JP2942015B2 - 電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置Info
- Publication number
- JP2942015B2 JP2942015B2 JP3195938A JP19593891A JP2942015B2 JP 2942015 B2 JP2942015 B2 JP 2942015B2 JP 3195938 A JP3195938 A JP 3195938A JP 19593891 A JP19593891 A JP 19593891A JP 2942015 B2 JP2942015 B2 JP 2942015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- substituent
- outside
- aromatic ring
- represent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改善された電子写真特
性を有する電子写真感光体に関し、詳しくは特定の構造
を有する化合物を含有する感光層を有する電子写真感光
体に関する。
性を有する電子写真感光体に関し、詳しくは特定の構造
を有する化合物を含有する感光層を有する電子写真感光
体に関する。
【0002】
【従来の技術】有機光導電性化合物を主成分とする有機
電子写真感光体は成膜性、可塑性や製造コストといった
無機感光体の欠点を補う等多くの利点を有するので近年
注目を集めており、これまで数多くの提案がなされ、そ
の中のいくつかは実用化されている。
電子写真感光体は成膜性、可塑性や製造コストといった
無機感光体の欠点を補う等多くの利点を有するので近年
注目を集めており、これまで数多くの提案がなされ、そ
の中のいくつかは実用化されている。
【0003】このような有機感光体としては、ポリーN
−ビニルカルバゾールに代表される光導電性ポリマー
や、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン等のル
イス酸とから形成される電荷移動錯体等を主成分とする
電子写真感光体が提案されている。
−ビニルカルバゾールに代表される光導電性ポリマー
や、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン等のル
イス酸とから形成される電荷移動錯体等を主成分とする
電子写真感光体が提案されている。
【0004】これらの有機光導電性ポリマーは、無機光
導電性ポリマーに比べ軽量性、成膜性等の点では優れて
いるが、感度、耐久性および環境変化に対する安定性等
の面で無機光導電性材料に比べて劣っており、必ずしも
満足できるものではなかった。
導電性ポリマーに比べ軽量性、成膜性等の点では優れて
いるが、感度、耐久性および環境変化に対する安定性等
の面で無機光導電性材料に比べて劣っており、必ずしも
満足できるものではなかった。
【0005】その後、電荷発生機能と電荷輸送機能とを
それぞれ別々の物質に分担させた機能分離型電子写真感
光体が、従来の有機感光体の欠点とされていた感度や耐
久性に改善をもたらした。このような機能分離型感光体
は、電荷発生物質と電荷輸送物質の各々の材料選択範囲
が広く、所望の特性を有する電子写真感光体を比較的容
易に作製できるという利点をも有している。
それぞれ別々の物質に分担させた機能分離型電子写真感
光体が、従来の有機感光体の欠点とされていた感度や耐
久性に改善をもたらした。このような機能分離型感光体
は、電荷発生物質と電荷輸送物質の各々の材料選択範囲
が広く、所望の特性を有する電子写真感光体を比較的容
易に作製できるという利点をも有している。
【0006】電荷発生物質としては、アゾ顔料、多環キ
ノン顔料、シアニン色素、スクエアリック酸染料および
ピリリウム塩系色素等が知られている。その中でもピア
ゾ顔料は耐光性が強い、電荷発生能力が高い、更には材
料合成が比較的容易である等の点から多くの材料が提唱
され、また実用化されている。
ノン顔料、シアニン色素、スクエアリック酸染料および
ピリリウム塩系色素等が知られている。その中でもピア
ゾ顔料は耐光性が強い、電荷発生能力が高い、更には材
料合成が比較的容易である等の点から多くの材料が提唱
され、また実用化されている。
【0007】電荷輸送物質としては、例えば特公昭52
−4188号公報のピラゾリン化合物、特公昭55−4
2380号公報及び特開昭55−52063号公報のヒ
ドラゾン化合物、特公昭58−32372号公報及び特
開昭61−132955号公報のトリフェニルアミン化
合物および特開昭54−151955号公報及び特開昭
58−198043号公報のスチルベン化合物等が知ら
れている。
−4188号公報のピラゾリン化合物、特公昭55−4
2380号公報及び特開昭55−52063号公報のヒ
ドラゾン化合物、特公昭58−32372号公報及び特
開昭61−132955号公報のトリフェニルアミン化
合物および特開昭54−151955号公報及び特開昭
58−198043号公報のスチルベン化合物等が知ら
れている。
【0008】電荷輸送物質には正孔輸送性のものと電子
輸送性のものがあるが、上述した電荷輸送物質およびこ
れまで実用化されている有機電子写真感光体に使用され
ている電荷輸送物質は、その殆どが正孔輸送性のもので
ある。正孔輸送能を有する電荷輸送物質を用いた感光体
は、導電性支持体、電荷発生層および電荷輸送層をこの
順に有しているものが多く、この場合感光体への帯電の
極性は負となる。帯電の極性が負であると、帯電の際に
オゾンが発生し、このオゾンによって感光体が化学的に
変質してしまうという問題が生じ、a−Seあるいはa
−Siの様な無機感光体に比べ耐久性の点で劣るという
欠点を有していた。
輸送性のものがあるが、上述した電荷輸送物質およびこ
れまで実用化されている有機電子写真感光体に使用され
ている電荷輸送物質は、その殆どが正孔輸送性のもので
ある。正孔輸送能を有する電荷輸送物質を用いた感光体
は、導電性支持体、電荷発生層および電荷輸送層をこの
順に有しているものが多く、この場合感光体への帯電の
極性は負となる。帯電の極性が負であると、帯電の際に
オゾンが発生し、このオゾンによって感光体が化学的に
変質してしまうという問題が生じ、a−Seあるいはa
−Siの様な無機感光体に比べ耐久性の点で劣るという
欠点を有していた。
【0009】帯電時に発生するオゾンにより感光体劣化
の対策として、導電性支持体、電荷輸送層および電荷発
生層をこの順に有する電子写真感光体や、感光層の上に
更に保護層を設けた電子写真感光体が、例えば、特開昭
61−75355号公報及び特開昭54−58445号
公報等に提案されている。
の対策として、導電性支持体、電荷輸送層および電荷発
生層をこの順に有する電子写真感光体や、感光層の上に
更に保護層を設けた電子写真感光体が、例えば、特開昭
61−75355号公報及び特開昭54−58445号
公報等に提案されている。
【0010】しかし、この様な層構成の電子写真感光体
においては、比較的膜厚の薄い電荷発生層が上層となる
為、繰り返し使用時においては感光体表面の摩耗による
特性劣化が著しく、この問題を解決するという目的で保
護層を設けた感光体においては、保護層が絶縁層である
為、繰り返し使用時に電位が安定せず、安定した特性を
維持することができなかった。
においては、比較的膜厚の薄い電荷発生層が上層となる
為、繰り返し使用時においては感光体表面の摩耗による
特性劣化が著しく、この問題を解決するという目的で保
護層を設けた感光体においては、保護層が絶縁層である
為、繰り返し使用時に電位が安定せず、安定した特性を
維持することができなかった。
【0011】そこで、導電性支持体、電荷発生層および
電荷輸送層をこの順に有し、かつ正極帯電て使用可能な
有機電子写真感光体の発明が期待される。しかしこの為
には、電子輸送能を有する電荷輸送物質が必要となる。
電子輸送能を有する電荷輸送物質としては、これまでに
例えば2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン(T
NF)や特開昭61−148159号公報等のジシアノ
メチレンフルオレンカルボキシレート化合物、特開昭6
3−70257号公報、特開昭63−72664号公報
及び特開昭63−104061号公報等のアンスラキノ
ジメタン化合物、特開昭63−85749号公報の1,
4−ナフトキノン化合物、特開昭63−175860号
公報および特開昭63−174993号公報のジフェニ
ルジシアノエチレン化合物等が提案されている。
電荷輸送層をこの順に有し、かつ正極帯電て使用可能な
有機電子写真感光体の発明が期待される。しかしこの為
には、電子輸送能を有する電荷輸送物質が必要となる。
電子輸送能を有する電荷輸送物質としては、これまでに
例えば2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン(T
NF)や特開昭61−148159号公報等のジシアノ
メチレンフルオレンカルボキシレート化合物、特開昭6
3−70257号公報、特開昭63−72664号公報
及び特開昭63−104061号公報等のアンスラキノ
ジメタン化合物、特開昭63−85749号公報の1,
4−ナフトキノン化合物、特開昭63−175860号
公報および特開昭63−174993号公報のジフェニ
ルジシアノエチレン化合物等が提案されている。
【0012】また、特開平2−97953号公報には、
正孔輸送性の電荷発生材料と少量の特定の構造を有する
ジシアノビニル化合物を含有する電荷発生層を有する電
子写真感光体が提案されている。
正孔輸送性の電荷発生材料と少量の特定の構造を有する
ジシアノビニル化合物を含有する電荷発生層を有する電
子写真感光体が提案されている。
【0013】しかしながら、近年の高画質化に伴い、感
度、電位特性、コストおよび電荷輸送物質と有機溶剤や
結着剤との相溶性などの点を更に高いレベルで満足する
ことのできるような電子写真感光体が検討されている。
度、電位特性、コストおよび電荷輸送物質と有機溶剤や
結着剤との相溶性などの点を更に高いレベルで満足する
ことのできるような電子写真感光体が検討されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な構造を有する電荷輸送物質を含有する感光層を有する
電子写真感光体を提供することにある。
な構造を有する電荷輸送物質を含有する感光層を有する
電子写真感光体を提供することにある。
【0015】本発明の目的は、高い感度を有し、繰り返
し使用時に安定して優れた電子写真特性を維持すること
のできる電子写真感光体を提供することにある。
し使用時に安定して優れた電子写真特性を維持すること
のできる電子写真感光体を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、導電性
支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該
感光層が電荷発生物質および下記式(1)
支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該
感光層が電荷発生物質および下記式(1)
【0017】
【外50】 (Aは、−1.05V以上の還元電位を有する芳香族化
合物から誘導される芳香環基を示し、R1、R2、R3、
R4およびR5は水素原子、置換基を有してもよいアルキ
ル基、置換基を有してもよいアラルキル基または置換基
を有してもよい芳香環基を示し、R1、R2、R3、R4お
よびR5は同一でも異なっていても良い。但しR4とR5
が共に水素原子である場合を除く。nは0または1の整
数を示し、mは1または2の整数を示す。)で示され
る、電子輸送能を有する電荷輸送物質を含有することを
特徴とする電子写真感光体である。
合物から誘導される芳香環基を示し、R1、R2、R3、
R4およびR5は水素原子、置換基を有してもよいアルキ
ル基、置換基を有してもよいアラルキル基または置換基
を有してもよい芳香環基を示し、R1、R2、R3、R4お
よびR5は同一でも異なっていても良い。但しR4とR5
が共に水素原子である場合を除く。nは0または1の整
数を示し、mは1または2の整数を示す。)で示され
る、電子輸送能を有する電荷輸送物質を含有することを
特徴とする電子写真感光体である。
【0018】また、本発明は、導電性支持体上に感光層
を有する電子写真感光体において、該感光層が電荷発生
物質および下記式(2)〜(11)、(13)、(1
4)および(15)からなる群より選ばれる式で示さ
れ、電子輸送能を有する電荷輸送物質を含有することを
特徴とする電子写真感光体である。式(2)
を有する電子写真感光体において、該感光層が電荷発生
物質および下記式(2)〜(11)、(13)、(1
4)および(15)からなる群より選ばれる式で示さ
れ、電子輸送能を有する電荷輸送物質を含有することを
特徴とする電子写真感光体である。式(2)
【外51】 (式中、R2-1、R2-2、R2-3およびR2-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、
【外52】 または
【外53】 を示し、R2-1〜R2-4のうち少なくとも2つ以上は
【外54】 または
【外55】 であり、R2-5およびR2-6はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R2-7は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R2-6および
R2-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(3)
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R2-7は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R2-6および
R2-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(3)
【外56】 (式中、R3-1、R3-2、R3-3およびR3-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、
【外57】 または
【外58】 を示し、R3-1〜R3-4のうち少なくとも2つ以上は
【外59】 または
【外60】 であり、R3-5およびR3-6はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R3-7はアル
キル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を
有してもよい芳香環基または置換基を有してもよい複素
環基を示し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれ
かの整数であり、R3-6およびR3-7は互いに直接、また
は飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子
を介して結合して環を形成してもよい。)
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R3-7はアル
キル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を
有してもよい芳香環基または置換基を有してもよい複素
環基を示し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれ
かの整数であり、R3-6およびR3-7は互いに直接、また
は飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子
を介して結合して環を形成してもよい。)
【0019】
【0020】
【0021】式(4)
【0022】
【外121】 (式中、R4-1はニトロ基を有するチオフェン環基、R
4-2およびR4-3は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有
してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアラルキ
ル基、置換基を有してもよい芳香環基、ニトロ基、シア
ノ基、
4-2およびR4-3は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有
してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアラルキ
ル基、置換基を有してもよい芳香環基、ニトロ基、シア
ノ基、
【0023】
【外122】 または
【0024】
【外123】 を示し、R4-2およびR4-3のうち少なくとも一方は
【0025】
【外124】 または
【0026】
【外61】 のいずれかを示し、R4-4およびR4-5はニトロ基を有す
る芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
4-6は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、f、gは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R4-5お
よびR4-6は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)式(5)
る芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
4-6は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、f、gは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R4-5お
よびR4-6は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)式(5)
【外62】 (式中、R5-1、R5-2、R5-3、R5-4、R5-5およびR
5-6は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい
アルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換
基を有してもよい芳香環基、
5-6は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい
アルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換
基を有してもよい芳香環基、
【外63】 または
【外64】 を示し、R5-1〜R5-6のうち少なくとも2つ以上は
【外65】 または
【外66】 を有し、上記式中R5-7およびR5-8はニトロ基を有する
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
5-9は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは
0、1、2、rは0、1のいずれかの整数であり、R
5-8およびR5-9は互いに直接、または飽和炭化水素、不
飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環
を形成してもよい。)式(6)
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
5-9は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは
0、1、2、rは0、1のいずれかの整数であり、R
5-8およびR5-9は互いに直接、または飽和炭化水素、不
飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環
を形成してもよい。)式(6)
【外67】 (式中、R6-1、R6-2、R6-3、R6-4、R6-5およびR
6-6は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい
アルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換
基を有してもよい芳香環基、
6-6は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい
アルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換
基を有してもよい芳香環基、
【外68】 または
【外69】 を示し、R6-1〜R6-6のうち少なくとも2つ以上は
【外70】 または
【外71】 であり、R6-7およびR6-8はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R6-9は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R6-8および
R6-9は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(7)
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R6-9は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R6-8および
R6-9は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(7)
【外72】 (式中、R7-1、R7-2、R7-3およびR7-4は水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、芳香環基、
−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R7-5
または
ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、芳香環基、
−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R7-5
または
【外73】 を示し、R7-1〜R7-4のうち少なくとも2つ以上は−
(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R7-5ま
たは
(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R7-5ま
たは
【外74】 を有し、上記式中R5-5およびR7-6はニトロ基を有する
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
7-7はアルキル基、アラルキル基、芳香環基または複素
環基を示し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれ
かの整数であり、R7-5およびR7-7は互いに直接、また
は飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子
を介して結合して環を形成してもよい。)式(8)
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
7-7はアルキル基、アラルキル基、芳香環基または複素
環基を示し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれ
かの整数であり、R7-5およびR7-7は互いに直接、また
は飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子
を介して結合して環を形成してもよい。)式(8)
【外75】 (式中、R8-1、R8-2、R8-3およびR8-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、−(CH=CH)p−NO2、−(CH=C
H)q−R8-5または
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、−(CH=CH)p−NO2、−(CH=C
H)q−R8-5または
【外76】 を示し、但し、R8-1〜R8-4のうち少なくとも2つ以上
は−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R
8-5または
は−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R
8-5または
【外77】 を有し、上記式中R8-5およびR8-6はニトロ基を有する
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
8-7は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは
0、1、2、rは0、1のいずれかの整数であり、R
8-6およびR8-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不
飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環
を形成してもよい。)式(9)
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
8-7は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは
0、1、2、rは0、1のいずれかの整数であり、R
8-6およびR8-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不
飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環
を形成してもよい。)式(9)
【外78】 (式中、R9-1、R9-2、R9-3およびR9-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=C
H)g−R9-5または
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=C
H)g−R9-5または
【外79】 を示し、但し、R9-1〜R9-4のうち少なくとも2つ以上
は−(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)h−R
9-5または
は−(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)h−R
9-5または
【外80】 であり、R9-5およびR9-6はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R9-7は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、i、fおよびgは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R9-6お
よびR9-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)式(10)
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R9-7は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、i、fおよびgは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R9-6お
よびR9-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)式(10)
【外81】 (式中、R10-1、R10-2、R10-3およびR10-4は水素原
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=
CH)g−R10-5または
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=
CH)g−R10-5または
【外82】 を示し、但し、R10-1〜R10-4のうち少なくとも2つ以
上は−(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)g−
R10-5または
上は−(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)g−
R10-5または
【外83】 であり、R10-5およびR10-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R10-7は置
換基を有するアルキル基、置換基を有するアラルキル
基、置換基を有する芳香環基または置換基を有する複素
環基を示し、i、fおよびgは1、2、hは0、1のい
ずれかの整数である。また、R10-6およびR10-7は互い
に直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原
子、硫黄原子を介して結合して環を形成してもよい。)
式(11)
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R10-7は置
換基を有するアルキル基、置換基を有するアラルキル
基、置換基を有する芳香環基または置換基を有する複素
環基を示し、i、fおよびgは1、2、hは0、1のい
ずれかの整数である。また、R10-6およびR10-7は互い
に直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原
子、硫黄原子を介して結合して環を形成してもよい。)
式(11)
【外84】 (式中、R11-1およびR11-2は水素原子、ハロゲン原
子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基、
−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R
11-5または
子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基、
−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R
11-5または
【外85】 を示し、但し、R11-1、R11-2のうち少なくともいずれ
か一方は−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)
q−R11-5または
か一方は−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)
q−R11-5または
【外86】 であり、R11-5およびR11-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R11-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、R11-6およびR
11-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化水
素、酸素原子、硫黄原子などを介して環を結合して形成
してもよく、R11-3およびR11-4はハロゲン原子、置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基、置換基を
有してもよい複素環基、ニトロ基またはシアノ基を示
し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれかの整数
である。)式(13)
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R11-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、R11-6およびR
11-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化水
素、酸素原子、硫黄原子などを介して環を結合して形成
してもよく、R11-3およびR11-4はハロゲン原子、置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基、置換基を
有してもよい複素環基、ニトロ基またはシアノ基を示
し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれかの整数
である。)式(13)
【外87】 (式中、R13-1、R13-2、R13-3およびR13-4は水素原
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)p−NO2、−(CH=
CH)q−R13-5または
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)p−NO2、−(CH=
CH)q−R13-5または
【外88】 を示し、R13-1〜R13-4のうち少なくとも2つ以上は−
(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R13-5
または
(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R13-5
または
【外89】 であり、R13-5およびR13-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R13-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R13-6および
R13-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(14)
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R13-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R13-6および
R13-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(14)
【外90】 (式中、R14-1、R14-2、R14-3およびR14-4は水素原
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=
CH)g−R14-5または
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=
CH)g−R14-5または
【外91】 を示し、R14-1〜R14-4のうち少なくとも2つ以上は−
(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)g−R14-5
または
(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)g−R14-5
または
【外92】 であり、R14-5およびR14-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R14-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、k、fおよびgは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R14-6お
よびR14-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)下記式(15)
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R14-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、k、fおよびgは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R14-6お
よびR14-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)下記式(15)
【0027】
【外93】 (式中、R15-1、R15-2およびR15-3は−(CH=C
H)s−NO2、−(CH=CH)t−R15-4または−
(CH=CH)u−CH=C−R15-5を示し、sは0、
1、t、uは0、1のいずれかの整数であり、R15-4お
よびR15-5はニトロ基を有する芳香環基またはニトロ基
を有する複素環基を示し、R15-6は置換基を有してもよ
いアルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置
換基を有してもよい芳香族炭化水素基または置換基を有
してもよい複素環基を示し、Xは置換基を有してもよい
2価の芳香族炭化水素環基または隣接する炭素原子と共
に飽和炭化水素環を形成するのに必要な残基を示す。)
H)s−NO2、−(CH=CH)t−R15-4または−
(CH=CH)u−CH=C−R15-5を示し、sは0、
1、t、uは0、1のいずれかの整数であり、R15-4お
よびR15-5はニトロ基を有する芳香環基またはニトロ基
を有する複素環基を示し、R15-6は置換基を有してもよ
いアルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置
換基を有してもよい芳香族炭化水素基または置換基を有
してもよい複素環基を示し、Xは置換基を有してもよい
2価の芳香族炭化水素環基または隣接する炭素原子と共
に飽和炭化水素環を形成するのに必要な残基を示す。)
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】更に、本発明は上記の電子写真感光体を用
いた電子写真装置である。
いた電子写真装置である。
【0032】式(1)のAが誘導される化合物の好まし
い例をその還元電位(Ered)とともに以下に示すが
これらに限定されるものではない。
い例をその還元電位(Ered)とともに以下に示すが
これらに限定されるものではない。
【0033】
【外130】
【0034】
【外131】
【0035】
【外132】
【0036】但し、還元電位は以下に記載する方法によ
り測定した。
り測定した。
【0037】(還元電位の測定法)飽和カロメル電極を
参照電極とし、
参照電極とし、
【0038】
【外133】 アセトニトリル溶液を用い、ポインシャルスイーパによ
って作用電極の電位をスイープし、得られた電流−電位
曲線のピーク位置をそのまま化合物の還元電位の値とし
て求めた。
って作用電極の電位をスイープし、得られた電流−電位
曲線のピーク位置をそのまま化合物の還元電位の値とし
て求めた。
【0039】詳しくはサンプルを
【0040】
【外134】 アセトニトリル溶液の電解液に5〜10mmol%程度
の濃度になるように溶解する。そしてこのサンプル溶液
に電圧を加え、高電位(OV)から低電位(−1.5
V)に直線的に電圧を変化させた時の電流変化を測定
し、電流−電位曲線を得る。この電流−電位曲線におけ
る電流値のピーク(最も高電位側)に達した電位の値を
本発明における還元電位とした。
の濃度になるように溶解する。そしてこのサンプル溶液
に電圧を加え、高電位(OV)から低電位(−1.5
V)に直線的に電圧を変化させた時の電流変化を測定
し、電流−電位曲線を得る。この電流−電位曲線におけ
る電流値のピーク(最も高電位側)に達した電位の値を
本発明における還元電位とした。
【0041】また、本発明に用いられる化合物の好まし
い例として以下の式(2)、(3)、(5)、(6)、
(7)、(8)、(9)、(10)、(11)、(1
2)、(13)および(14)で示される構造を有する
化合物が挙げられるが、これらに限られるものではな
い。
い例として以下の式(2)、(3)、(5)、(6)、
(7)、(8)、(9)、(10)、(11)、(1
2)、(13)および(14)で示される構造を有する
化合物が挙げられるが、これらに限られるものではな
い。
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】本発明に用いられる化合物におけるハロゲ
ン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子など、
アルキル基としてはメチル、エチル、プロピル、ブチル
などの基、アラルキル基としてはベンジル、フェネチ
ル、ナフチルメチルなどの基、芳香環基としてはフェニ
ル、ナフチルなどの基、複素還基としてはチェニル、ピ
リジル、フリルなどの基が挙げられる。
ン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子など、
アルキル基としてはメチル、エチル、プロピル、ブチル
などの基、アラルキル基としてはベンジル、フェネチ
ル、ナフチルメチルなどの基、芳香環基としてはフェニ
ル、ナフチルなどの基、複素還基としてはチェニル、ピ
リジル、フリルなどの基が挙げられる。
【0088】また、有してもよい置換基としてはメチ
ル、エチルなどのアルキル基、フッ素原子、塩素原子な
どのハロゲン原子、シアノ基またはニトロ基などが挙げ
られる。
ル、エチルなどのアルキル基、フッ素原子、塩素原子な
どのハロゲン原子、シアノ基またはニトロ基などが挙げ
られる。
【0089】以下に式(1)で示される化合物の具体例
を示すが、これらに限られるものではない。
を示すが、これらに限られるものではない。
【0090】
【外179】
【0091】
【外180】
【0092】
【外181】
【0093】
【外182】
【0094】
【外183】
【0095】
【外184】
【0096】
【外185】
【0097】
【外186】
【0098】
【外187】
【0099】次に(2)〜(16)で示される化合物の
具体例を示すが、これらに限られるものではない。
具体例を示すが、これらに限られるものではない。
【0100】例示方法としては、まず基本形を示し、そ
の変化する部分のみについて記載することによる。
の変化する部分のみについて記載することによる。
【0101】
【外188】
【0102】
【外189】
【0103】
【外190】
【0104】
【外191】
【0105】
【外192】
【0106】
【外193】
【0107】
【外194】
【0108】
【外195】
【0109】
【外196】
【0110】
【外197】
【0111】
【外198】
【0112】
【外199】
【0113】
【外200】
【0114】
【外201】
【0115】
【外202】
【0116】
【外203】
【0117】
【外204】
【0118】
【外205】
【0119】
【外206】
【0120】
【外207】
【0121】
【外208】
【0122】
【外209】
【0123】
【外210】
【0124】
【外211】
【0125】
【外212】
【0126】
【外213】
【0127】
【外214】
【0128】
【外215】
【0129】
【外216】
【0130】
【外217】
【0131】
【外218】
【0132】
【外219】
【0133】
【外220】
【0134】
【外221】
【0135】
【外222】
【0136】
【外223】
【0137】
【外224】
【0138】
【外225】
【0139】
【外226】
【0140】
【外227】
【0141】
【外228】
【0142】
【外229】
【0143】
【外230】
【0144】
【外231】
【0145】
【外232】
【0146】
【外233】
【0147】
【外234】
【0148】
【外235】
【0149】
【外236】
【0150】
【外237】
【0151】
【外238】
【0152】
【外239】
【0153】
【外240】
【0154】
【外241】
【0155】
【外242】
【0156】
【外243】
【0157】
【外244】
【0158】
【外245】
【0159】
【外246】
【0160】
【外247】
【0161】
【外248】
【0162】
【外249】
【0163】
【外250】
【0164】
【外251】
【0165】
【外252】
【0166】
【外253】
【0167】
【外254】
【0168】
【外255】
【0169】
【外256】
【0170】
【外257】
【0171】
【外258】
【0172】
【外259】
【0173】
【外260】
【0174】
【外261】
【0175】
【外262】
【0176】
【外263】
【0177】
【外264】
【0178】
【外265】
【0179】
【外266】
【0180】
【外267】
【0181】
【外268】
【0182】
【外269】
【0183】
【外270】
【0184】
【外271】
【0185】
【外272】
【0186】
【外273】
【0187】
【外274】
【0188】
【外275】
【0189】
【外276】
【0190】
【外277】
【0191】
【外278】
【0192】
【外279】
【0193】
【外280】
【0194】
【外281】
【0195】
【外282】
【0196】
【外283】
【0197】
【外284】
【0198】
【外285】
【0199】
【外286】
【0200】
【外287】
【0201】
【外288】
【0202】
【外289】
【0203】
【外290】
【0204】
【外291】
【0205】
【外292】
【0206】
【外293】
【0207】
【外294】
【0208】
【外295】
【0209】
【外296】
【0210】
【外297】
【0211】
【外298】
【0212】
【外299】
【0213】
【外300】
【0214】
【外301】
【0215】
【外302】
【0216】
【外303】
【0217】
【外304】
【0218】
【外305】
【0219】
【外306】
【0220】
【外307】
【0221】
【0222】
【0223】
【0224】
【0225】
【0226】
【0227】
【0228】
【0229】
【0230】
【0231】
【0232】
【0233】
【0234】
【0235】
【0236】
【0237】
【0238】
【0239】
【外326】
【0240】
【外327】
【0241】
【外328】
【0242】
【外329】
【0243】
【外330】
【0244】
【外331】
【0245】
【外332】
【0246】
【外333】
【0247】
【外334】
【0248】
【外335】
【0249】
【外336】
【0250】
【外337】
【0251】
【外338】
【0252】
【外339】
【0253】
【外340】
【0254】
【外341】
【0255】
【外342】
【0256】
【外343】
【0257】
【外344】
【0258】
【外345】
【0259】
【外346】
【0260】
【外347】
【0261】
【外348】
【0262】
【外349】
【0263】
【外350】
【0264】
【外351】
【0265】
【外352】
【0266】
【外353】
【0267】
【外354】
【0268】
【外355】
【0269】
【外356】
【0270】
【外357】
【0271】
【外358】
【0272】
【外359】
【0273】
【外360】
【0274】
【外361】
【0275】
【外362】
【0276】
【外363】
【0277】
【外364】
【0278】
【外365】
【0279】
【外366】
【0280】
【外367】
【0281】
【0282】
【0283】
【0284】
【0285】
【0286】
【0287】
【0288】
【0289】
【0290】以下に本発明に用いられる化合物の合成例
を示す。
を示す。
【0291】合成例1(化合物例1−(1)の合成)ジ
フェニルメチルスルホン酸ジメチル5gおよび7−ニト
ロフルオレノン−2−アルデヒド3.5gをN,N−ジ
メチルホルムアミド(DMF)60mlに溶解し、室温
でナトリウムメトキサイド1.77gを徐々に添加し
た。添加終了後そのまま室温で1時間撹拌後、水溶で約
50℃に加熱しながら更に3時間撹拌した。放冷後水に
あけ析出している結晶を濾集し、トルエン−メチルエチ
ルケトン混合溶媒で2回再結晶し、目的化合物を1.9
g得た。収率37.2%。
フェニルメチルスルホン酸ジメチル5gおよび7−ニト
ロフルオレノン−2−アルデヒド3.5gをN,N−ジ
メチルホルムアミド(DMF)60mlに溶解し、室温
でナトリウムメトキサイド1.77gを徐々に添加し
た。添加終了後そのまま室温で1時間撹拌後、水溶で約
50℃に加熱しながら更に3時間撹拌した。放冷後水に
あけ析出している結晶を濾集し、トルエン−メチルエチ
ルケトン混合溶媒で2回再結晶し、目的化合物を1.9
g得た。収率37.2%。
【0292】合成例2(化合物例2−(3)の合成)ナ
トリウムメチラート0.81g(14.9ミリモル)を
DMF40mlに加え、これにp−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル3.90g(14.27ミリモル)/D
MF10ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。
滴下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、5−ニト
ロ−2−チオフェンカルボキシアルデヒド2.04g
(13.0ミリモル)/DMF8ml溶液を25度以下
でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま30分間撹
拌後、更に水溶で40〜50℃で2時間加熱撹拌を行っ
た。放冷後、飽和食塩水300mlにあけ、トルエンで
抽出を行い、更に有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、シリカゲルカラム
で分離精製を行い、目的化合物を2.45g得た。収率
68%。
トリウムメチラート0.81g(14.9ミリモル)を
DMF40mlに加え、これにp−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル3.90g(14.27ミリモル)/D
MF10ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。
滴下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、5−ニト
ロ−2−チオフェンカルボキシアルデヒド2.04g
(13.0ミリモル)/DMF8ml溶液を25度以下
でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま30分間撹
拌後、更に水溶で40〜50℃で2時間加熱撹拌を行っ
た。放冷後、飽和食塩水300mlにあけ、トルエンで
抽出を行い、更に有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、シリカゲルカラム
で分離精製を行い、目的化合物を2.45g得た。収率
68%。
【0293】合成例3(化合物例3−(21)の合成)
ナトリウムメチラート0.76g(14.0ミリモル)
をDMF15mlに加え、これにm−ニトロベンジルホ
スホン酸ジエチル3.25g(11.9ミリモル)/D
MF20ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。
滴下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
ナトリウムメチラート0.76g(14.0ミリモル)
をDMF15mlに加え、これにm−ニトロベンジルホ
スホン酸ジエチル3.25g(11.9ミリモル)/D
MF20ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。
滴下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
【0294】
【外378】 を2.0g(7.0ミリモル)/DMF40ml溶液を
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油溶で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール400mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油溶で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール400mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
【0295】得られた粗結晶を更にメタノール洗浄し、
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.24g得た。収率44%。
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.24g得た。収率44%。
【0296】合成例4(化合物例4−(17)の合成)
ナトリウムメチラート0.63g(11.7ミリモル)
をDMF15mlに加え、これにo−ニトロベンジルホ
スホン酸ジエチル2.8g(10.2ミリモル)/DM
F15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
ナトリウムメチラート0.63g(11.7ミリモル)
をDMF15mlに加え、これにo−ニトロベンジルホ
スホン酸ジエチル2.8g(10.2ミリモル)/DM
F15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
【0297】
【外379】 を1.5g(6.4ミリモル)/DMF10ml溶液を
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
15分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール300mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
15分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール300mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
【0298】得られた粗結晶を更にメタノール洗浄し、
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.6g得た。収率71%。
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.6g得た。収率71%。
【0299】合成例5(化合物例5−(3)の合成)ナ
トリウムメチラート0.68g(12.6ミリモル)を
DMF10mlに加え、これにp−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル3.0g(11.0ミリモル)/DMF
10ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴下
終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
トリウムメチラート0.68g(12.6ミリモル)を
DMF10mlに加え、これにp−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル3.0g(11.0ミリモル)/DMF
10ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴下
終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
【0300】
【外380】 を2.0g(7.0ミリモル)/DMF15ml溶液を
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
30分間撹拌後、さらに油浴で50〜60℃で2時間加
熱撹拌を行った。放冷後メタノール300mlにあけ、
析出した結晶を濾取した。
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
30分間撹拌後、さらに油浴で50〜60℃で2時間加
熱撹拌を行った。放冷後メタノール300mlにあけ、
析出した結晶を濾取した。
【0301】得られた粗結晶を更にアセトン洗浄し、ト
ルエン−DMF混合溶媒で数度再結晶を行い、目的化合
物を1.17g得た。収率41%。
ルエン−DMF混合溶媒で数度再結晶を行い、目的化合
物を1.17g得た。収率41%。
【0302】合成例6(化合物例6−(4)の合成)ナ
トリウムメチラート1.70g(31.5ミリモル)を
DMF15mlに加え、これにo−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル8.08g(29.6ミリモル)/DM
F15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
トリウムメチラート1.70g(31.5ミリモル)を
DMF15mlに加え、これにo−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル8.08g(29.6ミリモル)/DM
F15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま15分間撹拌、その後、
【0303】
【外381】 を5.0g(17.4ミリモル)/DMF10ml溶液
を20℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま15分間撹拌後、更に油浴で40〜45℃で2時間加
熱撹拌を行った。
を20℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま15分間撹拌後、更に油浴で40〜45℃で2時間加
熱撹拌を行った。
【0304】放冷後メタノール350mlにあけ、析出
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を4.62g得た。収率68%。
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を4.62g得た。収率68%。
【0305】合成例7(化合物例7−(4)の合成)ナ
トリウムメチラート0.73g(13.5ミリモル)を
DMF10mlに加え、これにo−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル3.35g(12.3ミリモル)/DM
F15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
トリウムメチラート0.73g(13.5ミリモル)を
DMF10mlに加え、これにo−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル3.35g(12.3ミリモル)/DM
F15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
【0306】
【外382】 を2.0g(6.8ミリモル)/DMF20ml溶液を
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール300mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール300mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
【0307】得られた粗結晶を更にメタノール洗浄し、
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.19g得た。収率42.4%。
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.19g得た。収率42.4%。
【0308】合成例8(化合物例8−(4)の合成)ナ
トリウムメチラート1.0g(18.5ミリモル)をD
MF15mlに加え、これにm−ニトロベンジルホスホ
ン酸ジエチル4.36g(16.0ミリモル)/DMF
20ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴下
終了後、そのまま20分間撹拌、その後、
トリウムメチラート1.0g(18.5ミリモル)をD
MF15mlに加え、これにm−ニトロベンジルホスホ
ン酸ジエチル4.36g(16.0ミリモル)/DMF
20ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴下
終了後、そのまま20分間撹拌、その後、
【0309】
【外383】 を2.0g(9.4ミリモル)/DMF40ml溶液を
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で3時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール500mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で3時間加熱
撹拌を行った。放冷後メタノール500mlにあけ、析
出した結晶を濾取した。
【0310】得られた粗結晶を更にメタノール洗浄し、
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.2g得た。収率38.5g。
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.2g得た。収率38.5g。
【0311】合成例9(化合物例9−(24)の合成)
ナトリウムメチラート2.6g(48.1ミリモル)を
DMF15mlに加え、これにm−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル11.0g(40.3ミリモル)/DM
F30ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
ナトリウムメチラート2.6g(48.1ミリモル)を
DMF15mlに加え、これにm−ニトロベンジルホス
ホン酸ジエチル11.0g(40.3ミリモル)/DM
F30ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。滴
下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
【0312】
【外384】 を3.0g(13.5ミリモル)/DMF15ml溶液
を30℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま10分間撹拌後、更に油浴で50〜55℃で2時間加
熱撹拌を行った。
を30℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま10分間撹拌後、更に油浴で50〜55℃で2時間加
熱撹拌を行った。
【0313】放冷後メタノール250mlにあけ、析出
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を4.2g得た。収率67.6%。
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を4.2g得た。収率67.6%。
【0314】合成例10(化合物例10−(21)の合
成)ナトリウムメチラート1.4g(25.9ミリモ
ル)をDMF15mlに加え、これにm−ニトロベンジ
ルホスホン酸ジエチル6.2g(22.7ミリモル)/
DMF30ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま20分間撹拌、その後、
成)ナトリウムメチラート1.4g(25.9ミリモ
ル)をDMF15mlに加え、これにm−ニトロベンジ
ルホスホン酸ジエチル6.2g(22.7ミリモル)/
DMF30ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま20分間撹拌、その後、
【0315】
【外385】 を2.0g(8.1ミリモル)/DMF30ml溶液を
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
15分間撹拌後、更に油浴で60〜70℃で3時間加熱
撹拌を行った。
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
15分間撹拌後、更に油浴で60〜70℃で3時間加熱
撹拌を行った。
【0316】放冷後メタノール500mlにあけ、析出
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を1.87g得た。収率47.4%。
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を1.87g得た。収率47.4%。
【0317】合成例11(化合物例11−(21)の合
成)ナトリウムメチラート1.25g(23.1ミリモ
ル)をDMF15mlに加え、これにp−ニトロベンジ
ルホスホン酸ジエチル4.71g(17.2ミリモル)
/DMF15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
成)ナトリウムメチラート1.25g(23.1ミリモ
ル)をDMF15mlに加え、これにp−ニトロベンジ
ルホスホン酸ジエチル4.71g(17.2ミリモル)
/DMF15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
【0318】
【外386】 を3.0g(11.5ミリモル)/DMF25ml溶液
を25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま20分間撹拌後、更に油浴で60〜65℃で3時間加
熱撹拌を行った。
を25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま20分間撹拌後、更に油浴で60〜65℃で3時間加
熱撹拌を行った。
【0319】放冷後メタノール300mlにあけ、析出
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を1.66g得た。収率38%。
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を1.66g得た。収率38%。
【0320】
【0321】
【0322】
【0323】合成例13(化合物例13−(4)の合
成)ナトリウムメチラート0.62g(11.5ミリモ
ル)をDMF10mlに加え、これにo−ニトロベンジ
ルホスホン酸ジエチル2.6g(9.5ミリモル)/D
MF15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。
滴下終了後、そのまま10分間撹拌、その後、
成)ナトリウムメチラート0.62g(11.5ミリモ
ル)をDMF10mlに加え、これにo−ニトロベンジ
ルホスホン酸ジエチル2.6g(9.5ミリモル)/D
MF15ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下した。
滴下終了後、そのまま10分間撹拌、その後、
【0324】
【外388】 を1.5g(5.7ミリモル)/DMF20ml溶液を
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行なった。放冷後メタノール300mlにあけ、
析出した結晶を濾取した。
25度以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加熱
撹拌を行なった。放冷後メタノール300mlにあけ、
析出した結晶を濾取した。
【0325】得られた粗結晶を更にメタノール洗浄し、
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.1g得た。収率50%。
トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を行い、目
的化合物を1.1g得た。収率50%。
【0326】合成例14(化合物例14−(20)の合
成)ナトリウムメチラート3.6g(66.6ミリモ
ル)をDMF30mlに加え、これにp−ニトロベンジ
ルホスロン酸ジエチル13.2g(48.3ミリモル)
/DMF45ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
成)ナトリウムメチラート3.6g(66.6ミリモ
ル)をDMF30mlに加え、これにp−ニトロベンジ
ルホスロン酸ジエチル13.2g(48.3ミリモル)
/DMF45ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
【0327】
【外389】 を5.0g(16.8ミリモル)/DMF40ml溶液
を30℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加
熱撹拌を行った。
を30℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのま
ま10分間撹拌後、更に油浴で50〜60℃で2時間加
熱撹拌を行った。
【0328】放冷後メタノール500mlにあけ、析出
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を4.3g得た。収率47.7%。
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を4.3g得た。収率47.7%。
【0329】合成例15(化合物例15−(14)の合
成)ナトリウムメチラート0.57g(10.6ミリモ
ル)をDMF20mlに加え、これにm−ニトリベンジ
ルホスホン酸ジエチル2.45g(9.0ミリモル)/
DMF10ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
成)ナトリウムメチラート0.57g(10.6ミリモ
ル)をDMF20mlに加え、これにm−ニトリベンジ
ルホスホン酸ジエチル2.45g(9.0ミリモル)/
DMF10ml溶液を20〜25℃でゆっくり滴下し
た。滴下終了後、そのまま30分間撹拌、その後、
【0330】
【外390】 を2.0g(5.3ミリモル)/DMF15ml溶液を
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
15分間撹拌後、更に油浴で60〜70℃で2時間加熱
撹拌を行った。
25℃以下でゆっくり滴下した。滴下終了後、そのまま
15分間撹拌後、更に油浴で60〜70℃で2時間加熱
撹拌を行った。
【0331】放冷後メタノール300mlにあけ、析出
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を1.1g得た。収率41.9%。
した結晶を濾取した。得られた粗結晶を更にメタノール
洗浄し、トルエン−酢酸エチル混合溶媒で数度再結晶を
行い、目的化合物を1.1g得た。収率41.9%。
【0332】
【0333】他の化合物も同様の方法で合成することが
できるが、これらの方法に限られるわけではない。
できるが、これらの方法に限られるわけではない。
【0334】本発明の電子写真感光体は、導電性支持体
上に感光層を有するが感光層の構成としては、例えば以
下の形態が挙げられる。但し(1)、(2)および
(4)は下層/上層の順である。(1)電荷発生物質を
含有する層/電荷輸送物質を含有する層(2)電荷輸送
物質を含有する層/電荷発生物質を含有する層(3)電
荷発生物質と電荷輸送物質を含有する層(4)電荷発生
物質を含有する層/電荷発生物質と電荷輸送物質を含有
する層上記したものに代表される本発明に用いられる化
合物に対し高い輸送能を有し、感光層の形態が(1)の
場合は正帯電、(2)の場合は負帯電用とすることが好
ましく、(3)および(4)の場合は正、負帯電いずれ
でも使用することができる。
上に感光層を有するが感光層の構成としては、例えば以
下の形態が挙げられる。但し(1)、(2)および
(4)は下層/上層の順である。(1)電荷発生物質を
含有する層/電荷輸送物質を含有する層(2)電荷輸送
物質を含有する層/電荷発生物質を含有する層(3)電
荷発生物質と電荷輸送物質を含有する層(4)電荷発生
物質を含有する層/電荷発生物質と電荷輸送物質を含有
する層上記したものに代表される本発明に用いられる化
合物に対し高い輸送能を有し、感光層の形態が(1)の
場合は正帯電、(2)の場合は負帯電用とすることが好
ましく、(3)および(4)の場合は正、負帯電いずれ
でも使用することができる。
【0335】もちろん本発明の電子写真感光体の構成は
上記の基本構成に限定されるものではない。
上記の基本構成に限定されるものではない。
【0336】本発明における感光層の形態としては、特
に(1)の形態が好ましく、以下に更に詳細に説明す
る。
に(1)の形態が好ましく、以下に更に詳細に説明す
る。
【0337】本発明において用いられる電荷発生物質と
して電荷発生能を有していれば何れのものでもよいが、
例えば以下のような物質が挙げられる。(1)モノア
ゾ、ビスアゾおよびトリスアゾなどのアゾ系顔料(2)
金属フタロシアニンおよび非金属フタロシアニンなどの
フタロシアニン系顔料(3)インジゴおよびチオインジ
ゴなどのインジゴ系顔料(4)ペリレン酸無水物および
ベリレン酸イミドなどのペリレン系顔料(5)アンスラ
キノンおよびピレンキノンなどの多環キノン系顔料
(6)スクエアリウム色素(7)ピリリウム塩およびチ
オピリリウム塩類(8)トリフェニルメタン系色素
(9)セレンおよび非晶質シリコンなどの無機物質
して電荷発生能を有していれば何れのものでもよいが、
例えば以下のような物質が挙げられる。(1)モノア
ゾ、ビスアゾおよびトリスアゾなどのアゾ系顔料(2)
金属フタロシアニンおよび非金属フタロシアニンなどの
フタロシアニン系顔料(3)インジゴおよびチオインジ
ゴなどのインジゴ系顔料(4)ペリレン酸無水物および
ベリレン酸イミドなどのペリレン系顔料(5)アンスラ
キノンおよびピレンキノンなどの多環キノン系顔料
(6)スクエアリウム色素(7)ピリリウム塩およびチ
オピリリウム塩類(8)トリフェニルメタン系色素
(9)セレンおよび非晶質シリコンなどの無機物質
【0338】これらの電荷発生物質は単独で用いても良
く、2種類以上組み合わせてもよい。
く、2種類以上組み合わせてもよい。
【0339】電荷発生物質を含有する層、即ち、電荷発
生層は前記のような電荷発生物質を適当な結着剤に分散
し、これを導電性支持体上に塗工することにより形成す
ることができる。また、導電性支持体上に蒸着、スパッ
タ、CVDなどの乾式法で薄膜を形成することによって
も形成できる。
生層は前記のような電荷発生物質を適当な結着剤に分散
し、これを導電性支持体上に塗工することにより形成す
ることができる。また、導電性支持体上に蒸着、スパッ
タ、CVDなどの乾式法で薄膜を形成することによって
も形成できる。
【0340】上記結着剤としては広範囲な結着性樹脂か
ら選択でき、例えば、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリアリレート、ブチラール樹脂、ポリスチレン、
ポリビニルアセタール、ジアリルフタレート樹脂、アク
リル樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノー
ル樹脂、シリコン樹脂、ポリスルホン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、尿素
樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
ら選択でき、例えば、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリアリレート、ブチラール樹脂、ポリスチレン、
ポリビニルアセタール、ジアリルフタレート樹脂、アク
リル樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノー
ル樹脂、シリコン樹脂、ポリスルホン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、尿素
樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
【0341】これら樹脂は単独で、また各成分の共重合
体として、あるいは2種以上の樹脂を混合して用いても
よい。
体として、あるいは2種以上の樹脂を混合して用いても
よい。
【0342】電荷発生層中の含有される樹脂は層全重量
に対し80重量%以下が好ましく、得には40重量%が
好ましい。
に対し80重量%以下が好ましく、得には40重量%が
好ましい。
【0343】また、電荷発生層の膜厚は5μm以下、特
には0.01〜2μmが好ましい。
には0.01〜2μmが好ましい。
【0344】更に、電荷発生層には種々の増感剤を添加
してもよい。
してもよい。
【0345】電荷輸送物質を含有する層、即ち、電荷輸
送層は本発明に用いられる適当な結着性樹脂とを組み合
わせて形成することができる。
送層は本発明に用いられる適当な結着性樹脂とを組み合
わせて形成することができる。
【0346】本発明の化合物は単独でも2種以上でも用
いることができ、更に他の電荷輸送物質を組み合わせて
用いることもできる。
いることができ、更に他の電荷輸送物質を組み合わせて
用いることもできる。
【0347】ここで電荷輸送層に用いられる結着性樹脂
としては、前記電荷発生層に用いられているものに加
え、更にポリビニルカルバゾール、ポリビニルアントラ
センなどの光導電性高分子が挙げられる。
としては、前記電荷発生層に用いられているものに加
え、更にポリビニルカルバゾール、ポリビニルアントラ
センなどの光導電性高分子が挙げられる。
【0348】この結着性樹脂と本発明に用いられる化合
物との配合割合は、結着剤100重量部あたり本発明の
化合物を10〜500重量部とすることが好ましい。
物との配合割合は、結着剤100重量部あたり本発明の
化合物を10〜500重量部とすることが好ましい。
【0349】電荷輸送層の膜厚は5〜40μm、特に1
0〜30μmの範囲が好ましい。
0〜30μmの範囲が好ましい。
【0350】更に、電荷輸送層中に酸化防止剤、紫外線
吸収剤または可塑剤等を必要に応じて添加することもで
きる。
吸収剤または可塑剤等を必要に応じて添加することもで
きる。
【0351】感光層が(3)の構成である場合、即ち単
一層である場合、前述した電荷発生物質と本発明に用い
られる化合物を前述の適当な結着剤に分散、溶解した塗
布液を塗布乾燥して形成される。このとき膜厚は、5〜
40μmが好ましく、特には10〜30μmが好まし
い。
一層である場合、前述した電荷発生物質と本発明に用い
られる化合物を前述の適当な結着剤に分散、溶解した塗
布液を塗布乾燥して形成される。このとき膜厚は、5〜
40μmが好ましく、特には10〜30μmが好まし
い。
【0352】本発明においては、導電性支持体と感光層
の間にバリヤー機能と接着機能を持つ層、所謂下引層を
設けることもできる。
の間にバリヤー機能と接着機能を持つ層、所謂下引層を
設けることもできる。
【0353】下引層の材料としては、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、メチ
ルセルロース、カゼイン、ポリアミド、ニカワおよびゼ
ラチンなどが挙げられる。
ール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、メチ
ルセルロース、カゼイン、ポリアミド、ニカワおよびゼ
ラチンなどが挙げられる。
【0354】これらは適当な溶剤に溶解して導電性支持
体上に塗布される。その膜厚は5μ以下、特には0.2
〜3.0μmが好ましい。
体上に塗布される。その膜厚は5μ以下、特には0.2
〜3.0μmが好ましい。
【0355】更に、本発明においては、感光層を様々な
機械的および電気的外力から保護するために感光層上に
樹脂層や導電性物質を分散した樹脂層などを設けること
ができる。
機械的および電気的外力から保護するために感光層上に
樹脂層や導電性物質を分散した樹脂層などを設けること
ができる。
【0356】上述した各種層は、適当な有機溶媒を用
い、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、ス
ピンナーコーティング法、ローラーコーティング法、マ
イヤーバーコーティング法、ブレードコーティング法な
どのコーティング法によって導電性支持体上に形成する
ことができる。
い、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、ス
ピンナーコーティング法、ローラーコーティング法、マ
イヤーバーコーティング法、ブレードコーティング法な
どのコーティング法によって導電性支持体上に形成する
ことができる。
【0357】本発明における導電性支持体としては、例
えば以下に示した形態のものを挙げることができる。
(1)アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス、
銅などの金属を板形状またはドラム形状にしたもの。
(2)ガラス、樹脂、紙などの非導電性支持体や前記
(1)の導電性支持体上にアルミニウム、パラジウム、
ロジウム、金、白金などの金属を蒸着もしくはラミネー
トすることにより被膜形成したもの。(3)ガラス、樹
脂、紙などの非導電性支持体や前記(1)の導電性支持
体上に導電性高分子、酸化スズ、酸化インジウムなどの
導電性化合物の層を蒸着あるいは塗布することにより形
成したもの。
えば以下に示した形態のものを挙げることができる。
(1)アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス、
銅などの金属を板形状またはドラム形状にしたもの。
(2)ガラス、樹脂、紙などの非導電性支持体や前記
(1)の導電性支持体上にアルミニウム、パラジウム、
ロジウム、金、白金などの金属を蒸着もしくはラミネー
トすることにより被膜形成したもの。(3)ガラス、樹
脂、紙などの非導電性支持体や前記(1)の導電性支持
体上に導電性高分子、酸化スズ、酸化インジウムなどの
導電性化合物の層を蒸着あるいは塗布することにより形
成したもの。
【0358】本発明の電子写真感光体は、電子写真複写
機に利用するのみならず、ファクシミリ、レーザープリ
ンター、CRTプリンター、電子写真式製版システムな
どの電子写真応用分野にも広く用いることができる。
機に利用するのみならず、ファクシミリ、レーザープリ
ンター、CRTプリンター、電子写真式製版システムな
どの電子写真応用分野にも広く用いることができる。
【0359】図1に本発明の電子写真感光体を用いた一
般的な転写式電子写真装置の概略構成例を示す。
般的な転写式電子写真装置の概略構成例を示す。
【0360】図において、1は像担持体としてのドラム
型感光体であり軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度
で回転駆動される。該感光体1はその回転過程で帯電手
段2によりその周面に正または負の所定電位の均一帯電
を受け、次いで露光部3にて不図示の像露光手段により
光像露光L(スリット露光・レーザービーム操作露光な
ど)を受ける。これにより感光体周面に露光像に対応し
た静電潜像が順次形成されていく。
型感光体であり軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度
で回転駆動される。該感光体1はその回転過程で帯電手
段2によりその周面に正または負の所定電位の均一帯電
を受け、次いで露光部3にて不図示の像露光手段により
光像露光L(スリット露光・レーザービーム操作露光な
ど)を受ける。これにより感光体周面に露光像に対応し
た静電潜像が順次形成されていく。
【0361】その静電潜像はついで現像手段4でトナー
現像されそのトナー現像像が転写手段5により不図示の
給紙部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回
転と同期取りされて給送された転写材Pの面に順次転写
されていく。
現像されそのトナー現像像が転写手段5により不図示の
給紙部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回
転と同期取りされて給送された転写材Pの面に順次転写
されていく。
【0362】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0363】像転写後の感光体1の表面はクリーニング
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化さ
れ、更に前露光手段7により除電処理されて繰り返して
像形成に使用される。
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化さ
れ、更に前露光手段7により除電処理されて繰り返して
像形成に使用される。
【0364】感光体1の均一帯電手段2としてはコロナ
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。電子写
真装置として、上述の感光体や現像手段、クリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、帯電手
段、現像手段およびクリーニング手段の少なくとも1つ
を感光体とともに一体に支持してユニットを形成し、装
置本体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレー
ルなどの案内手段を用いて着脱自在の構成にしてもよ
い。このとき、上記の装置ユニットのほうに帯電手段お
よび/または現像手段を伴って構成してもよい。
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。電子写
真装置として、上述の感光体や現像手段、クリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、帯電手
段、現像手段およびクリーニング手段の少なくとも1つ
を感光体とともに一体に支持してユニットを形成し、装
置本体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレー
ルなどの案内手段を用いて着脱自在の構成にしてもよ
い。このとき、上記の装置ユニットのほうに帯電手段お
よび/または現像手段を伴って構成してもよい。
【0365】光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプ
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光を感光体に照射すること、あるいは、センサーで
原稿を読取り信号化し、この信号にしたがってレーザー
ビームの走査、LEDアレイの駆動、または液晶シャッ
ターアレイの駆動を行い感光体に光を照射することなど
により行われる。
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光を感光体に照射すること、あるいは、センサーで
原稿を読取り信号化し、この信号にしたがってレーザー
ビームの走査、LEDアレイの駆動、または液晶シャッ
ターアレイの駆動を行い感光体に光を照射することなど
により行われる。
【0366】ファクシミリのプリンターとして使用する
場合には、光像露光Lは受信データをプリントするため
の露光になる。図2はこの場合の1例をブロック図で示
したものである。
場合には、光像露光Lは受信データをプリントするため
の露光になる。図2はこの場合の1例をブロック図で示
したものである。
【0367】コントローラ11は画像読取部10とプリ
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部からの読取デ
ータは、送信回路13を通して相手局に送信される。相
手局から受けたデータは受信回路12を通してプリンタ
ー19に送られる。プリンタコントローラ18はプリン
ター19を制御している。14は電話である。
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部からの読取デ
ータは、送信回路13を通して相手局に送信される。相
手局から受けたデータは受信回路12を通してプリンタ
ー19に送られる。プリンタコントローラ18はプリン
ター19を制御している。14は電話である。
【0368】回線15から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路12で復調された後、CPU17は画像情報の複合処
理を行い順次画像メモリ16に格納される。そして、少
なくとも1ページの画像がメモリ16に格納されると、
そのページの画像情報を行う。CPU17は、メモリ1
6より1ページの画像情報を読み出しプリンタコントロ
ーラ18に複合化された1ページの画像情報を送出す
る。プリンタコントローラ18は、CPU17からの1
ページの画像情報を受け取るとそのページの画像情報記
録を行うべく、プリンタ19を制御する。
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路12で復調された後、CPU17は画像情報の複合処
理を行い順次画像メモリ16に格納される。そして、少
なくとも1ページの画像がメモリ16に格納されると、
そのページの画像情報を行う。CPU17は、メモリ1
6より1ページの画像情報を読み出しプリンタコントロ
ーラ18に複合化された1ページの画像情報を送出す
る。プリンタコントローラ18は、CPU17からの1
ページの画像情報を受け取るとそのページの画像情報記
録を行うべく、プリンタ19を制御する。
【0369】尚、CPU17は、プリンタ19による記
録中に、次のページの受信を行っている。
録中に、次のページの受信を行っている。
【0370】以上の様に、画像の受信と記録が行われ
る。
る。
【0371】
【実施例】実施例1 特開昭61−239248号公報(USP:4,72
8,592)に開示されている製造例に従って得られた
オキシチタニウムフタロシアニン4gをポリビニルブチ
ラール樹脂(ブチラール化度70mol%、重量平均分
子量50,000)2gをシクロヘキサノン90mlに
溶解した液とともにサンドミルで20時間分散し、塗工
液を調製した。
8,592)に開示されている製造例に従って得られた
オキシチタニウムフタロシアニン4gをポリビニルブチ
ラール樹脂(ブチラール化度70mol%、重量平均分
子量50,000)2gをシクロヘキサノン90mlに
溶解した液とともにサンドミルで20時間分散し、塗工
液を調製した。
【0372】この塗工液を希釈後、アルミシート上に、
乾燥後の膜厚が0.2μmとなるようにマイヤーバーで
塗布し電荷発生層を作製した。
乾燥後の膜厚が0.2μmとなるようにマイヤーバーで
塗布し電荷発生層を作製した。
【0373】次に、電荷輸送物質として化合物例1−
(9)5gとポリカーボネート樹脂(重量平均分子量4
0,000)5gをモノクロルベンゼン(50重量部)
−N,N−ジメチルホルムアミド(50重量部)溶液4
0gに溶解し、この液を先の電荷発生層の上にマイヤー
バーで塗布し、乾燥膜厚が15μmの電荷輸送層を設け
ることにより電子写真感光体を作製した。
(9)5gとポリカーボネート樹脂(重量平均分子量4
0,000)5gをモノクロルベンゼン(50重量部)
−N,N−ジメチルホルムアミド(50重量部)溶液4
0gに溶解し、この液を先の電荷発生層の上にマイヤー
バーで塗布し、乾燥膜厚が15μmの電荷輸送層を設け
ることにより電子写真感光体を作製した。
【0374】この様にして作製した電子写真感光体を川
口電気(株)製静電複写紙試験装置EPA−8100を
用いてスタチック方式で+6KVでコロナ帯電し、暗所
で1秒間保持したあと、照度20Luxで露光し帯電特
性を調べた。
口電気(株)製静電複写紙試験装置EPA−8100を
用いてスタチック方式で+6KVでコロナ帯電し、暗所
で1秒間保持したあと、照度20Luxで露光し帯電特
性を調べた。
【0375】帯電特性としては、表面電位(V0)と、
1秒間暗所に放置し暗減衰するのに必要な露光量(E
1/2)と100Lux・secの光量を照射した後の電
位、即ち残留電位(VR)を測定した。
1秒間暗所に放置し暗減衰するのに必要な露光量(E
1/2)と100Lux・secの光量を照射した後の電
位、即ち残留電位(VR)を測定した。
【0376】更に、繰り返し使用に対する耐久性を評価
するために先に作製した感光体を、キヤノン(株)製複
写機NPー6650の感光体ドラム用シリンダーに貼り
付けて、同機の改造機で、1,000枚複写を行い、初
期と1,000枚複写後の明部電位(VL)および暗部
電位(VD)を測定した。尚、初期のVDとVLは各々+
650V、+150Vとなるように設定した。その結果
を以下の表1に示す。
するために先に作製した感光体を、キヤノン(株)製複
写機NPー6650の感光体ドラム用シリンダーに貼り
付けて、同機の改造機で、1,000枚複写を行い、初
期と1,000枚複写後の明部電位(VL)および暗部
電位(VD)を測定した。尚、初期のVDとVLは各々+
650V、+150Vとなるように設定した。その結果
を以下の表1に示す。
【0377】
【表1】
【0378】実施例2〜10 電荷輸送物質として化合物例1−(9)の代わりに化合
物例1−(3)、1−(6)、1−(10)、1−(1
1)、1−(13)、1−(21)、1−(29)、1
−(36)および1−(43)を用いた他は実施例1と
同様の方法によって電子写真感光体を作製し、評価し
た。
物例1−(3)、1−(6)、1−(10)、1−(1
1)、1−(13)、1−(21)、1−(29)、1
−(36)および1−(43)を用いた他は実施例1と
同様の方法によって電子写真感光体を作製し、評価し
た。
【0379】結果を表2に示す。
【0380】比較例1〜6 下記化合物を電荷輸送物質として用いて同様の方法によ
って電子写真感光体を作製し、測定した。
って電子写真感光体を作製し、測定した。
【0381】結果を表3に示す。
【0382】
【外391】
【0383】
【外392】
【0384】
【表2】
【0385】
【表3】
【0386】実施例11 ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を40,0
00、シクロヘキサノンを95ml、分散時間を24時
間、電荷輸送物質を化合物例2−(4)、ポリカーボネ
ート樹脂の重量平均分子量を35,000、その使用量
を6g、および電荷輸送層用の溶剤をクロロベンゼン1
00gとした以外は実施例1と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.4μm
で、電荷輸送層の膜厚は17μmとした。
00、シクロヘキサノンを95ml、分散時間を24時
間、電荷輸送物質を化合物例2−(4)、ポリカーボネ
ート樹脂の重量平均分子量を35,000、その使用量
を6g、および電荷輸送層用の溶剤をクロロベンゼン1
00gとした以外は実施例1と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.4μm
で、電荷輸送層の膜厚は17μmとした。
【0387】得られた感光体を実施例1と同様の方法で
評価した。但し、複写は2,000枚行った。
評価した。但し、複写は2,000枚行った。
【0388】結果を表4に示す。
【0389】
【表4】
【0390】実施例12〜20および比較例7〜10 電荷輸送物質として化合物例2−(4)の代わりに化合
物例2−(1)、2−(11)、2−(12)、2−
(22)、2−(23)、2−(37)、2−(4
5)、2−(70)および2−(61)を用いた他は実
施例11と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
物例2−(1)、2−(11)、2−(12)、2−
(22)、2−(23)、2−(37)、2−(4
5)、2−(70)および2−(61)を用いた他は実
施例11と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
【0391】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し評価した。
【0392】結果を表5に示す。
【0393】
【外393】
【0394】
【表5】
【0395】
【表6】
【0396】実施例21 電荷輸送物質を化合物例3−(8)とし、ポリカーボネ
ート樹脂の重量平均分子量を80,000とした以外は
実施例11と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷輸送層の膜厚は20μmとした。
ート樹脂の重量平均分子量を80,000とした以外は
実施例11と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷輸送層の膜厚は20μmとした。
【0397】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0398】結果を表6に示す。
【0399】
【表7】
【0400】実施例22〜30、比較例11および12 電荷輸送物質として化合物3−(8)の代わりに化合物
例3−(3)、3−(15)、3−(29)、3−(3
3)、3−(45)、3−(58)、3−(60)、3
−(69)および3−(78)を用いた他は実施例21
と同様の方法によって電子写真感光体を作製し、評価し
た。
例3−(3)、3−(15)、3−(29)、3−(3
3)、3−(45)、3−(58)、3−(60)、3
−(69)および3−(78)を用いた他は実施例21
と同様の方法によって電子写真感光体を作製し、評価し
た。
【0401】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0402】結果を表7に示す。
【0403】
【外394】
【0404】
【表8】
【0405】
【表9】
【0406】実施例31 ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量80,00
0、分散時間を10時間、電荷輸送物質を化合物例4−
(4)およびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を
50,000とした以外は実施例11と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は19
μmとした。
0、分散時間を10時間、電荷輸送物質を化合物例4−
(4)およびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を
50,000とした以外は実施例11と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は19
μmとした。
【0407】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0408】結果を表8に示す。
【0409】
【表10】
【0410】実施例32〜40、比較例13および14 電荷輸送物質として化合物例4−(4)の代わりに化合
物例4−(3)、4−(8)、4−(9)、4−(1
3)、4−(18)、4−(21)、4−(27)、4
−(29)および4−(37)を用いた他は実施例31
と同様の方法によって電子写真感光体を作製し、評価し
た。
物例4−(3)、4−(8)、4−(9)、4−(1
3)、4−(18)、4−(21)、4−(27)、4
−(29)および4−(37)を用いた他は実施例31
と同様の方法によって電子写真感光体を作製し、評価し
た。
【0411】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0412】結果を表9に示す。
【0413】
【外395】
【0414】
【表11】
【0415】
【表12】
【0416】実施例41 ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を100,
000分散時間を10時間および電荷輸送物質を化合物
例5−(48)とした以外は実施例11と同様にして電
子写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は
0.2μmで、電荷輸送層の膜厚は20μmとした。
000分散時間を10時間および電荷輸送物質を化合物
例5−(48)とした以外は実施例11と同様にして電
子写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は
0.2μmで、電荷輸送層の膜厚は20μmとした。
【0417】得られた感光体を実施例11と同様の方法
で評価した。
で評価した。
【0418】結果を表10に示す。
【0419】
【表13】
【0420】実施例42〜50、比較例15および16 電荷輸送物質として化合物例5−(48)の代わりに化
合物例5−(7)、5−(12)、5−(19)、5−
(23)、5−(29)、5−(66)、5−(8
5)、5−(111)および5−(114)を用いた他
は実施例41と同様の方法によって電子写真感光体を作
製し、評価した。
合物例5−(7)、5−(12)、5−(19)、5−
(23)、5−(29)、5−(66)、5−(8
5)、5−(111)および5−(114)を用いた他
は実施例41と同様の方法によって電子写真感光体を作
製し、評価した。
【0421】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0422】結果を表11に示す。
【0423】
【外396】
【0424】
【表14】
【0425】
【表15】
【0426】実施例51 電荷輸送物質を化合物例6−(91)、その使用量を6
gおよびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を5
0,000とした以外は実施例11と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚を0.2
μm、電荷輸送層の膜厚を19μmとした。
gおよびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を5
0,000とした以外は実施例11と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚を0.2
μm、電荷輸送層の膜厚を19μmとした。
【0427】得られた感光体を実施例11と同様の方法
で評価した。
で評価した。
【0428】結果を表12に示す。
【0429】
【表16】
【0430】実施例52〜60、比較例17および18 電荷輸送物質として化合物例6−(91)の代わりに化
合物例6−(5)、6−(27)、6−(39)、6−
(49)、6−(60)、6−(65)、6−(7
0)、6−(77)および6−(82)を用いた他は実
施例51と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
合物例6−(5)、6−(27)、6−(39)、6−
(49)、6−(60)、6−(65)、6−(7
0)、6−(77)および6−(82)を用いた他は実
施例51と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
【0431】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0432】結果を表13に示す。
【0433】
【外397】
【0434】
【表17】
【0435】
【表18】
【0436】実施例61 ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を50,0
00、分散時間を20時間、電荷輸送物質を化合物7−
(3)およびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を
50,000とした以外は実施例11と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.
3μm、電荷輸送層の膜厚は18μmとした。
00、分散時間を20時間、電荷輸送物質を化合物7−
(3)およびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を
50,000とした以外は実施例11と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.
3μm、電荷輸送層の膜厚は18μmとした。
【0437】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0438】結果を表14に示す。
【0439】
【表19】
【0440】実施例62〜70、比較例19および20 電荷輸送物質として化合物例7−(3)の代わりに化合
物例7−(5)、7−(13)、7−(26)、7−
(32)、7−(48)、7−(59)、7−(6
8)、7−(78)および7−(84)を用いた他は実
施例61と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
物例7−(5)、7−(13)、7−(26)、7−
(32)、7−(48)、7−(59)、7−(6
8)、7−(78)および7−(84)を用いた他は実
施例61と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
【0441】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送化合物として用いた他は同様にして電子写真感光体
を作製し、評価した。
輸送化合物として用いた他は同様にして電子写真感光体
を作製し、評価した。
【0442】結果を表15に示す。
【0443】
【外398】
【0444】
【表20】
【0445】
【表21】
【0446】実施例71 ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を30,0
00、電荷輸送物質を化合物例8−(11)およびポリ
ビニルブチラール樹脂の重量平均分子量55,000と
した以外は実施例11と同様にして電子写真感光体を作
製した。
00、電荷輸送物質を化合物例8−(11)およびポリ
ビニルブチラール樹脂の重量平均分子量55,000と
した以外は実施例11と同様にして電子写真感光体を作
製した。
【0447】得られた感光体を実施例11と同様の方法
で評価した。
で評価した。
【0448】結果を表16に示す。
【0449】
【表22】
【0450】実施例72〜80、比較例21および22 電荷輸送物質として化合物例8−(11)の代わりに化
合物例8−(9)、8−(14)、8−(21)、8−
(26)、8−(30)、8−(61)、8−(6
3)、8−(66)および8−(69)を用いた他は実
施例71と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
合物例8−(9)、8−(14)、8−(21)、8−
(26)、8−(30)、8−(61)、8−(6
3)、8−(66)および8−(69)を用いた他は実
施例71と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
【0451】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0452】結果を表17に示す。
【0453】
【外399】
【0454】
【表23】
【0455】
【表24】
【0456】実施例81 ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を50,0
00、分散時間を20時間、電荷輸送物質を化合物例9
−(6)およびポリカーボネートの重量平均分子量を6
0,000とした以外は実施例11と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.5
μm、電荷輸送層の膜厚は19μmとした。
00、分散時間を20時間、電荷輸送物質を化合物例9
−(6)およびポリカーボネートの重量平均分子量を6
0,000とした以外は実施例11と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.5
μm、電荷輸送層の膜厚は19μmとした。
【0457】結果を表18に示す。
【0458】
【表25】
【0459】実施例82〜90、比較例23および24 電荷輸送物質として化合物例9−(6)の代わりに化合
物例9−(5)、9−(23)、9−(29)、9−
(35)、9−(57)、9−(71)、9−(7
6)、9−(85)および9−(91)を用いた他は実
施例81と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
物例9−(5)、9−(23)、9−(29)、9−
(35)、9−(57)、9−(71)、9−(7
6)、9−(85)および9−(91)を用いた他は実
施例81と同様の方法によって電子写真感光体を作製
し、評価した。
【0460】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用い、他は同様にして電子写真感光体を
作製し評価した。
輸送物質として用い、他は同様にして電子写真感光体を
作製し評価した。
【0461】結果を表19に示す。
【0462】
【外400】
【0463】
【表26】
【0464】
【表27】
【0465】実施例91 オキシチタニウムフタロアニンの使用量を6gおよび電
荷輸送物質を化合物例10−(6)とした以外は実施例
11と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
荷輸送物質を化合物例10−(6)とした以外は実施例
11と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
【0466】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0467】結果を表20に示す。
【0468】
【表28】
【0469】実施例92〜100、比較例25および2
6 電荷輸送物質として化合物例10−(6)の代わりに化
合物例10−(1)、10−(8)、10−(13)、
10−(19)、10−(27)、10−(39)、1
0−(55)、10−(73)および10−(87)を
用いた他は実施例91と同様の方法によって電子写真感
光体を作製し、評価した。
6 電荷輸送物質として化合物例10−(6)の代わりに化
合物例10−(1)、10−(8)、10−(13)、
10−(19)、10−(27)、10−(39)、1
0−(55)、10−(73)および10−(87)を
用いた他は実施例91と同様の方法によって電子写真感
光体を作製し、評価した。
【0470】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0471】結果を表21に示す。
【0472】
【外401】
【0473】
【表29】
【0474】
【表30】
【0475】実施例101 ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を80,0
00電荷輸送物質を化合物例11−(2)およびポリカ
ーボネート樹脂の重量平均分子量を50,000とした
以外は、実施例11と同様にして電子写真感光体を作製
した。但し、電荷発生層の膜厚は0.5μm、電荷輸送
層の膜厚は19μmとした。
00電荷輸送物質を化合物例11−(2)およびポリカ
ーボネート樹脂の重量平均分子量を50,000とした
以外は、実施例11と同様にして電子写真感光体を作製
した。但し、電荷発生層の膜厚は0.5μm、電荷輸送
層の膜厚は19μmとした。
【0476】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0477】結果を表22に示す。
【0478】
【表31】
【0479】実施例102〜110、比較例27および
29 電荷輸送物質として化合物例11−(2)の代わりに化
合物例11−(3)、11−(5)、11−(9)、1
1−(11)、11−(14)、11−(17)、11
−(24)、11−(27)および11−(30)を用
いた他は実施例101と同様の方法によって電子写真感
光体を作製し評価した。
29 電荷輸送物質として化合物例11−(2)の代わりに化
合物例11−(3)、11−(5)、11−(9)、1
1−(11)、11−(14)、11−(17)、11
−(24)、11−(27)および11−(30)を用
いた他は実施例101と同様の方法によって電子写真感
光体を作製し評価した。
【0480】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0481】結果を表23に示す。
【0482】
【外402】
【0483】
【表32】
【0484】
【表33】
【0485】
【0486】
【0487】
【0488】
【0489】
【0490】
【0491】
【0492】
【0493】
【0494】
【0495】実施例121 ポリビニルブチラールのブチラール化度を74mol
%、重量平均分子量を60,000電荷輸送物質を化合
物例13−(4)およびポリカーボネート樹脂の重量平
均分子量を100,000とした以外は、実施例11と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生
層の膜厚は0.2μm、電荷輸送層の膜厚は20μmと
した。
%、重量平均分子量を60,000電荷輸送物質を化合
物例13−(4)およびポリカーボネート樹脂の重量平
均分子量を100,000とした以外は、実施例11と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生
層の膜厚は0.2μm、電荷輸送層の膜厚は20μmと
した。
【0496】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0497】結果を表26に示す。
【0498】
【表37】
【0499】実施例122〜130、比較例33および
34 電荷輸送物質として化合物例13−(4)の代わりに化
合物例13−(9)、13−(11)、13−(1
5)、13−(25)、13−(50)、13−(5
2)、12−(57)、13−(61)および13−
(65)を用いた他は実施例121と同様の方法によっ
て電子写真感光体を作製し評価した。
34 電荷輸送物質として化合物例13−(4)の代わりに化
合物例13−(9)、13−(11)、13−(1
5)、13−(25)、13−(50)、13−(5
2)、12−(57)、13−(61)および13−
(65)を用いた他は実施例121と同様の方法によっ
て電子写真感光体を作製し評価した。
【0500】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0501】結果を表27に示す。
【0502】
【外404】
【0503】
【表38】
【0504】
【表39】
【0505】実施例131 電荷輸送物質を化合物例14−(28)とした以外は、
実施例11と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
実施例11と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
【0506】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0507】結果を表28に示す。
【0508】
【表40】
【0509】実施例132〜140、比較例35および
36 電荷輸送化合物として化合物例14−(28)の代わり
に化合物例14−(9)、14−(22)、14−(3
3)、14−(42)、14−(49)、14−(5
3)、14−(59)、14−(74)および14−
(89)を用いた他は実施例131と同様の方法によっ
て電子写真感光体を作製し評価した。
36 電荷輸送化合物として化合物例14−(28)の代わり
に化合物例14−(9)、14−(22)、14−(3
3)、14−(42)、14−(49)、14−(5
3)、14−(59)、14−(74)および14−
(89)を用いた他は実施例131と同様の方法によっ
て電子写真感光体を作製し評価した。
【0510】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0511】結果を表29に示す。
【0512】
【外405】
【0513】
【表41】
【0514】
【表42】
【0515】実施例141 ポリビニルブチラール樹脂のブチラール化度を68mo
l%、重量平均分子量を35,000、電荷輸送物質を
化合物例15−(8)およびポリカーボネート樹脂の重
量平均分子量を25,000とした以外は実施例11と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生
層の膜厚は0.2μm、電荷輸送層の膜厚は18μmと
した。
l%、重量平均分子量を35,000、電荷輸送物質を
化合物例15−(8)およびポリカーボネート樹脂の重
量平均分子量を25,000とした以外は実施例11と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生
層の膜厚は0.2μm、電荷輸送層の膜厚は18μmと
した。
【0516】得られた感光体を実施例11と同様にして
評価した。
評価した。
【0517】結果を表30に示す。
【0518】
【表43】
【0519】実施例142〜150、比較例37〜39 電荷輸送物質として化合物例15−(8)の代わりに化
合物例15−(2)、15−(5)、15−(16)、
15−(21)、15−(28)、15−(31)、1
5−(44)、15−(57)および15−(86)を
用いた他は実施例141と同様の方法によって電子写真
感光体を作製し評価した。
合物例15−(2)、15−(5)、15−(16)、
15−(21)、15−(28)、15−(31)、1
5−(44)、15−(57)および15−(86)を
用いた他は実施例141と同様の方法によって電子写真
感光体を作製し評価した。
【0520】また比較のために、下記比較化合物を電荷
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
輸送物質として用いた他は同様にして電子写真感光体を
作製し、評価した。
【0521】結果を表31に示す。
【0522】
【外406】
【0523】
【表44】
【0524】
【表45】
【0525】
【0526】
【0527】
【0528】
【0529】
【0530】
【0531】
【0532】
【0533】
【0534】
【0535】実施例163 アルミシート上に、N−メトキシメチル化6ナイロン樹
脂(重量平均分子量150,000)5gとアルコール
可溶性共重合ナイロン樹脂(重量平均分子量100,0
00)5gをメタノール90gに溶解した液をマイヤー
バーで塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を設け
た。次に下記式
脂(重量平均分子量150,000)5gとアルコール
可溶性共重合ナイロン樹脂(重量平均分子量100,0
00)5gをメタノール90gに溶解した液をマイヤー
バーで塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を設け
た。次に下記式
【0536】
【外408】 で示される電荷発生物質1g、ポリビニルブチラール樹
脂(ブチラール化度70%、重量平均分子量50,00
0)0.5gとジオキサン50gをボールミル分散機で
30時間分散した。この分散液を希釈後、先に製造した
下引き層の上にブレードコーティング法により塗布し、
乾燥後の膜厚が0.15μmの電荷発生層を形成した。
脂(ブチラール化度70%、重量平均分子量50,00
0)0.5gとジオキサン50gをボールミル分散機で
30時間分散した。この分散液を希釈後、先に製造した
下引き層の上にブレードコーティング法により塗布し、
乾燥後の膜厚が0.15μmの電荷発生層を形成した。
【0537】次に、電荷輸送物質として化合物例1−
(38)10gとポリメチルメタクリレート樹脂(重量
平均分子量70,000)15gをモノクロルベンゼン
100gに溶解し、先に形成した電荷発生層の上にブレ
ードコーティング法により塗布し乾燥後の膜厚が14μ
mの電荷輸送層を形成した。
(38)10gとポリメチルメタクリレート樹脂(重量
平均分子量70,000)15gをモノクロルベンゼン
100gに溶解し、先に形成した電荷発生層の上にブレ
ードコーティング法により塗布し乾燥後の膜厚が14μ
mの電荷輸送層を形成した。
【0538】このようにして作製した感光体に+6KV
のコロナ放電を行い、このときの表面電位(V0)を測
定した。更にこの感光体を1秒間暗所で放置し暗減衰し
た後の表面電位(V1)を測定した。感度はV1を1/2
に減衰するのに必要な露光量(E1/2)を測定すること
によって評価した。更に残留電位として100(μJ/
cm2)のレーザー光量を照射したときの電位を測定し
た。この際光源としてガリウム/アルミニウム/ヒ素の
三元系半導体レーザー(出力:5mW;発振波長780
nm)を用いた。
のコロナ放電を行い、このときの表面電位(V0)を測
定した。更にこの感光体を1秒間暗所で放置し暗減衰し
た後の表面電位(V1)を測定した。感度はV1を1/2
に減衰するのに必要な露光量(E1/2)を測定すること
によって評価した。更に残留電位として100(μJ/
cm2)のレーザー光量を照射したときの電位を測定し
た。この際光源としてガリウム/アルミニウム/ヒ素の
三元系半導体レーザー(出力:5mW;発振波長780
nm)を用いた。
【0539】次に、上述したものと同じ半導体レーザー
を備えた反転現像方式のデジタル複写機であるキヤノン
製NP−9330の改造機に、上記感光体を取り付けて
実際の画像形成テストを行った。一次帯電後の表面電
位;+600V、像露光後の表面電位;+100V(露
光量:2.0μJ/cm2)の設定で、初期と1000
枚複写後の文字および画像について目視にて評価した。
を備えた反転現像方式のデジタル複写機であるキヤノン
製NP−9330の改造機に、上記感光体を取り付けて
実際の画像形成テストを行った。一次帯電後の表面電
位;+600V、像露光後の表面電位;+100V(露
光量:2.0μJ/cm2)の設定で、初期と1000
枚複写後の文字および画像について目視にて評価した。
【0540】結果を表34に示す。
【0541】実施例164 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を200,000、アルコール可溶性共重合ナイロン樹
脂の重量平均分子量を80,000、メタノールを10
0g、ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を1
00,000、その使用量を0.7g、分散時間を20
時間、電荷輸送物質を化合物例2−(18)、ポリメチ
ルメタクリレート樹脂の重量平均分子量を80,000
およびその使用量を10gとした以外は実施例163と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生
層の膜厚は0.2μm、電荷輸送層の膜厚が13μmと
した。
を200,000、アルコール可溶性共重合ナイロン樹
脂の重量平均分子量を80,000、メタノールを10
0g、ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を1
00,000、その使用量を0.7g、分散時間を20
時間、電荷輸送物質を化合物例2−(18)、ポリメチ
ルメタクリレート樹脂の重量平均分子量を80,000
およびその使用量を10gとした以外は実施例163と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生
層の膜厚は0.2μm、電荷輸送層の膜厚が13μmと
した。
【0542】得られた感光体を実施例163と同様の方
法で評価した。但し、複写枚数は5000枚とした。
法で評価した。但し、複写枚数は5000枚とした。
【0543】結果を表34に示す。
【0544】実施例165 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を100,000、ポリビニルブチラール樹脂の使用量
を1g、電荷輸送物質を化合物例3−(16)およびポ
リメチルメタクリレート樹脂の重量平均分子量を40,
000とした以外は実施例164と同様にして電子写真
感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は0.5μ
m、電荷発生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚
は16μmとした。
を100,000、ポリビニルブチラール樹脂の使用量
を1g、電荷輸送物質を化合物例3−(16)およびポ
リメチルメタクリレート樹脂の重量平均分子量を40,
000とした以外は実施例164と同様にして電子写真
感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は0.5μ
m、電荷発生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚
は16μmとした。
【0545】得られた感光体の電位特性および画像をを
実施例164と同様にして評価した。但し、画像評価の
際の露光量は3.8(μJ/cm2)とした。
実施例164と同様にして評価した。但し、画像評価の
際の露光量は3.8(μJ/cm2)とした。
【0546】結果を表34に示す。
【0547】実施例166 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を100,000、ポリビニルブチラール樹脂の重量平
均分子量を150,000、電荷輸送物質を化合物例4
−(18)およびポリメチルメタクリレート樹脂の重量
平均分子量を100,000とした以外は実施例164
と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発
生層の膜厚は0.4μm、電荷輸送層の膜厚は16μm
とした。
を100,000、ポリビニルブチラール樹脂の重量平
均分子量を150,000、電荷輸送物質を化合物例4
−(18)およびポリメチルメタクリレート樹脂の重量
平均分子量を100,000とした以外は実施例164
と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発
生層の膜厚は0.4μm、電荷輸送層の膜厚は16μm
とした。
【0548】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。但し、画像評価の際の露光量を3.2(μ
J/cm2)とした。
て評価した。但し、画像評価の際の露光量を3.2(μ
J/cm2)とした。
【0549】結果を表34に示す。
【0550】実施例167 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を150,000、アルコール可溶性共重合樹脂の重量
平均分子量を100,000、ポリビニルブチラール樹
脂の重量平均分子量を80,000、その使用量を0.
4g、および電荷輸送物質を化合物例5−(61)とし
た以外は実施例163と同様にして電子写真感光体を作
製し、評価した。但し、下引き層の膜厚は0.8μm、
電荷発生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚は1
6μmとした。
を150,000、アルコール可溶性共重合樹脂の重量
平均分子量を100,000、ポリビニルブチラール樹
脂の重量平均分子量を80,000、その使用量を0.
4g、および電荷輸送物質を化合物例5−(61)とし
た以外は実施例163と同様にして電子写真感光体を作
製し、評価した。但し、下引き層の膜厚は0.8μm、
電荷発生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚は1
6μmとした。
【0551】得られた感光体を実施例166と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0552】結果を表34に示す。
【0553】実施例168 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を100,000、その使用量を3g、分散時間を10
時間および電荷輸送物質を化合物例6−(121)とし
た以外は実施例164と同様にして電子写真感光体を作
製した。但し、電荷輸送層の膜厚は18μmとした。
を100,000、その使用量を3g、分散時間を10
時間および電荷輸送物質を化合物例6−(121)とし
た以外は実施例164と同様にして電子写真感光体を作
製した。但し、電荷輸送層の膜厚は18μmとした。
【0554】得られた感光体を実施例166と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0555】結果を表34に示す。
【0556】実施例169 ポリビニルブチラール樹脂の使用量を0.5gおよび電
荷輸送物質を化合物例7−(20)とした以外は実施例
164と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、
下引き層の膜厚は0.8μm、電荷発生層の膜厚は0.
3μm、電荷輸送層の膜厚は16μmとした。
荷輸送物質を化合物例7−(20)とした以外は実施例
164と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、
下引き層の膜厚は0.8μm、電荷発生層の膜厚は0.
3μm、電荷輸送層の膜厚は16μmとした。
【0557】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。但し画像評価の際の露光量は3.9(μJ
/cm2)とし、複写枚数は2000枚とした。
て評価した。但し画像評価の際の露光量は3.9(μJ
/cm2)とし、複写枚数は2000枚とした。
【0558】結果を表34に示す。
【0559】実施例170 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を150,000、アルコール可溶性共重合ナイロン樹
脂の重量平均分子量を50,000、電荷発生物質を2
g、ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を15
0,000、分散時間を10時間、電荷輸送物質を化合
物例8−(18)およびポリメチルメタクリレート樹脂
の重量平均分子量を50,000とした以外は実施例1
64と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷輸送層の膜厚は16μmとした。
を150,000、アルコール可溶性共重合ナイロン樹
脂の重量平均分子量を50,000、電荷発生物質を2
g、ポリビニルブチラール樹脂の重量平均分子量を15
0,000、分散時間を10時間、電荷輸送物質を化合
物例8−(18)およびポリメチルメタクリレート樹脂
の重量平均分子量を50,000とした以外は実施例1
64と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷輸送層の膜厚は16μmとした。
【0560】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は3.0(μ
J/cm2)とした。
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は3.0(μ
J/cm2)とした。
【0561】結果を表34に示す。
【0562】実施例171 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を150,000および電荷輸送物質を化合物例9−
(11)とした以外は実施例164と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は0.5μ
m、電荷発生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚
は16μmとした。
を150,000および電荷輸送物質を化合物例9−
(11)とした以外は実施例164と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は0.5μ
m、電荷発生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚
は16μmとした。
【0563】得られた感光体を実施例170と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0564】結果を表34に示す。
【0565】実施例172 ポリビニルブチラールの使用量を0.4g、電荷輸送物
質を化合物例10−(89)およびポリメチルメタクリ
レート樹脂の使用量を13gとした以外は実施例164
と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発
生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚は16μm
とした。
質を化合物例10−(89)およびポリメチルメタクリ
レート樹脂の使用量を13gとした以外は実施例164
と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷発
生層の膜厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚は16μm
とした。
【0566】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は2.5(μ
J/cm2)とした。
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は2.5(μ
J/cm2)とした。
【0567】結果を表34に示す。
【0568】実施例173 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を100,000、アルコール可溶性共重合ナイロンの
重量平均分子量を50,000、その使用量を7g、ポ
リビニルブチラール樹脂の使用量を0.4g、電荷輸送
物質を化合物例11−(18)およびその使用量を13
gとした以外は実施例164と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は17μmとし
た。
を100,000、アルコール可溶性共重合ナイロンの
重量平均分子量を50,000、その使用量を7g、ポ
リビニルブチラール樹脂の使用量を0.4g、電荷輸送
物質を化合物例11−(18)およびその使用量を13
gとした以外は実施例164と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は17μmとし
た。
【0569】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は2.6(μ
J/cm2)とした。
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は2.6(μ
J/cm2)とした。
【0570】結果を表34に示す。
【0571】
【0572】
【0573】
【0574】実施例175 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を100,000、アルコール可溶性共重合ナイロン樹
脂の重量平均分子量を50,000、ポリビニルブチラ
ール樹脂の重量平均分子量を150,000、分散時間
を10時間、電荷輸送物質を化合物例13−(26)、
ポリメチルメタクリレート樹脂の重量平均分子量を5
0,000およびその使用量を15gとした以外は実施
例164と同様にして評価した。但し、電荷発生層の膜
厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚は18μmとした。
を100,000、アルコール可溶性共重合ナイロン樹
脂の重量平均分子量を50,000、ポリビニルブチラ
ール樹脂の重量平均分子量を150,000、分散時間
を10時間、電荷輸送物質を化合物例13−(26)、
ポリメチルメタクリレート樹脂の重量平均分子量を5
0,000およびその使用量を15gとした以外は実施
例164と同様にして評価した。但し、電荷発生層の膜
厚は0.3μm、電荷輸送層の膜厚は18μmとした。
【0575】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は4.5(μ
J/cm2)とした。
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は4.5(μ
J/cm2)とした。
【0576】結果を表34に示す。
【0577】実施例176 電荷輸送物質を化合物例14−(19)およびポリメチ
ルメタクリレート樹脂の使用量を12gとした以外は実
施例164と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷輸送層の膜厚は14μmとした。
ルメタクリレート樹脂の使用量を12gとした以外は実
施例164と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷輸送層の膜厚は14μmとした。
【0578】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は2.5(μ
J/cm2)とし、複写枚数は3000枚とした。
て評価した。但し、画像評価の際の露光量は2.5(μ
J/cm2)とし、複写枚数は3000枚とした。
【0579】結果を表34に示す。
【0580】実施例177 N−メトキシメチル化6ナイロン樹脂の重量平均分子量
を100,000、ポリビニルブチラール樹脂の重量平
均分子量を50,000、その使用量を0.6g、ジオ
キサンを60g、電荷輸送物質を化合物例15−(1
4)およびポリメチルメタクリレート樹脂の重量平均分
子量を60,000とした以外は実施例164と同様に
して電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜
厚は0.1μmとした。
を100,000、ポリビニルブチラール樹脂の重量平
均分子量を50,000、その使用量を0.6g、ジオ
キサンを60g、電荷輸送物質を化合物例15−(1
4)およびポリメチルメタクリレート樹脂の重量平均分
子量を60,000とした以外は実施例164と同様に
して電子写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜
厚は0.1μmとした。
【0581】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0582】結果を表34に示す。
【0583】
【0584】
【0585】
【0586】
【表49】
【0587】
【表50】
【0588】実施例179 特開昭62−67094号公報(USP:4,664,
997)に開示されている製造例に従って得られたオキ
シチタニウムフタロシアニン5gをシクロヘキサノン1
00gにポリビニルベンザール樹脂(ベンザール化度7
5mol%、重量平均分子量150,000)3gを溶
かした液に加えてボールミルで10時間分散した。この
分散液を希釈後、アルミシート上にマイヤーバーで塗布
し80℃で30分間乾燥させ0.1μmの電荷発生層を
形成した。
997)に開示されている製造例に従って得られたオキ
シチタニウムフタロシアニン5gをシクロヘキサノン1
00gにポリビニルベンザール樹脂(ベンザール化度7
5mol%、重量平均分子量150,000)3gを溶
かした液に加えてボールミルで10時間分散した。この
分散液を希釈後、アルミシート上にマイヤーバーで塗布
し80℃で30分間乾燥させ0.1μmの電荷発生層を
形成した。
【0589】次に、電荷輸送物質として化合物例1−
(40)4gとビスフェノールZ型ポリカーボーネート
樹脂(重量平均分子量35,000)5gをモノクロル
ベンゼン40gに溶解した液を先に形成した電荷発生層
の上にマイヤーバーで塗布し120℃で1時間乾燥させ
12μmの電荷輸送層を形成した。このようにして作製
した感光体を実施例163と同様な方法で評価した。
(40)4gとビスフェノールZ型ポリカーボーネート
樹脂(重量平均分子量35,000)5gをモノクロル
ベンゼン40gに溶解した液を先に形成した電荷発生層
の上にマイヤーバーで塗布し120℃で1時間乾燥させ
12μmの電荷輸送層を形成した。このようにして作製
した感光体を実施例163と同様な方法で評価した。
【0590】結果を表35に示す。
【0591】実施例180 実施例179で用いたオキシチタニウムフタロシアニン
7gをシクロヘキサノン100gにポリビニルベンザー
ル樹脂(ベンザール化度78モル%、重量平均分子量1
00,000)4gを溶かした液に加えてボールミルで
48時間分散した。この分散液を希釈後、アルミシート
上にマイヤーバーで塗布し90℃で30分間乾燥させ
0.20μmの電荷発生層を形成した。
7gをシクロヘキサノン100gにポリビニルベンザー
ル樹脂(ベンザール化度78モル%、重量平均分子量1
00,000)4gを溶かした液に加えてボールミルで
48時間分散した。この分散液を希釈後、アルミシート
上にマイヤーバーで塗布し90℃で30分間乾燥させ
0.20μmの電荷発生層を形成した。
【0592】次に、電荷輸送物質として化合物例2−
(73)の化合物5gとビスフェノールZ型ポリカーボ
ーネート樹脂(重量平均分子量100,000)5gを
クロロベンゼン80gに溶解した液を先に形成した電荷
発生層の上にマイヤーバーで塗布し、140℃で1時間
乾燥させ20μmの電荷輸送層を形成した。
(73)の化合物5gとビスフェノールZ型ポリカーボ
ーネート樹脂(重量平均分子量100,000)5gを
クロロベンゼン80gに溶解した液を先に形成した電荷
発生層の上にマイヤーバーで塗布し、140℃で1時間
乾燥させ20μmの電荷輸送層を形成した。
【0593】得られた感光体を実施例164と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0594】結果を表35に示す。
【0595】実施例181 ポリビニルベンザール樹脂の重量平均分子量を120,
000、分散時間を20時間、電荷発生層の乾燥時間を
1時間および電荷輸送物質を化合物例3−(76)とし
た以外は実施例180と同様にして電子写真感光体を作
製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.4μmとした。
000、分散時間を20時間、電荷発生層の乾燥時間を
1時間および電荷輸送物質を化合物例3−(76)とし
た以外は実施例180と同様にして電子写真感光体を作
製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.4μmとした。
【0596】得られた感光体を実施例165と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0597】結果を表35に示す。
【0598】実施例182 分散時間を20時間および電荷輸送物質を化合物例4−
(29)とした以外は実施例180と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.3
μmとした。
(29)とした以外は実施例180と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.3
μmとした。
【0599】得られた感光体を実施例166と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0600】結果を表35に示す。
【0601】実施例183 分散時間を20時間、電荷輸送物質を化合物例5−(7
3)およびポリカーボネート樹脂の使用量を3.5gと
した以外は実施例180と同様にして電子写真感光体を
作製した。
3)およびポリカーボネート樹脂の使用量を3.5gと
した以外は実施例180と同様にして電子写真感光体を
作製した。
【0602】得られた感光体を実施例167と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0603】結果を表35に示す。
【0604】実施例184 ポリビニルベンザール樹脂の重量平均分子量を800,
000、分散時間を20時間および電荷輸送物質を化合
物例6−(108)とした以外は実施例180と同様に
して電子写真感光体を作製した。
000、分散時間を20時間および電荷輸送物質を化合
物例6−(108)とした以外は実施例180と同様に
して電子写真感光体を作製した。
【0605】得られた感光体を実施例168と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0606】結果を表35に示す。
【0607】実施例185 オキシチタニウムフタロシアニンの使用量を8g、ポリ
ビニルベンザール樹脂の重量平均分子量を50,00
0、分散時間を20時間、電荷輸送物質を化合物例7−
(62)、ポリカーボネート樹脂の使用量を7gおよび
電荷輸送層の乾燥時間を30分とした以外は実施例18
0と同様にして電子写真感光体を作製した。
ビニルベンザール樹脂の重量平均分子量を50,00
0、分散時間を20時間、電荷輸送物質を化合物例7−
(62)、ポリカーボネート樹脂の使用量を7gおよび
電荷輸送層の乾燥時間を30分とした以外は実施例18
0と同様にして電子写真感光体を作製した。
【0608】得られた感光体を実施例169と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0609】結果を表35に示す。
【0610】(実施例186)電荷輸送物質を化合物例
8−(77)およびポリカーボネート樹脂の使用量を6
gとした以外は実施例180と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は19μmとし
た。
8−(77)およびポリカーボネート樹脂の使用量を6
gとした以外は実施例180と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は19μmとし
た。
【0611】得られた感光体を実施例170と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0612】結果を表35に示す。
【0613】実施例187 電荷輸送物質を化合物例9−(47)およびポリカーボ
ネート樹脂の使用量を7gとした以外は実施例180と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸送
層の膜厚は0.3μmとした。
ネート樹脂の使用量を7gとした以外は実施例180と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸送
層の膜厚は0.3μmとした。
【0614】得られた感光体を実施例171と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0615】結果を表35に示す。
【0616】実施例188 分散時間を40時間、電荷輸送物質を化合物例10−
(68)、ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を8
0,000およびその使用量を6gとした以外は実施例
180と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、
電荷発生層の膜厚は0.4μm、電荷輸送層の膜厚は1
8μmとした。
(68)、ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を8
0,000およびその使用量を6gとした以外は実施例
180と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、
電荷発生層の膜厚は0.4μm、電荷輸送層の膜厚は1
8μmとした。
【0617】得られた感光体を実施例172と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0618】結果を表35に示す。
【0619】実施例189 ポリビニルベンザール樹脂の使用量を7g、分散時間を
20時間、電荷輸送物質を化合物例11−(20)およ
びポリカーボネートの使用量を7gとした以外は実施例
180と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、
電荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
20時間、電荷輸送物質を化合物例11−(20)およ
びポリカーボネートの使用量を7gとした以外は実施例
180と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、
電荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
【0620】得られた感光体を実施例173と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0621】結果を表35に示す。
【0622】
【0623】
【0624】
【0625】実施例191 オキシチタニウムフタロシアニンの使用量を8g、ポリ
ビニルベンザール樹脂の重量平均分子量を80,00
0、電荷発生層の乾燥温度を120℃、電荷輸送物質を
化合物例13−(62)ポリカーボネート樹脂の使用量
を7gおよび電荷輸送層の乾燥時間を30分間とした以
外は実施例180と同様にして電子写真感光体を作製し
た。
ビニルベンザール樹脂の重量平均分子量を80,00
0、電荷発生層の乾燥温度を120℃、電荷輸送物質を
化合物例13−(62)ポリカーボネート樹脂の使用量
を7gおよび電荷輸送層の乾燥時間を30分間とした以
外は実施例180と同様にして電子写真感光体を作製し
た。
【0626】得られた感光体を実施例175と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0627】結果を表35に示す。
【0628】実施例192 ポリビニルベンザール樹脂の重量平均分子量500,0
00、分散時間を24時間および電荷輸送物質を化合物
例14−(73)とした以外は実施例180と同様にし
て電子写真感光体を作製した。
00、分散時間を24時間および電荷輸送物質を化合物
例14−(73)とした以外は実施例180と同様にし
て電子写真感光体を作製した。
【0629】得られた感光体を実施例176と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0630】結果を表35に示す。
【0631】実施例193 電荷輸送物質を化合物例15−(83)、ポリカーボネ
ート樹脂の重量平均分子量を50,000、電荷輸送層
用の溶剤をクロロベンゼン/N,N−ジメチルホルムア
ミド(1重量部/1重量部)70g、電荷輸送層の乾燥
温度を130℃および乾燥時間を2時間とした以外は実
施例180と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷発生層の膜厚は0.1μmとした。
ート樹脂の重量平均分子量を50,000、電荷輸送層
用の溶剤をクロロベンゼン/N,N−ジメチルホルムア
ミド(1重量部/1重量部)70g、電荷輸送層の乾燥
温度を130℃および乾燥時間を2時間とした以外は実
施例180と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷発生層の膜厚は0.1μmとした。
【0632】得られた感光体を実施例178と同様にし
て評価した結果を表35に示す。
て評価した結果を表35に示す。
【0633】
【0634】
【0635】
【0636】
【0637】
【0638】
【表51】
【0639】
【表52】
【0640】実施例195 下記式
【0641】
【外409】 で示される染料2gと電荷輸送物質として化合物例1−
(30)4gをポリカーボネート樹脂(重量平均分子量
30,000)のトルエン(70重量部)−ジオキサン
(30重量部)溶液30gに混合し、ボールミルで15
時間分散した。この分散液を110℃で1時間乾燥させ
15μmの感光層を形成した。
(30)4gをポリカーボネート樹脂(重量平均分子量
30,000)のトルエン(70重量部)−ジオキサン
(30重量部)溶液30gに混合し、ボールミルで15
時間分散した。この分散液を110℃で1時間乾燥させ
15μmの感光層を形成した。
【0642】この様にして得た感光体を実施例1と同様
にして評価した。
にして評価した。
【0643】結果を表36に示す。
【0644】
【表53】
【0645】実施例196 アルミニウム基板上にアルコール可溶性共重合ナイロン
(重量平均分子量50,000)の5%メタノール溶液
を塗布し、乾燥後の膜厚が0.5μmの下引き層を形成
した。
(重量平均分子量50,000)の5%メタノール溶液
を塗布し、乾燥後の膜厚が0.5μmの下引き層を形成
した。
【0646】次に下記式
【0647】
【外410】 で示される顔料5gをテトラヒドロフラン50ml中に
サンドミルで分散した。
サンドミルで分散した。
【0648】次いで電荷輸送物質として化合物例2−
(67)の化合物5gとポリカーボネート樹脂(重量平
均分子量50,000)7gとクロロベンゼン(70重
量部)−ジクロロメタン(30重量部)溶液50gに溶
解し、先に調製した分散液に加えサンドミルで更に25
時間分散した。
(67)の化合物5gとポリカーボネート樹脂(重量平
均分子量50,000)7gとクロロベンゼン(70重
量部)−ジクロロメタン(30重量部)溶液50gに溶
解し、先に調製した分散液に加えサンドミルで更に25
時間分散した。
【0649】この分散液を先に形成した下引き層上に乾
燥後の膜厚が18μmになるようにマイヤーバーで塗布
し乾燥した。
燥後の膜厚が18μmになるようにマイヤーバーで塗布
し乾燥した。
【0650】このようにして作製した電子写真感光体の
帯電特性を実施例11と同様の方法で評価した。
帯電特性を実施例11と同様の方法で評価した。
【0651】結果を表37に示す。
【0652】実施例197 電荷輸送物質を化合物例3−(73)とした以外は実施
例196と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、下引き層の膜厚は1.0μmとした。
例196と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、下引き層の膜厚は1.0μmとした。
【0653】得られた感光体を実施例196と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0654】結果を表37に示す。
【0655】実施例198 電荷輸送物質を化合物例4−(26)とした以外は実施
例196と同様にして電子写真感光体を作製し、評価し
た。
例196と同様にして電子写真感光体を作製し、評価し
た。
【0656】結果を表37に示す。
【0657】実施例199 アルコール可溶性共重合ナイロン樹脂の重量平均分子量
を80,000、電荷輸送物質を化合物例5−(86)
および分散時間を24時間とした以外は実施例196と
同様にして電子写真感光体を作成した。但し、下引き層
の膜厚は1.0μmとした。
を80,000、電荷輸送物質を化合物例5−(86)
および分散時間を24時間とした以外は実施例196と
同様にして電子写真感光体を作成した。但し、下引き層
の膜厚は1.0μmとした。
【0658】得られた感光体を実施例196と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0659】結果を表37に示す。
【0660】実施例200 電荷輸送物質を化合物例6−(67)とした以外は実施
例196と同様にして電子写真感光体を作製し、評価し
た。
例196と同様にして電子写真感光体を作製し、評価し
た。
【0661】結果を表37に示す。
【0662】実施例201 アルコール可溶性共重合ナイロン樹脂の重量平均分子量
を80,000,電荷輸送物質を化合物例7−(82)
および分散時間を10時間とした以外は実施例196と
同様にして電子写真感光体を作製し、評価した。
を80,000,電荷輸送物質を化合物例7−(82)
および分散時間を10時間とした以外は実施例196と
同様にして電子写真感光体を作製し、評価した。
【0663】結果を表37に示す。
【0664】実施例202 アルコール可溶性共重合ナイロン樹脂の重量平均分子量
を100,000および電荷輸送物質を化合物例8−
(81)とした以外は実施例196と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は1.0μ
mとした。
を100,000および電荷輸送物質を化合物例8−
(81)とした以外は実施例196と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は1.0μ
mとした。
【0665】得られた感光体を実施例196と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0666】結果を表37に示す。
【0667】実施例203 電荷輸送物質を化合物例9−(55)および分散時間を
48時間とした以外は実施例196と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚を0.8μ
mとした。
48時間とした以外は実施例196と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚を0.8μ
mとした。
【0668】得られた感光体を実施例196と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0669】結果を表37に示す。
【0670】実施例204 アルコール可溶性共重合ナイロン樹脂の重量平均分子量
を70,000および電化輸送物質を化合物例10−
(55)とした以外は実施例196と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は1.0μ
mとした。
を70,000および電化輸送物質を化合物例10−
(55)とした以外は実施例196と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、下引き層の膜厚は1.0μ
mとした。
【0671】得られた感光体を実施例196と同様にし
て評価した。結果を表37に示す。
て評価した。結果を表37に示す。
【0672】実施例205 電荷輸送物質を化合物例11−(35)、およびポリカ
ーボネート樹脂の使用量を10gとした以外は実施例1
96を同様にして電子写真感光体を作成し、評価した。
ーボネート樹脂の使用量を10gとした以外は実施例1
96を同様にして電子写真感光体を作成し、評価した。
【0673】結果を表37に示す。
【0674】
【0675】
【0676】実施例207 電荷輸送物質を化合物13−(67)、ポリカーボネー
ト樹脂の重量平均分子量を80,000および分散時間
を15時間とした以外は実施例196と同様にして電子
写真感光体を作製し、評価した。
ト樹脂の重量平均分子量を80,000および分散時間
を15時間とした以外は実施例196と同様にして電子
写真感光体を作製し、評価した。
【0677】結果を表37に示す。
【0678】実施例208 電荷輸送物質を化合物例14−(68)とした以外は実
施例196と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、下引き層の膜厚は1.0μmとした。
施例196と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、下引き層の膜厚は1.0μmとした。
【0679】得られた感光体を実施例196と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0680】結果を表37に示す。
【0681】実施例209 アルコール可溶性共重合ナイロン樹脂の重量平均分子量
を80,000,電荷輸送物質を化合物例15−(7
1)、ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を35,
000、その使用量を10gおよび分散時間を20時間
とした以外には実施例196と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、下引層の膜厚は1μm,感光層の
膜厚は19μmとした。
を80,000,電荷輸送物質を化合物例15−(7
1)、ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を35,
000、その使用量を10gおよび分散時間を20時間
とした以外には実施例196と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、下引層の膜厚は1μm,感光層の
膜厚は19μmとした。
【0682】得られた感光体を実施例196と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0683】結果を表37に示す。
【0684】
【表54】
【0685】実施例210 電荷輸送物質として化合物例1−(37)10gとポリ
カーボネート樹脂(重量平均分子量30,000)10
gをモノクロルベンゼン120gに溶解し、この液をア
ルミシート上にマイヤーバーで塗布し、乾燥膜厚12μ
mの電荷輸送層を形成した。
カーボネート樹脂(重量平均分子量30,000)10
gをモノクロルベンゼン120gに溶解し、この液をア
ルミシート上にマイヤーバーで塗布し、乾燥膜厚12μ
mの電荷輸送層を形成した。
【0686】次に、実施例196で用いた顔料2gを、
ブチラール樹脂(ブチラール化度75mol%)1gを
シクロヘキサノン40mlに溶解した液とともにサンド
ミルで15時間分散し、塗工液を調整した。
ブチラール樹脂(ブチラール化度75mol%)1gを
シクロヘキサノン40mlに溶解した液とともにサンド
ミルで15時間分散し、塗工液を調整した。
【0687】この塗工液を稀釈後、先の電荷輸送層の上
に乾燥後の膜厚が0.5μmとなるようにマイヤーバー
で塗布し電荷発生層を設けた。
に乾燥後の膜厚が0.5μmとなるようにマイヤーバー
で塗布し電荷発生層を設けた。
【0688】このように作製した電子写真感光体の帯電
特性を実施例1と同様にして評価した。但し、コロナ帯
電は−5KVで行った。
特性を実施例1と同様にして評価した。但し、コロナ帯
電は−5KVで行った。
【0689】結果を以下に示す。V0:−675 V
V1:−660 VE1/2:3.9 lux・sec
VR:−80 V
V1:−660 VE1/2:3.9 lux・sec
VR:−80 V
【0690】実施例211 電荷輸送物質を化合物例16−(70),ポリカーボネ
ート樹脂の使用量を9g,モノクロルベンゼンの使用量
を90g,ポリビニルブチラール樹脂のブチラール化度
を70ml%、シクロヘキサノンを45mlおよび分散
時間を20時間とした以外は実施例210と同様にして
電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は
15μm、電荷発生層の膜厚は0.4μmとした。
ート樹脂の使用量を9g,モノクロルベンゼンの使用量
を90g,ポリビニルブチラール樹脂のブチラール化度
を70ml%、シクロヘキサノンを45mlおよび分散
時間を20時間とした以外は実施例210と同様にして
電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は
15μm、電荷発生層の膜厚は0.4μmとした。
【0691】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0692】結果を以下に示す。V0:−680 V1:
−675VE1/2:3.7lux・sec VR:−60 V
−675VE1/2:3.7lux・sec VR:−60 V
【0693】実施例212 電荷輸送物質として化合物例2−(77)の化合物5g
とポリカーボネート樹脂(重量平均分子量80,00
0)5gをクロロベンゼン70gに溶解し、この液をア
ルミシート上にマイヤーバーで塗布し、乾燥膜厚が15
μmの電荷輸送層を形成した。
とポリカーボネート樹脂(重量平均分子量80,00
0)5gをクロロベンゼン70gに溶解し、この液をア
ルミシート上にマイヤーバーで塗布し、乾燥膜厚が15
μmの電荷輸送層を形成した。
【0694】次に下記式
【0695】
【外411】 で示されるジスアゾ顔料2gをポリビニルブチラール
(ブチラール化度80モル%)1.5gをシクロヘキサ
ノン50mlに溶解した液とともにサンドミルで20時
間分散し、稀釈後、先の電荷輸送層の上に乾燥後の膜厚
が0.5μmとなるようにマイヤーバーで塗布し電化発
生層を形成した。
(ブチラール化度80モル%)1.5gをシクロヘキサ
ノン50mlに溶解した液とともにサンドミルで20時
間分散し、稀釈後、先の電荷輸送層の上に乾燥後の膜厚
が0.5μmとなるようにマイヤーバーで塗布し電化発
生層を形成した。
【0696】このようにして得た電子写真感光体の帯電
特性を実施例210と同様にして評価した。
特性を実施例210と同様にして評価した。
【0697】結果を表38に示す。
【0698】実施例213 電荷輸送物質を化合物例3−(6)、ポリカーボネート
樹脂の重量平均分子量を100,000およびポリビニ
ルブチラール樹脂の使用量を1gとした以外は実施例2
12と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷輸送層の膜厚は18μmとした。
樹脂の重量平均分子量を100,000およびポリビニ
ルブチラール樹脂の使用量を1gとした以外は実施例2
12と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷輸送層の膜厚は18μmとした。
【0699】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0700】結果を表38に示す。
【0701】実施例214 電荷輸送物質を化合物例4−(33)、および分散時間
を50時間とした以外は実施例212と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.
3μmとした。
を50時間とした以外は実施例212と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷発生層の膜厚は0.
3μmとした。
【0702】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0703】結果を表38に示す。
【0704】実施例215 電荷輸送物質を化合物例5−(95)、その使用量を3
gおよびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を5
0,000とした以外は実施例212と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は20
μm、電荷発生層の膜厚は0.6μmとした。
gおよびポリカーボネート樹脂の重量平均分子量を5
0,000とした以外は実施例212と同様にして電子
写真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は20
μm、電荷発生層の膜厚は0.6μmとした。
【0705】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0706】結果を表38に示す。
【0707】実施例216 電荷輸送物質を化合物例6−(15)とした以外は実施
例212と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
例212と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷発生層の膜厚は0.3μmとした。
【0708】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0709】結果を表38に示す。
【0710】実施例217 電荷輸送物質を化合物例7−(79)、ポリカーボネー
ト樹脂の重量平均分子量を70,000およびその使用
量を6gとした以外は実施例212と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は20μ
mとした。
ト樹脂の重量平均分子量を70,000およびその使用
量を6gとした以外は実施例212と同様にして電子写
真感光体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は20μ
mとした。
【0711】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0712】結果を表38に示す。
【0713】実施例218 電荷輸送物質を化合物例8−(50)、ポリカーボネー
ト樹脂の使用量を6g、ポリビニルブチラール樹脂のブ
チラール化度を75mol%およびその使用量を0.9
gとした以外は実施例212と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は20μm、電
荷発生層の膜厚は0.4μmとした。
ト樹脂の使用量を6g、ポリビニルブチラール樹脂のブ
チラール化度を75mol%およびその使用量を0.9
gとした以外は実施例212と同様にして電子写真感光
体を作製した。但し、電荷輸送層の膜厚は20μm、電
荷発生層の膜厚は0.4μmとした。
【0714】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0715】結果を表38に示す。
【0716】実施例219 電荷輸送物質を化合物例9−(88)およびポリカーボ
ネート樹脂の重量平均分子量を100,000とした以
外は実施例212と同様にして電子写真感光体を作製し
た。但し、電化輸送層の膜厚は12μmとした。
ネート樹脂の重量平均分子量を100,000とした以
外は実施例212と同様にして電子写真感光体を作製し
た。但し、電化輸送層の膜厚は12μmとした。
【0717】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0718】結果を表38に示す。
【0719】実施例220 電荷輸送物質を化合物例10−(49)、ポリカーボネ
ート樹脂の重量平均分子量を50,000、およびポリ
ビニルブチラールの使用量を2gとした以外は実施例2
12と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷輸送層の膜厚を17μm、電荷発生層の膜厚を0.7
μmとした。
ート樹脂の重量平均分子量を50,000、およびポリ
ビニルブチラールの使用量を2gとした以外は実施例2
12と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電
荷輸送層の膜厚を17μm、電荷発生層の膜厚を0.7
μmとした。
【0720】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0721】結果を表38に示す。
【0722】実施例221 電荷輸送物質を化合物例11−(31)、ポリカーボネ
ート樹脂の重量平均分子量を50,000およびその使
用量を7gとした以外は実施例212と同様にして電子
写真感光体を作製し、評価した。
ート樹脂の重量平均分子量を50,000およびその使
用量を7gとした以外は実施例212と同様にして電子
写真感光体を作製し、評価した。
【0723】結果を表38に示す。
【0724】
【0725】
【0726】
【0727】実施例223 電荷輸送物質を化合物例13−(69)、ポリカーボネ
ート樹脂の重量平均分子量を100,000、およびジ
スアゾ顔料の使用量を3gとした以外は実施例212と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸送
層の膜厚は18μm、電荷発生層の膜厚は0.3μmと
した。
ート樹脂の重量平均分子量を100,000、およびジ
スアゾ顔料の使用量を3gとした以外は実施例212と
同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸送
層の膜厚は18μm、電荷発生層の膜厚は0.3μmと
した。
【0728】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0729】結果を表38に示す。
【0730】実施例224 電荷輸送物質を化合物例14−(75)とした以外は実
施例212と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷輸送層の膜厚は20μmとした。
施例212と同様にして電子写真感光体を作製した。但
し、電荷輸送層の膜厚は20μmとした。
【0731】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0732】結果を表38に示す。
【0733】実施例225 電荷輸送物質を化合物例15−(90)、ポリカーボネ
ート樹脂の平均分子量を35,000およびポリビニル
ブチラール樹脂使用量を1gとした以外は実施例212
と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸
送層の膜厚は0.3μmとした。
ート樹脂の平均分子量を35,000およびポリビニル
ブチラール樹脂使用量を1gとした以外は実施例212
と同様にして電子写真感光体を作製した。但し、電荷輸
送層の膜厚は0.3μmとした。
【0734】得られた感光体を実施例210と同様にし
て評価した。
て評価した。
【0735】結果を表38に示す。
【0736】
【表55】
【0737】実施例226 アルミニウム基板上にアルコール可溶性共重合ナイロン
樹脂(重量平均分子量80,000)の5%メタノール
溶液を塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を形成
した。
樹脂(重量平均分子量80,000)の5%メタノール
溶液を塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を形成
した。
【0738】次に実施例212で用いた顔料4gをテト
ラヒドロフラン45ml中にサンドミルで分散した。
ラヒドロフラン45ml中にサンドミルで分散した。
【0739】次いで電荷輸送物質として化合物例1−
(30)5gとポリカーボネート樹脂(重量平均分子量
25,000)10gをモノクロルベンゼン(60重量
部)−ジクロロメタン(16,000重量部)溶液50
gに溶解し、先に調整した分散液に加えサンドミルで更
に3時間分散した。
(30)5gとポリカーボネート樹脂(重量平均分子量
25,000)10gをモノクロルベンゼン(60重量
部)−ジクロロメタン(16,000重量部)溶液50
gに溶解し、先に調整した分散液に加えサンドミルで更
に3時間分散した。
【0740】この分散液を先に形成した下引層上に乾燥
後の膜厚が18μmになるようにマイヤーバーで塗布し
乾燥した。
後の膜厚が18μmになるようにマイヤーバーで塗布し
乾燥した。
【0741】このように作製した感光体の帯電特性を実
施例1と同様にして評価した。
施例1と同様にして評価した。
【0742】この結果を以下に示す。
【0743】V0:+693V V1:+687V
E1/2:4.2 lux・sec VR:+75V
E1/2:4.2 lux・sec VR:+75V
【0744】
【0745】
【0746】
【0747】
【0748】
【0749】
【0750】
【0751】
【0752】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高感度
であり、また繰り返し使用しても優れた電子写真特性を
有する電子写真感光体を提供することができる。
であり、また繰り返し使用しても優れた電子写真特性を
有する電子写真感光体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有する電子写真装置
の概略構成例を示す図である。
の概略構成例を示す図である。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図例を示す図である。
のブロック図例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/29 H04N 1/29 D // C07D 333/44 C07D 333/44 (31)優先権主張番号 特願平2−181627 (32)優先日 平2(1990)7月11日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−181628 (32)優先日 平2(1990)7月11日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−181629 (32)優先日 平2(1990)7月11日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−181630 (32)優先日 平2(1990)7月11日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−182687 (32)優先日 平2(1990)7月12日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−182688 (32)優先日 平2(1990)7月12日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−182689 (32)優先日 平2(1990)7月12日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−184185 (32)優先日 平2(1990)7月13日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−184186 (32)優先日 平2(1990)7月13日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−184187 (32)優先日 平2(1990)7月13日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−195053 (32)優先日 平2(1990)7月25日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−236998 (32)優先日 平2(1990)9月10日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−273584 (32)優先日 平2(1990)10月11日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 田中 孝和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大谷 典子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 永原 晋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 久巳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−152461(JP,A) 特開 平2−156247(JP,A) 特開 平1−40835(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/00 - 5/16
Claims (8)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、該感光層が、電荷発生物質および下
記式(1) 【外1】 (Aは、−1.05V以上の還元電位を有する芳香族化
合物から誘導される芳香環基を示し、R1、R2、R3、
R4およびR5は水素原子、置換基を有してもよいアルキ
ル基、置換基を有してもよいアラルキル基または置換基
を有してもよい芳香環基を示し、R1、R2、R3、R4お
よびR5は同一でも異なっていても良い。但しR4とR5
が共に水素原子である場合を除く。nは0または1の整
数を示し、mは1または2の整数を示す。)で示され
る、電子輸送能を有する電荷輸送物質を含有することを
特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項2】 前記感光層が電荷発生物質を含有する電
荷発生層および電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を有
する請求項1記載の電子写真感光体。 - 【請求項3】 前記電子写真感光体が導電性支持体、電
荷発生層および電荷輸送層をこの順に有する請求項2記
載の電子写真感光体。 - 【請求項4】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、該感光層が電荷発生物質および下記
式(2)〜(11)、(13)、(14)および(1
5)からなる群より選ばれる式で示され、電子輸送能を
有する電荷輸送物質を含有することを特徴とする電子写
真感光体。式(2) 【外2】 (式中、R2-1、R2-2、R2-3およびR2-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、 【外3】 または 【外4】 を示し、R2-1〜R2-4のうち少なくとも2つ以上は 【外5】 または 【外6】 であり、R2-5およびR2-6はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R2-7は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R2-6および
R2-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(3) 【外7】 (式中、R3-1、R3-2、R3-3およびR3-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、 【外8】 または 【外9】 を示し、R3-1〜R3-4のうち少なくとも2つ以上は 【外10】 または 【外11】 であり、R3-5およびR3-6はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R3-7はアル
キル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を
有してもよい芳香環基または置換基を有してもよい複素
環基を示し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれ
かの整数であり、R3-6およびR3-7は互いに直接、また
は飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子
を介して結合して環を形成してもよい。)式(4) 【外12】 (式中、R4-1はニトロ基を有するチオフェン環基、R
4-2およびR4-3は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有
してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアラルキ
ル基、置換基を有してもよい芳香環基、ニトロ基、シア
ノ基、 【外13】 または 【外14】 を示し、R4-2、R4-3のうち少なくとも一方は 【外15】 または 【外16】 のいずれかを示し、R4-4およびR4-5はニトロ基を有す
る芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
4-6は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、f、gは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R4-5お
よびR4-6は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)式(5) 【外17】 (式中、R5-1、R5-2、R5-3、R5-4、R5-5およびR
5-6は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい
アルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換
基を有してもよい芳香環基、 【外18】 または 【外19】 を示し、R5-1〜R5-6のうち少なくとも2つ以上は 【外20】 または 【外21】 を有し、上記式中R5-7およびR5-8はニトロ基を有する
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
5-9は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは
0、1、2、rは0、1のいずれかの整数であり、R
5-8およびR5-9は互いに直接、または飽和炭化水素、不
飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環
を形成してもよい。)式(6) 【外22】 (式中、R6-1、R6-2、R6-3、R6-4、R6-5およびR
6-6は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい
アルキル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換
基を有してもよい芳香環基、 【外23】 または 【外24】 を示し、R6-1〜R6-6のうち少なくとも2つ以上は 【外25】 または 【外26】 であり、R6-7およびR6-8はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R6-9は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R6-8および
R6-9は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(7) 【外27】 (式中、R7-1、R7-2、R7-3およびR7-4は水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、芳香環基、
−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R7-5
または 【外28】 を示し、R7-1〜R7-4のうち少なくとも2つ以上は−
(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R7-5ま
たは 【外29】 を有し、上記式中R5-5およびR7-6はニトロ基を有する
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
7-7はアルキル基、アラルキル基、芳香環基または複素
環基を示し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれ
かの整数であり、R7-5およびR7-7は互いに直接、また
は飽和炭化水素、不飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子
を介して結合して環を形成してもよい。)式(8) 【外30】 (式中、R8-1、R8-2、R8-3およびR8-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、−(CH=CH)p−NO2、−(CH=C
H)q−R8-5または 【外31】 を示し、但し、R8-1〜R8-4のうち少なくとも2つ以上
は−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R
8-5または 【外32】 を有し、上記式中R8-5およびR8-6はニトロ基を有する
芳香環基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R
8-7は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有し
てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは
0、1、2、rは0、1のいずれかの整数であり、R
8-6およびR8-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不
飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環
を形成してもよい。)式(9) 【外33】 (式中、R9-1、R9-2、R9-3およびR9-4は水素原子、
ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換
基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい
芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=C
H)g−R9-5または 【外34】 を示し、但し、R9-1〜R9-4のうち少なくとも2つ以上
は−(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)h−R
9-5または 【外35】 であり、R9-5およびR9-6はニトロ基を有する芳香環基
またはニトロ基を有する複素環基を示し、R9-7は置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置換
基を有してもよい複素環基を示し、i、fおよびgは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R9-6お
よびR9-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)式(10) 【外36】 (式中、R10-1、R10-2、R10-3およびR10-4は水素原
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=
CH)g−R10-5または 【外37】 を示し、但し、R10-1〜R10-4のうち少なくとも2つ以
上は−(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)g−
R10-5または 【外38】 であり、R10-5およびR10-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R10-7は置
換基を有するアルキル基、置換基を有するアラルキル
基、置換基を有する芳香環基または置換基を有する複素
環基を示し、i、fおよびgは1、2、hは0、1のい
ずれかの整数である。 また、R10-6およびR10-7は互いに直接、または飽和炭
化水素、不飽和炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して
結合して環を形成してもよい。)式(11) 【外39】 (式中、R11-1およびR11-2は水素原子、ハロゲン原
子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
もよいアラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基、
−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R
11-5または 【外40】 を示し、但し、R11-1、R11-2のうち少なくともいずれ
か一方は−(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)
q−R11-5または 【外41】 であり、R11-5およびR11-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R11-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、R11-6およびR
11-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化水
素、酸素原子、硫黄原子などを介して環を結合して形成
してもよく、R11-3およびR11-4はハロゲン原子、置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
ラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基、置換基を
有してもよい複素環基、ニトロ基またはシアノ基を示
し、p、qは0、1、2、rは0、1のいずれかの整数
である。)式(13) 【外42】 (式中、R13-1、R13-2、R13-3およびR13-4は水素原
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)p−NO2、−(CH=
CH)q−R13-5または 【外43】 を示し、R13-1〜R13-4のうち少なくとも2つ以上は−
(CH=CH)p−NO2、−(CH=CH)q−R13-5
または 【外44】 であり、R13-5およびR13-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R13-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、p、qは0、1、
2、rは0、1のいずれかの整数であり、R13-6および
R13-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和炭化
水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形成し
てもよい。)式(14) 【外45】 (式中、R14-1、R14-2、R14-3およびR14-4は水素原
子、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい芳香環基、−(CH=CH)f−NO2、−(CH=
CH)g−R14-5または 【外46】 を示し、R14-1〜R14-4のうち少なくとも2つ以上は−
(CH=CH)f−NO2、−(CH=CH)g−R14-5
または 【外47】 であり、R14-5およびR14-6はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R14-7は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香環基または置
換基を有してもよい複素環基を示し、k、fおよびgは
1、2、hは0、1のいずれかの整数であり、R14-6お
よびR14-7は互いに直接、または飽和炭化水素、不飽和
炭化水素、酸素原子、硫黄原子を介して結合して環を形
成してもよい。)下記式(15) 【外48】 (式中、R15-1、R15-2およびR15-3は−(CH=C
H)s−NO2、−(CH=CH)t−R15-4または 【外49】 を示し、sは0、1、t、uは0、1のいずれかの整数
であり、R15-4およびR15-5はニトロ基を有する芳香環
基またはニトロ基を有する複素環基を示し、R15-6は置
換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよい
アラルキル基、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基
または置換基を有してもよい複素環基を示し、Xは置換
基を有してもよい2価の芳香族炭化水素環基または隣接
する炭素原子と共に飽和炭化水素環を形成するのに必要
な残基を示す。) - 【請求項5】 前記感光層が電荷発生物質を含有する電
荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を有する
請求項4記載の電子写真感光体。 - 【請求項6】 前記電子写真感光体が導電性支持体、電
荷発生層および電荷輸送層をこの順に有する請求項5記
載の電子写真感光体。 - 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子
写真感光体、静電潜像形成手段、形成した静電潜像を現
像する手段および現像した像を転写材に転写する手段を
有することを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項8】 請求項4乃至6のいずれかに記載の電子
写真感光体、静電潜像形成手段、形成した静電潜像を現
像する手段および現像した像を転写材に転写する手段を
有することを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195938A JP2942015B2 (ja) | 1990-07-10 | 1991-07-10 | 電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (33)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18057990 | 1990-07-10 | ||
JP18057790 | 1990-07-10 | ||
JP18057890 | 1990-07-10 | ||
JP18162890 | 1990-07-11 | ||
JP18162990 | 1990-07-11 | ||
JP18163090 | 1990-07-11 | ||
JP18162790 | 1990-07-11 | ||
JP18268990 | 1990-07-12 | ||
JP18268790 | 1990-07-12 | ||
JP18268890 | 1990-07-12 | ||
JP18418590 | 1990-07-13 | ||
JP18418690 | 1990-07-13 | ||
JP18418790 | 1990-07-13 | ||
JP19505390 | 1990-07-25 | ||
JP23699890 | 1990-09-10 | ||
JP2-180577 | 1990-10-11 | ||
JP2-184187 | 1990-10-11 | ||
JP2-180578 | 1990-10-11 | ||
JP2-182689 | 1990-10-11 | ||
JP2-181628 | 1990-10-11 | ||
JP2-182687 | 1990-10-11 | ||
JP2-182688 | 1990-10-11 | ||
JP2-195053 | 1990-10-11 | ||
JP2-273584 | 1990-10-11 | ||
JP2-181630 | 1990-10-11 | ||
JP2-184185 | 1990-10-11 | ||
JP2-181627 | 1990-10-11 | ||
JP2-180579 | 1990-10-11 | ||
JP2-236998 | 1990-10-11 | ||
JP2-181629 | 1990-10-11 | ||
JP27358490 | 1990-10-11 | ||
JP2-184186 | 1990-10-11 | ||
JP3195938A JP2942015B2 (ja) | 1990-07-10 | 1991-07-10 | 電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643673A JPH0643673A (ja) | 1994-02-18 |
JP2942015B2 true JP2942015B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=27585970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3195938A Expired - Fee Related JP2942015B2 (ja) | 1990-07-10 | 1991-07-10 | 電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2942015B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09319104A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-12 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体 |
JP2008504370A (ja) * | 2004-06-09 | 2008-02-14 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 重合性チエノ[3,2−b]チオフェン類 |
CA2911990C (en) * | 2007-09-10 | 2018-03-20 | Boston Biomedical, Inc. | A novel group of stat3 pathway inhibitors and cancer stem cell pathway inhibitors |
WO2024202762A1 (ja) * | 2023-03-24 | 2024-10-03 | 富士フイルム株式会社 | 光電変換素子、撮像素子、光センサ、化合物 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3195938A patent/JP2942015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0643673A (ja) | 1994-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0752624B1 (en) | Electrophotographic photosensitive member | |
EP0451761B1 (en) | Organic electronic material and electrophotographic photosensitive member containing it | |
JPH11316466A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2933149B2 (ja) | 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリ | |
JP2942015B2 (ja) | 電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置 | |
JP2798201B2 (ja) | 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリ | |
JPH10104861A (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP3155856B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット | |
JPH1039521A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP3697038B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 | |
JP3155887B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JPH1048856A (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP3684044B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 | |
JPH10111577A (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2981348B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ | |
JP3684043B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 | |
JP3248627B2 (ja) | 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及び装置ユニット | |
JPH11184108A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2001066809A (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP3197117B2 (ja) | 電子写真感光体、それを有する装置ユニット及び電子写真装置 | |
JP2798200B2 (ja) | 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリ | |
JP3253169B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット | |
JP2879372B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ | |
JP2920689B2 (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ | |
JPH04182654A (ja) | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |