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JP2968790B1 - 磁気ディスク装置のアドレス変換方法、磁気ディスク装置、アドレス変換プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

磁気ディスク装置のアドレス変換方法、磁気ディスク装置、アドレス変換プログラムを記録した記録媒体

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Publication number
JP2968790B1
JP2968790B1 JP10238896A JP23889698A JP2968790B1 JP 2968790 B1 JP2968790 B1 JP 2968790B1 JP 10238896 A JP10238896 A JP 10238896A JP 23889698 A JP23889698 A JP 23889698A JP 2968790 B1 JP2968790 B1 JP 2968790B1
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Japan
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logical address
offset value
address
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medium defect
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Application number
JP10238896A
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賀洋 長谷部
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IBARAKI NIPPON DENKI KK
Original Assignee
IBARAKI NIPPON DENKI KK
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Publication date
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Abstract

【要約】 【課題】 論理アドレスから物理アドレスへ変換すると
きの媒体欠陥リストのサーチを高速化する。 【解決手段】 媒体欠陥リスト変換部12は、オフセッ
ト値で指定された、媒体欠陥リスト上の物理アドレスか
らオフセット値を減算し、検索部21に値を渡す。検索
部11は、媒体欠陥リスト変換部12に対し、オフセッ
ト値を指定することにより、オフセット値で示される、
媒体欠陥リスト上の物理アドレスを、媒体欠陥リスト変
換部12により仮想論理アドレスに変換する。検索部1
1は、指定された論理アドレスと媒体欠陥リスト変換部
12で得られた仮想論理アドレスでサーチをおこなう。
サーチは、媒体欠陥テーブルに、論理アドレスより大き
い仮想論理アドレスが現れた時点で終了する。サーチの
結果得られたオフセット値を論理アドレスに加算するこ
とにより物理アドレスが求まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理アドレスでア
クセスし、かつ媒体欠陥処理を行う磁気ディスク装置に
おける、論理アドレスから物理アドレスの変換方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の、物理アドレスから論理アドレス
への変換方法は、次の通りである。論理アドレスの
“0”から目的の論理アドレスまで欠陥セクタが無けれ
ば、論理アドレスと物理アドレスは一致する。最初に、
目的の論理アドレスまで欠陥セクタが無いと仮定して、
目的の論理アドレスを仮の物理アドレスとする(これ
を、以下、仮物理アドレスとする)。仮物理アドレス以
下の物理アドレスが媒体欠陥リストに無いかサーチをお
こない、サーチの結果、欠陥セクタが無ければ、仮物理
アドレスは真の物理アドレスとなり、処理は終了する。
しかし、サーチの結果、欠陥セクタがあれば、真の物理
アドレスは、仮物理アドレスに、サーチで得られた仮物
理アドレスまでの欠陥セクタ数を加算したアドレス以上
の値である。そこで、媒体欠陥リストの、現在の仮物理
アドレスより大きな領域に対し、仮物理アドレスに欠陥
セクタ数を加算したものを再び、仮物理アドレスとして
設定し、この仮物理アドレスでサーチを行う。このシー
ケンスを繰り返し、サーチ時に欠陥セクタが検出されな
い状態になれば、その仮物理アドレスが、真の物理アド
レスとして決定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアドレ
ス変換方法は、媒体欠陥リストに対してサーチを行い、
媒体欠陥セクタが無くなるまで、繰り返しサーチを行わ
なければならないので、処理速度が遅いという問題点が
ある。
【0004】本発明の目的は、論理アドレスから物理ア
ドレスへ変換するときの媒体欠陥リストのサーチを高速
化するアドレス変換方法および磁気ディスク装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】媒体欠陥リストは、磁気
ディスク上の媒体欠陥セクタの位置が、欠陥セクタを含
む全てのセクタに対して昇順に割り付けられた物理アド
レスで欠陥セクタ毎に登録され、0から昇順にアドレス
が割り付けられたオフセット値により参照が行なわれ
る。
【0006】このような媒体欠陥リストに対して、本発
明は、指定されたオフセット値に対応する、媒体欠陥リ
スト上の物理アドレスから該オフセット値を減算し、そ
の結果、得られる仮想論理アドレスが指定された論理ア
ドレスより大きくなるまで前記オフセット値を変化さ
せ、オフセット値の最終値を論理アドレスに加算するこ
とにより物理アドレスを得る。
【0007】媒体欠陥リストの物理アドレスを逐次仮想
論理アドレスに変換することにより、媒体欠陥リストの
サーチを1回におさえることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1を参照すると、本実施形態は、ホスト
からの論理アドレスを受け取る入力部1と、入力部1で
得られた論理アドレスを用いて、媒体欠陥リスト記憶部
3の媒体欠陥リスト100へのサーチを、媒体欠陥リス
ト変換部22により変換された仮想論理アドレスを用い
ておこない、サーチの結果得られたオフセット値を欠陥
セクタ数として、論理アドレスに加算することにより物
理アドレスを得る検索部11と、検索部11から指定さ
れたオフセット値で、媒体欠陥リスト100の物理アド
レスを取得し、その物理アドレスからオフセット値を減
算することにより、仮想論理アドレスへの変換を行い、
検索部11に渡す媒体欠陥アドレス変換部12と、検索
部11により得られた物理アドレスで、媒体4へのリー
ド/ライトを行う媒体アクセス部13からなる。
【0010】図2は、媒体欠陥リスト記憶部3に記憶さ
れている媒体欠陥リスト100の内容を示す。媒体欠陥
リスト100は欠陥セクタの物理アドレスを記憶してお
り、1つの媒体欠陥につき1つの領域を使用し、昇順に
ならんでいる。媒体欠陥リスト100へのアクセスは、
媒体欠陥リスト記憶部3に対し、媒体欠陥リスト100
のオフセット値を指定することにより実現する。
【0011】図3は、媒体4のフォーマットを示してい
る。媒体の全てのセクタに対し、先頭から昇順にアドレ
スを割り当て物理アドレスとし、また、欠陥セクタでな
いセクタは、先頭から順番に論理アドレスを割り当て
る。
【0012】通常、物理アドレスから論理アドレスへの
変換は、論理アドレスまでの欠陥セクタの数が解れば、
論理アドレスに、この欠陥セクタの数を加算すれば求め
ることができる。
【0013】しかし、このためには、指定された論理ア
ドレスに該当する物理アドレスがなければ、欠陥セクタ
の数は、単純に求めることはできない。
【0014】そこで、欠陥セクタが全く無い場合は、論
理アドレスと物理アドレスは一致することを利用する。
与えられた論理アドレスを物理アドレスであると仮定
し、媒体欠陥テーブル100の物理アドレスに対しサー
チをおこなう。この結果、対象の論理アドレスまで欠陥
セクタが無ければ、仮に決定した物理アドレスは、真の
物理アドレスとなる。欠陥セクタがあれば、少なくと
も、その欠陥セクタの数を、仮の物理アドレスに加算し
た以上の値が、真の物理アドレスになるはずである。そ
して、欠陥セクタの数を加算した範囲にある欠陥セクタ
を再びサーチし、逐次、欠陥セクタが検出できなくなる
まで繰り返せば、物理アドレスが求まる。しかし、この
方法では、サーチを繰り返さなければならないので、処
理に時間がかかる。
【0015】本方法では、媒体欠陥アドレス変換部12
により、物理アドレスから変換された仮想論理アドレス
は、その欠陥セクタの次の論理アドレスを示している。
そこで、媒体欠陥テーブル100上に最初に現れる論理
アドレスより大きい仮想論理アドレスを1度サーチする
だけで、その論理アドレスまでの欠陥セクタの数を、媒
体欠陥テーブル100のオフセット値の形で得ることが
可能となる。よって、論理アドレスまでの欠陥セクタの
数がもとまり、論理アドレスから物理アドレスへの変換
が高速にできる。
【0016】次に、図1、2、3および図4のフローチ
ャートを参照して、本実施形態の全体の動作について詳
細に説明する。まず、入力部1で得られた論理アドレス
は、検索部21に入力される。媒体欠陥リスト100
は、欠陥セクタの物理セクタが登録されており、昇順に
並んでいる。媒体欠陥リスト100の最後には、媒体欠
陥リストの最後を示す物理アドレスが登録されており、
他に登録されている欠陥セクタの物理アドレスより十分
大きな、固有の物理アドレスで登録する。この例では、
物理アドレス“999”で登録してある。
【0017】検索部11は、媒体欠陥リスト記憶部3の
媒体欠陥リスト100に、論理アドレスでバイナリサー
チを行うため、最初に比較すべき領域を、媒体欠陥リス
ト100の全体とする(図4ステップ21)。次に、検
索部11は、比較すべき領域の大きさが1でないかを確
認する。1であれば、ステップ28に進み、1でないな
らばステップ23に進む(ステップ22)。検索部11
は、比較すべき領域の、半分のオフセット値の計算を行
う(ステップ23)。検索部11は、ステップ23で計
算した、半分のオフセット値で指定する仮想論理アドレ
スを求めるため、媒体欠陥リスト変換部12に、そのオ
フセット値を渡す。媒体欠陥リスト変換部12は、与え
られたオフセット値で指定される、媒体欠陥リスト10
0の物理アドレスを得て、そのオフセット値を減算する
ことにより、仮想論理アドレスを求め、検索部11に値
を渡す(ステップ24)。検索部11は、入力部1から
の論理アドレスと、媒体欠陥リスト変換部22で得られ
た仮想論理アドレスの比較をおこない、論理アドレスが
仮想論理アドレス以上であれば、ステップ26に進み、
論理アドレスが仮想論理アドレスより小さければ、ステ
ップ27に進む(ステップ25)。論理アドレスが仮想
論理アドレス以上の時、検索部11は、今回比較した領
域の、現在のオフセット値より大きい範囲を、新たに、
比較すべき領域として設定し、ステップ22に戻る(ス
テップ26)。論理アドレスが仮想論理アドレスより小
さければ、検索部11は、今回比較した領域の、現在の
オフセット値以下の範囲を、新たに、比較すべき領域と
して設定し、ステップ22に戻る(ステップ27)。検
索部11はステップ22からステップ27を、ステップ
22の条件を満たすまで繰り返し行い、ステップ22の
条件を満たしたときに、このループから抜けだし、ステ
ップ28に進む。検索部11は、ステップ22の条件を
満たし、ループから抜け出した時点のオフセット値を、
入力部1で得られた論理アドレスに加算し、物理アドレ
スとする(ステップ28)。最後に、媒体アクセス部1
3は、検索部11で得られた物理アドレスに従い、媒体
4へのアクセスを行う。
【0018】次に、図1、図2、図3、図4を用いて具
体例を説明する。
【0019】図3の媒体4のフォーマットは、媒体欠陥
リスト100の欠陥セクタの物理アドレスを反映したも
のになっており、欠陥セクタ位置の物理セクタには、論
理アドレスを割り当てず、その欠陥セクタの次に正常な
物理アドレスを割り当てる。例えば、論理アドレス
“3”は、通常、論理アドレス“2”の物理アドレスの
次に割り当てられるが、次のセクタの物理アドレスは
“4”であり、媒体欠陥リスト100に登録されている
ために、割り当てられない。また、その次の物理アドレ
ス“5”も登録されているので、割り当てられず、最終
的に、物理セクタ“6”を論理セクタ“3”に割り当て
る。
【0020】実際に、図1の入力部1に論理アドレス
“3”がホストより指定されたとすると、入力部1は論
理アドレス“3”を検索部11に渡す。検索部11は、
図4のステップ21で、媒体欠陥リスト記憶部3にあ
る、図2の、媒体欠陥リスト100の、全領域を最初に
比較すべき領域として設定する。ステップ22では、比
較すべき領域の大きさが1であるか判定する。この場
合、比較すべき領域の大きさは6あるから、次のステッ
プ23に進む。
【0021】ステップ23では、バイナリサーチを行う
ため、比較すべき領域の半分のオフセット値を算出す
る。この場合の比較すべき領域の大きさは“6”である
から、オフセット値は、その半分の“3”となる。ステ
ップ24では、先に計算したオフセット値を媒体欠陥リ
スト変換部12に渡す。媒体欠陥リスト変換部12は、
与えられたオフセット値“3”で決定される、媒体欠陥
リスト100の物理アドレス“8”を得る。その後、こ
の物理アドレス“8”からオフセット値“3”の減算を
おこない、仮想論理アドレス“5”を得る。検索部11
はステップ24で、媒体欠陥リスト変換部12により得
られた、仮想論理アドレス“5”と、論理アドレス
“3”の比較をおこなう。この場合、論理アドレスは仮
想論理アドレスより小さいので、ステップ27に進む。
ステップ27では、現在のオフセット値“3”以下の領
域を、新たに比較すべき領域とする。この場合、オフセ
ット値“0”から“3”までが対象となる。領域の再設
定を行った後は、ステップ22に戻る。ステップ22で
は、再設定した領域の大きさが“4”なのでステップ2
3に進む。ステップ23で、領域の半分のオフセット値
“2”が求まり、ステップ24で、同様にして、仮想論
理アドレス“3”が求まり、ステップ25で、論理アド
レス“3”との比較が行われる。この場合、論理アドレ
ス“3”は仮想論理アドレス“3”以上なので、ステッ
プ26に進む。ステップ26では、現在のオフセット値
“3”より大きい領域に再び設定を行う。この場合はオ
フセット値“3”のみが対象となる。再び、ステップ2
2で領域の大きさの判定をおこなう。この場合は、領域
の大きさが1であるため、ステップ28に進む。ステッ
プ28では、オフセット値“3”に論理アドレス“3”
を加算し、物理アドレス“6”を得る。検索部11は得
られた物理アドレス“6”を、媒体アクセス部23に渡
し、媒体アクセス部13は、媒体4の物理アドレス
“6”のセクタにアクセスを行う。
【0022】次に、本発明の他の実施形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0023】図1、図2、図3および図5を使って説明
すると、まず、入力部1で得られた論理アドレスは検索
部11に渡される。検索部11は、媒体欠陥リスト記憶
部3の媒体欠陥リスト100に、前述の論理アドレスで
順次サーチを行うためのオフセット値を、媒体欠陥リス
ト100の先頭に設定する(図5ステップ31)。検索
部11は、前述のオフセット値が、媒体欠陥リスト10
0の最後を示していないか判断する。判断した結果、最
後なら、ステップ36に処理を進め、最後でないなら、
ステップ33に処理を進める(ステップ32)。検索部
11は、オフセット値を媒体欠陥リスト変換部12に渡
し、媒体欠陥リスト変換部12は、オフセット値で指定
される、媒体欠陥リスト100の物理アドレスを得る。
その得られた物理アドレスからオフセットを減算し、仮
想論理アドレスを算出し、検索部11に返す(ステップ
33)。検索部11は、入力部1からの論理アドレス
と、媒体欠陥リスト変換部22で得られた仮想論理アド
レスとの比較をおこない、論理アドレスが仮想論理アド
レス以上であれば、ステップ35に進み、論理アドレス
が仮想論理アドレスより小さければ、ステップ36に進
む(ステップ34)。検索部11は、オフセット値を1
インクリメントし、ステップ32に戻る(ステップ3
5)。検索部11は、ステップ32の条件を満たすか、
ステップ34の条件を満たさなくなった時に、ループか
ら抜け出し、その時のオフセット値を、入力部1で得ら
れた論理アドレスに加算し、物理アドレスとする(ステ
ップ36)。最後に、媒体アクセス部13は、検索部1
1で得られた、物理アドレスに従い、媒体4へのアクセ
スを行う。
【0024】次に、図1、図2、図3、図5を用いて、
具体例を説明する。
【0025】図2の媒体欠陥リスト100は、欠陥セク
タの物理アドレスが登録されており、昇順に並んでい
る。媒体欠陥リスト100の最後は、媒体欠陥リスト1
00の最後を示す物理アドレスが登録されており、登録
されている他の欠陥セクタの物理アドレスより十分大き
な、固有の物理アドレスで登録する。この例では、物理
アドレス“999”で登録してある。
【0026】図3の媒体4のフォーマットは、媒体欠陥
リスト100の欠陥セクタの物理アドレスを反映したも
のになっており、欠陥セクタには論理アドレスを割り当
てない。例えば、論理アドレス“3”は、通常、論理ア
ドレス“2”の次に割り当てるが、次のセクタの物理ア
ドレスは“4”で、媒体欠陥リスト100に登録されて
いるために、割り当てられない。また、その次の物理ア
ドレス“5”も登録されているので、割り当てられず、
最終的に、物理セクタ“6”を論理セクタ“3”に割り
当てる。
【0027】実際に、図1の入力部1に論理アドレス
“3”がホストより指定されたとすると、入力部1は論
理アドレス“3”を検索部11に渡す。検索部11は、
図5のステップ31で、媒体欠陥リスト記憶部3にあ
る、図2の、媒体欠陥リスト100の、先頭をオフセッ
ト値に設定する、この場合は“0”が設定される。ステ
ップ32では、オフセット値で指定される、媒体欠陥リ
スト100の物理アドレスが、媒体欠陥リストの最後を
示す“999”であるか判断する。この場合はオフセッ
ト値が“0”で、物理アドレスは“1”であるので、最
後でないと判断し、ステップ33に進む。ステップ33
では、オフセット値を媒体欠陥リスト変換部22に渡
す。媒体欠陥リスト変換部12は、与えられたオフセッ
ト値“0”で指定する、媒体欠陥リスト100の物理ア
ドレス“1”を得る。その後、この物理アドレス“1”
からオフセット値“0”の減算をおこない、仮想論理ア
ドレス“1”を得る。検索部11はステップ34で、媒
体欠陥リスト変換部12により得られた、仮想論理アド
レス“1”と、論理アドレス“3”の比較をおこなう。
この場合、論理アドレスは仮想論理アドレス以上なの
で、ステップ35に進み、ステップ35で現在のオフセ
ット値“0”に1を加算し、ステップ32に戻る。ステ
ップ32では、まだ、媒体欠陥リスト100の終わりで
ないので、ステップ33に進む。ステップ33で、前述
と同様に、仮想論理アドレス“3”を求める。ステップ
34では、論理アドレス“3”との比較が行われ、この
場合、論理アドレス“3”は仮想論理アドレス“3”以
上なので、ステップ35に進み、オフセット値が1加算
される。ステップ32からステップ35を、オフセット
値を1加算しながら、何回か繰り返し、オフセット値が
“3”になった時、ステップ33で、論理アドレス
“3”が、仮想論理アドレス“5”より小さくなり、ル
ープを抜けて、ステップ36に進む。ステップ36で
は、オフセット値“3”に論理アドレス“3”を加算
し、物理アドレス“6”を得る。検索部11は得られた
物理アドレス“6”を媒体アクセス部13に渡し、媒体
アクセス部13は媒体4の物理アドレス“6”のセクタ
にアクセスを行う。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、論理アド
レスから物理アドレスへ変換するときの、媒体欠陥リス
トのサーチ回数を1回に押さえ、高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の磁気ディスク装置の構成
図である。
【図2】媒体欠陥リスト100の内容を示す図である。
【図3】媒体4のフォーマット図である。
【図4】アドレス変換の第1の方法を示すフローチャー
トである。
【図5】アドレス変換の第2の方法を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 入力部 11 検索部 12 媒体欠陥リスト変換部 13 媒体アクセス部 3 媒体欠陥リスト記憶部 4 媒体 21〜28,31〜36 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/16 310 G06F 3/06 306 G11B 20/10 G11B 20/12 G11B 27/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク上の媒体欠陥セクタの位置
    が、欠陥セクタを含む全てのセクタに対して昇順に割り
    付けられた物理アドレスで欠陥セクタ毎に登録され、0
    から昇順にアドレスが割り付けられたオフセット値によ
    り参照が行なわれる媒体欠陥リストを用いて、指定され
    た論理アドレスを物理アドレスに変換する、磁気ディス
    ク装置のアドレス変換方法であって、 指定されたオフセット値に対応する、前記媒体欠陥リス
    ト上の物理アドレスから該オフセット値を減算し、その
    結果、得られた仮想論理アドレスが前記指定された論理
    アドレスより大きくなるまで前記オフセット値を変化さ
    せ、オフセット値の最終値に前記論理アドレスを加算す
    ることにより物理アドレスを得る、磁気ディスク装置の
    アドレス変換方法。
  2. 【請求項2】 前記の指定された論理アドレスと前記仮
    想論理アドレスを比較する領域を前記媒体欠陥リスト全
    体に設定するステップと、 前記領域の大きさが1かどうか判定するステップと、 前記領域の大きさが1でない場合、設定された領域の半
    分のオフセット値を計算するステップと、 前記オフセット値に対応する、前記媒体欠陥リスト上の
    物理アドレスから該オフセット値を減算して、前記仮想
    論理アドレスを得るステップと、 指定された論理アドレスと前記仮想論理アドレスを比較
    するステップと、 前者が後者以上であれば、現在設定されている領域の、
    現在のオフセットより大きい領域を新しい領域に設定
    し、後者が前者より大きければ、現在設定されている領
    域の現在のオフセット値以下の領域を新しい領域に設定
    し、2番目のステップに戻るステップと、 前記領域の大きさが1であれば、現在のオフセット値を
    前記論理アドレスに加算し、物理アドレスを得るステッ
    プを有する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記オフセット値を前記媒体欠陥リスト
    の先頭に設定するステップと、 前記オフセット値が前記媒体欠陥リストの最後かどうか
    判定するステップと、 前記オフセット値が前記媒体欠陥リストの最後でなけれ
    ば、該オフセット値に対応する、前記媒体欠陥リスト上
    の物理アドレスから該オフセット値を減じて、前記仮想
    論理アドレスを得るステップと、 指定された論理アドレスと前記仮想論理アドレスを比較
    するステップと、 前者が後者以上であれば、前記オフセット値に1を加算
    し、2番目のステップに戻るステップと、 前記オフセット値がリストの最後の場合、および前記仮
    想論理アドレスが前記論理アドレスより大きい場合、前
    記オフセット値を前記論理アドレスに加算し、物理アド
    レスを得るステップを有する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 論理アドレスで記録媒体にアクセスし、
    かつ媒体欠陥処理を行う磁気ディスク装置において、 磁気ディスク上の媒体欠陥セクタの位置が、欠陥セクタ
    を含む全てのセクタに対して昇順に割り付けられた物理
    アドレスで欠陥セクタ毎に登録され、0から昇順にアド
    レスが割り付けられたオフセット値により参照が行なわ
    れる媒体欠陥リストを記憶している媒体欠陥リスト記憶
    部と、 指定されたオフセット値に対応する、前記媒体欠陥リス
    ト上の物理アドレスから該オフセット値を減算し、結果
    を仮想論理アドレスとして出力する媒体欠陥リスト変換
    手段と、 前記媒体欠陥リスト変換手段に対してオフセット値を指
    定することにより前記仮想論理アドレスを得、指定され
    た論理アドレスより大きい仮想論理アドレスが現われる
    までオフセット値を変化させ、オフセット値の最終値を
    前記論理アドレスに加算することにより物理アドレスを
    得る検索手段と、 媒体の、前記検索手段で得られた物理アドレスのセクタ
    にアクセスする媒体アクセス手段を有することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記検索手段は、前記オフセット値を前
    記媒体欠陥リストの先頭に設定した後、設定された領域
    の半分のオフセットを計算し、前記媒体欠陥リスト変換
    手段により仮想論理アドレスを求め、前記論理アドレス
    を該仮想論理アドレスと比較し、前者が後者以上であれ
    ば、現在設定されている領域の、現在のオフセット値よ
    り大きい領域を新しい領域に設定し、後者が前者より大
    きければ、現在設定されている領域の、現在のオフセッ
    ト値以下の領域を新しい領域に設定することを、領域の
    大きさが1になるまで繰返し、最終のオフセット値を前
    記論理アドレスに加算し、物理アドレスを得る、請求項
    4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記検索手段は、、前記オフセット値を
    前記媒体欠陥リストの先頭に設定した後、前記媒体欠陥
    リスト変換手段により仮想論理アドレスを求め、前記論
    理アドレスを前記仮想論理アドレスと比較し、前者が後
    者以上であればオフセット値に1を加算することを、オ
    フセット値が前記媒体欠陥リストの最後になるか、前記
    論理アドレスが前記仮想論理アドレスより小さくなるま
    で繰返し、最終のオフセット値を前記論理アドレスに加
    算し、物理アドレスを得る、請求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】 磁気ディスク上の媒体欠陥セクタの位置
    が、欠陥セクタを含む全てのセクタに対して昇順に割り
    付けられた物理アドレスで欠陥セクタ毎に登録され、0
    から昇順にアドレスが割り付けられたオフセット値によ
    り参照が行なわれる媒体欠陥リストを用いて、指定され
    た論理アドレスを物理アドレスに変換する、アドレス変
    換プログラムであって、 指定されたオフセット値に対応する、前記媒体欠陥リス
    ト上の物理アドレスから該オフセット値を減算し、結果
    を仮想論理アドレスとして出力する媒体欠陥リスト変換
    処理と、 前記媒体欠陥リスト変換処理に対してオフセット値を指
    定することにより前記仮想論理アドレスを得、指定され
    た論理アドレスより大きい仮想論理アドレスが現われる
    までオフセット値を変化させ、オフセット値の最終値を
    前記論理アドレスに加算することにより物理アドレスを
    得る検索手段と、 媒体の、前記検索手段で得られた物理アドレスのセクタ
    にアクセスする媒体アクセス処理をコンピュータに実行
    させるためのアドレス変換プログラムを記録した記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 前記検索処理は、前記オフセット値を前
    記媒体欠陥リストの先頭に設定した後、設定された領域
    の半分のオフセットを計算し、前記媒体欠陥リスト変換
    処理により仮想論理アドレスを求め、前記論理想論理ア
    ドレスを該仮想アドレスと比較し、前者が後者以上であ
    れば、現在設定されている領域の、現在のオフセット値
    より大きい領域を新しい領域に設定し、後者が前者より
    大きければ、現在設定されている領域の、現在のオフセ
    ット値以下の領域を新しい領域に設定することを、領域
    の大きさが1になるまで繰返し、最終のオフセット値を
    前記論理アドレスに加算し、物理アドレスを得る、請求
    項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記検索処理は、前記オフセット値を前
    記媒体欠陥リストの先頭に設定した後、前記媒体欠陥リ
    スト変換処理により仮想論理アドレスを求め、前記論理
    アドレスを前記仮想論理アドレスと比較し、前者が後者
    以上であれば、前記オフセット値に1を加算すること
    を、前記オフセット値が前記媒体欠陥リストの最後にな
    るか、前記論理アドレスが前記仮想論理アドレスより小
    さくなるまで繰返し、最終のオフセット値を前記論理ア
    ドレスに加算し、物理アドレスを得る、請求項7記載の
    記録媒体。
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