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JP2953505B2 - 液体成分測定装置 - Google Patents

液体成分測定装置

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Publication number
JP2953505B2
JP2953505B2 JP8233120A JP23312096A JP2953505B2 JP 2953505 B2 JP2953505 B2 JP 2953505B2 JP 8233120 A JP8233120 A JP 8233120A JP 23312096 A JP23312096 A JP 23312096A JP 2953505 B2 JP2953505 B2 JP 2953505B2
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JP
Japan
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liquid
buffer solution
liquid component
cell
measuring cell
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JP8233120A
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達 松本
秀貴 藤原
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8233120A priority Critical patent/JP2953505B2/ja
Priority to US08/922,674 priority patent/US5961799A/en
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Application granted granted Critical
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/327Biochemical electrodes, e.g. electrical or mechanical details for in vitro measurements
    • G01N27/3271Amperometric enzyme electrodes for analytes in body fluids, e.g. glucose in blood

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  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体試料中の特定
成分を測定する液体成分測定装置に関し、特に酵素電
極、電流検出型の電極およびバイオセンサを用いた液体
成分測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液体成分測定装置は、例
えば、特開平3−273153号に示されているよう
に、臨床検査等において試料中の特定成分を高い精度
で、連続して、かつ簡単に測定するために用いられてい
る。
【0003】図7は、かかる従来の液体成分測定装置の
断面図で、同図において、被測定液体採取口37から被
測定液体吸引口38に続く液体成分の採取経路上にはバ
ルブ32が設置されている。バルブ32には液体成分の
貯留室を兼ねる通孔33が形成されており、この通孔3
3はバルブ32の回動により希釈液導入口39とセル3
4に連結する。セル34の内部には、撹拌子17および
センサ15が設けられており、排出口40を備えてい
る。
【0004】図8は上記従来例の動作手順を示す説明図
である。以下、上記従来例の装置を用いて体液、例えば
浸出液中のグルコース濃度を測定するための手順を示
す。図8では図示を明瞭にするために、体液と希釈液、
および希釈された体液だけをハッチングしている。
【0005】まず、図8(a)において、前記バルブは
通孔33が水平であるような位置になっていて、希釈液
導入口39から希釈液41例えば20mM,pH7.5
のHEPES緩衝液を導入し、バルブの通孔33および
セル34の内部を満たす。
【0006】次に図8(b)に示すように、バルブを9
0度回転し、バルブの通孔33を被測定液体採取口37
と被測定液体吸引口38を結ぶ液体成分の採取経路上に
位置させて通孔33を体液42で満たす。
【0007】さらに、図8(c)に示すように、バルブ
を90度回転し、希釈液導入口39から希釈液41を送
り、この希釈液41により、通孔33内の体液42をセ
ル34の内部に押し出す。セル34の内部に押し出され
た体液42は撹拌子17により撹拌、希釈され、セルの
内部に設けられたグルコースセンサにより、グルコース
濃度が測定される(図8(d))。
【0008】このとき、体液の希釈率はバルブの通孔3
3の体積とセル34の実効体積の比で正確に決定され、
精度の良い希釈が可能になる。また、体液のpHやpH
緩衝能は一般に一定ではないが、pH及びpH緩衝能、
イオン強度が一定で、かつ酵素濃度が十分なpH緩衝液
を希釈液に使用することにより、被測定試料のpHおよ
びpH緩衝能、イオン強度、酸素濃度を制御でき、精度
の良い測定が可能になる。
【0009】以上に示した従来例の他に、セル34に既
知の成分を持つ液体を導入できる口をさらに設けること
により、センサの較正を行うことも可能である。また、
測定対象の液体も浸出液や血液に限らず、種々な液体に
適用でき、センサの種類も測定対象に合わせて選ぶこと
も可能である。
【0010】さらに、この種の液体成分分析装置は、U
nited States PatentのPaten
t Nnmber5,429,726にも示されている
ように、清涼飲料水中のL−Asp−L−Phemet
hy seterを高い精度で、連続して、かつ簡単に
測定するために用いられている。
【0011】図9に、この米国特許に開示された液体成
分分析装置の断面図を示す。
【0012】同図において、ポーラログラフィセル10
0はガラスやプラスチックのような適当な絶縁体を材料
としている電気的絶縁コンテナ54で構成されている。
電気的絶縁コンテナ54は電気的に絶縁なキャップ56
で覆われていて、このキャップ56は電解質60がセル
に注入されるときに通過する隙間58で構成されてい
る。キャップ56からセルの中に下方に伸びている電気
的絶縁ロッドやカラム62は、導体64を提供してい
る。導体64の先端は、白金、金、銀、グラファイトや
その他の物質でできている作用極もしくはセンサの電極
66とつながっている。また、導体64の先は直流電源
68とつながっている。
【0013】参照電極70はカラム62とコンテナ54
の壁面との間にある。電極70は塩化銀でコーティング
された銀ワイヤーでできている。電解質60は参照電極
70と作用極66との空間を満たしている。
【0014】コンテナ54の下部には積層した酵素膜7
8が、コンテナ54の外壁に環状の細い溝76の中へO
リング74のスナップで、コンテナ54の底の全体を液
漏れの無いように確実に装着されている。ポーラログラ
フセル100の底の一部の周りには、試料もしくは緩衝
液を入れるための液溜め200がある。液溜め漕200
には分析試料注入口202と、緩衝液の注入口204が
ある。そして、装置から出る廃液は廃水口206から排
出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の液体成
分測定装置においては、液体を秤量するには、精度の高
い定量送液ポンプや、送液時や排液時の流路の切り替え
バルブを必要とするため、装置全体が大きくなり、持ち
運びや測定場所が限定される問題があった。
【0016】また、バルブ、バルブを駆動するモータ
ー、通孔、被測定液体採取口、希釈液導入口および被測
定液体吸引口て構成されているハウジングと、センサ、
撹拌子および排出口で構成されている測定セルとで構成
されているため、個々の部品数が多く、構造が複雑にな
る問題もある。
【0017】更に、センサが電気化学反応層等に組み込
まれているため、センサの交換のためには少なくとも電
気化学反応層の一部分を分解する必要があるため、セン
サの交換が煩雑になるという問題もあった。
【0018】更にまた、この液体成分測定装置で液体等
の試料を測定すると、試料中に異物や不純物、例えばタ
ンパク質が凝集沈殿したものおよび気泡等が混入する
と、希釈倍率に誤差が生じたり、セル内の洗浄が十分に
行えないため試料によっては測定精度が低下するという
問題もある。
【0019】加えて、前述したように液体成分測定装置
を構成している部品数が多いことや、複雑な製造工程が
発生するため、構造が複雑な分、製造コストが増加する
問題もある。
【0020】本発明の目的は、試料を希釈して測定する
装置構成が簡素化され、小型化された液体成分測定装置
を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、微量な試料中の成分
を測定することができる測定精度の向上した液体成分測
定装置を提供することにある。
【0022】本発明のその他の目的は、センサの交換を
簡単にすることができる液体成分測定装置を提供するこ
とにある。
【0023】本発明の更にその他の目的は、生産性の向
上した液体成分測定装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、分析
室、緩衝液の注入口と排水口、および液体試料の注入口
を有する液体試料測定セルを備え、前記緩衝液に前記液
体試料を添加して希釈測定する液体成分測定装置におい
て、前記緩衝液の注入口が前記分析室の下部に連結さ
れ、当該分析室の上部が尖状に形成されるとともに開口
されて液体の通口となり、前記緩衝液の秤量を行なう秤
量部を兼ねるとともに、当該開口が前記液体試料の注入
口として使用され、前記分析室の内部に、当該分析室内
部に位置する液体に接触する少なくとも一つの電極と、
前記液体を攪拌する機構とを備えるとともに、前記分析
室の開口よりあふれ出た液体を一時的に貯留する液溜め
部を有し、該液溜め部に前記緩衝液の排水口を連結した
こと、を特徴とする液体成分測定装置が得られる。
【0025】また、本発明によれば、前記秤量部は円錐
もしくは多角錐の形状に形成されていることを特徴とす
る液体成分測定装置が得られる。
【0026】また、本発明によれば、前記液体試料測定
セルの秤量部において、円錐もしくは多角錐の頂点に設
置されている液体の通口の角度が60度以上120度以
下であることを特徴とする液体成分測定装置が得られ
る。
【0027】また、本発明によれば、前記液体試料測定
セルの少なくとも秤量部の液体に接触する部分の材料
が、酸化した金属、耐腐食性の金属もしくは疎水性の高
分子であることを特徴とする液体成分測定装置が得られ
る。
【0028】また、本発明によれば、前記液体試料測定
セルの少なくとも秤量部の液体に接触する部分の材料が
ステンレス鋼であることを特徴とする液体成分測定装置
が得られる。
【0029】また、本発明によれば、前記液体試料測定
セルの少なくとも秤量部の液体に接触する部分の材料が
フッ素系高分子、もしくはポリアルキルシロキサンであ
ることを特徴とする液体成分測定装置が得られる。
【0030】また、本発明によれば、前記材料であるス
テンレス鋼と、前記材料であるフッ素系高分子やポリア
ルキルシロキサンが、部分的に液体試料測定セルに組み
合わさっていることを特徴とする液体成分測定装置が得
られる。
【0031】また、本発明によれば、前記秤量部の底面
にOリングを介して酵素電極が実装された液体成分測定
セルにおいて、装置本体が少なくとも一つの送液ポン
プ、緩衝液タンク、廃液タンク、参照電極およびそれら
を接続する流路からなり、さらに撹拌装置、計測回路、
データ処理装置およびデータ表示装置で構成されてい
て、液体試料測定セルが装置本体の撹拌装置の上部に設
置され、酵素電極が計測回路に接続され、そして緩衝液
の注入口および排出口が装置本体の流路を介して緩衝液
タンクおよび廃液タンクに接続され、酵素電極の交換は
液体試料測定セルの単位で行われることを特徴とする液
体成分測定装置が得られる。
【0032】更に、前記酵素電極が絶縁支持基板上に参
照電極、作用極および対極と、それらの電極上に形成さ
れた酵素膜からなり、酵素膜の周囲に酵素膜よりも厚く
形成した樹脂層を形成したセンサを液体試料測定セルに
実装して、Oリングと装置本体の参照電極を不要にした
ことを特徴とする液体成分測定装置が得られる。
【0033】
【作用】測定セルの秤量部の上部を円錐型もしくは多角
錐型にし、この頂点に試料注入口を設けることによっ
て、高精度の定量送液用ポンプを使用しなくても、自動
的に秤量部の緩衝液の定量と洗浄を容易に行うことが可
能となる。また、測定セルの秤量部の底面にOリングを
介してセンサを実装することによって、測定セルの部品
数を減らすことができ、セル内が簡単な構造であるた
め、測定セルの交換が容易であり、測定サンプル中に異
物や不純物等が混入しても、すみやかにこれらの混入物
を液溜めや廃液タンクに排出することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の液体成分測定装置(図
1)は、センサ(図2(a)の15)を実装した測定セ
ル(図1の11、図2(a)、図2(b))と、データ
処理装置(図1の1)、計測回路(図1の2)、配線
(図1の3)、チューブ(図1の4)、緩衝液タンク
(図1の5)、撹拌装置(図1の6)、廃液タンク(図
1の7)、参照電極(図1の8)、送液用ポンプ(図1
の9)、排出用ポンプ(図1の10)、緩衝液(図1の
22)、データ表示装置(図1の30)で構成されてい
る。特に、この測定セル(図1の11、図2(a)およ
び図2(b))はOリング(図2(a)の16)、撹拌
子(図2(a)の17)、秤量部(図2(a)および図
2(b)の12)、液溜め(図2(a)および図2
(b)の13)、緩衝液の排出口(図2(a)および図
2(b)の14)、緩衝液の注入口(図2(a)および
図2(b)の18)、試料の注入口(図2(a)および
図2(b)の19)を有する。秤量部(図2(a)およ
び図2(b)の12)の表面の材料は、酸化した金属、
または緩衝液(図1の22)や測定試料に対する耐腐食
性が高い金属、もしくは表面を疎水処理した材料または
疎水性の高分子材料が望ましい。好ましくはステンレ
ス、フッ素系高分子による表面処理を行った材料または
フッ素系高分子、もしくはポリアルキルシロキサンが望
ましい。また、秤量部(図2(a)および図2(b)の
12)の上部の形状は円錐型、もしくは多角錐型であ
り、円錐もしくは多角錐の秤量部における頂点に設置さ
れている液体の通口の角度は、0度以上180度未満で
あればよいが、60度以上120度以下が望ましい。試
料注入口(図2(a)および図2(b)の19)は秤量
部(図2(a)および図2(b)の12)の上部に設置
され、試料の注入および秤量部(図2(a)および図2
(b)の12)の緩衝液(図1の22)の秤量を行う機
能を合わせ持つ。この緩衝液(図1の22)は緩衝液の
注入口(図2(a)および図2(b)の18)、秤量部
(図2(a)および図2(b)の12)、試料注入口
(図2(a)および図2(b)の19)、液溜め(図2
(a)および図2(b)の13)、緩衝液の排出口(図
2(a)および図2(b)の14)の順に流れる。そし
て、センサ(図2(a)の15)を測定セル(図2
(a)および図2(b))の秤量部(図2(a)および
図2(b)の12)と撹拌装置(図2(a)および図2
(b)の6)との間にOリング(図2の16)を介して
測定セルに実装する。
【0035】さて、本発明の第1の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0036】図1は、本実施形態の液体成分測定装置の
全体の構成を示してある。図1を参照すると、本実施形
態の液体成分測定装置は、センサを実装した測定セル1
1、データ表示装置30、計測回路2、得られた信号を
数値データとして処理するデータ処理装置1、電気化学
測定に使用する参照電極8、撹拌装置6、参照電極8と
測定セル11と計測回路2とデータ処理装置1とデータ
表示装置30とを接続する配線3、緩衝液22を貯めて
おく緩衝液タンク5、送液用ポンプ9および排出用ポン
プ10、測定後の緩衝液22や液体等の試料を含む緩衝
液22を溜めておく廃液タンク7と、これらを連結する
チューブ4とで構成されていればよい。使用するセンサ
は過酸化水素検出方式によるもので、触媒反応等で過酸
化水素を発生するものであれば特に制限されないが、酵
素電極としては乳酸、グルコース、ガラクトース、ラク
トース、スクロース、エタノール、メタノール、スター
チ、尿酸、ピルビン酸、アミノ酸、モノアミン、コレス
テロール、コリン等が挙げられる。また、測定セル11
に実装されているセンサは白金、金、銀および炭素等の
作用極と対極で構成されている。送液用ポンプ9および
排出用ポンプ10は、上記チューブ4を接続できるもの
であればよいが、ペリスタポンプ等のチューブをしごく
タイプのポンプでもよい。測定セル11はチューブ4で
緩衝液タンク5、送液用ポンプ9、排出用ポンプ10お
よび廃液タンク7とつながっている。測定セル内11へ
の緩衝液タンク5中の緩衝液22の送液および排液は、
送液用のポンプ9および排液用ポンプ10を作動させて
行う。緩衝液22としては、例えば測定セル11に乳酸
センサを実装して、液体中の乳酸を測定する場合、pH
を6−8に調製した0.01−0.5Mの硫酸ナトリウ
ム、または塩化ナトリウムを含む、0.01−1MのN
−トリスメチル−2−アミノエタンスルホン酸を使用す
る。
【0037】次に、図2を用いて、図1の測定セル11
の詳細な構成について説明する。
【0038】図2(a)は、図1に示した液体成分測定
装置の測定セル11の断面図である。図2(b)は、図
1に示した液体成分測定装置の測定セル11の平面図で
ある。図2(a)と図2(b)を参照すると、測定セル
11は撹拌子17、撹拌子17を回転させる撹拌装置
6、緩衝液22を秤量する秤量部12、緩衝液の注入口
18、緩衝液の排出口14、秤量部12からあふれた緩
衝液22を一時的に貯めておく液溜め13、試料を注入
する試料注入口19、センサ15およびセンサ15を秤
量部の下に密着させるOリング16で構成されている。
緩衝液22は緩衝液の注入口18、秤量部12、試料注
入口19、液溜め13、緩衝液の排出口14の順に流れ
る。秤量部12の上部は試料注入口19を備え、円錐
型、もしくは多角錐型であり、頂点の角度は0度以上1
80度未満であればよいが、60−120度が望まし
い。秤量部12は一定量以上送液された緩衝液22を試
料注入口19からすみやかに排出し、秤量を行う機能を
合わせ持つ。また、秤量部12の表面の材料は、酸化し
た金属、または緩衝液22や測定試料に対する耐腐食性
が高い金属、もしくは疎水性の高分子が望ましい。その
好ましい材料としては、ステンレスたとえばSUS30
4やフッ素系高分子たとえばポリテトラフルオロエチレ
ン、およびポリアルキルシロキサンたとえばジメチルポ
リシロキサンが望ましい。撹拌子17は表面を疎水処理
した材料、もしくは疎水性の材料でできていることが望
ましい。好ましくはフッ素系高分子やフッ素系高分子で
加工されたもの、たとえばポリテトラフルオロエチレ
ン、もしくはポリアルキルシロキサンで加工されたも
の、たとえばジメチルポリシロキサンが望ましい。緩衝
液の注入口18、緩衝液の排出口14、液溜め13は塩
化ビニール、アクリル、ABS樹脂等の熱可塑性プラス
チックス、もしくは熱硬化性プラスチックス製、もしく
はシリコンや金属性の材料であればよい。
【0039】次に、図1、図3および図4を参照して、
本実施形態の動作について説明する。
【0040】図3は図1に示した液体成分測定装置の測
定セル11を拡大した断面図であり、測定前、測定中お
よび測定後の緩衝液22の状態を示す。
【0041】図3(a)は緩衝液22が送液される前の
緩衝液の注入口18、秤量部12、液溜め13および緩
衝液の排出口14の初期状態を示す。撹拌子17は停止
している状態である。
【0042】図3(b)は測定前の準備工程である。は
じめに送液用ポンプ9を作動させ、緩衝液タンク5中の
緩衝液22をチューブ4、緩衝液の注入口18、そして
秤量部12に順次注入し、試料注入口19から緩衝液2
2があふれ出た状態で送液ポンプ9を停止させる。この
ときは一定量の緩衝液22が秤量部12に完全に満たさ
れた状態である。例えば、秤量部12が100μl容積
のとき、緩衝液22で完全に満たされ、かつ不純物や気
泡等を取り除くために最適な送液速度は、0.05−
0.5ml/s、好ましい流速は0.1ml/s、送液
時間は1−10秒間、好ましくは4秒間である。この際
に余分な緩衝液22は、試料注入口19からすみやかに
排出されて液溜め13に溜まる。撹拌子17は停止もし
くは回転している状態である。なお、試料注入口19は
測定する試料を注入するだけでなく、同時に緩衝液22
を秤量する機能を備え持つ。
【0043】図3(c)は測定時であり、攪拌子17を
回転させながら、計測回路2で参照電極8に対して0.
5−0.9V、好ましくは0.7Vをセンサ15の作用
極に印加し、液体試料を測定セル11の試料注入口19
から秤量部12に2−10μl、好ましくは4μlをピ
ペットやシリンジ等で注入して、センサ15の作用極か
ら得られる電流値を計測回路2で測定し、得られた電流
値からデータ処理装置1で特定成分を分析し、データ表
示装置30で分析値を表示させる。このように、秤量部
12は、分析室として利用される。また、同時に排水用
ポンプ10を作動させて液溜め13の緩衝液22を排出
させる。
【0044】図3(d)は、測定後の試料を含む緩衝液
22が液溜め13にあふれた状態である。この状態は測
定後、送液用ポンプ9および排出用ポンプ10を4秒間
以上作動させ、秤量部12に緩衝液22を注入し、測定
後の試料を含む緩衝液22が、試料注入口19から液溜
め13にあふれることによって生じる。そして、測定後
の試料を含む緩衝液22はチューブ4を通して廃液タン
ク7に排出される。撹拌子17は停止もしくは回転して
いる状態である。
【0045】図3(e)は、次の測定試料中の特定成分
を測定することが可能となった状態である。撹拌子17
は停止している状態である。この状態になると、再び次
の試料の測定が可能となる。その後は(c),(d),
(e)の操作を繰り返す。
【0046】図4は、4秒間送液用ポンプ9と排出用ポ
ンプ10を作動させて、緩衝液22を注入および排出さ
せ、実際に液体成分を測定したときのセンサ出力の特性
である。図4は試料注入時刻23から約5秒でセンサ出
力が安定し、ポンプ作動時刻24から15秒程度で次の
測定が可能となることを示している。
【0047】以上の動作によって測定、洗浄の繰り返し
が可能になる。
【0048】
【実施例】次に、本発明による実施例について詳細に説
明する。
【0049】[実施例1]測定セルに乳酸およびグルコ
ースを検出するセンサを実装し、試料の注入量を4μ
l、秤量部の容積を100μl、ポンプによる送液時間
を4秒(送液速度0.1ml/s)として、血清中の乳
酸とグルコースを測定したときの繰り返し再現性の結果
を表1に示す。
【0050】
【表1】 繰り返し再現性は同一の血清試料を15回繰り返して測
定したときの測定値の標準偏差を平均値で割り、100
倍したときの値である。
【0051】[実施例2]測定セルに乳酸を検出するセ
ンサを実装し、試料の注入量を4μl、秤量部の容積を
100μl、ポンプによる送液時間を4,10秒(送液
速度0.1ml/s)として、血清中の乳酸を15回繰
り返して測定したときの繰り返し再現性の結果を表2に
示す。
【0052】
【表2】 繰り返し再現性は同一の血清試料を15回繰り返して測
定したときの測定値の標準偏差を平均値で割り、100
倍したときの値である。
【0053】[実施例3]測定セルに乳酸を検出するセ
ンサを実装し、試料の注入量を4,10μl、秤量部の
容積を100μl、ポンプによる送液時間を4秒(送液
速度0.1ml/s)として、血清中の乳酸を15回繰
り返して測定したときの繰り返し再現性の結果を表3に
示す。
【0054】
【表3】 繰り返し再現性は同一の血清試料を15回繰り返して測
定したときの測定値の標準偏差を平均値で割り、100
倍したときの値である。
【0055】[実施例4]測定セルに乳酸を検出するセ
ンサを実装し、試料の注入量を4μl、秤量部の容積を
100μl、ポンプによる送液速度を0.1,0.3m
l/s(送液時間4秒)として、血清中の乳酸を15回
繰り返して測定したときの繰り返し再現性の結果を表4
に示す。
【0056】
【表4】 繰り返し再現性は同一の血清試料を15回繰り返して測
定したときの測定値の標準偏差を平均値で割り、100
倍したときの値である。
【0057】[実施例5]測定セルに乳酸を検出するセ
ンサを実装し、秤量部の容積を50,100μl、試料
の注入量を4μl、ポンプによる送液速度を0.1ml
/s(送液時間4秒)として、血清中の乳酸を15回繰
り返して測定したときの繰り返し再現性の結果を表5に
示す。
【0058】
【表5】 繰り返し再現性は同一の血清試料を15回繰り返して測
定したときの測定値の標準偏差を平均値で割り、100
倍したときの値である。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態について
図1、図2および図5を用いて詳細に説明する。
【0060】図5は絶縁支持基板21上に参照電極2
6、作用極27、対極28を形成して酵素膜29を積層
し、両側にフォトレジスト20を酵素膜29よりも厚く
形成した状態である。本実施形態では測定セル11内の
秤量部12とセンサ15との間のOリング16を省略す
ることが可能である。これはOリング16の代わりに絶
縁支持基板21上の酵素膜29の両側に、酵素膜29よ
りも厚い絶縁性の感光性樹脂層を形成する。そしてこの
樹脂層の上の秤量部12を密着させて測定セル11に組
み込む。これによって、Oリング16を使用せず、酵素
膜29の破損および液漏れを防ぐことが可能となり、別
途設置していた参照電極8も不要になり、電極や測定セ
ル11をさらに簡素化し、しかも製造コストを下げる効
果を有する。
【0061】次に、本発明の第3の実施の形態について
図1と図6を用いて詳細に説明する。
【0062】図6は一台のポンプ25で測定セル11へ
の緩衝液22の注入と排水を可能にする構造である。緩
衝液タンク5につながっている送液用ポンプ9のチュー
ブ4と、廃液タンク7につながっている排出用ポンプ1
0のチューブ4を図6に示すように、ポンプ25の両側
に設置することによって、一台のポンプ25で測定セル
11への緩衝液22の送液および、排水が可能になる。
これはポンプ25のチューブ4をしごく方向が、送液と
排水では、逆方向であるためである。ただしこの実施の
形態では、緩衝液22を測定セル11に注入する側のチ
ューブ4の口径を、緩衝液22を測定セル11から排出
する側のチューブ4の口径よりも少なくとも太くしてお
く必要がある。これはチューブ4の口径を変えることに
よって緩衝液22の送液および排水速度が変わるためで
ある。
【0063】
【発明の効果】セルへの試料の注入は上部にある試料注
入口から注入し、緩衝液の測定セルへの注入、定量およ
び排出は、定量機能を備えたポンプを必要とせず、注入
・排出用のポンプを作動させるだけで自動的に行われる
ため、測定セルを簡素化することができ、低価格で製造
可能な液体成分測定装置を得ることができる。
【0064】また、複雑な切り替えバルブを実装する必
要がないため、小型化することが可能であり、持ち運び
や、測定場所の制限を受けない。
【0065】更に、センサのみを交換するのではなく
て、センサを実装してある測定セル本体と一緒にセンサ
も交換できるため、取り扱いが容易になる。
【0066】更にまた、測定セル中に試料中の不純物等
や気泡が混入しても、上部にある試料注入口からすみや
かに、液溜めに排出されるため、測定精度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液体成分測定装置の
構造を示す図である。
【図2】図1に示した液体成分測定装置の測定セルの構
造を示す図であり、(a)は、測定セルの断面図、
(b)は、測定セルの平面図である。
【図3】測定セルの緩衝液の注入と排水を示す図であ
り、(a)は、測定セルに緩衝液を注入する前の図、
(b)は、測定セルに緩衝液を注入し、緩衝液を秤量部
で定量したときの図、(c)は、測定後に再び測定セル
に緩衝液を注入し、秤量部の試料を含む緩衝液をあふれ
させ、液溜めに流し込む図、(d)は、液溜めの廃液
を、廃液ポンプで排水したときの図、(e)は、次の測
定試料中の特定成分を測定することが可能となったとき
の状態の図である。
【図4】図1に示した液体成分測定装置で試料中の特定
成分を測定したときに得られるセンサ出力の特性を示す
グラフである。
【図5】絶縁支持基板上に参照電極、作用極および対極
を形成して、さらに酵素膜を積層し、両側に絶縁性の感
光性樹脂であるフォトレジストを酵素膜よりも厚く形成
した状態を示す図である。
【図6】液体成分測定装置の測定セルへの緩衝液の注入
および排出を一台のポンプで行うときの図である。
【図7】従来の液体成分測定装置の一例を示す断面図で
ある。
【図8】図7に示した従来の液体成分測定装置を用いて
浸出液を採取、測定する手順を示す説明図であり、
(a)は、希釈液導入口から希釈液を導入し、バルブの
通孔とセルの内部を満した状態を示す図、(b)は、バ
ルブの通孔を液体成分の採取経路上に位置させて通孔を
体液で満した状態を示す図、(c)は、バルブを90度
回転し、希釈液導入口から送る希釈液により通孔内の体
液をセルの内部に押し出した状態を示す図、(d)は、
セル内部に押し出された体液が撹拌、希釈され、センサ
によりグルコース濃度が測定される状態を示す図であ
る。
【図9】従来の他の液体成分測定装置の測定セルの断面
図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 計測回路 3 配線 4 チューブ 5 緩衝液タンク 6 撹拌装置 7 廃液タンク 8 参照電極 9 送液用ポンブ 10 排出用ポンプ 11 測定セル 12 秤量部 13 液溜め 14 緩衝液の排出口 15 センサ 16 0リング 17 撹拌子 18 緩衝液の注入口 19 試料の注入口 20 フォトレジスト 21 絶縁支持基板 22 緩衝液 23 試料注入時刻 24 ポンプ作動時刻 25 ポンプ 26 参照電極 27 作用極 28 対極 29 酵素膜 30 データ表示装置 31 ハウジング 32 バルブ 33 通孔 34 セル 37 被測定液体採取口 38 被測定液体吸引口 39 希釈液導入口 40 排出口 41 希釈液 42 体液 43 希釈された体液 54 コンテナ 56 キャッブ 58 隙間 60 電解質 62 ロッド(カラム) 64 導体 66 作用極(センサの電極) 68 直流電源 70 参照電極 74 0リング 76 環状の細い溝 100 ポーラログラフィセル 200 液溜め漕 202 分析試料注入口 204 緩衝液の注入口 206 排水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 27/28 321 G01N 27/416 G01N 35/00 - 35/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析室、緩衝液の注入口と排水口、およ
    び液体試料の注入口を有する液体試料測定セルを備え、
    前記緩衝液に前記液体試料を添加して希釈測定する液体
    成分測定装置において、 前記緩衝液の注入口が前記分析室の下部に連結され、 当該分析室の上部が尖状に形成されるとともに開口され
    て液体の通口となり、前記緩衝液の秤量を行なう秤量部
    を兼ねるとともに、当該開口が前記液体試料の注入口と
    して使用され、 前記分析室の内部に、当該分析室内部に位置する液体に
    接触する少なくとも一つの電極と、前記液体を攪拌する
    機構とを備えるとともに、 前記分析室の開口よりあふれ出た液体を一時的に貯留す
    る液溜め部を有し、 該液溜め部に前記緩衝液の排水口を連結したこと、 を特徴とする液体成分測定装置。
  2. 【請求項2】 前記秤量部は円錐もしくは多角錐の形状
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の液体
    成分測定装置。
  3. 【請求項3】 前記液体試料測定セルの秤量部におい
    て、円錐もしくは多角錐の頂点に設置されている液体の
    通口の角度が60度以上120度以下であることを特徴
    とする請求項2記載の液体成分測定装置。
  4. 【請求項4】 前記液体試料測定セルの少なくとも秤量
    部の液体に接触する部分の材料が、酸化した金属、耐腐
    食性の金属もしくは疎水性の高分子であることを特徴と
    する請求項1記載の液体成分測定装置。
  5. 【請求項5】 前記液体試料測定セルの少なくとも秤量
    部の液体に接触する部分の材料がステンレス鋼であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の液体成分測定装置。
  6. 【請求項6】 前記液体試料測定セルの少なくとも秤量
    部の液体に接触する部分の材料がフッ素系高分子、もし
    くはポリアルキルシロキサンであることを特徴とする請
    求項1記載の液体成分測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の材料であるステンレス鋼
    と、請求項6記載の材料であるフッ素系高分子やポリア
    ルキルシロキサンが、部分的に液体試料測定セルに組み
    合わさっていることを特徴とする請求項3記載の液体成
    分測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の秤量部の底面にOリング
    を介して酵素電極が実装された液体成分測定セルであっ
    て、装置本体が少なくとも一つの緩衝液タンクと、該緩
    衝液タンク内の緩衝液の送液を行う送液ポンプと、測定
    後の緩衝液等を溜めておく廃液タンクと、電気化学測定
    に使用する参照電極およびそれらを接続する流路からな
    り、さらに撹拌装置、計測回路、データ処理装置および
    データ表示装置で構成されていて、液体試料測定セルが
    装置本体の撹拌装置の上部に設置され、酵素電極が計測
    回路に接続され、そして緩衝液の注入口および排出口が
    装置本体の流路を介して緩衝液タンクおよび廃液タンク
    に接続され、酵素電極の交換は液体試料測定セルの単位
    で行われることを特徴とする請求項1記載の液体成分測
    定装置。
  9. 【請求項9】 前記酵素電極が絶縁支持基板上に参照電
    極、作用極および対極と、それらの電極上に形成された
    酵素膜からなり、酵素膜の周囲に酵素膜よりも厚く形成
    した樹脂層を形成したセンサを液体試料測定セルに実装
    したことを特徴とする請求項8記載の液体成分測定装
    置。
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