JP2943127B2 - 二次電池 - Google Patents
二次電池Info
- Publication number
- JP2943127B2 JP2943127B2 JP4320557A JP32055792A JP2943127B2 JP 2943127 B2 JP2943127 B2 JP 2943127B2 JP 4320557 A JP4320557 A JP 4320557A JP 32055792 A JP32055792 A JP 32055792A JP 2943127 B2 JP2943127 B2 JP 2943127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- oxide
- negative electrode
- secondary battery
- separator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Description
チウム合金を負極活物質として用いるリチウム二次電池
または、亜鉛あるいは亜鉛合金を負極活物質として用い
るアルカリ二次電池や臭素亜鉛二次電池のデンドライト
の成長を抑制し、充放電サイクル特性を向上させた二次
電池に関するものである。
ス化が進み、その駆動用電源としての電池には、小型で
軽量、高エネルギー密度を要求されるようになった。こ
の要求を満たす電池として、リチウム二次電池あるい
は、ニッケル亜鉛二次電池や空気亜鉛二次電池等が期待
されている。しかしこれらの二次電池は充放電サイクル
寿命が短いといった欠点があった。この理由としては次
の事が考えられる。
は亜鉛が析出する。この際、負極表面上ではその表面状
態によって局所的に電流密度が高くなるところがあり、
この場所にリチウムあるいは亜鉛が選択的に析出する。
これらの金属が充放電サイクルの進行と共に樹脂状に成
長する(デンドライト)ことによってセパレータを貫通
して正極に達し、ショートするためである。
下のように考えられる。
反応性が高いので、電解液あるいは電解液中の水分等と
反応して絶縁体被膜が形成される。この絶縁体被膜は抵
抗が高いので、次の充電時には、この被膜の部分の電流
密度が高くなり、さらにデンドライトが成長し易くなっ
ている。
亜鉛を負極活物質に用いた二次電池は、充放電を繰り返
すと、負極表面上にデンドライトが成長し、このデンド
ライトが、セパレータを貫通する事によって正極と接触
したり、また、負極表面から脱落して正極と接触する事
によって、ショートして充放電サイクル寿命が短いとい
う問題点があり、実用化されていなかった。
って、安全で、充放電サイクル寿命が優れた二次電池を
提供しようとするものである。
解決するために、本発明に係る第一の二次電池は、リチ
ウム又はリチウム合金からなる負極、電解質、セパレー
タ、及び正極から少なくとも構成された二次電池におい
て、該負極と該セパレータとの間に、Ni、Ti、P
t、Al、Pb、Cr、Cu、V、Mo、W、Fe、C
o、Zn、Mgからなる群より選択される材料からなる
金属導電体層、ダイヤモンド、Si、酸化ニッケル、酸
化銅、酸化チタン、酸化マンガン、酸化亜鉛、酸化ジル
コニウム、酸化タングステン、酸化モリブデン、酸化バ
ナジウムからなる群より選択される少なくとも1種以上
の材料から構成される半導体層、フッ化リチウム、フッ
化マグネシウム、窒化物、炭化物、フッ素樹脂からなる
群より選択される少なくとも1種以上の材料から構成さ
れる絶縁体層、の少なくとも一層を設けたことを特徴と
する。このような金属導電体層、半導体層、絶縁体層に
は、少なくともリチウムイオンが透過できる層を用い
る。また、本発明に係る第二の二次電池は、亜鉛もしく
は亜鉛合金からなる負極、電解質、セパレータ、及び正
極から少なくとも構成された二次電池において、該負極
と該セパレータとの間に、ダイヤモンド、Si、酸化ニ
ッケル、酸化銅、酸化マンガン、酸化亜鉛、酸化ジルコ
ニウム、酸化タングステン、酸化モリブデン、酸化バナ
ジウムからなる群より選択される少なくとも1種以上の
材料から構成される半導体層、フッ化リチウム、フッ化
マグネシウム、窒化物、炭化物、フッ素樹脂からなる群
より選択される少なくとも1種以上の材料から構成され
る絶縁体層、の少なくとも一層を設けたことを特徴とす
る。このような半導体層、絶縁体層には、水酸イオンが
透過できる、細孔性のミクロなポアを有する層を用い
る。
子構造に由来するもの、あるいは作製方法によるもので
も良い。簡単に細孔を作る一例としては、上記層の作製
時に層中に電解質を入れて、電池にした後、この電解質
が溶出してミクロなポアを作る方法である。また、上記
層の作製時に発泡材を添加し、その後熱処理等によっ
て、ミクロなポアを作る方法もある。
して、負極、電解質、セパレータ、及び正極から少なく
とも構成された二次電池において、該負極と該セパレー
タとの間に、導電体層又は半導体層と絶縁体層との積層
膜を設け、該導電体層が、炭素、Ni、Ti、Pt、A
l、Pb、Cr、Cu、V、Mo、W、Fe、Co、Z
n、Mgからなる群より選択される少なくとも1種以上
の材料を含む金属層であり、該半導体層が、ダイヤモン
ド、Si、酸化ニッケル、酸化銅、酸化マンガン、酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化タングステ
ン、酸化モリブデン、酸化バナジウムからなる群より選
択される少なくとも1種以上の材料を含む層である、こ
とを特徴とする二次電池が、提供される。 また、本発明
によれば、第四の二次電池として、負極、電解質、セパ
レータ、及び正極から少なくとも構成された二次電池に
おいて、該負極と該セパレータとの間に、導体、半導
体、及び絶縁体から選択される2種以上の材料の複合体
の層を設けたことを特徴とする二次電池が、提供され
る。
とセパレータとの間に、導電体層又 は半導体層と、絶縁
体層を設けた、積層パターンの例である。図1におい
て、001は負極、002はデンドライト、003は導
電体層あるいは半導体層、004はセパレータ、005
は絶縁体層、006は電解液、007は正極を示す。
ウムイオンを透過できる絶縁体層と導電体層を積層した
場合の本発明の効果を示す模式図の一例である。
るいは亜鉛)が析出する。この際、負極001上では表
面の凹凸や絶縁被膜の厚さによって、局所的に電流密度
の高い部分ができ、ここに、リチウム(あるいは亜鉛)
が選択的に析出する事によって、デンドライト002が
成長する。充放電サイクルの進行に伴い、このデンドラ
イト002は導電体層003に達する。デンドライト0
02と導電体層003が短絡した状態になると、充電
時、負極の電流密度は減少し、デンドライト002は更
に成長することができないので、デンドライト002が
セパレーター004を貫通して正極007に達するのを
抑制できる。
05で被覆する事によって、充電時に析出した、活性な
リチウム(あるいは亜鉛)が電解液と反応しにくくな
り、前述のような絶縁体被膜の生成を抑制できる。
との間に、イオン透過性の導電体,半導体,絶縁体から
選択される、一種類または二種類以上の層を一層以上設
けた場合の各種例である。図2中の符号は図1中の符号
と同一である。なお、本発明は図2の例に限定されるも
のではない。また、図2(b)、(d)、(e)、
(f)では層003又は層005を第四の発明で規定し
たような導電体又は半導体と、絶縁体から選択される2
種以上(同種の材料、例えば導電体材料2種以上であっ
てもよい)の材料の複合体の層とすることができる。
セパレータとの間に設けた導電体層としては、Ni,T
i,Pt,Al,Pb,Cr,Cu,V,Mo,W,F
e,Co,Zn,Mg等があり、炭素,Ni,Ti等が
望ましい。
述の導電体層と同様な効果がある。半導体層を用いた場
合は、デンドライト成長時の電流密度は導電体層に比べ
て大きいが、導電体層に比べて導電性が低くなるので、
正極と導通しにくくなるという利点がある。
酸化ニッケル,酸化銅,酸化マンガン,酸化チタン,酸
化亜鉛,酸化ジルコニウム,酸化タングステン,酸化モ
リブデン,酸化バナジウム等を用いる。 また、第三、第
四の二次電池において、導電体として上記列挙した金属
元素、更に炭素を採用することができる。これら二次電
池の半導体として、上述した半導体材料を用いることが
できる。 第二の二次電池における半導体層の材料として
は、ダイヤモンド、Si、酸化ニッケル、酸化銅、酸化
マンガン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化タングス
テン、酸化モリブデン、酸化バナジウムを用いる。
絶縁体層を用いる場合、フッ化リチウム,フッ化マグネ
シウム等のハロゲン化物、窒化ケイ素等の窒化物,炭化
ケイ素等の炭化物を用いる。また第三、第四の二次電池
では、絶縁体層あるいは複合体の層中の絶縁体の材料と
して、上記材料の他に、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリマー材を用いてもよい。
複合層の作製方法と原材料を示す。ただし、負極の材料
にリチウム金属を用いる場合は、次の2点に注意する。
ウム金属が反応するので、この水分を予め除去しておか
なければならない。除去する方法としては活性アルミ
ナ、モレキュラーシーブ、五酸化リン、塩化カルシウム
等を用いて脱水したり、溶媒を用いる場合には、不活性
雰囲気においてアルカリ金属共存下で蒸留して、不純物
除去と脱水を行う方が良い場合もある。
表面上に被覆するときの温度は、負極活物質が溶融する
温度以下で行う必要がある。
あるいはNi,Ti等の金属について、作製方法を以下
に説明する。
質と非晶質の混晶の場合がある。被覆する炭素として
は、炭素粉末や炭素繊維、炭素繊維を抄紙することによ
って得た炭素ペーパー等を用いることができる。
下記の方法がある。
や炭素繊維をトルエンやキシレン等の有機溶媒に均一分
散した液をスプレー、スクリーン印刷、コーター、ディ
ッピング等の方法で負極表面に塗布乾燥した後、圧着す
る。
した後、圧着する。
リング等の真空蒸着法で、負極表面上に炭素を被覆す
る。
存在下で、CVD(Chemicai VaporDeposition)法によ
って負極表面上に炭素を被覆する。
末あるいは炭素繊維の密着性を高めるために圧着する。
圧着方法としては加圧プレス、ローラープレス等があ
る。圧着する場合の温度は、負極活物質が溶融する温度
以下で行う必要がある。また被覆する厚みとしては10
〜100μmの範囲が好ましく、負極の活物質含有量の
低下を抑えるためには50μm以下の方がより好まし
い。
としては、加圧プレス、ローラープレス等の他、セパレ
ータを介して正極板と負極板を捲回したり、積層する際
に炭素ペーパーを挟んで、捲回圧力あるいは積層圧力に
よって圧着する方法がある。特に後者の方法は予め負極
に炭素ペーパーを圧着する工程が要らず、捲回あるいは
積層工程で炭素ペーパーの圧着が出来るという利点があ
る。炭素ペーパーの厚みとしては150〜300μmの
範囲のものを、75〜150μmに圧着して用いるのが
好ましい。
は、Ar不活性雰囲気中で、炭素をターゲットにし、直
流あるいは高周波による放電を行う事によって、負極表
面上に炭素を被覆する。
て、メタン等の飽和炭化水素、アセチレン,エチレンや
プロピレン,ベンゼン等の不飽和炭化水素、一酸化炭
素、アルコール、アセトン等がある。また励起方法とし
てはプラズマやレーザー、フィラメント加熱等がある。
これらの方法で被覆した炭素の膜厚としては1μm以下
が好ましく、100nm以下がより好ましい。
す電源としては高周波あるいは直流(DC)が使える。
高周波としては、ラジオ波(RF),VHF,マイクロ
波等の領域のものを一般的に用いる。ラジオ波の代表的
な波長としては13.56MHzで、マイクロ波の代表
的な波長としては2.45GHzを用いる。
て紫外のArFエキシマレーザーや赤外のCO2を用い
る。
は、炭素と同様にスパッタリング法やCVD法あるい
は、電子ビーム蒸着法やクラスターイオンビーム蒸着法
等を用いる。
Ni,Ti等を用いる。また複合膜を作る場合は、2種
類以上のターゲットを準備し、同時あるいは片方ずつス
パッタリングを行う。スパッタリングの方法としては、
上記の炭素と同様にAr不活性雰囲気中で行う。
各々下記の材料を使う。
るいはチタン)のアセチルアセトン錯体等の有機金属を
ヘキサン,アセトン,トルエン等の非水溶媒に溶解した
溶液や、塩化ニッケル(あるいはチタン)等のハロゲン
化物をエタノール等の非水溶媒に溶かした溶液等を、キ
ャリアーガス(水素等)によってバブリングした後、C
VDの反応室に導入し、ここでCVD反応を起こして被
覆を行う。
タン等の炭化水素等を金属化合物と共に用いる。
モンド,Si,酸化ニッケル,酸化銅,酸化コバルト,
酸化マンガン,酸化チタン,酸化亜鉛,酸化ジルコニウ
ム,酸化タングステン,酸化モリブデン,酸化バナジウ
ム等を選択して 用いる。被覆方法としては、スパッタリ
ング法,電子ビーム蒸着法,プラズマCVD法,光CV
D法,レーザーCVD法,熱CVD法等を用いる。
る。
4,Si2H6等の水素化物系ガスや、SiHF3 ,SiH
2F2,SiH3F等のフッ素系ガスや、SiHCl3,S
iH2Cl2,SiHCl3等の塩化物系ガスを用いる。
上記原料中で、液体の場合は加熱して蒸気にするか、あ
るいはキャリアーガスでバブリングして導入する。また
Siと炭素材の複合膜を作る場合は上記ガスと共にメタ
ン等の炭化水素を用いる。また、炭素やP,B等の化合
物を適宜混合しても良い。
は、ニッケルやチタンのアルコキシドや有機金属等をア
ルコールに溶かした後加水分解するゾル−ゲル法やニッ
ケルやチタンの塩を溶かした溶液中で電解する陽極酸
化、あるいはCVD法や電子ビーム蒸着法を用い、酸素
ガスを反応室に投入する方法等がある。
窒化物,炭化物,あるいはポリエチレン(PE),ポリ
プロピレン(PP),フッ素樹脂等の樹脂を選択して用
い、被覆する方法としては、スパッタリング法やプラズ
マCVD法や塗布法等を用いる。
のモノマーを気化してプラズマ重合したり、有機重合体
をスパッタリングしたもの、あるいは有機重合体のフィ
ルム等も用いられる。ただし、イオンが透過できる細孔
をもち、電解液と反応しないことが必要がある。
と、窒化リチウム等の窒化物を用いたり、あるいは、S
iやLiをターゲットにし、反応ガスとして窒素ガスあ
るいはアンモニアを用い、この中でスパッタリングを行
う。
H4,Si2H6等と、アンモニア、窒素ガス,NF3等を
一緒に用いる。
を用いてスパッタリングを行い、絶縁体層の被覆を行
う。
場合はエチレン、PPの場合はプロピレンを用いる。
フルオロエチレン、ポリトリフルオロエチレン、また
は、フッ化ビニル,フッ化ビニリデン,ジクロロジフル
オロエチレン等の重合体や共重合体等を用いる。
ルオロエチレン,トリフルオロエチレン,フッ化ビニ
ル,フッ化ビニリデン,ジクロロジフルオロエチレン等
を用いる。
ィルムを用いる事もできる。
選択される、二種類以上の原料を用いて、スパッタリン
グ法,CVD法で作製する。また、溶融あるいは溶解し
た樹脂中に、導電体粉,半導体粉,絶縁体粉の中から二
種類以上を混合して作製したフィルムを用いる。
の濃度(含有率)は、層厚方向において連続的あるいは
不連続的に異なっているのも好ましい。
パッタリング法やCVD法で、上記導電体,半導体,絶
縁体を被覆する際、原料の中に電解質を混合することに
よって、導電体層,半導体層,絶縁体層中に電解質を添
加する。これら中の電解質は、電池の電解質溶液中に溶
け出して、導電体,半導体,絶縁体中にミクロなポア構
造を形成する。このミクロなポア中では、リチウムイオ
ンや水酸イオンの出入りが良好になるので、充放電効率
が向上する。また、このポアは小さいため、デンドライ
トが成長しにくい。従って、充放電サイクル寿命も向上
する。
種類以上の多層構造を用いる。
体から選択されるフィルムを、負極とセパレータとの間
に積層する。このフィルムは、負極表面上に積層した
り、負極とセパレータに接触させずに積層したり、セパ
レータ表面上に積層する。また、負極またはセパレータ
あるいはイオンを透過する物質を基体にして、導電体,
半導体,絶縁体をスパッタリング法あるいはCVD法に
よって積層したものを用いることができる。
一種類あるいは二種類以上の単層,多層,複合層の最適
膜厚は、層の空隙率、細孔分布、材質、層数によって異
なる。層の材質として、高分子樹脂材料の様に、構造中
に隙間が多い材料の場合は、10μm以下が望ましく、
1μm以下がより好ましい。また無機化合物の様に、緻
密な材料の場合は、1μm以下が望ましく、100nm
以下がより好ましい。
る。
1は負極活物質、102は導電体層,半導体層,絶縁体
層から選択される、一種類あるいは二種類以上の層、1
03は正極集電体、104は正極活物質、105は電解
質溶液、106は負極端子、107は正極端子、108
はセパレータ、109は電池ケースである。
て、放電反応では、電解質溶液105中のリチウムイオ
ンが正極活物質104の層間に入り、一方負極側では、
負極活物質101から層102を通して、電解質溶液1
05中にリチウムイオンとして溶け出す。また充電反応
では、電解質溶液105中のリチウムが負極表面と、層
102の間にリチウム金属として析出する。一方正極側
では正極活物質104の層間中のリチウムが電解質溶液
105中にリチウムイオンとして溶け出す。
リチウム合金が使える。リチウム合金としては、マグネ
シウム,アルミニウム,鉛,錫,インジウム,ホウ素,
ガリウム,チタン,カリウム,ナトリウム,カルシウ
ム,亜鉛等の中から少なくとも1種類以上の元素とリチ
ウムとの合金である。
亜鉛または亜鉛合金に、酸化亜鉛,水酸化亜鉛等を用
い、結着材や練液と共に均一混練して得たペーストを、
集電体に塗着、乾燥して負極板を得る。
リチウム,マグネシウム,水銀等がある。
メチルセルロースやカルボキシメチルセルロース等のセ
ルロース系,ポリエチレン等のポリオレフィン系,ポリ
テトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂系,ナイロン等
のポリアミド樹脂系等がある。
機溶媒や、リン酸ナトリウム等のオキソ酸塩等を含む水
が用いられる。
孔板,発泡メタル,ニッケルメッシュ等がある。
ムイオンが層間に出入りできる化合物として、下記のも
のが上げられる。遷移金属酸化物としては、マンガン酸
化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、クロム酸
化物、コバルト酸化物、ニッケル酸化物、チタン酸化
物、鉄酸化物、タングステン酸化物等。金属硫化物とし
ては、チタン硫化物、モリブデン硫化物、鉄硫化物、シ
ェブレル相硫化物(MyMo6S8-z(M:銅、コバル
ト、ニッケル等の金属))等。金属セレン化物としては
セレン化ニオブ等。金属水酸化物としては、オキシ水酸
化物等。導電性ポリマーとしては、ポリアセチレン、ポ
リパラフェニリン、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポ
リピロール、ポリトリフェニルアミン等。複合酸化物と
してはLiMn2-X M x O 4,LiCoXNi1-XO2等。
104に、ポリエチレン、ポリプロビレン、フッ素樹脂
等の結着材を加えて得たペーストを正極集電体100に
圧着して行う。また正極の集電性を向上させるため、上
記ペースト中に導電材粉を加える方が好ましい。
等の炭素材、銅、ニッケル、チタン等の金属を用いる。
また上記集電体100には、繊維状,多孔状あるいはメ
ッシュ状の炭素材、ステンレススチール、チタン、ニッ
ケル、銅、白金、金等を用いる。
電体に直接充填するペースト式と、ニッケルの焼結板の
細孔中に水酸化ニッケルを含浸する焼結式がある。
ッケルやコバルト等の添加物を、結着材や練液と共に均
一混練して得たペーストを、集電体に塗着、乾燥して正
極板を得る。
じ材料が用いられる。
穿孔板にニッケル粉末を焼結して得た焼結板を、主活物
質であるニッケル塩と、添加物であるコバルト塩の混合
溶液に含浸した後、水酸化ナトリウム等のアルカリ溶液
と反応させて、焼結板中に水酸化ニッケルを含浸する。
からなる。
ボンブラック等、比表面積が200〜1000m2/g
の炭素材料に、銀,二酸化マンガン,ニッケル−コバル
ト複合酸化物,白金等を添加したものを用いる。
した電解液が電池外に漏液するのを防止することであ
り、材料としては、ポリテトラフルオロエチレン等のフ
ッ素樹脂が用いられる。また、拡散紙は、空気極全面に
酸素を均一に供給するためのもので、セロハン等が用い
られる。
た電解質溶液を保持する機能を有する。セパレータとし
て備えるべき条件としては(1)電解質溶液に対して不
溶で安定していること(2)電解質溶液の吸液量が大き
く、また保持力が大きいこと(3)リチウムイオンや水
酸イオンが透過できる細孔を有すること(4)デンドラ
イトの貫通を防ぐ程度の小さな細孔を有すること(5)
機械的強度が強く、捲回時に切れたり、著しい変形がな
いこと等がある。上記の条件を満たす材質としてはガラ
ス、ポリプロピレン、ポリエチレン、フッ素樹脂の不織
布あるいはミクロポア構造のものが用いられる。
電解液が水系溶媒なので、親水性のセパレータを用い
る。そのセパレータとしては、ナイロン,ポリプロピレ
ンあるいは親水処理したポリプロピレン等の不織布ある
いはミクロポア構造のものを用いる。
電解質溶液として用いる。また、溶解した溶液に、高分
子材料等のゲル化剤を添加したものも用いられる。一般
的には、溶媒に溶かした電解質溶液を用いる。
解質塩を非水溶媒に溶解したものを用いる。電解質溶液
の導電率は電池の内部抵抗に関係し、充放電時の電流密
度に大きく影響するため、できるだけ高い方が好まし
く、25℃時の導電率は1×10-3S・cm-1以上ある
事が望ましく、5×10-3S・cm-1以上ある方が好ま
しい。上記電解質塩としては、LiClO4,LiB
F4,LiPF6,LiAsF6,LiCF3SO3等が用
いられる。これらの塩を非水溶媒に溶かす前に、減圧下
で加熱する事によって十分な脱水と脱酸素を行っておく
ことが望ましい。また上記非水溶媒には、高誘電率溶媒
のアセトニトリル、ベンゾニトリル、プロピレンカーボ
ネート、エチレンカーボネート、ジメチルホルムアルデ
ヒド、ニトロベンゼン、γ−ブチロラクトン等と、低粘
度溶媒のテトラハイドロフラン、ジクロロエタン、ジエ
トキシエタン、クロロベンゼン、ジオキソラン等があ
り、単独あるいは混合して用いられる。上記溶媒中の水
分は活性アルミナ、モレキュラーシーブ、五酸化リン、
塩化カルシウム等で脱水するか、溶媒によっては、不活
性雰囲気においてアルカリ金属共存下で蒸留して不純物
除去と脱水を行う方が良い場合もある。
ともできる。この製法としては、ポリエチレンオキサイ
ド(PEO)系高分子化合物と電解質塩、を上記の非水
溶媒に溶解してゲル化した後、例えば平らな基板上に展
開し、非水溶媒を蒸発させることによって、固体電解質
膜を得る。上記空PEO系高分子化合物としては、ポリ
エチレンオキサイド、イソシアナートで架橋したポリエ
チレンオキサイド、ポリ(メトキシエトキシドホスファ
ゼン)等を用いる。
水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化リチウム等
の単独あるいは混合水溶液が用いられる。
の形状としては偏平型、円筒型、角型、シート型等があ
る。スパイラル式円筒型では正、負極板をセパレータを
介して捲回することによって電極面積を大きくする事が
出来るので、充放電時に大電流を流せるという特徴があ
る。また角型では、正、負極板をセパレータを介して積
層するため、捲回するスパイラル式円筒型に比べて容積
効率が高く、また機器の収納スペースを有効利用出来る
という特徴がある。
イラル式円筒型電池の概略断面図の一例を示す。図4と
図5において、200と300は負極集電体、201と
301は負極活物質、204と304は正極活物質、2
06と306は負極端子(負極キャップ)、207と3
07は電池缶、208と308は電解質溶液とセパレー
タ、210と310は絶縁パッキング、311は絶縁板
である。電池の組立方法は、負極(201、301)と
正極を、セパレータ(208、308)を介して積層
(図4)あるいは捲回(図5)した後、電池缶(20
7、307)に挿入する。次に電解質溶液を加えた後、
負極ギャップ(206、306)と絶縁パッキング(2
10、310)を組み、かしめて電池とする。
や負極キャップ(206、306)の材料としては、ス
テンレススチール、特にチタンクラッドステンレスや銅
クラッドステンレス、ニッケルメッキ鋼板等が用いら
れ、またポリプロピレン等のプラスチックあるいは金属
やガラス繊維とプラスチックの複合材を用いる事が出来
る。絶縁パッキング(210、310)の材料として
は、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスルフォン樹
脂、各種ゴムが用いられる。封口方法としては、図4や
図5に示したように絶縁パッキング等のガスケットを用
いたかしめ以外にも、接着剤や溶接,ガラス封口,はん
だ付け等の方法が用いられる。図5の絶縁板の材料とし
ては、各種有機樹脂材料やセラミックス等が用いられ
る。また図4や5には図示していないが、電池の内部圧
力が上昇し過ぎた場合の安全装置として安全弁を付ける
のが一般的である。この安全弁としてスプリングや耐有
機溶媒用のゴム等が用いられる。
は、水分が十分に除去された乾燥空気あるいは不活性雰
囲気下で行う方が望ましい。
体層,絶縁体層等の単層,多層,複合層を設ける事によ
って、充電時のデンドライトの成長を抑えて、充放電サ
イクル寿命を向上できる。
ついて説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定さ
れるものではない。
チタンメッシュ集電体を圧着したリチウム金属箔をRF
プラズマCVD装置中のチャンバー内に挿入した後、真
空度2×10-6Torrまで排気する。テトラフルオロ
エチレン、エチレン、水素、ヘリウム、酸素をチャンバ
ー内に導入し、内圧を0.8Torrに維持した。次
に、高周波電力を平行平板電極に200ワット供給し
て、上記試料上にフッ素樹脂のプラズマ重合膜を10n
m被覆した。次に、原料ガスとしてアセチレンガスをチ
ャンバー内に導入し、チャンバー内の圧力を0.1To
rrに制御し、RF放電する事によって炭素膜をリチウ
ム金属箔表面上に20nm被覆し、これを試料負極とし
た(図2(a))。
酸化マンガン及び炭酸リチウム、黒鉛の混合物を熱処理
する事によって調製した、リチウム−マンガン複合酸化
物を、テトラフルオロエチレンポリマー粉と混合した
後、チタンメッシュに加圧成形したものを正極とした。
とポリプロピレンの微孔セパレータをサンドイッチした
ものを用いた。
水処理した、プロピレンカーボネートとジメトキシエタ
ンの等量混合溶媒に、六フッ化ヒ素リチウム塩を1M溶
解したものを用いた。
した。
したリチウム金属箔を、RFプラズマCVD装置中のチ
ャンバー内に挿入した後、真空度2×10-6Torrま
で排気する。原料ガスとしてモノシランガスをチャンバ
ー内に導入した後、チャンバー内の圧力を0.1Tor
rに制御し、RF放電する事によって非晶質シリコン膜
をリチウム金属箔表面上に10nm被覆し、これを試料
極とした。この試料極を負極に用いる事以外は実施例1
と同一条件で電池を作製した(図2(d)に示す構
造)。
理することによって比表面積が10m2/gとなった黒
鉛繊維を用いた。この繊維を加熱することによって水分
を完全に除いた後、モレキュラーシーブで脱水処理した
トルエン中に分散させ、これをリチウム金属箔上に塗
布、乾燥した後加圧プレスによって圧着して試料とした
(繊維層の厚さ50μm)。この試料に、チタンメッシ
ュ集電体を裏面側から圧着したものを負極とした。この
負極を用いる事以外は実施例1と同一条件で電池を作製
した(図2(d)に示す構造)。
ン)に分散させた液に、旭硝子社製フッ素樹脂塗料ルミ
フロンと六フッ化リチウム塩を溶解した溶液を、セパレ
ータ表面に塗布乾燥した後、プレスして圧着した。この
セパレータを図2(f)の様に配置すること以外は実施
例1と同一条件で電池を作製した。
よって得た黒鉛ペーパー(厚さ200μm)を、図2
(b)の様に負極とセパレータとの間に配置する事以外
は実施例1と同一条件で電池を作製した。
ュ集電体を圧着したリチウム金属箔をRFプラズマCV
D装置中のチャンバー内に挿入した後、真空度2×10
-6Torrまで排気する。原料としてニッケルのアセチ
ルアセトン錯体のヘキサン溶液を用い、これを水素ガス
でバブリングする事によってチャンバー内に導入する。
チャンバー内の圧力を1Torrに制御し、RF放電す
ることによってニッケル膜をリチウム金属箔表面上に2
0nm被覆し、これを試料極とした。この試料極を負極
に用いる事以外は、実施例1と同一条件で電池を作製し
た(図2(d)に示す構造)。
ン溶液と共に酸素ガスを用いること以外は、実施例6と
同一条件でRF放電する事によって、酸化ニッケル膜を
リチウム金属箔表面上に5nm被覆し、これを試料極と
した。この試料極を負極に用いる事以外は、実施例1と
同一条件で電池を作製した(図2(d)に示す構造)。
ュ集電体を圧着したリチウム金属箔をRFプラズマCV
D装置中のチャンバー内に挿入した後、真空度2×10
-6Torrまで排気する。原料ガスとしてモノシランガ
スとアンモニアガスをチャンバー内に導入した後、チャ
ンバー内の圧力を0.1Torrに制御し、RF放電す
る事によって窒化ケイ素膜をリチウム金属箔表面上に2
0nm被覆し、これを試料極とした。この試料極を負極
に用いること以外は実施例1と同一条件で電池を作製し
た(図2(d)に示す構造)。
溶液と共にメタンガスを用いる事以外は実施例4と同一
条件でRF放電することによって、チタンと炭素の複合
膜をリチウム金属箔表面上に25nm被覆し、試料極と
した。この試料極を負極に用いる事以外は、実施例1と
同一条件で電池を作製した(図2(d)に示す構造)。
置中のチャンバー内に挿入した後、真空度2×10-6T
orrまで排気する。原料ガスとしてアセチレンガスを
チャンバー内に導入した後、チャンバー内の圧力を0.
1Torrに制御し、RF放電することによって炭素膜
をセパレータ表面上に20nm被覆したものを用いた。
このセパレータを用いて図2(f)の様に配置する事以
外は、実施例1と同一条件で電池を作製した。
セパレータ上を非晶質シリコン膜で被覆した。このセパ
レータを用いて図2(f)の様に配置する事以外は、実
施例1と同一条件で電池を作製した。
ン製のセパレータをRFプラズマCVD装置中のチャン
バー内に挿入した後、真空度10-5Torrまで排気す
る。テトラフルオロエチレン、エチレン、H2、ヘリウ
ム酸素を、チ ャンバー内に導入し、内圧を0.8To
rrに維持した。次に、高周波電力を平行平板電極に2
00ワット供給して、上記セパレータ上にフッ素樹脂の
プラズマ重合膜を被覆した。次に原料ガスとしてアセチ
レンガスをチャンバー内に導入した後、チャンバー内の
圧力を0.1Torrに制御し、RF放電することによ
って炭素を20nm被覆した。このセパレータを用いて
図2(g)の様に配置すること以外は実施例1と同一条
件で電池を作製した。
有するフッ素樹脂フィルムをRFプラズマCVD装置中
のチャンバー内に挿入した後、真空度2×10-6Tor
rまで排気する。原料としてニッケルのアセチルアセト
ン錯体のヘキサン溶液を用い、これを水素ガスでバブリ
ングすることによってチャンバー内に導入する。チャン
バー内の圧力を1Torrに制御し、RF放電する事に
よってニッケル膜をセパレータ表面上に30nm被覆し
た。このフィルムを用いて、図2(c)の様に配置する
事以外は、実施例1と同一条件で電池を作製した。
て、ミクロポアを有するフッ素樹脂フィルム上を非晶質
シリコン膜で被覆した。このフィルムを用いて、図2
(c)の様な配置をする事以外は、実施例1と同一条件
で電池を作製した。
ュ集電体を圧着したリチウム金属箔をRFプラズマCV
D装置中のチャンバー内に挿入した後、真空度2×10
-6Torrまで排気する。原料ガスとしてモノシランガ
スとアセチレンガスをチャンバー内に導入した後、チャ
ンバー内の圧力を0.1Torrに制御し、RF放電す
ることによって炭化ケイ素膜でリチウム金属箔表面を3
0nm被覆し、これを試料極とした。この試料極を負極
に用いること以外は、実施例1と同一条件で電池を作製
した(図2(d)に示す構造)。
ュ集電体を圧着したリチウム金属箔をスパッタリング装
置中のチャンバー内に挿入した後、真空度5×10-6T
orrまで排気し、Arガスを流してチャンバー内を不
活性雰囲気にした。次にチャンバー内の圧力を3×10
-3Torrにし、ターゲットに黒鉛とSiを用い、RF
放電する。この際、放電初期にはSiの方からスパッタ
リングを行い、徐々に黒鉛の方のスパッタリングの比率
を上げることによって、炭素とSiの複合層をリチウム
金属箔表面上に30nm被覆し、これを試料極とした。
この試料極を負極に用いること以外は実施例1と同一条
件で電池を作製した(図2(d)に示す構造)。
トラフルオロエチレンを用いて、これらの複合膜をリチ
ウム金属箔表面上に積層すること以外は実施例1と同一
条件で電池を作製した(図2(d)に示す構造)。
製した試料をRFプラズマCVD装置中のチャンバー内
に挿入した後、真空度10-5Torrまで排気する。テ
トラフルオロエチレン、エチレン、水素、ヘリウム、酸
素を、チャンバー内に導入し、内圧を0.8Torrに
維持した。次に、高周波電力を平行平板電極に200ワ
ット供給して、上記試料上にフッ素樹脂のプラズマ重合
膜を被覆し、これを試料極とした。この試料極を負極に
用いること以外は実施例1と同一条件で電池を作製した
(図2(e)に示す構造)。
ュ集電体を圧着したリチウム金属箔をスパッタリング装
置中のチャンバー内に挿入した後、真空度5×10-6T
orrまで排気し、Arガスを流してチャンバー内を不
活性雰囲気にした。次にチャンバー内の圧力を3×10
-3Torrにし、ターゲットに黒鉛とLiAsF6を用
い、RF放電する事によって炭素とLiAsF6をリチ
ウム金属箔表面上に30nm被覆し、これを試料極とし
た。この試料極を負極に用いること以外は実施例1と同
一条件で電池を作製した(図2(d)に示す構造)。
い、被覆した炭素の上にミクロポアを有するフッ素樹脂
フィルムを図2(h)の様に積層した。このフィルムを
用いること以外は実施例1と同一条件で電池を作製し
た。
た。この電池はKR−A型式で、電池寸法は外形17.
0mmで、総高さ50.5mmである。
材としてポリビニルアルコールを用い、エチレングリコ
ールと共に混練することによって得たぺーストを、ニッ
ケルメッキを施した鉄穿孔板に塗着、乾燥、プレスする
ことによって亜鉛極板を得る。
中のチャンバー内に挿入し、上記実施例1において放電
初期にはテトラフルオロエチレンの比率が高く、放電後
期にはアセチレンと酸素の比率を高めてRF放電するこ
とによって、亜鉛極板の表面上にフッ素樹脂20nm被
覆して、これを試料極とした。
ケルとコバルトを加えて、結着材としてカルボキシメチ
ルセルロース、練液に水を加えて得たぺーストを、発泡
メタル(住友電工(株)製セルメット)に充填した後、
乾燥、プレスしたものを用いた。
に微孔性フィルムをつけたもの(セラニーズ社(US
A)製セルガード)を用いた。
液を用いた。
介して捲回した群を、チタンクラッドのステンレス製の
電池缶に挿入し、電解液を注液した後、チタンクラッド
のステンレス製の負極キャップとフッ素ゴムの絶縁パッ
キングを入れ、かしめを行うことによって、ニッケル亜
鉛二次電池を作製した(図2(a)に示す構造)。
レンポリマー粉を混合した後、ニッケルメッシュに加圧
成形して亜鉛極板を得た。この亜鉛負極を、RFプラズ
マCVDのチャンバー内に挿入した後、実施例19と同
一条件で、亜鉛極板の表面上にフッ素樹脂5nmと炭素
を20nm被覆して、これを負極とした。
正極触媒層とし、これにポリテトラフルオロエチレン製
のはっ水膜とセルロース製の拡散紙を積層したものを、
正極とした。また、セパレータにはセロハン、電解液に
は30wt%水酸化カリウム溶液を用いた。
し、チタンクラッドのステンレス材の細孔付き電池缶に
挿入して、電解液を注液した後、チタンクラッドのステ
ンレス材の負極キャップとフッ素ゴムの絶縁パッキング
で密閉して、空気亜鉛二次電池を作製した(図2(a)
に示す構造)。
行わないものを、負極に用いること以外は、実施例1と
同一条件で電池を作製した。
素の複合膜の被覆を行わないものを、負極に用いる事以
外は、実施例18と同一条件で電池を作製した。
素の複合膜の被覆を行わないものを、負極に用いること
以外は、実施例20と同一条件で電池を作製した。
較例1で作製した電池を、0.2Cの電流で4.0Vま
で充電を行い、30分休止後、0.2Cの電流で2.8
Vまで放電を行う。この試験を繰り返し行った結果を表
1に示した。
作製した電池を、0.2Cの電流で150%充電を行
い、30分休止後、0.2Cの電流で1.0Vまで放電
を行う。
1とした時、各比較例に対する各実施例のサイクル寿命
結果を表1に示した。表1の結果から、比較例に対し
て、負極とセパレータとの間に、導電体層として炭素や
ニッケル、チタン、半導体層としてケイ素等、金属酸化
物、絶縁体層としてハロゲン化物や窒化物,炭化物,有
機高分子等の単層、多層、複合層を設けること(実施
例)によって、充放電サイクル寿命を著しく向上できる
ことがわかった。
パレータとの間に導電材層,半導体層,絶縁体層の単
層、多層、複合層等を設ける事によって、デンドライト
の成長を抑制できるので、安全性が高く、充放電サイク
ル寿命の長い、二次電池を提供できる。
層,絶縁体層を設けた、本発明の積層パターンの例であ
る。
体層あるいは半導体層、004 セパレータ、005
絶緑体層、006 電解液、007 正極板、100,
200,300 負極集電体、101,201,301
負極活物質、102 導電体層,半導体層,絶縁体層
から選択される、1種類あるいは2種類以上の単層,多
層,複合層、104,204,304 正極活物質、1
05 電解質溶液、106,206,306 負極端子
(負極キャップ)、107 正極端子、207,307
電池缶、108 セパレータ、208,308 電解
質溶液とセパレータ、109 電池ケース、210,3
10 絶縁パッキング、311 絶縁板。
Claims (25)
- 【請求項1】 リチウム又はリチウム合金からなる負
極、電解質、セパレータ、及び正極から少なくとも構成
された二次電池において、 該負極と該セパレータとの間に、 Ni、Ti、Pt、Al、Pb、Cr、Cu、V、M
o、W、Fe、Co、Zn、Mgからなる群より選択さ
れる少なくとも1種以上の材料からなる金属導電体層、 ダイヤモンド、Si、酸化ニッケル、酸化銅、酸化チタ
ン、酸化マンガン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化
タングステン、酸化モリブデン、酸化バナジウムからな
る群より選択される少なくとも1種以上の材料から構成
される半導体層、 フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、窒化物、炭化
物、フッ素樹脂からなる群より選択される少なくとも1
種以上の材料から構成される絶縁体層、 の少なくとも一層を設けたことを特徴とする二次電池。 - 【請求項2】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層から
選択される層が、負極活物質に接触することを特徴とす
る請求項1に記載の二次電池。 - 【請求項3】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層から
選択される層が、セパレータに接触することを特徴とす
る請求項1に記載の二次電池。 - 【請求項4】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層から
選択される層が、少なくともセパレータ側の負極活物質
表面を被覆していることを特徴とする請求項1に記載の
二次電池。 - 【請求項5】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層から
選択される層が、負極活物質表面に圧着されていること
を特徴とする請求項1に記載の二次電池。 - 【請求項6】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層から
選択される層が、少なくとも負極側のセパレータ表面を
被覆していることを特徴とする請求項1に記載の二次電
池。 - 【請求項7】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層から
選択される層が、セパレータに圧着されていることを特
徴とする請求項3に記載の二次電池。 - 【請求項8】 亜鉛もしくは亜鉛合金からなる負極、電
解質、セパレータ、及び正極から少なくとも構成された
二次電池において、 該負極と該セパレータとの間に、 ダイヤモンド、Si、酸化ニッケル、酸化銅、酸化マン
ガン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化タングステ
ン、酸化モリブデン、酸化バナジウムからなる群より選
択される少なくとも1種以上の材料から構成される半導
体層、 フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、窒化物、炭化
物、フッ素樹脂からなる群より選択される少なくとも1
種以上の材料から構成される絶縁体層、 の少なくとも一層を設けたことを特徴とする二次電池。 - 【請求項9】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層から
選択される層が、負極活物質に接触することを特徴とす
る請求項8に記載の二次電池。 - 【請求項10】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層か
ら選択される層が、セパレータに接触することを特徴と
する請求項8に記載の二次電池。 - 【請求項11】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層か
ら選択される層が、少なくともセパレータ側の負極活物
質表面を被覆していることを特徴とする請求項8に記載
の二次電池。 - 【請求項12】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層か
ら選択される層が、負極活物質表面に圧着されているこ
とを特徴とする請求項8に記載の二次電池。 - 【請求項13】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層か
ら選択される層が、少なくとも負極側のセパレータ表面
を被覆していることを特徴とする請求項8に記載の二次
電池。 - 【請求項14】 前記導電体層,半導体層,絶縁体層か
ら選択される層が、セパレータに圧着されていることを
特徴とする請求項10に記載の二次電池。 - 【請求項15】 負極、電解質、セパレータ、及び正極
から少なくとも構成された二次電池において、 該負極と該セパレータとの間に、導電体層又は半導体層
と絶縁体層との積層膜を設け、 該導電体層が、炭素、Ni、Ti、Pt、Al、Pb、
Cr、Cu、V、Mo、W、Fe、Co、Zn、Mgか
らなる群より選択される少なくとも1種以上の材料を含
む金属層であり、 該半導体層が、ダイヤモンド、Si、酸化ニッケル、酸
化銅、酸化マンガン、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジル
コニウム、酸化タングステン、酸化モリブデン、酸化バ
ナジウムからなる群より選択される少なくとも1種以上
の材料を含む層である、 ことを特徴とする二次電池。 - 【請求項16】 前記負極が、リチウム,リチウム合
金,または亜鉛,亜鉛合金からなることを特徴とする請
求項15に記載の二次電池。 - 【請求項17】 前記絶縁体層が、ハロゲン化物、窒化
物、炭化物、ポリマー材からなる群より選択される少な
くとも1種以上の材料からなる絶縁体層であることを特
徴とする請求項15に記載の二次電池。 - 【請求項18】 前記積層膜が、負極のセパレータに対
向する面上に、絶縁体層、導電体層又は半導体層の順で
積層された構造であることを特徴とする請求項15に記
載の二次電池。 - 【請求項19】 前記積層膜が、セパレータの負極に対
向する面上に、絶縁体層、導電体層又は半導体層の順で
積層された構造であることを特徴とする請求項15に記
載の二次電池。 - 【請求項20】 前記積層膜が、セパレータの負極に対
向する面上に、導電体層又は半導体層、絶縁体層の順で
積層された構造であることを特徴とする請求項15に記
載の二次電池。 - 【請求項21】 負極、電解質、セパレータ、及び正極
から少なくとも構成された二次電池において、 該負極と該セパレータとの間に、導体、半導体、及び絶
縁体から選択される2種以上の材料の複合体の層を設け
たことを特徴とする二次電池。 - 【請求項22】 前記複合体の層における導体、半導
体、及び絶縁体の濃度が層厚方向に変化していることを
特徴とする請求項21に記載の二次電池。 - 【請求項23】 前記導体が、炭素、Ni、Ti、P
t、Al、Pb、Cr、Cu、V、Mo、W、Fe、C
o、Zn、Mg、ダイヤモンド、Siからなる群より選
択される少なくとも1種以上を含む金属であることを特
徴とする請求項21に記載の二次電池。 - 【請求項24】 前記半導体が、ダイヤモンド、Si、
酸化ニッケル、酸化銅、酸化マンガン、酸化チタン、酸
化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、酸化モ
リブデン、酸化バナジウムからなる群より選択される少
なくとも1種以上の材料であることを特徴とする請求項
21に記載の二次電池。 - 【請求項25】 前記絶縁体が、ハロゲン化物、窒化
物、炭化物、ポリマーからなる群より選択される1種以
上を含む材料であることを特徴とする請求項21に記載
の二次電池。
Priority Applications (15)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320557A JP2943127B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 二次電池 |
CA002331602A CA2331602C (en) | 1992-11-30 | 1993-11-26 | Method of manufacturing a positive electrode active material of a secondary battery |
CA002110097A CA2110097C (en) | 1992-11-30 | 1993-11-26 | Secondary battery |
AU52003/93A AU5200393A (en) | 1992-11-30 | 1993-11-29 | Secondary battery |
EP93309571A EP0600718B1 (en) | 1992-11-30 | 1993-11-30 | Secondary battery |
DE69328469T DE69328469T2 (de) | 1992-11-30 | 1993-11-30 | Sekundärbatterie |
US08/159,141 US5824434A (en) | 1992-11-30 | 1993-11-30 | Secondary battery |
EP97200434A EP0809314B1 (en) | 1992-11-30 | 1993-11-30 | Positive active material, method of manufacturing and secondary battery using the same |
DE69334239T DE69334239D1 (de) | 1992-11-30 | 1993-11-30 | Positives aktives Material, Verfahren zur Herstellung und dieses verwendende Sekundärbatterie |
US08/482,569 US6391492B1 (en) | 1992-04-05 | 1995-06-07 | Secondary battery |
AU26133/97A AU715180B2 (en) | 1992-11-30 | 1997-06-19 | Secondary battery |
US08/980,055 US6207326B1 (en) | 1992-11-30 | 1997-11-26 | Secondary battery |
US09/163,545 US6395423B1 (en) | 1992-11-30 | 1998-09-30 | High energy density secondary battery for repeated use |
US09/879,227 US7081320B2 (en) | 1992-11-30 | 2001-06-13 | High energy density secondary battery for repeated use |
US11/691,912 US20070180688A1 (en) | 1992-11-30 | 2007-03-27 | Method for producing a lithium secondary battery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320557A JP2943127B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168737A JPH06168737A (ja) | 1994-06-14 |
JP2943127B2 true JP2943127B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=18122763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4320557A Expired - Fee Related JP2943127B2 (ja) | 1992-04-05 | 1992-11-30 | 二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943127B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011043267A1 (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-14 | 住友電気工業株式会社 | 非水電解質電池 |
CN109429535A (zh) * | 2017-07-13 | 2019-03-05 | 株式会社Lg化学 | 含有电极保护层的负极和包含该负极的锂二次电池 |
DE112023000291T5 (de) | 2022-04-11 | 2024-08-22 | Mitsubishi Heavy Industries Ltd. | Metall-luft-batteriesystem |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999036981A1 (fr) * | 1998-01-19 | 1999-07-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Batterie |
JP3733067B2 (ja) | 1999-10-22 | 2006-01-11 | 三洋電機株式会社 | リチウム電池用電極及びリチウム二次電池 |
KR100520872B1 (ko) | 1999-10-22 | 2005-10-12 | 산요덴키가부시키가이샤 | 리튬 전지용 전극 및 리튬 2차전지 |
EP1244164A4 (en) | 1999-10-22 | 2007-11-14 | Sanyo Electric Co | ELECTRODE FOR LITHIUM CENTRIC CELL AND LITHIUM CENTRIC CELL |
US7192673B1 (en) | 1999-10-22 | 2007-03-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electrode for rechargeable lithium battery and rechargeable lithium battery |
US7247408B2 (en) | 1999-11-23 | 2007-07-24 | Sion Power Corporation | Lithium anodes for electrochemical cells |
CN100344014C (zh) * | 1999-11-23 | 2007-10-17 | 赛昂能源有限公司 | 电化电池的锂负极 |
JP3676301B2 (ja) | 2000-04-26 | 2005-07-27 | 三洋電機株式会社 | リチウム二次電池用電極及びリチウム二次電池 |
WO2006057110A1 (ja) | 2004-11-26 | 2006-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | リチウム一次電池およびその製造法 |
JP2012043627A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非水系電解液二次電池 |
SG194742A1 (en) * | 2011-05-17 | 2013-12-30 | Univ Indiana Res & Tech Corp | Rechargeable alkaline metal and alkaline earth electrodes havingcontrolled dendritic growth and methods for making and using the same |
US9379368B2 (en) | 2011-07-11 | 2016-06-28 | California Institute Of Technology | Electrochemical systems with electronically conductive layers |
KR102392086B1 (ko) * | 2012-04-10 | 2022-04-28 | 캘리포니아 인스티튜트 오브 테크놀로지 | 전기화학 시스템들용 신규 세퍼레이터들 |
JP5783150B2 (ja) * | 2012-09-04 | 2015-09-24 | トヨタ自動車株式会社 | 金属空気電池 |
EP2953190B1 (en) * | 2013-02-01 | 2019-05-22 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Electrode precursor, electrode, and battery |
WO2015074037A2 (en) * | 2013-11-18 | 2015-05-21 | California Institute Of Technology | Separator enclosures for electrodes and electrochemical cells |
US10714724B2 (en) | 2013-11-18 | 2020-07-14 | California Institute Of Technology | Membranes for electrochemical cells |
JP6297145B2 (ja) * | 2014-05-26 | 2018-03-20 | 日本ゴア株式会社 | 二次電池およびそれに用いるセパレータ |
JP6570919B2 (ja) * | 2015-08-21 | 2019-09-04 | 株式会社エンビジョンAescジャパン | リチウムイオン二次電池 |
CN112993216A (zh) * | 2021-02-08 | 2021-06-18 | 浙江浙能技术研究院有限公司 | 一种高性能镍锌电池负极极片结构和制作方法 |
CN114530670B (zh) * | 2022-01-17 | 2023-07-04 | 惠州锂威新能源科技有限公司 | 一种电芯结构以及二次电池 |
CN115224236A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-10-21 | 江苏时代新能源科技有限公司 | 阳极片及其制备方法、电极组件、电池单体和用电装置 |
WO2024201265A1 (ja) * | 2023-03-30 | 2024-10-03 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 二次電池 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5769677A (en) * | 1980-10-16 | 1982-04-28 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | Alkaline zinc storage battery |
JPS57126068A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-05 | Yuasa Battery Co Ltd | Zinc alkaline secondary battery |
JPS58142771A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | リチウム電池用負極 |
JPH03263758A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 電池 |
JP2999793B2 (ja) * | 1990-04-05 | 2000-01-17 | 三洋電機株式会社 | 非水電解質二次電池の製造方法 |
JP3030053B2 (ja) * | 1990-05-22 | 2000-04-10 | 三洋電機株式会社 | 二次電池 |
JP3326185B2 (ja) * | 1990-12-27 | 2002-09-17 | 三洋電機株式会社 | 非水電解液二次電池 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4320557A patent/JP2943127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011043267A1 (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-14 | 住友電気工業株式会社 | 非水電解質電池 |
CN109429535A (zh) * | 2017-07-13 | 2019-03-05 | 株式会社Lg化学 | 含有电极保护层的负极和包含该负极的锂二次电池 |
JP2019528547A (ja) * | 2017-07-13 | 2019-10-10 | エルジー・ケム・リミテッド | 電極保護層を含む負極及びこれを適用したリチウム二次電池 |
US11108039B2 (en) | 2017-07-13 | 2021-08-31 | Lg Chem, Ltd. | Negative electrode containing electrode protective layer and lithium secondary battery comprising the same |
CN109429535B (zh) * | 2017-07-13 | 2021-10-12 | 株式会社Lg化学 | 含有电极保护层的负极和包含该负极的锂二次电池 |
DE112023000291T5 (de) | 2022-04-11 | 2024-08-22 | Mitsubishi Heavy Industries Ltd. | Metall-luft-batteriesystem |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06168737A (ja) | 1994-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2943127B2 (ja) | 二次電池 | |
EP0732761B1 (en) | Electrodes for secondary cells, process for their production, and secondary cells having such electrodes | |
EP0600718B1 (en) | Secondary battery | |
KR101724012B1 (ko) | 실리콘계 음극활물질, 그 제조방법 및 이를 포함하는 리튬 이차 전지 | |
JP3530544B2 (ja) | 二次電池 | |
KR101162794B1 (ko) | 비수전해질 2차 전지용 음극의 제조방법과 그것을 이용한비수전해질 2차 전지 | |
EP2518819B1 (en) | Negative electrode for lithium secondary battery, method of manufacturing the same, and lithium secondary battery employing the same | |
US6495289B1 (en) | Lithium secondary cell with an alloyed metallic powder containing electrode | |
KR101109285B1 (ko) | 비수 전해질 2차 전지와 비수 전해질 2차 전지용 음극의제조 방법 | |
CN110326152B (zh) | 电极组件、生产其的方法和包括其的二次电池 | |
KR101488482B1 (ko) | 양극 활물질 및 이의 제조 방법, 양극 및 이의 제조 방법, 및 상기 양극을 포함하는 전기 화학 소자 | |
CN113424352B (zh) | 电化学器件及其制造方法 | |
KR101561605B1 (ko) | 양극산화 알루미늄 옥사이드 필름을 포함하는 리튬-공기 전지용 분리막 및 이를 포함하는 리튬-공기 전지 | |
JP2003297353A (ja) | 二次電池用負極およびそれを用いた二次電池ならびに二次電池用負極の製造方法 | |
CN111213260A (zh) | 阳极、阳极制备方法以及锂离子电池 | |
KR20190078525A (ko) | 리튬이차전지용 전극조립체의 제조방법 | |
KR102043776B1 (ko) | 리튬 금속 음극, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 리튬 이차 전지 | |
CN115769399A (zh) | 锂金属电极的制造方法、由此制造的锂金属电极和包含其的锂二次电池 | |
US20040175622A9 (en) | Method of preparing electrode composition having a carbon-containing-coated metal oxide, electrode composition and electrochemical cell | |
CA2331602C (en) | Method of manufacturing a positive electrode active material of a secondary battery | |
JP2012109164A (ja) | 二次電池用負極及び空気二次電池 | |
JP3697812B2 (ja) | リチウム二次電池の製造方法 | |
CN112216816A (zh) | 锂金属负极及其制备方法和锂离子电池 | |
KR20190041669A (ko) | 탄소 표면 처리된 바나듐 산화물을 포함하는 리튬 이차전지용 양극 활물질 및 그 제조방법 | |
JPH09259891A (ja) | 非水電解液二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |