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JP2836948B2 - ジッパー付直立袋の製造とこれに対する自動充填方法 - Google Patents

ジッパー付直立袋の製造とこれに対する自動充填方法

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Publication number
JP2836948B2
JP2836948B2 JP2301418A JP30141890A JP2836948B2 JP 2836948 B2 JP2836948 B2 JP 2836948B2 JP 2301418 A JP2301418 A JP 2301418A JP 30141890 A JP30141890 A JP 30141890A JP 2836948 B2 JP2836948 B2 JP 2836948B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bag
body film
zipper
cut
bag body
Prior art date
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Application number
JP2301418A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04173510A (ja
Inventor
宏道 稲垣
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NIPPON TOTSUKYO KANRI KK
Original Assignee
NIPPON TOTSUKYO KANRI KK
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Publication date
Application filed by NIPPON TOTSUKYO KANRI KK filed Critical NIPPON TOTSUKYO KANRI KK
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  • Bag Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、底に逆V字状の折り込み部を形成すると共
に口側にジッパーを取り付けた直立袋(自立袋)の製造
とこれに対する自動充填方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来におけるジッパー付直立袋の製造とこれに対する
自動充填方法は、先に袋本体フィルムの口部内にジッパ
ーテープを挿入してシールしておき、このジッパーテー
プ側を下に位置させ、上部に開口した底側から内容物を
充填したり(公知例1)、一旦ジッパーテープを口部内
に取り付けて三方シールを行った袋において、ジッパー
を無理に開いて内容物を充填し、次にジッパーを閉じ、
更にこの上部をトップシールするという方法がとられて
いる(公知例2)。その後に逆V字状の折り込みテープ
を挿入し、袋の底をシールして閉じるという方法であ
る。
〔従来技術に求められる課題〕
このため、次のような問題がある。
a.公知例1の場合、自動充填時において、この充填口と
なる底側は大きく開くが、ジッパーテープ側は偏平にシ
ールされているため、袋の断面は丁度V字状になる。こ
のため、内容物の量が多く入らない。
b.底側が狭いために充填速度を上げると内容物が飛散し
たり跳ね返ってしまう。このため、充填速度を遅くしな
ければならず、生産性が悪い。
c.充填口側(底側)を内容物が充填されたあとでシール
するため、本体フィルムは複雑に変形し、この状態で折
り込みと底シールを行うことから、このシール部分にピ
ンホール等が発生しやすいと共に皺が残り、見栄えがよ
くない。
d.公知例2の場合、ジッパー付袋を製袋した後で一袋ご
とに充填するため、ジッパーを一旦機械力で無理に開放
し、充填後に再び閉じることが必要になる。このため、
ジッパーを損傷することが多く、ジッパーの性能(密封
性)と耐久性を損ねる。
本発明の目的は、内容物の量が多く入り、充填速度を
高めることができると共に耐久性に優れた見栄えのよう
ジッパー付直立袋の製造とこれに対する自動充填方法を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
課題を解決するために提案される本発明の構成は以下
のとおりである。
底部に逆V字状の折り込みを形成し、上部を開放した
袋本体フィルムを水平に移動させる、 上記移動過程において、袋本体フィルムの下部から上
方に向け、かつ上部に未シール部分を残してサイドシー
ルを行う、 上記サイドルールを行った中間に、下端からサイドシ
ールの上端に至らない範囲でサイドカットを行う、 上記サイドシールで区画された区間の上部を開口し、
ここから内容物を充填する、 上記内容物を充填した袋本体フィルムの開口部内に、
咬合された状態のジッパーを水平に挿入し、このジッパ
ーを袋本体フィルムの内側に夫々シールすると共に袋本
体フィルムの上端開口部を水平方向にトップシールす
る、 上記サイドシールの上方に残った未シール部分をサイ
ドシールに合わせてすべてシールする、 サイドカットに合わせて、このサイドカットの延長線
方向をカットして袋を個分けする、 工程からジッパー付直立袋の製造とこれに対する自動
充填方法。
なお袋本体フィルムは、1枚のフィルムの中間をW状
に折り込んで底を形成してもよいし、表と裏の2枚フィ
ルムと、この下端に挿入されたV字状の折り込みテープ
とで構成してもよい。
次に、サイドカットを行う際に、その上端にホールパ
ンチを形成し、このホールパンチで残りのカットを行う
際にカット位置を合致させることにより、カットズレを
吸収してバリが残らない、又は袋がつながって離れない
等の問題が発生するのを防止できる。
〔実施例〕
第1図に本発明を実施した自動製袋及び自動充填機を
示す。
ロール1から送り出された本体フィルム2は、本体フ
ィルム2の中心線の左右対象位置にホールパンチング機
3によりホールパンチ4される。
このホールパンチ4された本体フィルム2は、折り込
み機5により中心線が逆V字状に折り込まれると共に両
サイドが引き寄せられて2つ折りの表2aと裏2b、底2cが
形成される。
次に、本体フィルム2は水平方向に移動し、下端から
一定の高さまで第1サイドシーラー6によりサイドシー
ル7が行われる。
次に、このサイドシール7の上部中にホールパンチン
グ機8によりホールパンチ9があけられる。
次に、サイドシール7の中央は第1サイドカッティン
グ機10により前記ホールパンチ9までサイドカット11さ
れる。この状況は第2、3、4図に示されている。
次にサイドシール7とサイドカット11された本体フィ
ルム2は、吸盤12により開口部が開かれ、ここにホッパ
ー13が近づき内容物が充填される。この状況は第5、6
図に示されている。
次に、内容物の充填された本体フィルム2の開口部内
には雄雌を咬合させたジッパーテープ14が水平に挿入さ
れ(第7図)、次にトップシーラー15によりトップシー
ル16とジッパーテープ14のシールが同時に行われる(第
8図)。
次に第2サイドシーラー17がサイドシール7の上方を
上端までシールして密閉する(第9図矢印a部分)。次
に第2サイドカッティング機18がカイドカット11の延長
線上を上端までカットし、切り離す(第9図矢印b部
分)。
このようにして製造された充填済直立袋の外観は第10
図に示すとおりである。第11図はホールパンチ4を介し
て表フィルム2aと裏フィルム2bをシールすることにより
底2cが開かないように工夫した実施例である。
〔本発明の効果〕
本発明は以上の如き方法によりジッパー付直立袋を製
造し、かつ内容物を充填するため、次の如き効果を期待
できる。
a.折り込みの入った袋の底側が下に位置し、ジッパー付
口側が上に位置すると共に吸盤で袋の口を開いた際、袋
の外側(下半)のサイドはすでにサイドカットされてい
ることから、袋は円筒状にスムーズに開き、従来のよう
に断面V字状ではなくなる。
この結果、袋の内部空間は大きくなり、内容物を多く
充填することができると共に充填速度を速めても空間が
大きいため飛散、跳ね返りがない。
b.サイドカットの効果により、内容物を充填した後の袋
の形状はひと袋ごと自由になり、トップシール時に所謂
ツッパリ等が生じないことから、トップシール、ジッパ
ーテープのシールを完全に行うことができる。
この結果、ピンホールが発生したり、袋に皺が残った
りしない。
c.自動充填に際し、ジッパーは咬合させた状態で一度も
開くことがないので、従来のように損傷することがな
い。よって、密封性と耐久性に富んだジッパー付袋を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したジッパー付直立袋の製造とこ
れに対する自動充填機の説明図、第2図はサイドシール
及びカットの説明図、第3図はA−A′線断面図、第4
図はB−B′線断面図、第5、6図は充填時の説明図、
第7図はジッパーテープを挿入した状態の説明図、第8
図はトップシール、ジッパーテープのシールを行った状
態の説明図、第9図はトップ側のシールと一袋ごとカッ
トした状態の説明図、第10図は内容物を充填したジッパ
ー付直立袋の斜視図、第11図は第10図矢印c部分の斜視
図である。 1……ロール、2……袋本体フィルム 3……ホールパンチング機、4……ホールパンチ 5……折り込み、6……第1サイドシーラー 7……サイドシール、8……ホールパンチング機 9……ホールパンチ 10……第1サイドカッティング機 11……サイドカット、12……吸盤 13……ホッパー、14……ジッパーテープ 15……トップシーラー、16……トップシール 17……第2サイドシーラー 18……第2サイドカッティング機

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に逆V字状の折り込みを形成し、上部
    を開放した袋本体フィルムを水平に移動させる、 上記移動過程において、袋本体フィルムの下部から上方
    に向け、かつ上部に未シール部分を残してサイドシール
    を行う、 上記サイドルールを行った中間に、下端からサイドシー
    ルの上端に至らない範囲でサイドカットを行う、 上記サイドシールで区画された区間の上部を開口し、こ
    こから内容物を充填する、 上記内容物を充填した袋本体フィルムの開口部内に、咬
    合された状態のジッパーテープを水平に挿入し、このジ
    ッパーテープを袋本体フィルムの内側に夫々シールする
    と共に袋本体フィルムの上端開口部を水平方向にトップ
    シールする、 上記サイドシールの上方に残った未シール部分をサイド
    シールに合わせてすべてシールする、 サイドカットに合わせて、このサイドカットの延長線方
    向をカットして袋を個分けする、 工程から成るジッパー付直立袋の製造とこれに対する自
    動充填方法。
  2. 【請求項2】袋本体フィルムは、1枚のフィルムの中間
    をW状に折り込んで底を形成した構造から成る請求項1
    記載のジッパー付き袋の製造とこれに対する自動充填方
    法。
  3. 【請求項3】袋本体フィルムは、表と裏の2枚のフィル
    ムと、下端に挿入された逆V字状の送り込みテープとか
    ら成る構成の請求項1記載のジッパー付直立袋の製造と
    これに対する自動充填方法。
  4. 【請求項4】サイドカットを行う際に、その上端にホー
    ルパンチを形成し、残りのカットを行う際に、ホールパ
    ンチでカット位置を合致させることにより、カットズレ
    を吸収してバリが残らない、又は袋がつながって離れな
    い等の問題を無くした請求項1記載のジッパー付直立袋
    の製造とこれに対する自動充填方法。
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JP5859482B2 (ja) * 2013-05-21 2016-02-10 株式会社フジキカイ 横形製袋充填機
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