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JP2999149B2 - 騎乗型4輪車のタンクカバー取り付け構造 - Google Patents

騎乗型4輪車のタンクカバー取り付け構造

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JP2999149B2
JP2999149B2 JP8035661A JP3566196A JP2999149B2 JP 2999149 B2 JP2999149 B2 JP 2999149B2 JP 8035661 A JP8035661 A JP 8035661A JP 3566196 A JP3566196 A JP 3566196A JP 2999149 B2 JP2999149 B2 JP 2999149B2
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JP
Japan
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bracket
tank
mounting
fuel tank
tank cover
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英義 小菅
恭人 高野
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Publication date
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  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は騎乗スタイルで搭乗
する騎乗型4輪車のカンクカバー取り付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】騎乗型4輪車は、一般に、フレーム(車
体フレーム)の前部左右に懸架装置(ストラット等)を
介して前輪を装着するとともに、フレームの中央部に設
けたピボット軸に揺動可能に軸支され且つ荷重担持用の
クッションユニットで懸架されたスイングアームに左右
の後輪を装着し、フレーム前部に軸支されかつ左右の前
輪に連結されたステアリングシャフトをハンドルで回動
させることにより操向し、フレームの中央部に搭載した
エンジンで後輪を駆動することにより走行するように構
成されている。
【0003】前記フレームの上部には前から燃料タン
ク、シート及びキャリヤなどが装着され、運転者はシー
トに跨がって前記ハンドルを握るとともにフレーム下部
の左右に取り付けられたフートボード(ステップ)に足
を載せて操縦する。また、前記フレームには、該フレー
ム及び前後の車輪などを覆うカバー類も取り付けられ
る。この種の騎乗型4輪車を開示する文献には、例えば
特開平1−223089号公報がある。
【0004】前記カバー類には、前輪部分を覆うフロン
トフェンダー、燃料タンクを覆うタンクカバー、後輪部
分を覆うリヤフェンダー、シート周りを覆うシートカバ
ー、フレームの左右側面部分を覆うサイドカバーなどが
ある。これらのカバー類は、生産性や組立性を考慮し
て、隣接するカバーを適宜一体化したり、あるいは逆に
細分化したりすることが行われている。
【0005】上記騎乗型4輪車のフレームは、通常パイ
プ等の溶接組立体で形成され、一般に、左右のメインア
ッパーメンバーと、左右のメインロアーメンバーと、左
側及び右側それぞれでメインアッパーメンバーとメイン
ロアーメンバーを前後方向所定間隔の複数位置で連結す
る複数のサイドメンバーと、左右のメインアッパーメン
バーを前後方向の複数位置で連結する複数のクロスメン
バーと、左右のメインアッパーメンバーの後方延長部又
は該左右のメインアッパーメンバーから後方へ延びるメ
ンバーにより形成される左右のシートレールと、後部の
サイドメンバーの途中から前記シートレールの途中に向
けて斜めに延びる左右のリヤメンバーとを備えている。
【0006】そして、前記フレームには、エンジン、エ
アクリーナー、燃料タンク、シート、キャリヤ、ラジエ
ータ、各種電装部品などを取り付けるための種々のブラ
ケット類が溶接あるいはボルト締結等によって固定され
ている。また、前記ブラケット類は、生産性等を考慮し
て、前記フレームを構成するメンバー(クロスメンバー
等)自体と兼用して設けられたり、異なる複数の部品を
取り付けるためのブラケット類を一体に形成することな
どが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
騎乗型4輪車のタンクカバー取り付け構造にあっては、
前記フロントフェンダーと前記タンクカバーが一体化さ
れている場合には、エンジンのメインテナンスを行うた
めに燃料タンクを外すためには、タンクカバー部分を有
する大型のフロントフェンダーを取り外さねばならず、
メインテナンス作業が煩雑になることがある。
【0008】一方、前記フロントフェンダーと前記タン
クカバーが別体になっている場合には、エンジンのメイ
ンテナンスの際に、燃料タンクを取り付けた後でタンク
カバーを被せて取り付けることになるため、取り付け工
数が多い上に、燃料タンクの燃料ゲージ等とこれらを透
視するためにタンクカバーに形成された各開口との位置
ズレが生じやすく、この位置ズレを吸収するためには各
開口を必要以上に大きくせねばならず、外観が損なわれ
ることがある。
【0009】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、タンクカバーの取
り付け手段を取り外すと燃料タンクも同時に取り外せる
ようにすることで、燃料タンク及びタンクカバーの着脱
を容易にしてエンジン回りを含む部分のメインテナンス
性を向上させ、取り付け部の部品点数を減らし、さら
に、燃料タンクとタンクカバーの位置ずれを減少させる
ことができる騎乗型4輪車のタンクカバー取り付け構造
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による騎乗型4輪
車のタンクカバー取り付け構造は、上記目的を達成する
ため、前後方向の所定位置に配される複数のクロスメン
バーで結合される左右のアッパーメンバーを有する騎乗
型4輪車において、前側のクロスメンバー及び後側のク
ロスメンバーをそれぞれ前ブラケット及び後ブラケット
として利用して燃料タンクの前後をこれらのブラケット
に取り付けるとともに、該燃料タンクを覆いかつ該燃料
タンクと略同一の形状を有するタンクカバーの前後を前
記燃料タンクと共通の前記前ブラケット及び後ブラケッ
トに取り付け、前記燃料タンク及び前記タンクカバーの
前記前ブラケットへの取り付けは、前記燃料タンクの前
面にタンク装着用ボスを設け、前記タンクカバーの前部
に前部取り付け孔を形成し、前記前ブラケットにタンク
嵌合穴と雌ねじとを設け、前記タンク装着用ボスにゴム
ダンパーを嵌合装着して該ゴムダンパーを前記タンク嵌
合穴に押し込み嵌合するとともに、前記タンクカバーの
前記前部取り付け孔を前記前ブラケットの前記雌ねじに
ボルトで締結して行われ、前記燃料タンク及び前記タン
クカバーの前記後ブラケットへの取り付けは、前記後ブ
ラケットに雌ねじを設け、前記燃料タンクの後部に取り
付けブラケットを設けるとともに前記タンクカバーの後
部に取り付け部を設け、前記取り付けブラケット及び前
記取り付け部を前記後ブラケットの前記雌ねじにボルト
で締結することにより前記後ブラケットの同一位置に共
締めして行われ、タンクカバーの取り付け手段を取り外
すと燃料タンクも同時に取り外せることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は本発明を適用したタンクカバー
取り付け構造を備えた騎乗型4輪車の左側面図であり、
図2は図1の騎乗型4輪車の平面図である。図1及び図
2において、パイプ溶接構造体から成るフレーム(車体
フレーム)10の中央部にエンジン11が搭載され、該
フレーム10の前部両側には操向輪である左右の前輪1
2、12が懸架され、フレーム10の後部にはエンジン
11によって駆動される左右の後輪13、13が懸架さ
れている。
【0012】フレーム10の前部にはほぼ上下方向に延
びるステアリングシャフト14が軸支され、該ステアリ
ングシャフト14の上端にはバーハンドル15が固定さ
れており、該ステアリングシャフト14の下部には左右
の前輪12、12へ至るタイロッド(不図示)が連結さ
れている。また、左右の前輪12、12はそれぞれ独立
してフレーム10の前部両側に懸架されている。
【0013】左右の後輪13、13は、スイングアーム
16及び荷重担持用クッションユニット17により懸架
され、エンジン11によりドライブシャフト又はドライ
ブチェーン等の伝動機構(不図示)を介して駆動され
る。この伝動機構は左右の後輪13、13を駆動する差
動ギア(不図示)に連結されている。
【0014】フレーム10の上部には、前からフロント
キャリヤー18、燃料タンク19、シート20及びリヤ
キャリヤー21が取り付けられ、フレーム10の下部両
側にはフートボード(ステップ)22が取り付けられて
いる。また、前記フレーム10には、フロントフェンダ
ー23、タンクカバー24、リヤフェンダー25及びサ
イドカバー26など、プラスチック等の成形品から成る
カバー類が着脱可能に取り付けられている。運転者は、
シート20に跨がり、フートボード22上に足を載せ、
バーハンドル15(具体的にはそのグリップ部)を握っ
て運転する。
【0015】図3は図1中のフレーム10の斜視図であ
る。図3において、フレーム10は、前後方向に延びる
左右のメインアッパーメンバー31、31と、前後方向
に延びる左右のメインロアーメンバー32、32と、左
側及び右側それぞれでメインアッパーメンバー31とメ
インロアーメンバー32を前後方向所定間隔の複数位置
で連結する複数のサイドメンバー33、34、35と、
左右のメインアッパーメンバー31、31を前後方向の
複数位置で連結する複数のクロスメンバー36、37、
38、39、40、41と、左右のメインロアーメンバ
ー32、32を前後方向の複数位置で連結する複数のク
ロスメンバー42、43、44、45とを備えている。
【0016】前記フレーム10は、さらに、最前部の左
右のサイドメンバー33、33を連結するクロスメンバ
ー46と、最後部の左右のサイドメンバー35、35を
連結するクロスメンバー47と、クロスメンバーを兼ね
たステアリング支持メンバー48と、左右のメインアッ
パーメンバー31、31の後端部を連結するリヤエンド
メンバー49と、最後部の左右のサイドメンバー35、
35の途中と左右のメインアッパーメンバー31、31
の後方延長部(シートレール部)とを連結する左右のリ
ヤメンバー50、50とを備えている。
【0017】図3において、フレーム10の略中央部の
左右には、取り外し可能なサブフレームメンバー75、
75が連結されている。このサブフレームメンバー7
5、75は、エンジン11が大型である場合でもその搭
載及び取外し作業を容易にするとともに、フレーム10
の軽量化を図るためのものである。図示の例では、前記
サブフレームメンバー75、75のそれぞれに、エンジ
ン取り付けブラケット76が76が設けられている。ま
た、各サブフレームメンバー75は、その上端部でメイ
ンアッパーメンバー31に設けられたブラケット77に
ボルト締結され、その下端部で最後部のサイドメンバー
35の下部に設けられたブラケット78にボルト締結さ
れている。
【0018】なお、図3のフレーム10には、左右のメ
インロアーメンバー32、32の中央部の間に結合され
たエンジンガード51と、左右のメインロアーメンバー
32、32の外側に前後一対づつ固定されたステップメ
ンバー52、52と、最後部の左右のサイドメンバー3
5、35の下部に設けられたスイングアーム16の左右
のピボット軸受部53、53とを備えている。
【0019】図4は本発明を適用したタンクカバー取り
付け構造の一実施例を示す分解斜視図である。図4にお
いて、燃料タンク19の上面には注油口55と油量メー
ター56が設けられ、該燃料タンク19の前面には左右
一対のタンク装着用ボス57、57が設けられ、該燃料
タンク19の後部には左右一対の取り付けブラケット5
8、58が設けられている。
【0020】燃料タンク19を覆うタンクカバー24に
は、前記注油口55を外部へ露出させるための開口59
と前記油量メーター56を覗くための開口60が形成さ
れ、また、左右の前部取り付け孔61、61が形成され
ている。さらに、該タンクカバー24の後部には左右一
対のブラケット状の取り付け部62、62が一体に形成
されている。なお、前記注油口55にはタンクキャップ
63が装着され、該タンクキャップ63にはブリーザパ
イプ64が装着されている。
【0021】図5は燃料タンク19及びタンクカバー2
4の後部取り付け構造を示す縦断面図であり、図6は燃
料タンク19の前部取り付け構造を示す縦断面図であ
り、図7はタンクカバー24の前部取り付け構造を示す
縦断面図である。燃料タンク19の後部とタンクカバー
24の後部は、図4及び図5に示すように、前記クロス
メンバー39に対して共締めで締結されている。また、
燃料タンク19の前部とタンクカバー24の前部は、図
4、図6及び図7に示すように、共通のクロスメンバー
38に締結されている。
【0022】図4及び図5において、前記クロスメンバ
ー39には左右2箇所に雌ねじ(図示の例ではウエルデ
ィングナット)65、65が設けられ、前記燃料タンク
19の取り付けブラケット58、58及びタンクカバー
24の取り付け部62、62は共通の取り付けボルト6
6、66により前記雌ねじ65、65に着脱可能に締結
されている。図示の例では、左右の取り付け部とも、燃
料タンク19の取り付けブラケット58の取り付け孔に
嵌着したグロメット状のゴムダンパー67と該ゴムダン
パー67及びタンクカバー24の取り付け孔を貫通する
ディスタンスカラー68とを用いることにより防振支持
されている。
【0023】図4及び図6において、前記クロスメンバ
ー38には左右一対のタンク嵌合穴69、69が形成さ
れており、燃料タンク19の前部取り付け部では、左右
のボス57、57にゴムダンパー70、70を嵌合装着
するとともに、該ゴムダンパー70、70を前記タンク
嵌合穴69、69に押し込み嵌合することにより、防振
支持されている。なお、前記クロスメンバー39には、
図4に示すように、シート20の前部支持ブラケット
(不図示)を保持するためのシートガイド73が設けら
れている。
【0024】図4及び図7において、前記クロスメンバ
ー38の上部には左右2箇所に雌ねじ(図示の例ではウ
エルディングナット)71、71が設けられ、タンクカ
バー24の前部は左右の取り付け孔61、61を用いて
取り付けボルト72、72により前記雌ねじ71、71
に着脱可能に締結されている。本実施例では、図7に示
すように、タンクカバー24の前部は、前記雌ねじ7
1、71に対して共通のボルト72、72により前記フ
ロントフェンダー23の後部取り付け部と共締めで締結
されている。前記タンクカバー24及び前記燃料タンク
19はプラスチック成形品で作られ、該タンクカバー2
4は、図4に示すように、前記燃料タンク19と略同一
の形状に成形されている。
【0025】以上説明した図4〜図7のタンクカバー取
り付け構造によれば、前後方向の所定位置に配される複
数のクロスメンバー36、37、38、39、40、4
1で結合される左右のアッパーメンバー31、31を有
する騎乗型4輪車において、前側のクロスメンバー38
及び後側のクロスメンバー39をそれぞれ前ブラケット
及び後ブラケットとして利用して燃料タンク19をこれ
らのブラケットに取り付けるとともに、該燃料タンク1
9を覆うタンクカバー24は前記燃料タンク19と共通
の取り付け手段65、66等または同一ブラケット38
内に形成される取り付け手段69、71を介して前ブラ
ケット38及び後ブラケット39に取り付ける構成の騎
乗型4輪車のタンクカバー取り付け構造が得られる。
【0026】図4〜図7の実施例では、前後方向の所定
位置に配される複数のクロスメンバー36、37、3
8、39、40、41で結合される左右のアッパーメン
バー31、31を有する騎乗型4輪車において、前側の
クロスメンバー38及び後側のクロスメンバー39をそ
れぞれ前ブラケット及び後ブラケットとして利用し、前
記前ブラケット38に、燃料タンク19の前部を取り付
けるための左右のタンク取り付け手段69、69と前記
燃料タンク19を覆うタンクカバー24の前部を取り付
けるための左右のカバー取り付け手段71、71とを設
け、後ブラケット39に、前記燃料タンク19の後部5
8、58及び前記カンクカバー24の後部62、62を
共締めで取り付けるための左右の共締め手段65、6
5、66、66を設ける構成のタンクカバー取り付け構
造が提供されている。
【0027】以上説明した実施例によれば、燃料タンク
19を取り付ける領域の前側のクロスメンバー38及び
後側のクロスメンバー39をそれぞれ前ブラケット及び
後ブラケットとして利用し、燃料タンク19の前部取り
付け部及びタンクカバー24の前部取り付け部を共通の
ブラケット38内に設けるとともに、燃料タンク19の
後部取り付け部及びタンクカバー24の後部取り付け部
を共通のブラケット39の同一位置に共締めするように
構成したので、燃料タンク19及びタンクカバー24を
簡単に着脱することによりエンジン11のメインテナン
ス性を向上させるとともに、燃料タンク19とタンクカ
バー24の相対位置を正確にして組み付けることが容易
になる。
【0028】また、燃料タンク19及びタンクカバー2
4の取り付け部の部品点数を減らすこともできる。さら
に、上記位置合わせを容易に正確に行うことが可能なこ
とから、注油口55と開口59との隙間や油量メーター
(燃料ゲージ)56と開口60の隙間を小さくして外観
の向上を図ることができ、燃料タンク19の外形とタン
クカバー24の内面との隙間を小さくして燃料タンク1
9の容量を充分に確保することができるという効果も得
られる。なお、上記エンジン11のメインテナンスとし
ては、例えば気化器の調整、点火プラグの点検交換、コ
ントロールケーブルの調整などの作業がある。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
の騎乗型4輪車のタンクカバー取り付け構造によれば、
前後方向の所定位置に配される複数のクロスメンバーで
結合される左右のアッパーメンバーを有する騎乗型4輪
車において、前側のクロスメンバー及び後側のクロスメ
ンバーをそれぞれ前ブラケット及び後ブラケットとして
利用して燃料タンクの前後をこれらのブラケットに取り
付けるとともに、該燃料タンクを覆いかつ該燃料タンク
と略同一の形状を有するタンクカバーの前後を前記燃料
タンクと共通の前記前ブラケット及び後ブラケットに取
り付け、前記燃料タンク及び前記タンクカバーの前記前
ブラケットへの取り付けは、前記燃料タンクの前面にタ
ンク装着用ボスを設け、前記タンクカバーの前部に前部
取り付け孔を形成し、前記前ブラケットにタンク嵌合穴
と雌ねじとを設け、前記タンク装着用ボスにゴムダンパ
ーを嵌合装着して該ゴムダンパーを前記タンク嵌合穴に
押し込み嵌合するとともに、前記タンクカバーの前記前
部取り付け孔を前記前ブラケットの前記雌ねじにボルト
で締結して行われ、前記燃料タンク及び前記タンクカバ
ーの前記後ブラケットへの取り付けは、前記後ブラケッ
トに雌ねじを設け、前記燃料タンクの後部に取り付けブ
ラケットを設けるとともに前記タンクカバーの後部に取
り付け部を設け、前記取り付けブラケット及び前記取り
付け部を前記後ブラケットの前記雌ねじにボルトで締結
することにより前記後ブラケットの同一位置に共締めし
て行われ、タンクカバーの取り付け手段を取り外すと燃
料タンクも同時に取り外せる構成としたので、タンクカ
バーの取り付け手段を取り外すと燃料タンクも同時に取
り外せることから、燃料タンク及びタンクカバーの着脱
を容易にしてエンジン回りを含む部分のメインテナンス
性を向上させ得ることに加え、、燃料タンク及びタンク
カバーの取り付け部の構造の簡素化及び加工の容易化を
図るとともに部品点数を減らすことができ、また、燃料
タンクとタンクカバーの位置ずれを減少させることもで
きる騎乗型4輪車のタンクカバー取り付け構造が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したタンクカバー取り付け構造を
備えた騎乗型4輪車の左側面図である。
【図2】図1の騎乗型4輪車の平面図である。
【図3】図1中のフレームの斜視図である。
【図4】本発明を適用したタンクカバー取り付け構造の
一実施例を示す分解斜視図である。
【図5】燃料タンク及びタンクカバーの後部取り付け構
造を示す縦断面図である。
【図6】燃料タンクの前部取り付け構造を示す縦断面図
である。
【図7】タンクカバーの前部取り付け構造を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
10 フレーム 11 エンジン 12 前輪 13 後輪 15 ハンドル 16 スイングアーム 19 燃料タンク 20 シート 23 フロントフェンダー 24 タンクカバー 31 メインアッパーメンバー 32 メインロアーメンバー 33 サイドメンバー 34 サイドメンバー 35 サイドメンバー 38 前側のクロスメンバー(ブラケット) 39 後側のクロスメンバー(ブラケット) 55 注油口 56 油量メーター 57 ボス(前部取り付け用) 58 取り付けブラケット 59 開口(注油口) 60 開口(油量メーター) 61 取り付け孔 65 雌ねじ(後部取り付け用) 66 ボルト(共締め用) 67 ゴムダンパー 69 タンク嵌合穴(前部取り付け用) 70 ゴムダンパー 71 雌ねじ(前部取り付け用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−319342(JP,A) 特開 昭62−218295(JP,A) 特開 平7−285479(JP,A) 特開 平3−135887(JP,A) 特開 昭61−75080(JP,A) 実開 昭64−44292(JP,U) 特公 平5−7234(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 35/00 B62K 5/00 B62K 11/00 - 11/14 B62K 19/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向の所定位置に配される複数の
    クロスメンバーで結合される左右のアッパーメンバーを
    有する騎乗型4輪車において、 前側のクロスメンバー及び後側のクロスメンバーをそれ
    ぞれ前ブラケット及び後ブラケットとして利用して燃料
    タンクの前後をこれらのブラケットに取り付けるととも
    に、該燃料タンクを覆いかつ該燃料タンクと略同一の形
    状を有するタンクカバーの前後を前記燃料タンクと共通
    の前記前ブラケット及び後ブラケットに取り付け、 前記燃料タンク及び前記タンクカバーの前記前ブラケッ
    トへの取り付けは、前記燃料タンクの前面にタンク装着
    用ボスを設け、前記タンクカバーの前部に前部取り付け
    孔を形成し、前記前ブラケットにタンク嵌合穴と雌ねじ
    とを設け、前記タンク装着用ボスにゴムダンパーを嵌合
    装着して該ゴムダンパーを前記タンク嵌合穴に押し込み
    嵌合するとともに、前記タンクカバーの前記前部取り付
    け孔を前記前ブラケットの前記雌ねじにボルトで締結し
    て行われ、 前記燃料タンク及び前記タンクカバーの前記後ブラケッ
    トへの取り付けは、前記後ブラケットに雌ねじを設け、
    前記燃料タンクの後部に取り付けブラケットを設けると
    ともに前記タンクカバーの後部に取り付け部を設け、前
    記取り付けブラケット及び前記取り付け部を前記後ブラ
    ケットの前記雌ねじにボルトで締結することにより前記
    後ブラケットの同一位置に共締めして行われ、 タンクカバーの取り付け手段を取り外すと燃料タンクも
    同時に取り外せることを特徴とする騎乗型4輪車のタン
    クカバー取り付け構造。
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