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JP2983590B2 - アスファルト代替用組成物 - Google Patents

アスファルト代替用組成物

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JP2983590B2
JP2983590B2 JP21845990A JP21845990A JP2983590B2 JP 2983590 B2 JP2983590 B2 JP 2983590B2 JP 21845990 A JP21845990 A JP 21845990A JP 21845990 A JP21845990 A JP 21845990A JP 2983590 B2 JP2983590 B2 JP 2983590B2
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asphalt
composition
petroleum
test
temperature
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正明 高橋
喜三雄 田中
和芳 板垣
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来技術〕 英国特許第1,226,234号明細書には、コールタール留
出油中に存在している不飽和炭化水素を複数重合させて
得られた、例えばクマロンインデン樹脂(a)およびモ
ノビニル芳香族から得られたセグメントと共役結合をも
つジエンから得られたセグメントよりなるブロック ポ
リマー(b)よりなる道路舗装用組成物が開示されてい
る。
また、特開昭58−183759号公報には(イ)石油樹脂又
はクマロンインデン樹脂、(ロ)パラフィン系潤滑油留
分で100℃の動粘度が10〜60cstのフルフラールまたはフ
ェノール溶剤で抽出された芳香族油、(ハ)SBRラテッ
クスよりなる舗装用結合組成物が開示されている。
しかしながら、これらの組成物は、いずれも耐水性、
レオロジー性状、自己結着性(骨材との接着性を含め、
成形品としたときの一体性が強い)等において充分満足
できるものではない。
〔目的〕
本発明は、アスファルトと同様の耐水性、レオロジー
性状、自己結着性を有し、かつ大へん透明性の高いアス
ファルト代替用組成物を提供することを目的とするもの
である。
〔構成〕
本発明は、 (A)石油系溶剤抽出油 約50〜70重量% (B)石油系、石炭系および/または天然系樹脂約25〜
45重量% (C)熱可塑性ゴム 約0.5〜5重量% (D)ナフテン酸 約0.3〜4重量% よりなるアスファルト代替用組成物に関する。
これにより、本発明の組成物は、JIS K2207石油アス
ファルト中のストレートアスファルト・グレード40〜12
0の規格のアスファルトのすべてに対する代替品として
有用であり、かつ、アスファルトでは得られないすぐれ
た性質を示す。
前記石油系溶剤抽出物(A)は、昭和46年11月30日石
油連盟発行、「石油製品のできるまで」第101頁、図6
−1「一般的な潤滑油製造工程」に記載されているとお
り、原油から潤滑油を製造する過程において、溶剤抽出
によって得られる芳香族およびナフテン分に富んだ油状
物質であり、一般に沸点(大気圧下)350℃以上、粘度
5〜100cst/100℃、好ましくは30cst〜100cst/100℃、
針入度(JIS K2207)1000以上、軟化点(JISK2207)20
℃以下のものであり、とくに芳香族とナフテン分の合計
が45wt%以上(環分析による)を占め、引火点が220℃
以上のものが好ましい。
前記石油系、石炭系および/または天然系樹脂(B)
は、石油、石炭および/または天然物を出発物質とする
固体樹脂で、一般に分子量約200〜3000の重合物で、脂
肪族、芳香族および/または環状化合物の1元ないし3
元(共)重合物である。石油系樹脂としては、C4〜C9
石油樹脂、テルペンおよび/またはフェノール樹脂等を
挙げることができ、石油系樹脂としてはクマロンインデ
ン樹脂、キシレン樹脂等を挙げることができ、また天然
系樹脂としては各種樹脂酸エステルを挙げることができ
る。いずれも軟化点(環球式)80〜180℃、比重1.0以
上、針入度10以下のものが好ましい。
前記熱可塑性ゴム(C)としては、末端セグメントと
してポリスチレンセグメントを有し、ゴム成分セグメン
トとしては、例えばポリブタジエンセグメント、ポリイ
ソプレンセグメント、ポリエチレン・ブチレンセグメン
ト等を有する鎖状または枝状ブロック共重合体であっ
て、代表的なものとしてはSBS(スチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体)、SIS(スチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体)、SEBS(スチレン
−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体)等
を挙げることができる。分子量は8×104以上、ポリス
チレン含量10〜50wt%、比重0.9以上のものが好まし
い。
前記(A)成分と、(B)成分は親和性が高く任意の
割合で混合するので、(A)50〜70wt%と(B)25〜45
wt%を混合して、針入度と軟化点のみについては、針入
度40〜120、軟化点40〜55というアスファルトと同一の
物性を達成することができるが、この(A)と(B)の
混合物は感温性が大きすぎ、常温付近における伸度が小
さすぎ、また低温では脆すぎるという欠点がある。
前記熱可塑性ゴム(C)の0.5〜5wt%の添加は、
(A)+(B)の混合物の欠点を補い、感温性を低下さ
せ、常温付近での伸度を大きくし、低温での脆性を改善
する。また、(C)は(A)と(B)の混合物に対する
相溶性がすぐれているので相分離を生ずることがない。
しかしながら、(A)+(B)+(C)の組成物で
は、いまだアスファルトの有する自己結着性、耐水性に
はほど遠いものである。すなわち、(A)+(B)+
(C)の組成物について水浸マーシャル試験(60℃の水
中に最高14日浸漬したのち、圧縮試験を行うものであ
る)を行うと、60℃の水中に数時間浸漬しただけで、供
試体の試験片(供試体の組成、例.A61.0wt%+B34.8wt
%+C4.2wt%=100wt%の組成物5.5wt%と骨材およびフ
ィラー計94.5wt%)は完全に崩壊し、とても力学試験な
どができる状態ではなかった。
これに対して、少量のナフテン酸(D)を添加すると
おどろくべきことに、前述の崩壊現象は全くおこらず、
力学試験を行った結果も、アスファルトと較べて全く遜
色のないものであった。
前記ナフテン酸(D)は石油原油中に含まれるナフテ
ン環をもつカルボン酸類を総称するものであり、化学構
造上単一の化合物ではなく、主として飽和単環カルボン
酸類、飽和二環カルボン酸類および脂肪族カルボン酸類
を含む。ナフテン環は主として、5,6,7員環である。
本発明のナフテン酸としてはとくに酸価50〜300mg KO
H/g、引火点(COC)150℃以上が好ましい。
ナフテン酸の添加量は4wt%をこえるとその効果はほ
とんど向上せず、場合によっては他の性状に悪影響を与
える場合がある。ナフテン酸の好ましい添加量は0.4〜
3.7wt%とくに好ましい範囲は0.5〜3.5wt%である。
本発明組成物は、石油アスファルトの代替品であるの
で、石油アスファルトについて説明し、ついで本発明組
成物の性質について説明する。
石油アスファルトの種類はストレートアスファルト、
ブローンアスファルトおよび防水工事用アスファルトの
三種類であるが最も需要の大きいものは針入度40〜針入
度120のストレートアスファルトであって、これが全体
の約90%を占める。
これらはJIS K2207「石油アスファルト」および、日
本道路協会規格「舗装用石油アスファルト」(「舗装要
網−昭和63年版」のP.27参照)にその性状、範囲が規格
・表示されている(両者の記載内容はまったく同一であ
る。)。
なお規格にはないが、次の性質/性能はアスファルト
にとって重要である。
イ.アスファルトは必ず加熱され、溶融されて使用され
る。その場合、加熱貯蔵タンクあるいは溶解ガマの中な
どで、上層と下層で著しく性質が異なるもの、すなわち
組成分の分離(相分離)が生じるものであっては好まし
くない。
ロ.載荷時間の増大とともに、そのスティフネスは低下
し、載荷時間が短くなればスティフネスは大きくなる
(温度一定の場合)。
スティフネスとは、一般の弾性体におけるヤング率ま
たは弾性係数に相当するもので、アスファルトおよびア
スファルト混合物の材料定数である。アスファルトおよ
びアスファルト混合物の性状は、温度と載荷時間によっ
て影響されるため、温度が低く載荷時間が短いほどステ
ィフネスは大きくなる。
ハ.舗装という用途をめざしている限りは、骨材、フィ
ラーおよび顔料等と混合した加熱アスファルト混合物に
おいて、実用上さしつかえないであろうと判断されるだ
けの力学的強度や耐水性を発揮しなければならない。
これらの評価試験とは舗装要網P.170〜0.178の中に紹
介されている以下の混合物力学試験である。
マーシャル試験 (60℃で行う一種の圧縮試験) 水浸マーシャル試験 (上記を60℃の水中に2日以上
浸漬させた後実施する) ホイールトラッキング試験(60℃で6.4kg/cm2の接地
圧で車輪を走行させる) ラベリング試験 (−10℃でタイヤチェーンで摩耗さ
せる) 本発明は、前述の特定配合による組成物であって、こ
の組成物によって針入度40〜120のストレートアスファ
ルトの代替品であり、 1.JIS K2207規格、および道路協会規格にすべて適合す
る。
2.加熱貯蔵中において相分離を生じない。
3.温度−粘度曲線やスティフネス−時間曲線はストレー
トアスファルトとほとんど同じである。
4.各種混合物力学試験の結果はストレートアスファルト
と同程度か、それ以上の好ましい結果を示す。
という点で充分ストレートアスファルトの長所を備えて
いると、みることができる。
本発明の組成物は、明色舗装(車道、歩道、プレイグ
ラウンド、飛行場、護岸、堤防、ダム等)、明色歩行用
ブロック(工場成型品等)、エマルジョン前駆体(舗装
用および各種工業用等)、低コスト明色接着剤(例、封
筒ノリ、フレキシブルガラス等)等として有用である。
〔実 施 例〕
本発明で使用する(A),(B),(C),(D)の
各成分はつぎのとおりである。
A成分 昭和シェル石油(株)製“BS Extract" 芳香族分19重量%、ナフテン分27重量% 引火点254℃、100℃粘度52cst 出典:特公昭58−13098号公報 「アスファルト改質用ゴム系添加剤」 (シェル石油KK出願) B成分 三井石油化学(株)製“ペトロジン#150" 芳香族系 石油樹脂 軟化点(環球式)150℃、比重1.07 C成分(熱可塑性ゴム) シェル化学(株)製“Cariflex TR1101" スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体 分子量1.7×105、ポリスチレン量30wt% 比重0.94 D成分(ナフテン酸) 三共油化工業(株)製“SNA 185" 酸価187(mgKOH/g) 引火点160℃ 本発明における試験方法はつぎのとおりである。
1.規格試験…これらはすべてJIS K2207規定 2.参考試験 ・針入度指数、PI 針入度Penおよび軟化点TR&Bから次式で計算され
る。
アスファルト系材料の感温性を示す。+側になるほど感
温性が低くなり、−側になるほど感温性が高くなる。
出典(例) 土木材料アスファルト(共立出版) P.34〜35 ・60℃粘度 アスファルト協会規格 JAA−001 ・フラース脆化点 JIS K2207 ・アスファルテン量 石油化学規格 JPI−5S−22 ・数平均分子量 特に試験法なしGel Permeation Chromatography(略
称GPC)により求める。
・貯蔵安定性(又は加熱貯蔵安定性) 試料を入れた容器を高温で長期間(例160℃×5日
間)放置する。組成物の異なる成分が反発する(相溶性
が悪い)ときは、一般に上層と下層に分離を生じるか
ら、これを検査すれば分離の程度(すなわち相溶性の
良、不良)がわかる。
この場合、 上層の軟化点−下層の軟化点=軟化点変化(℃)であ
る。なお、針入度変化が100に近いほど軟化点変化の絶
対値が0に近いほど分離の少い組成物であると云うこと
ができる。
・スチフネス(スティフネス)−前述のとおり、 ・作業温度 舗装混合物を作るときの温度で、経験上 混合(アスファルトと骨材を混合する)は、アスファル
トの粘度が180±20cStのとき 締固め(混合物をローラー又はハンマーで締固める)
は、 アスファルトの粘度が300±30cStのときである。
3.舗装用混合物試験 ・マーシャル安定度試験 舗装試験法便覧 3−7−1法(P.506)又はASTM
D−1559 供試体(φ10cm×高さ6.35cm)を60℃の水中に一定期
間養生したのち取出して、これを圧縮して試験する。
・動的安定度 DS ホイールトラッキング試験(60℃)で測定される一種
の安定度、車輪通過回数/mmであらわし、大きいほど、
わだち掘れに対する抵抗が大きい。
・ラベリングすりへり量 ラベリング試験(−10℃)でチェーンでたたかれた供
試体のすりへり量を断面積(cm2)で示す。この値が小
さいほど低温でのたわみ性がすぐれているといわれる。
実施例1 JIS K2207ストレートアスファルトおよび日本道路協
会規格舗装用石油アスファルトの グレード 40〜60 グレード 60〜80 グレード 80〜100 グレード 100〜120 に相当する代替品をつぎの組成により作成した。
(イ)グレード40〜60代替品 組成(イ):A:抽 出 油 54.2wt% B:樹 脂 41.5wt% C:熱可塑性ゴム 0.8wt% D:ナフテン酸 3.5wt% (ロ)グレード60〜80代替品 組成(ロ):A:抽 出 油 60.5wt% B:樹 脂 34.5wt% C:熱可塑性ゴム 4.2wt% D:ナフテン酸 0.8wt% (ハ)グレード80〜100代替品 組成(ハ):A:抽 出 油 66.0wt% B:樹 脂 29.5wt% C:熱可塑性ゴム 2.5wt% D:ナフテン酸 2.0wt% (ニ)グレード100〜120代替品 組成(ニ):A:抽 出 油 69.5wt% B:樹 脂 25.5wt% C:熱可塑性ゴム 4.5wt% D:ナフテン酸 0.5wt% 実施例2 実用上よく用いられる石油アスファルト60〜80と80〜
100およびそれらに対応する実施例1の組成(ロ)、組
成(ハ)、市販類似品A,Bについて規格試験、参考試
験、混合物試験を行い、その結果を第5表および第1図
〔スチフネス−時間曲線・S−t線図(温度15℃)〕に
示す。通常の石油アスファルトの規格値、経験値からみ
て、はずれている値あるいは問題である値について
で示した。
〔考察〕 1)本発明組成物は該当する石油アスファルトにきわめ
て近い(一般的性状および温度粘度関係)。
2)特に加熱貯蔵中の分離がみられない。
3)スチフネス−時間の関係を示すいわゆる「レオロジ
ー性状」も石油アスファルトによく似かよっている(第
1図参照)。
4)舗装混合物としての性状も高温耐流動性(60℃)に
おいて石油アスファルトと同程度以上、また低温たわみ
性(−10℃)において石油アスファルトよりかなりすぐ
れているという結果を示した。
更に耐水性(60℃×14日間水中)においてもストレー
トアスファルトと同程度以上の結果となった。
5)市販品はさまざまな点で問題があり、良かったのは
低温たわみ性(−10℃)くらいなものであった。とりわ
け耐水性が非常に悪い。
実施例3 実施例1組成(ロ)を5.5wt%含有させた舗装用アス
ファルト混合物〔密粒度アスコン(13)、空隙率4%前
後〕で直径10cm、高さ6.35cmの締固め供試体を作り、こ
れを屋外の日なた箇所におかれた水を見たした水槽の内
部および近傍に静置して3年間観測した。
水の中および外におかれた供試体のどちらも特に外
観、形状の変化はなく全く問題点は発見できなかった。
(実験期間 1987年7月26日〜1990年7月25日) 〔効果〕 1. 組成からも理解されるようにアスファルテン(アス
ファルト中のn−ヘプタン不溶解分で、分子量1000〜10
0,000)の黒色固体を含有していないのできわめて透明
度高く、したがって (イ)そのまま骨材と混合すると、骨材の色あいがほ
とんどそのままでてくるので、いわゆる自然色舗装が得
られる。
(ロ)少量の顔料を用いることによって明るいあざや
かな色彩の舗装が得られる。
(ハ)ストレートアスファルトとまったく変わらない
性状/性能を示すため車道に用いることができる(車道
の明色化)。
(ニ)従来ストレートアスファルトによって実施され
てきた舗装箇所ならばすべて本発明組成物によって明色
/着色化することが可能である。
例、車道、歩道、プレイグラウンド、飛行場、護岸、
堤防、ダム (ホ)明るい色彩が得られることによって多くの場
合、太陽熱を吸収せず、少くとも約5℃は舗装体温度を
低くさせる。そのため従来問題であったアスファルト舗
装の高温での流動現象を非常に低滅できる。
などの効果が発揮できる。
2. 本発明組成物は、構成成分の種類および割合の双方
においてバランスがとれているので加熱貯蔵中に分離す
ることがない(石油アスファルトなみの相安定性を示
す)。
3. 本発明の組成物は、スチフネス−時間の関係におい
て同一グレードの石油アスファルトのそれとほとんど変
らないカーブを示す。すなわちレオロジー的にも石油ア
スファルトときわめて類似した性質を示している。
4. 舗装混合物としての性状をみると、高温での耐流動
性をみるマーシャル安定度試験(60℃、水中)、ホイー
ルトラッキング試験(60℃、重交通条件下)においては
ストレートアスファルトと同等程度以上の値を示してい
る。
また、低温での耐キレツ性(たわみ性)をみるラベリ
ング試験においてはストレートアスファルトより概して
すぐれた値を示した。
5. とくにこの種の結合材は耐水性が問題であるが、本
発明組成物は60℃×14日間のマーシャル安定度や屋外水
中3年間の浸漬試験で良好な結果を示していることを確
認した。
6. アニオン乳剤、カチオン乳剤、非イオン型乳剤いず
れを問わず水中油滴型(o/w type)の乳剤が簡単に製造
できる(非常に乳化しやすい)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、スチフネス−時間曲線を(温度15℃)示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 93:00) (56)参考文献 特開 昭62−189203(JP,A) 特開 昭58−201858(JP,A) 特公 昭49−17020(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 91/00 - 91/08 C08K 3/00 - 13/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)石油系溶剤抽出油 約50〜70重量% (B)石油系、石炭系および/または天然系樹脂約25〜
    45重量% (C)熱可塑性ゴム 約0.5〜5重量% (D)ナフテン酸 約0.3〜4重量% よりなるアスファルト代替用組成物。
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