JP2940964B2 - テストステロン―5α―レダクターゼ阻害剤 - Google Patents
テストステロン―5α―レダクターゼ阻害剤Info
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- JP2940964B2 JP2940964B2 JP32561389A JP32561389A JP2940964B2 JP 2940964 B2 JP2940964 B2 JP 2940964B2 JP 32561389 A JP32561389 A JP 32561389A JP 32561389 A JP32561389 A JP 32561389A JP 2940964 B2 JP2940964 B2 JP 2940964B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規にして、かつ安全なるテストステロン
−5α−レダクターゼ阻害剤、および脱毛防止、発毛、
育毛などを促進する効果に優れた養毛化粧料および、座
瘡を治療する効果に優れた皮膚外用剤に関するものであ
る。
−5α−レダクターゼ阻害剤、および脱毛防止、発毛、
育毛などを促進する効果に優れた養毛化粧料および、座
瘡を治療する効果に優れた皮膚外用剤に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来より、男性型の禿頭、粗毛症、脂漏などの生理学
上の徴候は、代謝系に男性ホルモンが過剰に蓄積される
ことに起因する男性ホルモン刺激の増大に基づいている
ことが知られている。また最近、毛根、皮脂腺をはじめ
いくつかの器官において男性ホルモン活性の本体は、5
α−ジヒドロテストステロン(以下、5α−DHTと略
す。)であり、これは標的器官においてテストステロン
がテストステロン−5α−レタクターゼ(以下、レダク
ターゼと略す。)により還元されることによって生成す
ることが周知になっている。
上の徴候は、代謝系に男性ホルモンが過剰に蓄積される
ことに起因する男性ホルモン刺激の増大に基づいている
ことが知られている。また最近、毛根、皮脂腺をはじめ
いくつかの器官において男性ホルモン活性の本体は、5
α−ジヒドロテストステロン(以下、5α−DHTと略
す。)であり、これは標的器官においてテストステロン
がテストステロン−5α−レタクターゼ(以下、レダク
ターゼと略す。)により還元されることによって生成す
ることが周知になっている。
そのため、男性ホルモン刺激の増大に起因する男性型
の禿頭、粗毛症、脂漏、座瘡などの徴候は、レダクター
ゼを阻害することにより低減あるいは防止することがで
きると考えられ、レダクターゼを特異的に阻害するいく
つかの阻害剤が見出され、また合成されてきた。しか
し、今までに新規に合成された阻害剤は、ステロイド構
造あるいはステロイド類似構造を持っており、好ましく
ないホルモン様作用を多少なりとも有しているという欠
点があった。
の禿頭、粗毛症、脂漏、座瘡などの徴候は、レダクター
ゼを阻害することにより低減あるいは防止することがで
きると考えられ、レダクターゼを特異的に阻害するいく
つかの阻害剤が見出され、また合成されてきた。しか
し、今までに新規に合成された阻害剤は、ステロイド構
造あるいはステロイド類似構造を持っており、好ましく
ないホルモン様作用を多少なりとも有しているという欠
点があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者等は、上記事情に鑑み、テストステロン−5
α−レダクターゼ阻害効果に優れ、脱毛防止、発毛、育
毛、座瘡等に有効で、安全性に優れた薬剤について鋭意
検討した結果、特殊な化合物がこの課題を解決しうるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
α−レダクターゼ阻害効果に優れ、脱毛防止、発毛、育
毛、座瘡等に有効で、安全性に優れた薬剤について鋭意
検討した結果、特殊な化合物がこの課題を解決しうるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明の請求項1は、フィトキサンチン、ルビ
キサンチン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エス
カピック酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、
フェニルアセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ル
ゴシンA、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴ
シンE、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、
ロイコアントシアニンからなる群から選んだ化合物の一
種又は二種以上を含有してなるテストステロン−5α−
レダクターゼ阻害剤である。
キサンチン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エス
カピック酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、
フェニルアセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ル
ゴシンA、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴ
シンE、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、
ロイコアントシアニンからなる群から選んだ化合物の一
種又は二種以上を含有してなるテストステロン−5α−
レダクターゼ阻害剤である。
本発明の請求項2は、フィトキサンチン、ルビキサン
チン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピッ
ク酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニ
ルアセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシン
A、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシン
E、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイ
コアントシアニンからなる群から選んだ化合物の一種又
は二種以上を含有してなる頭部化粧料である。
チン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピッ
ク酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニ
ルアセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシン
A、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシン
E、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイ
コアントシアニンからなる群から選んだ化合物の一種又
は二種以上を含有してなる頭部化粧料である。
本発明の請求項3は、フィトキサンチン、ルビキサン
チン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピッ
ク酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニ
ルアセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシン
A、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシン
E、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイ
コアントシアニンからなる群から選んだ化合物の一種又
は二種以上を含有してなる皮膚外用剤である。
チン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピッ
ク酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニ
ルアセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシン
A、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシン
E、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイ
コアントシアニンからなる群から選んだ化合物の一種又
は二種以上を含有してなる皮膚外用剤である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いるフィトキサンチン、ルビキサンチン、
リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピック酸配
糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニルアセ
トアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシンA、ル
ゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシンE、ルゴ
シンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイコアント
シアニンは天然品と合成品があるが、好ましくは天然品
である。フェニルアセトアルデヒド、インドール−3−
酢酸等は合成により製造される。また、柑橘類、バラ科
植物等より抽出、分画によっても得られる。また、フィ
トキサンチン、ルビキサンチン、リコペン、イソクェル
シトリン、28−エスカピック酸配糖体、トルメンチン
酸、アルジュニン酸、ルゴシンA、ルゴシンB、ルゴシ
ンC、ルゴシンD、ルゴシンE、ルゴシンF、ルゴシン
G、プラエコキシンA、ロイコアントシアニン等はバラ
科植物の溶媒抽出物よりカラムクロマト等の分離手段に
より分離分画される。
リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピック酸配
糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニルアセ
トアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシンA、ル
ゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシンE、ルゴ
シンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイコアント
シアニンは天然品と合成品があるが、好ましくは天然品
である。フェニルアセトアルデヒド、インドール−3−
酢酸等は合成により製造される。また、柑橘類、バラ科
植物等より抽出、分画によっても得られる。また、フィ
トキサンチン、ルビキサンチン、リコペン、イソクェル
シトリン、28−エスカピック酸配糖体、トルメンチン
酸、アルジュニン酸、ルゴシンA、ルゴシンB、ルゴシ
ンC、ルゴシンD、ルゴシンE、ルゴシンF、ルゴシン
G、プラエコキシンA、ロイコアントシアニン等はバラ
科植物の溶媒抽出物よりカラムクロマト等の分離手段に
より分離分画される。
本発明における化合物の配合量は、頭部化粧料全量中
および皮膚外用剤全量中乾燥物として0.005〜10重量
%、好ましくは0.01〜5重量%である。0.005重量%未
満であると、本発明でいう効果が十分に発揮されず、好
ましくない。
および皮膚外用剤全量中乾燥物として0.005〜10重量
%、好ましくは0.01〜5重量%である。0.005重量%未
満であると、本発明でいう効果が十分に発揮されず、好
ましくない。
本発明の5−α−レダクターゼ阻害剤は養毛化粧料や
皮膚外用剤として用いられ、前記必須成分に加えて必要
に応じて、通常養毛化粧料や皮膚外用剤に用いられる汎
用成分、例えばビタミンB6、ビタミンE及びその誘導
体、ビオチン等のビタミン類、パントテン酸及びその誘
導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、ニコチン酸ベ
ンジル等のニコチン酸エステル類、サイクロスポリン
類、塩化カロプロニウム、セファランチン、オキセンド
ロン、ジアゾキシド、ミノキシジル、エチニルエストラ
ジオール等の発毛剤又は発毛助剤、ヒノキチオール、ヘ
キサクロロフェン、フェルノール、ベンザルコニウムク
ロリド、セチルピリジニウムクロリド、ウンデシレン
酸、トリクロロカルバニリド及びビチオノール等の抗菌
剤、メントール等の清涼剤、サリチル酸、亜鉛及びその
誘導体、乳酸及びそのアルキルエステル等の薬剤、クエ
ン酸等の有機酸類、アルギニン等のアミン類、スクワラ
ン、流動パラフィン、イソプロピルミリステート、高級
脂肪酸、高級アルコール等の油分、グリセリン、プロピ
レングリコール等の多価アルコール、水性成分、保湿
剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、色剤、薬剤等
を配合することができる。
皮膚外用剤として用いられ、前記必須成分に加えて必要
に応じて、通常養毛化粧料や皮膚外用剤に用いられる汎
用成分、例えばビタミンB6、ビタミンE及びその誘導
体、ビオチン等のビタミン類、パントテン酸及びその誘
導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、ニコチン酸ベ
ンジル等のニコチン酸エステル類、サイクロスポリン
類、塩化カロプロニウム、セファランチン、オキセンド
ロン、ジアゾキシド、ミノキシジル、エチニルエストラ
ジオール等の発毛剤又は発毛助剤、ヒノキチオール、ヘ
キサクロロフェン、フェルノール、ベンザルコニウムク
ロリド、セチルピリジニウムクロリド、ウンデシレン
酸、トリクロロカルバニリド及びビチオノール等の抗菌
剤、メントール等の清涼剤、サリチル酸、亜鉛及びその
誘導体、乳酸及びそのアルキルエステル等の薬剤、クエ
ン酸等の有機酸類、アルギニン等のアミン類、スクワラ
ン、流動パラフィン、イソプロピルミリステート、高級
脂肪酸、高級アルコール等の油分、グリセリン、プロピ
レングリコール等の多価アルコール、水性成分、保湿
剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、色剤、薬剤等
を配合することができる。
また本発明の5−α−レタクターゼ阻害剤、養毛化粧
料または化粧料は、液状、乳液、軟膏、クリーム、化粧
水ゲル、エアゾール等その剤型は任意であり、外皮に適
用できる剤型のものであればいずれでもよく、例えばク
リーム、化粧水、トニック、ヘアークリーム、ムース、
シャンプー、リンス、コンディショナー、スカルプトリ
ートエント等の剤型をとることができる。
料または化粧料は、液状、乳液、軟膏、クリーム、化粧
水ゲル、エアゾール等その剤型は任意であり、外皮に適
用できる剤型のものであればいずれでもよく、例えばク
リーム、化粧水、トニック、ヘアークリーム、ムース、
シャンプー、リンス、コンディショナー、スカルプトリ
ートエント等の剤型をとることができる。
[実施例] 次に、実施例により本発明について詳細に説明する。
本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は
重量%である。
本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は
重量%である。
5αレタクターゼ阻害効果測定法 高安らの方法(S.Takayasu,K.Adachi,J.Clin.Endocri
nol.Metab.,34,1098−1101(1972))に従い、人毛根を
用い、テストステロンが5α−DHTに還元される量を測
定し、各化合物によるレダクターゼ阻害作用を検討し、
結果を表1に示した。
nol.Metab.,34,1098−1101(1972))に従い、人毛根を
用い、テストステロンが5α−DHTに還元される量を測
定し、各化合物によるレダクターゼ阻害作用を検討し、
結果を表1に示した。
前記表1において、人毛根皮脂線における5αレタク
ターゼ阻害に対し、フィトキサンチン、ルビキサンチ
ン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピック
酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニル
アセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシン
A、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシン
E、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイ
コアントシアニンからなる群から選ばれる化合物にはレ
ダクターゼ阻害効果が明らかに認められた。
ターゼ阻害に対し、フィトキサンチン、ルビキサンチ
ン、リコペン、イソクェルシトリン、28−エスカピック
酸配糖体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニル
アセトアルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシン
A、ルゴシンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシン
E、ルゴシンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイ
コアントシアニンからなる群から選ばれる化合物にはレ
ダクターゼ阻害効果が明らかに認められた。
育毛効果の測定法(マウスでの育毛効果測定) 雄のC3Hマウス(生後60日)を用い、小川らの方法(N
ormal and abnormal Epidermal Differentiation)M.Se
iji and I.A.Bernstein編集東大出版会に従い実験を行
なった。マウスの背部毛を約2×4cmの大きさに剃り、
翌日より1日1回ずつ連日サンプル塗布を行ない、毛再
生が始まった部分の面積比の変化を求め、毛再生の早さ
の比較を行なった。サンプルは各化合物を75%エタノー
ルに撹拌溶解し、場合によってはこれに界面活性剤を添
加、溶解しサンプルとした。試験には対照として75%エ
タノールを用いた。各試料ともマウス10匹ずつを用い、
その変化率の平均値を求めた。30日後毛再生面積の結果
を百分率にて表−2に示した。
ormal and abnormal Epidermal Differentiation)M.Se
iji and I.A.Bernstein編集東大出版会に従い実験を行
なった。マウスの背部毛を約2×4cmの大きさに剃り、
翌日より1日1回ずつ連日サンプル塗布を行ない、毛再
生が始まった部分の面積比の変化を求め、毛再生の早さ
の比較を行なった。サンプルは各化合物を75%エタノー
ルに撹拌溶解し、場合によってはこれに界面活性剤を添
加、溶解しサンプルとした。試験には対照として75%エ
タノールを用いた。各試料ともマウス10匹ずつを用い、
その変化率の平均値を求めた。30日後毛再生面積の結果
を百分率にて表−2に示した。
比較例 1 (1)75%エタノール 100 実施例 1 (1)インドール−3−酢酸 1 (2)75%エタノール 残余 実施例 2 (1)フェニルアセトアルデヒド 1 (2)75%エタノール 残余 実施例 3 (1)ルゴシンA 0.5 (2)ルゴシンF 0.5 (3)75%エタノール 残余 実施例 4 (1)ロイコアントシアニン 0.01 (2)ルゴシンD 0.9 (3)フィトキサンチン 0.01 (4)ルビキサンチン 0.01 (5)リコベン 0.02 (6)イソケルシトリン 0.01 (7)界面活性剤 0.04 (8)75%エタノール 残余 実施例 5 (1)28−エスカピック酸配糖体 0.1 (2)28−トルメンチン酸配糖体 0.1 (3)28−アルジュニン酸配糖体 0.1 (4)インドール−3−酢酸 0.3 (5)プラエコキシンA 0.1 (6)界面活性剤 0.3 (2)75%エタノール 残余 表−2から明らかなように各実施例において毛の再生
に対する効果が認められた。
に対する効果が認められた。
実施例 6 ヘアートニック (1)インドール−3−酢酸 0.5 (2)ルゴシンG 1.0 (3)28−エスカピック酸配糖体 0.5 (4)ビタミンE 0.01 (5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 (6)プロピレングリコール 5.0 (7)ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 (8)75%エタノール 残余 実施例 7 ヘアートニック (1)インドール−3−酢酸 1.0 (2)ニコチン酸ベンジル 0.01 (3)サリチル酸 0.1 (4)ビタミンE 0.01 (5)塩化カロプロニウム 0.01 (6)エチニルエストラジオール 0.01 (7)グリチルレチン酸 0.01 (8)センブリエキス 0.01 (5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 (6)プロピレングリコール 5.0 (7)ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 (8)75%エタノール 残余 実施例6および実施例7に示す組成のトニックを調整
して実使用にて脱毛、抜毛等の症状に対する効果を検討
した。有効なものであった。
して実使用にて脱毛、抜毛等の症状に対する効果を検討
した。有効なものであった。
また、本発明による皮膚外用剤および抗アクネ剤は下
記に記載した実施例に示した処方にてニキビの予防、治
療および処置に有効に働いた。
記に記載した実施例に示した処方にてニキビの予防、治
療および処置に有効に働いた。
実施例 8 化粧水 ソルビトール(70%) 3.0 グリセリン 5.0 ベルベリン 0.02 水 70.8 アラントイン 0.1 インドール−3−酢酸 0.5 ポリオキシエチレン(100モル付加)硬化ヒマシ油誘導
体 0.5 エタノール 20.0 香料 適量 実施例 9 化粧水 ソルビトール(70%) 3.0 グリセリン 5.0 ベルベリン 0.02 水 70.8 アラントイン 0.1 ルゴシンE 0.5 イソケルシトリン 0.2 ロイコアントシアニン 0.01 ポリオキシエチレン(80モル付加)硬化ヒマシ油誘導体
0.5 エタノール 20.0 香料 適量 実施例 10 クリーム ミツロウ 10.0 パラフィンワックス 6.0 ラノリン 3.0 イソプロピルミリステート 6.0 スクワラン 8.0 流動パラフィン 25.0 インドール−3−酢酸 0.5 ルゴシンD 0.5 イオウ 2.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 1.7 ソルビタンモノステアレート 4.2 防腐剤 適量 プロピレングリコール 2.0 ホウ砂 0.7 精製水 残余 実施例 11 クリーム ミツロウ 10.0 パラフィンワックス 6.0 ラノリン 3.0 イソプロピルミリステート 6.0 スクワラン 8.0 流動パラフィン 25.0 ルゴシンA 0.5 フィトキサンチン 0.01 イオウ 2.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 1.7 ソルビタンモノステアレート 4.2 防腐剤 適量 プロピレングリコール 2.0 ホウ砂 0.7 精製水 残余 実施例 12 軟膏 固体パラフィン 10.0 ビースワックス 10.0 スクワラン 10.0 インドール−3−酢酸 1.0 イオウ 2.0 香料 適量 ワリセン 66.0 実施例で得られた化粧用クリームのニキビに対する効
果を次の通り試験した。尚、対照は比較例2を使用し
た。
体 0.5 エタノール 20.0 香料 適量 実施例 9 化粧水 ソルビトール(70%) 3.0 グリセリン 5.0 ベルベリン 0.02 水 70.8 アラントイン 0.1 ルゴシンE 0.5 イソケルシトリン 0.2 ロイコアントシアニン 0.01 ポリオキシエチレン(80モル付加)硬化ヒマシ油誘導体
0.5 エタノール 20.0 香料 適量 実施例 10 クリーム ミツロウ 10.0 パラフィンワックス 6.0 ラノリン 3.0 イソプロピルミリステート 6.0 スクワラン 8.0 流動パラフィン 25.0 インドール−3−酢酸 0.5 ルゴシンD 0.5 イオウ 2.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 1.7 ソルビタンモノステアレート 4.2 防腐剤 適量 プロピレングリコール 2.0 ホウ砂 0.7 精製水 残余 実施例 11 クリーム ミツロウ 10.0 パラフィンワックス 6.0 ラノリン 3.0 イソプロピルミリステート 6.0 スクワラン 8.0 流動パラフィン 25.0 ルゴシンA 0.5 フィトキサンチン 0.01 イオウ 2.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 1.7 ソルビタンモノステアレート 4.2 防腐剤 適量 プロピレングリコール 2.0 ホウ砂 0.7 精製水 残余 実施例 12 軟膏 固体パラフィン 10.0 ビースワックス 10.0 スクワラン 10.0 インドール−3−酢酸 1.0 イオウ 2.0 香料 適量 ワリセン 66.0 実施例で得られた化粧用クリームのニキビに対する効
果を次の通り試験した。尚、対照は比較例2を使用し
た。
比較例 2 クリーム ミツロウ 10.0 パラフィンワックス 6.0 ラノリン 3.0 イソプロピルミリステート 6.0 スクワラン 8.0 流動パラフィン 25.0 イオウ 2.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 1.7 ソルビタンモノステアレート 4.2 防腐剤 適量 プロピレングリコール 2.0 ホウ砂 0.7 精製水 残余 (被験者) 各被験者に試験試料を塗布し、使用前後で比較し、下
記判定にて効果を検定した。ニキビのある男子60名女子
40名で年齢は15〜35才とした。
記判定にて効果を検定した。ニキビのある男子60名女子
40名で年齢は15〜35才とした。
(テスト方法) 被験者に毎日2回、洗顔後にクリームを少量塗り、2
週間後にその症状改善効果を評価した。
週間後にその症状改善効果を評価した。
(評価) 各症状の程度を次の4つに区分した。
全治;全部症状が無くなった。
著効;著しく効果がある。
有効;全て軽くなる。
無効;使用前後で変化無し。
結果を第4表に示す。
第4表の結果から明らかなごとく、本発明の成分含有
化粧料組成物はニキビの改善にすぐれた効果を発揮し
た。
化粧料組成物はニキビの改善にすぐれた効果を発揮し
た。
[発明の効果] 本発明は、新規にして、かつ安全なるテストステロン
−5α−レダクターゼ阻害剤、および脱毛防止、発毛、
育毛などを促進する効果に優れた養毛化粧料および、座
瘡を治療する効果に優れた皮膚外用剤に関するものであ
る。
−5α−レダクターゼ阻害剤、および脱毛防止、発毛、
育毛などを促進する効果に優れた養毛化粧料および、座
瘡を治療する効果に優れた皮膚外用剤に関するものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/00 617 A61K 31/00 617H 643 643 31/05 31/05 31/11 31/11 31/40 607 31/40 607 31/70 613 31/70 613 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/00,45/00 A61K 7/00,7/06 CA(STN) MEDLINE(STN)
Claims (3)
- 【請求項1】フィトキサンチン、ルビキサンチン、リコ
ペン、イソクェルシトリン、28−エスカピック酸配糖
体、トルメンチン酸、アルジェニン酸、フェニルアセト
アルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシンA、ルゴ
シンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシンE、ルゴシ
ンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイコアントシ
アニンからなる群から選んだ化合物の一種又は二種以上
を含有してなるテストステロン−5α−レダクターゼ阻
害剤。 - 【請求項2】フィトキサンチン、ルビキサンチン、リコ
ペン、イソクェルシトリン、28−エスカピック酸配糖
体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニルアセト
アルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシンA、ルゴ
シンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシンE、ルゴシ
ンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイコアントシ
アニンからなる群から選んだ化合物の一種又は二種以上
を含有してなる頭部化粧料。 - 【請求項3】フィトキサンチン、ルビキサンチン、リコ
ペン、イソクェルシトリン、28−エスカピック酸配糖
体、トルメンチン酸、アルジュニン酸、フェニルアセト
アルデヒド、インドール−3−酢酸、ルゴシンA、ルゴ
シンB、ルゴシンC、ルゴシンD、ルゴシンE、ルゴシ
ンF、ルゴシンG、プラエコキシンA、ロイコアントシ
アニンからなる群から選んだ化合物の一種又は二種以上
を含有してなる皮膚外用剤。
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