JP2996195B2 - 半導体装置の位置決め方法 - Google Patents
半導体装置の位置決め方法Info
- Publication number
- JP2996195B2 JP2996195B2 JP9022217A JP2221797A JP2996195B2 JP 2996195 B2 JP2996195 B2 JP 2996195B2 JP 9022217 A JP9022217 A JP 9022217A JP 2221797 A JP2221797 A JP 2221797A JP 2996195 B2 JP2996195 B2 JP 2996195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor device
- image
- wiring pattern
- wiring
- pattern image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の位置決
め方法に関し、特に多層配線化された半導体装置におい
て、配線パターンが形成されているおもて面側からで
は、上層配線によって覆い隠されてしまう下層の配線パ
ターンの位置を、上層配線の上から正確に決定する半導
体装置の位置決め方法に関する。
め方法に関し、特に多層配線化された半導体装置におい
て、配線パターンが形成されているおもて面側からで
は、上層配線によって覆い隠されてしまう下層の配線パ
ターンの位置を、上層配線の上から正確に決定する半導
体装置の位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の半導体装置の需要の増加に伴い、
その故障解析、修理及び検査等のための様々な半導体装
置の位置決めを行う方法が提案されている。特に、半導
体装置の裏面、あるいは、おもて面から赤外光を含む光
を照射し、透過あるいは反射光によって配線等を認識す
る方法が有用であり、以下に説明するような方法又は装
置が公報に開示されている。
その故障解析、修理及び検査等のための様々な半導体装
置の位置決めを行う方法が提案されている。特に、半導
体装置の裏面、あるいは、おもて面から赤外光を含む光
を照射し、透過あるいは反射光によって配線等を認識す
る方法が有用であり、以下に説明するような方法又は装
置が公報に開示されている。
【0003】特開平01−109735号公報に記載の
方法では、半導体基板上に配線層を形成後、同基板の裏
面より波長1.3μm〜6μmの赤外光を含む光を照射
し、同基板を透過する光を赤外検出器で検出し、透過光
により、前述の配線層の被覆状態を検査することを特徴
とした配線層の検査方法が記載されている。
方法では、半導体基板上に配線層を形成後、同基板の裏
面より波長1.3μm〜6μmの赤外光を含む光を照射
し、同基板を透過する光を赤外検出器で検出し、透過光
により、前述の配線層の被覆状態を検査することを特徴
とした配線層の検査方法が記載されている。
【0004】また、特開平04−194736号公報で
は、絶縁層である有機化合物がその構造に特有の赤外光
吸収スペクトルを有することに着目し、多層配線基板の
樹脂系絶縁層各層にそれぞれ特有の吸収波長の赤外光を
照射し、その反射光を受光し映像化することにより、絶
縁層内の欠陥を映像として非破壊に検出することを特徴
とした多層配線基板の絶縁層検査装置について記載され
ている。
は、絶縁層である有機化合物がその構造に特有の赤外光
吸収スペクトルを有することに着目し、多層配線基板の
樹脂系絶縁層各層にそれぞれ特有の吸収波長の赤外光を
照射し、その反射光を受光し映像化することにより、絶
縁層内の欠陥を映像として非破壊に検出することを特徴
とした多層配線基板の絶縁層検査装置について記載され
ている。
【0005】さらに、特開平04−206927号公報
では、Siウェハの裏面側に特定波長の赤外線を検出す
る検出器を配置し、Siウェハのおもて面側からウェハ
上に形成されたアルミ膜に赤外光を照射し、エッチング
前には赤外光がアルミ膜に反射され、エッチング後には
赤外光がウェハを透過し、検出器に検出される構成によ
って、Siウェハおもて面に形成された被膜のエッチン
グの終点検出を容易にする装置が記載されている。
では、Siウェハの裏面側に特定波長の赤外線を検出す
る検出器を配置し、Siウェハのおもて面側からウェハ
上に形成されたアルミ膜に赤外光を照射し、エッチング
前には赤外光がアルミ膜に反射され、エッチング後には
赤外光がウェハを透過し、検出器に検出される構成によ
って、Siウェハおもて面に形成された被膜のエッチン
グの終点検出を容易にする装置が記載されている。
【0006】このように、多層配線化された半導体装置
に対して故障解析を行う場合、上述のような半導体装置
の位置決め方法又は装置を用いてその位置を特定し、イ
オンビームによるエッチング技術やレーザによる剥離技
術を用いて、上層の配線を局所的に除去し、下層の素子
や配線を露出させ、観察や分析を行う手法が有効であ
る。
に対して故障解析を行う場合、上述のような半導体装置
の位置決め方法又は装置を用いてその位置を特定し、イ
オンビームによるエッチング技術やレーザによる剥離技
術を用いて、上層の配線を局所的に除去し、下層の素子
や配線を露出させ、観察や分析を行う手法が有効であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
半導体装置では、その大規模化、高集積化に伴い、多層
配線化が進展し、上層配線に覆い隠される下層配線の領
域が多くなっており、特に配線幅の広い上層配線がパタ
ーニングされている半導体装置では、上層配線の上から
下層にある解析箇所の位置が認識できないため、上層配
線において局所的に除去する箇所を正確に決めることが
できず、解析時間が増大するといった問題が顕在化して
きた。
半導体装置では、その大規模化、高集積化に伴い、多層
配線化が進展し、上層配線に覆い隠される下層配線の領
域が多くなっており、特に配線幅の広い上層配線がパタ
ーニングされている半導体装置では、上層配線の上から
下層にある解析箇所の位置が認識できないため、上層配
線において局所的に除去する箇所を正確に決めることが
できず、解析時間が増大するといった問題が顕在化して
きた。
【0008】また、半導体装置の配線修正、断面観察、
電子ビームプロービング等に用いられている二次粒子像
の場合、照射されたイオンビームあるいは電子ビームが
到達しない深度にある下層配線は、上層配線に覆われて
いない箇所であっても、画像として認識することができ
ないという問題点がある。特に配線層の多層化が進んだ
半導体装置では、配線パターン像が観測できない下層の
領域が増えてきている。従って、場所探しの目安として
利用してきた下層の配線パターン像を失ったことによっ
て、加工箇所の特定に多大な困難を伴うという問題点を
有する。
電子ビームプロービング等に用いられている二次粒子像
の場合、照射されたイオンビームあるいは電子ビームが
到達しない深度にある下層配線は、上層配線に覆われて
いない箇所であっても、画像として認識することができ
ないという問題点がある。特に配線層の多層化が進んだ
半導体装置では、配線パターン像が観測できない下層の
領域が増えてきている。従って、場所探しの目安として
利用してきた下層の配線パターン像を失ったことによっ
て、加工箇所の特定に多大な困難を伴うという問題点を
有する。
【0009】先に、従来技術についての説明において赤
外光の透過または反射を利用した方法等を挙げたが、こ
れらの方法等では前述の問題点を解決することができな
い。その理由について以下に説明する。
外光の透過または反射を利用した方法等を挙げたが、こ
れらの方法等では前述の問題点を解決することができな
い。その理由について以下に説明する。
【0010】まず、特開平01−109735号公報に
開示された検査方法であるが、この方法は、半導体装置
の裏面側から赤外光を照射し、Siを透過した赤外光を
おもて面側に設置された検出器で検出する構成であるた
め、裏面から下層の配線付近を透過した赤外光は、配線
幅の広い上層配線に遮断されてしまい、おもて面には現
れない。従って、下層配線のシルエットを得ることがで
きず、その結果、赤外光像には上層配線のシルエットの
みが映像化され、下層の素子あるいは配線を、上層配線
の上から認識することができない。
開示された検査方法であるが、この方法は、半導体装置
の裏面側から赤外光を照射し、Siを透過した赤外光を
おもて面側に設置された検出器で検出する構成であるた
め、裏面から下層の配線付近を透過した赤外光は、配線
幅の広い上層配線に遮断されてしまい、おもて面には現
れない。従って、下層配線のシルエットを得ることがで
きず、その結果、赤外光像には上層配線のシルエットの
みが映像化され、下層の素子あるいは配線を、上層配線
の上から認識することができない。
【0011】次に、特開平04−194736号公報に
開示された装置であるが、これは絶縁層である有機化合
物に赤外光を照射し、その反射光を受光して絶縁層内の
欠陥を検出する装置であるが、上層配線に覆い隠れた下
層配線の位置を、上層配線の上から認識し、上層配線の
上からの局所的除去の際の加工箇所決めに反映させるた
めの方法が開示されておらず、効果的に上層配線の上か
らの局所的除去を行うことができない。
開示された装置であるが、これは絶縁層である有機化合
物に赤外光を照射し、その反射光を受光して絶縁層内の
欠陥を検出する装置であるが、上層配線に覆い隠れた下
層配線の位置を、上層配線の上から認識し、上層配線の
上からの局所的除去の際の加工箇所決めに反映させるた
めの方法が開示されておらず、効果的に上層配線の上か
らの局所的除去を行うことができない。
【0012】最後に、特開平04−206927号公報
に開示された装置では、半導体装置のおもて面側から赤
外光を照射し、Siを透過した赤外光を裏面側に設置さ
れた検出器で検出する構成であるため、上層配線に覆い
隠された下層の素子あるいは配線を、上層配線の上から
認識することができない。
に開示された装置では、半導体装置のおもて面側から赤
外光を照射し、Siを透過した赤外光を裏面側に設置さ
れた検出器で検出する構成であるため、上層配線に覆い
隠された下層の素子あるいは配線を、上層配線の上から
認識することができない。
【0013】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
半導体装置の位置決めにおいて、上層配線に覆い隠れた
下層の素子や配線の位置を上層配線の上から正確に認識
し、故障解析を正確かつ効率良く行うことのできる半導
体装置の位置決め方法を提供することを目的とする。
半導体装置の位置決めにおいて、上層配線に覆い隠れた
下層の素子や配線の位置を上層配線の上から正確に認識
し、故障解析を正確かつ効率良く行うことのできる半導
体装置の位置決め方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光学顕微鏡像、レーザ顕微鏡像又は二次粒子像のいずれ
かにより表される半導体装置のおもて面の配線パターン
像を用いて半導体装置の位置決めを行う半導体装置の位
置決め方法において、前記半導体装置の裏面から波長
1.3〜6μmの範囲にある赤外光を含む光を照射する
工程と、前記半導体装置のSi基板を透過した後、該半
導体装置の金属配線に反射し、再び半導体装置の裏面側
に現れた前記照射された赤外光を含む光を検出する工程
と、前記検出した光に基づき半導体装置の裏面から見た
配線パターンを裏面から見た裏面配線パターン像として
得る工程と、前記半導体装置の裏面から見た裏面配線パ
ターン像を鏡面反転し、半導体装置のおもて面側から見
た裏面配線パターン像として得る工程と、前記半導体装
置のおもて面側から見た裏面配線パターン像を、前記光
学顕微鏡、レーザ顕微鏡又は二次粒子像のいずれかによ
り表される半導体装置のおもて面配線パターン像に重ね
合わせ、該おもて面配線パターン像上に前記裏面配線パ
ターン像を映し出す工程とを有し、該裏面配線パターン
像が映し出されたおもて面配線パターン像を用いて、半
導体装置の加工、観察を行うことを特徴とする。
光学顕微鏡像、レーザ顕微鏡像又は二次粒子像のいずれ
かにより表される半導体装置のおもて面の配線パターン
像を用いて半導体装置の位置決めを行う半導体装置の位
置決め方法において、前記半導体装置の裏面から波長
1.3〜6μmの範囲にある赤外光を含む光を照射する
工程と、前記半導体装置のSi基板を透過した後、該半
導体装置の金属配線に反射し、再び半導体装置の裏面側
に現れた前記照射された赤外光を含む光を検出する工程
と、前記検出した光に基づき半導体装置の裏面から見た
配線パターンを裏面から見た裏面配線パターン像として
得る工程と、前記半導体装置の裏面から見た裏面配線パ
ターン像を鏡面反転し、半導体装置のおもて面側から見
た裏面配線パターン像として得る工程と、前記半導体装
置のおもて面側から見た裏面配線パターン像を、前記光
学顕微鏡、レーザ顕微鏡又は二次粒子像のいずれかによ
り表される半導体装置のおもて面配線パターン像に重ね
合わせ、該おもて面配線パターン像上に前記裏面配線パ
ターン像を映し出す工程とを有し、該裏面配線パターン
像が映し出されたおもて面配線パターン像を用いて、半
導体装置の加工、観察を行うことを特徴とする。
【0015】従ってこの発明によれば、半導体装置の裏
面から波長1.3〜6μmの赤外光を含む光を照射し、
照射された前述の光がSi基板を透過した後、金属配線
に反射し、再び半導体装置の裏面側にあらわれた光を検
出し、画像処理することによって得られた配線パターン
像を、半導体装置のおもて面から観測した配線パターン
像に重ね合わせ、おもて面画像上に下層の配線パターン
を映し出すことによって、上層配線に覆い隠れた下層の
素子や配線の位置を上層配線が表されている像の上から
正確に認識することができる。
面から波長1.3〜6μmの赤外光を含む光を照射し、
照射された前述の光がSi基板を透過した後、金属配線
に反射し、再び半導体装置の裏面側にあらわれた光を検
出し、画像処理することによって得られた配線パターン
像を、半導体装置のおもて面から観測した配線パターン
像に重ね合わせ、おもて面画像上に下層の配線パターン
を映し出すことによって、上層配線に覆い隠れた下層の
素子や配線の位置を上層配線が表されている像の上から
正確に認識することができる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記半導体装置のおもて面側から見た裏面
配線パターン像を、前記光学顕微鏡、レーザ顕微鏡又は
二次粒子像のいずれかにより表される半導体装置のおも
て面配線パターン像に重ね合わせ、該おもて面配線パタ
ーン像上に前記裏面配線パターン像を映し出す工程は、
前記おもて面配線パターン像と、前記おもて面側から見
た裏面配線パターン像とに共通して現れている像の一部
を目安にして重ね合わせる工程を有することを特徴とす
る。
明において、前記半導体装置のおもて面側から見た裏面
配線パターン像を、前記光学顕微鏡、レーザ顕微鏡又は
二次粒子像のいずれかにより表される半導体装置のおも
て面配線パターン像に重ね合わせ、該おもて面配線パタ
ーン像上に前記裏面配線パターン像を映し出す工程は、
前記おもて面配線パターン像と、前記おもて面側から見
た裏面配線パターン像とに共通して現れている像の一部
を目安にして重ね合わせる工程を有することを特徴とす
る。
【0017】従ってこの発明によれば、前記おもて面配
線パターン像と、前記おもて面から見た裏面配線パター
ン像とに共通して現れている像の一部を目安にして重ね
合わせているので、おもて面配線パターン像上に映し出
された裏面配線パターン像の位置のずれが少なく正確な
位置決めを行うことができる。また、重ね合わせの位置
がずれたとしても共通パターンを目安に位置のズレを容
易に修正することができる。
線パターン像と、前記おもて面から見た裏面配線パター
ン像とに共通して現れている像の一部を目安にして重ね
合わせているので、おもて面配線パターン像上に映し出
された裏面配線パターン像の位置のずれが少なく正確な
位置決めを行うことができる。また、重ね合わせの位置
がずれたとしても共通パターンを目安に位置のズレを容
易に修正することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る
半導体装置の位置決め方法の第1の実施形態を説明す
る。図1の(a)は、半導体装置をおもて面側から見た
場合の二次粒子像である。ただし通常は像化されること
のない、下層の配線1AL、2ALも説明を簡単にする
ため示されている(点線で描かれた部分)。図1の
(b)は、図1の(a)のa−b間を切断した場合の断
面図である。以下これらの図に示されるように、半導体
装置は4層の配線層を有しているとし、半導体装置の最
上層にある配線を4AL、この4ALの1つ下の層の配
線を3AL、さらに1つ下の層の配線を2AL、そして
最下層の配線を1ALと呼ぶことにする。また、特に配
線を指定することなく半導体装置の最上層を4AL層、
この4AL層の1つ下の層を3AL層と呼び、以下同じ
ように層を指定するためにも用いる。また、最下層の配
線1ALの下には、シリコンSiを有する。
半導体装置の位置決め方法の第1の実施形態を説明す
る。図1の(a)は、半導体装置をおもて面側から見た
場合の二次粒子像である。ただし通常は像化されること
のない、下層の配線1AL、2ALも説明を簡単にする
ため示されている(点線で描かれた部分)。図1の
(b)は、図1の(a)のa−b間を切断した場合の断
面図である。以下これらの図に示されるように、半導体
装置は4層の配線層を有しているとし、半導体装置の最
上層にある配線を4AL、この4ALの1つ下の層の配
線を3AL、さらに1つ下の層の配線を2AL、そして
最下層の配線を1ALと呼ぶことにする。また、特に配
線を指定することなく半導体装置の最上層を4AL層、
この4AL層の1つ下の層を3AL層と呼び、以下同じ
ように層を指定するためにも用いる。また、最下層の配
線1ALの下には、シリコンSiを有する。
【0019】図2の(a)は、半導体装置の裏面側から
赤外光を照射し、配線に反射されて再び半導体装置の裏
面側に現れた光に基づいて得た像、つまり半導体装置の
裏面側から見た場合の赤外光像を示す図である。図2の
(b)に示す像1bは、図2の(a)において太破線で
囲われた部分1aを鏡面反転し、さらに所定の倍率で拡
大した像である。
赤外光を照射し、配線に反射されて再び半導体装置の裏
面側に現れた光に基づいて得た像、つまり半導体装置の
裏面側から見た場合の赤外光像を示す図である。図2の
(b)に示す像1bは、図2の(a)において太破線で
囲われた部分1aを鏡面反転し、さらに所定の倍率で拡
大した像である。
【0020】図3の(a)は、半導体装置のおもて面側
から見た図2の(a)と同じ箇所の二次粒子像である。
図3の(b)に示す像2bは、図3の(a)において太
破線で囲われた部分2aを拡大した像である。
から見た図2の(a)と同じ箇所の二次粒子像である。
図3の(b)に示す像2bは、図3の(a)において太
破線で囲われた部分2aを拡大した像である。
【0021】図4は上述の図2の(b)に示される像1
b及び図3の(b)に示される像2bを重ね合わせる工
程を示す図であり、図5は、図4に示す重ね合わせの工
程が完了し、赤外光像と二次粒子像とが重なり合った状
態を示す図である。
b及び図3の(b)に示される像2bを重ね合わせる工
程を示す図であり、図5は、図4に示す重ね合わせの工
程が完了し、赤外光像と二次粒子像とが重なり合った状
態を示す図である。
【0022】以下、本発明に係る半導体装置の位置決め
方法の第1の実施形態について上述の図を用いてさらに
詳細に説明する。
方法の第1の実施形態について上述の図を用いてさらに
詳細に説明する。
【0023】図1の(a)は、最上層の配線パターンで
ある4ALとその1層下の配線パターンである3ALの
下部に2ALと1ALとが配置されている箇所の上面図
であり、おもて面側から見た場合2ALと1ALとが、
4ALと3ALとに覆い隠されていることを表してい
る。そして、この図1の(a)のa−b間の断面図であ
る図1の(b)では、4つの配線層にそれぞれ配線が配
置されていることが表されている。
ある4ALとその1層下の配線パターンである3ALの
下部に2ALと1ALとが配置されている箇所の上面図
であり、おもて面側から見た場合2ALと1ALとが、
4ALと3ALとに覆い隠されていることを表してい
る。そして、この図1の(a)のa−b間の断面図であ
る図1の(b)では、4つの配線層にそれぞれ配線が配
置されていることが表されている。
【0024】図2の(a)は、半導体装置の裏面から赤
外線を照射することによって得られた配線パターン図で
あり、4AL、3AL層の配線パターンだけでなく、下
層にある2AL、1ALも画像に表れている。この画像
は、半導体装置の裏面から波長1.3〜6μmの赤外光
を含む光を照射し、照射された前述の光がSi基板を透
過した後、金属配線に反射し、再び半導体装置の裏面側
にあらわれた光を検出し、画像処理することによって得
られたものであり、従って、半導体装置のおもて面方向
から見た図とは鏡面反転された図となっている。
外線を照射することによって得られた配線パターン図で
あり、4AL、3AL層の配線パターンだけでなく、下
層にある2AL、1ALも画像に表れている。この画像
は、半導体装置の裏面から波長1.3〜6μmの赤外光
を含む光を照射し、照射された前述の光がSi基板を透
過した後、金属配線に反射し、再び半導体装置の裏面側
にあらわれた光を検出し、画像処理することによって得
られたものであり、従って、半導体装置のおもて面方向
から見た図とは鏡面反転された図となっている。
【0025】そこでまず、図2の(b)のように、図2
の(a)の太破線で囲まれた部分1aを画像処理によっ
て拡大し、鏡面反転させる。この拡大画像1bには、後
に説明する、図3の(b)の二次粒子像においても認識
できる4AL層と3AL層との配線パターンが、それぞ
れ4AL1、3AL1として表示されている。この鏡面
反転は、配線パターン方向が半導体装置のおもて面から
見た方向と同じにするために実行される。
の(a)の太破線で囲まれた部分1aを画像処理によっ
て拡大し、鏡面反転させる。この拡大画像1bには、後
に説明する、図3の(b)の二次粒子像においても認識
できる4AL層と3AL層との配線パターンが、それぞ
れ4AL1、3AL1として表示されている。この鏡面
反転は、配線パターン方向が半導体装置のおもて面から
見た方向と同じにするために実行される。
【0026】図3の(a)は、半導体装置のおもて面か
ら見た、図2の(a)と同じ箇所の、二次粒子像による
配線パターン図である。この図は図2の(a)とは異な
り、下層にある1ALや2ALは、4AL2と3AL2
とに隠されていてこの画像上には現れていない。この図
3の(a)のようなおもて面画像を用いて、4AL2と
3AL2とに隠された2ALと1ALとに対し配線修正
加工等を行う場合、最上層である4AL2の上から2A
Lと1ALの位置を知る必要がある。
ら見た、図2の(a)と同じ箇所の、二次粒子像による
配線パターン図である。この図は図2の(a)とは異な
り、下層にある1ALや2ALは、4AL2と3AL2
とに隠されていてこの画像上には現れていない。この図
3の(a)のようなおもて面画像を用いて、4AL2と
3AL2とに隠された2ALと1ALとに対し配線修正
加工等を行う場合、最上層である4AL2の上から2A
Lと1ALの位置を知る必要がある。
【0027】そのため、図3の(b)のように、まず図
3の(a)中の、図2の(a)の太破線で囲まれた部分
1aと同じ箇所2aを画像処理によって拡大し、図2の
(b)と同じ倍率で拡大した像2bを得る。
3の(a)中の、図2の(a)の太破線で囲まれた部分
1aと同じ箇所2aを画像処理によって拡大し、図2の
(b)と同じ倍率で拡大した像2bを得る。
【0028】そして、図4に示すように、図2の(b)
に示される像1bと図3の(b)に示される像2bとを
重ね合わせ、像2b上に図2の(b)に示される像1b
の配線パターン図を映し出す。重ね合わせる際には、像
1b及び像2bに共通に現れているパターンである4A
L1と3AL1の配線パターンとを目安にして、これら
目安にしたパターン4AL1と3AL1とを重ね合わせ
る。従って、図2の(b)に表示されたその他の各配線
の位置は、図3の(b)の配線の位置と一致する。
に示される像1bと図3の(b)に示される像2bとを
重ね合わせ、像2b上に図2の(b)に示される像1b
の配線パターン図を映し出す。重ね合わせる際には、像
1b及び像2bに共通に現れているパターンである4A
L1と3AL1の配線パターンとを目安にして、これら
目安にしたパターン4AL1と3AL1とを重ね合わせ
る。従って、図2の(b)に表示されたその他の各配線
の位置は、図3の(b)の配線の位置と一致する。
【0029】この結果、図5に示すように、図3の
(b)の二次粒子像上では現れない2ALと1ALの位
置を、重ね合わされた図2の(b)の赤外光像1bによ
って認識することができ、4AL2と3AL2に隠され
た2ALと1ALに対する加工位置の正確な決定が可能
となる。なお、この第1の実施形態で示した半導体装置
の位置決め方法は、光学画像を用いて配線修正を行うレ
ーザ加工にも適用でき、同様な効果が得られる。すなわ
ち、図3の(a)を半導体装置のおもて面側から見た光
学画像とし、図3の(b)では、光学画像が画像処理に
よって拡大され、図4、図5では、半導体装置の裏面か
ら得られた赤外光像とおもて面側から観測された光学画
像が重ね合わされる。
(b)の二次粒子像上では現れない2ALと1ALの位
置を、重ね合わされた図2の(b)の赤外光像1bによ
って認識することができ、4AL2と3AL2に隠され
た2ALと1ALに対する加工位置の正確な決定が可能
となる。なお、この第1の実施形態で示した半導体装置
の位置決め方法は、光学画像を用いて配線修正を行うレ
ーザ加工にも適用でき、同様な効果が得られる。すなわ
ち、図3の(a)を半導体装置のおもて面側から見た光
学画像とし、図3の(b)では、光学画像が画像処理に
よって拡大され、図4、図5では、半導体装置の裏面か
ら得られた赤外光像とおもて面側から観測された光学画
像が重ね合わされる。
【0030】次に本発明に係る半導体装置の位置決め方
法の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図6は、半導体装置のおもて面側からみた場合、本来な
らば4AL3及び3AL3に覆われてしまう1AL1と
2AL1とを半導体装置の裏面から得た赤外光像を前述
の方法により重ね合わせてそのおもて面に現れるように
した二次粒子像である。
法の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図6は、半導体装置のおもて面側からみた場合、本来な
らば4AL3及び3AL3に覆われてしまう1AL1と
2AL1とを半導体装置の裏面から得た赤外光像を前述
の方法により重ね合わせてそのおもて面に現れるように
した二次粒子像である。
【0031】この第2の実施形態は、修理、加工箇所が
図7の(b)に示されるように、位置合わせの目安とな
る上層の配線パターンが加工倍率の画面にはあらわれな
い場合の位置決め方法である。
図7の(b)に示されるように、位置合わせの目安とな
る上層の配線パターンが加工倍率の画面にはあらわれな
い場合の位置決め方法である。
【0032】まず、図6では、4AL4と3AL4の配
線パターンを目安にして、赤外光像が二次粒子像に重ね
合わされているため、1AL1の位置が認識できる。次
に、この加工対象の1AL1が重ね合わせ画面の中心に
来るように、つまり図6の矢印方向に移動させて、画像
位置を調整する。
線パターンを目安にして、赤外光像が二次粒子像に重ね
合わされているため、1AL1の位置が認識できる。次
に、この加工対象の1AL1が重ね合わせ画面の中心に
来るように、つまり図6の矢印方向に移動させて、画像
位置を調整する。
【0033】次に、図7の(a)のように、加工対象の
1AL1を重ね合わせ画像の中心に移動した後、加工対
象を含む領域(太破線で囲まれた部分)3aを、図7の
(b)に示すように、重ね合わせ画像を加工倍率に拡大
する。このとき、加工画像である二次粒子像と、二次粒
子像に重ね合わされた赤外光像は、画面の中心点を中心
にして、重ね合わされたまま拡大される。所望の加工倍
率にしたら、赤外光像によって表された1AL1の加工
箇所25にイオンビーム26を照射し、エッチング加工
を行う。なお、イオンビーム26によるエッチング加工
では、イオンビームの不安定、被加工サンプルのチャー
ジアップ等の理由により、ビームの照射位置にズレが生
じることがあり、このような位置ズレが生じた場合には
早期に補正する必要がある。
1AL1を重ね合わせ画像の中心に移動した後、加工対
象を含む領域(太破線で囲まれた部分)3aを、図7の
(b)に示すように、重ね合わせ画像を加工倍率に拡大
する。このとき、加工画像である二次粒子像と、二次粒
子像に重ね合わされた赤外光像は、画面の中心点を中心
にして、重ね合わされたまま拡大される。所望の加工倍
率にしたら、赤外光像によって表された1AL1の加工
箇所25にイオンビーム26を照射し、エッチング加工
を行う。なお、イオンビーム26によるエッチング加工
では、イオンビームの不安定、被加工サンプルのチャー
ジアップ等の理由により、ビームの照射位置にズレが生
じることがあり、このような位置ズレが生じた場合には
早期に補正する必要がある。
【0034】従って、図7の(b)に示される画面を監
視しながらエッチング加工を行う際には、上述の位置ズ
レの補正のため、その加工を所定の時間毎に中断し、中
断毎に低倍率の二次粒子像と赤外光像を観測し、図8に
示すような重ね合わせ像を得て、実際の1AL1の位置
と加工箇所25の重なり具合を観察し、両者の間に位置
ズレが生じていたら補正する。
視しながらエッチング加工を行う際には、上述の位置ズ
レの補正のため、その加工を所定の時間毎に中断し、中
断毎に低倍率の二次粒子像と赤外光像を観測し、図8に
示すような重ね合わせ像を得て、実際の1AL1の位置
と加工箇所25の重なり具合を観察し、両者の間に位置
ズレが生じていたら補正する。
【0035】図8は、位置合わせの目安となる4AL4
と3AL4とが画面上にあらわれる程度の低倍率にした
二次粒子像と赤外光像とを重ね合わせた図である。この
図では、目安としての4AL4と3AL4とによって、
二次粒子像と赤外光像との重なり具合を確認することが
できる。さらに、図7の(b)においてイオンビーム2
6が照射された加工箇所25では、エッチングによって
穴が掘られており、その穴は、図8の二次粒子像にも加
工箇所25として現れる。このエッチングによって開け
られた穴と赤外光像によってあらわされた1AL1の位
置を比較し、両者の一致確認を行う。一致の確認ができ
たら、図7の(b)に戻り、エッチング加工を再開す
る。位置ズレが生じていた場合には、位置の補正を行っ
た後、図7の(b)に戻り、エッチング加工を再開す
る。
と3AL4とが画面上にあらわれる程度の低倍率にした
二次粒子像と赤外光像とを重ね合わせた図である。この
図では、目安としての4AL4と3AL4とによって、
二次粒子像と赤外光像との重なり具合を確認することが
できる。さらに、図7の(b)においてイオンビーム2
6が照射された加工箇所25では、エッチングによって
穴が掘られており、その穴は、図8の二次粒子像にも加
工箇所25として現れる。このエッチングによって開け
られた穴と赤外光像によってあらわされた1AL1の位
置を比較し、両者の一致確認を行う。一致の確認ができ
たら、図7の(b)に戻り、エッチング加工を再開す
る。位置ズレが生じていた場合には、位置の補正を行っ
た後、図7の(b)に戻り、エッチング加工を再開す
る。
【0036】従って、この実施形態によれば、加工を行
っている際であっても、その加工位置の正確な確認がで
きるので、半導体装置の修理、点検をさらに正確かつ効
率良く行うことができる。
っている際であっても、その加工位置の正確な確認がで
きるので、半導体装置の修理、点検をさらに正確かつ効
率良く行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、多層配線化された半導体装置において、配線
パターンが形成されているおもて面側からの観察では上
層配線によって覆い隠されてしまう下層の配線パターン
の位置を正確に決定することが可能となり、多層配線化
の進展によって、ますます困難となってきた故障解析の
短TATに大きく寄与することができる半導体装置の位
置決め方法を提供することができる。
によれば、多層配線化された半導体装置において、配線
パターンが形成されているおもて面側からの観察では上
層配線によって覆い隠されてしまう下層の配線パターン
の位置を正確に決定することが可能となり、多層配線化
の進展によって、ますます困難となってきた故障解析の
短TATに大きく寄与することができる半導体装置の位
置決め方法を提供することができる。
【0038】さらに、半導体装置のおもて面側から得ら
れた像と、裏面側から得られた像とに共通するパターン
を目安として両像の位置の一致確認を行うことによりさ
らに正確に半導体装置の位置決めを行うことができる半
導体装置の位置決め方法を提供することができる。
れた像と、裏面側から得られた像とに共通するパターン
を目安として両像の位置の一致確認を行うことによりさ
らに正確に半導体装置の位置決めを行うことができる半
導体装置の位置決め方法を提供することができる。
【図1】半導体装置の構造を示す図であり、(a)は半
導体装置のおもて面側から見た二次粒子像を示す図であ
り、(b)は(a)に示す半導体装置の断面図である。
導体装置のおもて面側から見た二次粒子像を示す図であ
り、(b)は(a)に示す半導体装置の断面図である。
【図2】半導体装置の構造を示す図であり、(a)は半
導体装置の裏面側から見た赤外光像を示す図であり、
(b)は(a)に示す赤外光像を、鏡面反転及び拡大し
た像を示す図である。
導体装置の裏面側から見た赤外光像を示す図であり、
(b)は(a)に示す赤外光像を、鏡面反転及び拡大し
た像を示す図である。
【図3】半導体装置の構造を示す図であり、(a)は図
2の(a)に示す箇所と同じ箇所をおもて面側から見た
二次粒子像を示す図であり、(b)は(a)に示す二次
粒子像を拡大した像を示す図である。
2の(a)に示す箇所と同じ箇所をおもて面側から見た
二次粒子像を示す図であり、(b)は(a)に示す二次
粒子像を拡大した像を示す図である。
【図4】図2の(b)に示す像と図3の(b)に示す像
とを重ね合わせる工程を示す図である。
とを重ね合わせる工程を示す図である。
【図5】図4に示す重ね合わせの工程が完了した状態の
像を示す図である。
像を示す図である。
【図6】赤外光像と二次粒子像とを重ね合わせた状態の
像を示す図である。
像を示す図である。
【図7】半導体装置の構造を示す図であり、(a)は図
6に示す像を平行移動した状態の像を示す図であり、
(b)は(a)に示される像を拡大して、半導体装置に
加工を行う際の工程を示す図である。
6に示す像を平行移動した状態の像を示す図であり、
(b)は(a)に示される像を拡大して、半導体装置に
加工を行う際の工程を示す図である。
【図8】位置ズレの補正を行う際に確認する像を示す図
である。
である。
4AL、4AL1、4AL2、4AL3、4AL4 半
導体装置の最上層の配線パターン 3AL、3AL1、3AL2、3AL3、3AL4 半
導体装置の最上層から1層下の層の配線パターン 2AL、2AL1 半導体装置の最上層から2層下の層
の配線パターン 1AL、1AL1 半導体装置の最上層から3層下の層
の配線パターン 25 加工箇所 26 イオンビーム
導体装置の最上層の配線パターン 3AL、3AL1、3AL2、3AL3、3AL4 半
導体装置の最上層から1層下の層の配線パターン 2AL、2AL1 半導体装置の最上層から2層下の層
の配線パターン 1AL、1AL1 半導体装置の最上層から3層下の層
の配線パターン 25 加工箇所 26 イオンビーム
Claims (2)
- 【請求項1】 光学顕微鏡像、レーザ顕微鏡像又は二次
粒子像のいずれかにより表される半導体装置のおもて面
の配線パターン像を用いて半導体装置の位置決めを行う
半導体装置の位置決め方法において、 前記半導体装置の裏面から波長1.3〜6μmの範囲に
ある赤外光を含む光を照射する工程と、 前記半導体装置のSi基板を透過した後、該半導体装置
の金属配線に反射し、再び半導体装置の裏面側に現れた
前記照射された赤外光を含む光を検出する工程と、 前記検出した光に基づき半導体装置の裏面から見た配線
パターンを裏面から見た裏面配線パターン像として得る
工程と、 前記半導体装置の裏面から見た裏面配線パターン像を鏡
面反転し、半導体装置のおもて面側から見た裏面配線パ
ターン像として得る工程と、 前記半導体装置のおもて面側から見た裏面配線パターン
像を、前記光学顕微鏡、レーザ顕微鏡又は二次粒子像の
いずれかにより表される半導体装置のおもて面配線パタ
ーン像に重ね合わせ、該おもて面配線パターン像上に前
記裏面配線パターン像を映し出す工程とを有し、 該裏面配線パターン像が映し出されたおもて面配線パタ
ーン像を用いて、半導体装置の加工、観察を行うことを
特徴とする半導体装置の位置決め方法。 - 【請求項2】 前記半導体装置のおもて面側から見た裏
面配線パターン像を、前記光学顕微鏡、レーザ顕微鏡又
は二次粒子像のいずれかにより表される半導体装置のお
もて面配線パターン像に重ね合わせ、該おもて面配線パ
ターン像上に前記裏面配線パターン像を映し出す工程
は、 前記おもて面配線パターン像と、前記おもて面側から見
た裏面配線パターン像とに共通して現れている像の一部
を目安にして重ね合わせる工程を有することを特徴とす
る請求項1記載の半導体装置の位置決め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9022217A JP2996195B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 半導体装置の位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9022217A JP2996195B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 半導体装置の位置決め方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10223633A JPH10223633A (ja) | 1998-08-21 |
JP2996195B2 true JP2996195B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=12076646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9022217A Expired - Lifetime JP2996195B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 半導体装置の位置決め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2996195B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003096387A2 (en) * | 2002-05-08 | 2003-11-20 | Phoseon Technology, Inc. | High efficiency solid-state light source and methods of use and manufacture |
JP2011199155A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Consortium For Advanced Semiconductor Materials & Related Technologies | デバイス、及びデバイスの層間剥離判定方法 |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP9022217A patent/JP2996195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10223633A (ja) | 1998-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU774674B2 (en) | Semi conductor structures | |
US20130308131A1 (en) | Optical system and method for measuring in three-dimensional structures | |
WO2000009993A1 (fr) | Dispositif de verification de cartes a circuit imprime | |
JPS63157046A (ja) | 内部欠陥検査方法 | |
JP2996195B2 (ja) | 半導体装置の位置決め方法 | |
KR20040035553A (ko) | 고장 해석 방법 | |
JP2002162370A (ja) | 基板のx線検査方法及びそれに用いるx線検査装置 | |
JPH09211840A (ja) | レチクルの検査方法及び検査装置並びにパターンの検査方法及び検査装置 | |
JPH0926397A (ja) | 異物粒子の検出方法 | |
JPH05235136A (ja) | バンプの接合状態検査方法及び装置 | |
JPH05144901A (ja) | 微細パターンを有するデバイスの不良箇所検出方法 | |
JP2968106B2 (ja) | バイアホール検査装置 | |
JPH0882511A (ja) | 膜厚・表面形状計測方法及び装置 | |
JP5446510B2 (ja) | 半導体装置の製造方法及び半導体装置の管理方法 | |
JPH06265321A (ja) | 外観検査方法 | |
JPH05248835A (ja) | パターンの検査方法及びその検査装置 | |
JP2007298424A (ja) | 半導体デバイスの非破壊検査方法 | |
JPH0325844A (ja) | 微小寸法測定方法および装置 | |
JPH08130233A (ja) | 半導体検査装置およびその検査方法 | |
JP2003194893A (ja) | 半導体集積回路の故障解析方法及び故障解析装置 | |
JPH0793300B2 (ja) | 配線形成方法およびその装置 | |
JPH10275837A (ja) | 重ね合わせ検査装置及び重ね合わせ検査方法 | |
JP2001033526A (ja) | 半導体集積回路の不良解析方法および装置 | |
JPS6188525A (ja) | 集積回路の製造方法 | |
JP2001126066A (ja) | 集積回路の画像位置ずれ算出装置及び算出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990928 |