JP2825297B2 - パルプ懸濁液をふるい分ける装置 - Google Patents
パルプ懸濁液をふるい分ける装置Info
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/023—Stationary screen-drums
- D21D5/026—Stationary screen-drums with rotating cleaning foils
Landscapes
- Mechanical Engineering (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、不純物と最終製品にふさわしくないパルプ
フラクション(例えば、粗い粒子、未繊維化材料及び不
完全に加工された繊維など)を分離するために、パルプ
懸濁液をふるい分けるための装置に係る。
フラクション(例えば、粗い粒子、未繊維化材料及び不
完全に加工された繊維など)を分離するために、パルプ
懸濁液をふるい分けるための装置に係る。
パルプ懸濁液をふるい分ける際に、例えば3〜5%な
どの高いパルプ濃度であることは、高い生産能力を達成
し、且つふるい分けシステムで不必要に多量の液体を輸
送しないようにするために望ましい。しかしながら高濃
度であると、望ましくないフラクションをパルプから分
離するのに非常に困難である。ふるい板の開口部は閉塞
し易く、不合格品の回収が遅いと不純物を選択的に分離
するのが困難である。これらの障害とは主に不合格品が
厚く溜まってしまうことであり、これは液体がふるい板
を通って合格品フラクションに沿って流れ易いために起
きる。この問題はさらに液体を添加して不合格品を希釈
することによって慣用のふるいで避けられる。しかしこ
の解決法は上述した理由により望ましくない。
どの高いパルプ濃度であることは、高い生産能力を達成
し、且つふるい分けシステムで不必要に多量の液体を輸
送しないようにするために望ましい。しかしながら高濃
度であると、望ましくないフラクションをパルプから分
離するのに非常に困難である。ふるい板の開口部は閉塞
し易く、不合格品の回収が遅いと不純物を選択的に分離
するのが困難である。これらの障害とは主に不合格品が
厚く溜まってしまうことであり、これは液体がふるい板
を通って合格品フラクションに沿って流れ易いために起
きる。この問題はさらに液体を添加して不合格品を希釈
することによって慣用のふるいで避けられる。しかしこ
の解決法は上述した理由により望ましくない。
上述の問題を解決するために種々のふるいの設計が開
発されてきた。
発されてきた。
1つの例として、ふるい部材に沿って動かされ且つ瞬
間的な洗浄パルスを生じ、これによってふるいの開口部
の閉塞を妨げる翼部分の回転部材の配置が挙げられる。
このような設計は、米国特許第4,328,096号に記載され
ている。しかしながら不合格品が厚く溜まる問題は解決
されていないばかりか、このような装置は高いパルプ濃
度の際には使用できない。
間的な洗浄パルスを生じ、これによってふるいの開口部
の閉塞を妨げる翼部分の回転部材の配置が挙げられる。
このような設計は、米国特許第4,328,096号に記載され
ている。しかしながら不合格品が厚く溜まる問題は解決
されていないばかりか、このような装置は高いパルプ濃
度の際には使用できない。
欧州特許出願第206,975号では、例えばパルプ懸濁液
中でパルスを生じる部材が備えられているふるいシリン
ダ及び内部ロータを含んでなるふるい装置が示されてい
る。
中でパルスを生じる部材が備えられているふるいシリン
ダ及び内部ロータを含んでなるふるい装置が示されてい
る。
これらの部材は、斜めの前縁及びその後方に湾曲した
表面を有し、ふるいシリンダからのその距離は段々大き
くなっている。前縁は正圧パルスを生じ、且つ湾曲した
表面は負圧パルスを生じ、これによってふるい板を通し
て不純物を分離する。しかしながらこの設計では非常に
多量のパルプが斜めの前縁によって輸送されるので、こ
れによってロータとパルプとの間の相対速度が、吸い込
みパルスが止まり且つふるい工程が停止する程度まで減
少してしまうという危険性がある。ふるいが目詰まりす
ると、ふるい効果が減少し、合格品の流れが停止する。
さらに斜めの前縁は短く強い圧力パルスを生ずるが、こ
れは洗浄にとってはマイナスの効果である。
表面を有し、ふるいシリンダからのその距離は段々大き
くなっている。前縁は正圧パルスを生じ、且つ湾曲した
表面は負圧パルスを生じ、これによってふるい板を通し
て不純物を分離する。しかしながらこの設計では非常に
多量のパルプが斜めの前縁によって輸送されるので、こ
れによってロータとパルプとの間の相対速度が、吸い込
みパルスが止まり且つふるい工程が停止する程度まで減
少してしまうという危険性がある。ふるいが目詰まりす
ると、ふるい効果が減少し、合格品の流れが停止する。
さらに斜めの前縁は短く強い圧力パルスを生ずるが、こ
れは洗浄にとってはマイナスの効果である。
同様の設計が米国特許(US−PS)第4,200,537号に示
されている。この公開によると、ロータは異なる方向に
回転するように配置され得る。図3に示されている態様
は上述の欧州特許出願のものに対応し、報告されたよう
な欠点を有する。図2に示されている態様は、代わりに
傾斜している前縁表面と、パルス発生部材の斜めの後縁
を含む。この例も上述の如く不合格品が厚く溜まる問題
を起こしてしまう。
されている。この公開によると、ロータは異なる方向に
回転するように配置され得る。図3に示されている態様
は上述の欧州特許出願のものに対応し、報告されたよう
な欠点を有する。図2に示されている態様は、代わりに
傾斜している前縁表面と、パルス発生部材の斜めの後縁
を含む。この例も上述の如く不合格品が厚く溜まる問題
を起こしてしまう。
本発明の目的は、これらの問題を解決することにあ
り、すなわち、ふるい分け部材に作用する比較的長い吸
込みパルスの発生とパルプ懸濁液に対するふるい分けに
好適な速度及び圧力変化の付与とにより、高濃度のパル
プ懸濁液をふるい分け部材を閉塞させることなく良好に
ふるい分けし、しかも、パルプ懸濁液を充分にふるい分
けした後、不合格品を最大に濃縮した状態で取り出すこ
とにより、非常に効率的で有効消費量も低く、生産能力
の高いを実現する、パルプ懸濁液をふるい分ける装置を
提供することにある。
り、すなわち、ふるい分け部材に作用する比較的長い吸
込みパルスの発生とパルプ懸濁液に対するふるい分けに
好適な速度及び圧力変化の付与とにより、高濃度のパル
プ懸濁液をふるい分け部材を閉塞させることなく良好に
ふるい分けし、しかも、パルプ懸濁液を充分にふるい分
けした後、不合格品を最大に濃縮した状態で取り出すこ
とにより、非常に効率的で有効消費量も低く、生産能力
の高いを実現する、パルプ懸濁液をふるい分ける装置を
提供することにある。
本発明によれば、前述の目的は、パルプを合格品と不
合格品とに分けるべく中空円筒形のふるい分け部材がそ
の中に固定して配置されたケーシングと、ふるい分け部
材の内部にパルプ懸濁液を送り込むべくふるい分け部材
の上端側においてケーシングに設けられた入口と、ふる
い分け部材の周壁を通り抜けたパルプの合格品を取り出
すべくケーシングに設けられた合格品出口と、パルプの
不合格品を取り出すべくふるい分け部材の下端側でその
内部と連通するようにケーシングに設けられた不合格品
出口と、全周にわたって広がるふるい分けチャンバがふ
るい分け部材との間に形成されるようにふるい分け部材
の内部に同軸的に配置された、せん孔されていない円筒
形のロータとを備えている、パルプ懸濁液をふるい分け
る装置であって、ロータは、ロータの表面から離れたふ
るい分けチャンバ内でロータの軸方向及び周方向に伸長
する少なくとも二つの翼エレメントを具備しており、こ
れらの翼エレメントにおける周方向の長さが、ふるい分
けチャンバの径方向寸法に対して少なくとも2:1及び最
大で6:1であり、回転方向における翼エレメントの前縁
がその後縁よりも径方向に関してロータの軸からより離
れた距離に位置して、各翼エレメントとふるい分け部材
との間隔が翼エレメントの前縁から後縁に向う長さに沿
って連続的に増大すると同時に、各翼エレメントとロー
タとの間隔が翼エレメントの前縁から後縁に向かう長さ
に沿って連続的に減少しており、ロータの下端には、パ
ルプの不合格品が通過する領域を制限すべく径方向外側
に広がると共にへこみをもつ仕切壁が設けられており、
へこみは、翼エレメントの後縁に夫々隣接して位置して
いる装置によって達成される。
合格品とに分けるべく中空円筒形のふるい分け部材がそ
の中に固定して配置されたケーシングと、ふるい分け部
材の内部にパルプ懸濁液を送り込むべくふるい分け部材
の上端側においてケーシングに設けられた入口と、ふる
い分け部材の周壁を通り抜けたパルプの合格品を取り出
すべくケーシングに設けられた合格品出口と、パルプの
不合格品を取り出すべくふるい分け部材の下端側でその
内部と連通するようにケーシングに設けられた不合格品
出口と、全周にわたって広がるふるい分けチャンバがふ
るい分け部材との間に形成されるようにふるい分け部材
の内部に同軸的に配置された、せん孔されていない円筒
形のロータとを備えている、パルプ懸濁液をふるい分け
る装置であって、ロータは、ロータの表面から離れたふ
るい分けチャンバ内でロータの軸方向及び周方向に伸長
する少なくとも二つの翼エレメントを具備しており、こ
れらの翼エレメントにおける周方向の長さが、ふるい分
けチャンバの径方向寸法に対して少なくとも2:1及び最
大で6:1であり、回転方向における翼エレメントの前縁
がその後縁よりも径方向に関してロータの軸からより離
れた距離に位置して、各翼エレメントとふるい分け部材
との間隔が翼エレメントの前縁から後縁に向う長さに沿
って連続的に増大すると同時に、各翼エレメントとロー
タとの間隔が翼エレメントの前縁から後縁に向かう長さ
に沿って連続的に減少しており、ロータの下端には、パ
ルプの不合格品が通過する領域を制限すべく径方向外側
に広がると共にへこみをもつ仕切壁が設けられており、
へこみは、翼エレメントの後縁に夫々隣接して位置して
いる装置によって達成される。
本発明のパルプ懸濁液をふるい分ける装置によれば、
ふるい分け部材の内部に同軸的に配置されてふるい分け
チャンバを形成する、せん孔されていない円筒形のロー
タは、その表面から離れたふるい分けチャンバ内でロー
タの軸方向及び周方向に伸長する少なくとも二つの翼エ
レメントを備えている。これらの翼エレメントは、その
周方向の長さが、ふるい分けチャンバの径方向寸法すな
わちふるい分け部材とロータとの間隔に対して少なくと
も2:1及び最大で6:1である上、回転方向における翼エレ
メントの前縁がその後縁よりも径方向に関してロータの
軸からより離れた距離に位置しており、各翼エレメント
とふるい分け部材との間隔が翼エレメントの前縁から後
縁に向う長さに沿って連続的に増大している。従って、
翼エレメントがふるい分け部材の内部表面に沿って回転
移動する際、上記寸法比及び配置形状を有する翼エレメ
ント、すなわち、ふるい分けチャンバの径方向寸法の二
倍から六倍の周方向長さをもち、この周方向長さに沿っ
てふるい分け部材との間隔を連続的に変化(前縁から後
縁に向って増大)させる翼エレメントが、その周長さに
対応した比較的長い吸込みパルスを発生し、ふるい分け
部材に作用するこの比較的長い吸込みパルスにより、ふ
るい分け部材の開孔部を通過した液体の一部がふるい分
けチャンバ内に十分かつ効果的に吸い戻されるため、不
合格品がふるい分け部材に厚く溜まってその開孔部を閉
塞する障害を回避することができ、不合格品を希釈する
ための追加の液体を与えることなく、例えば3〜5%の
ような高いパルプ濃度でふるい分けをも可能にする。
ふるい分け部材の内部に同軸的に配置されてふるい分け
チャンバを形成する、せん孔されていない円筒形のロー
タは、その表面から離れたふるい分けチャンバ内でロー
タの軸方向及び周方向に伸長する少なくとも二つの翼エ
レメントを備えている。これらの翼エレメントは、その
周方向の長さが、ふるい分けチャンバの径方向寸法すな
わちふるい分け部材とロータとの間隔に対して少なくと
も2:1及び最大で6:1である上、回転方向における翼エレ
メントの前縁がその後縁よりも径方向に関してロータの
軸からより離れた距離に位置しており、各翼エレメント
とふるい分け部材との間隔が翼エレメントの前縁から後
縁に向う長さに沿って連続的に増大している。従って、
翼エレメントがふるい分け部材の内部表面に沿って回転
移動する際、上記寸法比及び配置形状を有する翼エレメ
ント、すなわち、ふるい分けチャンバの径方向寸法の二
倍から六倍の周方向長さをもち、この周方向長さに沿っ
てふるい分け部材との間隔を連続的に変化(前縁から後
縁に向って増大)させる翼エレメントが、その周長さに
対応した比較的長い吸込みパルスを発生し、ふるい分け
部材に作用するこの比較的長い吸込みパルスにより、ふ
るい分け部材の開孔部を通過した液体の一部がふるい分
けチャンバ内に十分かつ効果的に吸い戻されるため、不
合格品がふるい分け部材に厚く溜まってその開孔部を閉
塞する障害を回避することができ、不合格品を希釈する
ための追加の液体を与えることなく、例えば3〜5%の
ような高いパルプ濃度でふるい分けをも可能にする。
しかも、各翼エレメントとロータとの間隔は、各翼エ
レメントとふるい分け部材との間隔が翼エレメントの前
縁から後縁に向う長さに沿って連続的に増大するにつれ
て連続的に減少しているため、翼エレメント及びロータ
間を流れるパルプ懸濁液の運動を、ふるい分けチャンバ
における径方向寸法の数倍の周方向長さをもつ翼エレメ
ントによって活発にし、ふるい分けに好適な速度及び圧
力の変化をパルプ懸濁液に与えて合格品及び不合格品の
分離を促進することができる。
レメントとふるい分け部材との間隔が翼エレメントの前
縁から後縁に向う長さに沿って連続的に増大するにつれ
て連続的に減少しているため、翼エレメント及びロータ
間を流れるパルプ懸濁液の運動を、ふるい分けチャンバ
における径方向寸法の数倍の周方向長さをもつ翼エレメ
ントによって活発にし、ふるい分けに好適な速度及び圧
力の変化をパルプ懸濁液に与えて合格品及び不合格品の
分離を促進することができる。
更に、ロータの下端には、径方向外側に広がると共に
へこみをもつ仕切壁が設けられており、これにより、パ
ルプの不合格品を受け入れる領域を限定してケーシング
の入口及び不合格品出口間の短絡すなわち部分的に未処
理のパルプ懸濁液がふるい分けチャンバを通過するのを
阻止することができる。そのうえ、仕切壁のへこみは、
翼エレメントの後縁に夫々隣接して位置しており、この
位置関係を保ったまま、ロータと一緒に回転するため、
常に、翼エレメントによって生起される吸込みパルスの
すぐ後方、すなわち不合格品が最大に濃縮される場所に
あり、従って、最大に濃縮された不合格品がへこみを通
過して不合格品出口から排出され、パルプの不合格品を
非常に効率良く取り除くことができる。
へこみをもつ仕切壁が設けられており、これにより、パ
ルプの不合格品を受け入れる領域を限定してケーシング
の入口及び不合格品出口間の短絡すなわち部分的に未処
理のパルプ懸濁液がふるい分けチャンバを通過するのを
阻止することができる。そのうえ、仕切壁のへこみは、
翼エレメントの後縁に夫々隣接して位置しており、この
位置関係を保ったまま、ロータと一緒に回転するため、
常に、翼エレメントによって生起される吸込みパルスの
すぐ後方、すなわち不合格品が最大に濃縮される場所に
あり、従って、最大に濃縮された不合格品がへこみを通
過して不合格品出口から排出され、パルプの不合格品を
非常に効率良く取り除くことができる。
その結果、翼エレメントにおける、ふるい分けチャン
バの径方向寸法の二倍から六倍の周方向長さを有する周
方向長さ、並びにふるい分け部材及びロータとの間で連
続的に増大あるいは減少する所定の間隔を画定するその
表面及び背面形状により、ふるい分け部材に作用する比
較的長い吸込みパルスの発生とパルプ懸濁液に対するふ
るい分けに好適な速度及び圧力変化の付与とが可能にな
り、高濃度のパルプ懸濁液をふるい分け部材を閉塞させ
ることなく良好にふるい分けすることができ、しかも、
へこみをもつ仕切壁により、パルプ懸濁液を充分にふる
い分けした後、不合格品を最大に濃縮した状態で取り出
すことが可能となるため、非常に効率的で有効消費量も
低く、生産能力の高い処理を実現することができる。
バの径方向寸法の二倍から六倍の周方向長さを有する周
方向長さ、並びにふるい分け部材及びロータとの間で連
続的に増大あるいは減少する所定の間隔を画定するその
表面及び背面形状により、ふるい分け部材に作用する比
較的長い吸込みパルスの発生とパルプ懸濁液に対するふ
るい分けに好適な速度及び圧力変化の付与とが可能にな
り、高濃度のパルプ懸濁液をふるい分け部材を閉塞させ
ることなく良好にふるい分けすることができ、しかも、
へこみをもつ仕切壁により、パルプ懸濁液を充分にふる
い分けした後、不合格品を最大に濃縮した状態で取り出
すことが可能となるため、非常に効率的で有効消費量も
低く、生産能力の高い処理を実現することができる。
本発明は、本発明の好ましい態様を示す添付図面を参
考として、以下にさらに詳細を記載する。
考として、以下にさらに詳細を記載する。
図1は、本発明のふるい装置である。
図2は、図1のII−II部分の断面図である。
本装置は、パルプ懸濁液用の入口2を備えた気密ケー
シング1と、合格品用の出口3及び不合格品用の出口4
を各々含んでなる。ケーシング1では、シリンダ状のふ
るい分け部材であるふるい部材5は、対称軸が垂直であ
るように配置されるのか好ましい。パルプ入口2は上端
でふるい部材の内側と連絡し、不合格品出口4はふるい
部材の下端と連絡する。合格品出口3は間隙6に接続さ
れ、ふるい部材5に達する。ケーシング1の上端と接続
して、粗い不合格品(スクラップ)用の出口7が配置さ
れている。
シング1と、合格品用の出口3及び不合格品用の出口4
を各々含んでなる。ケーシング1では、シリンダ状のふ
るい分け部材であるふるい部材5は、対称軸が垂直であ
るように配置されるのか好ましい。パルプ入口2は上端
でふるい部材の内側と連絡し、不合格品出口4はふるい
部材の下端と連絡する。合格品出口3は間隙6に接続さ
れ、ふるい部材5に達する。ケーシング1の上端と接続
して、粗い不合格品(スクラップ)用の出口7が配置さ
れている。
ふるい部材5内部には、鑽孔されていないシリンダ状
のロータ8が配置され、ふるい部材全体に沿って伸び
る。ロータ8は、ふるいチャンバ9がロータとふるい部
材との間にほぼ全体に伸びて形成されるようにふるい部
材と同心である。またロータ8は、不合格品の出口に最
も近い直径が一番大きい、やや円錐形に設計され得る。
のロータ8が配置され、ふるい部材全体に沿って伸び
る。ロータ8は、ふるいチャンバ9がロータとふるい部
材との間にほぼ全体に伸びて形成されるようにふるい部
材と同心である。またロータ8は、不合格品の出口に最
も近い直径が一番大きい、やや円錐形に設計され得る。
ロータ8には少なくとも2つの翼エレメント10が備え
られ、これらはロータ8やふるい部材5から離れてふる
いチャンバ9内に配置されるように支持部材11によって
ロータに固定されている。翼エレメント10は、互いに間
隔を空けて配置され、ロータに沿って軸方向に伸びる。
これら翼の円周方向の長さとふるいチャンバ9の半径寸
法との間の関係は、2:1〜6:1である。約1メートルのロ
ータ直径では円周方向の翼エレメントの長さは例えば、
300〜600mmでもよい。翼エレメント間の相互距離は150
〜400mmでもよい。さらに翼エレメントは、回転方向で
見るとそれらの前縁が、ロータ心棒からの半径距離が後
縁よりも離れて配置され、その距離が連続的に縮まるよ
うに設置されている。前縁とふるい部材5との間の距離
は5〜40mmでなければならない。
られ、これらはロータ8やふるい部材5から離れてふる
いチャンバ9内に配置されるように支持部材11によって
ロータに固定されている。翼エレメント10は、互いに間
隔を空けて配置され、ロータに沿って軸方向に伸びる。
これら翼の円周方向の長さとふるいチャンバ9の半径寸
法との間の関係は、2:1〜6:1である。約1メートルのロ
ータ直径では円周方向の翼エレメントの長さは例えば、
300〜600mmでもよい。翼エレメント間の相互距離は150
〜400mmでもよい。さらに翼エレメントは、回転方向で
見るとそれらの前縁が、ロータ心棒からの半径距離が後
縁よりも離れて配置され、その距離が連続的に縮まるよ
うに設置されている。前縁とふるい部材5との間の距離
は5〜40mmでなければならない。
翼エレメント10は、ロータ8全体に沿って軸方向に伸
びるか、または軸方向に限定された領域に伸びていても
よい。これらの領域は好ましくは、ほぼ全体に広がり且
つパルプを軸方向に通過させるへこみを含む仕切り壁に
よって限定される。異なる領域の翼エレメントは、円周
方向について互いに片寄りを持つ関係にある。翼エレメ
ント10は軸方向に真っすぐ前縁及び後縁であるか、また
は軸方向に斜めの前縁及び後縁を有するように設計され
得る。
びるか、または軸方向に限定された領域に伸びていても
よい。これらの領域は好ましくは、ほぼ全体に広がり且
つパルプを軸方向に通過させるへこみを含む仕切り壁に
よって限定される。異なる領域の翼エレメントは、円周
方向について互いに片寄りを持つ関係にある。翼エレメ
ント10は軸方向に真っすぐ前縁及び後縁であるか、また
は軸方向に斜めの前縁及び後縁を有するように設計され
得る。
ロータ8は、注入側と不合格品側との間での短絡を妨
げるために、ロータの下方に配置されて不合格品出口4
を遮蔽する底リング12が備えられねばならない。このよ
うに底リング12は、へこみ13を備えた壁として形成され
ることによって不合格品を受け入れる領域を限定する。
これらのへこみはこれらへこみの最も近くに配置された
翼エレメント10の後縁と接続して配置されなければなら
ない。へこみ13は、さらにへこみの端と横長の不純物と
が付着しないように形成されねばならない。即ちへこみ
の後縁は回転方向の後方では傾斜しなければならない。
げるために、ロータの下方に配置されて不合格品出口4
を遮蔽する底リング12が備えられねばならない。このよ
うに底リング12は、へこみ13を備えた壁として形成され
ることによって不合格品を受け入れる領域を限定する。
これらのへこみはこれらへこみの最も近くに配置された
翼エレメント10の後縁と接続して配置されなければなら
ない。へこみ13は、さらにへこみの端と横長の不純物と
が付着しないように形成されねばならない。即ちへこみ
の後縁は回転方向の後方では傾斜しなければならない。
パルプ懸濁液は入口2を介してふるいチャンバ9に供
給される。ふるいチャンバ内では、パルプは軸方向に不
合格品出口4へと動かされ、一方では翼エレメント10を
備えたロータ8は同様にパルプを回転させる。このよう
にして合格品はふるい部材5の開口部を通過させられ
る。翼エレメント10の形成のため、翼エレメント10がふ
るい部材の表面に沿って移動するとき、比較的長い吸い
込みパルプがふるい部材5に作用する。このことはふる
い部材の開口部を通って通過してきた液体の一部がふる
いチャンバ9内に吸い戻されることを意味する。これに
よって、不合格品が厚く溜まることは避けられる。即
ち、不合格品が濃縮するのを制限するために希釈用の液
体を供給する必要はない。
給される。ふるいチャンバ内では、パルプは軸方向に不
合格品出口4へと動かされ、一方では翼エレメント10を
備えたロータ8は同様にパルプを回転させる。このよう
にして合格品はふるい部材5の開口部を通過させられ
る。翼エレメント10の形成のため、翼エレメント10がふ
るい部材の表面に沿って移動するとき、比較的長い吸い
込みパルプがふるい部材5に作用する。このことはふる
い部材の開口部を通って通過してきた液体の一部がふる
いチャンバ9内に吸い戻されることを意味する。これに
よって、不合格品が厚く溜まることは避けられる。即
ち、不合格品が濃縮するのを制限するために希釈用の液
体を供給する必要はない。
装置がパルプ懸濁液を翼エレメント10の下にも流れさ
せることによって、懸濁液は好ましく活性化される。翼
エレメントとふるい部材との間の間隙が翼エレメントに
沿って増すと同時に、翼エレメントとロータとの間の距
離は縮まっている。これによってふるいにかけるための
種々の好ましい速度と圧力がパルプ懸濁液中に生み出さ
れ、これによってパルプ懸濁液の合格品と不合格品への
分離を促進できる。
せることによって、懸濁液は好ましく活性化される。翼
エレメントとふるい部材との間の間隙が翼エレメントに
沿って増すと同時に、翼エレメントとロータとの間の距
離は縮まっている。これによってふるいにかけるための
種々の好ましい速度と圧力がパルプ懸濁液中に生み出さ
れ、これによってパルプ懸濁液の合格品と不合格品への
分離を促進できる。
翼エレメント10を幾つかの軸方向に限定した領域に分
割することによって、圧力と吸い込みパルスがふるい部
材の上に分配され、従ってふるい部材上の歪みが減少さ
れる。このことは直径の大きいふるい装置に於いては好
適である。
割することによって、圧力と吸い込みパルスがふるい部
材の上に分配され、従ってふるい部材上の歪みが減少さ
れる。このことは直径の大きいふるい装置に於いては好
適である。
斜めの翼エレメントを配置する目的は、前縁上に不純
物が付着する危険性を減少させるためである。しかしな
がらこの危険性は、このように翼エレメントを成形する
必要がある程非常に大きいとは確かめられなかった。
物が付着する危険性を減少させるためである。しかしな
がらこの危険性は、このように翼エレメントを成形する
必要がある程非常に大きいとは確かめられなかった。
底リング12は、注入口2と不合格品出口4との間の短
絡を妨げることを目的とする。即ち一部が未処理品とし
てふるいチャンバ9を通過しないようにすることを目的
とする。へこみ13の位置は、不合格品が最大に濃縮され
る場所にへこみがあり、翼エレメント10によって生じた
吸い込みパルスのすぐ後にあるように選択される。
絡を妨げることを目的とする。即ち一部が未処理品とし
てふるいチャンバ9を通過しないようにすることを目的
とする。へこみ13の位置は、不合格品が最大に濃縮され
る場所にへこみがあり、翼エレメント10によって生じた
吸い込みパルスのすぐ後にあるように選択される。
ふるい部材5は、合格品を分離し易いように内側に例
えば溝などの、でこぼこがあるようなふるい板で形成さ
れるべきである。これは特に高いパルプ濃度の際に都合
がよい。
えば溝などの、でこぼこがあるようなふるい板で形成さ
れるべきである。これは特に高いパルプ濃度の際に都合
がよい。
本発明は、無論例示される態様によって限定されない
が、しかし本発明の目的の範囲内で種々変化し得る。
が、しかし本発明の目的の範囲内で種々変化し得る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−268892(JP,A) 特公 昭55−20727(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21D 5/02 B03B 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】パルプを合格品と不合格品とに分けるべく
中空円筒形のふるい分け部材(5)がその中に固定して
配置されたケーシング(1)と、 前記ふるい分け部材の内部にパルプ懸濁液を送り込むべ
く該ふるい分け部材の上端側において前記ケーシングに
設けられた入口(2)と、 前記ふるい分け部材の周壁を通り抜けたパルプの合格品
を取り出すべく前記ケーシングに設けられた合格品出口
(3)と、 前記パルプの不合格品を取り出すべく前記ふるい分け部
材の下端側でその内部と連通するように前記ケーシング
に設けられた不合格品出口(4)と、 全周にわたって広がるふるい分けチャンバ(9)がふる
い分け部材(5)との間に形成されるようにふるい分け
部材(5)の内部に同軸的に配置された、せん孔されて
いない円筒形のロータ(8)とを備えている、パルプ懸
濁液をふるい分ける装置であって、 ロータ(8)は、該ロータの表面から離れたふるい分け
チャンバ(9)内で前記ロータの軸方向及び周方向に伸
長する少なくとも二つの翼エレメント(10)を具備して
おり、これらの翼エレメント(10)における周方向の長
さが、ふるい分けチャンバ(9)の径方向寸法に対して
少なくとも2:1及び最大で6:1であり、回転方向における
翼エレメント(10)の前縁よりも径方向に関してロータ
(8)の軸からより離れた距離に位置して、各翼エレメ
ントと前記ふるい分け部材との間隔が該翼エレメントの
前縁から後縁に向う長さに沿って連続的に増大すると同
時に、各翼エレメントと前記ロータとの間隔が該翼エレ
メントの前縁から後縁に向かう長さに沿って連続的に減
少しており、 ロータ(8)の下端には、前記パルプの不合格品が通過
する領域を制限すべく径方向外側に広がると共にへこみ
(13)をもつ仕切壁(12)が設けられており、該へこみ
は、翼エレメント(10)の後縁に夫々隣接して位置して
いることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
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SE8804161-1 | 1988-11-17 |
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SE511142C2 (sv) | 1997-12-19 | 1999-08-09 | Sunds Defibrator Ind Ab | Anordning med spädvätsketillförsel för silning av fibersuspensioner |
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TWD147104S (zh) | 2010-12-20 | 2012-05-11 | 寶貝快廚有限責任公司 | 廚房食物處理器容器 |
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1988
- 1988-11-17 SE SE8804161A patent/SE464473B/sv not_active IP Right Cessation
-
1989
- 1989-10-16 EP EP89911295A patent/EP0444051B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-16 WO PCT/SE1989/000568 patent/WO1990005807A1/en active IP Right Grant
- 1989-10-16 DE DE68917150T patent/DE68917150T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-16 JP JP1510536A patent/JP2825297B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-16 US US07/671,792 patent/US5232552A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-16 AT AT89911295T patent/ATE109225T1/de not_active IP Right Cessation
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- 1989-11-15 NZ NZ231402A patent/NZ231402A/en unknown
- 1989-11-16 CA CA002003088A patent/CA2003088C/en not_active Expired - Fee Related
-
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- 1991-05-16 NO NO911931A patent/NO178158C/no not_active IP Right Cessation
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