JP2970645B2 - 多地点接続会議システム構成方法及び多地点接続会議システム及びサーバ装置及びクライアント装置及び多地点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
多地点接続会議システム構成方法及び多地点接続会議システム及びサーバ装置及びクライアント装置及び多地点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒体Info
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- JP2970645B2 JP2970645B2 JP6003298A JP6003298A JP2970645B2 JP 2970645 B2 JP2970645 B2 JP 2970645B2 JP 6003298 A JP6003298 A JP 6003298A JP 6003298 A JP6003298 A JP 6003298A JP 2970645 B2 JP2970645 B2 JP 2970645B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多地点接続会議シ
ステム構成方法及び多地点接続会議システム及びサーバ
装置及びクライアント装置及び多地点接続会議システム
構成プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、イン
ターネット等のIPネットワークで、複数の端末による
全二重のリアルタイム多地点間接続音声会議を行うため
の多地点接続会議システム構成方法及び多地点接続会議
システム及びサーバ装置及びクライアント装置及び多地
点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒体
に関する。
ステム構成方法及び多地点接続会議システム及びサーバ
装置及びクライアント装置及び多地点接続会議システム
構成プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、イン
ターネット等のIPネットワークで、複数の端末による
全二重のリアルタイム多地点間接続音声会議を行うため
の多地点接続会議システム構成方法及び多地点接続会議
システム及びサーバ装置及びクライアント装置及び多地
点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第1の方法として、インターネッ
ト等のIPネットワークにおいて、リアルタイムに双方
向の音声通信を行うインターネット電話というアプリケ
ーションが普及し始めている。このインターネット電話
システムは、通常は、端末同士の1対1の通話を行う
が、これを利用して複数の端末を接続して多人数会議を
可能にしたシステムも存在する。それらは、図16に示
すように、同じ音声データを他のすべての通信相手(会
議参加者)に対して送信しあっている。
ト等のIPネットワークにおいて、リアルタイムに双方
向の音声通信を行うインターネット電話というアプリケ
ーションが普及し始めている。このインターネット電話
システムは、通常は、端末同士の1対1の通話を行う
が、これを利用して複数の端末を接続して多人数会議を
可能にしたシステムも存在する。それらは、図16に示
すように、同じ音声データを他のすべての通信相手(会
議参加者)に対して送信しあっている。
【0003】また、第2の方法として、複数の端末を接
続するための多地点接続サーバを用いる方法がある。こ
れは、図17に示すように、各端末が、多地点接続サー
バに対し、音声データを送信し、多地点接続サーバが会
議に参加中の各端末の音声データをミキシングし、ミキ
シングされた一つの音声データを各端末に送信する方法
である。この方法であれば、会議の参加人数Nに対して
2×Nのデータのみが流れることとなり、参加人数が増
えた場合でも、各端末での処理量は1対1通信の場合と
変わらず、かつ、ネットワークを流れるデータ量もさほ
ど増大しない。
続するための多地点接続サーバを用いる方法がある。こ
れは、図17に示すように、各端末が、多地点接続サー
バに対し、音声データを送信し、多地点接続サーバが会
議に参加中の各端末の音声データをミキシングし、ミキ
シングされた一つの音声データを各端末に送信する方法
である。この方法であれば、会議の参加人数Nに対して
2×Nのデータのみが流れることとなり、参加人数が増
えた場合でも、各端末での処理量は1対1通信の場合と
変わらず、かつ、ネットワークを流れるデータ量もさほ
ど増大しない。
【0004】また、第3の方法として、図18に示すよ
うに、多地点接続サーバで多地点接続を行う専用装置(M
CU:Multipoint Control Unit) を用いるという方法があ
る。各端末からの音声データのミキシングは、MCUと
いう専用装置が行うので、多地点接続サーバが処理しき
れないということはなく、その結果、複数の参加者が同
時に話すことも可能となり、多人数会議の使い勝手が大
幅に向上する。
うに、多地点接続サーバで多地点接続を行う専用装置(M
CU:Multipoint Control Unit) を用いるという方法があ
る。各端末からの音声データのミキシングは、MCUと
いう専用装置が行うので、多地点接続サーバが処理しき
れないということはなく、その結果、複数の参加者が同
時に話すことも可能となり、多人数会議の使い勝手が大
幅に向上する。
【0005】また、第4の方法として、多地点接続サー
バでは、図19に示すように、音声データのミキシング
は行わず、ある1台の端末を送信者とみなし、当該送信
端末装置からの音声データのみを他の端末に振り分けて
送信するという処理と、送信者の切り替え処理を行うも
のや、図20に示すように、同時には1対1の通信しか
行わないよう各端末間の通信を制御するものがある。
バでは、図19に示すように、音声データのミキシング
は行わず、ある1台の端末を送信者とみなし、当該送信
端末装置からの音声データのみを他の端末に振り分けて
送信するという処理と、送信者の切り替え処理を行うも
のや、図20に示すように、同時には1対1の通信しか
行わないよう各端末間の通信を制御するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の第1の方法では、会議に参加する人数を増えるに
従って、各端末における処理量が増大し、処理をしきれ
なくなるという問題点と、参加人数が増加するに伴っ
て、ネットワーク内を流れるデータ量も増大してしまう
という問題点がある。例えば、1対1の時には双方向
で、2つのデータが流れるが、3人では、2×3=6、
4人では3×4=12と、参加者数N人に対して(N−
1)×Nのデータがネットワーク内を流れてしまう。
従来の第1の方法では、会議に参加する人数を増えるに
従って、各端末における処理量が増大し、処理をしきれ
なくなるという問題点と、参加人数が増加するに伴っ
て、ネットワーク内を流れるデータ量も増大してしまう
という問題点がある。例えば、1対1の時には双方向
で、2つのデータが流れるが、3人では、2×3=6、
4人では3×4=12と、参加者数N人に対して(N−
1)×Nのデータがネットワーク内を流れてしまう。
【0007】また、上記の第1の方法の問題点を解決す
るために、第2の方法があるが、システムを実現しよう
とすると、現状の技術では、圧縮されている音声データ
をそのままミキシングすることはできないので、多地点
接続サーバで一度伸張し、ミキシングし、再度圧縮し
て、各端末の送信するという処理を行わなければならな
い。そのため、多地点接続サーバでの処理量が著しく増
大する。この処理量は、現状のコンピュータでソフトウ
ェアのみで行う場合、処理量的に処理しきれない程度と
なってしまう。これらの処理を多地点接続サーバで無理
に実行すると、処理時間の増大から、多地点接続サーバ
から送られる音声データに遅延が発生してしまい、会議
そのものがなり立たなくなってしまうという問題があ
る。
るために、第2の方法があるが、システムを実現しよう
とすると、現状の技術では、圧縮されている音声データ
をそのままミキシングすることはできないので、多地点
接続サーバで一度伸張し、ミキシングし、再度圧縮し
て、各端末の送信するという処理を行わなければならな
い。そのため、多地点接続サーバでの処理量が著しく増
大する。この処理量は、現状のコンピュータでソフトウ
ェアのみで行う場合、処理量的に処理しきれない程度と
なってしまう。これらの処理を多地点接続サーバで無理
に実行すると、処理時間の増大から、多地点接続サーバ
から送られる音声データに遅延が発生してしまい、会議
そのものがなり立たなくなってしまうという問題があ
る。
【0008】さらに、上記の第2の方法の問題点を解決
するために、第3の方法があるが、専用装置が必要とな
るため、システムの価格が高価になってしまうという問
題点がある。また、専用装置を用いるため、接続できる
端末の最大接続数がMCU装置により固定されてしま
い、システムとしての柔軟性が損なわれてしまうという
問題がある。
するために、第3の方法があるが、専用装置が必要とな
るため、システムの価格が高価になってしまうという問
題点がある。また、専用装置を用いるため、接続できる
端末の最大接続数がMCU装置により固定されてしま
い、システムとしての柔軟性が損なわれてしまうという
問題がある。
【0009】さらに、上記の問題を解決するために第4
の方法があるが、このようなシステムの場合、多地点接
続とはいっても、同時に話せるのが1人のみになってし
まうため、使い勝手が著しく低下してしまうという問題
点がある。特に、通話が間隔的に半二重通信になってし
まうため、自分が話したい時に発言できない場合があ
り、会議参加者のストレスが増大してしまうという問題
がある。
の方法があるが、このようなシステムの場合、多地点接
続とはいっても、同時に話せるのが1人のみになってし
まうため、使い勝手が著しく低下してしまうという問題
点がある。特に、通話が間隔的に半二重通信になってし
まうため、自分が話したい時に発言できない場合があ
り、会議参加者のストレスが増大してしまうという問題
がある。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、多地点接続サーバにおいて、特別な専用装置を用い
ることなく、同時に複数の参加者が送話することが可能
な 多地点接続会議システム構成方法及び多地点接続会
議システム及びサーバ装置及びクライアント装置及び多
地点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒
体を提供することを目的とする。
で、多地点接続サーバにおいて、特別な専用装置を用い
ることなく、同時に複数の参加者が送話することが可能
な 多地点接続会議システム構成方法及び多地点接続会
議システム及びサーバ装置及びクライアント装置及び多
地点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明(請求項1)は、複数
のクライアントとサーバが接続されたネットワーク上で
多地点間の音声通信を行う多地点接続会議システム構成
方法において、サーバにおいて、クライアントから会議
開催要求及び会議参加要求を制御データパケットで受信
し、該クライアントを会議参加中のクライアントとして
登録すると共に、該会議参加中のクライアント毎に異な
る音声データパケット転送用ポート番号を割り当てて、
管理し(ステップ1)、クライアント毎に異なる音声デ
ータパケット転送用ポート番号を含む制御データパケッ
トをクライアントに送信し(ステップ2)、各々のクラ
イアントは、サーバから制御データパケットを受信する
と、クライアント毎に異なる音声データパケット転送用
ポート番号を、自クライアントの音声データパケット受
信用ポート番号として複数設定し(ステップ3)、音声
データ受信用ポート番号毎に受信した音声データパケッ
トをアナログ音声データに変換する伸張ルーチンを複数
起動させておき(ステップ4)、自クライアントの処理
負荷状態を計測し(ステップ5)、入力音声がある一定
の音量以上である場合のみ、入力音声を音声データパケ
ットとして、サーバへ送信すると共に、自クライアント
の処理負荷状態を示す処理負荷状態値を含む制御データ
パケットをサーバへ送信し(ステップ6)、サーバは、
クライアントから該クライアント毎の処理負荷状態値を
受信し(ステップ7)、処理負荷状態値を記録し(ステ
ップ8)、現在転送している音声データパケットの量を
各クライアント毎に計測し(ステップ9)、次に転送す
る音声データパケットをクライアントが受信・伸張した
場合の処理負荷状態を、クライアント毎に予測し(ステ
ップ10)、予測された処理状態値が、ある一定値以下
であるならば、次に転送する音声データパケットをその
まま転送し、ある一定値以上であるならば、次に転送す
る音声データパケットの内、一部を転送せず、残りを転
送し(ステップ11)、クライアントでは、サーバから
受信した音声データパケットを伸張ルーチンにより出力
される複数のアナログ音声データを、一つのアナログ音
声データに加算して、再生する(ステップ12)。
説明するための図である。本発明(請求項1)は、複数
のクライアントとサーバが接続されたネットワーク上で
多地点間の音声通信を行う多地点接続会議システム構成
方法において、サーバにおいて、クライアントから会議
開催要求及び会議参加要求を制御データパケットで受信
し、該クライアントを会議参加中のクライアントとして
登録すると共に、該会議参加中のクライアント毎に異な
る音声データパケット転送用ポート番号を割り当てて、
管理し(ステップ1)、クライアント毎に異なる音声デ
ータパケット転送用ポート番号を含む制御データパケッ
トをクライアントに送信し(ステップ2)、各々のクラ
イアントは、サーバから制御データパケットを受信する
と、クライアント毎に異なる音声データパケット転送用
ポート番号を、自クライアントの音声データパケット受
信用ポート番号として複数設定し(ステップ3)、音声
データ受信用ポート番号毎に受信した音声データパケッ
トをアナログ音声データに変換する伸張ルーチンを複数
起動させておき(ステップ4)、自クライアントの処理
負荷状態を計測し(ステップ5)、入力音声がある一定
の音量以上である場合のみ、入力音声を音声データパケ
ットとして、サーバへ送信すると共に、自クライアント
の処理負荷状態を示す処理負荷状態値を含む制御データ
パケットをサーバへ送信し(ステップ6)、サーバは、
クライアントから該クライアント毎の処理負荷状態値を
受信し(ステップ7)、処理負荷状態値を記録し(ステ
ップ8)、現在転送している音声データパケットの量を
各クライアント毎に計測し(ステップ9)、次に転送す
る音声データパケットをクライアントが受信・伸張した
場合の処理負荷状態を、クライアント毎に予測し(ステ
ップ10)、予測された処理状態値が、ある一定値以下
であるならば、次に転送する音声データパケットをその
まま転送し、ある一定値以上であるならば、次に転送す
る音声データパケットの内、一部を転送せず、残りを転
送し(ステップ11)、クライアントでは、サーバから
受信した音声データパケットを伸張ルーチンにより出力
される複数のアナログ音声データを、一つのアナログ音
声データに加算して、再生する(ステップ12)。
【0012】本発明(請求項2)は、サーバにおいて、
現在の音声データパケット送信中のクライアント数を計
測し、計測された音声データパケット送信中のクライア
ント数を含む制御データパケットを、全会議参加中のク
ライアントへ送信し、クライアントは、音声データパケ
ット送信中のクライアント数を含む制御データパケット
をサーバから受信し、音声データパケット送信中のクラ
イアント数だけ、伸張ルーチンを起動させ、起動中の伸
張ルーチンを、サーバからの音声データパケットを受信
中の音声データ受信用ポート番号毎に振り分ける。
現在の音声データパケット送信中のクライアント数を計
測し、計測された音声データパケット送信中のクライア
ント数を含む制御データパケットを、全会議参加中のク
ライアントへ送信し、クライアントは、音声データパケ
ット送信中のクライアント数を含む制御データパケット
をサーバから受信し、音声データパケット送信中のクラ
イアント数だけ、伸張ルーチンを起動させ、起動中の伸
張ルーチンを、サーバからの音声データパケットを受信
中の音声データ受信用ポート番号毎に振り分ける。
【0013】本発明(請求項3)は、サーバにおいて、
クライアントに、検査用パケットを送信し、クライアン
トは、検査用パケットを受信し、該受信に対応する応答
パケットをサーバに送信し、サーバは、クライアントか
らの応答パケットを受信し、検査用パケット送信時間
と、応答パケットの受信時間からクライアントが応答す
る応答時間を計算し、応答時間から、次に転送する音声
データパケットがクライアントまで到達するのに要する
遅延時間を計測し、遅延時間が所定の値より小さい場
合、次に転送する音声データパケットをそのまま転送
し、該所定の値よりも大きい場合には、次に転送する音
声データパケットのうち、一部を転送せず、残りを転送
する。
クライアントに、検査用パケットを送信し、クライアン
トは、検査用パケットを受信し、該受信に対応する応答
パケットをサーバに送信し、サーバは、クライアントか
らの応答パケットを受信し、検査用パケット送信時間
と、応答パケットの受信時間からクライアントが応答す
る応答時間を計算し、応答時間から、次に転送する音声
データパケットがクライアントまで到達するのに要する
遅延時間を計測し、遅延時間が所定の値より小さい場
合、次に転送する音声データパケットをそのまま転送
し、該所定の値よりも大きい場合には、次に転送する音
声データパケットのうち、一部を転送せず、残りを転送
する。
【0014】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項4)は、複数のクライアント200とサーバ
100が接続されたネットワーク上で多地点間の音声通
信を行う多地点接続会議システムにおいて、IPネット
ワーク用インターフェスを有し、データ通信端末から送
信される会議開催要求や会議参加要求の制御データパケ
ットを受信する手段と、該会議開催要求や該会議参加要
求を送信したデータ通信端末を会議参加中のクライアン
トとして登録する手段と、会議運営を行うデータ通信端
末をサーバ100とし、IPネットワークインターフェ
ースを有し、該会議開催要求や該会議参加要求の制御デ
ータパケットを該サーバ100に送信する手段と、アナ
ログ音声データをディジタル音声データに変換し、該デ
ィジタル音声データを音声データパケットに変換し、該
IPネットワークへ送信すると共に、受信した音声デー
タパケットをディジタル音声データに変換し、該ディジ
タル音声データをアナログ音声データに変換する手段を
有するデータ通信端末をクライアント200とするシス
テムにおいて、サーバ100は、会議参加中のクライア
ント200毎に異なる音声データパケット転送用ポート
番号を割り当てるポート番号管理手段120と、クライ
アント200毎に異なる音声データパケット転送用ポー
トを含む制御データパケットを送信する制御データパケ
ット送信手段160と、クライアント200が送信する
音声データパケットを受信する音声パケット受信手段1
40と、受信した音声データパケットを送信元のクライ
アント以外の全会議参加中のクライアントへ、ポート番
号管理手段120で送信元のクライアント200の割り
当て済音声データパケット転送用ポート番号で転送する
音声データパケット転送手段150と、クライアント2
00から送信される、自クライアントの処理負荷状態を
示す処理負荷状態値を含む制御データパケットを受信す
る制御データパケット受信手段170と、現状の各クラ
イアント200の転送量を計測する転送量計測手段11
2と、転送量計測手段112の計測結果に基づいて、次
に転送する音声データパケットをクライアント200が
受信し、伸張した場合の処理負荷状態値を予測する負荷
状態値予測手段111と、負荷状態値予測手段111で
予測された処理負荷状態値が、所定の値以下であれば、
次に転送する音声データパケットをそのまま転送し、所
定の値以上である場合には、次に転送する音声データパ
ケットのうち、一部を転送せず、残りを転送するよう制
御する音声パケット転送制御手段130とを有し、クラ
イアント200は、入力音声の音量を計測し、計測値に
より、入力音声が所定の音量以上である場合、該入力音
声を音声データパケットに変換する音声計測・制御手段
263と、変換された音声データパケットをサーバ10
0に送信する音声データパケット送信手段264と、自
クライアントの処理負荷状態を計測する処理負荷状態計
測手段240と、処理負荷状態計測手段240で計測さ
れた処理負荷状態値を含む制御データパケットをサーバ
100に送信する処理負荷状態値送信手段250と、サ
ーバ100から転送される、クライアント毎の異なる音
声データパケット転送用ポート番号を含む制御データパ
ケットを受信する制御パケット受信手段221と、クラ
イアント毎の異なる音声データパケット転送用ポート番
号を、自クライアントの音声データパケット受信用ポー
ト番号として複数設置するポート番号設定手段220
と、受信した音声データパケットをアナログ音声データ
に変換する伸張ルーチン210と、音声データ受信用ポ
ート番号毎に、伸張ルーチン210を複数起動させる伸
張ルーチン起動手段230と、伸張ルーチン210より
出力されたアナログ音声データを、一つのアナログ音声
データに加算し、再生する再生手段271とを有する。
明(請求項4)は、複数のクライアント200とサーバ
100が接続されたネットワーク上で多地点間の音声通
信を行う多地点接続会議システムにおいて、IPネット
ワーク用インターフェスを有し、データ通信端末から送
信される会議開催要求や会議参加要求の制御データパケ
ットを受信する手段と、該会議開催要求や該会議参加要
求を送信したデータ通信端末を会議参加中のクライアン
トとして登録する手段と、会議運営を行うデータ通信端
末をサーバ100とし、IPネットワークインターフェ
ースを有し、該会議開催要求や該会議参加要求の制御デ
ータパケットを該サーバ100に送信する手段と、アナ
ログ音声データをディジタル音声データに変換し、該デ
ィジタル音声データを音声データパケットに変換し、該
IPネットワークへ送信すると共に、受信した音声デー
タパケットをディジタル音声データに変換し、該ディジ
タル音声データをアナログ音声データに変換する手段を
有するデータ通信端末をクライアント200とするシス
テムにおいて、サーバ100は、会議参加中のクライア
ント200毎に異なる音声データパケット転送用ポート
番号を割り当てるポート番号管理手段120と、クライ
アント200毎に異なる音声データパケット転送用ポー
トを含む制御データパケットを送信する制御データパケ
ット送信手段160と、クライアント200が送信する
音声データパケットを受信する音声パケット受信手段1
40と、受信した音声データパケットを送信元のクライ
アント以外の全会議参加中のクライアントへ、ポート番
号管理手段120で送信元のクライアント200の割り
当て済音声データパケット転送用ポート番号で転送する
音声データパケット転送手段150と、クライアント2
00から送信される、自クライアントの処理負荷状態を
示す処理負荷状態値を含む制御データパケットを受信す
る制御データパケット受信手段170と、現状の各クラ
イアント200の転送量を計測する転送量計測手段11
2と、転送量計測手段112の計測結果に基づいて、次
に転送する音声データパケットをクライアント200が
受信し、伸張した場合の処理負荷状態値を予測する負荷
状態値予測手段111と、負荷状態値予測手段111で
予測された処理負荷状態値が、所定の値以下であれば、
次に転送する音声データパケットをそのまま転送し、所
定の値以上である場合には、次に転送する音声データパ
ケットのうち、一部を転送せず、残りを転送するよう制
御する音声パケット転送制御手段130とを有し、クラ
イアント200は、入力音声の音量を計測し、計測値に
より、入力音声が所定の音量以上である場合、該入力音
声を音声データパケットに変換する音声計測・制御手段
263と、変換された音声データパケットをサーバ10
0に送信する音声データパケット送信手段264と、自
クライアントの処理負荷状態を計測する処理負荷状態計
測手段240と、処理負荷状態計測手段240で計測さ
れた処理負荷状態値を含む制御データパケットをサーバ
100に送信する処理負荷状態値送信手段250と、サ
ーバ100から転送される、クライアント毎の異なる音
声データパケット転送用ポート番号を含む制御データパ
ケットを受信する制御パケット受信手段221と、クラ
イアント毎の異なる音声データパケット転送用ポート番
号を、自クライアントの音声データパケット受信用ポー
ト番号として複数設置するポート番号設定手段220
と、受信した音声データパケットをアナログ音声データ
に変換する伸張ルーチン210と、音声データ受信用ポ
ート番号毎に、伸張ルーチン210を複数起動させる伸
張ルーチン起動手段230と、伸張ルーチン210より
出力されたアナログ音声データを、一つのアナログ音声
データに加算し、再生する再生手段271とを有する。
【0015】本発明(請求項5)は、サーバ100にお
いて、現在の音声データパケット送信中のクライアント
数を計測するクライアント数計測手段と、クライアント
数計測手段の計測結果の音声データパケット送信中のク
ライアント数を含む制御データパケットを、全会議参加
中のクライアントに送信する手段を有し、クライアント
200は、サーバ100から、音声データパケット送信
中のクライアント数を含む制御データパケットを受信す
る手段と、音声データパケット送信中のクライアント数
だけ、伸張ルーチン210を起動させる手段と、起動中
の伸張ルーチン210を、サーバ100からの音声デー
タパケット受信中の音声データ受信用ポート番号毎に振
り分ける手段とを有する。
いて、現在の音声データパケット送信中のクライアント
数を計測するクライアント数計測手段と、クライアント
数計測手段の計測結果の音声データパケット送信中のク
ライアント数を含む制御データパケットを、全会議参加
中のクライアントに送信する手段を有し、クライアント
200は、サーバ100から、音声データパケット送信
中のクライアント数を含む制御データパケットを受信す
る手段と、音声データパケット送信中のクライアント数
だけ、伸張ルーチン210を起動させる手段と、起動中
の伸張ルーチン210を、サーバ100からの音声デー
タパケット受信中の音声データ受信用ポート番号毎に振
り分ける手段とを有する。
【0016】本発明(請求項6)は、サーバ100にお
いて、クライアント200へ検査用パケットを送信する
手段と、検査用パケットに対するクライアント200か
らの応答パケットを受信する手段と、検索用パケットの
送信時間と、応答パケットの受信時間からクライアント
が応答に要する応答時間を計算する手段と、応答時間か
ら、次に転送する音声データパケットがクライアントに
到達するのに要する遅延時間を計測する手段と、遅延時
間が所定の値よりも小さい場合、次に転送する音声デー
タパケットをそのまま転送し、所定の値よりも大きい場
合には、次に転送する音声データパケットのうち、一部
を転送せず、残りを転送する手段を有し、クライアント
200は、サーバ100から送信される検査用パケット
を受信する手段と、検査用パケットの受信に対応する応
答パケットをサーバ100に送信する手段とを有する。
いて、クライアント200へ検査用パケットを送信する
手段と、検査用パケットに対するクライアント200か
らの応答パケットを受信する手段と、検索用パケットの
送信時間と、応答パケットの受信時間からクライアント
が応答に要する応答時間を計算する手段と、応答時間か
ら、次に転送する音声データパケットがクライアントに
到達するのに要する遅延時間を計測する手段と、遅延時
間が所定の値よりも小さい場合、次に転送する音声デー
タパケットをそのまま転送し、所定の値よりも大きい場
合には、次に転送する音声データパケットのうち、一部
を転送せず、残りを転送する手段を有し、クライアント
200は、サーバ100から送信される検査用パケット
を受信する手段と、検査用パケットの受信に対応する応
答パケットをサーバ100に送信する手段とを有する。
【0017】本発明(請求項7)は、複数のクライアン
トとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間の音
声通信を行う多地点接続会議システムにおいて、IPネ
ットワーク用インターフェスを有し、データ通信端末か
ら送信される会議開催要求や会議参加要求の制御データ
パケットを受信する手段と、該会議開催要求や該会議参
加要求を送信したデータ通信端末を会議参加中のクライ
アントとして登録する手段と、会議運営を行うデータ通
信端末であるサーバ装置であって、会議参加中のクライ
アント毎に異なる音声データパケット転送用ポート番号
を割り当てるポート番号管理手段と、クライアント毎に
異なる音声データパケット転送用ポートを含む制御デー
タパケットを送信する制御データパケット送信手段と、
クライアントが送信する音声データパケットを受信する
音声パケット受信手段と、受信した音声データパケット
を送信元のクライアント以外の全会議参加中のクライア
ントへ、ポート番号管理手段で送信元のクライアントの
割り当て済音声データパケット転送用ポート番号で転送
する音声データパケット転送手段と、クライアントから
送信される、自クライアントの処理負荷状態を示す処理
負荷状態値を含む制御データパケットを受信する制御デ
ータパケット受信手段と、現状の各クライアントの転送
量を計測する転送量計測手段と、転送量計測手段の計測
結果に基づいて、次に転送する音声データパケットをク
ライアントが受信し、伸張した場合の処理負荷状態値を
予測する負荷状態値予測手段と、負荷状態値予測手段で
予測された処理負荷状態値が、所定の値以下であれば、
次に転送する音声データパケットをそのまま転送し、所
定の値以上である場合には、次に転送する音声データパ
ケットのうち、一部を転送せず、残りを転送するよう制
御する音声パケット転送制御手段とを有する。
トとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間の音
声通信を行う多地点接続会議システムにおいて、IPネ
ットワーク用インターフェスを有し、データ通信端末か
ら送信される会議開催要求や会議参加要求の制御データ
パケットを受信する手段と、該会議開催要求や該会議参
加要求を送信したデータ通信端末を会議参加中のクライ
アントとして登録する手段と、会議運営を行うデータ通
信端末であるサーバ装置であって、会議参加中のクライ
アント毎に異なる音声データパケット転送用ポート番号
を割り当てるポート番号管理手段と、クライアント毎に
異なる音声データパケット転送用ポートを含む制御デー
タパケットを送信する制御データパケット送信手段と、
クライアントが送信する音声データパケットを受信する
音声パケット受信手段と、受信した音声データパケット
を送信元のクライアント以外の全会議参加中のクライア
ントへ、ポート番号管理手段で送信元のクライアントの
割り当て済音声データパケット転送用ポート番号で転送
する音声データパケット転送手段と、クライアントから
送信される、自クライアントの処理負荷状態を示す処理
負荷状態値を含む制御データパケットを受信する制御デ
ータパケット受信手段と、現状の各クライアントの転送
量を計測する転送量計測手段と、転送量計測手段の計測
結果に基づいて、次に転送する音声データパケットをク
ライアントが受信し、伸張した場合の処理負荷状態値を
予測する負荷状態値予測手段と、負荷状態値予測手段で
予測された処理負荷状態値が、所定の値以下であれば、
次に転送する音声データパケットをそのまま転送し、所
定の値以上である場合には、次に転送する音声データパ
ケットのうち、一部を転送せず、残りを転送するよう制
御する音声パケット転送制御手段とを有する。
【0018】本発明(請求項8)は、現在の音声データ
パケット送信中のクライアント数を計測するクライアン
ト数計測手段と、クライアント数計測手段の計測結果の
音声データパケット送信中のクライアント数を含む制御
データパケットを、全会議参加中のクライアントに送信
する手段を有する。
パケット送信中のクライアント数を計測するクライアン
ト数計測手段と、クライアント数計測手段の計測結果の
音声データパケット送信中のクライアント数を含む制御
データパケットを、全会議参加中のクライアントに送信
する手段を有する。
【0019】本発明(請求項9)は、クライアントへ検
査用パケットを送信する手段と、検査用パケットに対す
るクライアントからの応答パケットを受信する手段と、
検索用パケットの送信時間と、応答パケットの受信時間
からクライアントが応答に要する応答時間を計算する手
段と、応答時間から、次に転送する音声データパケット
がクライアントに到達するのに要する遅延時間を計測す
る手段と、遅延時間が所定の値よりも小さい場合、次に
転送する音声データパケットをそのまま転送し、所定の
値よりも大きい場合には、次に転送する音声データパケ
ットのうち、一部を転送せず、残りを転送する手段を有
する。
査用パケットを送信する手段と、検査用パケットに対す
るクライアントからの応答パケットを受信する手段と、
検索用パケットの送信時間と、応答パケットの受信時間
からクライアントが応答に要する応答時間を計算する手
段と、応答時間から、次に転送する音声データパケット
がクライアントに到達するのに要する遅延時間を計測す
る手段と、遅延時間が所定の値よりも小さい場合、次に
転送する音声データパケットをそのまま転送し、所定の
値よりも大きい場合には、次に転送する音声データパケ
ットのうち、一部を転送せず、残りを転送する手段を有
する。
【0020】本発明(請求項10)は、複数のクライア
ントとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間の
音声通信を行う多地点接続会議システムにおける、IP
ネットワークインターフェースを有し、該会議開催要求
や該会議参加要求の制御データパケットを該サーバに送
信する手段と、アナログ音声データをディジタル音声デ
ータに変換し、該ディジタル音声データを音声データパ
ケットに変換し、該IPネットワークへ送信すると共
に、受信した音声データパケットをディジタル音声デー
タに変換し、該ディジタル音声データをアナログ音声デ
ータに変換する手段を有するデータ通信端末であるクラ
イアント装置であって、入力音声の音量を計測し、計測
値により、入力音声が所定の音量以上である場合、該入
力音声を音声データパケットに変換する音声計測・制御
手段と、変換された音声データパケットをサーバに送信
する音声データパケット送信手段と、自クライアントの
処理負荷状態を計測する処理負荷状態計測手段と、処理
負荷状態計測手段で計測された処理負荷状態値を含む制
御データパケットをサーバに送信する処理負荷状態値送
信手段と、サーバから転送される、クライアント毎の異
なる音声データパケット転送用ポート番号を含む制御デ
ータパケットを受信する制御パケット受信手段と、クラ
イアント毎の異なる音声データパケット転送用ポート番
号を、自クライアントの音声データパケット受信用ポー
ト番号として複数設置するポート番号設定手段と、受信
した音声データパケットをアナログ音声データに変換す
る伸張ルーチンと、音声データ受信用ポート番号毎に、
伸張ルーチンを複数起動させる伸張ルーチン起動手段
と、伸張ルーチンより出力されたアナログ音声データ
を、一つのアナログ音声データに加算し、再生する再生
手段とを有する。
ントとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間の
音声通信を行う多地点接続会議システムにおける、IP
ネットワークインターフェースを有し、該会議開催要求
や該会議参加要求の制御データパケットを該サーバに送
信する手段と、アナログ音声データをディジタル音声デ
ータに変換し、該ディジタル音声データを音声データパ
ケットに変換し、該IPネットワークへ送信すると共
に、受信した音声データパケットをディジタル音声デー
タに変換し、該ディジタル音声データをアナログ音声デ
ータに変換する手段を有するデータ通信端末であるクラ
イアント装置であって、入力音声の音量を計測し、計測
値により、入力音声が所定の音量以上である場合、該入
力音声を音声データパケットに変換する音声計測・制御
手段と、変換された音声データパケットをサーバに送信
する音声データパケット送信手段と、自クライアントの
処理負荷状態を計測する処理負荷状態計測手段と、処理
負荷状態計測手段で計測された処理負荷状態値を含む制
御データパケットをサーバに送信する処理負荷状態値送
信手段と、サーバから転送される、クライアント毎の異
なる音声データパケット転送用ポート番号を含む制御デ
ータパケットを受信する制御パケット受信手段と、クラ
イアント毎の異なる音声データパケット転送用ポート番
号を、自クライアントの音声データパケット受信用ポー
ト番号として複数設置するポート番号設定手段と、受信
した音声データパケットをアナログ音声データに変換す
る伸張ルーチンと、音声データ受信用ポート番号毎に、
伸張ルーチンを複数起動させる伸張ルーチン起動手段
と、伸張ルーチンより出力されたアナログ音声データ
を、一つのアナログ音声データに加算し、再生する再生
手段とを有する。
【0021】本発明(請求項11)は、サーバから、音
声データパケット送信中のクライアント数を含む制御デ
ータパケットを受信する手段と、音声データパケット送
信中のクライアント数だけ、伸張ルーチンを起動させる
手段と、起動中の伸張ルーチンを、サーバからの音声デ
ータパケット受信中の音声データ受信用ポート番号毎に
振り分ける手段とを有する。
声データパケット送信中のクライアント数を含む制御デ
ータパケットを受信する手段と、音声データパケット送
信中のクライアント数だけ、伸張ルーチンを起動させる
手段と、起動中の伸張ルーチンを、サーバからの音声デ
ータパケット受信中の音声データ受信用ポート番号毎に
振り分ける手段とを有する。
【0022】本発明(請求項12)は、サーバから送信
される検査用パケットを受信する手段と、検査用パケッ
トの受信に対応する応答パケットをサーバに送信する手
段とを有する。本発明(請求項13)は、複数のクライ
アントとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間
の音声通信を行う多地点接続会議システムにおいて、I
Pネットワーク用インターフェスを有し、データ通信端
末から送信される会議開催要求や会議参加要求の制御デ
ータパケットを受信する手段と、該会議開催要求や該会
議参加要求を送信したデータ通信端末を会議参加中のク
ライアントとして登録する手段と、会議運営を行うデー
タ通信端末であるサーバに搭載される、多地点接続会議
システム構成プログラムを格納した記憶媒体であって、
会議参加中のクライアント毎に異なる音声データパケッ
ト転送用ポート番号を割り当てるポート番号管理プロセ
スと、クライアント毎に異なる音声データパケット転送
用ポートを含む制御データパケットを送信する制御デー
タパケット送信プロセスと、クライアントが送信する音
声データパケットを受信する音声パケット受信プロセス
と、受信した音声データパケットを送信元のクライアン
ト以外の全会議参加中のクライアントへ、ポート番号管
理プロセスで送信元のクライアントの割り当て済音声デ
ータパケット転送用ポート番号で転送する音声データパ
ケット転送プロセスと、クライアントから送信される、
自クライアントの処理負荷状態を示す処理負荷状態値を
含む制御データパケットを受信する制御データパケット
受信プロセスと、現状の各クライアントの転送量を計測
する転送量計測プロセスと、転送量計測プロセスの計測
結果に基づいて、次に転送する音声データパケットをク
ライアントが受信し、伸張した場合の処理負荷状態値を
予測する負荷状態値予測プロセスと、負荷状態値予測プ
ロセスで予測された処理負荷状態値が、所定の値以下で
あれば、次に転送する音声データパケットをそのまま転
送し、所定の値以上である場合には、次に転送する音声
データパケットのうち、一部を転送せず、残りを転送す
るよう制御する音声データパケット転送制御プロセスと
を有する。
される検査用パケットを受信する手段と、検査用パケッ
トの受信に対応する応答パケットをサーバに送信する手
段とを有する。本発明(請求項13)は、複数のクライ
アントとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間
の音声通信を行う多地点接続会議システムにおいて、I
Pネットワーク用インターフェスを有し、データ通信端
末から送信される会議開催要求や会議参加要求の制御デ
ータパケットを受信する手段と、該会議開催要求や該会
議参加要求を送信したデータ通信端末を会議参加中のク
ライアントとして登録する手段と、会議運営を行うデー
タ通信端末であるサーバに搭載される、多地点接続会議
システム構成プログラムを格納した記憶媒体であって、
会議参加中のクライアント毎に異なる音声データパケッ
ト転送用ポート番号を割り当てるポート番号管理プロセ
スと、クライアント毎に異なる音声データパケット転送
用ポートを含む制御データパケットを送信する制御デー
タパケット送信プロセスと、クライアントが送信する音
声データパケットを受信する音声パケット受信プロセス
と、受信した音声データパケットを送信元のクライアン
ト以外の全会議参加中のクライアントへ、ポート番号管
理プロセスで送信元のクライアントの割り当て済音声デ
ータパケット転送用ポート番号で転送する音声データパ
ケット転送プロセスと、クライアントから送信される、
自クライアントの処理負荷状態を示す処理負荷状態値を
含む制御データパケットを受信する制御データパケット
受信プロセスと、現状の各クライアントの転送量を計測
する転送量計測プロセスと、転送量計測プロセスの計測
結果に基づいて、次に転送する音声データパケットをク
ライアントが受信し、伸張した場合の処理負荷状態値を
予測する負荷状態値予測プロセスと、負荷状態値予測プ
ロセスで予測された処理負荷状態値が、所定の値以下で
あれば、次に転送する音声データパケットをそのまま転
送し、所定の値以上である場合には、次に転送する音声
データパケットのうち、一部を転送せず、残りを転送す
るよう制御する音声データパケット転送制御プロセスと
を有する。
【0023】本発明(請求項14)は、現在の音声デー
タパケット送信中のクライアント数を計測するクライア
ント数計測プロセスと、クライアント数計測プロセスの
計測結果の音声データパケット送信中のクライアント数
を含む制御データパケットを、全会議参加中のクライア
ントに送信するプロセスを有する。
タパケット送信中のクライアント数を計測するクライア
ント数計測プロセスと、クライアント数計測プロセスの
計測結果の音声データパケット送信中のクライアント数
を含む制御データパケットを、全会議参加中のクライア
ントに送信するプロセスを有する。
【0024】本発明(請求項15)は、クライアントへ
検査用パケットを送信するプロセスと、検査用パケット
に対するクライアントからの応答パケットを受信するプ
ロセスと、検索用パケットの送信時間と、応答パケット
の受信時間からクライアントが応答に要する応答時間を
計算するプロセスと、応答時間から、次に転送する音声
データパケットがクライアントに到達するのに要する遅
延時間を計測するプロセスと、遅延時間が所定の値より
も小さい場合、次に転送する音声データパケットをその
まま転送し、所定の値よりも大きい場合には、次に転送
する音声データパケットのうち、一部を転送せず、残り
を転送するプロセスを有する。
検査用パケットを送信するプロセスと、検査用パケット
に対するクライアントからの応答パケットを受信するプ
ロセスと、検索用パケットの送信時間と、応答パケット
の受信時間からクライアントが応答に要する応答時間を
計算するプロセスと、応答時間から、次に転送する音声
データパケットがクライアントに到達するのに要する遅
延時間を計測するプロセスと、遅延時間が所定の値より
も小さい場合、次に転送する音声データパケットをその
まま転送し、所定の値よりも大きい場合には、次に転送
する音声データパケットのうち、一部を転送せず、残り
を転送するプロセスを有する。
【0025】本発明(請求項16)は、複数のクライア
ントとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間の
音声通信を行う多地点接続会議システムにおける、IP
ネットワークインターフェースを有し、該会議開催要求
や該会議参加要求の制御データパケットを該サーバに送
信する手段と、アナログ音声データをディジタル音声デ
ータに変換し、該ディジタル音声データを音声データパ
ケットに変換し、該IPネットワークへ送信すると共
に、受信した音声データパケットをディジタル音声デー
タに変換し、該ディジタル音声データをアナログ音声デ
ータに変換する手段を有するデータ通信端末であるクラ
イアントに搭載される多地点接続会議システム構成プロ
グラムを格納した記憶媒体であって、入力音声の音量を
計測し、計測値により、入力音声が所定の音量以上であ
る場合、該入力音声を音声データパケットに変換する音
声計測・制御プロセスと、変換された音声データパケッ
トをサーバに送信する音声データパケット送信プロセス
と、自クライアントの処理負荷状態を計測する処理負荷
状態計測プロセスと、処理負荷状態計測プロセスで計測
された処理負荷状態値を含む制御データパケットをサー
バに送信する処理負荷状態値送信プロセスと、サーバか
ら転送される、クライアント毎の異なる音声データパケ
ット転送用ポート番号を含む制御データパケットを受信
する制御パケット受信プロセスと、クライアント毎の異
なる音声データパケット転送用ポート番号を、自クライ
アントの音声データパケット受信用ポート番号として複
数設置するポート番号設定プロセスと、音声データ受信
用ポート番号毎に、受信した音声データパケットをアナ
ログ音声データに変換する伸張ルーチンを複数起動させ
る伸張ルーチン起動プロセスと、伸張ルーチンより出力
されたアナログ音声データを、一つのアナログ音声デー
タに加算し、再生する再生プロセスとを有する。
ントとサーバが接続されたネットワーク上で多地点間の
音声通信を行う多地点接続会議システムにおける、IP
ネットワークインターフェースを有し、該会議開催要求
や該会議参加要求の制御データパケットを該サーバに送
信する手段と、アナログ音声データをディジタル音声デ
ータに変換し、該ディジタル音声データを音声データパ
ケットに変換し、該IPネットワークへ送信すると共
に、受信した音声データパケットをディジタル音声デー
タに変換し、該ディジタル音声データをアナログ音声デ
ータに変換する手段を有するデータ通信端末であるクラ
イアントに搭載される多地点接続会議システム構成プロ
グラムを格納した記憶媒体であって、入力音声の音量を
計測し、計測値により、入力音声が所定の音量以上であ
る場合、該入力音声を音声データパケットに変換する音
声計測・制御プロセスと、変換された音声データパケッ
トをサーバに送信する音声データパケット送信プロセス
と、自クライアントの処理負荷状態を計測する処理負荷
状態計測プロセスと、処理負荷状態計測プロセスで計測
された処理負荷状態値を含む制御データパケットをサー
バに送信する処理負荷状態値送信プロセスと、サーバか
ら転送される、クライアント毎の異なる音声データパケ
ット転送用ポート番号を含む制御データパケットを受信
する制御パケット受信プロセスと、クライアント毎の異
なる音声データパケット転送用ポート番号を、自クライ
アントの音声データパケット受信用ポート番号として複
数設置するポート番号設定プロセスと、音声データ受信
用ポート番号毎に、受信した音声データパケットをアナ
ログ音声データに変換する伸張ルーチンを複数起動させ
る伸張ルーチン起動プロセスと、伸張ルーチンより出力
されたアナログ音声データを、一つのアナログ音声デー
タに加算し、再生する再生プロセスとを有する。
【0026】本発明(請求項17)は、サーバから、音
声データパケット送信中のクライアント数を含む制御デ
ータパケットを受信するプロセスと、音声データパケッ
ト送信中のクライアント数だけ、伸張ルーチンを起動さ
せるプロセスと、起動中の伸張ルーチンを、サーバから
の音声データパケット受信中の音声データ受信用ポート
番号毎に振り分けるプロセスとを有する。
声データパケット送信中のクライアント数を含む制御デ
ータパケットを受信するプロセスと、音声データパケッ
ト送信中のクライアント数だけ、伸張ルーチンを起動さ
せるプロセスと、起動中の伸張ルーチンを、サーバから
の音声データパケット受信中の音声データ受信用ポート
番号毎に振り分けるプロセスとを有する。
【0027】本発明(請求項18)は、サーバから送信
される検査用パケットを受信するプロセスと、検査用パ
ケットの受信に対応する応答パケットをサーバに送信す
るプロセスとを有する。上記のように、本発明では、ク
ライアントはクライアント使用者の発言を入力し、アナ
ログ音声データから音声データパケットに変換し、サー
バに送信する。基本的にはそれを受信したサーバは、そ
の音声データパケットを送信元のクライアント以外の全
クライアントへ転送する。そして、複数のクライアント
からの音声データパケットを受信した場合でも、従来の
多地点接続会議システムのように、音声ミキシングを行
わず、そのまま複数の音声データパケットを転送し、ク
ライアントで音声ミキシングを行う。このようなシステ
ムでは、サーバの処理負荷は減るが、クライアントの処
理の負荷は増え、ソフトウェアのみで多地点接続会議シ
ステムを実現できない。
される検査用パケットを受信するプロセスと、検査用パ
ケットの受信に対応する応答パケットをサーバに送信す
るプロセスとを有する。上記のように、本発明では、ク
ライアントはクライアント使用者の発言を入力し、アナ
ログ音声データから音声データパケットに変換し、サー
バに送信する。基本的にはそれを受信したサーバは、そ
の音声データパケットを送信元のクライアント以外の全
クライアントへ転送する。そして、複数のクライアント
からの音声データパケットを受信した場合でも、従来の
多地点接続会議システムのように、音声ミキシングを行
わず、そのまま複数の音声データパケットを転送し、ク
ライアントで音声ミキシングを行う。このようなシステ
ムでは、サーバの処理負荷は減るが、クライアントの処
理の負荷は増え、ソフトウェアのみで多地点接続会議シ
ステムを実現できない。
【0028】しかし、本発明では、サーバから転送する
音声データパケットを制御することで、クライアントで
の処理負荷の増大を抑え、ソフトウェアのみで多地点接
続会議システムを実現する。また、発言者が増え、転送
する音声データパケットが増大することで、伝送路状態
によっては、逼迫による遅延が生じる場合がある。この
ような問題も本発明における多地点接続会議システムで
は、サーバからクライアントに検索用パケットを送信
し、クライアントからの応答パケットを受信すまでの時
間を用いて、遅延時間を計測し、当該遅延時間に基づい
て送信する音声データパケットの転送方法を変更するこ
とにより、回避することができる。
音声データパケットを制御することで、クライアントで
の処理負荷の増大を抑え、ソフトウェアのみで多地点接
続会議システムを実現する。また、発言者が増え、転送
する音声データパケットが増大することで、伝送路状態
によっては、逼迫による遅延が生じる場合がある。この
ような問題も本発明における多地点接続会議システムで
は、サーバからクライアントに検索用パケットを送信
し、クライアントからの応答パケットを受信すまでの時
間を用いて、遅延時間を計測し、当該遅延時間に基づい
て送信する音声データパケットの転送方法を変更するこ
とにより、回避することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の多地点接続会議
システムの動作の概要を説明するための図である。同図
において、クライアントA、及びクライアントBが送話
者であり、クライアントCが受話者であるとし、これら
のクライアントがネットワークを介してサーバに接続さ
れているものとする。サーバは、各クライアント毎に割
り当てるポート番号として、クライアントA用ポート番
号、クライアントB用ポート番号、クライアントC用ポ
ート番号からなるポート番号管理テーブルと、クライア
ントから送信される自クライアントの処理負荷状態値
と、現状のクライアントへの転送量から、各クライアン
トの処理能力を認知するための処理負荷検知ルーチン、
及び、各クライアントまでの伝送路の状態を検知するた
めの経路状態検知ルーチンを有する。
システムの動作の概要を説明するための図である。同図
において、クライアントA、及びクライアントBが送話
者であり、クライアントCが受話者であるとし、これら
のクライアントがネットワークを介してサーバに接続さ
れているものとする。サーバは、各クライアント毎に割
り当てるポート番号として、クライアントA用ポート番
号、クライアントB用ポート番号、クライアントC用ポ
ート番号からなるポート番号管理テーブルと、クライア
ントから送信される自クライアントの処理負荷状態値
と、現状のクライアントへの転送量から、各クライアン
トの処理能力を認知するための処理負荷検知ルーチン、
及び、各クライアントまでの伝送路の状態を検知するた
めの経路状態検知ルーチンを有する。
【0030】ここで、送話者であるクライアントAの音
声データパケットA1〜A5が圧縮されて、サーバに送
られ、同様に、クライアントBの音声データパケットB
1〜B5が圧縮されて、サーバに送られる。クライアン
トAでは、サーバからクライアントBの音声データパケ
ットを受信する(クライアント用ポート番号使用)。ク
ライアントBでは、サーバからクライアントAの音声デ
ータパケットを受信する(クライアントA用ポート番号
使用)。クライアントCについて、サーバの処理負荷検
知ルーチン(クライアントCであ、処理能力が足りな
い)で処理負荷を検知し、クライアントA,Bの音声デ
ータパケットを一部送信しない。クライアントA、Bで
は、各々の設定ポート番号で受信し、ミキシングし、再
生する。これらにより、同時発信可能な多地点接続とな
る。
声データパケットA1〜A5が圧縮されて、サーバに送
られ、同様に、クライアントBの音声データパケットB
1〜B5が圧縮されて、サーバに送られる。クライアン
トAでは、サーバからクライアントBの音声データパケ
ットを受信する(クライアント用ポート番号使用)。ク
ライアントBでは、サーバからクライアントAの音声デ
ータパケットを受信する(クライアントA用ポート番号
使用)。クライアントCについて、サーバの処理負荷検
知ルーチン(クライアントCであ、処理能力が足りな
い)で処理負荷を検知し、クライアントA,Bの音声デ
ータパケットを一部送信しない。クライアントA、Bで
は、各々の設定ポート番号で受信し、ミキシングし、再
生する。これらにより、同時発信可能な多地点接続とな
る。
【0031】ここで、多人数参加会議開催の処理につい
て説明する。図4は、本発明における多地点接続会議シ
ステムの開催のシーケンスを示す。会議を開催するデー
タ通信端末Aは、サーバに対して会議の開催コマンドを
含む制御データパケットを送信し、会議の開催要求を発
行する(ステップ101)。これを受信したサーバは、
データ通信端末Aによる会議を管理する処理を実行し、
開催中の会議リストにデータ通信端末Aによる会議を登
録する。そして、データ通信端末Aを会議参加中のクラ
イアントAとみなし、クライアントAに開催承認のコマ
ンドを含む制御データパケットを送信する(ステップ1
02)。このとき、サーバは、クライアントAの転送用
ポート番号を割り振って、サーバが持つポート番号管理
テーブルに登録しておく。
て説明する。図4は、本発明における多地点接続会議シ
ステムの開催のシーケンスを示す。会議を開催するデー
タ通信端末Aは、サーバに対して会議の開催コマンドを
含む制御データパケットを送信し、会議の開催要求を発
行する(ステップ101)。これを受信したサーバは、
データ通信端末Aによる会議を管理する処理を実行し、
開催中の会議リストにデータ通信端末Aによる会議を登
録する。そして、データ通信端末Aを会議参加中のクラ
イアントAとみなし、クライアントAに開催承認のコマ
ンドを含む制御データパケットを送信する(ステップ1
02)。このとき、サーバは、クライアントAの転送用
ポート番号を割り振って、サーバが持つポート番号管理
テーブルに登録しておく。
【0032】次に、会議に参加するデータ通信端末B
は、サーバへ会議情報の要求コマンドを送信し(ステッ
プ103)、サーバからデータ通信端末Bに会議情報中
の会議開催中リストを送信し(ステップ104)、当該
会議開催中リストからクライアントAによる会議を選択
し、この会議への参加コマンドを含む制御データパケッ
トをサーバに送信する(ステップ105)。これを受信
したサーバは、クライアントAが開催する会議を管理す
る処理にデータ通信端末BをクライアントBとして登録
し、クライアントBの転送用ポート番号を割り振り、ポ
ート番号管理テーブルに登録する。そして、クライアン
トBには、会議参加承認コマンドとクライアントA用ポ
ート番号を含む制御データパケットを送信する(ステッ
プ106)。これを受信したクライアントBは、クライ
アントAの転送用ポート番号を、音声データパケッット
受信用ポート番号として、自クライアントに設定する。
は、サーバへ会議情報の要求コマンドを送信し(ステッ
プ103)、サーバからデータ通信端末Bに会議情報中
の会議開催中リストを送信し(ステップ104)、当該
会議開催中リストからクライアントAによる会議を選択
し、この会議への参加コマンドを含む制御データパケッ
トをサーバに送信する(ステップ105)。これを受信
したサーバは、クライアントAが開催する会議を管理す
る処理にデータ通信端末BをクライアントBとして登録
し、クライアントBの転送用ポート番号を割り振り、ポ
ート番号管理テーブルに登録する。そして、クライアン
トBには、会議参加承認コマンドとクライアントA用ポ
ート番号を含む制御データパケットを送信する(ステッ
プ106)。これを受信したクライアントBは、クライ
アントAの転送用ポート番号を、音声データパケッット
受信用ポート番号として、自クライアントに設定する。
【0033】サーバは、クライアントAには、会議変更
コマンドとクライアントBの転送用ポート番号を含む制
御データパケットを送信する(ステップ107)。これ
を受信したクライアントAは、クライアントBの転送用
ポート番号を音声データパケット受信用ポート番号とし
て自クライアントに設定する。次に、会議に参加するデ
ータ通信端末Cも、クライアントBと同様の処理を行
い、クライアントCとして登録し、会議参加承認コマン
ドとクライアントAの転送用ポート番号とクライアント
Bの転送用ポート番号を含む制御データパケットを送信
する(ステップ111)。クライアントCでは、これら
のポート番号を音声データパケット受信用ポート番号と
して、自クライアントに設定する。
コマンドとクライアントBの転送用ポート番号を含む制
御データパケットを送信する(ステップ107)。これ
を受信したクライアントAは、クライアントBの転送用
ポート番号を音声データパケット受信用ポート番号とし
て自クライアントに設定する。次に、会議に参加するデ
ータ通信端末Cも、クライアントBと同様の処理を行
い、クライアントCとして登録し、会議参加承認コマン
ドとクライアントAの転送用ポート番号とクライアント
Bの転送用ポート番号を含む制御データパケットを送信
する(ステップ111)。クライアントCでは、これら
のポート番号を音声データパケット受信用ポート番号と
して、自クライアントに設定する。
【0034】そして、クライアントAとクライアントB
では、サーバから送信される会議変更コマンドとクライ
アントCの転送用ポート番号を受信し(ステップ11
2、ステップ113)、クライアントCの転送用ポート
番号を音声データパケット受信用ポートとして、自クラ
イアントに設定する。そして、クライアントでは、各ク
ライアント用のポート番号を受信した時点で、各ポート
番号毎に受信する音声データパケットをアナログ音声デ
ータに伸張するための伸張ルーチンを起動させる。
では、サーバから送信される会議変更コマンドとクライ
アントCの転送用ポート番号を受信し(ステップ11
2、ステップ113)、クライアントCの転送用ポート
番号を音声データパケット受信用ポートとして、自クラ
イアントに設定する。そして、クライアントでは、各ク
ライアント用のポート番号を受信した時点で、各ポート
番号毎に受信する音声データパケットをアナログ音声デ
ータに伸張するための伸張ルーチンを起動させる。
【0035】次に、本発明における音声データパケット
の転送シーケンスについて説明する。図5は、本発明に
おける多地点接続会議システムの音声データパケットの
転送シーケンスを示す。同図中に含まれている処理負荷
検知ルーチンは、各クライアントからの処理負荷状態値
を含むパケットを受信し、現状と各クライアントへの転
送量を計測し、これにより、次にクライアントに転送す
る転送量について、受信した場合のクライアントの処理
負荷状態値を計算するものである。
の転送シーケンスについて説明する。図5は、本発明に
おける多地点接続会議システムの音声データパケットの
転送シーケンスを示す。同図中に含まれている処理負荷
検知ルーチンは、各クライアントからの処理負荷状態値
を含むパケットを受信し、現状と各クライアントへの転
送量を計測し、これにより、次にクライアントに転送す
る転送量について、受信した場合のクライアントの処理
負荷状態値を計算するものである。
【0036】クライアントにおいては、入力された音声
がある程度の音量以上の時(=音声の入力があったと判
断される場合)のみ、サーバに音声データパケットを送
信する。そのため、発言している参加者のクライアント
からのみ音声データパケットがサーバへ送信される。ま
た、クライアントは、自クライアントの現状の処理負荷
状態を示す処理負荷状態値を含む制御データパケットを
サーバに送信する。
がある程度の音量以上の時(=音声の入力があったと判
断される場合)のみ、サーバに音声データパケットを送
信する。そのため、発言している参加者のクライアント
からのみ音声データパケットがサーバへ送信される。ま
た、クライアントは、自クライアントの現状の処理負荷
状態を示す処理負荷状態値を含む制御データパケットを
サーバに送信する。
【0037】サーバは、クライアント毎に処理負荷状態
値を受信・記録し、新しい処理負荷状態値を受信する毎
に更新する。そして、サーバはこの処理負荷状態値と現
状の各クライアントへの転送量から、次に転送する音声
データパケットをクライアントが受信し、伸張する場合
の処理負荷状態値を計算する。以下、この一連のサーバ
の機能を処理負荷処理ルーチンとする。
値を受信・記録し、新しい処理負荷状態値を受信する毎
に更新する。そして、サーバはこの処理負荷状態値と現
状の各クライアントへの転送量から、次に転送する音声
データパケットをクライアントが受信し、伸張する場合
の処理負荷状態値を計算する。以下、この一連のサーバ
の機能を処理負荷処理ルーチンとする。
【0038】サーバは、この計算したクライアントの処
理負荷状態値がある一定値を越えない場合は、次に転送
する音声データパケットをそのまま転送し、この計算し
たクライアントの処理負荷状態値がある一定値を越える
場合は、次に転送する音声データパケットの内、一部を
転送せず、残りを転送する。つまり、処理能力の低いク
ライアントへは、転送する音声データパケットを少なく
し、処理できる量の音声データパケットを転送する。そ
して、転送の際に、ポート番号管理テーブルに登録され
ている送信元クライアントの転送用ポート番号で送信元
のクライアントを除く全会議参加クライアントへ転送す
る。
理負荷状態値がある一定値を越えない場合は、次に転送
する音声データパケットをそのまま転送し、この計算し
たクライアントの処理負荷状態値がある一定値を越える
場合は、次に転送する音声データパケットの内、一部を
転送せず、残りを転送する。つまり、処理能力の低いク
ライアントへは、転送する音声データパケットを少なく
し、処理できる量の音声データパケットを転送する。そ
して、転送の際に、ポート番号管理テーブルに登録され
ている送信元クライアントの転送用ポート番号で送信元
のクライアントを除く全会議参加クライアントへ転送す
る。
【0039】クライアントでは、サーバから転送されて
きた音声データパケットを受信する際に、送信元クライ
アント毎に音声データパケット受信用ポート番号を設定
してあるので、送信元のクライアント毎に音声データを
受信し、伸張して再生する。複数のクライアントから音
声データパケットが送信された場合、送信元クライアン
ト毎に音声データパケットを受信・伸張し、ミキシング
を行って再生する。これにより、ソフトウェアだけで、
各クライアントで複数の同時発言を聞くことができ、ま
た、処理負荷能力の低いクライアントでも遅延が少な
く、複数の同時発言を聞くことが可能となる。
きた音声データパケットを受信する際に、送信元クライ
アント毎に音声データパケット受信用ポート番号を設定
してあるので、送信元のクライアント毎に音声データを
受信し、伸張して再生する。複数のクライアントから音
声データパケットが送信された場合、送信元クライアン
ト毎に音声データパケットを受信・伸張し、ミキシング
を行って再生する。これにより、ソフトウェアだけで、
各クライアントで複数の同時発言を聞くことができ、ま
た、処理負荷能力の低いクライアントでも遅延が少な
く、複数の同時発言を聞くことが可能となる。
【0040】また、上述とは別のクライアントでの伸張
ルーチン起動方法としては、まず、サーバにおいて音声
データパケットを送信中のクライアント数を計測し、そ
の計測結果を含む制御データパケットを会議参加中の全
クライアントへ通知する。クライアントは、その計測結
果を受信し、その計測結果である送信中のクライアント
数だけ伸張ルーチンを起動させる。そして、伸張ルーチ
ンを受信中のポート番号へ割り振り、送信元のクライア
ント毎に音声データパケットを伸張する。この方法によ
り、上述したクライアントでの伸張ルーチンの起動方法
とは別の方法が採れる。
ルーチン起動方法としては、まず、サーバにおいて音声
データパケットを送信中のクライアント数を計測し、そ
の計測結果を含む制御データパケットを会議参加中の全
クライアントへ通知する。クライアントは、その計測結
果を受信し、その計測結果である送信中のクライアント
数だけ伸張ルーチンを起動させる。そして、伸張ルーチ
ンを受信中のポート番号へ割り振り、送信元のクライア
ント毎に音声データパケットを伸張する。この方法によ
り、上述したクライアントでの伸張ルーチンの起動方法
とは別の方法が採れる。
【0041】また、発言者が増え、転送量が増大するこ
とで、伝送路を逼迫して遅延を発生させてしまう場合が
ある。このような場合でも、以下の機能を追加すること
で、遅延を少なくすることが可能となる。サーバが各ク
ライアントへ検査用パケットを送信し、各クライアント
は、それを受信すると、応答パケットを返信する。サー
バは、この応答パケットを受信し、検査用パケットを送
信時間と応答パケット受信時間からクライアントが応答
に要する応答時間を計算する。その応答時間から次に転
送する音声データパケットがクライアントまで到達する
のに要する遅延時間を計測する(以下、この一連のサー
バの機能を経路状態検知ルーチンとする)。サーバは、
この遅延時間がある一定値よりも小さい場合、次に転送
する音声データをそのまま転送し、一定値よりも大きい
場合、次に転送する音声データパケットのうち、一部を
転送せず、残りを転送する。
とで、伝送路を逼迫して遅延を発生させてしまう場合が
ある。このような場合でも、以下の機能を追加すること
で、遅延を少なくすることが可能となる。サーバが各ク
ライアントへ検査用パケットを送信し、各クライアント
は、それを受信すると、応答パケットを返信する。サー
バは、この応答パケットを受信し、検査用パケットを送
信時間と応答パケット受信時間からクライアントが応答
に要する応答時間を計算する。その応答時間から次に転
送する音声データパケットがクライアントまで到達する
のに要する遅延時間を計測する(以下、この一連のサー
バの機能を経路状態検知ルーチンとする)。サーバは、
この遅延時間がある一定値よりも小さい場合、次に転送
する音声データをそのまま転送し、一定値よりも大きい
場合、次に転送する音声データパケットのうち、一部を
転送せず、残りを転送する。
【0042】これにより、サーバとクライアント間の伝
送路の利用可能な帯域が狭い場合でも遅延が少なく複数
の同時発言を聞くことができる。
送路の利用可能な帯域が狭い場合でも遅延が少なく複数
の同時発言を聞くことができる。
【0043】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。 [第1の実施例]図6は、本発明の第1の実施例のシス
テム構成を示す。同図に示すシステムは、サーバ10
0、当該サーバ100が有するポート番号管理テーブル
120、処理負荷検知ルーチン110と、クライアント
A200,クライアントB300、クライアントC30
0、クライアントD400及びイントラネット/IPネ
ットワーク10から構成される。
る。 [第1の実施例]図6は、本発明の第1の実施例のシス
テム構成を示す。同図に示すシステムは、サーバ10
0、当該サーバ100が有するポート番号管理テーブル
120、処理負荷検知ルーチン110と、クライアント
A200,クライアントB300、クライアントC30
0、クライアントD400及びイントラネット/IPネ
ットワーク10から構成される。
【0044】図7は、本発明の第1の実施例のサーバの
構成を示す。サーバ100は、ネットワークインタフェ
ース部105、ポート番号管理テーブル120、音声デ
ータパケット転送制御部130、音声データパケット受
信部140、音声データパケット転送部150、会議情
報/会議制御コマンド/転送用ポート番号/情報送信部
160、会議情報制御コマンド情報受信部170、会議
運営制御部180、転送用ポート番号管理部190から
構成される。
構成を示す。サーバ100は、ネットワークインタフェ
ース部105、ポート番号管理テーブル120、音声デ
ータパケット転送制御部130、音声データパケット受
信部140、音声データパケット転送部150、会議情
報/会議制御コマンド/転送用ポート番号/情報送信部
160、会議情報制御コマンド情報受信部170、会議
運営制御部180、転送用ポート番号管理部190から
構成される。
【0045】処理負荷検知ルーチン110は、クライア
ントから送信される自クライアントの処理負荷状態を示
す処理負荷状態値を含む制御データパケットを受信する
処理負荷状態値受信部113、現状の各クライアントへ
の転送量を計測する転送量計測部112、処理負荷状態
値と転送量計測結果から、次に転送する音声データパケ
ットをクライアントが受信し、伸張した場合の処理負荷
状態値を予測する処理負荷状態値予測部111から構成
される。
ントから送信される自クライアントの処理負荷状態を示
す処理負荷状態値を含む制御データパケットを受信する
処理負荷状態値受信部113、現状の各クライアントへ
の転送量を計測する転送量計測部112、処理負荷状態
値と転送量計測結果から、次に転送する音声データパケ
ットをクライアントが受信し、伸張した場合の処理負荷
状態値を予測する処理負荷状態値予測部111から構成
される。
【0046】音声データパケット転送制御部130は、
予想処理負荷状態値に従う音声データパケット間引き処
理を行う。つまり、処理負荷検知ルーチン110の処理
負荷状態値予想部111で予測された処理負荷状態値
が、ある一定値以下であるならば、次に転送する音声デ
ータパケットをそのまま転送し、当該予測した処理負荷
状態値が、ある一定以上であるならば、次に転送する音
声データパケットのうち、一部を転送せず、残りを転送
する。
予想処理負荷状態値に従う音声データパケット間引き処
理を行う。つまり、処理負荷検知ルーチン110の処理
負荷状態値予想部111で予測された処理負荷状態値
が、ある一定値以下であるならば、次に転送する音声デ
ータパケットをそのまま転送し、当該予測した処理負荷
状態値が、ある一定以上であるならば、次に転送する音
声データパケットのうち、一部を転送せず、残りを転送
する。
【0047】音声データパケット受信部140は、クラ
イアントが送信する音声データパケットを受信する。音
声データパケット転送部150は、受信した音声データ
パケットを、送信元のクライアント以外の全会議参加中
のクライアントへ、ポート番号管理テーブル120を参
照して、送信元のクライアントの割り当て済音声データ
パケット転送用ポート番号で転送する。
イアントが送信する音声データパケットを受信する。音
声データパケット転送部150は、受信した音声データ
パケットを、送信元のクライアント以外の全会議参加中
のクライアントへ、ポート番号管理テーブル120を参
照して、送信元のクライアントの割り当て済音声データ
パケット転送用ポート番号で転送する。
【0048】会議情報/会議制御コマンド/転送用ポー
ト番号/情報送信部160は、クライアント毎に異なる
音声データパケット転送用ポート番号を含む制御データ
パケットを送信する。会議情報制御コマンド/情報受信
部170は、IPネットワークインタフェース105を
介して、データ通信端末から送信される会議開催要求や
会議参加要求の制御データパケットを受信する。
ト番号/情報送信部160は、クライアント毎に異なる
音声データパケット転送用ポート番号を含む制御データ
パケットを送信する。会議情報制御コマンド/情報受信
部170は、IPネットワークインタフェース105を
介して、データ通信端末から送信される会議開催要求や
会議参加要求の制御データパケットを受信する。
【0049】会議運営制御部180は、会議主催要求や
会議参加要求を送信したテータ通信端末を会議参加中の
クライアントとして登録する。転送用ポート番号管理部
190は、会議参加中のクライアント毎に異なる音声デ
ータパケット転送用ポート番号をポート番号管理テーブ
ル120上で割り当て、管理する。
会議参加要求を送信したテータ通信端末を会議参加中の
クライアントとして登録する。転送用ポート番号管理部
190は、会議参加中のクライアント毎に異なる音声デ
ータパケット転送用ポート番号をポート番号管理テーブ
ル120上で割り当て、管理する。
【0050】図8は、本発明の第1の実施例のクライア
ントの構成を示す。同図に示すクライアントの構成は、
クライアント200を例として説明するが、他のクライ
アント300、400、500も同様の構成である。ク
ライアント200は、伸張ルーチン部210、転送用ポ
ート番号設定部220、会議情報/会議制御コマンド/
転送用ポート番号/情報受信部221、会議情報/制御
コマンド/情報送信部222、会議情報処理部223、
会議情報表示部224、伸張ルーチン制御部230、処
理負荷状態値計測部240、処理負荷状態値送信部25
0、音声データパケット受信部261、音声入力装置2
62、入力音声音量計測/制御部263、入力音声変換
部264、音声データパケット送信部265、音声デー
タミキシング部271、音声出力装置272及びネット
ワークインタフェース部280から構成される。
ントの構成を示す。同図に示すクライアントの構成は、
クライアント200を例として説明するが、他のクライ
アント300、400、500も同様の構成である。ク
ライアント200は、伸張ルーチン部210、転送用ポ
ート番号設定部220、会議情報/会議制御コマンド/
転送用ポート番号/情報受信部221、会議情報/制御
コマンド/情報送信部222、会議情報処理部223、
会議情報表示部224、伸張ルーチン制御部230、処
理負荷状態値計測部240、処理負荷状態値送信部25
0、音声データパケット受信部261、音声入力装置2
62、入力音声音量計測/制御部263、入力音声変換
部264、音声データパケット送信部265、音声デー
タミキシング部271、音声出力装置272及びネット
ワークインタフェース部280から構成される。
【0051】会議情報/会議制御コマンド/転送用ポー
ト番号/情報受信部221は、サーバ100から転送さ
れる、クライアント毎の異なる音声データパケット転送
用ポート番号を含む制御データパケットを受信する。転
送用ポート番号設定部220は、クライアント毎の異な
る音声データパケット転送用ポート番号を、自クライア
ントの音声データパケット受信用ポート番号として複数
設定する。
ト番号/情報受信部221は、サーバ100から転送さ
れる、クライアント毎の異なる音声データパケット転送
用ポート番号を含む制御データパケットを受信する。転
送用ポート番号設定部220は、クライアント毎の異な
る音声データパケット転送用ポート番号を、自クライア
ントの音声データパケット受信用ポート番号として複数
設定する。
【0052】会議情報表示部224は、会議情報の参加
者リスト等を表示する。会議情報処理部223は、会議
情報/会議制御コマンド/転送用ポート番号/情報受信
部221により取得した会議情報等を処理する。会議情
報/制御コマンド/情報送信部222は、会議開催要求
や会議参加要求の制御データパケットをサーバ100へ
送信する。
者リスト等を表示する。会議情報処理部223は、会議
情報/会議制御コマンド/転送用ポート番号/情報受信
部221により取得した会議情報等を処理する。会議情
報/制御コマンド/情報送信部222は、会議開催要求
や会議参加要求の制御データパケットをサーバ100へ
送信する。
【0053】伸張ルーチン制御部230は、転送用ポー
ト番号設定部220で設定された音声データ受信用ポー
ト番号毎に、受信した音声データパケットをアナログ音
声データに変換する伸張ルーチン部210の伸張ルーチ
ンを複数起動させる。処理負荷状態値計測部240は、
自クライアントの処理負荷状態値を計測する。
ト番号設定部220で設定された音声データ受信用ポー
ト番号毎に、受信した音声データパケットをアナログ音
声データに変換する伸張ルーチン部210の伸張ルーチ
ンを複数起動させる。処理負荷状態値計測部240は、
自クライアントの処理負荷状態値を計測する。
【0054】処理負荷状態値送信部250は、自クライ
アントの処理負荷応対値を含んだ制御データパケットを
サーバ100へ送信する。入力音声音量計測/制御部2
63は、音声入力装置262から入力された音声を計測
する。入力音声変換部264は、入力された音声に圧縮
等の処理を行う。
アントの処理負荷応対値を含んだ制御データパケットを
サーバ100へ送信する。入力音声音量計測/制御部2
63は、音声入力装置262から入力された音声を計測
する。入力音声変換部264は、入力された音声に圧縮
等の処理を行う。
【0055】音声データパケット送信部265は、計測
結果より、入力音声がある一定の音量以上である場合、
入力音声を音声データパケットに変換してサーバ100
へ送信し、入力音声がある一定の音量より小さい場合、
何も処理しない。音声データミキシン部271は、伸張
ルーチン部210より出力されるアナログ音声データを
一つのアナログ音声データに加算し、再生する。
結果より、入力音声がある一定の音量以上である場合、
入力音声を音声データパケットに変換してサーバ100
へ送信し、入力音声がある一定の音量より小さい場合、
何も処理しない。音声データミキシン部271は、伸張
ルーチン部210より出力されるアナログ音声データを
一つのアナログ音声データに加算し、再生する。
【0056】音声出力装置272は、音声データミキシ
ング部272は、再生された音声データを出力する。本
実施例では、サーバ100が会議参加中の各クライアン
トの処理負荷状態を検知しながら、多地点会議を運営す
る場合の例を示す。イーサネットで接続されたLAN1
0に、サーバ100、クライアントA200、クライア
ントB300、クライアントC400、クライアントD
500が接続されている。サーバ100は、ネットワー
クインタフェースを持ったパーソナルコンピュータ(P
C)であり、クライアントネットワークインターフェー
スを持ったPCで、マイク、スピーカ及びインターネッ
ト電話ソフトを持っているものとする。
ング部272は、再生された音声データを出力する。本
実施例では、サーバ100が会議参加中の各クライアン
トの処理負荷状態を検知しながら、多地点会議を運営す
る場合の例を示す。イーサネットで接続されたLAN1
0に、サーバ100、クライアントA200、クライア
ントB300、クライアントC400、クライアントD
500が接続されている。サーバ100は、ネットワー
クインタフェースを持ったパーソナルコンピュータ(P
C)であり、クライアントネットワークインターフェー
スを持ったPCで、マイク、スピーカ及びインターネッ
ト電話ソフトを持っているものとする。
【0057】クライアント200、300、400、5
00は、入力音声がある一定の音量以上である場合の
み、入力音声を音声データパケットとして、サーバ10
0へ送信する。また、クライアントは、自クライアント
の処理負荷状態を示す処理負荷状態値を含む制御データ
パケットをサーバ100へ送信している。サーバ100
は、その処理負荷状態値を受信し、サーバ100が持つ
処理負荷検知ルーチン110が、その処理負荷状態値を
記録し、そして、現在転送している音声データパケット
の量を各クライアント毎に計測して、それらから次に転
送する音声データパケットをクライアントが受信・伸張
した場合の処理負荷状態を、クライアント毎に予測す
る。サーバ100は、その予測した処理状態値が、ある
一定値以下であるならば、次に転送する音声データパケ
ットをそのまま転送し、ある一定値以上であるならば、
次に転送する音声データパケットの内、一部を転送せ
ず、残りを転送する。
00は、入力音声がある一定の音量以上である場合の
み、入力音声を音声データパケットとして、サーバ10
0へ送信する。また、クライアントは、自クライアント
の処理負荷状態を示す処理負荷状態値を含む制御データ
パケットをサーバ100へ送信している。サーバ100
は、その処理負荷状態値を受信し、サーバ100が持つ
処理負荷検知ルーチン110が、その処理負荷状態値を
記録し、そして、現在転送している音声データパケット
の量を各クライアント毎に計測して、それらから次に転
送する音声データパケットをクライアントが受信・伸張
した場合の処理負荷状態を、クライアント毎に予測す
る。サーバ100は、その予測した処理状態値が、ある
一定値以下であるならば、次に転送する音声データパケ
ットをそのまま転送し、ある一定値以上であるならば、
次に転送する音声データパケットの内、一部を転送せ
ず、残りを転送する。
【0058】また、クライアントが会議開催もしくは、
会議に参加した際にサーバ100が持つポート番号管理
テーブル120に登録されるクライアント毎の転送用ポ
ート番号は、クライアントAが「5000」、クライア
ントBが「5002」、クライアントCが「500
4」、クライアントDが「5006」とする。このクラ
イアント毎の転送用ポート番号は、サーバ100から全
クライアントへ通知されており、クライアントでは、こ
の転送用ポート番号を音声データパケット受信番号用ポ
ート番号として、自クライアントに設定する。例えば、
クライアントA200の場合は、クライアントB用ポー
ト番号「5002」、クライアントCポート番号「50
04」、クライアントDポート番号「5006」がサー
バ100から通知され、自クライアントの音声データパ
ケット受信用ポート番号として設定される。
会議に参加した際にサーバ100が持つポート番号管理
テーブル120に登録されるクライアント毎の転送用ポ
ート番号は、クライアントAが「5000」、クライア
ントBが「5002」、クライアントCが「500
4」、クライアントDが「5006」とする。このクラ
イアント毎の転送用ポート番号は、サーバ100から全
クライアントへ通知されており、クライアントでは、こ
の転送用ポート番号を音声データパケット受信番号用ポ
ート番号として、自クライアントに設定する。例えば、
クライアントA200の場合は、クライアントB用ポー
ト番号「5002」、クライアントCポート番号「50
04」、クライアントDポート番号「5006」がサー
バ100から通知され、自クライアントの音声データパ
ケット受信用ポート番号として設定される。
【0059】そして、ここでは、クライアントD400
の処理能力は低く、クライアントD400では、2つ以
上の伸張ルーチンを同時に動かした場合、CPU使用率
が90%を越えるものとする。図9は、本発明の第1の
実施例の音声データパケット転送シーケンスを示す。ク
ライアントA200の発言中に、クライアントB300
が送信し始めた場合、クライアントA200とクライア
ントB300から音声データパケットがサーバ100に
送信される。サーバ100は、これらを受信し、ポート
番号管理テーブル120を参照し、クライアントA20
0からの音声データパケットは、ポート番号「500
0」でクライアントB300からの音声データパケット
は、ポート番号「5002」で、送信元を除く全クライ
アントへ転送する。転送の際に、サーバ100は、処理
負荷検知ルーチン110を起動し、次に転送する音声デ
ータパケットをクライアントが受信・伸張した場合の処
理負荷状態値を、クライアント毎に予測する。この予測
した処理状態値が、ある一定値以下(ここでの、処理負
荷状態値はCPU使用率とし、一定値はCPU使用率9
0%とする)であるならば、次に転送する音声データパ
ケットをそのまま転送し、CPU使用率が90%以上で
あるならば、次に転送する音声データパケットの内、一
部を転送せず、残りを転送する。この処理負荷検知ルー
チンの処理により、サーバ100は、クライアントD4
00には、そのままクライアントA200とクライアン
トB300からの音声データパケットを転送したので
は、CPU使用率が90%を越えてしまうことがわか
り、サーバ100は、クライアントD400へ転送する
音声データパケットの内、一部を転送せず、残りを転送
する。他のクライアントでは、まだ処理能力に余裕があ
り、CPU使用率が90%を越えないので、サーバ10
0は、そのまま2つの音声データパケットを転送する。
の処理能力は低く、クライアントD400では、2つ以
上の伸張ルーチンを同時に動かした場合、CPU使用率
が90%を越えるものとする。図9は、本発明の第1の
実施例の音声データパケット転送シーケンスを示す。ク
ライアントA200の発言中に、クライアントB300
が送信し始めた場合、クライアントA200とクライア
ントB300から音声データパケットがサーバ100に
送信される。サーバ100は、これらを受信し、ポート
番号管理テーブル120を参照し、クライアントA20
0からの音声データパケットは、ポート番号「500
0」でクライアントB300からの音声データパケット
は、ポート番号「5002」で、送信元を除く全クライ
アントへ転送する。転送の際に、サーバ100は、処理
負荷検知ルーチン110を起動し、次に転送する音声デ
ータパケットをクライアントが受信・伸張した場合の処
理負荷状態値を、クライアント毎に予測する。この予測
した処理状態値が、ある一定値以下(ここでの、処理負
荷状態値はCPU使用率とし、一定値はCPU使用率9
0%とする)であるならば、次に転送する音声データパ
ケットをそのまま転送し、CPU使用率が90%以上で
あるならば、次に転送する音声データパケットの内、一
部を転送せず、残りを転送する。この処理負荷検知ルー
チンの処理により、サーバ100は、クライアントD4
00には、そのままクライアントA200とクライアン
トB300からの音声データパケットを転送したので
は、CPU使用率が90%を越えてしまうことがわか
り、サーバ100は、クライアントD400へ転送する
音声データパケットの内、一部を転送せず、残りを転送
する。他のクライアントでは、まだ処理能力に余裕があ
り、CPU使用率が90%を越えないので、サーバ10
0は、そのまま2つの音声データパケットを転送する。
【0060】クライアントA200は、クライアントB
用の転送ポート番号「5002」で転送されてきた音声
データパケットを、クライアントB用の受信ポート番号
「5002」で伸張・再生し、クライアントB300
は、クライアントA用の転送ポート番号「5000」で
転送されてきた音声データパケットを、クライアントA
用の受信ポート番号「5000」で受信し、伸張・再生
する。クライアントC400と、クライアントD400
は、クライアントA用の転送ポート番号「5000」
と、クライアントB用の転送用ポート番号「5002」
で転送されてきた2つの音声データパケットを、クライ
アントA用の受信ポート番号「5000」とクライアン
トA用の受信ポート番号「5002」で各々受信し、伸
張・ミキシング・再生する。処理能力の低いクライアン
トD400へは、転送される音声データパケットが少な
くなるので、クライアントD400でも遅延が少なく、
2つの音声データパケットを処理でき、二人の同時発言
をリアルタイムで聞くことができる。
用の転送ポート番号「5002」で転送されてきた音声
データパケットを、クライアントB用の受信ポート番号
「5002」で伸張・再生し、クライアントB300
は、クライアントA用の転送ポート番号「5000」で
転送されてきた音声データパケットを、クライアントA
用の受信ポート番号「5000」で受信し、伸張・再生
する。クライアントC400と、クライアントD400
は、クライアントA用の転送ポート番号「5000」
と、クライアントB用の転送用ポート番号「5002」
で転送されてきた2つの音声データパケットを、クライ
アントA用の受信ポート番号「5000」とクライアン
トA用の受信ポート番号「5002」で各々受信し、伸
張・ミキシング・再生する。処理能力の低いクライアン
トD400へは、転送される音声データパケットが少な
くなるので、クライアントD400でも遅延が少なく、
2つの音声データパケットを処理でき、二人の同時発言
をリアルタイムで聞くことができる。
【0061】これにより、処理能力が低いクライアント
でも遅延が少なく複数人の同時発言を聞くことができ、
ソフトだけで多地点接続会議が実現可能となる。また、
他の実施例として、クライアント数を用いる方法を説明
する。図10は、本発明の第1の実施例における他の実
施例のサーバの構成を示し、図11は、本発明の第1の
実施例における他の実施例のクライアントの構成を示
す。図10において、図7のサーバ構成と異なる部分
は、転送クライアント数計測部131と、転送クライア
ント数情報送信部132が付加された構成であり、図1
1において、図8とのクライアント構成と異なる部分
は、転送クライアント数情報受信部290と伸張ルーチ
ン制御部230の代わりに、伸張ルーチン制御部220
とは機能が異なる伸張ルーチン制御部291が付加され
た構成である。
でも遅延が少なく複数人の同時発言を聞くことができ、
ソフトだけで多地点接続会議が実現可能となる。また、
他の実施例として、クライアント数を用いる方法を説明
する。図10は、本発明の第1の実施例における他の実
施例のサーバの構成を示し、図11は、本発明の第1の
実施例における他の実施例のクライアントの構成を示
す。図10において、図7のサーバ構成と異なる部分
は、転送クライアント数計測部131と、転送クライア
ント数情報送信部132が付加された構成であり、図1
1において、図8とのクライアント構成と異なる部分
は、転送クライアント数情報受信部290と伸張ルーチ
ン制御部230の代わりに、伸張ルーチン制御部220
とは機能が異なる伸張ルーチン制御部291が付加され
た構成である。
【0062】サーバ100において、転送クライアント
数計測部131が音声データパケットを送信中のクライ
アント数を計測し、転送クライアント数情報送信部13
2がその計測結果を含む制御データパケットを会議参加
中の全クライアントへ通知する。クライアント200
は、転送クライアント数情報受信部290でその計測結
果を受信し、その結果結果である送信のクライアント数
だけ伸張ルーチン210を起動させる。そして、伸張ル
ーチン210を受信中のポート番号へ割り当て、送信元
のクライアント毎に音声データパケットを伸張する。
数計測部131が音声データパケットを送信中のクライ
アント数を計測し、転送クライアント数情報送信部13
2がその計測結果を含む制御データパケットを会議参加
中の全クライアントへ通知する。クライアント200
は、転送クライアント数情報受信部290でその計測結
果を受信し、その結果結果である送信のクライアント数
だけ伸張ルーチン210を起動させる。そして、伸張ル
ーチン210を受信中のポート番号へ割り当て、送信元
のクライアント毎に音声データパケットを伸張する。
【0063】[第2の実施例]図12は、本発明の第2
の実施例のシステム構成を示す。本実施例は、サーバ1
000が、各クライアントまでの伝送路状態を検知しな
がら、多地点会議を運営する場合の例を示す。イーサネ
ットで接続されたLAN20にサーバ1000、クライ
アントA2000、クライアントB3000、クライア
ントC4000、クライアントD5000が接続されて
いる。
の実施例のシステム構成を示す。本実施例は、サーバ1
000が、各クライアントまでの伝送路状態を検知しな
がら、多地点会議を運営する場合の例を示す。イーサネ
ットで接続されたLAN20にサーバ1000、クライ
アントA2000、クライアントB3000、クライア
ントC4000、クライアントD5000が接続されて
いる。
【0064】サーバ1000は、ネットワークインタフ
ェースを持ったPCであり、クライアントは、ネットワ
ークインタフェース持ったPCで、マイク、スピーカ及
びインターネット電話ソフトを持っているものとする。
クライアントは、入力音声がある一定の音量以上である
場合のみ、入力音声を音声データパケットとしてサーバ
1000へ送信する。サーバ1000は、クライアント
へ検索用パケットを送信し、その検査用パケットに対す
るクライアントからの応答パケットを受信する。
ェースを持ったPCであり、クライアントは、ネットワ
ークインタフェース持ったPCで、マイク、スピーカ及
びインターネット電話ソフトを持っているものとする。
クライアントは、入力音声がある一定の音量以上である
場合のみ、入力音声を音声データパケットとしてサーバ
1000へ送信する。サーバ1000は、クライアント
へ検索用パケットを送信し、その検査用パケットに対す
るクライアントからの応答パケットを受信する。
【0065】図13は、本発明の第2の実施例のサーバ
の構成を示す。同図に示すサーバ1000は、遅延時間
予測部1110、検査パケット送信部1120、応答パ
ケット受信部1130からなる経路状態検知ルーチン1
100、ポート番号管理テーブル120、音声データパ
ケット転送制御部1300、音声データパケット転送部
1400、音声データパケット受信部1500、会議情
報/会議制御コマンド/転送用ポート番号/情報送信部
1600、会議情報/制御コマンド/情報受信部170
0、会議運営制御部1800、転送用ポート番号管理部
1900及びネットワークインターフェース部1050
から構成される。
の構成を示す。同図に示すサーバ1000は、遅延時間
予測部1110、検査パケット送信部1120、応答パ
ケット受信部1130からなる経路状態検知ルーチン1
100、ポート番号管理テーブル120、音声データパ
ケット転送制御部1300、音声データパケット転送部
1400、音声データパケット受信部1500、会議情
報/会議制御コマンド/転送用ポート番号/情報送信部
1600、会議情報/制御コマンド/情報受信部170
0、会議運営制御部1800、転送用ポート番号管理部
1900及びネットワークインターフェース部1050
から構成される。
【0066】同図に示す構成において、図7と異なる部
分は、経路状態検知ルーチン1100の構成であり、ク
ライアント2000に対して、検索パケット送信部11
20から検査パケットを送信し、当該クライアント20
00から返却され、応答パケット受信部1130で受信
した応答パケットに基づいて、遅延時間予想部1110
において、遅延時間を計算するものである。これによ
り、音声データパケット転送制御部1300で、所定の
時間と計算された遅延時間とを比較して、その結果によ
り音声データパケットの転送を制御する。
分は、経路状態検知ルーチン1100の構成であり、ク
ライアント2000に対して、検索パケット送信部11
20から検査パケットを送信し、当該クライアント20
00から返却され、応答パケット受信部1130で受信
した応答パケットに基づいて、遅延時間予想部1110
において、遅延時間を計算するものである。これによ
り、音声データパケット転送制御部1300で、所定の
時間と計算された遅延時間とを比較して、その結果によ
り音声データパケットの転送を制御する。
【0067】図14は、本発明の第2の実施例のクライ
アントの構成を示す。同図に示すクライアント2000
は、伸張ルーチン部2100、会議情報/会議制御コマ
ンド/手能生用ポート番号/情報受信部2210、会議
情報/制御コマンド/情報送信部2220、会議情報処
理部2230、会議情報表示部2240、伸張ルーチン
制御部2300、検査パケット受信部2400、応答パ
ケット送信部2500、音声入力装置2620、入力音
声音量計測/制御部2630、入力音声変換部264
0、音声データパケット送信部2650、音声データミ
キシング部2710、音声出力装置2720及びネット
ワークインターフェース部2800から構成される。
アントの構成を示す。同図に示すクライアント2000
は、伸張ルーチン部2100、会議情報/会議制御コマ
ンド/手能生用ポート番号/情報受信部2210、会議
情報/制御コマンド/情報送信部2220、会議情報処
理部2230、会議情報表示部2240、伸張ルーチン
制御部2300、検査パケット受信部2400、応答パ
ケット送信部2500、音声入力装置2620、入力音
声音量計測/制御部2630、入力音声変換部264
0、音声データパケット送信部2650、音声データミ
キシング部2710、音声出力装置2720及びネット
ワークインターフェース部2800から構成される。
【0068】同図に示す構成において、図8と異なる部
分は、検査パケット受信部2400において、サーバ1
000から検査パケットを受信し、当該検査パケットを
受信したことをサーバ1000に通知する応答パケット
を応答パケット送信部2500からサーバ1000に送
信する点である。サーバ1000が持つ経路状態検知ル
ーチン1100は、その検査用パケット送信時間とその
応答パケット受信時間からサーバ1000は、クライア
ントが応答に要する応答時間を計算し、次に転送する音
声データパケットがクライアントまで到達するのに要す
る遅延時間を計算する。サーバ1000は、その計算し
た遅延時間がある一定値以下であるならば、次に転送す
る音声データパケットをそのまま転送し、ある一定値以
上であるならば、次に転送する音声データパケットの
内、一部を転送せず、残りを転送する。
分は、検査パケット受信部2400において、サーバ1
000から検査パケットを受信し、当該検査パケットを
受信したことをサーバ1000に通知する応答パケット
を応答パケット送信部2500からサーバ1000に送
信する点である。サーバ1000が持つ経路状態検知ル
ーチン1100は、その検査用パケット送信時間とその
応答パケット受信時間からサーバ1000は、クライア
ントが応答に要する応答時間を計算し、次に転送する音
声データパケットがクライアントまで到達するのに要す
る遅延時間を計算する。サーバ1000は、その計算し
た遅延時間がある一定値以下であるならば、次に転送す
る音声データパケットをそのまま転送し、ある一定値以
上であるならば、次に転送する音声データパケットの
内、一部を転送せず、残りを転送する。
【0069】また、クライアントが会議開催もしくは、
会議に参加した際に、サーバ1000が持つポート番号
管理テーブル1200に登録されるクライアント毎の転
送用ポート番号は、クライアントAが「5000」、ク
ライアントBが「5002」、クライアントCが「50
04」、クライアントDが「5006」とする。このク
ライアント毎の転送用ポート番号は、サーバ1000か
ら全クライアントへ通知されており、クライアントでは
この転送用ポート番号を音声データパケット受信用ポー
ト番号として、自クライアントに設定する。
会議に参加した際に、サーバ1000が持つポート番号
管理テーブル1200に登録されるクライアント毎の転
送用ポート番号は、クライアントAが「5000」、ク
ライアントBが「5002」、クライアントCが「50
04」、クライアントDが「5006」とする。このク
ライアント毎の転送用ポート番号は、サーバ1000か
ら全クライアントへ通知されており、クライアントでは
この転送用ポート番号を音声データパケット受信用ポー
ト番号として、自クライアントに設定する。
【0070】図15は、本発明の第2の実施例の音声デ
ータパケット転送シーケンスを示す。同図において、例
えば、クライアントA2000の場合は、クライアント
B用ポート番号「5002」、クライアントC用ポート
番号「5004」、クライアントD用ポート番号「50
06」がサーバ1000から通知され、自クライアント
の音声データパケット受信用のポート番号として設定さ
れる(ステップ301、302、303)。
ータパケット転送シーケンスを示す。同図において、例
えば、クライアントA2000の場合は、クライアント
B用ポート番号「5002」、クライアントC用ポート
番号「5004」、クライアントD用ポート番号「50
06」がサーバ1000から通知され、自クライアント
の音声データパケット受信用のポート番号として設定さ
れる(ステップ301、302、303)。
【0071】そして、ここでは、サーバ1000とクラ
イアントD5000までの伝送路は、逼迫しており、ク
ライアントD5000に二つの音声データパケットを送
信した場合は、大きな遅延がでるものとする。クライア
ントA2000が発言中に、クライアントB3000が
発言し始めた場合には、クライアントA2000とクラ
イアントB3000から音声データパケットがサーバ1
000に送信される(ステップ304、305)。
イアントD5000までの伝送路は、逼迫しており、ク
ライアントD5000に二つの音声データパケットを送
信した場合は、大きな遅延がでるものとする。クライア
ントA2000が発言中に、クライアントB3000が
発言し始めた場合には、クライアントA2000とクラ
イアントB3000から音声データパケットがサーバ1
000に送信される(ステップ304、305)。
【0072】サーバ1000は、これらを受信し、ポー
ト番号管理テーブル1200を参照し、クライアントA
2000からの音声データパケットは、ポート番号「5
000」で、クライアントB3000からの音声データ
パケットもポート番号「5002」で、送信元以外の会
議参加中の全クライアントに転送する(ステップ30
6、307、308、309)。転送の際に、サーバ1
000は、経路状態検知ルーチン1100を起動し、次
に転送する音声データパケットがクライアントまで到達
するのに要する遅延時間を計算する。
ト番号管理テーブル1200を参照し、クライアントA
2000からの音声データパケットは、ポート番号「5
000」で、クライアントB3000からの音声データ
パケットもポート番号「5002」で、送信元以外の会
議参加中の全クライアントに転送する(ステップ30
6、307、308、309)。転送の際に、サーバ1
000は、経路状態検知ルーチン1100を起動し、次
に転送する音声データパケットがクライアントまで到達
するのに要する遅延時間を計算する。
【0073】この場合、サーバ1000は、クライアン
トB3000からの音声データパケットを転送する際
に、経路状態検知ルーチン1100を起動し、クライア
ントA2000からの音声データパケット転送中でのク
ライアントA2000、B3000、C4000、D5
000までの遅延時間を計算する。クライアントA20
00、B3000、C4000、D5000までの伝送
路では、伝送路が空いているので、この遅延時間がある
一定値(ここでは、100msecとする)を越えない
が、クライアントD5000に対しては、伝送路が既に
逼迫しかかっているために、この遅延時間が100ms
ecを越える。これにより、サーバ1000は、クライ
アントD5000までの伝送路が現状で逼迫しているこ
とが分かり、クライアントD5000へは、次に転送す
る二つ文の音声データパケットのうち、一部を転送せ
ず、残りを転送する。他のクライアントまでの伝送路で
はまだ帯域に余裕があり、遅延時間100msecを越
えないので、サーバ1000は、そのまま二つ文の音声
データパケットを転送する。
トB3000からの音声データパケットを転送する際
に、経路状態検知ルーチン1100を起動し、クライア
ントA2000からの音声データパケット転送中でのク
ライアントA2000、B3000、C4000、D5
000までの遅延時間を計算する。クライアントA20
00、B3000、C4000、D5000までの伝送
路では、伝送路が空いているので、この遅延時間がある
一定値(ここでは、100msecとする)を越えない
が、クライアントD5000に対しては、伝送路が既に
逼迫しかかっているために、この遅延時間が100ms
ecを越える。これにより、サーバ1000は、クライ
アントD5000までの伝送路が現状で逼迫しているこ
とが分かり、クライアントD5000へは、次に転送す
る二つ文の音声データパケットのうち、一部を転送せ
ず、残りを転送する。他のクライアントまでの伝送路で
はまだ帯域に余裕があり、遅延時間100msecを越
えないので、サーバ1000は、そのまま二つ文の音声
データパケットを転送する。
【0074】クライアントA2000は、クライアント
B用の転送ポート番号「5002」で転送されてきた音
声データパケットを、クライアントB用の受信ポート番
号5002で伸張・再生し(ステップ310)、クライ
アントB3000は、クライアントA用の転送ポート番
号「5000」で転送されてきた音声データパケット
を、クライアントA用の受信ポート番号「5000」で
受信し、伸張・再生する(ステップ311)。クライア
ントC4000とクライアントD5000は、クライア
ントA用の転送ポート番号「5000」とクライアント
B用の転送ポート番号「5002」で転送されてきた二
つの音声データパケットを、クライアントA用の受信ポ
ート番号「5000」とクライアントA用の受信ポート
番号「5002」で別々に受信し、伸張・ミキシング・
再生して(ステップ312、313)、二人の音声を同
時に聞くことができる。
B用の転送ポート番号「5002」で転送されてきた音
声データパケットを、クライアントB用の受信ポート番
号5002で伸張・再生し(ステップ310)、クライ
アントB3000は、クライアントA用の転送ポート番
号「5000」で転送されてきた音声データパケット
を、クライアントA用の受信ポート番号「5000」で
受信し、伸張・再生する(ステップ311)。クライア
ントC4000とクライアントD5000は、クライア
ントA用の転送ポート番号「5000」とクライアント
B用の転送ポート番号「5002」で転送されてきた二
つの音声データパケットを、クライアントA用の受信ポ
ート番号「5000」とクライアントA用の受信ポート
番号「5002」で別々に受信し、伸張・ミキシング・
再生して(ステップ312、313)、二人の音声を同
時に聞くことができる。
【0075】クライアントD5000までの伝送路は逼
迫して、そのまま二つ分の音声データパケットを転送し
たのでは、遅延が発生してしまうが、本発明のシステム
では、クライアントD5000へ転送する音声データパ
ケット量は少なくするので、クライアントD5000で
も遅延が少なく、クライアントA2000とクライアン
トB3000の発言を聞くことができる。
迫して、そのまま二つ分の音声データパケットを転送し
たのでは、遅延が発生してしまうが、本発明のシステム
では、クライアントD5000へ転送する音声データパ
ケット量は少なくするので、クライアントD5000で
も遅延が少なく、クライアントA2000とクライアン
トB3000の発言を聞くことができる。
【0076】これにより、利用可能な帯域が小さい伝送
路でも、遅延が少なく、複数人の同時発言を聞くことが
でき、ソフトだけで多地点接続会議が実現可能となる。
また、上記の実施例では、図7、図8、図10、図1
1、図13、図14の構成に基づいて説明したが、これ
らの図に示されるサーバ及びクライアントの構成要素を
それぞれプログラムとして構築し、サーバやクライアン
トとして用いられる電話機の記憶装置に格納するまた
は、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬記憶媒
体に格納しておき、本発明を実施する際にこれらの電話
機の記憶装置にインストールすることにより、容易に本
発明を実現することが可能である。また、各電話機のイ
ンターネット電話ソフトと共有の記憶装置に格納してお
くことも可能である。
路でも、遅延が少なく、複数人の同時発言を聞くことが
でき、ソフトだけで多地点接続会議が実現可能となる。
また、上記の実施例では、図7、図8、図10、図1
1、図13、図14の構成に基づいて説明したが、これ
らの図に示されるサーバ及びクライアントの構成要素を
それぞれプログラムとして構築し、サーバやクライアン
トとして用いられる電話機の記憶装置に格納するまた
は、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬記憶媒
体に格納しておき、本発明を実施する際にこれらの電話
機の記憶装置にインストールすることにより、容易に本
発明を実現することが可能である。また、各電話機のイ
ンターネット電話ソフトと共有の記憶装置に格納してお
くことも可能である。
【0077】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0078】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、サーバ
において、特別な専用装置を用いるこおなく、同時に複
数の参加者が送話することが可能なシステムを構築する
ことが可能となる。また、その結果、全二重の多地点間
接続会議システムを安価に構築することが可能となる。
において、特別な専用装置を用いるこおなく、同時に複
数の参加者が送話することが可能なシステムを構築する
ことが可能となる。また、その結果、全二重の多地点間
接続会議システムを安価に構築することが可能となる。
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の多地点接続会議システムの動作の概要
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図4】本発明における多地点接続会議システムの開催
のシーケンスである。
のシーケンスである。
【図5】本発明における多地点会議システムの音声デー
タパケットの転送シーケンスである。
タパケットの転送シーケンスである。
【図6】本発明の第1の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図7】本発明の第1の実施例のサーバの構成図であ
る。
る。
【図8】本発明の第1の実施例のクライアントの構成図
である。
である。
【図9】本発明の第1の実施例の音声データパケット転
送シーケンスである。
送シーケンスである。
【図10】本発明の第2の実施例のサーバの構成図であ
る。
る。
【図11】本発明の第2の実施例のクライアントの構成
図である。
図である。
【図12】本発明の第2の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図13】本発明の第2の実施例のサーバの構成図であ
る。
る。
【図14】本発明の第2の実施例のクライアントの構成
図である。
図である。
【図15】本発明の第2の実施例の音声データパケット
転送シーケンスである。
転送シーケンスである。
【図16】従来の端末のみによる多地点接続の例であ
る。
る。
【図17】従来のサーバを用いた多地点接続の例であ
る。
る。
【図18】従来のMCUを用いた多地点接続サーバの例
である。
である。
【図19】従来の送話者切り替え型多地点接続サーバの
例である。
例である。
【図20】従来の通話切り替え型多地点接続サーバの例
である。
である。
100 サーバ 105 ネットワークインターフェース部 110 処理負荷検知ルーチン 111 負荷状態値予測手段、処理負荷状態値予想部 112 転送量計測手段、転送量計測部 113 処理負荷状態値受信部 120 ポート番号管理手段、ポート番号管理テーブル 130 音声パケット転送制御手段、音声データパケッ
ト転送制御部 131 転送クライアント数計測部 132 転送クライアント数情報送信部 140 音声データパケット受信手段、音声データパケ
ット受信部 150 音声データパケット転送手段、音声データパケ
ット転送部 160 制御データパケット送信手段、会議情報/会議
制御コマンド/転送用ポート番号/情報送信部 170 制御データパケット受信手段、会議情報/制御
コマンド/情報受信部 180 会議運営制御部 190 転送用ポート番号管理部 200 クライアント 210 伸張ルーチン 220 ポート番号設定手段、転送用ポート番号設定部 221 制御パケット受信手段、会議情報/会議制御コ
マンド/転送用ポート番号/情報受信部 222 会議情報/制御コマンド/情報送信部 223 会議情報処理部 224 会議情報表示部 230 伸張ルーチン起動手段、伸張ルーチン制御部 240 処理負荷状態計測手段、処理負荷状態値計測部 250 処理負荷状態値送信手段、処理負荷状態値送信
部 261 音声データパケット受信手段、音声データパケ
ット受信部 262 音声入力装置 263 音量計測・制御手段、入力音声音量計測/制御
部 264 音声データパケット送信手段、入力音声変換部 265 音声データパケット送信部 270 再生手段 271 音声データミキシング部 272 音声出力装置 280 ネットワークインタフェース部 290 転送クライアント数情報受信部 291 伸張ルーチン制御部 1000 サーバ 1050 ネットワークインターフェース部 1100 経路状態検知ルーチン 1110 遅延時間予測部 1120 検査パケット送信部 1130 応答パケット受信部 1200 ポート番号管理テーブル 1300 音声データパケット転送制御部 1400 音声データパケット転送部 1500 音声データパケット受信部 1600 会議情報/会議制御コマンド/転送用ポート
番号/情報送信部 1700 会議情報/制御コマンド/情報受信部 1800 会議運営制御部 1900 転送用ポート番号管理部 2000 クライアント 2100 伸張ルーチン部 2200 転送用ポート番号設定部 2210 会議情報/会議制御コマンド/転送用ポート
番号/情報受信部 2220 会議情報/制御コマンド/情報送信部 2230 会議情報処理部 2240 会議情報表示部 2400 検査パケット受信部 2500 応答パケット送信部 2610 音声データパケット受信部 2620 音声入力装置 2630 入力音声音量計測/制御部 2640 入力音声変換部 2650 音声データパケット送信部 2710 音声データミキシング部 2720 音声出力装置 2800 ネットワークインタフェース部
ト転送制御部 131 転送クライアント数計測部 132 転送クライアント数情報送信部 140 音声データパケット受信手段、音声データパケ
ット受信部 150 音声データパケット転送手段、音声データパケ
ット転送部 160 制御データパケット送信手段、会議情報/会議
制御コマンド/転送用ポート番号/情報送信部 170 制御データパケット受信手段、会議情報/制御
コマンド/情報受信部 180 会議運営制御部 190 転送用ポート番号管理部 200 クライアント 210 伸張ルーチン 220 ポート番号設定手段、転送用ポート番号設定部 221 制御パケット受信手段、会議情報/会議制御コ
マンド/転送用ポート番号/情報受信部 222 会議情報/制御コマンド/情報送信部 223 会議情報処理部 224 会議情報表示部 230 伸張ルーチン起動手段、伸張ルーチン制御部 240 処理負荷状態計測手段、処理負荷状態値計測部 250 処理負荷状態値送信手段、処理負荷状態値送信
部 261 音声データパケット受信手段、音声データパケ
ット受信部 262 音声入力装置 263 音量計測・制御手段、入力音声音量計測/制御
部 264 音声データパケット送信手段、入力音声変換部 265 音声データパケット送信部 270 再生手段 271 音声データミキシング部 272 音声出力装置 280 ネットワークインタフェース部 290 転送クライアント数情報受信部 291 伸張ルーチン制御部 1000 サーバ 1050 ネットワークインターフェース部 1100 経路状態検知ルーチン 1110 遅延時間予測部 1120 検査パケット送信部 1130 応答パケット受信部 1200 ポート番号管理テーブル 1300 音声データパケット転送制御部 1400 音声データパケット転送部 1500 音声データパケット受信部 1600 会議情報/会議制御コマンド/転送用ポート
番号/情報送信部 1700 会議情報/制御コマンド/情報受信部 1800 会議運営制御部 1900 転送用ポート番号管理部 2000 クライアント 2100 伸張ルーチン部 2200 転送用ポート番号設定部 2210 会議情報/会議制御コマンド/転送用ポート
番号/情報受信部 2220 会議情報/制御コマンド/情報送信部 2230 会議情報処理部 2240 会議情報表示部 2400 検査パケット受信部 2500 応答パケット送信部 2610 音声データパケット受信部 2620 音声入力装置 2630 入力音声音量計測/制御部 2640 入力音声変換部 2650 音声データパケット送信部 2710 音声データミキシング部 2720 音声出力装置 2800 ネットワークインタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷野 浩 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−83949(JP,A) 特開 平3−124145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/18 H04L 12/28 H04L 12/56 H04M 3/56
Claims (18)
- 【請求項1】 複数のクライアントとサーバが接続され
たネットワーク上で多地点間の音声通信を行う多地点接
続会議システム構成方法において、 前記サーバにおいて、前記クライアントから会議開催要
求及び会議参加要求を制御データパケットで受信し、該
クライアントを会議参加中のクライアントとして登録す
ると共に、該会議参加中のクライアント毎に異なる音声
データパケット転送用ポート番号を割り当てて、管理
し、 前記クライアント毎に異なる音声データパケット転送用
ポート番号を含む制御データパケットをクライアントに
送信し、 各々の前記クライアントは、 前記サーバから前記制御データパケットを受信すると、
前記クライアント毎に異なる音声データパケット転送用
ポート番号を、自クライアントの音声データパケット受
信用ポート番号として複数設定し、 前記音声データ受信用ポート番号毎に受信した音声デー
タパケットをアナログ音声データに変換する伸張ルーチ
ンを複数起動させておき、 自クライアントの処理負荷状態を計測し、 入力音声がある一定の音量以上である場合のみ、該入力
音声を音声データパケットとして、前記サーバへ送信す
ると共に、自クライアントの処理負荷状態を示す処理負
荷状態値を含む制御データパケットを該サーバへ送信
し、 前記サーバは、 前記クライアントから該クライアント毎の処理負荷状態
値を受信し、 前記処理負荷状態値を記録し、 現在転送している音声データパケットの量を各クライア
ント毎に計測し、 次に転送する音声データパケットをクライアントが受信
・伸張した場合の処理負荷状態を、クライアント毎に予
測し、 予測された処理状態値が、ある一定値以下であるなら
ば、次に転送する音声データパケットをそのまま転送
し、ある一定値以上であるならば、次に転送する音声デ
ータパケットの内、一部を転送せず、残りを転送し、 前記クライアントでは、前記サーバから受信した前記音
声データパケットを前記伸張ルーチンにより出力される
複数のアナログ音声データを、一つのアナログ音声デー
タに加算して、再生することを特徴とする多地点接続会
議システム構成方法。 - 【請求項2】 前記サーバは、 現在の音声データパケット送信中のクライアント数を計
測し、 計測された前記音声データパケット送信中のクライアン
ト数を含む制御データパケットを、全会議参加中のクラ
イアントへ送信し、 前記クライアントは、 前記音声データパケット送信中のクライアント数を含む
前記制御データパケットを前記サーバから受信し、 前記音声データパケット送信中のクライアント数だけ、
前記伸張ルーチンを起動させ、 起動中の前記伸張ルーチンを、前記サーバからの音声デ
ータパケットを受信中の前記音声データ受信用ポート番
号毎に振り分ける請求項1記載の多地点接続会議システ
ム構成方法。 - 【請求項3】 前記サーバは、 前記クライアントに、検査用パケットを送信し、 前記クライアントは、 前記検査用パケットを受信し、該受信に対応する応答パ
ケットを前記サーバに送信し、 前記サーバは、 前記クライアントからの応答パケットを受信し、 前記検査用パケット送信時間と、前記応答パケットの受
信時間から前記クライアントが応答する応答時間を計算
し、 前記応答時間から、次に転送する音声データパケットが
前記クライアントまで到達するのに要する遅延時間を計
測し、 前記遅延時間が所定の値より小さい場合、次に転送する
音声データパケットをそのまま転送し、該所定の値より
も大きい場合には、次に転送する音声データパケットの
うち、一部を転送せず、残りを転送する請求項1記載の
多地点接続会議システム構成方法。 - 【請求項4】 複数のクライアントとサーバが接続され
たネットワーク上で多地点間の音声通信を行う多地点接
続会議システムにおいて、IPネットワーク用インター
フェスを有し、データ通信端末から送信される会議開催
要求や会議参加要求の制御データパケットを受信する手
段と、該会議開催要求や該会議参加要求を送信したデー
タ通信端末を会議参加中のクライアントとして登録する
手段と、会議運営を行うデータ通信端末をサーバとし、
IPネットワークインターフェースを有し、該会議開催
要求や該会議参加要求の制御データパケットを該サーバ
に送信する手段と、アナログ音声データをディジタル音
声データに変換し、該ディジタル音声データを音声デー
タパケットに変換し、該IPネットワークへ送信すると
共に、受信した音声データパケットをディジタル音声デ
ータに変換し、該ディジタル音声データをアナログ音声
データに変換する手段を有するデータ通信端末をクライ
アントとするシステムにおいて、 前記サーバは、 会議参加中のクライアント毎に異なる音声データパケッ
ト転送用ポート番号を割り当てるポート番号管理手段
と、 前記クライアント毎に異なる音声データパケット転送用
ポートを含む制御データパケットを送信する制御データ
パケット送信手段と、 前記クライアントが送信する前記音声データパケットを
受信する音声パケット受信手段と、 受信した前記音声データパケットを送信元のクライアン
ト以外の全会議参加中のクライアントへ、前記ポート番
号管理手段で送信元のクライアントの割り当て済音声デ
ータパケット転送用ポート番号で転送する音声データパ
ケット転送手段と、 前記クライアントから送信される、自クライアントの処
理負荷状態を示す処理負荷状態値を含む制御データパケ
ットを受信する制御データパケット受信手段と、 現状の各クライアントの転送量を計測する転送量計測手
段と、 前記転送量計測手段の計測結果に基づいて、次に転送す
る音声データパケットをクライアントが受信し、伸張し
た場合の処理負荷状態値を予測する負荷状態値予測手段
と、 前記負荷状態値予測手段で予測された前記処理負荷状態
値が、所定の値以下であれば、次に転送する音声データ
パケットをそのまま転送し、所定の値以上である場合に
は、次に転送する音声データパケットのうち、一部を転
送せず、残りを転送するよう制御する音声パケット転送
制御手段とを有し、 前記クライアントは、 入力音声の音量を計測し、計測値により、該入力音声が
所定の音量以上である場合、該入力音声を音声データパ
ケットに変換する音声計測・制御手段と、 変換された前記音声データパケットを前記サーバに送信
する音声データパケット送信手段と、 自クライアントの処理負荷状態を計測する処理負荷状態
計測手段と、 前記処理負荷状態計測手段で計測された処理負荷状態値
を含む制御データパケットを前記サーバに送信する処理
負荷状態値送信手段と、 前記サーバから転送される、前記クライアント毎の異な
る音声データパケット転送用ポート番号を含む前記制御
データパケットを受信する制御パケット受信手段と、 前記クライアント毎の異なる音声データパケット転送用
ポート番号を、自クライアントの音声データパケット受
信用ポート番号として複数設置するポート番号設定手段
と、 受信した音声データパケットをアナログ音声データに変
換する伸張ルーチンと、 前記音声データ受信用ポート番号毎に、前記伸張ルーチ
ンを複数起動させる伸張ルーチン起動手段と、 前記伸張ルーチンより出力されたアナログ音声データ
を、一つのアナログ音声データに加算し、再生する再生
手段とを有することを特徴とする多地点接続会議システ
ム。 - 【請求項5】 前記サーバは、 現在の音声データパケット送信中のクライアント数を計
測するクライアント数計測手段と、 前記クライアント数計測手段の計測結果の音声データパ
ケット送信中のクライアント数を含む制御データパケッ
トを、全会議参加中のクライアントに送信する手段を有
し、 前記クライアントは、 前記サーバから、前記音声データパケット送信中のクラ
イアント数を含む前記制御データパケットを受信する手
段と、 前記音声データパケット送信中のクライアント数だけ、
前記伸張ルーチンを起動させる手段と、 起動中の前記伸張ルーチンを、前記サーバからの音声デ
ータパケット受信中の音声データ受信用ポート番号毎に
振り分ける手段とを有する請求項4記載の多地点接続会
議システム。 - 【請求項6】 前記サーバは、 前記クライアントへ検査用パケットを送信する手段と、 前記検査用パケットに対する前記クライアントからの応
答パケットを受信する手段と、 前記検索用パケットの送信時間と、前記応答パケットの
受信時間から前記クライアントが応答に要する応答時間
を計算する手段と、 前記応答時間から、次に転送する音声データパケットが
前記クライアントに到達するのに要する遅延時間を計測
する手段と、 前記遅延時間が所定の値よりも小さい場合、次に転送す
る音声データパケットをそのまま転送し、所定の値より
も大きい場合には、次に転送する音声データパケットの
うち、一部を転送せず、残りを転送する手段を有し、 前記クライアントは、 前記サーバから送信される前記検査用パケットを受信す
る手段と、 前記検査用パケットの受信に対応する応答パケットを前
記サーバに送信する手段とを有する請求項4記載の多地
点接続会議システム。 - 【請求項7】 複数のクライアントとサーバが接続され
たネットワーク上で多地点間の音声通信を行う多地点接
続会議システムにおいて、IPネットワーク用インター
フェスを有し、データ通信端末から送信される会議開催
要求や会議参加要求の制御データパケットを受信する手
段と、該会議開催要求や該会議参加要求を送信したデー
タ通信端末を会議参加中のクライアントとして登録する
手段と、会議運営を行うデータ通信端末であるサーバ装
置であって、 会議参加中のクライアント毎に異なる音声データパケッ
ト転送用ポート番号を割り当てるポート番号管理手段
と、 前記クライアント毎に異なる音声データパケット転送用
ポートを含む制御データパケットを送信する制御データ
パケット送信手段と、 前記クライアントが送信する前記音声データパケットを
受信する音声パケット受信手段と、 受信した前記音声データパケットを送信元のクライアン
ト以外の全会議参加中のクライアントへ、前記ポート番
号管理手段で送信元のクライアントの割り当て済音声デ
ータパケット転送用ポート番号で転送する音声データパ
ケット転送手段と、 前記クライアントから送信される、自クライアントの処
理負荷状態を示す処理負荷状態値を含む制御データパケ
ットを受信する制御データパケット受信手段と、 現状の各クライアントの転送量を計測する転送量計測手
段と、 前記転送量計測手段の計測結果に基づいて、次に転送す
る音声データパケットをクライアントが受信し、伸張し
た場合の処理負荷状態値を予測する負荷状態値予測手段
と、 前記負荷状態値予測手段で予測された前記処理負荷状態
値が、所定の値以下であれば、次に転送する音声データ
パケットをそのまま転送し、所定の値以上である場合に
は、次に転送する音声データパケットのうち、一部を転
送せず、残りを転送するよう制御する音声パケット転送
制御手段とを有することを特徴とするサーバ装置。 - 【請求項8】 現在の音声データパケット送信中のクラ
イアント数を計測するクライアント数計測手段と、 前記クライアント数計測手段の計測結果の音声データパ
ケット送信中のクライアント数を含む制御データパケッ
トを、全会議参加中のクライアントに送信する手段を有
する請求項7記載のサーバ装置。 - 【請求項9】 前記クライアントへ検査用パケットを送
信する手段と、 前記検査用パケットに対する前記クライアントからの応
答パケットを受信する手段と、 前記検索用パケットの送信時間と、前記応答パケットの
受信時間から前記クライアントが応答に要する応答時間
を計算する手段と、 前記応答時間から、次に転送する音声データパケットが
前記クライアントに到達するのに要する遅延時間を計測
する手段と、 前記遅延時間が所定の値よりも小さい場合、次に転送す
る音声データパケットをそのまま転送し、所定の値より
も大きい場合には、次に転送する音声データパケットの
うち、一部を転送せず、残りを転送する手段を有する請
求項7記載のサーバ装置。 - 【請求項10】 複数のクライアントとサーバが接続さ
れたネットワーク上で多地点間の音声通信を行う多地点
接続会議システムにおける、IPネットワークインター
フェースを有し、該会議開催要求や該会議参加要求の制
御データパケットを該サーバに送信する手段と、アナロ
グ音声データをディジタル音声データに変換し、該ディ
ジタル音声データを音声データパケットに変換し、該I
Pネットワークへ送信すると共に、受信した音声データ
パケットをディジタル音声データに変換し、該ディジタ
ル音声データをアナログ音声データに変換する手段を有
するデータ通信端末であるクライアント装置であって、 入力音声の音量を計測し、計測値により、入力音声が所
定の音量以上である場合、該入力音声を音声データパケ
ットに変換する音声計測・制御手段と、 変換された前記音声データパケットを前記サーバに送信
する音声データパケット送信手段と、 自クライアントの処理負荷状態を計測する処理負荷状態
計測手段と、 前記処理負荷状態計測手段で計測された処理負荷状態値
を含む制御データパケットを前記サーバに送信する処理
負荷状態値送信手段と、 前記サーバから転送される、前記クライアント毎の異な
る音声データパケット転送用ポート番号を含む前記制御
データパケットを受信する制御パケット受信手段と、 前記クライアント毎の異なる音声データパケット転送用
ポート番号を、自クライアントの音声データパケット受
信用ポート番号として複数設置するポート番号設定手段
と、 受信した音声データパケットをアナログ音声データに変
換する伸張ルーチンと、 前記音声データ受信用ポート番号毎に、前記伸張ルーチ
ンを複数起動させる伸張ルーチン起動手段と、 前記伸張ルーチンより出力されたアナログ音声データ
を、一つのアナログ音声データに加算し、再生する再生
手段とを有することを特徴とするクライアント装置。 - 【請求項11】 前記サーバから、前記音声データパケ
ット送信中のクライアント数を含む前記制御データパケ
ットを受信する手段と、 前記音声データパケット送信中のクライアント数だけ、
前記伸張ルーチンを起動させる手段と、 起動中の前記伸張ルーチンを、前記サーバからの音声デ
ータパケット受信中の音声データ受信用ポート番号毎に
振り分ける手段とを有する請求項10記載のクライアン
ト装置。 - 【請求項12】 前記サーバから送信される前記検査用
パケットを受信する手段と、 前記検査用パケットの受信に対応する応答パケットを前
記サーバに送信する手段とを有する請求項10記載のク
ライアント装置。 - 【請求項13】 複数のクライアントとサーバが接続さ
れたネットワーク上で多地点間の音声通信を行う多地点
接続会議システムにおいて、IPネットワーク用インタ
ーフェスを有し、データ通信端末から送信される会議開
催要求や会議参加要求の制御データパケットを受信する
手段と、該会議開催要求や該会議参加要求を送信したデ
ータ通信端末を会議参加中のクライアントとして登録す
る手段と、会議運営を行うデータ通信端末であるサーバ
に搭載される、多地点接続会議システム構成プログラム
を格納した記憶媒体であって、 会議参加中のクライアント毎に異なる音声データパケッ
ト転送用ポート番号を割り当てるポート番号管理プロセ
スと、 前記クライアント毎に異なる音声データパケット転送用
ポートを含む制御データパケットを送信する制御データ
パケット送信プロセスと、 前記クライアントが送信する前記音声データパケットを
受信する音声パケット受信プロセスと、 受信した前記音声データパケットを送信元のクライアン
ト以外の全会議参加中のクライアントへ、前記ポート番
号管理プロセスで送信元のクライアントの割り当て済音
声データパケット転送用ポート番号で転送する音声デー
タパケット転送プロセスと、 前記クライアントから送信される、自クライアントの処
理負荷状態を示す処理負荷状態値を含む制御データパケ
ットを受信する制御データパケット受信プロセスと、 現状の各クライアントの転送量を計測する転送量計測プ
ロセスと、 前記転送量計測プロセスの計測結果に基づいて、次に転
送する音声データパケットをクライアントが受信し、伸
張した場合の処理負荷状態値を予測する負荷状態値予測
プロセスと、 前記負荷状態値予測プロセスで予測された前記処理負荷
状態値が、所定の値以下であれば、次に転送する音声デ
ータパケットをそのまま転送し、所定の値以上である場
合には、次に転送する音声データパケットのうち、一部
を転送せず、残りを転送するよう制御する音声パケット
転送制御プロセスとを有することを特徴とする多地点接
続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項14】 現在の音声データパケット送信中のク
ライアント数を計測するクライアント数計測プロセス
と、 前記クライアント数計測プロセスの計測結果の音声デー
タパケット送信中のクライアント数を含む制御データパ
ケットを、全会議参加中のクライアントに送信するプロ
セスを有する請求項13記載の多地点接続会議システム
構成プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項15】 前記クライアントへ検査用パケットを
送信するプロセスと、 前記検査用パケットに対する前記クライアントからの応
答パケットを受信するプロセスと、 前記検索用パケットの送信時間と、前記応答パケットの
受信時間から前記クライアントが応答に要する応答時間
を計算するプロセスと、 前記応答時間から、次に転送する音声データパケットが
前記クライアントに到達するのに要する遅延時間を計測
するプロセスと、 前記遅延時間が所定の値よりも小さい場合、次に転送す
る音声データパケットをそのまま転送し、所定の値より
も大きい場合には、次に転送する音声データパケットの
うち、一部を転送せず、残りを転送するプロセスを有す
る請求項13記載の多地点接続会議システム構成プログ
ラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項16】 複数のクライアントとサーバが接続さ
れたネットワーク上で多地点間の音声通信を行う多地点
接続会議システムにおける、IPネットワークインター
フェースを有し、該会議開催要求や該会議参加要求の制
御データパケットを該サーバに送信する手段と、アナロ
グ音声データをディジタル音声データに変換し、該ディ
ジタル音声データを音声データパケットに変換し、該I
Pネットワークへ送信すると共に、受信した音声データ
パケットをディジタル音声データに変換し、該ディジタ
ル音声データをアナログ音声データに変換する手段を有
するデータ通信端末であるクライアントに搭載される多
地点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒
体であって、 入力音声の音量を計測し、計測値により、入力音声が所
定の音量以上である場合、該入力音声を音声データパケ
ットに変換する音声計測・制御プロセスと、 変換された前記音声データパケットを前記サーバに送信
する音声データパケット送信プロセスと、 自クライアントの処理負荷状態を計測する処理負荷状態
計測プロセスと、 前記処理負荷状態計測プロセスで計測された処理負荷状
態値を含む制御データパケットを前記サーバに送信する
処理負荷状態値送信プロセスと、 前記サーバから転送される、前記クライアント毎の異な
る音声データパケット転送用ポート番号を含む前記制御
データパケットを受信する制御パケット受信プロセス
と、 前記クライアント毎の異なる音声データパケット転送用
ポート番号を、自クライアントの音声データパケット受
信用ポート番号として複数設置するポート番号設定プロ
セスと、 前記音声データ受信用ポート番号毎に、受信した音声デ
ータパケットをアナログ音声データに変換する伸張ルー
チンを複数起動させる伸張ルーチン起動プロセスと、 前記伸張ルーチンより出力されたアナログ音声データ
を、一つのアナログ音声データに加算し、再生する再生
プロセスとを有することを特徴とする多地点接続会議シ
ステム構成プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項17】 前記サーバから、前記音声データパケ
ット送信中のクライアント数を含む前記制御データパケ
ットを受信するプロセスと、 前記音声データパケット送信中のクライアント数だけ、
前記伸張ルーチンを起動させるプロセスと、 起動中の前記伸張ルーチンを、前記サーバからの音声デ
ータパケット受信中の音声データ受信用ポート番号毎に
振り分けるプロセスとを有する請求項16記載の多地点
接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項18】 前記サーバから送信される前記検査用
パケットを受信するプロセスと、 前記検査用パケットの受信に対応する応答パケットを前
記サーバに送信するプロセスとを有する請求項16記載
の多地点接続会議システム構成プログラムを格納した記
憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6003298A JP2970645B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 多地点接続会議システム構成方法及び多地点接続会議システム及びサーバ装置及びクライアント装置及び多地点接続会議システム構成プログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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