JP2977031B2 - データ検出器及びその方法 - Google Patents
データ検出器及びその方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ検出分野に係
り、特に最尤復号性能を向上させるためのデータ検出器
及びその方法に関する。
り、特に最尤復号性能を向上させるためのデータ検出器
及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録再生装置の特性を大幅に変化
させず、信号処理により記録密度を高める方式であり、
ビタビ復号処理を含むPRML(Partial Response Maxi
mum Likelihood)関連技術が進展され、多くの具体化手
段が提案されている。このようなPR4(+1、0、−
1)型デジタルビデオカセットレコーダ(VCR)の記
録及び再生系のブロック図は図1に示されている。図1
において、記録しようとする入力データはプリコーダ1
02により変調される。即ち、プリコーダ102の加算
器104の出力を2つの単位遅延器106、108によ
り入力データの2ビットに該当する時間だけ遅延させ、
再び加算器104にフィードバック入力している。加算
器104は入力データとフィードバックデータとを排他
的論理和し、このプリコーダ102は入力データをイン
ターリーブNRZI(Interleave Non-Return to Zero I
nversion)データに変換する。ここで、Dは入力データ
の1ビットに該当する単位遅延を示す。
させず、信号処理により記録密度を高める方式であり、
ビタビ復号処理を含むPRML(Partial Response Maxi
mum Likelihood)関連技術が進展され、多くの具体化手
段が提案されている。このようなPR4(+1、0、−
1)型デジタルビデオカセットレコーダ(VCR)の記
録及び再生系のブロック図は図1に示されている。図1
において、記録しようとする入力データはプリコーダ1
02により変調される。即ち、プリコーダ102の加算
器104の出力を2つの単位遅延器106、108によ
り入力データの2ビットに該当する時間だけ遅延させ、
再び加算器104にフィードバック入力している。加算
器104は入力データとフィードバックデータとを排他
的論理和し、このプリコーダ102は入力データをイン
ターリーブNRZI(Interleave Non-Return to Zero I
nversion)データに変換する。ここで、Dは入力データ
の1ビットに該当する単位遅延を示す。
【0003】記録増幅器110は電流駆動形で構成さ
れ、チャンネル112に構成された記録ヘッドHD1に
充分の電流を流して記録しようとするデータを記録媒体
T上に最適の状態で記録している。チャンネル112は
微分形特性を有するため、チャンネル112に構成され
た再生ヘッドHD2により再生した信号を再生増幅器1
14を通して所望の大きさに増幅し、チャンネル112
から発生される波形歪曲及び振幅歪曲を等化器116で
補償すると、DC成分は伝送できず、記録データの遷移
が起こる高周波成分のみが微分パルス形に再生される。
この際、再生増幅器114から出力される増幅された再
生信号はPR(+1、−1)形信号である。
れ、チャンネル112に構成された記録ヘッドHD1に
充分の電流を流して記録しようとするデータを記録媒体
T上に最適の状態で記録している。チャンネル112は
微分形特性を有するため、チャンネル112に構成され
た再生ヘッドHD2により再生した信号を再生増幅器1
14を通して所望の大きさに増幅し、チャンネル112
から発生される波形歪曲及び振幅歪曲を等化器116で
補償すると、DC成分は伝送できず、記録データの遷移
が起こる高周波成分のみが微分パルス形に再生される。
この際、再生増幅器114から出力される増幅された再
生信号はPR(+1、−1)形信号である。
【0004】チャンネル特性の微分形とは(1−D)を
意味し、(1+D)の積分形特性を有するチャンネル復
調器118は等化器116から出力されるPR(+1、
−1)形信号をPR4(+1、0、−1)形信号に変換
することにより記録系のプリコーダ102により変調さ
れた信号を復調して元の記録データに復元する。即ち、
チャンネル復調器118の遅延器120は等化器116
の出力を単位ビット(1ビット)だけ遅延し、加算器1
22は等化器116の出力と遅延器120により遅延さ
れた信号を加算する。クロック発生器124は内蔵され
たPLL(フェーズ ロックド ループ)回路を用いて
等化器116から等化された再生信号のタイミングを検
出して等化器116及びデータ検出器126に必要なク
ロック信号を発生する。
意味し、(1+D)の積分形特性を有するチャンネル復
調器118は等化器116から出力されるPR(+1、
−1)形信号をPR4(+1、0、−1)形信号に変換
することにより記録系のプリコーダ102により変調さ
れた信号を復調して元の記録データに復元する。即ち、
チャンネル復調器118の遅延器120は等化器116
の出力を単位ビット(1ビット)だけ遅延し、加算器1
22は等化器116の出力と遅延器120により遅延さ
れた信号を加算する。クロック発生器124は内蔵され
たPLL(フェーズ ロックド ループ)回路を用いて
等化器116から等化された再生信号のタイミングを検
出して等化器116及びデータ検出器126に必要なク
ロック信号を発生する。
【0005】一方、データ検出器126はチャンネル復
調器118の出力をクロック発生器124から発生する
サンプリングクロック信号に応じてデジタルデータに変
換するアナログ/デジタル(A/D)変換器(ADC)
128と、再生データをクロック発生器124から発生
する駆動クロック信号に応じて最尤復号アルゴリズムの
ビタビ復号アルゴリズムを用いてデジタルデータを復号
化するデジタルビタビ復号器を含み、このA/D変換器
128の標本点が再生データの検出点となるので、デジ
タルビタビ復号器130の性能を左右する重要な要因と
なる。
調器118の出力をクロック発生器124から発生する
サンプリングクロック信号に応じてデジタルデータに変
換するアナログ/デジタル(A/D)変換器(ADC)
128と、再生データをクロック発生器124から発生
する駆動クロック信号に応じて最尤復号アルゴリズムの
ビタビ復号アルゴリズムを用いてデジタルデータを復号
化するデジタルビタビ復号器を含み、このA/D変換器
128の標本点が再生データの検出点となるので、デジ
タルビタビ復号器130の性能を左右する重要な要因と
なる。
【0006】しかし、図1に示された従来のデータ検出
器126は多様な変化を有する再生信号に上手く対応で
きなく、標本点と実際の最適の検出点との位相エラーが
発生することによってビタビ復号性能が低下される問題
点がある。
器126は多様な変化を有する再生信号に上手く対応で
きなく、標本点と実際の最適の検出点との位相エラーが
発生することによってビタビ復号性能が低下される問題
点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は再生データの最尤復号時、データ検出点となる入力信
号の標本点と実際の再生信号の最適の検出点との位相を
適応的に一致させることにより多様な変化を有する再生
信号に対応すると共に、最適の性能を有するデータ検出
器を提供することにある。
は再生データの最尤復号時、データ検出点となる入力信
号の標本点と実際の再生信号の最適の検出点との位相を
適応的に一致させることにより多様な変化を有する再生
信号に対応すると共に、最適の性能を有するデータ検出
器を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は再生データの最尤復号
時、データ検出点となる入力信号の標本点と実際再生信
号の最適の検出点との位相を適応的に一致させることに
より多様な変化を有する再生信号に対応すると共に、最
適の性能を有するデータ検出方法を提供することにあ
る。
時、データ検出点となる入力信号の標本点と実際再生信
号の最適の検出点との位相を適応的に一致させることに
より多様な変化を有する再生信号に対応すると共に、最
適の性能を有するデータ検出方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるデータ検出器の変換器は受信信号をサ
ンプリングクロック信号に応じてデジタルデータに変換
し、最尤復号器はデジタルデータを最尤復号化し、発生
器は前記受信信号の”+1”に対する最適の検出点の第
1基準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検
出する第1比較器と、前記受信信号の”0”に対する最
適の検出点の第2基準レベルと前記デジタルデータのレ
ベルとの差を検出する第2比較器と、前記受信信号の”
−1”に対する最適の検出点の第3基準レベルと前記デ
ジタルデータのレベルとの差を検出する第3比較器と、
前記第1及び第2比較器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第4比較器と、前記第3及
び第4比校器の出力を比較して小さな値を有する比較器
の出力を出力する第5比較器とを含み、前記デジタルデ
ータのレベルと所定数の最適の検出点に対した各基準レ
ベルとの差を絶対値に算出して位相エラーを出力する計
算器と、前記位相エラーに対応する電圧信号の形態であ
り前記サンプリングクロック信号の位相を変化させる制
御信号を発生する制御信号発生器とを含む。また、本発
明のデータ検出器は制御信号に応じてサンプリングクロ
ック信号の位相をシフトさせる位相シフターとを含む。
に、本発明によるデータ検出器の変換器は受信信号をサ
ンプリングクロック信号に応じてデジタルデータに変換
し、最尤復号器はデジタルデータを最尤復号化し、発生
器は前記受信信号の”+1”に対する最適の検出点の第
1基準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検
出する第1比較器と、前記受信信号の”0”に対する最
適の検出点の第2基準レベルと前記デジタルデータのレ
ベルとの差を検出する第2比較器と、前記受信信号の”
−1”に対する最適の検出点の第3基準レベルと前記デ
ジタルデータのレベルとの差を検出する第3比較器と、
前記第1及び第2比較器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第4比較器と、前記第3及
び第4比校器の出力を比較して小さな値を有する比較器
の出力を出力する第5比較器とを含み、前記デジタルデ
ータのレベルと所定数の最適の検出点に対した各基準レ
ベルとの差を絶対値に算出して位相エラーを出力する計
算器と、前記位相エラーに対応する電圧信号の形態であ
り前記サンプリングクロック信号の位相を変化させる制
御信号を発生する制御信号発生器とを含む。また、本発
明のデータ検出器は制御信号に応じてサンプリングクロ
ック信号の位相をシフトさせる位相シフターとを含む。
【0010】前記他の目的を達成するために、本発明に
よるデータ検出方法は、受信信号をサンプリングクロッ
ク信号に応じてデジタルデータに変換する段階と、デジ
タルデータを最尤復号化する段階と、前記受信信号の”
+1”に対する最適の検出点の第1基準レベルと前記デ
ジタルデータのレベルとの差を検出して第1差信号を出
力する段階と、前記受信信号の”0”に対する最適の検
出点の第2基準レベルと前記デジタルデータのレベルと
の差を検出して第2差信号を出力する段階と、前記受信
信号の”−1”に対する最適の検出点の第3基準レベル
と前記デジタルデータのレベルとの差を検出して第3差
信号を出力する段階と、前記第1及び第2差信号を比較
して小さな値を有する差信号を第4差信号として出力す
る段階と、前記第3及び第4差信号を比較して小さな値
を有する差信号を位相エラーとして出力する段階と、前
記位相エラーをPWM信号に変換する段階と、前記PW
M信号を電圧信号の形態に変換して前記サンプリングク
ロック信号の位相を変化させる制御信号を発生する段階
とを含む。また、本発明のデータ検出方法は制御信号に
応じてサンプリングクロック信号の位相をシフトさせる
段階とを含む。
よるデータ検出方法は、受信信号をサンプリングクロッ
ク信号に応じてデジタルデータに変換する段階と、デジ
タルデータを最尤復号化する段階と、前記受信信号の”
+1”に対する最適の検出点の第1基準レベルと前記デ
ジタルデータのレベルとの差を検出して第1差信号を出
力する段階と、前記受信信号の”0”に対する最適の検
出点の第2基準レベルと前記デジタルデータのレベルと
の差を検出して第2差信号を出力する段階と、前記受信
信号の”−1”に対する最適の検出点の第3基準レベル
と前記デジタルデータのレベルとの差を検出して第3差
信号を出力する段階と、前記第1及び第2差信号を比較
して小さな値を有する差信号を第4差信号として出力す
る段階と、前記第3及び第4差信号を比較して小さな値
を有する差信号を位相エラーとして出力する段階と、前
記位相エラーをPWM信号に変換する段階と、前記PW
M信号を電圧信号の形態に変換して前記サンプリングク
ロック信号の位相を変化させる制御信号を発生する段階
とを含む。また、本発明のデータ検出方法は制御信号に
応じてサンプリングクロック信号の位相をシフトさせる
段階とを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面に基づき本
発明によるデータ検出器及びその方法の望ましい実施例
を説明する。図2は本発明の一実施例によるデータ検出
器200を含む再生系のブロック図であり、図2に示さ
れた再生増幅器114、等化器116、チャンネル復調
器118、クロック発生器124は図1に示された構成
と同一なので同一番号をつけ、その詳細な説明は略す。
発明によるデータ検出器及びその方法の望ましい実施例
を説明する。図2は本発明の一実施例によるデータ検出
器200を含む再生系のブロック図であり、図2に示さ
れた再生増幅器114、等化器116、チャンネル復調
器118、クロック発生器124は図1に示された構成
と同一なので同一番号をつけ、その詳細な説明は略す。
【0012】本発明によるデータ検出器200はA/D
変換器(ADC)202と、デジタルビタビ復号器20
4及び位相検出及びエラー電圧発生器206とを含んで
なる。本発明のデータ検出器200は既存のデータ検出
器126と比較すると、A/D変換器202から出力さ
れる再生データの位相エラーを検出し、検出された位相
エラーに対応する電圧信号を発生してクロック発生器1
24に印加してA/D変換器202の標本点の位相を制
御する位相検出及びエラー電圧発生器206をさらに含
む点が相異なる。
変換器(ADC)202と、デジタルビタビ復号器20
4及び位相検出及びエラー電圧発生器206とを含んで
なる。本発明のデータ検出器200は既存のデータ検出
器126と比較すると、A/D変換器202から出力さ
れる再生データの位相エラーを検出し、検出された位相
エラーに対応する電圧信号を発生してクロック発生器1
24に印加してA/D変換器202の標本点の位相を制
御する位相検出及びエラー電圧発生器206をさらに含
む点が相異なる。
【0013】図3は本発明の他の実施例によるデータ検
出器300を含む再生系のブロック図である。図3に示
されたデータ検出器300は図2に示されたデータ検出
器200と比べると、位相検出及びエラー電圧発生器3
06から発生する位相エラーに対応する電圧信号に応じ
てクロック発生器124から発生するサンプリングクロ
ック信号の位相をシフトさせA/D変換器302に印加
するクロックシフター308をさらに含む点が相異な
る。
出器300を含む再生系のブロック図である。図3に示
されたデータ検出器300は図2に示されたデータ検出
器200と比べると、位相検出及びエラー電圧発生器3
06から発生する位相エラーに対応する電圧信号に応じ
てクロック発生器124から発生するサンプリングクロ
ック信号の位相をシフトさせA/D変換器302に印加
するクロックシフター308をさらに含む点が相異な
る。
【0014】即ち、図2では位相検出及びエラー電圧発
生器206から発生する位相エラーに対応する電圧信号
に応じてサンプリングクロック信号をシフトする構成
(図示せず)がクロック発生器124に含まれている反
面、図3ではクロックシフター308が別にデータ検出
器300に備えられる点が相異なる。本発明によるデー
タ検出器の詳細な動作を図3乃至図8と共に説明する。
生器206から発生する位相エラーに対応する電圧信号
に応じてサンプリングクロック信号をシフトする構成
(図示せず)がクロック発生器124に含まれている反
面、図3ではクロックシフター308が別にデータ検出
器300に備えられる点が相異なる。本発明によるデー
タ検出器の詳細な動作を図3乃至図8と共に説明する。
【0015】まず、再生データの検出点となるA/D変
換器302の標本点を、図4に示したように、理想的な
場合の最適の検出点に近接するようにデジタルビタビ復
号器304のデータ復号性能を高める。このデジタルビ
タビ復号器304は既定の多様なビタビ復号アルゴリズ
ムを具現した如何なる構成でも適用しうる。一方、A/
D変換器302に入力される再生信号のレベルも重大な
要因となるが、再生増幅器114にはAGC (自動利
得制御)増幅器を内蔵していると見なして入力再生信号
のレベル変動による影響はないと仮定する。従って、A
/D変換器302のアナログ入力信号に対するデジタル
出力レベルは、”−1”は”000000”に、”0”
は”011111”に、”+1”は”111111”に
変換される6ビットの直線量子化特性を有していること
を例として説明する。
換器302の標本点を、図4に示したように、理想的な
場合の最適の検出点に近接するようにデジタルビタビ復
号器304のデータ復号性能を高める。このデジタルビ
タビ復号器304は既定の多様なビタビ復号アルゴリズ
ムを具現した如何なる構成でも適用しうる。一方、A/
D変換器302に入力される再生信号のレベルも重大な
要因となるが、再生増幅器114にはAGC (自動利
得制御)増幅器を内蔵していると見なして入力再生信号
のレベル変動による影響はないと仮定する。従って、A
/D変換器302のアナログ入力信号に対するデジタル
出力レベルは、”−1”は”000000”に、”0”
は”011111”に、”+1”は”111111”に
変換される6ビットの直線量子化特性を有していること
を例として説明する。
【0016】A/D変換器302は一般的にサンプル及
びホールド回路で構成されているために標本点での入力
再生信号のアナログ値のみがデジタル値に出力される。
図4に示されたようにA/D変換器302に入力される
再生信号の最適の検出点は”+1”、”0”、”−1”
の3箇所が存在する。即ち、理想的な場合は標本点が入
力再生信号の最適の検出点に一致する。このように標本
点が入力再生信号の最適の検出点に一致するとA/D変
換器302による影響は全くないので、デジタルビタビ
復号器304が有している性能を100%保てる。
びホールド回路で構成されているために標本点での入力
再生信号のアナログ値のみがデジタル値に出力される。
図4に示されたようにA/D変換器302に入力される
再生信号の最適の検出点は”+1”、”0”、”−1”
の3箇所が存在する。即ち、理想的な場合は標本点が入
力再生信号の最適の検出点に一致する。このように標本
点が入力再生信号の最適の検出点に一致するとA/D変
換器302による影響は全くないので、デジタルビタビ
復号器304が有している性能を100%保てる。
【0017】しかし、実際には大部分の標本点の位相が
入力再生信号の最適の検出点と一致しない場合であっ
て、その一例は図5に示されている。図5において、最
適の検出点から”0.4”ずつ外れた所でサンプリング
されたため、デジタル出力信号も外れた程度と同一な比
率だけ外れている。デジタルビタビ復号器304では、
このデジタル出力信号のレベルを用いてソフトデシジョ
ンを行なうので、外れた程度に応じてビタビ復号性能が
低下される。即ち、標本点と入力再生信号の最適の検出
点との位相差を減らすほどデジタルビタビ復号器304
の性能は向上される。従って、本発明は位相差を最小化
してデジタルビタビ復号器304の性能を理想的な場合
に近接させるために位相検出及びエラー電圧発生器30
6を提案する。位相検出及びエラー電圧発生器306は
A/D変換器302のデジタル出力レベルを用いて標本
点と最適の検出点との位相差を検出し、検出された位相
差をエラー電圧に変換してA/D変換器302のサンプ
リングクロック信号の位相をシフトさせて位相差を最小
化している。
入力再生信号の最適の検出点と一致しない場合であっ
て、その一例は図5に示されている。図5において、最
適の検出点から”0.4”ずつ外れた所でサンプリング
されたため、デジタル出力信号も外れた程度と同一な比
率だけ外れている。デジタルビタビ復号器304では、
このデジタル出力信号のレベルを用いてソフトデシジョ
ンを行なうので、外れた程度に応じてビタビ復号性能が
低下される。即ち、標本点と入力再生信号の最適の検出
点との位相差を減らすほどデジタルビタビ復号器304
の性能は向上される。従って、本発明は位相差を最小化
してデジタルビタビ復号器304の性能を理想的な場合
に近接させるために位相検出及びエラー電圧発生器30
6を提案する。位相検出及びエラー電圧発生器306は
A/D変換器302のデジタル出力レベルを用いて標本
点と最適の検出点との位相差を検出し、検出された位相
差をエラー電圧に変換してA/D変換器302のサンプ
リングクロック信号の位相をシフトさせて位相差を最小
化している。
【0018】図6は図3に示された位相検出及びエラー
電圧発生器306の詳細構成図であり、A/D変換器3
02(図3)の出力レベル(AD〔5..0〕)は第1
乃至第3比較器310、312、314に入力される。
第1比較器310は基準レベルとして第1基準レベルR
EF1”111111”を入力し、A/D変換器302
の出力レベルAD〔5..0〕と”+1”に対する最適
の検出点の基準レベルREF1との差を検出する。
電圧発生器306の詳細構成図であり、A/D変換器3
02(図3)の出力レベル(AD〔5..0〕)は第1
乃至第3比較器310、312、314に入力される。
第1比較器310は基準レベルとして第1基準レベルR
EF1”111111”を入力し、A/D変換器302
の出力レベルAD〔5..0〕と”+1”に対する最適
の検出点の基準レベルREF1との差を検出する。
【0019】第2比較器312は基準レベルとして第2
基準レベルREF2、”011111”を入力してA/
D変換器302の出力レベルAD〔5..0〕と”0”
に対する最適の検出点の基準レベルREF2との差を検
出し、第3比較器314は基準レベルとして第3基準レ
ベルREF3、”000000”を入力してA/D変換
器302の出力レベルAD〔5..0〕と”−1”に対
する最適の検出点の基準レベルREF3との差を検出す
る。また、第1乃至第3基準レベルを発生する基準レベ
ル発生器(図示せず)を含んでいる。
基準レベルREF2、”011111”を入力してA/
D変換器302の出力レベルAD〔5..0〕と”0”
に対する最適の検出点の基準レベルREF2との差を検
出し、第3比較器314は基準レベルとして第3基準レ
ベルREF3、”000000”を入力してA/D変換
器302の出力レベルAD〔5..0〕と”−1”に対
する最適の検出点の基準レベルREF3との差を検出す
る。また、第1乃至第3基準レベルを発生する基準レベ
ル発生器(図示せず)を含んでいる。
【0020】第1乃至第3比較器310、312、31
4の各々は2つの入力のレベル差を絶対値として算出し
て出力するが、A/D変換器302を通して出力される
入力再生信号が第1標本点(図4)で検出されると、第
1比較器310の出力は”000000”となり、第2
比較器312の出力は”100000”となり、第3比
較器314の出力は”111111”となる。
4の各々は2つの入力のレベル差を絶対値として算出し
て出力するが、A/D変換器302を通して出力される
入力再生信号が第1標本点(図4)で検出されると、第
1比較器310の出力は”000000”となり、第2
比較器312の出力は”100000”となり、第3比
較器314の出力は”111111”となる。
【0021】同様に、A/D変換器302を通して出力
される再生信号が第2標本点(図4)であれば、第2比
較器312の出力が”000000”となり、第3標本
点(図4)であれば、第3比較器314の出力が”00
0000”となる。現在サンプリングされた標本点の最
適の検出点の位置は、次の第4比較器316及び第5比
較器318により分かる。前記第4及び第5比較器31
6、318は2つの入力レベルを比較して小さい方の入
力を出力する動作を行うように構成している。即ち、第
4比較器316は第1比較器310の出力C1〔5..
0〕と第2比較器312の出力C2〔5..0〕を比較
して小さいのを出力することにより現在の標本点が”+
1”の検出点なのか、または”0”の検出点なのかを判
断する。第5比較器318は第3比較器314の出力C
3〔5..0〕と第4比較器316の出力C4〔5..
0〕を比較して小さいのを出力することにより現在の標
本点が”+1”の検出点なのか、”0”の検出点なの
か、または”−1”の検出点なのかを判断する。
される再生信号が第2標本点(図4)であれば、第2比
較器312の出力が”000000”となり、第3標本
点(図4)であれば、第3比較器314の出力が”00
0000”となる。現在サンプリングされた標本点の最
適の検出点の位置は、次の第4比較器316及び第5比
較器318により分かる。前記第4及び第5比較器31
6、318は2つの入力レベルを比較して小さい方の入
力を出力する動作を行うように構成している。即ち、第
4比較器316は第1比較器310の出力C1〔5..
0〕と第2比較器312の出力C2〔5..0〕を比較
して小さいのを出力することにより現在の標本点が”+
1”の検出点なのか、または”0”の検出点なのかを判
断する。第5比較器318は第3比較器314の出力C
3〔5..0〕と第4比較器316の出力C4〔5..
0〕を比較して小さいのを出力することにより現在の標
本点が”+1”の検出点なのか、”0”の検出点なの
か、または”−1”の検出点なのかを判断する。
【0022】第1比較器乃至第3比較器310、31
2、314により入力再生信号の標本点と3つの最適の
検出点との差が各々検出され、第4及び第5比較器31
6、318により最適の検出点の位置が判断され、例え
ば第1標本点(図4)の場合は第5比較器318の出力
C5〔5..0〕が”000000”となり、第1標本
点(図5)の場合は第5比較器318の出力C5
〔5..0〕が”001010”となる。
2、314により入力再生信号の標本点と3つの最適の
検出点との差が各々検出され、第4及び第5比較器31
6、318により最適の検出点の位置が判断され、例え
ば第1標本点(図4)の場合は第5比較器318の出力
C5〔5..0〕が”000000”となり、第1標本
点(図5)の場合は第5比較器318の出力C5
〔5..0〕が”001010”となる。
【0023】パルス幅変調(PWM)発生器320は入
力信号の変化に対して出力信号のパルス幅(デューティ
ー)を変化させる動作を行う。PWM発生器320の入
力信号となる第5比較器318の出力C5〔5..0〕
レベルは位相差の最小の場合、即ち位相差のゼロの”0
00000”から最大の場合、即ち位相差の180°
の”011111”まで存在しうる。
力信号の変化に対して出力信号のパルス幅(デューティ
ー)を変化させる動作を行う。PWM発生器320の入
力信号となる第5比較器318の出力C5〔5..0〕
レベルは位相差の最小の場合、即ち位相差のゼロの”0
00000”から最大の場合、即ち位相差の180°
の”011111”まで存在しうる。
【0024】図7(A)は位相差によるPWM発生器3
20に入力されるデジタルレベルであり、図7(B)及
び図7(C)は各々位相差によるPWM発生器320と
低域フィルター(LPF)322の出力信号の動作波形
図である。即ち、図7(A)に示されたように、PWM
発生器320に入力される”000000”から”01
1111”までのデジタルレベルに対してPWM発生器
320の出力信号は図7(B)に示されたように”ロー
(L)”レベルから”ハイ(H)”レベルまでであり、
デジタルレベルが大きいほどパルス幅の大きなPWM信
号を出力する。LPF322はPWM発生器320の出
力信号のパルス幅に比例する電圧(図7(C))を発生
して検出された位相差に該当する第5比較器318の出
力C5〔5..0〕をエラー電圧(Er)に変換する。
20に入力されるデジタルレベルであり、図7(B)及
び図7(C)は各々位相差によるPWM発生器320と
低域フィルター(LPF)322の出力信号の動作波形
図である。即ち、図7(A)に示されたように、PWM
発生器320に入力される”000000”から”01
1111”までのデジタルレベルに対してPWM発生器
320の出力信号は図7(B)に示されたように”ロー
(L)”レベルから”ハイ(H)”レベルまでであり、
デジタルレベルが大きいほどパルス幅の大きなPWM信
号を出力する。LPF322はPWM発生器320の出
力信号のパルス幅に比例する電圧(図7(C))を発生
して検出された位相差に該当する第5比較器318の出
力C5〔5..0〕をエラー電圧(Er)に変換する。
【0025】LPF322から発生するエラー電圧(E
r)はクロックシフター308(図3)に印加され、図
8に示された原理によりA/D変換器302に印加され
るサンプリングクロック信号の位相をシフトさせる。即
ち、LPF322から発生するエラー電圧(Er)が大
きいほどサンプリングクロック信号の位相を多くシフト
させる。前記一連の動作はA/D変換器302の標本点
と再生入力信号の最適の検出点との位相が一致するまで
行い続け、最適の状態となると位相エラーが発生される
までその状態を保つ。
r)はクロックシフター308(図3)に印加され、図
8に示された原理によりA/D変換器302に印加され
るサンプリングクロック信号の位相をシフトさせる。即
ち、LPF322から発生するエラー電圧(Er)が大
きいほどサンプリングクロック信号の位相を多くシフト
させる。前記一連の動作はA/D変換器302の標本点
と再生入力信号の最適の検出点との位相が一致するまで
行い続け、最適の状態となると位相エラーが発生される
までその状態を保つ。
【0026】要するに、実際のデジタル映像信号の記録
再生においては他の機器との互換性を保障しているた
め、再生信号の振幅と位相変化は非常に多様である。振
幅の変化はAGC増幅器の採用により既に解決している
が、デジタルビタビ復号器では振幅の変化だけでなく位
相変化に対する性能の低下も無視できなくなる。従っ
て、本発明は位相検出及びエラー電圧発生器306を採
用してこの位相変化を補償するためにデータ検出点とな
るA/D変換器302の標本点の位相を検出して標本点
の位相と最適の検出点の位相とを一致させることによ
り、位相差によるエラーを最小化させてデジタルビタビ
復号器304の性能、即ち再生データの検出性能を向上
させる。
再生においては他の機器との互換性を保障しているた
め、再生信号の振幅と位相変化は非常に多様である。振
幅の変化はAGC増幅器の採用により既に解決している
が、デジタルビタビ復号器では振幅の変化だけでなく位
相変化に対する性能の低下も無視できなくなる。従っ
て、本発明は位相検出及びエラー電圧発生器306を採
用してこの位相変化を補償するためにデータ検出点とな
るA/D変換器302の標本点の位相を検出して標本点
の位相と最適の検出点の位相とを一致させることによ
り、位相差によるエラーを最小化させてデジタルビタビ
復号器304の性能、即ち再生データの検出性能を向上
させる。
【0027】
【発明の効果】前述したように、本発明によるデータ検
出器及びその方法は入力される多様な再生信号に対応
し、再生データの検出性能を向上させうる。
出器及びその方法は入力される多様な再生信号に対応
し、再生データの検出性能を向上させうる。
【図1】従来のデータ検出器を含むデジタルVCRの記
録及び再生系の構成図である。
録及び再生系の構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるデータ検出器を含む再
生系のブロック図である。
生系のブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例によるデータ検出器を含む
再生系のブロック図である。
再生系のブロック図である。
【図4】本発明の理解のために最適の検出点と標本点の
位相とが一致する理想的な場合を説明するための図であ
る。
位相とが一致する理想的な場合を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の理解のために最適の検出点と標本点の
位相とが一致しない場合を説明するための図である。
位相とが一致しない場合を説明するための図である。
【図6】図3に示された位相検出及びエラー電圧発生器
の一実施例による詳細構成図である。
の一実施例による詳細構成図である。
【図7】(A)は位相差による図6に示されたPWM発
生器の入力信号の動作波形図、(B)は位相差による図
6に示されたPWM発生器の出力信号の動作波形図、
(C)は位相差による図6に示されたPWM発生器の低
域フィルターの出力信号の動作波形図である。
生器の入力信号の動作波形図、(B)は位相差による図
6に示されたPWM発生器の出力信号の動作波形図、
(C)は位相差による図6に示されたPWM発生器の低
域フィルターの出力信号の動作波形図である。
【図8】図6に示された位相シフターの動作原理を示し
た図である。
た図である。
114 再生増幅器 116 等化器 118 チャンネル復調器 200 データ検出器 202 A/D変換器 204 デジタルビタビ復号器 206 位相検出及びエラー電圧発生器
Claims (10)
- 【請求項1】 受信信号をサンプリングクロック信号に
応じてデジタルデータに変換する変換器と、 前記デジタルデータを最尤復号化する最尤復号器と、前記受信信号の”+1”に対する最適の検出点の第1基
準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出す
る第1比較器と、 前記受信信号の”0”に対する最適の検出点の第2基準
レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出する
第2比較器と、 前記受信信号の”−1”に対する最適の検出点の第3基
準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出す
る第3比較器と、 前記第1及び第2比較器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第4比較器と、 前記第3及び第4比校器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第5比較器とを含み、前記
デジタルデータのレベルと所定数の最適の検出点に対し
た各基準レベルとの差を絶対値に算出して位相エラーを
出力する計算器と、 前記位相エラーに対応する電圧信号の形態であり前記サ
ンプリングクロック信号の位相を変化させる制御信号を
発生する制御信号 発生器とを含むことを特徴とするデー
タ検出器。 - 【請求項2】 前記制御信号発生器は、 前記位相エラーに応じてPWM信号を発生するPWM発
生器と、 前記PWM信号を電圧信号の形態に変換して制御信号と
して出力する低域フィルターとを含むことを特徴とする
請求項1に記載のデータ検出器。 - 【請求項3】 前記サンプリングクロック信号を発生
し、前記制御信号に応じて前記サンプリングクロック信
号の位相を変化させて前記変換器に印加するクロック発
生器と、 前記所定数の最適の検出点に対した基準レベルを発生す
る基準レベル発生器とをさらに含むことを特徴とする請
求項1に記載のデータ検出器。 - 【請求項4】 受信信号をサンプリングクロック信号に
応じてデジタルデータに変換する変換器と、 前記デジタルデータを最尤復号化する最尤復号器と、前記受信信号の”+1”に対する最適の検出点の第1基
準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出す
る第1比較器と、 前記受信信号の”0”に対する最適の検出点の第2基準
レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出する
第2比較器と、 前記受信信号の”−1”に対する最適の検出点の第3基
準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出す
る第3比較器と、 前記第1及び第2比較器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第4比較器と、 前記第3及び第4比校器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第5比較器とを含み、前記
デジタルデータのレベルと所定数の最適の検出点に対し
た各基準レベルとの差を絶対値に算出して位相エラーを
出力する計算器と、 前記位相エラーに対応する電圧信号の形態であり前記サ
ンプリングクロック信号の位相を変化させる制御信号を
発生する制御信号 発生器と、 前記制御信号に応じて前記サンプリングクロック信号の
位相をシフトさせる位相シフターとをさらに含むことを
特徴とするデータ検出器。 - 【請求項5】 前記制御信号発生器は、 前記位相エラーをPWM信号に変換するPWM発生器
と、 前記PWM信号を電圧信号の形態に変換して制御信号と
して出力する低域フィルターとを含むことを特徴とする
請求項4に記載のデータ検出器。 - 【請求項6】 前記所定数の最適の検出点に対した基準
レベルを発生する基準レベル発生器をさらに含むことを
特徴とする請求項4に記載のデータ検出器 - 【請求項7】 最尤復号器を含むデジタル記録及び再生
装置において、 入力される再生信号をサンプリングクロック信号に応じ
てデジタルデータに変換して前記最尤復号器に印加する
変換器と、前記再生信号の”+1”に対する最適の検出点の第1基
準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出す
る第1比較器と、 前記再生信号の”0”に対する最適の検出点の第2基準
レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出する
第2比較器と、 前記再生信号の”−1”に対する最適の検出点の第3基
準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を検出す
る第3比較器と、 前記第1及び第2比較器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第4比較器と、 前記第3及び第4比校器の出力を比較して小さな値を有
する比較器の出力を出力する第5比較器と 、前記第5比較器の出力に応じてPWM信号を発生するP
WM発生器と、 前記PWM信号を電圧信号の形態に変換して前記サンプ
リングクロック信号の位相を変化させる制御信号として
出力する低域フィルター とを含むことを特徴とするデー
タ検出器。 - 【請求項8】 前記制御信号に応じて前記サンプリング
クロック信号の位相をシフトさせる位相シフターをさら
に含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ検出
器。 - 【請求項9】 (a)受信信号をサンプリングクロック
信号に応じてデジタルデータに変換する段階と、 (b)前記デジタルデータを最尤復号化する段階と、 (c)(c1)前記受信信号の”+1”に対する最適の
検出点の第1基準レベルと前記デジタルデータのレベル
との差を検出して第1差信号を出力する段階と、 (c2)前記受信信号の”0”に対する最適の検出点の
第2基準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差を
検出して第2差信号を出力する段階と、 (c3)前記受信信号の”−1”に対する最適の検出点
の第3基準レベルと前記デジタルデータのレベルとの差
を検出して第3差信号を出力する段階と、 (c4)前記第1及び第2差信号を比較して小さな値を
有する差信号を第4差信号として出力する段階と、 (c5)前記第3及び第4差信号を比較して小さな値を
有する差信号を位相エラーとして出力する段階と、 (c6)前記位相エラーをPWM信号に変換する段階
と、 (c7)前記PWM信号を電圧信号の形態に変換して 前
記サンプリングクロック信号の位相を変化させる制御信
号を発生する段階とを含むことを特徴とするデータ検出
方法。 - 【請求項10】 前記制御信号に応じて前記サンプリン
グクロック信号の位相をシフトさせる段階(d)をさら
に含むことを特徴とする請求項9に記載のデータ検出方
法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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KR39946/1997 | 1997-08-21 | ||
KR1019970039946A KR100289714B1 (ko) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 데이터검출기및그방법 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1166756A JPH1166756A (ja) | 1999-03-09 |
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Family
ID=19518080
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