JP2823283B2 - 色信号処理装置 - Google Patents
色信号処理装置Info
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- JP2823283B2 JP2823283B2 JP1325198A JP32519889A JP2823283B2 JP 2823283 B2 JP2823283 B2 JP 2823283B2 JP 1325198 A JP1325198 A JP 1325198A JP 32519889 A JP32519889 A JP 32519889A JP 2823283 B2 JP2823283 B2 JP 2823283B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NTSC方式のカラー映像信号を記録再生する
とともに、PAL方式記録テープが再生可能なビデオテー
プレコーダにおける色信号処理装置に関するものであ
る。
とともに、PAL方式記録テープが再生可能なビデオテー
プレコーダにおける色信号処理装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、レンタルビデオショップの発展は著しいものが
あり、家庭用ビデオテープレコーダの使用方法も単にテ
レビジョン信号の録画再生ということのみならず、ビデ
オソフトテープの再生という頻度も増加している。諸外
国においても同様な傾向がある。PAL放送方式を採用す
る国々においては、ビデオソフトテープが発達している
米国のNTSC方式記録テープのビデオソフトテープが再生
できる機能を付加したPAL方式ビデオテープレコーダが
話題を呼んでいる。逆にNTSC放送方式を採用する国々に
おいても、PAL方式記録テープが再生できるNTSC方式ビ
デオテープレコーダも検討されている。
あり、家庭用ビデオテープレコーダの使用方法も単にテ
レビジョン信号の録画再生ということのみならず、ビデ
オソフトテープの再生という頻度も増加している。諸外
国においても同様な傾向がある。PAL放送方式を採用す
る国々においては、ビデオソフトテープが発達している
米国のNTSC方式記録テープのビデオソフトテープが再生
できる機能を付加したPAL方式ビデオテープレコーダが
話題を呼んでいる。逆にNTSC放送方式を採用する国々に
おいても、PAL方式記録テープが再生できるNTSC方式ビ
デオテープレコーダも検討されている。
以下図面を参照しながら、NTSC方式ビデオテープレコ
ーダの映像信号処理の一例について説明する。第8図は
従来のVHS方式ビデオテープレコーダの色信号処理を中
心とした映像信号処理の再生系のブロック図である。第
8図において、入力端子1より入力された再生信号は初
段アンプ(以下PRE AMPと記す)2において増幅され、
ハイパスフィルタ(以下HPFと記す)3において低減変
換色信号が除去され、周波数変調(以下FMと記す)され
た輝度信号が取り出される。次にFM復調器(以下FM DEM
と記す)4で復調され、ロープスフィルタ(以下LPFと
記す)5で不要成分が除去され、加算器6へ送られる。
一方LPF7ではFM輝度信号が除去されて低域変換色信号が
取り出される。周波数変換器(以下Freq.Conv.と記す)
8において搬送色信号に戻され、バンドパスフィルタ
(以下BPFと記す)9で不要成分が除去される。次に、
1水平期間(以下1Hと記す)クシ形フィルタ(以下COMB
と記す)10において隣接のクロストーク成分が除去さ
れ、加算器6において輝度信号とミックスされ、出力端
子35より出力される。また、1H COMB 10の出力信号は位
相比較器(APC PC)14へ送られる。位相比較器14では、
基準副搬送波発振器(以下XOと記す)13からの信号と1H
COMB 10のカラーバースト信号が位相比較され、その誤
差信号はLPF15を通り、ほぼ中心周波数が320倍の水平走
査周波数(以下fHと記す)の電圧制御発振器(以下VCO
と記す)16を制御する。VCO16の出力信号周波数は1/8分
周器17で1/8に分周され、位相が90度づつ異なる4つの
信号が出力される。選択回路18ではVHS規格にしたが
い、1/8分周器17からの信号を順次選択し、サブ周波数
変換器(以下SUB Conv.と記す)19へ送られる。SUB Con
v.19では選択回路18からの信号とXO13からの信号が平衡
変調され、その出力信号はBPF20を通って不要成分が除
去され、Freq.Conv.8のキャリアとなる。
ーダの映像信号処理の一例について説明する。第8図は
従来のVHS方式ビデオテープレコーダの色信号処理を中
心とした映像信号処理の再生系のブロック図である。第
8図において、入力端子1より入力された再生信号は初
段アンプ(以下PRE AMPと記す)2において増幅され、
ハイパスフィルタ(以下HPFと記す)3において低減変
換色信号が除去され、周波数変調(以下FMと記す)され
た輝度信号が取り出される。次にFM復調器(以下FM DEM
と記す)4で復調され、ロープスフィルタ(以下LPFと
記す)5で不要成分が除去され、加算器6へ送られる。
一方LPF7ではFM輝度信号が除去されて低域変換色信号が
取り出される。周波数変換器(以下Freq.Conv.と記す)
8において搬送色信号に戻され、バンドパスフィルタ
(以下BPFと記す)9で不要成分が除去される。次に、
1水平期間(以下1Hと記す)クシ形フィルタ(以下COMB
と記す)10において隣接のクロストーク成分が除去さ
れ、加算器6において輝度信号とミックスされ、出力端
子35より出力される。また、1H COMB 10の出力信号は位
相比較器(APC PC)14へ送られる。位相比較器14では、
基準副搬送波発振器(以下XOと記す)13からの信号と1H
COMB 10のカラーバースト信号が位相比較され、その誤
差信号はLPF15を通り、ほぼ中心周波数が320倍の水平走
査周波数(以下fHと記す)の電圧制御発振器(以下VCO
と記す)16を制御する。VCO16の出力信号周波数は1/8分
周器17で1/8に分周され、位相が90度づつ異なる4つの
信号が出力される。選択回路18ではVHS規格にしたが
い、1/8分周器17からの信号を順次選択し、サブ周波数
変換器(以下SUB Conv.と記す)19へ送られる。SUB Con
v.19では選択回路18からの信号とXO13からの信号が平衡
変調され、その出力信号はBPF20を通って不要成分が除
去され、Freq.Conv.8のキャリアとなる。
以上の構成により低域変換色信号は搬送色信号に戻さ
れるのみならず、再生時にシリンダの回転むらなどによ
り発生するジッタ成分を吸収できることになる。
れるのみならず、再生時にシリンダの回転むらなどによ
り発生するジッタ成分を吸収できることになる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、NTSC方式記録テ
ープは再生できるが、PAL方式記録テープは輝度信号を
再生できても、色信号は再生できないという課題を有し
ていた。
ープは再生できるが、PAL方式記録テープは輝度信号を
再生できても、色信号は再生できないという課題を有し
ていた。
本発明は上記課題を解決するもので、NTSC方式ビデオ
テープレコーダにおいて、PAL方式記録テープを再生し
た場合にも色信号が再生でき、かつNTSC方式テレビジョ
ンに接続した場合にも色信号が再現できるビデオテープ
レコーダの色信号処理装置を提供することを目的とする
ものである。
テープレコーダにおいて、PAL方式記録テープを再生し
た場合にも色信号が再生でき、かつNTSC方式テレビジョ
ンに接続した場合にも色信号が再現できるビデオテープ
レコーダの色信号処理装置を提供することを目的とする
ものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の色信号処理装置
は、再生搬送色信号に位相ロックした基準副搬送波周波
数発振器の出力信号から2倍の副搬送波周波数を発生さ
せる逓倍器と、前記逓倍器の出力信号と前記再生搬送色
信号を平衡変調する平衡変調器と、前記平衡変調器の出
力信号から搬送色信号帯域を抽出する第1のフィルタ
と、前記再生搬送色信号の位相をほぼ45度位相を進ませ
る第1の位相器と、前記再生搬送色信号の位相をほぼ45
度位相を遅らせる第2の位相器と、前記再生搬送色信号
と前記第1のフィルタの出力信号と前記第1の位相器の
出力信号と前記第2の位相器の出力信号の4信号のうち
の1つの信号を選択するスイッチ回路と、前記基準副搬
送波周波数発振器の出力信号を1水平走査期間毎に位相
反転させた信号と前記再生搬送色信号カラーバースト信
号の位相比較を行う位相比較器と、前記位相比較器の出
力信号を平滑する第2のフィルタと、前記第2のフィル
タの出力電圧と基準電圧とを比較するコンパレータと、
前記コンパレータの出力信号により前記スイッチ回路を
制御する信号を作成する制御信号発生器を具備し、PAL
方式の搬送色信号をNTSC方式の搬送色信号に変換するよ
うに構成したものである。
は、再生搬送色信号に位相ロックした基準副搬送波周波
数発振器の出力信号から2倍の副搬送波周波数を発生さ
せる逓倍器と、前記逓倍器の出力信号と前記再生搬送色
信号を平衡変調する平衡変調器と、前記平衡変調器の出
力信号から搬送色信号帯域を抽出する第1のフィルタ
と、前記再生搬送色信号の位相をほぼ45度位相を進ませ
る第1の位相器と、前記再生搬送色信号の位相をほぼ45
度位相を遅らせる第2の位相器と、前記再生搬送色信号
と前記第1のフィルタの出力信号と前記第1の位相器の
出力信号と前記第2の位相器の出力信号の4信号のうち
の1つの信号を選択するスイッチ回路と、前記基準副搬
送波周波数発振器の出力信号を1水平走査期間毎に位相
反転させた信号と前記再生搬送色信号カラーバースト信
号の位相比較を行う位相比較器と、前記位相比較器の出
力信号を平滑する第2のフィルタと、前記第2のフィル
タの出力電圧と基準電圧とを比較するコンパレータと、
前記コンパレータの出力信号により前記スイッチ回路を
制御する信号を作成する制御信号発生器を具備し、PAL
方式の搬送色信号をNTSC方式の搬送色信号に変換するよ
うに構成したものである。
さらに、本発明の色信号処理装置における制御信号発
生器は、複号同期信号から水平同期信号を取り出す水平
同期信号分離回路と、水平走査周波数をほぼ中心周波数
とする電圧制御発振器と、前記水平同期信号と前記電圧
制御発振器の出力信号の位相を比較する第2の位相比較
器と、前記第2の位相比較器の出力信号を平滑し前記電
圧制御発振器を制御する第3のフィルタと、前記電圧制
御発振器の出力信号を1/2分周する分周器と、前記電圧
制御発振器の出力信号を基準にしてカラーバースト信号
期間を示すパルスを作成する信号発生器と、前記分周器
と信号発生器の出力信号の論理演算を行う論理回路とを
備えたものである。
生器は、複号同期信号から水平同期信号を取り出す水平
同期信号分離回路と、水平走査周波数をほぼ中心周波数
とする電圧制御発振器と、前記水平同期信号と前記電圧
制御発振器の出力信号の位相を比較する第2の位相比較
器と、前記第2の位相比較器の出力信号を平滑し前記電
圧制御発振器を制御する第3のフィルタと、前記電圧制
御発振器の出力信号を1/2分周する分周器と、前記電圧
制御発振器の出力信号を基準にしてカラーバースト信号
期間を示すパルスを作成する信号発生器と、前記分周器
と信号発生器の出力信号の論理演算を行う論理回路とを
備えたものである。
作用 上記した構成により、再生搬送色信号が平衡変調器に
入力され、さらに逓倍器から出力される2倍の副搬送波
数の出力信号がキャリアとして平衡変調器に入力され、
この平衡変調器の出力信号から第1のフィルタによって
搬送色信号が抽出されるので、第1のフィルタにより抽
出された搬送色信号は平衡変調器に入力される再生搬送
信号に対してR−Y軸を反転させたものとして得ること
ができ、したがって、スイッチ回路により、前記再生搬
送色信号のほぼ45度位相を進ませる第1の位相器の出力
信号と前記再生搬送色信号のほぼ45度位相を遅らせる第
2の位相器の出力信号と前記再生搬送色信号と前記第1
のフィルタの出力信号とを選択することにより、PAL方
式の搬送色信号をNTSC方式の搬送色信号に変換すること
ができる。このため、PAL方式記録テープの色信号を再
生するとともに、再生されたPAL方式搬送色信号をNTSC
方式色信号に変換して、NTSC方式テレビジョンに色信号
を再現することができる。
入力され、さらに逓倍器から出力される2倍の副搬送波
数の出力信号がキャリアとして平衡変調器に入力され、
この平衡変調器の出力信号から第1のフィルタによって
搬送色信号が抽出されるので、第1のフィルタにより抽
出された搬送色信号は平衡変調器に入力される再生搬送
信号に対してR−Y軸を反転させたものとして得ること
ができ、したがって、スイッチ回路により、前記再生搬
送色信号のほぼ45度位相を進ませる第1の位相器の出力
信号と前記再生搬送色信号のほぼ45度位相を遅らせる第
2の位相器の出力信号と前記再生搬送色信号と前記第1
のフィルタの出力信号とを選択することにより、PAL方
式の搬送色信号をNTSC方式の搬送色信号に変換すること
ができる。このため、PAL方式記録テープの色信号を再
生するとともに、再生されたPAL方式搬送色信号をNTSC
方式色信号に変換して、NTSC方式テレビジョンに色信号
を再現することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の色信号処理装置について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるVHS方式ビデオテ
ープレコーダの色信号処理装置を中心に示した再生系の
ブロック図である。第1図において、入力端子1、PRE
AMP 2、HPF 3、FM DEM 4、LPF 5、加算器6、出力端子3
5、LPF 7、Freq.Conv.8、BPF 9、1H COMB 10、位相比較
器14、LPF 15、VCO 16、1/8分周器17、選択回路18、SUB
Conv.19、XO 13、BPF 20は第8図に示した従来例と同
様な動作をするため、詳細な説明は省略する。入力端子
21には、NTSC再生であるかPAL再生であるかを示す制御
信号が入力され、選択回路18とスイッチ回路12へ送られ
る。これは、VHSの規格がPALとNTSCで異なるためで、選
択回路18では4つの入力信号をその規格にしたがい選択
し、スイッチ回路12ではNTSC方式記録テープ再生時には
BPF 9の出力信号が入力される1H COMB 10が選択され、P
AL方式記録テープ再生時にBPF 9の出力信号が入力され
る2H COMB 11が選択される。これにより、スイッチ回路
12の出力信号は、NTSC方式記録テープ再生時にはNTSC方
式搬送色信号が出力され、PAL方式記録テープ再生時に
はPAL方式搬送色信号が出力されることになる。スイッ
チ回路12の出力信号がNTSC方式搬送色信号の場合には、
スイッチ回路25がC経路のみを選択し、加算器6へ送る
こととなる。
ープレコーダの色信号処理装置を中心に示した再生系の
ブロック図である。第1図において、入力端子1、PRE
AMP 2、HPF 3、FM DEM 4、LPF 5、加算器6、出力端子3
5、LPF 7、Freq.Conv.8、BPF 9、1H COMB 10、位相比較
器14、LPF 15、VCO 16、1/8分周器17、選択回路18、SUB
Conv.19、XO 13、BPF 20は第8図に示した従来例と同
様な動作をするため、詳細な説明は省略する。入力端子
21には、NTSC再生であるかPAL再生であるかを示す制御
信号が入力され、選択回路18とスイッチ回路12へ送られ
る。これは、VHSの規格がPALとNTSCで異なるためで、選
択回路18では4つの入力信号をその規格にしたがい選択
し、スイッチ回路12ではNTSC方式記録テープ再生時には
BPF 9の出力信号が入力される1H COMB 10が選択され、P
AL方式記録テープ再生時にBPF 9の出力信号が入力され
る2H COMB 11が選択される。これにより、スイッチ回路
12の出力信号は、NTSC方式記録テープ再生時にはNTSC方
式搬送色信号が出力され、PAL方式記録テープ再生時に
はPAL方式搬送色信号が出力されることになる。スイッ
チ回路12の出力信号がNTSC方式搬送色信号の場合には、
スイッチ回路25がC経路のみを選択し、加算器6へ送る
こととなる。
次に、スイッチ回路12の出力信号がPAL方式搬送色信
号の場合において、どのようにNTSC方式搬送色信号に変
換されるかについて説明する。まず、PAL方式の搬送色
信号を第4図に示すU軸、V軸で表すベクトル図上で説
明する。いま、走査線nライン目のカラーバースト信号
をaとすると、このときR−Y軸はcに示す向きとな
る。n+1ライン目はbがカラーバースト信号となり、
dがR−Y軸の向きとなる。これをNTSC方式搬送色信号
にするためには、第5図に示すように、第4図のa,b,c,
dをそれぞれ、a′,b′,c′,d′としなければならな
い。第1にa→a′へのカラーバースト信号の変換は+
45度位相を回転させればよい。第2にb→b′へのカラ
ーバースト信号の変換は、−45度位相を回転させればよ
い。第3にc→c′の変換はそのままでよい。第4にd
→d′の変換はR−Y軸を反転させる走査が必要とな
る。以上の変換で第6図(a)に示すPAL方式の搬送色
信号は第6図(b)に示すNTSC方式の搬送色信号に変換
される。このようなa→a′、b→b′、c→c′、d
→d′の変換は、それぞれ第1図のスイッチ回路25の4
つの入力経路A,B,C,Dで行なわれる。すなわち、−45度
シフタ22ではカラーバースト信号が−45度シフトし、+
45度シフタ23でカラーバースト信号が+45度シフトし、
平衡変換器(以下、BMと記す)24と第1のフィルタ24′
でR−Y軸が反転した搬送色信号が取り出される。BM24
へは、XO13からの副搬送周波数(以下、fscと記す)の
出力信号が位相器26を通り、逓倍器27で2倍にされた2f
scの出力信号がキャリアとして入力されることになる。
これによりBM24の出力信号はfscを中心とする搬送色信
号と3fscを中心とする搬送色信号に変換されるが、この
うちfscを中心とする搬送色信号が第1のフィルタ24′
において取り出される。第1のフィルタ24′の出力搬送
色信号は位相器26の位相を所定の位相にすることにより
BM24の入力搬送色信号に対してR−Y軸を反転させたも
のにすることができる。スイッチ回路25では、A,B,C,D
の各経路を順次選択することにより、PAL方式の搬送色
信号をNTSC方式の搬送色信号に変換することができる。
しかしながら、第4図に示すaのカラーバースト信号の
ときB経路、bのカラーバースト信号のときA経路を選
択した場合には、PAL方式からNTSC方式への変換はでき
なくなる。よって必ずaのカラーバースト信号のときA
経路、bのカラーバースト信号のときB経路を選択する
ようにスイッチ回路25を制御する制御回路が必要とな
る。
号の場合において、どのようにNTSC方式搬送色信号に変
換されるかについて説明する。まず、PAL方式の搬送色
信号を第4図に示すU軸、V軸で表すベクトル図上で説
明する。いま、走査線nライン目のカラーバースト信号
をaとすると、このときR−Y軸はcに示す向きとな
る。n+1ライン目はbがカラーバースト信号となり、
dがR−Y軸の向きとなる。これをNTSC方式搬送色信号
にするためには、第5図に示すように、第4図のa,b,c,
dをそれぞれ、a′,b′,c′,d′としなければならな
い。第1にa→a′へのカラーバースト信号の変換は+
45度位相を回転させればよい。第2にb→b′へのカラ
ーバースト信号の変換は、−45度位相を回転させればよ
い。第3にc→c′の変換はそのままでよい。第4にd
→d′の変換はR−Y軸を反転させる走査が必要とな
る。以上の変換で第6図(a)に示すPAL方式の搬送色
信号は第6図(b)に示すNTSC方式の搬送色信号に変換
される。このようなa→a′、b→b′、c→c′、d
→d′の変換は、それぞれ第1図のスイッチ回路25の4
つの入力経路A,B,C,Dで行なわれる。すなわち、−45度
シフタ22ではカラーバースト信号が−45度シフトし、+
45度シフタ23でカラーバースト信号が+45度シフトし、
平衡変換器(以下、BMと記す)24と第1のフィルタ24′
でR−Y軸が反転した搬送色信号が取り出される。BM24
へは、XO13からの副搬送周波数(以下、fscと記す)の
出力信号が位相器26を通り、逓倍器27で2倍にされた2f
scの出力信号がキャリアとして入力されることになる。
これによりBM24の出力信号はfscを中心とする搬送色信
号と3fscを中心とする搬送色信号に変換されるが、この
うちfscを中心とする搬送色信号が第1のフィルタ24′
において取り出される。第1のフィルタ24′の出力搬送
色信号は位相器26の位相を所定の位相にすることにより
BM24の入力搬送色信号に対してR−Y軸を反転させたも
のにすることができる。スイッチ回路25では、A,B,C,D
の各経路を順次選択することにより、PAL方式の搬送色
信号をNTSC方式の搬送色信号に変換することができる。
しかしながら、第4図に示すaのカラーバースト信号の
ときB経路、bのカラーバースト信号のときA経路を選
択した場合には、PAL方式からNTSC方式への変換はでき
なくなる。よって必ずaのカラーバースト信号のときA
経路、bのカラーバースト信号のときB経路を選択する
ようにスイッチ回路25を制御する制御回路が必要とな
る。
次に、第1図の28〜34に示されるスイッチ回路25の制
御回路について説明する。XO13からのfsc信号は位相器2
8を通り、スイッチ回路29へ供給される。スイッチ回路2
9で、位相器28の出力信号と位相器28の出力信号を位相
反転させた信号を1H毎に選択し、第1の位相比較器(P
C)30へ供給される。また第1の位相比較器30にはスイ
ッチ回路12からの搬送色信号が入力され、そのカラーバ
ースト信号とスイッチ回路29からのfsc信号が位相比較
される。いま、位相器28の出力信号の位相とスイッチ回
路12の出力搬送色信号の位相関係を、第4図に示すPAL
信号のV軸上に位相器28の出力信号の位相がくるように
位相器28の位相を設定する。スイッチ回路29では1H毎に
位相反転するため、第1の位相比較器30の出力信号は、
第4図のa側のときスイッチ回路29が位相器28の出力信
号を選択し、b側のとき位相器28の反転信号を選択して
いる場合には、カラーバースト信号期間において、常時
Hi側のパルス信号を出力する。逆に、a側のときスイッ
チ回路29が位相28の反転信号を選択し、b側のとき位相
器28の出力信号を選択している場合には、第1の位相比
較器30の出力信号は常時L0側のパルス信号を出力する。
第1の位相比較器30の出力信号は第2のフィルタ31で平
滑され、第2のフィルタ31の出力信号はコンパレータ33
において基準電圧32と比較され、第2のフィルタ31の出
力信号のレベルが基準電圧32により低い場合には、エラ
ー信号を制御信号発生器34へ出力する。制御信号発生器
34では、コンパレータ33よりエラー信号を入力した場合
には、スイッチ回路29を1H毎に反転させる制御信号Yの
極性が反転状態であり、かつスイッチ回路25を制御する
制御信号Xによるスイッチ回路25の選択が誤動作状態で
あるとして、制御信号X,Yを修正する。
御回路について説明する。XO13からのfsc信号は位相器2
8を通り、スイッチ回路29へ供給される。スイッチ回路2
9で、位相器28の出力信号と位相器28の出力信号を位相
反転させた信号を1H毎に選択し、第1の位相比較器(P
C)30へ供給される。また第1の位相比較器30にはスイ
ッチ回路12からの搬送色信号が入力され、そのカラーバ
ースト信号とスイッチ回路29からのfsc信号が位相比較
される。いま、位相器28の出力信号の位相とスイッチ回
路12の出力搬送色信号の位相関係を、第4図に示すPAL
信号のV軸上に位相器28の出力信号の位相がくるように
位相器28の位相を設定する。スイッチ回路29では1H毎に
位相反転するため、第1の位相比較器30の出力信号は、
第4図のa側のときスイッチ回路29が位相器28の出力信
号を選択し、b側のとき位相器28の反転信号を選択して
いる場合には、カラーバースト信号期間において、常時
Hi側のパルス信号を出力する。逆に、a側のときスイッ
チ回路29が位相28の反転信号を選択し、b側のとき位相
器28の出力信号を選択している場合には、第1の位相比
較器30の出力信号は常時L0側のパルス信号を出力する。
第1の位相比較器30の出力信号は第2のフィルタ31で平
滑され、第2のフィルタ31の出力信号はコンパレータ33
において基準電圧32と比較され、第2のフィルタ31の出
力信号のレベルが基準電圧32により低い場合には、エラ
ー信号を制御信号発生器34へ出力する。制御信号発生器
34では、コンパレータ33よりエラー信号を入力した場合
には、スイッチ回路29を1H毎に反転させる制御信号Yの
極性が反転状態であり、かつスイッチ回路25を制御する
制御信号Xによるスイッチ回路25の選択が誤動作状態で
あるとして、制御信号X,Yを修正する。
以下、制御信号発生器34の構成について説明する。第
2図は制御信号発生器34のブロック図である。入力端子
36には輝度信号から分離された同期信号が入力され、水
平同期信号分離回路(以下HHKと記す)37で水平同期信
号が抽出され、第2の位相比較器(PC)38に供給され
る。第2の位相比較器38では、HHK37からの信号と、ほ
ぼ中心周波数fHである電圧制御発振器(以下fHVCOと記
す)40からの信号の位相比較を行い、その誤差信号は第
3のフィルタ39を通り、fHVCO 40を制御する。38,39,40
は自動周波数制御回路、(以下AFCと記す)を構成し、
ドロップアウトなどにより入力端子36に同期信号が入力
されない場合でも、安定にfHの周波数信号をfHVCO 40は
出力する。
2図は制御信号発生器34のブロック図である。入力端子
36には輝度信号から分離された同期信号が入力され、水
平同期信号分離回路(以下HHKと記す)37で水平同期信
号が抽出され、第2の位相比較器(PC)38に供給され
る。第2の位相比較器38では、HHK37からの信号と、ほ
ぼ中心周波数fHである電圧制御発振器(以下fHVCOと記
す)40からの信号の位相比較を行い、その誤差信号は第
3のフィルタ39を通り、fHVCO 40を制御する。38,39,40
は自動周波数制御回路、(以下AFCと記す)を構成し、
ドロップアウトなどにより入力端子36に同期信号が入力
されない場合でも、安定にfHの周波数信号をfHVCO 40は
出力する。
fHVCO 40の出力信号は1/2分周器41で周波数が1/2とな
り、一方信号発生器42ではfHVCO 40の出力信号からカラ
ーバースト信号期間を示すパルス信号が作成される。論
理回路43は1/2分周器41と信号発生器42の出力信号を入
力し、第1図に示す制御信号X,Yをそれぞれ出力端子44,
45より出力する。
り、一方信号発生器42ではfHVCO 40の出力信号からカラ
ーバースト信号期間を示すパルス信号が作成される。論
理回路43は1/2分周器41と信号発生器42の出力信号を入
力し、第1図に示す制御信号X,Yをそれぞれ出力端子44,
45より出力する。
第3図は第2図に示す1/2分周器41と論理回路43の回
路例を示す。第3図にといて、F1,F2はDタイプフリッ
プフロップ、G1,G2,G3,G4,G7,G8,G9,G10,G13,G14,G16は
アンド素子、G5,G6,G15はオア素子、G11,G12はインバー
タ素子で、入力端子21は第1図の入力端子21と同一で、
PAL方式記録テープ再生の場合はL0となり、NTSC方式記
録テープ再生の場合はHiとなる、入力端子40aは第2図
のfHVCO 40の出力信号の入力端子であり、F1は1/2分周
器41を示す。33aは第1図のコンパレータ33の出力エラ
ー信号の入力端子である。42aは第2図の信号発生器42
の出力信号の入力端子である。出力端子A,B,C,Dは第1
図に示す制御信号Xであり、それぞれがHiとなったと
き、スイッチ25はA経路、B経路、C経路、D経路を選
択することとなる。
路例を示す。第3図にといて、F1,F2はDタイプフリッ
プフロップ、G1,G2,G3,G4,G7,G8,G9,G10,G13,G14,G16は
アンド素子、G5,G6,G15はオア素子、G11,G12はインバー
タ素子で、入力端子21は第1図の入力端子21と同一で、
PAL方式記録テープ再生の場合はL0となり、NTSC方式記
録テープ再生の場合はHiとなる、入力端子40aは第2図
のfHVCO 40の出力信号の入力端子であり、F1は1/2分周
器41を示す。33aは第1図のコンパレータ33の出力エラ
ー信号の入力端子である。42aは第2図の信号発生器42
の出力信号の入力端子である。出力端子A,B,C,Dは第1
図に示す制御信号Xであり、それぞれがHiとなったと
き、スイッチ25はA経路、B経路、C経路、D経路を選
択することとなる。
以下、第1図、第2図、第3図の具体的動作説明を第
7図に示すタイミング図を使用して説明する。第7図の
下側の12は第1図のスイッチ回路12の出力信号、25はス
イッチ回路25の出力信号である。第7図の一番下に示す
I期間はスイッチ回路25の選択が正常状態であり、スイ
ッチ回路25の出力信号はPAL方式の搬送色信号から変換
されたNTSC方式の搬送色信号となる。II期間ではスイッ
チ回路12の出力信号であるPAL方式の搬送色信号の色配
列の極性がI期間と反転した場合で、このときスイッチ
回路25の選択は誤動作状態となり、スイッチ回路25の出
力信号はNTSC方式の搬送色信号とはならない。III期間
は、II期間における誤動作状態から正常状態へ移行した
期間である。なお、第7図の12,25はカラーバースト信
号、クロマ信号の順で示されており、矢印の向きは第4
図に示すベクトル図の向きで、クロマ信号部の向きはR
−Y軸の向きである。第7図の37は第2図のHHK37は出
力信号で、第7図の40は第2図のfHVCO 40の出力信号で
ある。第7図の42は第2図の信号発生器42の出力信号
で、第7図のF1は第3図のF1の出力信号である。第7図
の(12)は第1図の第1の位相比較器30に入力されるス
イッチ回路12の出力搬送色信号のカラーバースト信号
で、その矢印の向きはカラーバースト信号に位相を示し
ている。第7図の29は第1図のスイッチ回路29の出力信
号であり、矢印は(12)に対して位相を示している。第
7図の30は第1図の第1の位相比較器の出力信号であ
り、I期間の正常状態時には、Hi側のパルスを出力し、
II期間の誤動作状態ではL0側のルスを出力する。第7図
の31は第1図の第2のフィルタ31の出力信号であり、第
7図の30のパルスの向きにより、II期間では徐々にレベ
ルに下がり、第1図に示す基準電圧32よりも下がること
になる。第7図の33は第1図のコンパレータ33の出力信
号であり、第7図の31が基準電圧32より下がった場合に
エラーパルスを出力している。第7図のF2は第3図のF2
の出力信号であり、コンパレータ33がエラーパルスを出
力すると、F2の出力極性が反転する。第7図のG5,G6,A,
B,C,Dは第3図の各部の出力信号を示し、第3図のF2の
極性が反転すると第7図のように変化する。このため、
スイッチ回路29の選択極性が反転し、第7図の30はHi側
のパルスとなるとともに、第7図の31のレベルも基準電
圧32よりも徐々に上がり、かつ第1図のスイッチ回路25
の選択が正常状態となる。このようにして第1図のスイ
ッチ回路25を制御している。
7図に示すタイミング図を使用して説明する。第7図の
下側の12は第1図のスイッチ回路12の出力信号、25はス
イッチ回路25の出力信号である。第7図の一番下に示す
I期間はスイッチ回路25の選択が正常状態であり、スイ
ッチ回路25の出力信号はPAL方式の搬送色信号から変換
されたNTSC方式の搬送色信号となる。II期間ではスイッ
チ回路12の出力信号であるPAL方式の搬送色信号の色配
列の極性がI期間と反転した場合で、このときスイッチ
回路25の選択は誤動作状態となり、スイッチ回路25の出
力信号はNTSC方式の搬送色信号とはならない。III期間
は、II期間における誤動作状態から正常状態へ移行した
期間である。なお、第7図の12,25はカラーバースト信
号、クロマ信号の順で示されており、矢印の向きは第4
図に示すベクトル図の向きで、クロマ信号部の向きはR
−Y軸の向きである。第7図の37は第2図のHHK37は出
力信号で、第7図の40は第2図のfHVCO 40の出力信号で
ある。第7図の42は第2図の信号発生器42の出力信号
で、第7図のF1は第3図のF1の出力信号である。第7図
の(12)は第1図の第1の位相比較器30に入力されるス
イッチ回路12の出力搬送色信号のカラーバースト信号
で、その矢印の向きはカラーバースト信号に位相を示し
ている。第7図の29は第1図のスイッチ回路29の出力信
号であり、矢印は(12)に対して位相を示している。第
7図の30は第1図の第1の位相比較器の出力信号であ
り、I期間の正常状態時には、Hi側のパルスを出力し、
II期間の誤動作状態ではL0側のルスを出力する。第7図
の31は第1図の第2のフィルタ31の出力信号であり、第
7図の30のパルスの向きにより、II期間では徐々にレベ
ルに下がり、第1図に示す基準電圧32よりも下がること
になる。第7図の33は第1図のコンパレータ33の出力信
号であり、第7図の31が基準電圧32より下がった場合に
エラーパルスを出力している。第7図のF2は第3図のF2
の出力信号であり、コンパレータ33がエラーパルスを出
力すると、F2の出力極性が反転する。第7図のG5,G6,A,
B,C,Dは第3図の各部の出力信号を示し、第3図のF2の
極性が反転すると第7図のように変化する。このため、
スイッチ回路29の選択極性が反転し、第7図の30はHi側
のパルスとなるとともに、第7図の31のレベルも基準電
圧32よりも徐々に上がり、かつ第1図のスイッチ回路25
の選択が正常状態となる。このようにして第1図のスイ
ッチ回路25を制御している。
以上のように本実施例によれば、スイッチ回路12出力
の再生搬送色信号に位相ロックしたXO13の出力信号より
2倍の副搬送波周波数を発生させる逓倍器27と、逓倍器
27の出力信号と前記再生搬送色信号を平衡変調するBM24
と、BM24の出力信号から搬送色信号帯域に抽出する第1
のフィルタ24′と、再生搬送色信号の位相をほぼ45度位
相を進ませる第1の位相器23と、ほぼ45度位相を遅らせ
る第2の位相器22と、前記再生搬送色信号Cと第1のフ
ィルタ24′の出力信号Dと第1の位相器23の出力信号A
と、第2の位相器22の出力信号Bの4信号のうちの1つ
の信号を選択するスイッチ回路25と、XO13からの信号を
1H毎に位相反転させた信号と前記再生搬送色信号のカラ
ーバースト信号の位相比較を行なう位相比較器30と、位
相比較器30の出力信号を平滑する第2のフィルタ31と、
第2のフィルタ31の出力電圧と基準電圧32とを比較する
コンパレータ33と、コンパレータ33の出力信号によりス
イッチ回路25を制御する信号を作成する制御信号発生器
34を設けることにより、PAL方式の搬送色信号をNTSC方
式の搬送色信号に変換することが可能となる。
の再生搬送色信号に位相ロックしたXO13の出力信号より
2倍の副搬送波周波数を発生させる逓倍器27と、逓倍器
27の出力信号と前記再生搬送色信号を平衡変調するBM24
と、BM24の出力信号から搬送色信号帯域に抽出する第1
のフィルタ24′と、再生搬送色信号の位相をほぼ45度位
相を進ませる第1の位相器23と、ほぼ45度位相を遅らせ
る第2の位相器22と、前記再生搬送色信号Cと第1のフ
ィルタ24′の出力信号Dと第1の位相器23の出力信号A
と、第2の位相器22の出力信号Bの4信号のうちの1つ
の信号を選択するスイッチ回路25と、XO13からの信号を
1H毎に位相反転させた信号と前記再生搬送色信号のカラ
ーバースト信号の位相比較を行なう位相比較器30と、位
相比較器30の出力信号を平滑する第2のフィルタ31と、
第2のフィルタ31の出力電圧と基準電圧32とを比較する
コンパレータ33と、コンパレータ33の出力信号によりス
イッチ回路25を制御する信号を作成する制御信号発生器
34を設けることにより、PAL方式の搬送色信号をNTSC方
式の搬送色信号に変換することが可能となる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、PAL方式の再生搬送色
信号をNTSC方式の搬送色信号に変換することができるた
め、NTSC方式のビデオテープレコーダにおいて、PAL方
式記録テープが再生可能となり、NTSC方式テレビジョン
を使用しても映し出すことができるという優れた効果を
得ることができる。
信号をNTSC方式の搬送色信号に変換することができるた
め、NTSC方式のビデオテープレコーダにおいて、PAL方
式記録テープが再生可能となり、NTSC方式テレビジョン
を使用しても映し出すことができるという優れた効果を
得ることができる。
第1図は本発明の一実施例の色信号処理装置のブロック
図、第2図は同色信号処理装置における制御信号発生器
のブロック図、第3図は第2図に示す1/2分周器と論理
回路の回路図、第4図および第5図は搬送色信号のベク
トル図および変換後のベクトル図、第6図はPAL方式とN
TSC方式の搬送色信号の波形図、第7図は第1図〜第3
図における各部のタイミング図、第8図は従来の色信号
処理装置のブロック図である。 1……入力端子、3……ハイパスフィルタ、4……FM復
調器、5……ローパスフィルタ、6……加算器、7……
ローパスフィルタ、8……周波数変換器、9……バンド
パスフィルタ、10……1水平期間クシ形フィルタ、11…
…2水平期間クシ形フィルタ、12……スイッチ回路、13
……基準副搬送波発振器、14……位相比較器、15……ロ
ーパスフィルタ、16……電圧制御発振器、17……1/8分
周器、18……選択回路、19……サブ周波数1換器、20…
…バンドパスフィルタ、21……NTSC PAL制御信号入力端
子、22……−45度位相器、23……+45度位相器、24……
平衡変調器、24′……第1のフィルタ、25……スイッチ
回路、26……位相器、27……逓倍器、28……位相器、29
……スイッチ回路、30……第1の位相比較器、31……第
2のフィルタ、32……基準電圧、33……コンパレータ、
34……制御信号発生器、35……出力端子。
図、第2図は同色信号処理装置における制御信号発生器
のブロック図、第3図は第2図に示す1/2分周器と論理
回路の回路図、第4図および第5図は搬送色信号のベク
トル図および変換後のベクトル図、第6図はPAL方式とN
TSC方式の搬送色信号の波形図、第7図は第1図〜第3
図における各部のタイミング図、第8図は従来の色信号
処理装置のブロック図である。 1……入力端子、3……ハイパスフィルタ、4……FM復
調器、5……ローパスフィルタ、6……加算器、7……
ローパスフィルタ、8……周波数変換器、9……バンド
パスフィルタ、10……1水平期間クシ形フィルタ、11…
…2水平期間クシ形フィルタ、12……スイッチ回路、13
……基準副搬送波発振器、14……位相比較器、15……ロ
ーパスフィルタ、16……電圧制御発振器、17……1/8分
周器、18……選択回路、19……サブ周波数1換器、20…
…バンドパスフィルタ、21……NTSC PAL制御信号入力端
子、22……−45度位相器、23……+45度位相器、24……
平衡変調器、24′……第1のフィルタ、25……スイッチ
回路、26……位相器、27……逓倍器、28……位相器、29
……スイッチ回路、30……第1の位相比較器、31……第
2のフィルタ、32……基準電圧、33……コンパレータ、
34……制御信号発生器、35……出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/79 - 9/898 H04N 11/00 - 11/24
Claims (2)
- 【請求項1】搬送色信号を低減に周波数変換して記録
し、再生時に搬送色信号に逆変換するビデオテープレコ
ーダにおける色信号処理装置であって、再生搬送色信号
に位相ロックした基準副搬送波周波数発振器の出力信号
から2倍の副搬送波周波数を発生させる逓倍器と、前記
逓倍器の出力信号と前記再生搬送色信号を平衡変調する
平衡変調器と、前記平衡変調器の出力信号から搬送色信
号帯域を抽出する第1のフィルタと、前記再生搬送色信
号の位相をほぼ45度位相を進ませる第1の位相器と、前
記再生搬送色信号の位相をほぼ45度位相を遅らせる第2
の位相器と、前記再生搬送色信号と前記第1のフィルタ
の出力信号と前記第1の位相器の出力信号と前記第2の
位相器の出力信号の4信号のうちの1つの信号を選択す
るスイッチ回路と、前記基準副搬送波周波数発振器の出
力信号を1水平走査期間毎に位相反転させた信号と前記
再生搬送色信号カラーバースト信号の位相比較を行う位
相比較器と、前記位相比較器の出力信号を平滑する第2
のフィルタと、前記第2のフィルタの出力電圧と基準電
圧とを比較するコンパレータと、前記コンパレータの出
力信号により前記スイッチ回路を制御する信号を作成す
る制御信号発生器を具備し、PAL方式の搬送色信号をNTS
C方式の搬送色信号に変換することを特徴とする色信号
処理装置。 - 【請求項2】制御信号発生器は、複号同期信号から水平
同期信号を取り出す水平同期信号分離回路と、水平走査
周波数をほぼ中心周波数とする電圧制御発振器と、前記
水平同期信号と前記電圧制御発振器の出力信号の位相を
比較する第2の位相比較器と、前記第2の位相比較器の
出力信号を平滑し前記電圧制御発振器を制御する第3の
フィルタと、前記電圧制御発振器の出力信号を1/2分周
する分周器と、前記電圧制御発振器の出力信号を基準に
してカラーバースト信号期間を示すパルスを作成する信
号発生器と、前記分周器と信号発生器の出力信号の論理
演算を行う論理回路を具備した請求項1記載の色信号処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325198A JP2823283B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 色信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325198A JP2823283B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 色信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03186091A JPH03186091A (ja) | 1991-08-14 |
JP2823283B2 true JP2823283B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=18174115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1325198A Expired - Fee Related JP2823283B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 色信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2823283B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP1325198A patent/JP2823283B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03186091A (ja) | 1991-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |