JP2964928B2 - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents
コンテナ用冷凍装置Info
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
置に関し、特に、故障診断対策に係るものである。
開平4−96033号公報に開示されているように、温
度記憶装置を備えているものがある。この温度記憶装置
は、庫内温度を検出する温度センサからの温度信号を増
幅等した後、サーボアンプを介して記録ペンのサーボモ
ータに入力させ、該記録ペンを駆動している。
内温度の履歴を記録するようにしている。
凍装置を備えた冷凍コンテナにおいては、記録紙に記録
された庫内温度に基づいて冷凍装置の故障診断を行って
いる。例えば、コンテナ船で冷凍コンテナを運搬してい
る場合、船員等の管理者が所定時間ごとに記録紙を見て
庫内温度が予定している通りに低下しているか否かを判
定するようにしている。
力によって故障診断を行うことになるので、能力如何に
よって冷凍装置が異常であるにも拘らず、正常と判定し
てしまうことがあり、また逆に、正常であるにも拘ら
ず、異常と判定する場合が生ずる。
ナンスが遅れ、荷物の品質が保証されないことになり、
また逆に、正常な場合、不必要なメンテナンスを行うこ
とになるという問題があった。
で、1の発明は、プルダウン運転時に庫内温度が所定温
度低下しない場合に警報を発するようにして正確な故障
診断を行え得るようにすることを目的とするものであ
る。
却運転時にデフロスト運転が通常以上に連続すると、警
報を発するようにして正確な故障診断を行え得るように
することを目的とするものである。
めに、図1に示すように、請求項1に係る発明が講じた
手段は、先ず、圧縮機(41)と凝縮器(42)と膨張機構
(4E)と蒸発器(43)とが順に接続されてなる冷媒回路
(40)を備え、該冷媒回路(40)を運転制御して庫内を
冷却するコンテナ用冷凍装置を前提としている。そし
て、庫内を急速に冷却する急速冷却運転を実行するプル
ダウン運転手段(61)と、該プルダウン運転手段(61)
による急速冷却運転の後に、庫内温度が設定温度に維持
されるように冷却運転を実行する冷却運転手段(62)
と、上記蒸発器(43)がフロストするとデフロスト運転
を実行するデフロスト運転手段(63)とが設けられてい
る。更に、上記冷却運転手段(62)による冷却運転時
に、庫内温度が設定温度に対して予め設定された所定の
制御温度範囲より上昇した状態のままでデフロスト運転
手段(63)のデフロスト運転が所定回数連続して実行さ
れた連続デフロスト状態であるか否かを判定するデフロ
スト回数判定手段(66)が設けられている。加えて、該
デフロスト回数判定手段(66)が連続デフロスト状態を
判定すると、警報手段(7L-3)が警報を発するように異
常信号を出力する通常冷却用警報手段(67)が設けられ
ている。
は、先ず、圧縮機(41)と凝縮器(42)と膨張機構(4
E)と蒸発器(43)とが順に接続されてなる冷媒回路(4
0)を備え、該冷媒回路(40)を運転制御して庫内を冷
却するコンテナ用冷凍装置を前提としている。そして、
庫内を急速に冷却する急速冷却運転を実行するプルダウ
ン運転手段(61)と、該プルダウン運転手段(61)によ
る急速冷却運転の後に、庫内温度が設定温度に維持され
るように冷却運転を実行する冷却運転手段(62)とが設
けられている。更に、上記プルダウン運転手段(61)に
よる急速冷却運転時に、庫内温度が所定時間内に所定温
度だけ低下している温度下降状態であるか否かを判定す
る冷却判定手段(64)と、該冷却判定手段(64)が温度
下降状態でないと判定すると、警報手段(7L-3)が警報
を発するように異常信号を出力する急速冷却用警報手段
(65)とが設けられている。加えて、上記蒸発器がフロ
ストするとデフロスト運転を実行するデフロスト運転手
段(63)と、上記冷却運転手段(62)による冷却運転時
に、庫内温度が設定温度に対して予め設定された所定の
制御温度範囲より上昇した状態のままでデフロスト運転
手段(63)のデフロスト運転が所定回数連続して実行さ
れた連続デフロスト状態であるか否かを判定するデフロ
スト回数判定手段(66)と、該デフロスト回数判定手段
(66)が連続デフロスト状態を判定すると、警報手段
(7L-3)が警報を発するように異常信号を出力する通常
冷却用警報手段(67)とが設けられている。
る発明では、冷却運転を開始すると、プルダウン運転手
段(61)が急速冷却運転を実行する。該プルダウン運転
手段(61)によるプルダウン運転が終了すると、冷却運
転手段(62)による冷却運転が実行されるので、上記デ
フロスト回数判定手段(66)は判定動作を開始し、庫内
温度が制御温度範囲に維持されているか否かを判定す
る。そして、庫内温度が制御温度範囲外になると、つま
り、制御温度範囲より高温になると、デフロスト運転か
否かを判定し、このデフロスト運転が終了した後、庫内
温度が低下することなく高温状態を継続し、デフロスト
運転が繰り返されると、デフロスト回数判定手段(66)
が連続デフロスト状態を判定する。
(67)が異常信号を出力し、警報手段(7L-3)が警報を
発することになる。例えば、発光素子の表示部(7L-3)
が点滅して警報を発することになる。この点滅によって
管理者は、庫内が正常に冷却されていないこと認識する
ことになる。
を開始し、プルダウン運転手段(61)が急速冷却運転を
実行すると、上記冷却判定手段(64)が判定動作を開始
し、例えば、吹出温度センサが検出した庫内温度のデー
タを取り込む。続いて、庫内温度が所定の温度まで低下
したか否かを判定し、庫内温度が低下した場合には、プ
ルダウン運転時の故障診断動作を終了することになる。
時間が経過する間に所定温度だけ庫内温度が低下しない
場合、冷却判定手段(64)が温度下降状態でないと判定
する。そして、この判定に基づいて急速冷却用警報手段
(65)が異常信号を出力し、警報手段(7L-3)が警報を
発することになる。例えば、発光素子の表示部(7L -3)
が点滅して警報を発することになる。この点滅によって
管理者は、庫内が正常に冷却されていないこと認識する
ことになる。
通常の冷却運転時に庫内温度が所定の制御温度範囲に戻
ることなくデフロスト運転を繰り返すと、警報を発する
ようにしたために、プルダウン運転時と同様に、従来の
記録紙によって管理者が故障診断する場合に比して、個
人の能力に頼ることがなく正確に故障判定を行うことが
できる。この結果、荷物の品質保証の信頼性を向上させ
ることができると同時に、不必要なメンテナンスを防止
することができる。
ダウン運転時に庫内温度が所定時間に所定温度低下しな
い場合に警報を発するようにしたために、従来のように
記録紙によって管理者が故障診断する場合に比して、個
人の能力に頼ることがなく正確に故障判定を行うことが
できる。この結果、メンテナンスの遅れを防止すること
ができるので、荷物の品質保証の信頼性を向上させるこ
とができる。更に、不必要なメンテナンスを確実に防止
することができる。
判定基準を異なるようにして故障診断を行うので、運転
状況に合わせた正確な判断を行うことができ、信頼性の
高い運転を行うようにすることができる。
基づいて詳細に説明する。
(10)は、各種の荷物が積み込まれ、該荷物を冷却状態
のままコンテナ船やコンテナ車によって運搬するもので
ある。
(11)にコンテナ用冷凍装置(20)が取り付けられて構
成されており、コンテナ本体(11)は、一面(図2にお
ける左側の側面)が開口された矩形状の箱体に形成され
ている。
1)の開口面を閉鎖する蓋体を兼用しており、厚さが所
定薄さに形成されたケーシング(30)の内部に冷媒回路
(40)が収納されて構成されている。該ケーシング(3
0)は、本体壁(31)の内側に隔壁(32)が平行に取り
付けられて形成されており、該本体壁(31)は、断熱材
等で形成されてコンテナ本体(11)に密着固定されると
共に、下半部には、内側に凹む機器類の収納空間(33)
が形成されている。
間は、収納空間(33)の上方に位置して冷却空間部(3
4)が形成されると共に、収納空間(33)の内側に位置
して空気通路部(35)が冷却空間部(34)に連続して形
成されており、上記冷却空間部(34)の上端及び空気通
路部(35)の下端がそれぞれコンテナ本体(11)の内部
である庫内に連通している。
縮器(42)と膨張機構(4E)と蒸発器(43)とが順に接
続されて成り、圧縮機(41)及び凝縮器(42)が凝縮器
ファン(42-F)と共に収納空間(33)に設置され、蒸発
器(43)が蒸発器ファン(43-F)と共に冷却空間部(3
4)に設置されている。そして、上記冷媒回路(40)
は、圧縮機(41)で圧縮した冷媒を凝縮器(42)で凝縮
させ、膨張機構(4E)で減圧した後に蒸発器(43)で蒸
発させて圧縮機(41)に戻る循環を行わせる一方、コン
テナ本体(11)の庫内空気は冷却空間部(34)に流れて
蒸発器(43)で冷却された後、空気通路部(35)を流れ
てコンテナ本体(11)に吹き出し、庫内を冷却してい
る。
コントローラ(50)は、収納空間(33)に設置されてお
り、圧縮機(41)の容量等を制御して庫内温度が設定温
度になるようにしており、該コントローラ(50)は、図
4に示すように、中央制御部であるCPU(60)に表示
入力部(70)が連係されて構成されている。そして、該
CPU(60)には、運転開始時のプルダウン運転手段
(61)の他、冷却運転手段(62)及びデフロスト運転手
段(63)が設けられている。
時に圧縮機(41)をフルロードで運転して急速冷却運転
を実行するように構成され、庫内温度が制御温度範囲
(以下、インレンジという。)に急速に低下するように
冷媒回路(40)を運転制御している。
転によって庫内温度が一旦インレンジ内に低下すると冷
却運転を実行するように構成され、庫内温度がインレン
ジを維持するように冷媒回路(40)を運転制御してい
る。このインレンジは、設定温度に対して所定の温度範
囲をもって設定され、例えば、設定温度に対して±1℃
の温度範囲に設定されており、この設定温度が0℃の場
合、チルドモード(冷蔵モード)に、−20℃の場合、
フローズンモード(冷凍モード)になる。
(43)がフロストすると、ホットガス又は電気ヒータに
よるデフロスト運転を実行するように構成され、例え
ば、プルダウン運転中は4時間ごとにデフロスト運転を
実行し、庫内温度がインレンジ内に維持された冷却運転
時は、選択設定された12時間又は24時間等の間隔ご
とにデフロスト運転を実行する。また、上記デフロスト
運転手段(63)は、庫内温度がインレンジより高温にな
ると、このインレンジより高温状態が30分継続した
際、デフロスト運転を実行するように構成されている。
や庫内温度の表示を行っており、入力キー群(71)の
他、第1表示部(72)と第2表示部(73)とランプ表示
部(74)とが設けられている。該入力キー群(71)は、
設定温度等を入力するセットキー(7K-1)と、表示内容
を切り換えるアップキー(7K-2)及びダウンキー(7K-
3)と、モードを切り換えるエンターキー(7K-4)と、
運転制御の開始を書き込むトリップスタートキー(7K-
5)とが設けられている。
ト表示部(7S)の他、発光素子で表示事項を示す吹出温
度表示部(7L-1)とリターン温度表示部(7L-2)とアラ
ーム表示部(7L-3)とセット表示部(7L-4)とが設けら
れている。
情報データを表示するように構成されている。
って運転状況を示す圧縮機表示部(7M-1)とデフロスト
表示部(7M-2)とインレンジ表示部(7M-3)とが設けら
れている。
を行うための冷却判定手段(64)と急速冷却用警報手段
(65)とが設けられている。
手段(61)による急速冷却運転時(プルダウン運転時)
に、庫内温度が所定時間内に所定温度だけ低下している
温度下降状態であるか否かを判定している。具体的に、
冷却判定手段(64)は、プルダウン運転時に庫内温度が
4時間の間に4℃以上に低下する温度下降状態であるか
否かを判定している。
定手段(64)が温度下降状態でないと判定すると、警報
手段であるアラーム表示部(7L-3)が点滅して警報を発
するように異常信号を出力する。
報動作について、図5に基づき説明する。
込まれて冷却運転を開始すると、プルダウン運転手段
(61)が圧縮機(41)をフルロードにして急速冷却運転
を実行するので、上記冷却判定手段(64)は判定動作を
開始し、先ず、ステップST1において、図示しない吹出
温度センサが検出した庫内温度のデータを取り込む。
インレンジか否かを判定し、つまり、現在、プルダウン
運転中であり、庫内温度がインレンジまで低下したか否
かを判定している。そして、庫内温度がインレンジまで
低下していた場合には、上記ステップST2からステップ
ST3に移り、このプルダウン運転時の故障診断動作を終
了することになる。
していないときには、上記ステップST2からステップST
4に移り、4時間が経過したか否かを判定し、4時間が
経過するまで、上記ステップST4の判定がNOとなって
ステップST2に戻り、上述の動作を繰り返すことにな
る。
温度がインレンジまで低下することなく、1の庫内温度
のデータ取り込みから4時間が経過したか否かを判定
し、この4時間が経過すると、上記ステップST4からス
テップST5に移り、次の庫内温度のデータを取り込む
ことになる。
6に移り、データとデータとの差温が4℃以上か否
かを判定する。すなわち、プルダウン運転中において、
庫内温度が4時間の間に4℃以上低下したか否かを判定
する。
場合には、上記ステップST6からステップST7に移り、
データをデータに置き換えて上記ステップST2に戻
ることになり、上述の動作を繰り返すことになる。した
がって、プルダウン運転を行っている間は、庫内温度が
4時間の間に4℃以上低下したか否かを常時判定してい
る。
しない場合、上記ステップST6の判定がNOとなってス
テップST8に移り、急速冷却用警報手段(65)が異常信
号を出力し、アラーム表示部(7L-3)が点滅して警報を
発することになる。このアラーム表示部(7L-3)の点滅
によって管理者は、庫内が正常に冷却されていないこと
認識することになる。
準とした理由は、プルダウン運転時は、デフロスト運転
を4時間ごとに実行するように設定されているので、こ
のデフロスト運転の間の庫内温度を測定して冷却状態を
判定するようにしたものである。
は、故障診断を行うためのデフロスト回数判定手段(6
6)と通常冷却用警報手段(67)とが設けられている。
運転手段(62)による冷却運転時に、庫内温度がインレ
ンジより上昇した状態のままでデフロスト運転が所定回
数連続して実行された連続デフロスト状態であるか否か
を判定している。具体的に、デフロスト回数判定手段
(66)は、1回のデフロスト運転によって庫内温度が上
昇した後、庫内温度がインレンジまで低下しないまま次
のデフロスト運転が実行される連続デフロスト状態であ
るか否かを判定している。
スト回数判定手段(66)が連続デフロスト状態を判定す
ると、警報手段であるアラーム表示部(7L-3)が点滅し
て警報を発するように異常信号を出力する。
報動作について、図6に基づき説明する。
によるプルダウン運転が終了すると、冷却運転手段(6
2)による冷却運転が実行されるので、上記デフロスト
回数判定手段(66)は判定動作を開始し、先ず、ステッ
プST11において、初期化して異常カウンタを零に設定
する。
がインレンジに維持されているか否かを判定し、インレ
ンジに維持されている場合には、ステップST13からス
テップST14に移り、上記異常カウンタを零にリセット
してステップST13に戻ることになる。つまり、通常の
冷蔵運転や冷凍運転時において、庫内温度がインレンジ
に維持されているか否かを判定し続けており、この庫内
温度がインレンジ外になると、上記ステップST13から
ステップST15に移ることになる。
タが2以上になったか否かを判定し、2以上になるまで
ステップST15からステップST16に移り、デフロスト
運転の開始か否かを判定する。そして、デフロスト運転
を開始した場合、上記ステップST16の判定がYESと
なってステップST17に移り、異常カウンタのカウント
を1つ増加してステップST13に戻ることになる。
内温度が上昇するので、庫内温度がインレンジより高く
なると、この温度上昇がデフロスト運転によるものか否
かを上記ステップST16で判定する。そして、デフロス
ト運転中であれば、異常カウンタを増加させることな
く、上記ステップST13、及びステップST15〜ステッ
プST17の動作を繰り返す。
常は庫内温度は低下し、インレンジに戻ることになり、
この場合、正常運転が実行されているので、上記ステッ
プST13からステップST14に移り、異常カウンタをリ
セットすることになる。
庫内温度が低下せずにインレンジに戻らない場合、運転
異常となる。その際、上記デフロスト運転は、庫内温度
がインレンジ外である場合、つまり、インレンジより高
温の場合、フロストの融け残り現象が有り得るので、こ
の高温状態が30分継続すると、再度デフロスト運転を
実行するように設定されている。
されると、上記ステップST16からステップST17に移
り、異常カウンタが2を計数することになる。そして、
このデフロスト運転が終了した後、庫内温度がインレン
ジまで低下すれば正常運転に戻ることになるが、庫内温
度が低下しない場合、上記ステップST15の判定がYE
SとなってステップST18に移り、運転自体が異常であ
るので、通常冷却用警報手段(67)が異常信号を出力
し、アラーム表示部(7L-3)が点滅して警報を発するこ
とになる。このアラーム表示部(7L-3)の点滅によって
管理者は、庫内が正常に冷却されていないこと認識する
ことになる。
を判定基準とした理由は、庫内温度の変化のみでは、デ
フロスト運転後のフロストの融け残り現象か否かを判定
することが困難であるので、デフロスト運転回数をカウ
ントして冷却状態を判定するようにしたものである。
に庫内温度が所定時間に所定温度低下しない場合に警報
を発するようにしたために、従来のように記録紙によっ
て管理者が故障診断する場合に比して、個人の能力に頼
ることがなく正確に故障判定を行うことができる。この
結果、メンテナンスの遅れを防止することができるの
で、荷物の品質保証の信頼性を向上させることができ
る。更に、不必要なメンテナンスを確実に防止すること
ができる。
レンジに戻ることなくデフロスト運転を繰り返すと、警
報を発するようにしたために、プルダウン運転時と同様
に、従来の記録紙によって管理者が故障診断する場合に
比して、個人の能力に頼ることがなく正確に故障判定を
行うことができる。この結果、荷物の品質保証の信頼性
を向上させることができると同時に、不必要なメンテナ
ンスを防止することができる。
とで判定基準を異なるようにして故障診断を行うので、
運転状況に合わせた正確な判断を行うことができ、信頼
性の高い運転を行うようにすることができる。
ダウン運転時に庫内温度が4時間の間に4℃低下しない
場合を故障診断の基準としたが、本発明では、これらに
限定されることはなく、4時間の間に3℃低下しない場
合を基準としてもよく、また、荷物等に対応して変更す
るようにしてもよいものである。
で異常としたが、3回などであってもよいことは勿論で
ある。
3)の他、ブザー等で構成するようにしてもよい。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機(41)と凝縮器(42)と膨張機構
(4E)と蒸発器(43)とが順に接続されてなる冷媒回路
(40)を備え、該冷媒回路(40)を運転制御して庫内を
冷却するコンテナ用冷凍装置において、 庫内を急速に冷却する急速冷却運転を実行するプルダウ
ン運転手段(61)と、 該プルダウン運転手段(61)による急速冷却運転の後
に、庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を
実行する冷却運転手段(62)と、 上記蒸発器(43)がフロストするとデフロスト運転を実
行するデフロスト運転手段(63)と、 上記冷却運転手段(62)による冷却運転時に、庫内温度
が設定温度に対して予め設定された所定の制御温度範囲
より上昇した状態のままでデフロスト運転手段(63)の
デフロスト運転が所定回数連続して実行された連続デフ
ロスト状態であるか否かを判定するデフロスト回数判定
手段(66)と、 該デフロスト回数判定手段(66)が連続デフロスト状態
を判定すると、警報手段(7L-3)が警報を発するように
異常信号を出力する通常冷却用警報手段(67)とを備え
ていることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。 - 【請求項2】 圧縮機(41)と凝縮器(42)と膨張機構
(4E)と蒸発器(43)とが順に接続されてなる冷媒回路
(40)を備え、該冷媒回路(40)を運転制御して庫内を
冷却するコンテナ用冷凍装置において、 庫内を急速に冷却する急速冷却運転を実行するプルダウ
ン運転手段(61)と、 該プルダウン運転手段(61)による急速冷却運転の後
に、庫内温度が設定温度に維持されるように冷却運転を
実行する冷却運転手段(62)と、 上記プルダウン運転手段(61)による急速冷却運転時
に、庫内温度が所定時間内に所定温度だけ低下している
温度下降状態であるか否かを判定する冷却判定 手段(6
4)と、 該冷却判定手段(64)が温度下降状態でないと判定する
と、警報手段(7L-3)が警報を発するように異常信号を
出力する急速冷却用警報手段(65)と、 上記 蒸発器がフロストするとデフロスト運転を実行する
デフロスト運転手段(63)と、上記 冷却運転手段(62)による冷却運転時に、庫内温度
が設定温度に対して予め設定された所定の制御温度範囲
より上昇した状態のままでデフロスト運転手段(63)の
デフロスト運転が所定回数連続して実行された連続デフ
ロスト状態であるか否かを判定するデフロスト回数判定
手段(66)と、 該デフロスト回数判定手段(66)が連続デフロスト状態
を判定すると、警報手段(7L-3)が警報を発するように
異常信号を出力する通常冷却用警報手段(67)とを備え
ていることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25367795A JP2964928B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | コンテナ用冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25367795A JP2964928B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | コンテナ用冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0996475A JPH0996475A (ja) | 1997-04-08 |
JP2964928B2 true JP2964928B2 (ja) | 1999-10-18 |
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ID=17254637
Family Applications (1)
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JP25367795A Expired - Fee Related JP2964928B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | コンテナ用冷凍装置 |
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JP (1) | JP2964928B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2600083A4 (en) * | 2010-07-26 | 2015-12-02 | Daikin Ind Ltd | COOLER |
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WO2011064928A1 (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-03 | ダイキン工業株式会社 | コンテナ用冷凍装置 |
JP6149921B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2017-06-21 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP7414121B2 (ja) * | 2020-02-12 | 2024-01-16 | 株式会社デンソー | 空調システム、空調制御方法および空調制御プログラム |
CN112367808B (zh) * | 2020-11-02 | 2022-09-13 | 深圳市巨文科技有限公司 | 一种数据中心冷却系统 |
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1995
- 1995-09-29 JP JP25367795A patent/JP2964928B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP2600083A4 (en) * | 2010-07-26 | 2015-12-02 | Daikin Ind Ltd | COOLER |
Also Published As
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JPH0996475A (ja) | 1997-04-08 |
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