JP2827871B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JP2827871B2 JP2827871B2 JP5340032A JP34003293A JP2827871B2 JP 2827871 B2 JP2827871 B2 JP 2827871B2 JP 5340032 A JP5340032 A JP 5340032A JP 34003293 A JP34003293 A JP 34003293A JP 2827871 B2 JP2827871 B2 JP 2827871B2
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- mounting plate
- housing
- plate
- fitting
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
気回路板に設けられた複数の取付孔に、複数本の端子ピ
ンを挿入して取り付ける形式のコネクタに関する。
た複数のターミナルに配線ケーブルを接続するタイプの
コネクタが知られている。この種のコネクタでは、ハウ
ジングの一面に先端部を直角に折り曲げた複数の端子ピ
ンが突設されており、この端子ピンをターミナルの挿入
孔に挿入して取り付けられる。この取付作業は、複数本
の端子ピンをほぼ同時に小さな孔からなる挿入孔へ挿入
して行われるため、一部の端子ピンの先端が所定の位置
からずれていると挿入することができないなど、その取
付作業が面倒なものとなる。特にこの種のコネクタの端
子ピンは曲り易い金属の細棒や薄板で形成され、さらに
ハウジングから長く突出されているので、その先端部の
配列が乱れ易く、挿入孔の配列と一致していないことが
多い。そのため、端子ピンの配列を位置決めしながら挿
入孔に挿入することが必要となる。これに応えるものと
して、端子ピンの配列を矯正する矯正板を別途に設けて
それをハウジングに取り付けることが発案された。その
一例としては図9、10に示すものが知られている。こ
の技術は、プリント基板の挿入孔と同じ配列の位置決め
孔cを形成した本体部bの両端に、先端部の内縁に係止
部eを突設した2本の腕dを一体に形成した平面略コ字
形の矯正板aを備えている。そして、ハウジングfから
突設された各端子ピンgをその矯正板aの位置決め孔c
に挿入するとともに、2本の腕dを無理に開きつつ、ハ
ウジングfの取付面に設けた隆起部hの外側に形成され
た溝iに嵌め込んで取り付けることによって、端子ピン
gの先端部の配列を挿入孔の配列と一致させて位置決め
するようになっている。
来技術では、矯正板aをハウジングfに取り付ける部分
の構造が、本体部bの両側に一体に形成した腕dを無理
に開いて取り付けるようになっているため、腕dを開く
のに伴って本体部bが変形するおそれがあり、そうする
と、端子ピンgの配列が変わってプリント基板の挿入孔
の配列とずれる結果を招いていた。
発工夫されたものであり、その目的とするところは矯正
板の嵌め込み作業を容易に行うことができ、かつ端子ピ
ンを確実に保持することができるコネクタを提供するこ
とである。
めの請求項1の発明は、先端部がほぼ直角に折り曲げら
れた複数本の端子ピンが一面から突設されたハウジング
と、各端子ピンの先端部が挿入される位置決め孔を有し
た矯正板とを備えたコネクタにおいて、前記矯正板の一
縁には幅方向へ撓み変形可能な取付板が延出されている
とともに、前記ハウジングの端子ピンの突設面と隣接す
る側面には、前記取付板を抜け止め状態で弾性的に係合
させる嵌入部が形成されていることを特徴とするもので
ある。
る取付板の先端には、同取付板の先端から外方へ張り出
しかつ前記嵌入部の奥側端部に係合可能な係止部が形成
されていることを特徴とするものである。
付板を取り付けるための前記ハウジング側の面には2個
以上の凹部あるいは凸部が配されるとともに、前記取付
板には前記凹部あるいは凸部に嵌合可能な凸部あるいは
凹部が配されていることを特徴とするものである。
正板の各位置決め孔にそれぞれ対応する端子ピンの先端
部を挿入するとともに、矯正板から延出された取付板を
ハウジングの嵌入部に嵌め込むと、取付板は幅方向へ撓
んで抜け止め状態で嵌入部に係合する。かくして、矯正
板がハウジングに取り付けられる。
されていることから、嵌入部とは隙間無く密着した状態
で嵌まり合っているため、装着状態でのがた付きの緩和
がされている。
係止部がハウジングの嵌入の奥側端部に係止されること
により、矯正板が嵌入部の手前方向へ位置ずれすること
がより確実に阻止されるとともに、振れ方向のがたも阻
止される。
グ側との凹凸の嵌まり合いによって、請求項2の発明と
同様に、ハウジングの端子ピンの突設面の前方側への位
置ずれがより確実に阻止されるとともに、振れ方向の位
置ずれも阻止される。
み変形可能な取付板を別に延出させてそれをハウジング
の嵌入部に嵌め込むようにしたから、嵌め込み作業自体
が簡単にできるとともに強固に位置決めして取り付ける
ことができ、しかも、矯正板が取付板の変形の影響を受
けて変形するおそれもないから、端子ピンを正確な配列
に矯正して保持することができる効果がある。
て説明する。
明する。符号1はコネクタハウジングであって、絶縁性
の合成樹脂材料により一面を開口した箱形に形成され、
内部に、図示しない相手側のコネクタが嵌合する嵌合室
2が設けられている。
には、複数の貫通孔3が縦横に整列して形成されてい
る。各貫通孔3内には、一側に雄または雌のターミナル
部を設けた導電性金属の細い角棒からなる端子ピン5が
嵌合室2側から圧入されて固定され、その端子ピン5の
ハウジング1の前壁から水平に突出した先端側が、それ
ぞれ同一方向を向いて直角に折り曲げられている。
ト基板の挿入孔に挿入可能となっており、その挿入孔の
配列に対応して配列されているとともに、ハウジング1
の前壁に隣接する側面である、詳しくは後記する矯正板
11の取付面となる側面1aの上方に一定高さ突出して
いる。
前縁側の両端部には一対の隆起部6が形成されて、その
間に一定幅の嵌入溝7(嵌入部)が形成されている。そ
の嵌入溝7の両開口縁には、図4に示すように、係止突
部8が対称位置に形成されており、これらの上面には内
向き勾配の傾斜面9が形成されている。
るための矯正板11が備えられている。この矯正板11
は同じく絶縁性の合成樹脂材料で形成され、上記した各
端子ピン5の折り曲げられた先端部が挿入される複数の
位置決め孔12が、プリント基板の挿入孔と同じ配列で
形成されている。
たハウジング1の嵌入溝7と同一幅の取付板13が延出
して設けられており、その取付板13の中央部には窓孔
14が貫通して枠状に形成されている。これにより、取
付板13はすぼみ変形が可能になっており、その両側縁
は両隆起部6の内面に対してほぼ弾性力をもって密着す
るように形成されている。また、取付板13の外周縁に
は、図4に示すように、前記係止突部8の下面に係合可
能な薄肉部16が張り出し状に形成されている。
てその作用を説明する。
決め孔12にそれぞれ対応する端子ピン5の先端部を挿
入するとともに、矯正板11から延出された取付板13
をハウジング1の嵌入溝7に上方から押し込む。そうす
ると、取付板13は両係止突部8の傾斜面9に当りなが
ら、内方へ撓みつつ押し込まれる。そして、係止突部8
を越えたところで取付板13が弾性によって復元し、図
4に示すように薄肉部16が係止突部8の下面側に潜り
込んで上方への脱外不能となり、それにより矯正板11
がハウジング1に取り付けられる。
入溝7と同一に設定され、取付板13が嵌入溝7内に幅
方向に緊密に嵌まり合うため、矯正板11の左右方向の
がたつきが有効に緩和される。また、取付板13の側縁
と嵌入溝7の側壁との間の摩擦抵抗により矯正板11の
前後方向の位置ずれも阻止される。
出された取付板13のみであり、端子ピン5が挿入され
ている部分には撓み変形の影響を受けないので、矯正板
の嵌め込み作業自体が簡単にできるとともに、強固に位
置決めして取り付けることができ、しかも、矯正板11
自体は変形するおそれがないから、端子ピン5を正確な
配列に矯正して保持することができる。
すると、第2実施例では、図5に示すように、矯正板1
1から延出して設けられた取付板13aが、窓孔14を
開口して枠状に形成されているのに加えて、その先端に
取付板13aの延出方向と直交して係止部18が張り出
し形成されて、全体として平面T字形をなしている。そ
の他の構造については上記の第1実施例と同様である。
正板11の取付板13aが左右から内方へ撓みつつハウ
ジング1の嵌入溝7に嵌め込まれる。それに伴い、図6
に示すように、取付板13aの先端の係止部18がハウ
ジング1の隆起部6の奥側に嵌め込まれる。
実施例の効果に加えて、取付板13aの係止部18が隆
起部6の奥側で係止されることにより、矯正板11がハ
ウジング1の端子ピン5の突設面の前方側へ位置ずれす
るのが確実に阻止され、また、矯正板11の左右方向の
振れも併せて阻止される。
実施例では、矯正板11から延出して設けられた取付板
13bが、窓孔14を開口して枠状に形成されているの
に加えて、その先端に取付板13bの延出方向に沿って
さらに延出部20が連続して形成されており、その延出
部20には2個の嵌合孔21が延出方向に一定の間隔を
おいて配置されている。
溝7の後方位置には、上記の嵌合孔21に嵌まる2個の
ボス22が対応して突設されている。その他の構造につ
いては第1実施例と同様である。
正板11の取付板13bがその左右の枠部15を撓ませ
つつハウジング1の嵌入溝7に嵌め込まれると、それと
ともに、延出部20の各嵌合孔21がハウジング1上の
対応するボス22に嵌められる。
例と同じ利点が得られるのに加えて、ボス22と嵌合孔
21との嵌まり合いにより、矯正板11がハウジング1
の端子ピン5の突設面の前方側へ位置ずれするのが確実
に阻止され、また、そのボス22と嵌合孔21が2つ設
けられていることにより矯正板11の左右方向の振れも
阻止される。
ものに限らず、先端部が直角に折り曲げられた複数本の
端子ピンが一面から突設されたハウジングと、各端子ピ
ンの先端部が挿入される位置決め孔の形成された矯正板
とを備えたコネクタ全般に広く適用することができる。
また、第3実施例ではハウジング1側にボス22を、矯
正板11側に嵌合孔21を配置下が、逆の配置であって
もよく、また孔ではなくて凹凸の嵌まり合いであっても
よい。
は角ピンを示したが、丸ピンあるいは平タブ等に変更し
て使用することも可能である。
Claims (3)
- 【請求項1】 先端部がほぼ直角に折り曲げられた複数
本の端子ピンが一面から突設されたハウジングと、各端
子ピンの先端部が挿入される位置決め孔を有した矯正板
とを備えたコネクタにおいて、 前記矯正板の一縁には幅方向へ撓み変形可能な取付板が
延出されているとともに、前記ハウジングの端子ピンの
突設面と隣接する側面には、前記取付板を抜け止め状態
で弾性的に係合させる嵌入部が形成されていることを特
徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記矯正板における取付板の先端には、
同取付板の先端から外方へ張り出しかつ前記嵌入部の奥
側端部に係合可能な係止部が形成されていることを特徴
とする請求項1記載のコネクタ。 - 【請求項3】 前記矯正板の取付板を取り付けるための
前記ハウジング側の面には2個以上の凹部あるいは凸部
が配されるとともに、前記取付板には前記凹部あるいは
凸部に嵌合可能な凸部あるいは凹部が配されていること
を特徴とする請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340032A JP2827871B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340032A JP2827871B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07161403A JPH07161403A (ja) | 1995-06-23 |
JP2827871B2 true JP2827871B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=18333091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5340032A Expired - Lifetime JP2827871B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2827871B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002042935A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-08 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | コネクタ |
JP7404879B2 (ja) * | 2020-01-09 | 2023-12-26 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP5340032A patent/JP2827871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07161403A (ja) | 1995-06-23 |
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