の立ち上がり片27
間にアーム基部17側の連結板部28を嵌合させるよう
に構成している。なお、ねじ孔30に代えてビス31に
螺嵌するナットを使用しても良いし、一対の立ち上がり
片27をアーム基部17側に設け、この一対の立ち上が
り片27間に嵌合する連結板部28をアーム先端部18
側に設けても良い。さらにストッパー部としては、アー
ム基部17とアーム先端部18の内の一方に設けられた
突起と、当該突起が嵌合するように他方に設けられた孔
とから構成することもできるなど、その構成は限定され
ない。
【0014】可動体14のアーム先端部18は、折れ戸
1の遊端部1Bに前記枢着手段15により揺動自在に連
結される。この枢着手段15は、図4及び図5に示すよ
うに、折れ戸1の遊端部1Bにおける内側角部よりも内
側の戸本体3の裏面に取り付けられた取付部材36と、
当該取付部材36における上下一対の軸受け板部37
a,37b間に取り付けられた垂直支軸38と、捩じり
コイルスプリング39とを有するものであって、前記可
動体14のアーム先端部18に設けられたピン孔40が
前記枢着手段15の垂直支軸38に遊嵌し、アーム先端
部18の上側で垂直支軸38に遊嵌する捩じりコイルス
プリング39がアーム先端部18を下側の軸受け板部3
7aの水平表面に押圧している。しかして、可動体14
がローラーユニット16における水平軸ローラー20の
軸心の周りで傾動することは、取付部材36側の下側軸
受け板部37aとアーム先端部18との当接により防止
され、可動体14は略水平の姿勢に保持される。
1の遊端部1Bに前記枢着手段15により揺動自在に連
結される。この枢着手段15は、図4及び図5に示すよ
うに、折れ戸1の遊端部1Bにおける内側角部よりも内
側の戸本体3の裏面に取り付けられた取付部材36と、
当該取付部材36における上下一対の軸受け板部37
a,37b間に取り付けられた垂直支軸38と、捩じり
コイルスプリング39とを有するものであって、前記可
動体14のアーム先端部18に設けられたピン孔40が
前記枢着手段15の垂直支軸38に遊嵌し、アーム先端
部18の上側で垂直支軸38に遊嵌する捩じりコイルス
プリング39がアーム先端部18を下側の軸受け板部3
7aの水平表面に押圧している。しかして、可動体14
がローラーユニット16における水平軸ローラー20の
軸心の周りで傾動することは、取付部材36側の下側軸
受け板部37aとアーム先端部18との当接により防止
され、可動体14は略水平の姿勢に保持される。
【0015】また、前記捩じりコイルスプリング39
は、その両端が取付部材36とアーム先端部18とに係
止され、以て、アーム先端部18を介して可動体14に
垂直支軸38の周りの一方向回転力を与えており、この
結果、可動体14(ローラーユニット16)が有する一
対の垂直軸ローラー19a,19bがガイドレール13
の対向溝面にそれぞれ圧接し、ガイドレール13に対す
る可動体14のがたつきが防止されている。
は、その両端が取付部材36とアーム先端部18とに係
止され、以て、アーム先端部18を介して可動体14に
垂直支軸38の周りの一方向回転力を与えており、この
結果、可動体14(ローラーユニット16)が有する一
対の垂直軸ローラー19a,19bがガイドレール13
の対向溝面にそれぞれ圧接し、ガイドレール13に対す
る可動体14のがたつきが防止されている。
【0016】組み立てに際しては、可動体14のアーム
基部17とアーム先端部18とを分離しておき、可動体
14のローラーユニット16をガイドレール13内にレ
ール端部から嵌入した状態で当該ガイドレール13を中
間棚板11の下側に取り付け、アーム先端部18を垂直
支軸38で支承した枢着手段15を折れ戸1の遊端部1
Bの所定位置に取り付けておく。そして、折れ戸1の基
端部1Aを枢着手段12により前記開口部5の一側辺
(側板6)に開閉自在に支持させた後、可動体14のガ
イドレール13側のアーム基部17と枢着手段15側の
アーム先端部18とを前記のようにビス31により結合
一体化すれば良い。
基部17とアーム先端部18とを分離しておき、可動体
14のローラーユニット16をガイドレール13内にレ
ール端部から嵌入した状態で当該ガイドレール13を中
間棚板11の下側に取り付け、アーム先端部18を垂直
支軸38で支承した枢着手段15を折れ戸1の遊端部1
Bの所定位置に取り付けておく。そして、折れ戸1の基
端部1Aを枢着手段12により前記開口部5の一側辺
(側板6)に開閉自在に支持させた後、可動体14のガ
イドレール13側のアーム基部17と枢着手段15側の
アーム先端部18とを前記のようにビス31により結合
一体化すれば良い。
【0017】この図示例のガイドレール13は、図1に
示すように全体が直線状のもので、折れ戸開動方向側端
部(折れ戸基端部1A側の端部)13aよりも折れ戸閉
動方向側端部(折れ戸遊端部1B側の端部)13bが開
口部5の奥側に入り込むように、平面視において傾斜し
た状態に取り付けられている。
示すように全体が直線状のもので、折れ戸開動方向側端
部(折れ戸基端部1A側の端部)13aよりも折れ戸閉
動方向側端部(折れ戸遊端部1B側の端部)13bが開
口部5の奥側に入り込むように、平面視において傾斜し
た状態に取り付けられている。
【0018】即ち、ガイドレール13の折れ戸開動側端
部13aは、図1に仮想線で示すように折れ戸1が前記
開口部5を全開し且つ当該開口部5から直角前方に突出
するかまたはそれよりも若干外開きの折り畳み姿勢Xを
とるように前記可動体14を位置決めし、前記ガイドレ
ール13の折れ戸閉動方向側端部13bは、図1に実線
で示すように折れ戸1が前記開口部5を閉じる展開姿勢
Yとなる位置に前記可動体14を位置決めするように、
折れ戸開動方向側端部13aよりも前記開口部5の内側
に位置している。
部13aは、図1に仮想線で示すように折れ戸1が前記
開口部5を全開し且つ当該開口部5から直角前方に突出
するかまたはそれよりも若干外開きの折り畳み姿勢Xを
とるように前記可動体14を位置決めし、前記ガイドレ
ール13の折れ戸閉動方向側端部13bは、図1に実線
で示すように折れ戸1が前記開口部5を閉じる展開姿勢
Yとなる位置に前記可動体14を位置決めするように、
折れ戸開動方向側端部13aよりも前記開口部5の内側
に位置している。
【0019】上記の構成によれば、図1に仮想線で示す
折り畳み姿勢Xの折れ戸1をガイドレール13に沿って
展開姿勢Yへと閉動させると、開口部5から外側に離れ
た状態にある折れ戸遊端部1Bが折れ戸1の閉動に伴っ
て開口部5の内側へ引き寄せられ、展開姿勢Yになった
ときには開口部5を完全に閉じることができる。このと
き、折れ戸遊端部1Bは中間仕切り板9の前に被さるこ
とになる。
折り畳み姿勢Xの折れ戸1をガイドレール13に沿って
展開姿勢Yへと閉動させると、開口部5から外側に離れ
た状態にある折れ戸遊端部1Bが折れ戸1の閉動に伴っ
て開口部5の内側へ引き寄せられ、展開姿勢Yになった
ときには開口部5を完全に閉じることができる。このと
き、折れ戸遊端部1Bは中間仕切り板9の前に被さるこ
とになる。
【0020】なお、ガイドレール13は、折れ戸基端側
枢着手段12と折れ戸遊端側枢着手段15の構造やその
揺動中心位置の関係によっては、従来と同様に全体が開
口部5と平行な直線状のものでも良いし、その両端また
は中間に傾斜領域を備えたものであっても良い。
枢着手段12と折れ戸遊端側枢着手段15の構造やその
揺動中心位置の関係によっては、従来と同様に全体が開
口部5と平行な直線状のものでも良いし、その両端また
は中間に傾斜領域を備えたものであっても良い。
【0021】上記実施形態では、中間棚板11の下側に
ガイドレール13を取り付けたが、この中間棚板11が
ない場合、或いは中間棚板11が有る場合でも、ガイド
レール13を開口部5の敷居部(床板8側)と鴨居部
(天板7側)とにそれぞれ取り付けることもできる。こ
の場合は、各ガイドレール13に係合する上下一対の可
動体14を折れ戸遊端部1Bの上下2か所に枢着手段1
5で連結することになる。
ガイドレール13を取り付けたが、この中間棚板11が
ない場合、或いは中間棚板11が有る場合でも、ガイド
レール13を開口部5の敷居部(床板8側)と鴨居部
(天板7側)とにそれぞれ取り付けることもできる。こ
の場合は、各ガイドレール13に係合する上下一対の可
動体14を折れ戸遊端部1Bの上下2か所に枢着手段1
5で連結することになる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の折れ戸装置によれ
ば、折れ戸遊端部を案内する可動体が、前記ガイドレー
ルの端部からのみ抜き差し可能で当該ガイドレールに移
動可能に嵌合するローラーユニットと、このローラーユ
ニットから折れ戸側へ延出するアーム基部と、前記折れ
戸遊端側枢着手段の垂直支軸により枢着されたアーム先
端部とから成り、前記アーム基部とアーム先端部とが互
いに着脱自在に連結される構成であるから、折れ戸遊端
側枢着手段は、一端がガイドレールに支持された可動体
の他端を垂直軸周りに揺動可能に支持するだけの構造で
あれば良く、従来のように可動体全体を一定姿勢で水平
揺動可能に支承する、高さがある程度必要な1軸平蝶番
タイプのものは不要であり、可動体とこれを折れ戸遊端
部に枢着する枢着手段とを、上下方向の占有空間の非常
に小さい状態に構成することができる。
ば、折れ戸遊端部を案内する可動体が、前記ガイドレー
ルの端部からのみ抜き差し可能で当該ガイドレールに移
動可能に嵌合するローラーユニットと、このローラーユ
ニットから折れ戸側へ延出するアーム基部と、前記折れ
戸遊端側枢着手段の垂直支軸により枢着されたアーム先
端部とから成り、前記アーム基部とアーム先端部とが互
いに着脱自在に連結される構成であるから、折れ戸遊端
側枢着手段は、一端がガイドレールに支持された可動体
の他端を垂直軸周りに揺動可能に支持するだけの構造で
あれば良く、従来のように可動体全体を一定姿勢で水平
揺動可能に支承する、高さがある程度必要な1軸平蝶番
タイプのものは不要であり、可動体とこれを折れ戸遊端
部に枢着する枢着手段とを、上下方向の占有空間の非常
に小さい状態に構成することができる。
【0023】従って、折れ戸で開閉される収納空間内に
収納された物が折れ戸開閉経路に接近している場合で
も、当該収納物が前記可動体やこれを折れ戸遊端部に枢
着する枢着手段に接触する恐れが少なくなり、収納空間
の利用効率を高めることができる。しかも従来のよう
に、ガイドレールに対して可動体のローラーユニット部
分を嵌合離脱自在に構成しなければならない場合と比較
して、可動体そのものの構造もシンプルになり、安価に
実施することができる。
収納された物が折れ戸開閉経路に接近している場合で
も、当該収納物が前記可動体やこれを折れ戸遊端部に枢
着する枢着手段に接触する恐れが少なくなり、収納空間
の利用効率を高めることができる。しかも従来のよう
に、ガイドレールに対して可動体のローラーユニット部
分を嵌合離脱自在に構成しなければならない場合と比較
して、可動体そのものの構造もシンプルになり、安価に
実施することができる。
【0024】さらに、折れ戸の取り付け作業に際して
は、可動体のローラーユニット側のみを予め嵌合してあ
るガイドレールを所定箇所に取り付け、そして可動体の
アーム先端部が支承された折れ戸遊端側枢着手段を折れ
戸遊端部の所定位置に取り付けた状態で当該折れ戸の基
端部を枢着手段で開口部の一側辺に支持させた後、折れ
戸側のアーム先端部と可動体側のアーム基部とを互いに
連結すれば良いので、折れ戸の取り付け作業も容易に行
える。
は、可動体のローラーユニット側のみを予め嵌合してあ
るガイドレールを所定箇所に取り付け、そして可動体の
アーム先端部が支承された折れ戸遊端側枢着手段を折れ
戸遊端部の所定位置に取り付けた状態で当該折れ戸の基
端部を枢着手段で開口部の一側辺に支持させた後、折れ
戸側のアーム先端部と可動体側のアーム基部とを互いに
連結すれば良いので、折れ戸の取り付け作業も容易に行
える。
【0025】また、前記可動体には、ガイドレールによ
って平面視における姿勢を一定に規制するためにガイド
レール長さ方向一対の垂直軸ローラーが必要であるが、
当該可動体のガイドレール側の移動レベルを一定にする
ために少なくとも1つの水平軸ローラーが必要である。
しかしこの水平軸ローラーもガイドレール長さ方向に一
対設けることは、可動体のガイドレール長さ方向の巾が
大きくなって当該可動体の移動経路の全長が短くなり、
折れ戸を所定の姿勢まで折り畳んだり展開させることが
できなくなる。
って平面視における姿勢を一定に規制するためにガイド
レール長さ方向一対の垂直軸ローラーが必要であるが、
当該可動体のガイドレール側の移動レベルを一定にする
ために少なくとも1つの水平軸ローラーが必要である。
しかしこの水平軸ローラーもガイドレール長さ方向に一
対設けることは、可動体のガイドレール長さ方向の巾が
大きくなって当該可動体の移動経路の全長が短くなり、
折れ戸を所定の姿勢まで折り畳んだり展開させることが
できなくなる。
【0026】しかるに本発明の構成によれば、前記可動
体のローラーユニットには1つの水平軸ローラーを軸支
しているにもかかわらず、当該可動体を当該枢着手段の
水平面上に圧接させるスプリングを設けたので、前記可
動体が前記水平軸ローラーの周りで傾動するのを防止す
ることができる。しかも、折れ戸遊端側枢着手段の垂直
軸に昇降可能に外嵌する筒体をアーム先端部に溶接など
により固着連設する場合と比較して、構造が簡単で安価
に実施することができる。
体のローラーユニットには1つの水平軸ローラーを軸支
しているにもかかわらず、当該可動体を当該枢着手段の
水平面上に圧接させるスプリングを設けたので、前記可
動体が前記水平軸ローラーの周りで傾動するのを防止す
ることができる。しかも、折れ戸遊端側枢着手段の垂直
軸に昇降可能に外嵌する筒体をアーム先端部に溶接など
により固着連設する場合と比較して、構造が簡単で安価
に実施することができる。
【0027】なお、請求項2に記載の構成によれば、前
記アーム基部とアーム先端部との連結作業を1本のビス
だけで極めて簡単容易に行える。また、請求項3に記載
の構成によれば、可動体のローラーユニットとアーム基
部との結合を垂直軸ローラーを支承する垂直ピンを利用
して行うことができ、部品点数を少なくしてコストダウ
ンを図ることができる。
記アーム基部とアーム先端部との連結作業を1本のビス
だけで極めて簡単容易に行える。また、請求項3に記載
の構成によれば、可動体のローラーユニットとアーム基
部との結合を垂直軸ローラーを支承する垂直ピンを利用
して行うことができ、部品点数を少なくしてコストダウ
ンを図ることができる。
【0028】また、請求項4に記載の構成によれば、折
れ戸遊端側枢着手段が備えるスプリングにより可動体の
ローラーユニットが有する一対の垂直軸ローラーが前記
ガイドレールの対向溝面にそれぞれ圧接することにな
り、ガイドレールに対する可動体のがたつきがなくなっ
て、折れ戸開閉操作時のガイドレールに対する可動体の
がたつきに起因する騒音などが解消する。なお、本発明
の実施形態に示したように、前記可動体を枢着手段の水
平面上に圧接させるスプリングを捩じりコイルスプリン
グとすることにより、この請求項4に記載の構成におけ
るスプリングを兼用させることができる。
れ戸遊端側枢着手段が備えるスプリングにより可動体の
ローラーユニットが有する一対の垂直軸ローラーが前記
ガイドレールの対向溝面にそれぞれ圧接することにな
り、ガイドレールに対する可動体のがたつきがなくなっ
て、折れ戸開閉操作時のガイドレールに対する可動体の
がたつきに起因する騒音などが解消する。なお、本発明
の実施形態に示したように、前記可動体を枢着手段の水
平面上に圧接させるスプリングを捩じりコイルスプリン
グとすることにより、この請求項4に記載の構成におけ
るスプリングを兼用させることができる。
【0029】本発明の折れ戸装置は中間棚板を備えた収
納空間の開閉に利用することができるが、この場合、請
求項5に記載のように構成すれば一層効果的である。
納空間の開閉に利用することができるが、この場合、請
求項5に記載のように構成すれば一層効果的である。
【図1】 折れ戸装置全体の概略平面図である。
【図2】 2つの折れ戸装置を並設した実施形態の正面
図である。
図である。
【図3】 A図は折れ戸遊端部側の詳細を示す横断平面
図であり、B図は折れ戸基端部側の詳細を示す横断平面
図である。
図であり、B図は折れ戸基端部側の詳細を示す横断平面
図である。
【図4】 折れ戸遊端部の案内構造の詳細を示す縦断側
面図である。
面図である。
【図5】 折れ戸遊端部をガイドレールに係合させるた
めの可動体の分解平面図である。
めの可動体の分解平面図である。
【図6】 前記可動体の分解縦断側面図である。
1 折れ戸 1A 折れ戸基端部 1B 折れ戸遊端部 2,3 戸本体 4 蝶番 5 折れ戸が開閉する開口部 6 折れ戸を支持する開口部側板 11 中間棚板 12 折れ戸基端側枢着手段 13 ガイドレール 14 可動体 15 折れ戸遊端側枢着手段 16 可動体のローラーユニット 17 可動体のアーム基部 18 可動体のアーム先端部 19a,19b 垂直軸ローラー 20 水平軸ローラー X 折れ戸の折り畳み姿勢 Y 折れ戸の展開姿勢
Claims (5)
- 【請求項1】2枚の戸本体どうしを折り畳み展開可能に
連結した折れ戸と、折れ戸基端側枢着手段と、折れ戸遊
端側枢着手段と、ガイドレールと、可動体とを備え、前
記折れ戸基端側枢着手段は展開姿勢の折れ戸で閉じられ
る開口部の一側辺と前記折れ戸の基端部とを揺動自在に
連結し、前記ガイドレールは前記開口部を閉じる展開姿
勢の折れ戸より内側に配設され、前記可動体は前記ガイ
ドレールに移動可能に係合し、前記折れ戸遊端側枢着手
段は前記折れ戸の遊端部と前記可動体とを揺動自在に連
結する折れ戸装置であって、 前記可動体は、前記ガイドレールの端部からのみ抜き差
し可能で当該ガイドレールに移動可能に嵌合するローラ
ーユニットと、このローラーユニットから折れ戸側へ延
出するアーム基部と、前記折れ戸遊端側枢着手段の垂直
支軸により枢着されたアーム先端部とから成り、前記ア
ーム基部とアーム先端部とが互いに着脱自在に連結さ
れ、前記ローラーユニットは、ガイドレールの長さ方向
一対の垂直軸ローラーと1つの水平軸ローラーとを備
え、 前記折れ戸遊端側枢着手段は、前記可動体を垂直支軸の
周りに揺動可能で且つ当該垂直支軸に沿って昇降可能に
枢着するもので、前記可動体を当該枢着手段の水平面上
に圧接させるスプリングを備えている 折れ戸装置。 - 【請求項2】前記アーム基部とアーム先端部とは互いに
重なり合った状態で1本のビスにより着脱自在に連結さ
れ、アーム基部とアーム先端部とが前記ビスの周りに相
対回転するのを阻止するストッパー部が設けられている
請求項1に記載の折れ戸装置。 - 【請求項3】前記ローラーユニットには、平面視におい
て垂直軸ローラーと重なる位置に舌片部挿入孔が設けら
れ、前記アーム基部には、前記挿入孔に挿入される舌片
部が設けられ、前記挿入孔に挿入された舌片部を前記垂
直軸ローラーを支承する垂直ピンによりローラーユニッ
トに固着して成る請求項1または2に記載の折れ戸装
置。 - 【請求項4】前記折れ戸遊端側枢着手段は、前記可動体
をその揺動方向の一方に付勢するスプリングを備え、こ
のスプリングの付勢力により前記一対の垂直軸ローラー
が前記ガイドレールの対向溝面にそれぞれ圧接するよう
にした請求項1〜3の何れかに記載の折れ戸装置。 - 【請求項5】前記ガイドレールが中間棚板の下側に取り
付けられ、可動体のアーム基部及びアーム先端部が中間
棚板と平行な水平板から構成されている請求項1〜4の
何れかに記載の折れ戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195289A JP2905854B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 折れ戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195289A JP2905854B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 折れ戸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018695A JPH1018695A (ja) | 1998-01-20 |
JP2905854B2 true JP2905854B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=16338682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8195289A Expired - Lifetime JP2905854B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 折れ戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905854B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007372A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Ohkuma Inc | 折れ戸用枠体、折れ戸、折れ戸つき窓 |
JP5165004B2 (ja) * | 2010-01-12 | 2013-03-21 | オーリス株式会社 | 折れ戸装置 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8195289A patent/JP2905854B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1018695A (ja) | 1998-01-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |