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JP2953283B2 - 継目無管製造用マンドレルバー - Google Patents

継目無管製造用マンドレルバー

Info

Publication number
JP2953283B2
JP2953283B2 JP32367293A JP32367293A JP2953283B2 JP 2953283 B2 JP2953283 B2 JP 2953283B2 JP 32367293 A JP32367293 A JP 32367293A JP 32367293 A JP32367293 A JP 32367293A JP 2953283 B2 JP2953283 B2 JP 2953283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
mandrel bar
bearing
load
plug
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP32367293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07178422A (ja
Inventor
宏之 山本
基晴 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP32367293A priority Critical patent/JP2953283B2/ja
Publication of JPH07178422A publication Critical patent/JPH07178422A/ja
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  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は継目無管製造用マンドレ
ルバー、特にそのプラグ装着部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マンネスマンプラグ方式による継目無管
製造法で使用される穿孔、および圧延の各工程で使用さ
れる傾斜圧延機の穿孔プラグ、および圧延プラグは、穿
孔または圧延用ロール間に送り込まれて傾斜圧延される
被圧延材から回転力が付加される。その際に、被圧延材
の寸法精度を向上させるために、マンドレルバーの先端
へ回動可能に軸着するようになっている。そのための軸
受構造については、例えば実開平4−22101号公報
に記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の継
目無管製造用マンドレルバーは、プラグが回転できるよ
になっているから、バー全体が回転する形式に比較し
て、被圧延材の寸法精度の向上またはおよびプラグの耐
用度向上を図ると言う目的は達成されている。しかし、
マンドレルバーは、被圧延材の寸法等によってその外径
が決まるため、軸受の寸法も制限を受けることとなる。
この結果、軸受の耐用度において、特に圧延反力が80
〜100Tonもあることから、スラスト軸受の負荷が
過大で衝撃も大きく、長寿命化に向けて、さらなる改善
を求められていた。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、特別な性能を有する軸受を必
要とすることなく、被圧延材の寸法精度の向上を図り、
軸受の耐用度を延長できるので、生産性の向上が望める
継目無管製造用マンドレルバーを得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る継目無管製
造用マンドレルバーは、マンドレルバー先端とプラグ装
着部とが、スラスト荷重を受ける面から断面がL字状と
なるように形成した環状材の2つが隙間を有して逆向き
に対峙するように配置するとともに、スラスト荷重を受
ける面と該環状材の間に複数のスラスト軸受をそれぞれ
別個に配置し、前記複数のスラスト軸受が同一面に荷重
が付加されたのと同等の機能を持たせられてスラスト力
を分担する構成とした複列スラスト軸受を介して軸着さ
れているものである。
【0006】
【作用】本発明においては、マンドレルバー先端とプラ
グ装着部とが、スラスト荷重を受ける面から断面がL字
状となるように形成した環状材の2つが隙間を有して逆
向きに対峙するように配置するとともに、スラスト荷重
を受ける面と該環状材の間に複数のスラスト軸受をそれ
ぞれ別個に配置し、前記複数のスラスト軸受が同一面に
荷重が付加されたのと同等の機能を持たせられてスラス
ト力を分担する構成とした複列スラスト軸受を介して軸
着されているものであるから、各列の軸受ころそれぞれ
に負荷される圧延荷重が減少して耐用度が向上する。
【0007】
【実施例】実施例1. 図1は本発明の一実施例を適用する継目無管製造用マン
ドレルバーの構成を示す説明図である。図において、1
はプラグ装着部で、従来と基本構造を同じくするマンド
レルバー先端に取り付けられるものである。2は接続部
で前記マンドレルバー先端と嵌合する。3は外筒で、内
部に所望深さの円筒状空間が形成されている。4はラジ
アル軸受、5はスラスト軸受で、両者とも前記外筒3の
内部空間に嵌挿される。6は回転軸で、前記ラジアル軸
受4、およびスラスト軸受5を介して外筒3内で回動す
る。7は鍔部で、外筒3の円筒状空間に蓋の状態を形成
する。8はプラグ装着突起部で、前記鍔部7と一体化さ
れている。9は間隔材で、前記ラジアル軸受4およびス
ラスト軸受を所望間隔に維持するものである。11は
ベアリングナットで、ラジアル軸受4、スラスト軸受5
および間隔材9を鍔部7に向けて押圧する。また、12
はプラグで、被圧延材の穿孔および圧延時に内面仕上げ
を行うものである。
【0008】上記のスラスト軸受5は、図2に示す詳細
図のように外筒3および回転軸6の何れも、スラスト荷
重を受ける面から断面がL字状となる環状材を組み込ん
で、環状材の2つが隙間を有して逆向きに対峙するよう
に配置するとともに、スラスト荷重を受ける面と該環状
材の間に複数のスラスト軸受をそれぞれ別個に設けた2
列のスラスト軸受5aおよび5bが同一面に荷重が負荷
されたのと同等の機能を持たせるようにしている。従っ
て、スラスト軸受5aおよび5bに付加されるスラスト
荷重は分散して、軸受ころ13aおよび13bにかか
り、軸受ころ13a、13bの何れも、1個にかかる荷
重が減少する。この結果、スラスト軸受5は外形を拡大
等の寸法変更を行うことなく、寿命を大幅に延長するこ
とができ、スラスト軸受の破壊がネックであることは解
消した。また、上記実施例の形状とすることにより、小
径サイズのマンドレルバーにも組み込むことが容易にな
った。なお、上述の実施例においては、スラススト軸受
を2列に配列する場合について例示したが、本発明では
それに限定されるものではなく、他の同様な機能を有す
るもの、例えば一組から二組以上の多数組にする等の設
計変更をしてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、耐スラス
ト荷重に優れ、長時間の使用に耐えられるマンドレルバ
ーが得られるので、被圧延材の偏肉を低減するという寸
法精度の向上とともに、プラグ装着部の延命化で、マン
ドレルバーの振れ回り状態の解消による周辺設備の劣化
が減少し、プラグ交換のための作業停止が減少する等に
よる生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を適用する継目無管製
造用マンドレルバーの構成を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例の継目無管製造用マンドレル
バーのスラスト軸受を示す詳細図である。
【符号の説明】
1 プラグ装着部 2 接続部 3 外筒 4 ラジアル軸受 5,5a,5b スラスト軸受 6 回転軸 7 鍔部 8 プラグ装着突起部 9 間隔材 11 軸受ナット 12 プラグ 13 軸受ころ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21B 25/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルバー先端とプラグ装着部と
    が、スラスト荷重を受ける面から断面がL字状となる
    うに形成した環状材の2つが隙間を有して逆向きに対峙
    するように配置するとともに、スラスト荷重を受ける面
    と該環状材の間に複数のスラスト軸受をそれぞれ別個に
    配置し、前記複数のスラスト軸受が同一面に荷重が付加
    されたのと同等の機能を持たせられてスラスト力を分担
    する構成とした複列スラスト軸受を介して軸着されてい
    ることを特徴とする継目無管製造用マンドレルバー。
JP32367293A 1993-12-22 1993-12-22 継目無管製造用マンドレルバー Expired - Fee Related JP2953283B2 (ja)

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