JP2825010B2 - 乗用田植機におけるリヤアクスルケースの配設構造 - Google Patents
乗用田植機におけるリヤアクスルケースの配設構造Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、乗用田植機におけるリヤアクスルケースの
配設構造に関するものである。
配設構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、実開昭58−36919号公報に記載の如く、リヤア
クスルケースをプロペラシャフトの軸線延長方向に位置
させ、リヤアクスルケースに内蔵するギヤ群を側面視で
前高後低状態に配置した乗用田植機や、実開昭59−7817
1号公報又は特開昭58−121711号公報に記載の如く、リ
ヤアクスルケースをプロペラシャフトの軸線延長方向に
位置させ、リヤアクスルケースに内蔵するギヤ群を側面
視で前高後低状態に配置すると共にミッションケースの
下方に前輪軸を配置した乗用田植機が知られている。
クスルケースをプロペラシャフトの軸線延長方向に位置
させ、リヤアクスルケースに内蔵するギヤ群を側面視で
前高後低状態に配置した乗用田植機や、実開昭59−7817
1号公報又は特開昭58−121711号公報に記載の如く、リ
ヤアクスルケースをプロペラシャフトの軸線延長方向に
位置させ、リヤアクスルケースに内蔵するギヤ群を側面
視で前高後低状態に配置すると共にミッションケースの
下方に前輪軸を配置した乗用田植機が知られている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のものにおいては、側面視におい
て、ボンネット後端に対し、機体の前車軸が略鉛直線上
もしくは鉛直線上より後方に位置するため、ミッション
ケースやエンジン、前車軸をコンパクトに配置すること
ができず、機体の前後長が長くなると共に、前車軸より
前方のオーバーハングが大きくなり、オペレーターの良
好な前方視界が得られず、操作性も良いものではないと
いう不具合を有している。
て、ボンネット後端に対し、機体の前車軸が略鉛直線上
もしくは鉛直線上より後方に位置するため、ミッション
ケースやエンジン、前車軸をコンパクトに配置すること
ができず、機体の前後長が長くなると共に、前車軸より
前方のオーバーハングが大きくなり、オペレーターの良
好な前方視界が得られず、操作性も良いものではないと
いう不具合を有している。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで、本発明では、機体の前後左右部に前後車輪
(7)(7)(9)(9)を設け、機体の後部に植付部
(C)を昇降自在に連接した乗用田植機において、機体
の前側下部にミッションケース(5)を配設し、同ミッ
ションケース(5)の上方にエンジン(2)を配設し、
ミッションケース(5)の下方に前車輪(7)(7)の
前車軸(7−1)(7−1)を配設すると共に、機体の
後側下部に、前記ミッションケース(5)にプロペラシ
ャフト(14)を介して連動連結するリヤアクスルケース
(8)を配設し、しかも、同リヤアクスルケース(8)
は、前記プロペラシャフト(14)の軸線(P1)の延長方
向に位置すると共に、内蔵するギヤ群を、側面視で前高
後低状態に配置し、かつ、前記ミッションケース(5)
の側面に入力プーリ(29)を配設し、該入力プーリ(2
9)の直上方にエンジンプーリ(28)を設け、更に、ボ
ンネット(4)の後端より前方に前記前車軸(7−1)
(7−1)を備えたことを特徴とする乗用田植機を提供
せんとするものである。
(7)(7)(9)(9)を設け、機体の後部に植付部
(C)を昇降自在に連接した乗用田植機において、機体
の前側下部にミッションケース(5)を配設し、同ミッ
ションケース(5)の上方にエンジン(2)を配設し、
ミッションケース(5)の下方に前車輪(7)(7)の
前車軸(7−1)(7−1)を配設すると共に、機体の
後側下部に、前記ミッションケース(5)にプロペラシ
ャフト(14)を介して連動連結するリヤアクスルケース
(8)を配設し、しかも、同リヤアクスルケース(8)
は、前記プロペラシャフト(14)の軸線(P1)の延長方
向に位置すると共に、内蔵するギヤ群を、側面視で前高
後低状態に配置し、かつ、前記ミッションケース(5)
の側面に入力プーリ(29)を配設し、該入力プーリ(2
9)の直上方にエンジンプーリ(28)を設け、更に、ボ
ンネット(4)の後端より前方に前記前車軸(7−1)
(7−1)を備えたことを特徴とする乗用田植機を提供
せんとするものである。
(ホ) 作用効果 本発明によれば、以下のような作用効果が生起され
る。
る。
すなわち、機体の前側下部にミッションケース(5)
を配設し、同ミッションケース(5)の上方にエンジン
(2)を配設すると共に、ミッションケース(5)の下
方に前車輪(7)(7)の前車軸(7−1)(7−1)
を配設しているため、前車輪(7)(7)の上方にエン
ジン(2)とミッションケース(5)が配設されること
となり、エンジン(2)とミッションケース(5)の重
量が前車輪(7)(7)に集中的に掛かり、その一方
で、機体の後部にリヤアクセスケース(8)と植付部
(C)を配設しているため、リヤアクスルケース(8)
と植付部(C)の重量が後車輪(9)(9)に集中的に
掛かることとなり、重量の前後バランスを良好なものと
することができ、走行時の機体の安定性を向上させるこ
とができる。
を配設し、同ミッションケース(5)の上方にエンジン
(2)を配設すると共に、ミッションケース(5)の下
方に前車輪(7)(7)の前車軸(7−1)(7−1)
を配設しているため、前車輪(7)(7)の上方にエン
ジン(2)とミッションケース(5)が配設されること
となり、エンジン(2)とミッションケース(5)の重
量が前車輪(7)(7)に集中的に掛かり、その一方
で、機体の後部にリヤアクセスケース(8)と植付部
(C)を配設しているため、リヤアクスルケース(8)
と植付部(C)の重量が後車輪(9)(9)に集中的に
掛かることとなり、重量の前後バランスを良好なものと
することができ、走行時の機体の安定性を向上させるこ
とができる。
しかも、前車輪(7)(7)の上方にエンジン(2)
とミッションケース(5)とが配設されることによっ
て、機体前端から前車輪(7)(7)までの長さを可及
的に短くすることができ、機体の前方視界を良好に確保
することができると共に、機体のコンパクト化を図るこ
とができる。
とミッションケース(5)とが配設されることによっ
て、機体前端から前車輪(7)(7)までの長さを可及
的に短くすることができ、機体の前方視界を良好に確保
することができると共に、機体のコンパクト化を図るこ
とができる。
さらに、機体の前側下部にミッションケース(5)を
配設すると共に、機体の後側下部に、同ミッションケー
ス(5)にプロペラシャフト(14)を介して連動連結す
るリヤアクスルケース(8)を配設し、しかも、同リヤ
アクスルケース(8)は、前後プロペラシャフト(14)
の軸線(P1)の延長方向に位置しているので、両ケース
(5)(8)により機体の重心を低くすることができる
と共に、機体の前後バランスを良好にして、機体の旋回
を円滑に行うことができる。
配設すると共に、機体の後側下部に、同ミッションケー
ス(5)にプロペラシャフト(14)を介して連動連結す
るリヤアクスルケース(8)を配設し、しかも、同リヤ
アクスルケース(8)は、前後プロペラシャフト(14)
の軸線(P1)の延長方向に位置しているので、両ケース
(5)(8)により機体の重心を低くすることができる
と共に、機体の前後バランスを良好にして、機体の旋回
を円滑に行うことができる。
また、リヤアクスルケース(8)に内蔵するギヤ群
が、側面視で前高後低状態に配置されているので、これ
らのギヤ群をプロペラシャフト(14)の軸線(P1)と略
同一線上に配置するのに比べ、機体前後方向での長さを
短くしてコンパクト化することができ、機体重量の軽減
を図ることができる。
が、側面視で前高後低状態に配置されているので、これ
らのギヤ群をプロペラシャフト(14)の軸線(P1)と略
同一線上に配置するのに比べ、機体前後方向での長さを
短くしてコンパクト化することができ、機体重量の軽減
を図ることができる。
加えて、前記ミッションケース(5)の側面に入力プ
ーリ(29)を配設し、該入力プーリ(29)の直上方にエ
ンジンプーリ(28)を設けているので、ミッションケー
スの前面又は後面に入力プーリを設けるものに比べ、機
体の前後方向を短くすることができ、さらに入力プーリ
(29)の直上方にエンジンプーリ(28)を備えることか
ら、より一層、機体の前後方向を短くすることができ、
機体のコンパクト化を図ることができる。
ーリ(29)を配設し、該入力プーリ(29)の直上方にエ
ンジンプーリ(28)を設けているので、ミッションケー
スの前面又は後面に入力プーリを設けるものに比べ、機
体の前後方向を短くすることができ、さらに入力プーリ
(29)の直上方にエンジンプーリ(28)を備えることか
ら、より一層、機体の前後方向を短くすることができ、
機体のコンパクト化を図ることができる。
更に、ボンネット(4)の後端より前方に前車軸(7
−1)(7−1)を備えているため、ミッツションケー
スやエンジン、前車軸をコンパクトに配置することがで
き、機体の前後長を可及的に短くすることができると共
に、機体の前方のオーバーハングを短くすることがで
き、オペレーターの有効な前方視界を得ることができ、
良好な操作性を確保することができる。
−1)(7−1)を備えているため、ミッツションケー
スやエンジン、前車軸をコンパクトに配置することがで
き、機体の前後長を可及的に短くすることができると共
に、機体の前方のオーバーハングを短くすることがで
き、オペレーターの有効な前方視界を得ることができ、
良好な操作性を確保することができる。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図
及び第2図において、(A)は乗用田植機であり、自走
可能な走行部(B)の後方に植付部(C)を昇降機構
(D)を介して連結している。
及び第2図において、(A)は乗用田植機であり、自走
可能な走行部(B)の後方に植付部(C)を昇降機構
(D)を介して連結している。
まず、走行部(B)について、第1図〜第4図を参照
して説明する。
して説明する。
走行部(B)は、機体両側に、前後方向に位置させた
アッパーフレーム(1)(1)の前側上部にエンジン
(2)を搭載し、同エンジン(2)の後部にはステアリ
ングシャフト(3)を立設して、同シャフト(3)の上
部にステアリングハンドル(3−1)を装着している。
(4)はエンジン(2)及び燃料タンク(4−1)など
の上部をカバーするボンネットである。
アッパーフレーム(1)(1)の前側上部にエンジン
(2)を搭載し、同エンジン(2)の後部にはステアリ
ングシャフト(3)を立設して、同シャフト(3)の上
部にステアリングハンドル(3−1)を装着している。
(4)はエンジン(2)及び燃料タンク(4−1)など
の上部をカバーするボンネットである。
エンジン(2)の下部にはミッションケース(5)を
位置させ、同ミッションケース(5)の左右両側には左
右フロントアクスルケース(6)(6)を固設して、各
ケース(6)(6)の先端に前車軸(7−1)(7−
1)を介して前車輪(7)(7)を取付けていると共
に、ミッションケース(5)の後方にリヤアクスルケー
ス(8)を配設して、同ケース(8)の左右両側に後車
輪(9)を取付けている。
位置させ、同ミッションケース(5)の左右両側には左
右フロントアクスルケース(6)(6)を固設して、各
ケース(6)(6)の先端に前車軸(7−1)(7−
1)を介して前車輪(7)(7)を取付けていると共
に、ミッションケース(5)の後方にリヤアクスルケー
ス(8)を配設して、同ケース(8)の左右両側に後車
輪(9)を取付けている。
(10)はアッパーフレーム(1)の下側に位置するロ
アーフレームであり、前端(10−1)を機体中央部に横
方向に設けた前部横フレーム(10−2)に連結し、後端
(10−3)を背面視逆U字状の後部横フレーム(11)に
連結している。(10−4)はロアーフレーム(10)の前
方に延設した補強フレーム、(12)は中間横フレームで
あり、機体横方向に位置して左右両側の垂直部(12−
1)(12−1)にて左右のアッパーフレーム(1)の後
端(1−1)(1−1)と連結すると共に、ロアーフレ
ーム(10)(10)の前後方向の中間位置と連結してい
る。
アーフレームであり、前端(10−1)を機体中央部に横
方向に設けた前部横フレーム(10−2)に連結し、後端
(10−3)を背面視逆U字状の後部横フレーム(11)に
連結している。(10−4)はロアーフレーム(10)の前
方に延設した補強フレーム、(12)は中間横フレームで
あり、機体横方向に位置して左右両側の垂直部(12−
1)(12−1)にて左右のアッパーフレーム(1)の後
端(1−1)(1−1)と連結すると共に、ロアーフレ
ーム(10)(10)の前後方向の中間位置と連結してい
る。
また、(10−5)はアッパーフレーム(1)の前部位
置に横方向に設けたミッション取付フレーム、(10−
6)はアッパーフレーム(1)の前部に横方向に設けた
エンジン取付フレームである。
置に横方向に設けたミッション取付フレーム、(10−
6)はアッパーフレーム(1)の前部に横方向に設けた
エンジン取付フレームである。
そして、同アッパーフレーム(1)の前部左右両側位
置には予備苗載せ台用フレーム(10−7)を設けてい
る。(10−8)はデフロックレバー用支持フレーム、
(10−9)はステップ中央部を支持するステップ支持フ
レームである。(13)は前記前部横フレーム(10−2)
の左右両側位置より後方上方に向けて傾斜状に設けた後
部フレームで、後端(13−1)を後部横フレーム(11)
の上部に連結している。
置には予備苗載せ台用フレーム(10−7)を設けてい
る。(10−8)はデフロックレバー用支持フレーム、
(10−9)はステップ中央部を支持するステップ支持フ
レームである。(13)は前記前部横フレーム(10−2)
の左右両側位置より後方上方に向けて傾斜状に設けた後
部フレームで、後端(13−1)を後部横フレーム(11)
の上部に連結している。
また、リヤアクスルケース(8)は、ロアーフレーム
(10)の左右の後部に連結しており、ミッションケース
(5)とプロペラシャフト(14)を介して連動連結して
いる。(15)はリヤアクスルケース(8)の両側に突設
した後車輪で、後部横フレーム(11)の下端に連結支持
されている。
(10)の左右の後部に連結しており、ミッションケース
(5)とプロペラシャフト(14)を介して連動連結して
いる。(15)はリヤアクスルケース(8)の両側に突設
した後車輪で、後部横フレーム(11)の下端に連結支持
されている。
また、(16)は、田植機の走行部(B)のミッション
ケース(5)と、植付部(C)の植付駆動ケース(17)
とを連動連結する植付駆動軸であり、かかる植付駆動軸
は、前部駆動軸(16−1)と後部駆動軸(16−2)とを
自在継手(18)を介して連動連結している。
ケース(5)と、植付部(C)の植付駆動ケース(17)
とを連動連結する植付駆動軸であり、かかる植付駆動軸
は、前部駆動軸(16−1)と後部駆動軸(16−2)とを
自在継手(18)を介して連動連結している。
そして、後部駆動軸(16−2)は、外管軸(16−3)
と内管軸(16−4)をスプライン嵌合して伸縮自在に構
成していると共に、内管軸(16−4)を植付駆動ケース
(17)に連動連結している。
と内管軸(16−4)をスプライン嵌合して伸縮自在に構
成していると共に、内管軸(16−4)を植付駆動ケース
(17)に連動連結している。
また、(19)はステアリングケースであり、ミッショ
ンケース(5)の上方に配設すると共に、上部ステアリ
ングシャフト(3)を介してステアリングハンドル(3
−1)を連動連結し、内部に減速歯車(19−1)を設け
ている。(20)はステアリングケース(19)より、下向
きに突出させたピットマンアーム軸で、下端には後方に
向けてピットマンアーム(21)を連結している。また、
ピットマンアーム(21)の左右両側にはドラッグロッド
(22)(22)の基部を連続して左右のフロントギヤボッ
クス(23)(23)のナックルアーム(24)(24)と各々
連動連結している。
ンケース(5)の上方に配設すると共に、上部ステアリ
ングシャフト(3)を介してステアリングハンドル(3
−1)を連動連結し、内部に減速歯車(19−1)を設け
ている。(20)はステアリングケース(19)より、下向
きに突出させたピットマンアーム軸で、下端には後方に
向けてピットマンアーム(21)を連結している。また、
ピットマンアーム(21)の左右両側にはドラッグロッド
(22)(22)の基部を連続して左右のフロントギヤボッ
クス(23)(23)のナックルアーム(24)(24)と各々
連動連結している。
そして、上記ピットマンアーム軸(20)、ピットマン
アーム(21)、ドラッグロッド(22)(22)及びナック
ルアーム(24)(24)などによりステアリング連動機構
(25)を構成している。
アーム(21)、ドラッグロッド(22)(22)及びナック
ルアーム(24)(24)などによりステアリング連動機構
(25)を構成している。
(26)はアッパーフレーム(1)の前部両側位置に、
下向きに突設した取付ブラケットで、ミッションケース
(5)を固着している。(27)は固定用ボルトである。
下向きに突設した取付ブラケットで、ミッションケース
(5)を固着している。(27)は固定用ボルトである。
(28)はエンジンプーリで、ミッションケース(5)
の入力プーリ(29)との間にVベルト(30)を巻掛けて
連動連結している。(31)はアッパーフレーム(1)の
上面に位置させた広幅状のステップ兼用のケーシング体
で、後部はリヤフェンダ(32)と一体的に連続されてい
ると共に、床面、変速ガイド板等を兼用すべく、FRP等
の高剛性を有する合成樹脂により成形されている。
の入力プーリ(29)との間にVベルト(30)を巻掛けて
連動連結している。(31)はアッパーフレーム(1)の
上面に位置させた広幅状のステップ兼用のケーシング体
で、後部はリヤフェンダ(32)と一体的に連続されてい
ると共に、床面、変速ガイド板等を兼用すべく、FRP等
の高剛性を有する合成樹脂により成形されている。
(33)はミッションケース(5)の上部に突設した変
速レバーで、ステアリングコラム(34)の近傍に位置し
ている。
速レバーで、ステアリングコラム(34)の近傍に位置し
ている。
また、第1図及び第2図において、(60)は運転部で
あり、ケーシング体(31)上の後部に座席(61)を設
け、右側方に植付昇降レバーを配設している。
あり、ケーシング体(31)上の後部に座席(61)を設
け、右側方に植付昇降レバーを配設している。
そして、ボンネット(4)の左側方にクラッチペダル
(63)を配設し、同ボンネット(4)の右側方にブレー
キペダル(64)を配設している。(65)はボンネット
(4)の左側壁に突設した副変速レバーである。
(63)を配設し、同ボンネット(4)の右側方にブレー
キペダル(64)を配設している。(65)はボンネット
(4)の左側壁に突設した副変速レバーである。
また、ブレーキペダル(64)は、第5図〜第7図に示
すように、左側ペダル(64−1)と右側ペダル(64−
2)とから構成しており、同ペダル(64−1)(64−
2)に先端を取付けた左右側ペダルアーム(64a)(64
b)の基端は、前部横フレーム(10−2)にステー(10
a)を介して取付けたボス(10b)に、支軸(70)と左右
回動筒(71)(72)とを介して支持させている。
すように、左側ペダル(64−1)と右側ペダル(64−
2)とから構成しており、同ペダル(64−1)(64−
2)に先端を取付けた左右側ペダルアーム(64a)(64
b)の基端は、前部横フレーム(10−2)にステー(10
a)を介して取付けたボス(10b)に、支軸(70)と左右
回動筒(71)(72)とを介して支持させている。
すなわち、ボス(10b)に支軸(70)を回動自在に挿
通し、同支軸(70)に左回動筒(71)を回動自在に嵌合
する一方、支軸(70)に右回動筒(72)を一体回動自在
に勘合し、左回動筒(71)に左側ペダルアーム(64a)
の基端を取付け、右回動筒(72)に右側ペダルアーム
(64b)の基端を取付けている。(73)はアッパーフレ
ーム(1)に取付けたスプリングステー、(74)(75)
は、スプリングステー(73)と左右側ペダルアーム(64
a)(64b)との間にそれぞれ介設した左右ペダル復帰用
スプリングである。
通し、同支軸(70)に左回動筒(71)を回動自在に嵌合
する一方、支軸(70)に右回動筒(72)を一体回動自在
に勘合し、左回動筒(71)に左側ペダルアーム(64a)
の基端を取付け、右回動筒(72)に右側ペダルアーム
(64b)の基端を取付けている。(73)はアッパーフレ
ーム(1)に取付けたスプリングステー、(74)(75)
は、スプリングステー(73)と左右側ペダルアーム(64
a)(64b)との間にそれぞれ介設した左右ペダル復帰用
スプリングである。
また、左右側ペダルアーム(64a)(64b)とリヤアク
スルケース(8)内に設けた後述の左右ブレーキ装置
(93)(94)(第8図及び第9図参照)との間にはブレ
ーキ制動用リンク機構(80)を介設している。
スルケース(8)内に設けた後述の左右ブレーキ装置
(93)(94)(第8図及び第9図参照)との間にはブレ
ーキ制動用リンク機構(80)を介設している。
すなわち、ブレーキ制動用リンク機構(80)は、第5
図〜第7図に示すように、左回動筒(71)の周面に上方
へ向けて突設した左ブレーキ制動用突片(81)の先端
と、左ブレーキ装置(93)に左ブレーキホーク軸(87)
を介して連動連結した左ブレーキ制動用アーム(82)の
先端との間に左ブレーキ制動用ロッド(83)を介設し、
また、支軸(70)の基端に上方へ向けて突設した右ブレ
ーキ制動用突片(84)の先端と、右ブレーキ装置(94)
に右ブレーキホーク軸(88)を介して連動連結した右ブ
レーキ制動用アーム(85)の先端との間に右ブレーキ制
動用ロッド(86)を介設して構成している。(83a)(8
3b)(86a)(86b)は、それぞれロッド連結ピンであ
る。
図〜第7図に示すように、左回動筒(71)の周面に上方
へ向けて突設した左ブレーキ制動用突片(81)の先端
と、左ブレーキ装置(93)に左ブレーキホーク軸(87)
を介して連動連結した左ブレーキ制動用アーム(82)の
先端との間に左ブレーキ制動用ロッド(83)を介設し、
また、支軸(70)の基端に上方へ向けて突設した右ブレ
ーキ制動用突片(84)の先端と、右ブレーキ装置(94)
に右ブレーキホーク軸(88)を介して連動連結した右ブ
レーキ制動用アーム(85)の先端との間に右ブレーキ制
動用ロッド(86)を介設して構成している。(83a)(8
3b)(86a)(86b)は、それぞれロッド連結ピンであ
る。
そして、左ブレーキ制動用アーム(82)と右ブレーキ
制動用アーム(85)は、上下に交差させており、左右ブ
レーキホーク軸(87)(88)間の間隔(W)を可及的に
小さくして、なおかつ各アーム(82)(85)の作動スト
ロークを確保できるようにして、リヤアクスルケース
(8)のコンパクト化を図っている。
制動用アーム(85)は、上下に交差させており、左右ブ
レーキホーク軸(87)(88)間の間隔(W)を可及的に
小さくして、なおかつ各アーム(82)(85)の作動スト
ロークを確保できるようにして、リヤアクスルケース
(8)のコンパクト化を図っている。
このようにして、左側ペダル(64−1)を踏込むと、
左ブレーキ装置(93)がブレーキ制動された左後車輪
(9)の回転を停止させて左側方への急旋回が行なえ、
また、同様に右側ペダル(64−2)を踏むと、右側方へ
の急旋回が行なえるようにしている。
左ブレーキ装置(93)がブレーキ制動された左後車輪
(9)の回転を停止させて左側方への急旋回が行なえ、
また、同様に右側ペダル(64−2)を踏むと、右側方へ
の急旋回が行なえるようにしている。
また、上記したリヤアクスルケース(8)は、次のよ
うに構成している。
うに構成している。
すなわち、リヤアクスルケース(8)は、第8図及び
第9図に示すように、ケース本体(8a)を前後縦長に形
成し、同ケース本体(8a)内に、前方より後方に順次ブ
レーキ軸(95)とピニオン軸(101)と左右後車軸(1
5)(15)を軸架している。
第9図に示すように、ケース本体(8a)を前後縦長に形
成し、同ケース本体(8a)内に、前方より後方に順次ブ
レーキ軸(95)とピニオン軸(101)と左右後車軸(1
5)(15)を軸架している。
そして、左右ブレーキ装置(93)(94)は、ブレーキ
軸(95)の左右側端部に配設しており、同ブレーキ軸
(95)の左右側部にそれぞれ摺動自在に嵌合した左右摺
動ボス(96)(97)に、前記左右ブレーキホーク軸(8
7)(88)の下端にそれぞれ取付けた左右ブレーキホー
ク(98)(99)の先端を連結し、各ホーク(98)(99)
の回動に連動して各摺動ボス(96)(97)が摺動して、
各ブレーキ装置(98)(94)をブレーキ制動させるよう
に構成している。
軸(95)の左右側端部に配設しており、同ブレーキ軸
(95)の左右側部にそれぞれ摺動自在に嵌合した左右摺
動ボス(96)(97)に、前記左右ブレーキホーク軸(8
7)(88)の下端にそれぞれ取付けた左右ブレーキホー
ク(98)(99)の先端を連結し、各ホーク(98)(99)
の回動に連動して各摺動ボス(96)(97)が摺動して、
各ブレーキ装置(98)(94)をブレーキ制動させるよう
に構成している。
また、ブレーキ軸(95)の中央部には、プロペラシャ
フト(14)の後端に設けた駆動ベベルギヤ(14a)に噛
合する受動ベベルギヤ(100)を取付け、同受動ギヤ(1
00)の左右側面部に左右歯合雌部(100a)(100b)を設
けて、各噛合雌部(100a)(100b)に左右摺動ボス(9
6)(97)の内側部に設けた噛合雄部(96a)(97a)を
噛合・離脱自在としてクラッチ部を構成している。(14
b)はベアリングである。
フト(14)の後端に設けた駆動ベベルギヤ(14a)に噛
合する受動ベベルギヤ(100)を取付け、同受動ギヤ(1
00)の左右側面部に左右歯合雌部(100a)(100b)を設
けて、各噛合雌部(100a)(100b)に左右摺動ボス(9
6)(97)の内側部に設けた噛合雄部(96a)(97a)を
噛合・離脱自在としてクラッチ部を構成している。(14
b)はベアリングである。
また、ピニオン軸(101)には、上記左右摺動ボス(9
6)(97)の噛合雄部(96a)(97a)と常時噛合する左
右伝動ギヤ(101a)(101b)と、左右後車輪(15)(1
5)に取付けた左右受像ギヤ(15a)(15a)と常時噛合
する左右ピニオンギヤ(101c)(101d)とを取付けてい
る。
6)(97)の噛合雄部(96a)(97a)と常時噛合する左
右伝動ギヤ(101a)(101b)と、左右後車輪(15)(1
5)に取付けた左右受像ギヤ(15a)(15a)と常時噛合
する左右ピニオンギヤ(101c)(101d)とを取付けてい
る。
また、(15b)は後車輪(15)を軸支するベアリン
グ、(15c)は後車輪ケース、(15d)はケース連結板、
(15e)は連結ボルトである。
グ、(15c)は後車輪ケース、(15d)はケース連結板、
(15e)は連結ボルトである。
上記のような構成において、本発明の要旨は、機体の
前後左右部に前後車輪(7)(7)(9)(9)を設
け、機体の後部に植付部(C)を昇降自在に連接した乗
用田植機において、機体の前側下部にミッションケース
(5)を配設し、同ミッションケース(5)の上方にエ
ンジン(2)を配設し、ミッションケース(5)の下方
に前車輪(7)(7)の前車軸(7−1)(7−1)を
配設すると共に、機体の後側下部に、前記ミッションケ
ース(5)にプロペラシャフト(14)を介して連動連結
するリヤアクスルケース(8)を配設し、しかも、同リ
ヤアクスルケース(8)は、前記プロペラシャフト(1
4)の軸線(P1)の延長方向に位置すると共に、内蔵す
るギヤ群を、側面視で前高後状態に配置し、かつ、前記
ミッションケース(5)の側面に入力プーリ(29)を配
設し、該入力プーリ(29)の直上方にエンジンプーリ
(28)を設け、更に、ボンネット(4)の後端より前方
に前記前車軸(7−1)(7−1)を備えていることに
ある。
前後左右部に前後車輪(7)(7)(9)(9)を設
け、機体の後部に植付部(C)を昇降自在に連接した乗
用田植機において、機体の前側下部にミッションケース
(5)を配設し、同ミッションケース(5)の上方にエ
ンジン(2)を配設し、ミッションケース(5)の下方
に前車輪(7)(7)の前車軸(7−1)(7−1)を
配設すると共に、機体の後側下部に、前記ミッションケ
ース(5)にプロペラシャフト(14)を介して連動連結
するリヤアクスルケース(8)を配設し、しかも、同リ
ヤアクスルケース(8)は、前記プロペラシャフト(1
4)の軸線(P1)の延長方向に位置すると共に、内蔵す
るギヤ群を、側面視で前高後状態に配置し、かつ、前記
ミッションケース(5)の側面に入力プーリ(29)を配
設し、該入力プーリ(29)の直上方にエンジンプーリ
(28)を設け、更に、ボンネット(4)の後端より前方
に前記前車軸(7−1)(7−1)を備えていることに
ある。
上記構造により、以下のような作用効果が生起され
る。
る。
すなわち、機体の前側下部にミッションケース(5)
を配設し、同ミッションケース(5)の上方にエンジン
(2)を配設すると共に、ミッションケース(5)の下
方に前車輪(7)(7)の前車軸(7−1)(7−1)
を配設しているため、前車軸(7)(7)の上方にエン
ジン(2)とミッションケース(5)が配設されること
となり、エンジン(2)とミッションケース(5)の重
量が前車輪(7)(7)に集中的に掛かり、その一方
で、機体の後部にリヤアクセルケース(8)と植付部
(C)を配設しているため、リヤアクスルケース(8)
と植付部(C)の重量が後車輪(9)(9)に集中的に
掛かることとなり、重量の前後バランスを良好なものと
することができ、走行時の機体の安定性を向上させるこ
とができる。
を配設し、同ミッションケース(5)の上方にエンジン
(2)を配設すると共に、ミッションケース(5)の下
方に前車輪(7)(7)の前車軸(7−1)(7−1)
を配設しているため、前車軸(7)(7)の上方にエン
ジン(2)とミッションケース(5)が配設されること
となり、エンジン(2)とミッションケース(5)の重
量が前車輪(7)(7)に集中的に掛かり、その一方
で、機体の後部にリヤアクセルケース(8)と植付部
(C)を配設しているため、リヤアクスルケース(8)
と植付部(C)の重量が後車輪(9)(9)に集中的に
掛かることとなり、重量の前後バランスを良好なものと
することができ、走行時の機体の安定性を向上させるこ
とができる。
しかも、前車輪(7)(7)の上方にエンジン(2)
とミッションケース(5)とが配設されることによっ
て、機体前端から前車輪(7)(7)までの長さを可及
的に短くすることができ、機体の前方視界を良好に確保
することができるとともに、機体のコンパクト化を図る
ことができる。
とミッションケース(5)とが配設されることによっ
て、機体前端から前車輪(7)(7)までの長さを可及
的に短くすることができ、機体の前方視界を良好に確保
することができるとともに、機体のコンパクト化を図る
ことができる。
さらに、機体の前側下部に、ミッションケース(5)
を配設すると共に、機体の後側下部に、同ミッションケ
ース(5)にプロペラシャフト(14)を介して連動連結
するリヤアクスルケース(8)を配設し、しかも、同リ
ヤアクスルケース(8)は、前記プロペラシャフト(1
4)の軸線(P1)の延長方向に位置しているので、両ケ
ース(5)(8)により機体の重心を低くすることがで
きると共に、機体の前後バランスを良好にして、機体の
旋回を円滑に行うことができる。
を配設すると共に、機体の後側下部に、同ミッションケ
ース(5)にプロペラシャフト(14)を介して連動連結
するリヤアクスルケース(8)を配設し、しかも、同リ
ヤアクスルケース(8)は、前記プロペラシャフト(1
4)の軸線(P1)の延長方向に位置しているので、両ケ
ース(5)(8)により機体の重心を低くすることがで
きると共に、機体の前後バランスを良好にして、機体の
旋回を円滑に行うことができる。
また、リヤアクスルケース(8)に内蔵するギヤ群
が、側面視で前高後低状態に配置されているので、これ
らのギヤ群をプロペラシャフト(14)の軸線(P1)と略
同一線上に配置するのに比べ、機体前後方向での長さを
短くしてコンパクト化することができ、機体重量の軽減
を図ることができる。
が、側面視で前高後低状態に配置されているので、これ
らのギヤ群をプロペラシャフト(14)の軸線(P1)と略
同一線上に配置するのに比べ、機体前後方向での長さを
短くしてコンパクト化することができ、機体重量の軽減
を図ることができる。
加えて、前記ミッションケース(5)の側面に入力プ
ーリ(29)を配設し、該入力プーリ(29)の直上方にエ
ンジンプーリ(28)を設けているので、ミッションケー
スの前面又は後面に入力プーリを設けるものに比べ、機
体の前後方向を短くすることができ、さらに入力プーリ
(29)の直上方にエンジンプーリ(28)を備えることか
ら、より一層、機体の前後方向を短くすることができ、
機体のコンパクト化を図ることができる。
ーリ(29)を配設し、該入力プーリ(29)の直上方にエ
ンジンプーリ(28)を設けているので、ミッションケー
スの前面又は後面に入力プーリを設けるものに比べ、機
体の前後方向を短くすることができ、さらに入力プーリ
(29)の直上方にエンジンプーリ(28)を備えることか
ら、より一層、機体の前後方向を短くすることができ、
機体のコンパクト化を図ることができる。
更に、ボンネット(4)の後端より前方に前車軸(7
−1)(7−1)を備えているため、ミッションケース
やエンジン、前車軸をコンパクトに配置することがで
き、機体の前方のオーバーハングを短くすることがで
き、オペレーターの有効な前方視界を得ることができ、
良好な操作性を確保することができる。
−1)(7−1)を備えているため、ミッションケース
やエンジン、前車軸をコンパクトに配置することがで
き、機体の前方のオーバーハングを短くすることがで
き、オペレーターの有効な前方視界を得ることができ、
良好な操作性を確保することができる。
次に、昇降機構(D)について、第1図を参照して説
明する。
明する。
(35)は昇降リンク機構であって、ロアーフレーム
(10)の後部と後部横フレーム(11)とに斜めに架け渡
したリンク支持ブラケット(36)に、左右一対のリアフ
トアーム(37)(37)の基部を軸支している。(37−
1)は支点軸、(38)はロアーフレーム(10)に設ける
前部横フレーム(10−2)に基部(38−1)を枢着する
とともに、先端をリフトアーム(37)の上部支軸(39)
に連結した昇降油圧シリンダである。
(10)の後部と後部横フレーム(11)とに斜めに架け渡
したリンク支持ブラケット(36)に、左右一対のリアフ
トアーム(37)(37)の基部を軸支している。(37−
1)は支点軸、(38)はロアーフレーム(10)に設ける
前部横フレーム(10−2)に基部(38−1)を枢着する
とともに、先端をリフトアーム(37)の上部支軸(39)
に連結した昇降油圧シリンダである。
(40)は昇降リンク機構(35)のリフトリンクで、左
右一対のリフトリンク(40)は前端をリフトアーム(3
7)の上部支軸(39)に連結し、後端を植付フレーム(4
1)の前部に設けた横軸(42)に枢支している。(43)
は走行部(B)と植付部(C)を連動連結する下部リン
クで、同左右一対の下部リンク(43)は前端をリンク支
持ブラケット(36)に設けた支点軸(37−1)に枢着し
ながら、後端を植付フレーム(41)の前部に設ける横軸
(42)に枢支している。
右一対のリフトリンク(40)は前端をリフトアーム(3
7)の上部支軸(39)に連結し、後端を植付フレーム(4
1)の前部に設けた横軸(42)に枢支している。(43)
は走行部(B)と植付部(C)を連動連結する下部リン
クで、同左右一対の下部リンク(43)は前端をリンク支
持ブラケット(36)に設けた支点軸(37−1)に枢着し
ながら、後端を植付フレーム(41)の前部に設ける横軸
(42)に枢支している。
(44)は後部フレーム(13)の後部と植付フレーム
(41)に設けた垂直フレーム(45)とに掛け渡し状に設
けたトップリンクである。
(41)に設けた垂直フレーム(45)とに掛け渡し状に設
けたトップリンクである。
(46)は取付座、(47)は支点ピン、(48)はトップ
リンクピンである。そして、上記トップリンク(44)及
び、下部リンク(43)、並びリフトアーム(37)と垂直
フレーム(45)により平行リンク機構(49)を構成して
いる。
リンクピンである。そして、上記トップリンク(44)及
び、下部リンク(43)、並びリフトアーム(37)と垂直
フレーム(45)により平行リンク機構(49)を構成して
いる。
また、昇降油圧シリンダ(38)は、シリンダロッド
(38−2)を短縮作動させることにより、リフトアーム
(37)を前方へ回動させてリフトリンク(40)により植
付部(C)を上昇作動させるようにしている。
(38−2)を短縮作動させることにより、リフトアーム
(37)を前方へ回動させてリフトリンク(40)により植
付部(C)を上昇作動させるようにしている。
また、反対に昇降油圧シリンダ(38)のシリンダロッ
ド(38−2)を伸長作動させることにより植付部(C)
を下降作動させるようにしているものである。
ド(38−2)を伸長作動させることにより植付部(C)
を下降作動させるようにしているものである。
第1図は、本発明に係る乗用田植機の側面図。 第2図は、同乗用田植機の平面図。 第3図は、機体フレームの側面図。 第4図は、同機体フレームの平面図。 第5図は、ブレーキ制動用リンク機構の平面図。 第6図は、同リンク機構の背面図。 第7図は、同リンク機構の側面図。 第8図は、要部の側面図。 第9図は、同要部の断面図。 (A):乗用田植機 (B):走行部 (C):植付部 (D):昇降機構 (5):ミッションケース (6):フロントアクスルケース (6a):横長ケース (6b):縦長ケース (6c):上端部 (8):リヤアクスルケース (14):プロペラシャフト (64a):ペダルアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 二教 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 田中 保彦 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 審査官 吉田 英一 (56)参考文献 特開 昭58−121711(JP,A) 実開 昭59−78171(JP,U) 実開 昭58−36919(JP,U) 特公 昭62−49233(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 11/02
Claims (1)
- 【請求項1】機体の前後左右部に前後車輪(7)(7)
(9)(9)を設け、機体の後部に植付部(C)を昇降
自在に連接した乗用田植機において、機体の前側下部に
ミッションケース(5)を配設し、同ミッションケース
(5)の上方にエンジン(2)を配設し、ミッションケ
ース(5)の下方に前車輪(7)(7)の前車軸(7−
1)(7−1)を配設すると共に、機体の後側下部に、
前記ミッションケース(5)にプロペラシャフト(14)
を介して連動連結するリヤアクスルケース(8)を配設
し、しかも、同リヤアクスルケース(8)は、前記プロ
ペラシャフト(14)の軸線(P1)の延長方向に位置する
と共に、内蔵するギヤ群を、側面視で前高後低状態に配
置し、かつ、前記ミッションケース(5)の側面に入力
プーリ(29)を配設し、該入力プーリ(29)の直上方に
エンジンプーリ(28)を設け、更に、ボンネット(4)
の後端より前方に前車軸(7−1)(7−1)を備えた
ことを特徴とする乗用田植機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1182971A JP2825010B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 乗用田植機におけるリヤアクスルケースの配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1182971A JP2825010B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 乗用田植機におけるリヤアクスルケースの配設構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18386096A Division JP2702700B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 乗用田植機の機体フレーム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0347006A JPH0347006A (ja) | 1991-02-28 |
JP2825010B2 true JP2825010B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16127519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1182971A Expired - Lifetime JP2825010B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 乗用田植機におけるリヤアクスルケースの配設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2825010B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836919U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-10 | 株式会社クボタ | 田植機 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1182971A patent/JP2825010B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347006A (ja) | 1991-02-28 |
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