JP2817765B2 - Booster - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】本発明は倍力装置に関し、より詳
しくはシェル内に設けられてバルブボディの前進端位置
を規制するストッパを備えた倍力装置に関する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a booster, and more particularly, to a booster provided in a shell and having a stopper for regulating a forward end position of a valve body.
【従来の技術】従来、搭載すべき車種の違いに合わせて
倍力装置におけるシェルの軸方向寸法を変更する際に
は、基本的にその変更したシェルの軸方向寸法に適合す
る寸法のバルブボディ等の構成部材を用意し、それらを
シェル内に収納して倍力装置を製造するようにしてい
る。2. Description of the Related Art Conventionally, when the axial dimension of a shell in a booster is changed according to the type of a vehicle to be mounted, a valve body having a dimension basically adapted to the changed axial dimension of the shell. Such components are prepared and stored in a shell to manufacture a booster.
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、シェ
ル内に収納するバルブボディ等の構成部材を共用できる
という利点から、それらバルブボディ等を本来の収納す
べき軸方向寸法を備えたシェルよりも軸方向寸法が長い
シェルに収納することを要望されることがある。例え
ば、軸方向寸法が130mmのシェル内に、軸方向寸法
が110mmのシェル用に製造したバルブボディ等を用
いる場合である。この場合、シェルの軸方向寸法が13
0mmであるにも拘らず、バルブボディ等の構成部材は
軸方向寸法が110mm用のシェルに合わせて製造され
ているので、少なくとも20mmだけシェル内における
バルブボディ等の前進ストロークが長くなる。そのた
め、倍力装置が例えばタンデム倍力装置の時には、バル
ブボディの外周部に連結したリヤパワーピストンが、シ
ェルの軸方向中央部に設けたセンタープレートに衝突し
たり、リヤシール部材からバルブボディのリヤ側端部が
脱落する虞がある。また、倍力装置がシングルタイプの
倍力装置の時には、バルブボディのリヤ側端部とシェル
のリヤ側端面とにわたって設けたベローズが、シェルの
リヤ側開口に衝突して破損する虞がある。したがって、
本発明の目的は、異なる軸方向寸法のシェル内に、共通
の内部構成部材を用いることができる倍力装置を提供す
ることである。By the way, conventionally, since the structural members such as the valve body housed in the shell can be shared, the valve body and the like are required to be housed more than the shell having the axial dimension to be housed. It may be desired to house it in a shell with a long axial dimension. For example, there is a case where a valve body manufactured for a shell having an axial dimension of 110 mm is used in a shell having an axial dimension of 130 mm. In this case, the axial dimension of the shell is 13
Despite being 0 mm, the constituent members such as the valve body are manufactured according to the shell for the axial dimension of 110 mm, so that the advance stroke of the valve body and the like in the shell is increased by at least 20 mm. Therefore, when the booster is, for example, a tandem booster, the rear power piston connected to the outer peripheral portion of the valve body collides with the center plate provided at the axial center portion of the shell, or the rear seal member moves from the rear seal member to the rear of the valve body. There is a risk that the side ends will fall off. Further, when the booster is a single type booster, the bellows provided over the rear end of the valve body and the rear end of the shell may collide with the rear opening of the shell and be damaged. Therefore,
It is an object of the present invention to provide a booster in which common internal components can be used in shells of different axial dimensions.
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、シ
ェル内に進退動自在に設けたバルブボディと、バルブボ
ディの外周部に設けたパワーピストンと、パワーピスト
ンの背面に張設されてシェル内をフロント側の定圧室と
リヤ側の変圧室とに区画するダイアフラムと、シェルの
フロント側の軸部に軸方向リヤ側に伸長させて形成した
筒状部と、シェル内のフロント側に設けられ、上記バル
ブボディが前進された際に該バルブボディと当接して、
その前進端位置を規制する第1ストッパとを備えた倍力
装置において、上記シェルの筒状部に取り付けられて、
上記バルブボディが前進された際に該バルブボディと当
接して、上記第1ストッパ部よりもリヤ側でバルブボデ
ィの前進端位置を規制する環状の第2ストッパを設けた
ものである。That is, the present invention provides a valve body provided in a shell so as to be able to move forward and backward, a power piston provided on an outer peripheral portion of the valve body, and a shell which is stretched on a back surface of the power piston. A diaphragm that divides the inside into a constant-pressure chamber on the front side and a variable-pressure chamber on the rear side, a cylindrical part formed by extending axially rearward on a shaft part on the front side of the shell, and provided on the front side inside the shell Contacting the valve body when the valve body is advanced,
In a booster provided with a first stopper for regulating the forward end position, the booster is attached to the cylindrical portion of the shell,
When the valve body is advanced, an annular second stopper is provided which comes into contact with the valve body and regulates a forward end position of the valve body at a position rearward of the first stopper portion.
【作用】このような構成によれば、第2ストッパを筒状
部に取り付けないときには、上記第1ストッパによって
バルブボディの前進端位置が規制されるようになり、他
方、上記第2ストッパを筒状部に取り付けたときには、
該第2ストッパによって第 1ストッパよりもリヤ側でバ
ルブボディの前進端位置が規制されるようになる。その
ため、例えば、軸方向長さ110mmのシェル用に製造
したバルブボディ等の構成部材を、軸方向長さ130m
mのシェル内に収納して製造する際に上記第2ストッパ
を筒状部に取り付ければよい。そのようにして倍力装置
を製造することにより、シェル内でのバルブボディの前
進ストロークが不必要に増加することを防止することが
でき、それによってパワーピストン等の破損を防止でき
る。このように、上記第1ストッパおよび第2ストッパ
を備えることによって、軸方向寸法が異なるシェル内
に、バルブボディ等の共通の構成部材を使用することが
できる。According to this structure, when the second stopper is not attached to the cylindrical portion, the forward end position of the valve body is regulated by the first stopper. When attached to the
The forward end position of the valve body is regulated by the second stopper on the rear side of the first stopper. Therefore, for example, a component such as a valve body manufactured for a shell having an axial length of 110 mm is replaced with an axial length of 130 m.
The second stopper may be attached to the tubular portion when the device is housed in the m shell and manufactured. By manufacturing the booster in this way, it is possible to prevent the advance stroke of the valve body in the shell from being unnecessarily increased, thereby preventing the power piston or the like from being damaged. Thus, by providing the first stopper and the second stopper, a common component such as a valve body can be used in shells having different axial dimensions.
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1はタンデムブレーキ倍力装置の内部を示したも
のであり、シェル1内はセンタープレート2によって前
後2つの空間部に区画するとともに、センタープレート
2の軸部には略円筒状のバルブボディ3を摺動自在に貫
通させている。上記バルブボディ3は、大径部3aと小
径部3bとを備えるとともに、バルブボディ3の最もフ
ロント側(左方側)となる大径部3aのフロント側の端
部外周に、半径方向外方に膨出するフランジ部3cを形
成している。そして、このフランジ部3cにフロントパ
ワーピストン4の軸部を取り付けて環状のリテーナ5に
よって脱落を防止してあり、また大径部3aのリヤ側の
端部外周にリヤパワーピストン6の軸部を連結してリテ
ーナ7によって脱落を防止している。上記両パワーピス
トン4,6の背面には、それぞれフロントダイアフラム
8とリヤダイアフラム9を張設してあり、フロントダイ
アフラム8の前後に定圧室Aと変圧室Bを形成するとと
もに、上記リヤダイアフラム9の前後に定圧室Cと変圧
室Dを形成している。上記両定圧室A,Cはバルブボデ
ィ3に形成した定圧通路12を介して相互に連通すると
ともに、シェル1のフロント側壁面に連結した図示しな
い負圧導入管を介して負圧源に連通しており、したがっ
て両定圧室A,C内には常時負圧が導入されている。ま
た両変圧室B,Dはバルブボディ3に形成した変圧通路
13を介して相互に連通している。バルブボディ3内に
は、真空弁14と大気弁15とからなる従来周知の弁機
構16を設けてあり、上記大気弁15の外方側の空間は
上記定圧通路12を介して両定圧室A,Cに連通し、上
記大気弁15と真空弁14との間の空間は、バルブボデ
ィ3に設けた半径方向の変圧通路17を介してリヤ側の
変圧室Dに連通している。また、上記真空弁14の内方
側はバルブボディ3に形成した圧力通路18を介して大
気に連通している。さらに、シェル1のフロント側の軸
部には、リヤ側にむけて伸びる筒状部1aを形成してあ
り、この筒状部1aのリヤ側の端部は半径方向内方に折
り曲げた係止部1bとしている。上記筒状部1aの内周
面と出力軸19の外周部との間には、環状シール部材2
2を装着して気密を保持している。そして、入力軸23
が進退されることに伴って弁機構16を構成する真空弁
14と大気弁15とが開閉されて、上記両定圧室A,C
と両変圧室B,Dとの連通状態を切り換えることができ
る。上記入力軸23が前進される倍力装置の作動時に
は、出力軸19から所定のサーボ比の出力を得ることが
できる。なお、上記入力軸23が前進されていない非作
動状態においては、バルブボディ3等の構成部材は、リ
ターンスプリング24の付勢力によって図示非作動位置
に停止している。上述した構成およびそれに基づく作動
は、従来周知のタンデムブレーキ倍力装置のものと変わ
るところはない。しかして、本実施例は、上述した構成
を前提として、シェル1の筒状部1aに圧入される環状
のストッパ25を設けたものである。このストッパ25
を上記筒状部1aに嵌装する場合とストッパ25を嵌装
しない場合とで、バルブボディ3の前進端位置を切り換
えることが出来るようにしている。図2ないし図4にも
示すように、ストッパ25は、筒状部1aに圧入される
嵌装部25Aと、バルブボディ3のフロント側の端面3
dに当接する当接部25Bを備えるとともに、当接部2
5B側となるリヤ側端面の軸部に截頭円錐状のガイド部
25Cを備えている。ストッパ25におけるフロント側
端面における同一円周上の等間隔位置に、板状をした複
数の係合片25aを軸方向に形成してあり、これら複数
枚の係合片25aによって上記嵌装部25Aを構成して
いる。また、上記各係合片25aの先端内方には、半球
状の小さな突起25bを設けている。そして、嵌装部2
5Aを構成する各係合片25aの内方部を上記筒状部1
aの外周部にリヤ側から圧入すると同時に、各係合片2
5aの内方側となる端面を上記係止部1bに当接させる
ことで、筒状部1aに対するストッパ25の軸方向の位
置決めを行っている。このとき、本実施例では、各係合
片25aは自己の弾性によって半径方向外方に弾性変形
することができるとともに、突起25bが筒状部1aの
外周面に点接触した状態において、各係合片25aが筒
状部に圧入される。したがって、上記嵌装部25Aを円
周方向に連続する筒状部から構成する場合に比較する
と、小さな圧入力で嵌装部25Aとしての係合片25a
を筒状部1aに圧入することができる。また、ガイド部
25Cと当接部25Bとの間に位置する端面は、当接部
25Bよりも軸方向前方側に位置させてあり、それによ
って、リヤ側の端面に実質的な環状溝を構成している。
そして、上記リターンスプリング24におけるフロント
側の端部をガイド部25Cに嵌装させた後、上記環状溝
状の端面に当接させている。さらに、上記当接部25B
における円周方向等間隔位置には、半径方向に貫通する
複数の溝25cを形成してあり、これらの溝25cによ
って、当接部25Bよりも半径方向内方側の空間と外方
側の空間とを連通させることができるようにしている。
上述のように構成したストッパ25を、シェル1の筒状
部1aに圧入することにより、軸方向寸法の異なるシェ
ル1に同一寸法に設定したバルブボディ3等の構成部材
を共用することができる。つまり、例えば、図1におい
て、シェル1内に収納されるバルブボディ3等の構成部
材の寸法が、軸方向寸法110mmのシェル1に適合す
る様に製造されている場合において、それらの構成部材
を、軸方向寸法が130mmのシェル1内の構成部材と
して用いる場合である。この場合には、図1に示すよう
に、軸方向寸法が130mmのシェル1における筒状部
1aに、上記ストッパ25を取り付けて倍力装置を製造
する。これによって、作動時にバルブボディ3が前進さ
れる際には、上記ストッパ25の当接部25Bにバルブ
ボディ3のフロント側の端面3dが当接することで、バ
ルブボディ3の前進端位置が規制される。したがって、
軸方向寸法が130mmのシェル1内に、軸方向寸法が
110mmのシェル1用のバルブボディ3等を用いてい
るにも拘らず、バルブボディ3は軸方向寸法が110m
mのシェル1内に収納された場合と同じ前進端位置に停
止するようになる。これに対して、上記ストッパ25を
筒状部1aに取り付けることなく、軸方向寸法が130
mmのシェル1内に、軸方向寸法が110mmのシェル
1用のバルブボディ3等を用いると、バルブボディ3等
の構成部材は、両シェル1の軸方向の寸法差となる20
mmだけ余分に前進するようになる。そのときには、リ
ヤパワーピストン6がセンタープレート2に衝突して破
損することになる。このように、本実施例では、上記ス
トッパ25を筒状部1aに取り付けることによって、異
なる軸方向寸法のシェル1に、バルブボディ3等の共通
の部材を用いることができる。なお、軸方向寸法が13
0mmのシェル1内に、その軸方向寸法に適合するよう
に製造したバルブボディ3等の構成部材を用いる場合に
は、上記ストッパ25を筒状部1aに取り付ける必要は
ない。この場合には、作動時に前進されるバルブボディ
3のフロント側の端面3dは、シェル1に補強板26を
固定した取り付けボルト27の頭部に当接することで、
前進端位置を規制されるようになっている。以上のよう
に、本実施例によれば、本来のストッパとしての機能を
備えた取り付けボルト27だけでなく、それとは別に上
記ストッパ25を備えているので、軸方向寸法が異なる
シェル1内に、バルブボディ3等の同一寸法の構成部材
を使用することができる。また、ストッパ25は、上記
嵌装部25Aを複数の係合片25aから構成し、かつ係
合片25aの突起を筒状部1aに点接触させているの
で、この嵌装部25Aを筒状部1aに圧入する際には、
小さな圧入力で良い。さらに、ストッパ25の当接部2
5Bには、連通路としての複数の溝25cを形成してい
るので、バルブボディ3のフロント側の端面3dが当接
部25Bに当接して前進を阻止された際に、上記溝25
cを介して定圧室Aとバルブボディ3の定圧通路12と
が連通することができる。そのため、当接部25Bにバ
ルブボディ3のフロント側の端面3dが当接した作動状
態から図1に示す非作動状態にバルブボディ3が復帰す
るときに、変圧室B,D内の大気が上記溝25cを介し
て定圧室A内に円滑に排出される。したがって、バルブ
ボディ3は、作動状態から非作動状態に迅速に復帰する
ことができる。なお、上記実施例は本発明をタンデムブ
レーキ倍力装置に適用した場合について説明したが、シ
ングルタイプのブレーキ倍力装置およびシェル1内に定
圧室と変圧室を3対備えたトリプルタイプのブレーキ倍
力装置にも適用できることは勿論である。DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows the inside of a tandem brake booster. The inside of a shell 1 is divided into two front and rear spaces by a center plate 2, A substantially cylindrical valve body 3 is slidably penetrated through the shaft of the center plate 2. The valve body 3 has a large-diameter portion 3a and a small-diameter portion 3b, and has a radially outer portion on the outer periphery of the front end of the large-diameter portion 3a, which is the most front side (left side) of the valve body 3. A flange portion 3c bulging out is formed. The shaft portion of the front power piston 4 is attached to the flange portion 3c to prevent the front power piston 4 from falling off by an annular retainer 5, and the shaft portion of the rear power piston 6 is attached to the outer periphery of the rear end of the large diameter portion 3a. The connection is prevented by the retainer 7 from falling off. A front diaphragm 8 and a rear diaphragm 9 are provided on the back surfaces of the power pistons 4 and 6, respectively. A constant pressure chamber A and a variable pressure chamber B are formed before and after the front diaphragm 8, and the rear diaphragm 9 is A constant pressure chamber C and a variable pressure chamber D are formed before and after. The constant pressure chambers A and C communicate with each other via a constant pressure passage 12 formed in the valve body 3 and communicate with a negative pressure source via a negative pressure introducing pipe (not shown) connected to the front side wall surface of the shell 1. Therefore, a negative pressure is always introduced into both the constant pressure chambers A and C. The two pressure change chambers B and D communicate with each other via a pressure change passage 13 formed in the valve body 3. A conventionally well-known valve mechanism 16 including a vacuum valve 14 and an atmospheric valve 15 is provided in the valve body 3, and a space outside the atmospheric valve 15 is provided through the constant pressure passage 12 to both the constant pressure chambers A. , C, and a space between the atmospheric valve 15 and the vacuum valve 14 communicates with a rear-side variable pressure chamber D via a radial variable-pressure passage 17 provided in the valve body 3. The inside of the vacuum valve 14 communicates with the atmosphere via a pressure passage 18 formed in the valve body 3. Further, a cylindrical portion 1a extending toward the rear side is formed on a shaft portion on the front side of the shell 1, and a rear end of the cylindrical portion 1a is bent inward in the radial direction. It is a part 1b. An annular seal member 2 is provided between the inner peripheral surface of the cylindrical portion 1a and the outer peripheral portion of the output shaft 19.
2 is kept airtight. And the input shaft 23
The vacuum valve 14 and the atmospheric valve 15 that constitute the valve mechanism 16 are opened and closed with the advance and retreat, and the two constant pressure chambers A and C are opened and closed.
And the state of communication between the two transformer chambers B and D can be switched. When the booster in which the input shaft 23 is advanced is operated, an output of a predetermined servo ratio can be obtained from the output shaft 19. In a non-operation state in which the input shaft 23 is not advanced, the constituent members such as the valve body 3 are stopped at the non-operation position in the figure by the urging force of the return spring 24. The above-described configuration and the operation based on the configuration are the same as those of the conventionally known tandem brake booster. In this embodiment, on the premise of the above-described configuration, an annular stopper 25 that is pressed into the cylindrical portion 1a of the shell 1 is provided. This stopper 25
The forward end position of the valve body 3 can be switched between the case where the valve body 3 is fitted into the cylindrical portion 1a and the case where the stopper 25 is not fitted. As shown in FIGS. 2 to 4, the stopper 25 includes a fitting portion 25 </ b> A press-fitted into the cylindrical portion 1 a and the front end surface 3 of the valve body 3.
d and a contact portion 25B that contacts the
A frusto-conical guide portion 25C is provided on the shaft portion of the rear end surface on the 5B side. A plurality of plate-shaped engagement pieces 25a are formed in the stopper 25 in the axial direction at equal intervals on the same circumference on the front end face, and the fitting portion 25A is formed by the plurality of engagement pieces 25a. Is composed. A small hemispherical projection 25b is provided inside the tip of each of the engagement pieces 25a. And fitting part 2
The inner part of each engagement piece 25a constituting 5A
a from the rear side while being pressed into the outer peripheral portion of
The stopper 25 is positioned in the axial direction with respect to the cylindrical portion 1a by bringing the inner end surface of the stopper 5a into contact with the locking portion 1b. At this time, in this embodiment, each engaging piece 25a can be elastically deformed radially outward by its own elasticity, and each engaging piece 25a is in point contact with the outer peripheral surface of the cylindrical portion 1a. The joint piece 25a is pressed into the cylindrical portion. Therefore, as compared with the case where the fitting portion 25A is formed of a cylindrical portion continuous in the circumferential direction, the engagement piece 25a as the fitting portion 25A with a small pressure input.
Can be press-fitted into the cylindrical portion 1a. The end face located between the guide portion 25C and the contact portion 25B is located axially forward of the contact portion 25B, thereby forming a substantially annular groove on the rear end surface. doing.
After the front end of the return spring 24 is fitted to the guide portion 25C, the return spring 24 is brought into contact with the annular groove-shaped end surface. Further, the contact portion 25B
A plurality of grooves 25c penetrating in the radial direction are formed at circumferentially equal intervals in, and a space on the radially inner side and a space on the outer side of the contact portion 25B are formed by these grooves 25c. And can be communicated.
By press-fitting the stopper 25 configured as described above into the cylindrical portion 1a of the shell 1, constituent members such as the valve body 3 set to the same dimensions can be shared by the shells 1 having different axial dimensions. That is, for example, in FIG. 1, when the dimensions of the components such as the valve body 3 housed in the shell 1 are manufactured so as to be compatible with the shell 1 having the axial dimension of 110 mm, these components are , In the case where it is used as a component in the shell 1 having an axial dimension of 130 mm. In this case, as shown in FIG. 1, the stopper 25 is attached to the cylindrical portion 1a of the shell 1 having an axial dimension of 130 mm to manufacture a booster. Thus, when the valve body 3 is advanced during operation, the front end face 3d of the valve body 3 abuts against the abutting portion 25B of the stopper 25, whereby the forward end position of the valve body 3 is regulated. You. Therefore,
Although the valve body 3 for the shell 1 having the axial dimension of 110 mm is used in the shell 1 having the axial dimension of 130 mm, the valve body 3 has the axial dimension of 110 m.
and stops at the same forward end position as when it is stored in the shell 1 of m. On the other hand, the axial dimension is 130 mm without attaching the stopper 25 to the cylindrical portion 1a.
When the valve body 3 or the like for the shell 1 having an axial dimension of 110 mm is used in the shell 1 having a diameter of 110 mm, the constituent members such as the valve body 3 have a difference in dimension between the two shells 1 in the axial direction.
It moves forward by an extra mm. At that time, the rear power piston 6 collides with the center plate 2 and is broken. Thus, in this embodiment, by attaching the stopper 25 to the tubular portion 1a, a common member such as the valve body 3 can be used for the shells 1 having different axial dimensions. Note that the axial dimension is 13
In the case where a component such as the valve body 3 manufactured so as to conform to the axial dimension is used in the 0 mm shell 1, it is not necessary to attach the stopper 25 to the cylindrical portion 1a. In this case, the front end face 3d of the valve body 3 which is advanced at the time of operation comes into contact with the head of the mounting bolt 27 which fixes the reinforcing plate 26 to the shell 1,
The forward end position is regulated. As described above, according to the present embodiment, not only the mounting bolt 27 having the function as the original stopper but also the stopper 25 is provided separately therefrom. Components of the same dimensions, such as the valve body 3, can be used. Further, since the stopper 25 is configured such that the fitting portion 25A is composed of a plurality of engagement pieces 25a and the projections of the engagement pieces 25a are in point contact with the tubular portion 1a, the fitting portion 25A is formed in a cylindrical shape. When press-fitting into the part 1a,
A small press input is sufficient. Further, the contact portion 2 of the stopper 25
Since a plurality of grooves 25c as communication passages are formed in the valve body 5B, when the front end surface 3d of the valve body 3 comes into contact with the contact portion 25B and is prevented from moving forward, the groove 25c is formed.
The constant pressure chamber A and the constant pressure passage 12 of the valve body 3 can communicate with each other via c. Therefore, when the valve body 3 returns from the operating state in which the front end face 3d of the valve body 3 abuts on the abutting portion 25B to the non-operating state shown in FIG. The fluid is smoothly discharged into the constant pressure chamber A via the groove 25c. Therefore, the valve body 3 can quickly return from the operating state to the non-operating state. In the above embodiment, the present invention is applied to a tandem brake booster. However, a single type brake booster and a triple type brake booster having three pairs of a constant pressure chamber and a variable pressure chamber in the shell 1 are described. Of course, it can be applied to a force device.
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、異なる
軸方向寸法のシェル内に共通の内部構成部材を用いるこ
とができるという効果が得られる。As described above, according to the present invention, there is obtained an effect that a common internal component can be used in shells having different axial dimensions.
【図1】本発明の一実施例を示す断面図FIG. 1 is a sectional view showing one embodiment of the present invention.
【図2】図1に示すストッパ25の正面図FIG. 2 is a front view of a stopper 25 shown in FIG. 1;
【図3】図2の右側面図FIG. 3 is a right side view of FIG. 2;
【図4】図2の左側面図FIG. 4 is a left side view of FIG. 2;
1 シェル 1a 筒状部 3 バルブボディ 3d バルブボディの
フロント側の端面 4 フロントパワーピストン 6 リヤパワーピスト
ン 8 フロントダイアフラム 9 リヤダイアフラム 25 ストッパ(第2ストッパ) 27 取り付けボルト(第1ストッパ) 25A 嵌装部 25B 当接部 25a 係合片 25c 溝(連通路) A,C 定圧室 B,D 変圧室DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Shell 1a Cylindrical part 3 Valve body 3d Front end face of valve body 4 Front power piston 6 Rear power piston 8 Front diaphragm 9 Rear diaphragm 25 Stopper (second stopper) 27 Mounting bolt (first stopper) 25A Fitting part 25B Contact part 25a Engagement piece 25c Groove (communication passage) A, C Constant pressure chamber B, D Transformation chamber
Claims (2)
ディと、バルブボディの外周部に設けたパワーピストン
と、パワーピストンの背面に張設されてシェル内をフロ
ント側の定圧室とリヤ側の変圧室とに区画するダイアフ
ラムと、シェルのフロント側の軸部に軸方向リヤ側に伸
長させて形成した筒状部と、シェル内のフロント側に設
けられ、上記バルブボディが前進された際に該バルブボ
ディと当接して、その前進端位置を規制する第1ストッ
パとを備えた倍力装置において、 上記シェルの筒状部に取り付けられて、上記バルブボデ
ィが前進された際に該バルブボディと当接して、上記第
1ストッパ部よりもリヤ側でバルブボディの前進端位置
を規制する環状の第2ストッパを設けたことを特徴とす
る倍力装置。1. A valve body provided in a shell so as to be able to move forward and backward, a power piston provided on an outer peripheral portion of the valve body, a constant-pressure chamber on a front side and a rear side extending from the power piston to a rear side of the power piston. And a cylindrical section formed by extending axially rearward on a shaft portion on the front side of the shell, and provided on the front side in the shell, when the valve body is advanced. A booster having a first stopper that abuts the valve body and regulates a forward end position of the valve body. The booster is attached to a cylindrical portion of the shell, and the valve body is advanced when the valve body is advanced. A booster, wherein an annular second stopper is provided in contact with the body to regulate a forward end position of the valve body on a rear side of the first stopper portion.
嵌装される嵌装部と、バルブボディのフロント側の端面
と当接する当接部とを備え、上記嵌装部は、軸方向フロ
ント側に向けて伸びる複数の係合片から構成されるとと
もに、上記当接部は、上記バルブボディの端面と当接し
た際に、当接部の半径方向内方側の空間と外方側の空間
とを連通させる連通路を備えることを特徴とする請求項
1に記載の倍力装置。2. The second stopper includes a fitting portion fitted to the cylindrical portion of the shell, and a contact portion abutting on a front end surface of the valve body, wherein the fitting portion includes a shaft. A plurality of engagement pieces extending toward the front side, and the abutting portion is configured such that, when abutting against the end surface of the valve body, a space on the radially inner side of the abutting portion and the outer side. The booster according to claim 1, further comprising a communication path that communicates with a space on the side.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5294456A JP2817765B2 (en) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | Booster |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5294456A JP2817765B2 (en) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | Booster |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07125629A JPH07125629A (en) | 1995-05-16 |
JP2817765B2 true JP2817765B2 (en) | 1998-10-30 |
Family
ID=17808021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5294456A Expired - Fee Related JP2817765B2 (en) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | Booster |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2817765B2 (en) |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5294456A patent/JP2817765B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH07125629A (en) | 1995-05-16 |
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