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JP2951149B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2951149B2
JP2951149B2 JP10942993A JP10942993A JP2951149B2 JP 2951149 B2 JP2951149 B2 JP 2951149B2 JP 10942993 A JP10942993 A JP 10942993A JP 10942993 A JP10942993 A JP 10942993A JP 2951149 B2 JP2951149 B2 JP 2951149B2
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実 濱
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円盤状の記録媒体にオ
ーディオ信号をデジタル信号で光磁気記録及び再生を行
う所謂MD(ミニディスク)システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】MDシステムは、例えば「エレクトロニ
クスライフ(日本放送出版協会発行)」の1992年1
2号の第11頁〜第68頁にも記載されているように、
書き換え可能型の光磁気ディスクに対し、オーディオ信
号をデジタル方式で記録するものであり、ディジタル化
されたオーディオ信号は、ATRAC(Adaptiv
e TRansform Acoustic Codi
ng)と呼ばれる高能率符号化処理によってデータ圧縮
され、前記光磁気ディスクに対して光磁気記録されるも
のである。
【0003】前記MDシステムにおいては、アナログの
オーディオ信号をデジタル信号に変換して記録すると共
に、曲の開始部と終了部を、その曲のアドレス情報とし
て、その他のサブコード信号と共に一定の記録領域に記
録し、そのアドレス情報を基にして再生時の曲番アクセ
ス等に用いている。この記録エリアを「U(ユーザー)
TOCエリア」と称し、曲のアドレス情報は音楽信号を
記録した際に必ず新しい情報を記録しなければならな
い。そして前記UTOCエリアには、これ以外にもオプ
ションとして、記録された日時、タイトルや曲名等を記
録することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く、従来の
MDシステムにおいては、UTOCエリアへのアドレス
情報等の記録が音楽情報の記録完了後において行われる
ため、音楽情報の記録途中で電源が誤って遮断されたよ
うな場合には、音楽情報の記録開始より電源が遮断され
るまでの音楽情報に関するアドレス情報等がUTOCエ
リアに書き込まれず、電源が遮断されるまでの音楽情報
の記録が無効となってしまうという問題がある。
【0005】例えば、クラシックなどの長時間にわたる
音楽を記録するとした時、記録途中で電源が誤って遮断
されたような場合には、既に記録された楽章はそのまま
で、途切れた楽章から録り直すことが従来から存在する
アナログカセットテープレコーダ等では可能だが、MD
システムでは前記した如く電源が遮断されるまでの音楽
情報の記録が無効となってしまうため、再度全部の楽章
を記録しなければならない。
【0006】また、会議や講演等を記録している途中で
同様に電源が誤って遮断されたような場合には、大事な
記録を全て失い、そしてこのような会議や講演等の記録
の場合には録り直すことが不可能なため、多大な損失を
被ることになりかねない。
【0007】特に乾電池や充電式バッテリで駆動される
MDシステムにおいては、上記したような問題が起こる
可能性が極めて高い。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では音声信号等のアナログの情報信号をデジタ
ル信号に変換して記録媒体上に記録すると共に、該デジ
タル情報に対する索引情報を前記記録媒体上の特定の領
域に記録するように成された記録再生装置において、前
記デジタル情報の記録中に記録媒体上に書き込まれるデ
ジタル情報の索引情報を逐次記憶する記憶手段と、該記
憶手段に記憶している索引情報を保持するために前記記
憶手段に対して電源を供給する情報保持用電源手段と、
デジタル情報の記録開始時に前記記録媒体上の特定の領
域に対して記録が成されることを示す標識情報を記録す
ると共に、デジタル情報の記録中において記録再生装置
への電源供給が断たれた後に再度電源が投入された際、
前記記録媒体上の特定の領域に前記標識情報が存在しな
いかどうかを判断し、標識情報が存在する場合には、該
標識情報を消去した後に前記記憶手段に記憶されている
索引情報を前記記録媒体上の特定領域に記録するように
制御する制御手段とを備えた記録再生装置を提供せんと
するものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】また本発明では、音声信号等のアナログの
情報信号をデジタル情報に変換して記録媒体上に記録す
ると共に、該デジタル情報に対する索引情報を前記記録
媒体上の特定の領域に記録するように成された記録再生
装置において、前記デジタル情報の記録中に記録媒体上
に書き込まれるデジタル情報の索引情報を逐次記憶する
記憶手段と、該記憶手段に記憶している索引情報を保持
するために前記記憶手段に対して電源を供給する情報保
持用電源手段と、デジタル情報の記録開始時に前記記録
媒体上の特定の領域に対して記録が成されることを示す
標識情報を記録すると共に、デジタル情報の記録中にお
いて記録再生装置への電源供給が断たれた後に再度電源
が投入された際、前記記録媒体上の特定の領域に前記標
識情報が存在しないかどうかを判断し、標識情報が存在
する場合には、前記記録媒体への記録を開始した時点か
ら記録再生装置への電源供給が断たれまでの間に記録媒
体の排出が無かったかを判断すると共に、記録媒体の排
出が無かった場合に限り、該標識情報を消去した後に前
記記憶手段に記憶されている索引情報を前記記録媒体上
の特定領域に記録するように制御する制御手段とを備え
た記録再生装置を提供せんとするものである。
【0013】さらに本発明では、音声信号等のアナログ
の情報信号をデジタル情報に変換して記録媒体上に記録
すると共に、該デジタル情報に対する索引情報を前記記
録媒体上の特定の領域に記録するように成された記録再
生装置において、前記デジタル情報の記録中に記録媒体
上に書き込まれるデジタル情報の索引情報を逐次記憶す
る記憶手段と、該記憶手段に記憶している索引情報を保
持するために前記記憶手段に対して電源を供給する情報
保持用電源手段と、デジタル情報の記録開始時に前記記
録媒体上の特定の領域に対して記録が成されることを示
す標識情報を記録すると共に前記記憶手段へも同一の標
識情報を記憶し、デジタル情報の記録中において記録再
生装置への電源供給が断たれた後に再度電源が投入され
た際、前記記録媒体上の特定の領域にある前記標識情報
と前記記憶手段に記憶された標識情報とが一致するかど
うかを判断し、標識情報が一致するする場合には、該標
識情報を消去した後に前記記憶手段に記憶されている索
引情報を前記記録媒体上の特定領域に記録するように制
御する制御手段とを備えた記録再生装置を提供せんとす
るものである。
【0014】さらに本発明では、音声信号等のアナログ
の情報信号をデジタル情報に変換して記録媒体上に記録
すると共に、該デジタル情報に対する索引情報を前記記
録媒体上の特定の領域に記録するように成された記録再
生装置において、前記デジタル情報の記録中に記録媒体
上に書き込まれるデジタル情報の索引情報を逐次記憶す
る記憶手段と、該記憶手段に記憶している索引情報を保
持するために前記記憶手段に対して電源を供給する情報
保持用電源手段と、デジタル情報の記録開始時に前記記
録媒体上の特定の領域に対して記録が成されることを示
す標識情報を記録すると共に、デジタル情報の記録中に
おいて記録再生装置への電源供給が断たれた後に再度電
源が投入された際、前記記録媒体上の特定の領域に前記
標識情報が存在しないかどうかを判断し、標識情報が存
在する場合には、前記記録媒体の排出を禁止すると共
に、前記標識情報を消去した後に前記記憶手段に存在す
る索引情報を前記記録媒体上の特定領域に記録するよう
に制御する制御手段とを備えた記録再生装置を提供せん
とするものである。
【0015】
【作用】上記の如く構成したので、デジタル情報の記録
中において記録再生装置への電源供給が断たれた後に再
度電源が投入された際、記録媒体上の特定の領域に標識
情報が存在しないかどうかを判断し、標識情報が存在す
る場合には、標識情報を消去した後に索引情報を記録媒
体上の特定領域に記録する。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】また、デジタル情報の記録中において記録
再生装置への電源供給が断たれた後に再度電源が投入さ
れた際、制御手段が記録媒体上の特定の領域に標識情報
が存在しないかどうかを判断し、標識情報が存在する場
合には、記録媒体への記録を開始した時点から記録再生
装置への電源供給が断たれまでの間に記録媒体の排出が
無かった場合に限り、標識情報を消去した後に記憶手段
に記憶されている索引情報を記録媒体上の特定領域に記
録する。
【0020】また、デジタル情報の記録中において記録
再生装置への電源供給が断たれた後に再度電源が投入さ
れた際、制御手段が記録媒体上の特定の領域にある標識
情報と記憶手段に記憶された標識情報とが一致するかど
うかを判断し、標識情報が一致するする場合には、標識
情報を消去した後に記憶手段に記憶されている索引情報
を記録媒体上の特定領域に記録する。
【0021】また、デジタル情報の記録中において記録
再生装置への電源供給が断たれた後に再度電源が投入さ
れた際、制御手段が記録媒体上の特定の領域に標識情報
が存在しないかどうかを判断し、標識情報が存在する場
合には、記録媒体の排出を禁止し、標識情報を消去した
後に記憶手段に存在する索引情報を記録媒体上の特定領
域に記録する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0023】先ず図1は本発明が適用されるMDシステ
ムの構成を示す回路ブロック図である。同図において、
1はオーディオ信号等の情報信号が入力される入力端
子、2はこの情報信号をデジタル信号に変換するA/D
変換回路、3はさらにこのデジタルの情報信号を圧縮
し、高能率符号化したデジタル信号に変換するATRA
C処理回路、4は前記ATRAC処理回路3が出力する
情報信号のデータバッファとして挿入されている半導体
メモリ5への書き出し及び読み出しを制御するメモリコ
ントローラ、6は前記メモリコントローラ6を経た情報
信号をインタリーブし、誤り訂正符号を付し、さらにサ
ブコード信号を付加したデジタル信号に変換するデジタ
ル信号処理回路、7はヘッドドライブ回路であり、前記
デジタル信号処理回路6からの出力信号を、記録用磁気
ヘッド9により光磁気ディスク8に記録するための信号
に変換している。
【0024】11は前記光磁気ディスク8より読み出し
たピットデータをディジタル信号に変換する光ピックア
ップであり、前記デジタル信号処理回路6によって誤り
訂正等の処理が行なわれ、前記ATRAC処理回路3に
より伸長して元のデジタル信号に戻される。さらに14
はデジタル信号を元のアナログ信号に変換するD/A変
換回路、15は復調されたアナログ信号の出力端子であ
る。
【0025】また10は前記光磁気ディスク8を回転さ
せるスピンドルモータ、12は前記光ピックアップ11
を光磁気ディスク8の内周・外周間を往復駆動させる送
りモータであり、光ピックアップ11より出力されるト
ラッキングエラー信号によりサーボ制御回路13を介し
て制御される。
【0026】16はMD装置を制御する制御回路であ
り、メカニズムの記録・再生・早送り・早戻しの各モー
ドへの移行と、キー入力端子17、表示装置18への表
示データの出力や、サブコードデータの処理を行い、前
記デジタル信号処理回路6、メモリーコントローラ4、
サーボ制御回路13を制御する。さらに19はMDシス
テムにおける電源供給部である。
【0027】尚、前記半導体メモリ5は、単なるデータ
バッファではなく、耐振用(メモリに一時的にデータを
蓄えておくことで、振動で光ピックアップによるデータ
の読み出しに不都合が生じても、再度データを読み出す
ための時間を稼ぐことができる)として有効に機能す
る。そしてこの半導体メモリ5の内容は、停電時におい
てもバックアップ電源部25によってバックアップされ
る。
【0028】続いて図2はMDの記録・再生用の光磁気
ディスクの断面を示した図であり、ディスク20におい
て、21はリードインエリアでディスク情報が記録・再
生できる領域であり、そして22はUTOCエリアで前
述したレコーディング情報が記録・再生できる領域で、
また23はプログラムエリアで音楽情報が記録・再生で
きる領域であり、さらに24はリードアウトエリアであ
る。
【0029】本発明は音楽情報の記録途中で電源が誤っ
て遮断されたような場合に、電源の回復後にこれを検出
してUTOCエリアの書換えを行うものであり、その方
法として以下のものがある。
【0030】[第1の方法]音楽情報の記録を開始し、
記録中においてディスク上に書き込まれるクラスタ(デ
ータの1単位)のアドレスを逐次半導体メモリ5に書き
込んでいく。この半導体メモリ5上のデータは、バック
アップ電源部25によって停電時でもその内容がバック
アップ(維持)されている。
【0031】そして電源が遮断されることなく音楽情報
記録が終了した場合は、UTOCエリア22にUTOC
情報を記録すると共に半導体メモリ5の内容をクリアし
て記録を完了する。
【0032】一方、停電や誤って電源が遮断される等の
異常な電源切れが起こった場合は、再度電源が投入され
た時に、半導体メモリ5上にデータが存在しないかどう
かを確認し、もしデータが存在する場合には、半導体メ
モリ5内に存在するUTOC情報をUTOCエリア22
に記録すると共に半導体メモリ5の内容をクリアして記
録を完了する。
【0033】[第2の方法]記録中において、ディスク
上に書き込まれたクラスタのアドレスが逐次半導体メモ
リ5に書き込まれていく。この半導体メモリ5上のデー
タは、上記と同様にバックアップ電源部25でバックア
ップ電源部25によって停電時でもその内容がバックア
ップされている。
【0034】そして電源が遮断されることなく音楽情報
記録が終了した場合は、UTOCエリア22にUTOC
情報を記録すると共に半導体メモリ5の内容をクリアし
て記録を完了する。
【0035】一方、停電や誤って電源が遮断される等の
異常な電源切れが起こった場合は、再度電源が投入され
た時に、バックアップ電源部25でバックアップされて
いる半導体メモリ5内にUTOC情報が存在しないかを
確認し、もしUTOC情報が存在する場合は、半導体メ
モリ5内に存在するUTOC情報をUTOCエリア22
に記録するが、ディスクへの記録を開始した時点から電
源切れが起こるまでの間にディスクの出し入れが無かっ
たかをMD制御回路19にて監視しておき、ディスクの
出し入れが無かった場合に限り、半導体メモリ5内に存
在するUTOC情報をUTOCエリア22に記録すると
共に半導体メモリ5の内容をクリアして記録を完了す
る。
【0036】[第3の方法]先ず音楽情報の記録終了時
にはUTOCエリア22に記録されるべきアドレス等の
UTOC情報を半導体メモリ5に保存する。
【0037】そして電源が遮断されることなく音楽情報
記録が終了した場合は、UTOCエリア22にUTOC
情報を記録して記録を完了する。
【0038】一方、停電や誤って電源が遮断される等の
異常な電源切れが起こった場合は、再度電源が投入され
た時に、バックアップ電源部25でバックアップされて
いる半導体メモリ5内にUTOC情報が存在しないかを
確認し、もしUTOC情報が存在する場合は、ディスク
の排出を禁止すると共に半導体メモリ5内に存在するU
TOC情報をUTOCエリア22に記録して記録を完了
する。
【0039】[第4の方法]先ず音楽情報の記録開始前
に記録ID(例えば記録開始時点の日付データなど)を
光磁気ディスク8上のUTOCエリア22に記録する。
そしてその後に音楽情報のプログラムエリア23への記
録を開始する。記録中において、ディスク上に書き込ま
れたクラスタのアドレスが逐次半導体メモリ5に書き込
まれていく。この半導体メモリ5上のデータは、バック
アップ電源部25でバックアップされている。
【0040】そして電源が遮断されることなく音楽情報
記録が終了した場合は、先に記録した記録IDを消去し
た後、UTOCエリア22にUTOC情報を記録すると
共に半導体メモリ5の内容をクリアして記録を完了す
る。
【0041】一方、停電や誤って電源が遮断される等の
異常な電源切れが起こった場合は、再度電源が投入され
た時に、ディスクのUTOCエリア22上に先に記録し
た記録IDが存在しないかを確認し、もし記録IDが存
在する場合には、記録IDを消去した後、半導体メモリ
5内に存在するUTOC情報をUTOCエリア22に記
録すると共に半導体メモリ5の内容をクリアして記録を
完了する。
【0042】尚、記録IDが存在しない場合は、再度電
源が投入された後において、ディスクが交換されたもの
としてUTOC情報の書換えは行わない。
【0043】[第5の方法]先ず音楽情報の記録開始前
に記録ID(例えば記録開始時点の日付データなど)を
光磁気ディスク8上のUTOCエリア22に記録する。
そしてその後に音楽情報のプログラムエリア23への記
録を開始する。記録中において、ディスク上に書き込ま
れたクラスタのアドレスが逐次半導体メモリ5に書き込
まれていく。この半導体メモリ5上のデータは、バック
アップ電源部25でバックアップされている。
【0044】そして電源が遮断されることなく音楽情報
記録が終了した場合は、先に記録した記録IDを消去し
た後、UTOCエリア22にUTOC情報を記録すると
共に半導体メモリ5の内容をクリアして記録を完了す
る。
【0045】一方、停電や誤って電源が遮断される等の
異常な電源切れが起こった場合は、再度電源が投入され
た時に、ディスクのUTOCエリア22上に先に記録し
た記録IDが存在しないかを確認し、もし記録IDが存
在する場合には、ディスクへの記録を開始した時点から
電源切れが起こるまでの間にディスクの出し入れが無か
ったかをMD制御回路19にて監視しておき、ディスク
の出し入れが無かった場合に限り、記録IDを消去した
後、半導体メモリ5内に存在するUTOC情報をUTO
Cエリア22に記録すると共に半導体メモリ5の内容を
クリアして記録を完了する。
【0046】[第6の方法]先ず音楽情報の記録開始前
に記録ID(例えば記録開始時点の日付データなど)を
光磁気ディスク8上のUTOCエリア22に記録すると
共に同じ記録IDを半導体メモリ5に書き込む。そして
その後に音楽情報のプログラムエリア23への記録を開
始する。記録中において、ディスク上に書き込まれたク
ラスタのアドレスが逐次半導体メモリ5に書き込まれて
いく。この半導体メモリ5上のデータは、バックアップ
電源部25でバックアップされている。
【0047】そして電源が遮断されることなく音楽情報
記録が終了した場合は、先に記録した記録IDを消去し
た後、UTOCエリア22にUTOC情報を記録すると
共に半導体メモリ5の内容をクリアして記録を完了す
る。
【0048】一方、停電や誤って電源が遮断される等の
異常な電源切れが起こった場合は、再度電源が投入され
た時に、ディスクのUTOCエリア22上に先に記録し
た記録IDが存在しないかを確認し、もし記録IDが存
在する場合には、これをさらに先に半導体メモリ5内に
書き込んだ記録IDと比較し、両者が一致したなら、記
録IDを消去した後、半導体メモリ5内に存在するUT
OC情報をUTOCエリア22に記録すると共に半導体
メモリ5の内容をクリアして記録を完了する。
【0049】尚、記録IDが存在しない又は記録IDが
一致しない場合は、再度電源が投入された後において、
ディスクが交換されたものとしてUTOC情報の書換え
は行わない。
【0050】[第7の方法]先ず音楽情報の記録開始前
に記録ID(例えば記録開始時点の日付データなど)を
光磁気ディスク8上のUTOCエリア22に記録する。
そしてその後に音楽情報のプログラムエリア23への記
録を開始する。記録中において、ディスク上に書き込ま
れたクラスタのアドレスが逐次半導体メモリ5に書き込
まれていく。この半導体メモリ5上のデータは、バック
アップ電源部25でバックアップされている。
【0051】そして電源が遮断されることなく音楽情報
記録が終了した場合は、先に記録した記録IDを消去し
た後、UTOCエリア22にUTOC情報を記録すると
共に半導体メモリ5の内容をクリアして記録を完了す
る。
【0052】一方、停電や誤って電源が遮断される等の
異常な電源切れが起こった場合は、再度電源が投入され
た時に、ディスクの排出を禁止し、ディスクのUTOC
エリア22上に先に記録した記録IDが存在しないかを
確認し、もし記録IDが存在する場合には、記録IDを
消去した後に半導体メモリ5内に存在するUTOC情報
をUTOCエリア22に記録すると共に半導体メモリ5
の内容をクリアして記録を完了する。
【0053】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、音
声信号等のアナログの情報信号をデジタル情報に変換し
て記録媒体上に記録すると共に、該デジタル情報に対す
る索引情報を前記記録媒体上の特定の領域に記録するよ
うに成された記録再生装置において、前記デジタル情報
の記録中に記録媒体上に書き込まれるデジタル情報の索
引情報を逐次記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶し
ている索引情報を保持するために前記記憶手段に対して
電源を供給する情報保持用電源手段と、デジタル情報の
記録開始時に前記記録媒体上の特定の領域に対して記録
が成されることを示す標識情報を記録すると共に、デジ
タル情報の記録中において記録再生装置への電源供給が
断たれた後に再度電源が投入された際、前記記録媒体上
の特定の領域に前記標識情報が存在しないかどうかを判
断し、標識情報が存在する場合には、該標識情報を消去
した後に前記記憶手段に記憶されている索引情報を前記
記録媒体上の特定領域に記録するように制御する制御手
段とを備えたので、音楽情報の記録途中で、停電や誤っ
て電源が遮断される等の電源切れが起こった場合でも、
アドレス等のUTOC情報をUTOCエリアに記録する
ことができるので、電源切れが起こるまでに記録した音
楽情報を失うことなく、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるMDシステムの構成を示す
回路ブロック図。
【図2】光磁気ディスクの構造を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 入力端子 2 A/D変換回路 3 ATRAC処理回路 4 メモリコントローラ 5 半導体メモリ 6 デジタル信号処理回路 7 ヘッドドライブ回路 8 光磁気ディスク 9 記録用磁気ヘッド 10 スピンドルモータ 11 光ピックアップ 12 送りモータ 13 サーボ制御回路 14 D/A変換回路 15 出力端子 16 MD制御回路 17 キー入力端子 18 表示装置 19 電源供給部 20 光磁気ディスク 21 リードインエリア 22 UTOCエリア 23 プログラムエリア 24 リードアウトエリア 25 バックアップ電源部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号等のアナログの情報信号をデジ
    タル信号に変換して記録媒体上に記録すると共に、該デ
    ジタル情報に対する索引情報を前記記録媒体上の特定の
    領域に記録するように成された記録再生装置において、
    前記デジタル情報の記録中に記録媒体上に書き込まれる
    デジタル情報の索引情報を逐次記憶する記憶手段と、該
    記憶手段に記憶している索引情報を保持するために前記
    記憶手段に対して電源を供給する情報保持用電源手段
    と、デジタル情報の記録開始時に前記記録媒体上の特定
    の領域に対して記録が成されることを示す標識情報を記
    録すると共に、デジタル情報の記録中において記録再生
    装置への電源供給が断たれた後に再度電源が投入された
    際、前記記録媒体上の特定の領域に前記標識情報が存在
    しないかどうかを判断し、標識情報が存在する場合に
    は、該標識情報を消去した後に前記記憶手段に記憶され
    ている索引情報を前記記録媒体上の特定領域に記録する
    ように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 音声信号等のアナログの情報信号をデジ
    タル信号に変換して記録媒体上に記録すると共に、該デ
    ジタル情報に対する索引情報を前記記録媒体上の特定の
    領域に記録するように成された記録再生装置において、
    前記デジタル情報の記録中に記録媒体上に書き込まれる
    デジタル情報の索引情報を逐次記憶する記憶手段と、該
    記憶手段に記憶している索引情報を保持するために前記
    記憶手段に対して電源を供給する情報保持用電源手段
    と、デジタル情報の記録開始時に前記記録媒体上の特定
    の領域に対して記録が成されることを示す標識情報を記
    録すると共に、デジタル情報の記録中において記録再生
    装置への電源供給が断たれた後に再度電源が投入された
    際、前記記録媒体上の特定の領域に前記標識情報が存在
    しないかどうかを判断し、標識情報が存在する場合に
    は、前記記録媒体への記録を開始した時点から記録再生
    装置への電源供給が断たれるまでの間に記録媒体の排出
    が無かったかを判断すると共に、記録媒体の排出が無か
    った場合に限り、該標識情報を消去した後に前記記憶手
    段に記憶されている索引情報を前記記録媒体上の特定領
    域に記録するように制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 音声信号等のアナログの情報信号をデジ
    タル信号に変換して記録媒体上に記録すると共に、該デ
    ジタル情報に対する索引情報を前記記録媒体上の特定の
    領域に記録するように成された記録再生装置において、
    前記デジタル情報の記録中に記録媒体上に書き込まれる
    デジタル情報の索引情報を逐次記憶する記憶手段と、該
    記憶手段に記憶している索引情報を保持するために前記
    記憶手段に対して電源を供給する情報保持用電源手段
    と、デジタル情報の記録開始時に前記記録媒体上の特定
    の領域に対して記録が成されることを示す標識情報を記
    録すると共に前記記憶手段へも同一の標識情報を記憶
    し、デジタル情報の記録中において記録再生装置への電
    源供給が断たれた後に再度電源が投入された際、前記記
    録媒体上の特定の領域にある前記標識情報と前記記憶手
    段に記憶された標識情報とが一致するかどうかを判断
    し、標識情報が一致する場合には、該標識情報を消去し
    た後に前記記憶手段に記憶されている索引情報を前記記
    録媒体上の特定領域に記録するように制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 音声信号等のアナログの情報信号をデジ
    タル信号に変換して記録媒体上に記録すると共に、該デ
    ジタル情報に対する索引情報を前記記録媒体上の特定の
    領域に記録するように成された記録再生装置において、
    前記デジタル情報の記録中に記録媒体上に書き込まれる
    デジタル情報の索引情報を逐次記憶する記憶手段と、該
    記憶手段に記憶している索引情報を保持するために前記
    記憶手段に対して電源を供給する情報保持用電源手段
    と、デジタル情報の記録開始時に前記記録媒体上の特定
    の領域に対して記録が成されることを示す標識情報を記
    録すると共に、デジタル情報の記録中において記録再生
    装置への電源供給が断たれた後に再度電源が投入された
    際、前記記録媒体上の特定の領域に前記標識情報が存在
    しないかどうかを判断し、標識情報が存在する場合に
    は、前記記録媒体の排出を禁止すると共に、前記標識情
    報を消去した後に前記記憶手段に存在する索引情報を前
    記記録媒体上の特定領域に記録するように制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
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