JP2974400B2 - 面発光装置とその製造方法 - Google Patents
面発光装置とその製造方法Info
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- JP2974400B2 JP2974400B2 JP2324131A JP32413190A JP2974400B2 JP 2974400 B2 JP2974400 B2 JP 2974400B2 JP 2324131 A JP2324131 A JP 2324131A JP 32413190 A JP32413190 A JP 32413190A JP 2974400 B2 JP2974400 B2 JP 2974400B2
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Description
本発明は、ディスプレイとして用いられる薄形の電飾
照明、あるいは薄形軽量のラップトップパソコン、ワー
プロ、液晶TVのバックライトなどに利用できる面発光装
置に関し、より詳しくは、いわゆるエッジライト型の面
発光装置に関する。
照明、あるいは薄形軽量のラップトップパソコン、ワー
プロ、液晶TVのバックライトなどに利用できる面発光装
置に関し、より詳しくは、いわゆるエッジライト型の面
発光装置に関する。
従来、エッジライト型の面発光装置としては種々の構
造のものが知られている。 例えば、導光板に無断階状に面積比を変化する乱反射
部が形成された面光源装置がある(特開平2−12650
1)。 また、導光板の表面に液晶パネルを配置し、導光板の
裏面に光散乱物質を直接塗布するなどして施した後、鏡
面反射板を設置するようにした面発光装置がある(特開
平1−245220)。
造のものが知られている。 例えば、導光板に無断階状に面積比を変化する乱反射
部が形成された面光源装置がある(特開平2−12650
1)。 また、導光板の表面に液晶パネルを配置し、導光板の
裏面に光散乱物質を直接塗布するなどして施した後、鏡
面反射板を設置するようにした面発光装置がある(特開
平1−245220)。
しかし、上記構造のものは、光散乱物質を導光板の裏
面に直接形成したものである。大面積の導光板原板の上
に光散乱物質のパターンを印刷により複数個形成した後
切断して個々の導光板を得る方法は、導光板の厚みが大
きいため印刷も切断も行ないにくいため採用されていな
い。したがって、導光板の一枚ごとに光散乱物質を印刷
するものであるから手間とコストがかかっていた。さら
に光散乱物質を導光板の裏面に直接形成しているため、
導光板に傷がつきやすく、歩留まりの低下が起きてい
た。 また、導光板と反射板をその端部においてのみ溶着や
両面テープで貼り合わせたりしていたため、反射板が弛
んだり歪んだりして輝度ムラの原因となっていた。 また、乱反射部が乱反射性顔料や光散乱性顔料などを
含有するインキを用いて形成されるため、光がインキ中
の顔料に衝突した際、光の散乱とともに光エネルギーが
上記顔料で吸収されるという欠点があり、光源の光を効
率よく面光源に変換できなかった。 したがって、この発明は上記のような問題点を解決
し、コストが低く、良質で、輝度ムラがなく、高輝度の
面発光装置を提供することを目的とする。
面に直接形成したものである。大面積の導光板原板の上
に光散乱物質のパターンを印刷により複数個形成した後
切断して個々の導光板を得る方法は、導光板の厚みが大
きいため印刷も切断も行ないにくいため採用されていな
い。したがって、導光板の一枚ごとに光散乱物質を印刷
するものであるから手間とコストがかかっていた。さら
に光散乱物質を導光板の裏面に直接形成しているため、
導光板に傷がつきやすく、歩留まりの低下が起きてい
た。 また、導光板と反射板をその端部においてのみ溶着や
両面テープで貼り合わせたりしていたため、反射板が弛
んだり歪んだりして輝度ムラの原因となっていた。 また、乱反射部が乱反射性顔料や光散乱性顔料などを
含有するインキを用いて形成されるため、光がインキ中
の顔料に衝突した際、光の散乱とともに光エネルギーが
上記顔料で吸収されるという欠点があり、光源の光を効
率よく面光源に変換できなかった。 したがって、この発明は上記のような問題点を解決
し、コストが低く、良質で、輝度ムラがなく、高輝度の
面発光装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の面発光装置
は、透明導光板の裏面に白色散乱反射板が配置されると
ともに透明導光板の側面に光源を配置され光源からの光
で透明導光板が照射される面発光装置において、透明導
光板と白色散乱反射板との間に、光源から遠ざかるにつ
れて白色散乱反射板を被覆する面積が次第に大きくなる
ような透明パターン接着層が設けられ、透明導光板と白
色散乱反射板とが透明パターン接着層全体で接着されて
いるように構成した。 また、本発明の面発光装置の製造方法は、白色散乱反
射板の表面に、光源から遠ざかるにつれてその被覆面積
が次第に大きくなるように透明パターン接着層を表面に
設けた後、白色散乱反射板を透明パターン接着層全体で
透明導光板の裏面に接着するように構成した。 また、上記構成においては、透明導光板の表側に光拡
散層を配置するように構成することもできる。 さらに、上記構成においては、透明パターン接着層の
パターンがドット状またはストライプ状のパターンを有
するように構成することもできる。 また、上記構成においては、白色散乱反射板と透明パ
ターン接着層との間に、少なくとも透明パターン接着層
と重なってアンカー層が設けられるよう構成することも
できる。
は、透明導光板の裏面に白色散乱反射板が配置されると
ともに透明導光板の側面に光源を配置され光源からの光
で透明導光板が照射される面発光装置において、透明導
光板と白色散乱反射板との間に、光源から遠ざかるにつ
れて白色散乱反射板を被覆する面積が次第に大きくなる
ような透明パターン接着層が設けられ、透明導光板と白
色散乱反射板とが透明パターン接着層全体で接着されて
いるように構成した。 また、本発明の面発光装置の製造方法は、白色散乱反
射板の表面に、光源から遠ざかるにつれてその被覆面積
が次第に大きくなるように透明パターン接着層を表面に
設けた後、白色散乱反射板を透明パターン接着層全体で
透明導光板の裏面に接着するように構成した。 また、上記構成においては、透明導光板の表側に光拡
散層を配置するように構成することもできる。 さらに、上記構成においては、透明パターン接着層の
パターンがドット状またはストライプ状のパターンを有
するように構成することもできる。 また、上記構成においては、白色散乱反射板と透明パ
ターン接着層との間に、少なくとも透明パターン接着層
と重なってアンカー層が設けられるよう構成することも
できる。
以下に、本発明にかかる実施例を第1〜3図に基づい
て詳しく説明する。 第1図は本発明の面発光装置の一実施例を示す断面図
である。第2〜3図はその平面図である。1は光源、2
は透明導光板、3は光拡散層、4は白色散乱反射板、5
は透明パターン接着層、6は湾曲反射板をそれぞれ示
す。 本実施例にかかる面発光装置は、第1〜3図に示すよ
うに、透明導光板2の裏面に白色散乱反射板4が配置さ
れるとともに透明導光板2の側面に光源1が配置され光
源1からの光で透明導光板2が照射されるものであっ
て、透明導光板2と白色散乱反射板4との間に、光源1
から遠ざかるにつれて白色散乱反射板4を被覆する面積
が次第に大きくなるような透明パターン接着層5が設け
られ、透明導光板2と白色散乱反射板4とが透明パター
ン接着層5全体で接着されているよう構成する。 このような構成の面発光装置を製造するには、次のよ
うにする。 まず、白色散乱反射板4の表面に光源1から遠ざかる
につれてその被覆面積が次第に大きくなるように透明パ
ターン接着層5を形成する。 白色散乱反射板4は、板材やフィルムなどの表面に散
乱反射効率のよい白色塗料にて塗装または印刷して形成
したり、白色顔料を練り込んだフィルムなどを用いる。
たとえば、白色散乱反射板4として白色ポリエステルフ
ィルム(ダイヤホイルW400J)を使用するとよい。 透明パターン接着層5のパターンは、たとえば第2図
に示すように、円形であって、その径寸法を変えること
によって面積を変化させる。透明パターン接着層5は、
ポリエステル系、透明アクリル系、ビニール系などの樹
脂を主成分とする粘着剤をグラビア印刷、オフセット印
刷、もしくはスクリーン印刷などの印刷法、または、転
写法などにて形成する。たとえば、透明アクリル系粘着
剤を用いてスクリーン印刷法にて形成することができ
る。また、透明パターン接着層5のパターンは、円形の
ドット状に限らずスクエア状、チェーン状、あるいはス
トライプ状に形成してもよい。また、第3図に示すよう
に菱形にしてもよい。白色散乱反射板4の厚みは薄いの
で、透明パターン接着層5を形成するには、大面積の白
色散乱反射板4に多数の面発光装置の透明パターン接着
層5を印刷などで設けた後切断するようにすると効率的
である。 光源1よりこの透明パターン接着層5に到達した光
は、この透明パターン接着層5を透過し、白色散乱反射
板4で入射角に関係なく反射散乱し、再び透明パターン
接着層5を透過して面発光する。また、透明パターン接
着層5と白色散乱反射板4の密着性を挙げるために、白
色散乱反射板4と透明パターン接着層5との間に、少な
くとも透明パターン接着層5と重なるようにアンカー層
を設けてもよい。 一方、透明導光板2を所定の寸法にカットした後その
側面を平滑面に研磨する。 透明導光板2としては、透明プラスチック製で厚さが
1〜30mmの板材が好ましく、たとえば、縦200mm、横160
mm、厚み2mmの透明アクリル板(住友化学工業E001)を
使用する。透明導光板2の材料としては、アクリル樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネイト樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、メタクリル樹脂、または、ガラスなどで、透
明性が良く光線透過率が良いものが好ましい。 この透明導光板2の裏面に、白色散乱反射板4を透明
パターン接着層5により貼り付ける。貼り付け方法は、
ラミネーターなどを使用して行なう。なお、透明パター
ン接着層5が形成されていない部分においては、透明導
光板2と白色散乱反射板4とが密着しないようにし、そ
の間には少なくともわずかな隙間が形成されるようにす
る。 透明導光板2の両側面に光源1をそれぞれ配置する。
光源1は透明導光板2の一方の側面にのみ配置してもよ
い。光源1としては、蛍光灯や冷陰極管などの線光源を
配置するか、ランプまたはLEDなどの点光源を並べて構
成する。また、光源1を覆うように湾曲した反射湾曲板
6を配置して、その内面の鏡面により光源1からの光を
透明導光板2側に反射して光を有効に使えるようにする
のが好ましい。 また、必要に応じて、光拡散物質がコーティングされ
た光拡散層3を透明導光板2上に配置する。この光拡散
層3の具体例としては、株式会社きもと製の光拡散フィ
ルムD204がある。また、光拡散層3としては、上記のよ
うな構成のもののほかに、フィルム自体が光拡散性を有
するものや、乳白色の樹脂板など同様な効果を奏するも
のを使用してもよい。
て詳しく説明する。 第1図は本発明の面発光装置の一実施例を示す断面図
である。第2〜3図はその平面図である。1は光源、2
は透明導光板、3は光拡散層、4は白色散乱反射板、5
は透明パターン接着層、6は湾曲反射板をそれぞれ示
す。 本実施例にかかる面発光装置は、第1〜3図に示すよ
うに、透明導光板2の裏面に白色散乱反射板4が配置さ
れるとともに透明導光板2の側面に光源1が配置され光
源1からの光で透明導光板2が照射されるものであっ
て、透明導光板2と白色散乱反射板4との間に、光源1
から遠ざかるにつれて白色散乱反射板4を被覆する面積
が次第に大きくなるような透明パターン接着層5が設け
られ、透明導光板2と白色散乱反射板4とが透明パター
ン接着層5全体で接着されているよう構成する。 このような構成の面発光装置を製造するには、次のよ
うにする。 まず、白色散乱反射板4の表面に光源1から遠ざかる
につれてその被覆面積が次第に大きくなるように透明パ
ターン接着層5を形成する。 白色散乱反射板4は、板材やフィルムなどの表面に散
乱反射効率のよい白色塗料にて塗装または印刷して形成
したり、白色顔料を練り込んだフィルムなどを用いる。
たとえば、白色散乱反射板4として白色ポリエステルフ
ィルム(ダイヤホイルW400J)を使用するとよい。 透明パターン接着層5のパターンは、たとえば第2図
に示すように、円形であって、その径寸法を変えること
によって面積を変化させる。透明パターン接着層5は、
ポリエステル系、透明アクリル系、ビニール系などの樹
脂を主成分とする粘着剤をグラビア印刷、オフセット印
刷、もしくはスクリーン印刷などの印刷法、または、転
写法などにて形成する。たとえば、透明アクリル系粘着
剤を用いてスクリーン印刷法にて形成することができ
る。また、透明パターン接着層5のパターンは、円形の
ドット状に限らずスクエア状、チェーン状、あるいはス
トライプ状に形成してもよい。また、第3図に示すよう
に菱形にしてもよい。白色散乱反射板4の厚みは薄いの
で、透明パターン接着層5を形成するには、大面積の白
色散乱反射板4に多数の面発光装置の透明パターン接着
層5を印刷などで設けた後切断するようにすると効率的
である。 光源1よりこの透明パターン接着層5に到達した光
は、この透明パターン接着層5を透過し、白色散乱反射
板4で入射角に関係なく反射散乱し、再び透明パターン
接着層5を透過して面発光する。また、透明パターン接
着層5と白色散乱反射板4の密着性を挙げるために、白
色散乱反射板4と透明パターン接着層5との間に、少な
くとも透明パターン接着層5と重なるようにアンカー層
を設けてもよい。 一方、透明導光板2を所定の寸法にカットした後その
側面を平滑面に研磨する。 透明導光板2としては、透明プラスチック製で厚さが
1〜30mmの板材が好ましく、たとえば、縦200mm、横160
mm、厚み2mmの透明アクリル板(住友化学工業E001)を
使用する。透明導光板2の材料としては、アクリル樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネイト樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、メタクリル樹脂、または、ガラスなどで、透
明性が良く光線透過率が良いものが好ましい。 この透明導光板2の裏面に、白色散乱反射板4を透明
パターン接着層5により貼り付ける。貼り付け方法は、
ラミネーターなどを使用して行なう。なお、透明パター
ン接着層5が形成されていない部分においては、透明導
光板2と白色散乱反射板4とが密着しないようにし、そ
の間には少なくともわずかな隙間が形成されるようにす
る。 透明導光板2の両側面に光源1をそれぞれ配置する。
光源1は透明導光板2の一方の側面にのみ配置してもよ
い。光源1としては、蛍光灯や冷陰極管などの線光源を
配置するか、ランプまたはLEDなどの点光源を並べて構
成する。また、光源1を覆うように湾曲した反射湾曲板
6を配置して、その内面の鏡面により光源1からの光を
透明導光板2側に反射して光を有効に使えるようにする
のが好ましい。 また、必要に応じて、光拡散物質がコーティングされ
た光拡散層3を透明導光板2上に配置する。この光拡散
層3の具体例としては、株式会社きもと製の光拡散フィ
ルムD204がある。また、光拡散層3としては、上記のよ
うな構成のもののほかに、フィルム自体が光拡散性を有
するものや、乳白色の樹脂板など同様な効果を奏するも
のを使用してもよい。
透明導光板と白色散乱反射板との間に光源から遠ざか
るにつれてその面積が次第に大きくなるように透明パタ
ーン接着層を設けた本発明の面発光装置と、従来の導光
板と反射板との間に光源から遠ざかるにつれてその面積
が次第に大きくなるように顔料を含む光拡散透過部を設
けた面発光装置との比較実験をした結果を第4図に示
す。なお、第4図の横軸は光源の管軸に直角方向におけ
る面光源装置上の位置である。 実験の結果、第4図に示されるように、本発明の面発
光装置では、透明パターン接着層が反射板と密着して反
射板の弛みや歪みが生じないので、輝度ムラがない。ま
た、透明パターン接着層に入射した光は透明パターン接
着層を透過して白色散乱反射板に達し反射散乱され、顔
料による光エネルギーの吸収は1回ですむためにロスが
少なく、透明導光板の表面に効率良く導かれ輝度が高く
なる。 これに対し、従来の面発光装置では、反射板が弛んだ
り歪むために輝度にムラが現われ、また光拡散透過部中
の顔料に何回も衝突し、光エネルギーを吸収されるため
にロスが多く、輝度が低いものであった。
るにつれてその面積が次第に大きくなるように透明パタ
ーン接着層を設けた本発明の面発光装置と、従来の導光
板と反射板との間に光源から遠ざかるにつれてその面積
が次第に大きくなるように顔料を含む光拡散透過部を設
けた面発光装置との比較実験をした結果を第4図に示
す。なお、第4図の横軸は光源の管軸に直角方向におけ
る面光源装置上の位置である。 実験の結果、第4図に示されるように、本発明の面発
光装置では、透明パターン接着層が反射板と密着して反
射板の弛みや歪みが生じないので、輝度ムラがない。ま
た、透明パターン接着層に入射した光は透明パターン接
着層を透過して白色散乱反射板に達し反射散乱され、顔
料による光エネルギーの吸収は1回ですむためにロスが
少なく、透明導光板の表面に効率良く導かれ輝度が高く
なる。 これに対し、従来の面発光装置では、反射板が弛んだ
り歪むために輝度にムラが現われ、また光拡散透過部中
の顔料に何回も衝突し、光エネルギーを吸収されるため
にロスが多く、輝度が低いものであった。
本発明の面発光装置は、透明導光板の裏面に白色散乱
反射板が配置されるとともに透明導光板の側面に光源が
配置され光源からの光で透明導光板が照射される面発光
装置において、透明導光板と上記白色散乱反射板との間
に、光源から遠ざかるにつれてその面積が次第に大きく
なるような透明パターン接着層が設けられるように構成
されている。 また、本発明の面発光装置の製造方法は、透明導光板
の裏面に、光源から遠ざかるにつれてその面積が次第に
大きくなるように透明パターン接着層を表面に設けた白
色散乱反射板を接着するように構成されている。 したがって、大面積で厚さの薄い白色散乱反射板上
に、印刷などにより同種または異種の透明パターン接着
層のパターンを複数個形成した後切断すると、コストダ
ウンが図れる。さらに、透明パターン接着層によって白
色散乱反射板を透明導光板に接着させるので、溶着など
の工程がなく傷が発生することが少なくなり品質の低下
を防げる。 また、透明パターン接着層が透明導光板と白色散乱反
射板とほぼ全面にわたって密着しているので、白色散乱
反射板の弛みや歪みが生じず輝度ムラもなくなり、さら
に溶着や両面テープでの貼り合わせに関する工程が省略
できる。 また、透明パターン接着層は顔料を含有していないの
で、入射した光は透明パターン接着層を透過して白色散
乱反射板に達し反射散乱され、顔料による光エネルギー
の吸収は白色散乱反射板上において1回ですむため、高
輝度の面光源が得られる。
反射板が配置されるとともに透明導光板の側面に光源が
配置され光源からの光で透明導光板が照射される面発光
装置において、透明導光板と上記白色散乱反射板との間
に、光源から遠ざかるにつれてその面積が次第に大きく
なるような透明パターン接着層が設けられるように構成
されている。 また、本発明の面発光装置の製造方法は、透明導光板
の裏面に、光源から遠ざかるにつれてその面積が次第に
大きくなるように透明パターン接着層を表面に設けた白
色散乱反射板を接着するように構成されている。 したがって、大面積で厚さの薄い白色散乱反射板上
に、印刷などにより同種または異種の透明パターン接着
層のパターンを複数個形成した後切断すると、コストダ
ウンが図れる。さらに、透明パターン接着層によって白
色散乱反射板を透明導光板に接着させるので、溶着など
の工程がなく傷が発生することが少なくなり品質の低下
を防げる。 また、透明パターン接着層が透明導光板と白色散乱反
射板とほぼ全面にわたって密着しているので、白色散乱
反射板の弛みや歪みが生じず輝度ムラもなくなり、さら
に溶着や両面テープでの貼り合わせに関する工程が省略
できる。 また、透明パターン接着層は顔料を含有していないの
で、入射した光は透明パターン接着層を透過して白色散
乱反射板に達し反射散乱され、顔料による光エネルギー
の吸収は白色散乱反射板上において1回ですむため、高
輝度の面光源が得られる。
第1図は本発明の面発光装置の一実施例を示す断面図で
ある。第2〜3図はその平面図である。第4図は本発明
の面発光装置と従来の面発光装置の輝度を示すグラフで
ある。 1……光源、2……透明導光板、3……光拡散層、4…
…白色散乱反射板、5……透明パターン接着層、6……
湾曲反射板。
ある。第2〜3図はその平面図である。第4図は本発明
の面発光装置と従来の面発光装置の輝度を示すグラフで
ある。 1……光源、2……透明導光板、3……光拡散層、4…
…白色散乱反射板、5……透明パターン接着層、6……
湾曲反射板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/00 F21V 8/00 G02F 1/1335 G09F 9/00
Claims (7)
- 【請求項1】透明導光板の裏面に白色散乱反射板が配置
されるとともに透明導光板の側面に光源が配置され光源
からの光で透明導光板が照射される面発光装置におい
て、透明導光板と白色散乱反射板との間に、光源から遠
ざかるにつれて白色散乱反射板を被覆する面積が次第に
大きくなるような透明パターン接着層が設けられ、透明
導光板と白色散乱反射板とが透明パターン接着層全体で
接着されていることを特徴とする面発光装置。 - 【請求項2】透明導光板の表側に光拡散層を配置した請
求項1記載の面発光装置。 - 【請求項3】透明パターン接着層のパターンがドット状
またはストライプ状のパターンを有する請求項1〜2の
いずれかに記載の面発光装置。 - 【請求項4】白色散乱反射板と透明パターン接着層との
間に、少なくとも透明パターン接着層と重なるようにア
ンカー層が設けられた請求項1〜3のいずれかに記載の
面発光装置。 - 【請求項5】白色散乱反射板の表面に光源から遠ざかる
につれてその被覆面積が次第に大きくなるように透明パ
ターン接着層を設けた後、白色散乱反射板を透明パター
ン接着層全体で透明導光板の裏面に接着することを特徴
とする面発光装置の製造方法。 - 【請求項6】透明パターン接着層のパターンをドット状
またはストライプ状のパターンに形成する請求項5記載
の面発光装置の製造方法。 - 【請求項7】白色散乱反射板と透明パターン接着層との
間に、少なくとも透明パターン接着層と重なるようにア
ンカー層を設けた請求項5〜6のいずれかに記載の面発
光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324131A JP2974400B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 面発光装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324131A JP2974400B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 面発光装置とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191704A JPH04191704A (ja) | 1992-07-10 |
JP2974400B2 true JP2974400B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=18162490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2324131A Expired - Fee Related JP2974400B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 面発光装置とその製造方法 |
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---|---|
JP (1) | JP2974400B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3072752B2 (ja) * | 1992-07-31 | 2000-08-07 | 日本写真印刷株式会社 | 面発光装置の製造方法 |
JP3187280B2 (ja) | 1995-05-23 | 2001-07-11 | シャープ株式会社 | 面照明装置 |
JPH1021720A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-23 | Nec Corp | バックライト装置 |
JP3224209B2 (ja) * | 1997-05-07 | 2001-10-29 | 日本碍子株式会社 | ディスプレイ用光導波板 |
JPH10307541A (ja) | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Ngk Insulators Ltd | ディスプレイ用光導波板 |
JP2000348516A (ja) | 1999-05-31 | 2000-12-15 | Nec Corp | 面発光装置及びその製造方法 |
JP2001043720A (ja) * | 1999-07-28 | 2001-02-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 面光源装置及び表示装置 |
KR100377574B1 (ko) * | 2000-02-08 | 2003-03-26 | 이창수 | 전자식 면발광 표시물 |
JP4528902B2 (ja) * | 2008-08-06 | 2010-08-25 | 株式会社オプトデザイン | 光源装置、照明装置および表示装置 |
US10243510B2 (en) | 2009-03-25 | 2019-03-26 | Pixalux Innovations Pty Ltd | Illumination panel |
JP5601086B2 (ja) * | 2010-08-20 | 2014-10-08 | パナソニック株式会社 | 加熱調理器の操作装置 |
WO2012164696A1 (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | 興和株式会社 | 照明装置 |
JP2013175288A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Sharp Corp | バックライト装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
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