JP2815721B2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents
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- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0088—Details of electrical connections
- B60Q1/0094—Arrangement of electronic circuits separated from the light source, e.g. mounting of housings for starter circuits for discharge lamps
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/17—Discharge light sources
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
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- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/50—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by aesthetic components not otherwise provided for, e.g. decorative trim, partition walls or covers
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- F21S41/19—Attachment of light sources or lamp holders
- F21S41/192—Details of lamp holders, terminals or connectors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電バルブを光源とする
自動車用ヘッドランプに関する。
自動車用ヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車用ランプ業界では、発光効
率及び演色性が良好で、しかも寿命の長い放電ランプに
注目されており、放電バルブを自動車用ヘッドランプの
バルブとして用いる研究が盛んにされつつある。
率及び演色性が良好で、しかも寿命の長い放電ランプに
注目されており、放電バルブを自動車用ヘッドランプの
バルブとして用いる研究が盛んにされつつある。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし放電バルブに放
電を開始させるためには、放電バルブの対向電極間に高
電圧を印加させるための点灯回路が必要であるが、点灯
回路内の点灯管の点灯時や放電バルブの放電時に電磁波
が発生し、この電磁波が他の電装部品にとっては有害な
ノイズとなるという問題があった。
電を開始させるためには、放電バルブの対向電極間に高
電圧を印加させるための点灯回路が必要であるが、点灯
回路内の点灯管の点灯時や放電バルブの放電時に電磁波
が発生し、この電磁波が他の電装部品にとっては有害な
ノイズとなるという問題があった。
【0004】本発明は前記した問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は放電バルブを光源とする自動車用ヘッ
ドランプにおいて、放電バルブの放電時や点灯管の点灯
時に発生する電磁波をヘッドランプ外部に漏れないよう
にした自動車用ヘッドランプを提供することにある。
ので、その目的は放電バルブを光源とする自動車用ヘッ
ドランプにおいて、放電バルブの放電時や点灯管の点灯
時に発生する電磁波をヘッドランプ外部に漏れないよう
にした自動車用ヘッドランプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、光
源である放電バルブを挿着したリフレクターをランプボ
ディ内において傾動可能に支持し、前記ランプボディの
背面壁内側の放電バルブ後方位置に、前記放電バルブに
コードを介し接続した放電バルブ用点灯回路を固定する
とともに、前記ランプボディ全体を導電形成するように
したものである。なおここで導電形成とは、ランプボデ
ィを導電材で形成したり、非導電材で形成されたランプ
ボディに導電層を形成する等、ランプボディに導電機能
を持たせて、この導電部をアースするようにすることを
いう。
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、光
源である放電バルブを挿着したリフレクターをランプボ
ディ内において傾動可能に支持し、前記ランプボディの
背面壁内側の放電バルブ後方位置に、前記放電バルブに
コードを介し接続した放電バルブ用点灯回路を固定する
とともに、前記ランプボディ全体を導電形成するように
したものである。なおここで導電形成とは、ランプボデ
ィを導電材で形成したり、非導電材で形成されたランプ
ボディに導電層を形成する等、ランプボディに導電機能
を持たせて、この導電部をアースするようにすることを
いう。
【0006】
【作用】放電バルブ及び点灯回路を包囲するランプボデ
ィの導電部が放電バルブや点灯回路やこれらを接続する
コードから発生する電磁波をアースに導く。
ィの導電部が放電バルブや点灯回路やこれらを接続する
コードから発生する電磁波をアースに導く。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示すもので、図
1はクリアランスランプが一体化された自動車用ヘッド
ランプの正面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図、
図3は背面側から見た同ヘッドランプを示し、点灯回路
収容ユニット周辺を分解して示す斜視図、図4はランプ
ボディ側開口部と点灯回路収容ユニットのバヨネット係
合部の拡大断面図である。
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示すもので、図
1はクリアランスランプが一体化された自動車用ヘッド
ランプの正面図、図2は同ヘッドランプの水平断面図、
図3は背面側から見た同ヘッドランプを示し、点灯回路
収容ユニット周辺を分解して示す斜視図、図4はランプ
ボディ側開口部と点灯回路収容ユニットのバヨネット係
合部の拡大断面図である。
【0008】これらの図において、符号10は合成樹脂
製の容器状ランプボディで、ランプボディ10の外側表
面には導電塗装やメタリコン処理等によってCu系,N
i系,Zn系等の導電性材料からなる導電層11(11
a)が形成されている。そしてヘッドランプは、ランプ
ボディ10の背面に突設されたスタッドボルト18aと
ナット18bにより車体19に固定される(図2参照)
が、導電層11aは、金属製良導材よりなるスタッドボ
ルト18aを介して車体19に電気的に導通状態となっ
ている。
製の容器状ランプボディで、ランプボディ10の外側表
面には導電塗装やメタリコン処理等によってCu系,N
i系,Zn系等の導電性材料からなる導電層11(11
a)が形成されている。そしてヘッドランプは、ランプ
ボディ10の背面に突設されたスタッドボルト18aと
ナット18bにより車体19に固定される(図2参照)
が、導電層11aは、金属製良導材よりなるスタッドボ
ルト18aを介して車体19に電気的に導通状態となっ
ている。
【0009】ランプボディ10とランプボディの前面開
口部に組付けられた前面レンズ16とによって形成され
る灯室空間には、ヘッドランプのサブビーム形成用の光
投射ユニット20とクリアランスランプ用のバルブ34
とが隣接して設けられ、光投射ユニット20はランプボ
ディ10の裏側に支承されて前方に延出する2本のエイ
ミングスクリュー12,13(図3参照)とランプボデ
ィに支持された1個の玉継手(図示せず)からなるエイ
ミング機構によって傾動可能に支持されている。符号1
4は、ランプボディ10に凹凸ランス係合し、光投射ユ
ニット20周りに配置された合成樹脂製のカバーで、カ
バー14の表面はアルミニウム蒸着処理により鏡面が形
成されている。このカバー14の側方にはクリアランス
ランプ30のリフレクター32が一体に形成され、ラン
プボディ10の背面壁に挿着されたクリアランスランプ
用のバルブ34がリフレクター32を貫通して前方に延
設されている。
口部に組付けられた前面レンズ16とによって形成され
る灯室空間には、ヘッドランプのサブビーム形成用の光
投射ユニット20とクリアランスランプ用のバルブ34
とが隣接して設けられ、光投射ユニット20はランプボ
ディ10の裏側に支承されて前方に延出する2本のエイ
ミングスクリュー12,13(図3参照)とランプボデ
ィに支持された1個の玉継手(図示せず)からなるエイ
ミング機構によって傾動可能に支持されている。符号1
4は、ランプボディ10に凹凸ランス係合し、光投射ユ
ニット20周りに配置された合成樹脂製のカバーで、カ
バー14の表面はアルミニウム蒸着処理により鏡面が形
成されている。このカバー14の側方にはクリアランス
ランプ30のリフレクター32が一体に形成され、ラン
プボディ10の背面壁に挿着されたクリアランスランプ
用のバルブ34がリフレクター32を貫通して前方に延
設されている。
【0010】光投射ユニット20は、略楕円体形状の金
属製リフレクター22と、このリフレクターの後頂部に
形成されたバルブ挿着孔23に挿着された放電バルブ4
0と、前面に投射レンズ26が固定され、リフレクター
22の前面開口部に取着された金属製レンズホルダー2
4とが一体化された構造となっている。符号25は放電
バルブ40をバルブ挿着孔23に固定保持するためのロ
ッキングキャップである。
属製リフレクター22と、このリフレクターの後頂部に
形成されたバルブ挿着孔23に挿着された放電バルブ4
0と、前面に投射レンズ26が固定され、リフレクター
22の前面開口部に取着された金属製レンズホルダー2
4とが一体化された構造となっている。符号25は放電
バルブ40をバルブ挿着孔23に固定保持するためのロ
ッキングキャップである。
【0011】放電バルブ40は、絶縁性ベース41の前
面に突出する一対のリードサポート42a,42bに放
電ランプ44が支持された構造で、放電ランプ44の放
電部はリフレクター22の第1焦点位置F1に配置され
ている。またベース41の前面には放電ランプ44を包
囲する円筒形状の紫外線遮蔽用グローブ46がセラミッ
ク製ディスク48を介して固定保持されており、放電部
からの発光はこの紫外線遮蔽用グローブ46を透過する
際に有害な波長域の紫外線がカットされるようになって
いる。リフレクター22の第2焦点位置F2近傍には、
レンズホルダー24に一体化されたクリアカット形成用
のシェード28、及びレンズホルダー24に金属製板ば
ね部材29aにより固定保持された紫外線遮蔽用フィル
ター29が設けられている。そして放電ランプ44の放
電部の発光はリフレクター22で反射され、リフレクタ
ー22の第2焦点F2に収束後、投射レンズ26によっ
て平行光とされて前方に投射される。
面に突出する一対のリードサポート42a,42bに放
電ランプ44が支持された構造で、放電ランプ44の放
電部はリフレクター22の第1焦点位置F1に配置され
ている。またベース41の前面には放電ランプ44を包
囲する円筒形状の紫外線遮蔽用グローブ46がセラミッ
ク製ディスク48を介して固定保持されており、放電部
からの発光はこの紫外線遮蔽用グローブ46を透過する
際に有害な波長域の紫外線がカットされるようになって
いる。リフレクター22の第2焦点位置F2近傍には、
レンズホルダー24に一体化されたクリアカット形成用
のシェード28、及びレンズホルダー24に金属製板ば
ね部材29aにより固定保持された紫外線遮蔽用フィル
ター29が設けられている。そして放電ランプ44の放
電部の発光はリフレクター22で反射され、リフレクタ
ー22の第2焦点F2に収束後、投射レンズ26によっ
て平行光とされて前方に投射される。
【0012】符号50は放電バルブ用の点灯回路51を
ケース内に収容した点灯回路収容ユニットで、ランプボ
ディ10の後部に取着されている。点灯回路収容ユニッ
ト50は、放電ランプ44の電極に高電圧を印加して安
定した放電を継続して行なわしめるための点灯回路51
がアルミニウム製ケース52内の点灯回路収容室Sに収
容され、樹脂モールドにより一体化されたもので、プリ
ント基板に一体化されている点灯回路51はアース回路
を介して車体と電気的に接続されている。符号Mは樹脂
モールド部を示す。また点灯回路51は点灯回路収容ユ
ニット50外に延びる接続コード72を介してヘッドラ
ンプ下方に設けられたケース70内のバラスト回路に接
続され、さらにケース前方に導出するリード線Lを介し
て放電バルブ40に接続されている。なお符号59はリ
ード線Lに接続された雌コネクターで、放電バルブ側の
雄コネクター49に接続されている。
ケース内に収容した点灯回路収容ユニットで、ランプボ
ディ10の後部に取着されている。点灯回路収容ユニッ
ト50は、放電ランプ44の電極に高電圧を印加して安
定した放電を継続して行なわしめるための点灯回路51
がアルミニウム製ケース52内の点灯回路収容室Sに収
容され、樹脂モールドにより一体化されたもので、プリ
ント基板に一体化されている点灯回路51はアース回路
を介して車体と電気的に接続されている。符号Mは樹脂
モールド部を示す。また点灯回路51は点灯回路収容ユ
ニット50外に延びる接続コード72を介してヘッドラ
ンプ下方に設けられたケース70内のバラスト回路に接
続され、さらにケース前方に導出するリード線Lを介し
て放電バルブ40に接続されている。なお符号59はリ
ード線Lに接続された雌コネクターで、放電バルブ側の
雄コネクター49に接続されている。
【0013】この点灯回路収容ユニット50のアルミニ
ウム製ユニットケース52には、合成樹脂製円筒形状の
延出部54がスクリュー53により締結一体化され、こ
の延出部54がランプボディ10の後頂部に形成された
円形開口部62にバヨネット係合され、さらにランプボ
ディ10に1本のタッピングスクリュー68によってね
じ締結されている。即ち放電バルブ40後方のランプボ
ディ10の背面壁には円筒形状の後方突出部60が立ち
上げられて、ここにユニット挿着用の円形開口部62が
形成され、開口部62の周縁部には周方向等分3個所位
置に内側突起63と切欠63aが形成されている。一
方、延出部54の前端部外周には、開口周縁部と当接す
る鍔55及び開口部側の内側突起63とバヨネット係合
する3個の外側突起56が形成され、外側突起56を切
欠63aに位置合わせして挿入し、点灯回路収容ユニッ
ト50を時計回りに回すと外側突起56と内側突起63
とがヘッドランプ前後方向に係合して、延出部54が開
口部62に仮止めされた状態となる。延出部側の外側突
起56と開口部側の内側突起63間にはリング形状シー
ルパッキン58が介在されており、バヨネット係合部の
密着性を高めて、係合部をシールしている。またユニッ
トケース52は、手で把みやすいように、矩形状とさ
れ、さらに外側面には凹部52aが形成されている。そ
して開口部62を形成している突出部60の近傍位置に
はビス孔64aの形成されたボス64が突出形成され、
一方、延出部54の鍔55にはビス孔57aの形成され
たプレート状突起57が形成されている。そしてユニッ
ト50が開口部62にバヨネット係合したときに、プレ
ート状突起57がボス64の突出端部に圧接状態となっ
て、それぞれのビス孔64a,57aがちょうど一致す
るようになっている。そしてビス孔57aからタッピン
グスクリュー68が螺入されて、点灯回路収容ユニット
50が円形開口部62周方向に固定されている。
ウム製ユニットケース52には、合成樹脂製円筒形状の
延出部54がスクリュー53により締結一体化され、こ
の延出部54がランプボディ10の後頂部に形成された
円形開口部62にバヨネット係合され、さらにランプボ
ディ10に1本のタッピングスクリュー68によってね
じ締結されている。即ち放電バルブ40後方のランプボ
ディ10の背面壁には円筒形状の後方突出部60が立ち
上げられて、ここにユニット挿着用の円形開口部62が
形成され、開口部62の周縁部には周方向等分3個所位
置に内側突起63と切欠63aが形成されている。一
方、延出部54の前端部外周には、開口周縁部と当接す
る鍔55及び開口部側の内側突起63とバヨネット係合
する3個の外側突起56が形成され、外側突起56を切
欠63aに位置合わせして挿入し、点灯回路収容ユニッ
ト50を時計回りに回すと外側突起56と内側突起63
とがヘッドランプ前後方向に係合して、延出部54が開
口部62に仮止めされた状態となる。延出部側の外側突
起56と開口部側の内側突起63間にはリング形状シー
ルパッキン58が介在されており、バヨネット係合部の
密着性を高めて、係合部をシールしている。またユニッ
トケース52は、手で把みやすいように、矩形状とさ
れ、さらに外側面には凹部52aが形成されている。そ
して開口部62を形成している突出部60の近傍位置に
はビス孔64aの形成されたボス64が突出形成され、
一方、延出部54の鍔55にはビス孔57aの形成され
たプレート状突起57が形成されている。そしてユニッ
ト50が開口部62にバヨネット係合したときに、プレ
ート状突起57がボス64の突出端部に圧接状態となっ
て、それぞれのビス孔64a,57aがちょうど一致す
るようになっている。そしてビス孔57aからタッピン
グスクリュー68が螺入されて、点灯回路収容ユニット
50が円形開口部62周方向に固定されている。
【0014】また円筒形状延出部54の外側表面にも、
ランプボディ10と同様に導電層11(11b)が形成
されており、タッピングスクリュー68によって延出部
側導電層11bとランプボディ側導電層11aとの電気
的導通が確保されている。即ち、図4に示されるよう
に、プレート状突起57の表面に形成されている導電層
11b1とボス64の先端面に形成されている導電層1
1a1とがタッピングスクリュー68によって圧接状態
とされて、導電層11a,11b間の電気的導通が確保
されている。また良導体であるアルミニウム製ユニット
ケース52と延出部54の導電層11bは、ケース52
と延出部54とを締結するスクリュー53を介して電気
的導通が確保され、ユニットケース52は点灯回路51
内のアース回路のアース端子51aにコード51bによ
って結線されている。このため放電バルブ40及び放電
バルブ用点灯回路51を取り囲む導電層11a,11b
および導電層であるアルミニウム製ユニットケース52
は、点灯回路のアース端子51aを介して車体との間に
電気的導通が確保されている。従って放電バルブ40や
点灯回路51やリード線L等から発生する電磁波は導電
層11a,11b、ユニットケース52からアース回路
を経て車体に導かれるので、ヘッドランプ外の電装品に
ノイズとして作用することがない。即ち、ユニットケー
ス52及び延出部54はヘッドランプのランプボディの
一部といえるので、互いに電気的に接続されてアース回
路のアース端子51aに結線された導電層11a,11
b及びアルミニウム製ケース52がランプボディに設け
られた電磁波シールド用の導電形成手段を構成してい
る。また導電層11a,11bおよびユニットケース5
2はスタッドボルト18aを介しても車体との間に電気
的な導通が確保されているため、仮に点灯回路のアース
端子51aを介しての電気的導通路が非導通状態となっ
たとしても、このスタッドボルト18aを介しての電気
的導通路によってノイズシールドされる。
ランプボディ10と同様に導電層11(11b)が形成
されており、タッピングスクリュー68によって延出部
側導電層11bとランプボディ側導電層11aとの電気
的導通が確保されている。即ち、図4に示されるよう
に、プレート状突起57の表面に形成されている導電層
11b1とボス64の先端面に形成されている導電層1
1a1とがタッピングスクリュー68によって圧接状態
とされて、導電層11a,11b間の電気的導通が確保
されている。また良導体であるアルミニウム製ユニット
ケース52と延出部54の導電層11bは、ケース52
と延出部54とを締結するスクリュー53を介して電気
的導通が確保され、ユニットケース52は点灯回路51
内のアース回路のアース端子51aにコード51bによ
って結線されている。このため放電バルブ40及び放電
バルブ用点灯回路51を取り囲む導電層11a,11b
および導電層であるアルミニウム製ユニットケース52
は、点灯回路のアース端子51aを介して車体との間に
電気的導通が確保されている。従って放電バルブ40や
点灯回路51やリード線L等から発生する電磁波は導電
層11a,11b、ユニットケース52からアース回路
を経て車体に導かれるので、ヘッドランプ外の電装品に
ノイズとして作用することがない。即ち、ユニットケー
ス52及び延出部54はヘッドランプのランプボディの
一部といえるので、互いに電気的に接続されてアース回
路のアース端子51aに結線された導電層11a,11
b及びアルミニウム製ケース52がランプボディに設け
られた電磁波シールド用の導電形成手段を構成してい
る。また導電層11a,11bおよびユニットケース5
2はスタッドボルト18aを介しても車体との間に電気
的な導通が確保されているため、仮に点灯回路のアース
端子51aを介しての電気的導通路が非導通状態となっ
たとしても、このスタッドボルト18aを介しての電気
的導通路によってノイズシールドされる。
【0015】またヘッドランプの周辺において他の電装
品から電磁波が発生するようなことがあっても、この電
磁波は車体と電気的に導通している導電層11(11
a,11b)及び導電層として機能するアルミニウム製
ユニットケース52によって遮断されるので、ランプボ
ディ10内の点灯回路32がヘッドランプ外部で発生し
た電磁波の影響を受けることもない。
品から電磁波が発生するようなことがあっても、この電
磁波は車体と電気的に導通している導電層11(11
a,11b)及び導電層として機能するアルミニウム製
ユニットケース52によって遮断されるので、ランプボ
ディ10内の点灯回路32がヘッドランプ外部で発生し
た電磁波の影響を受けることもない。
【0016】なお導電層11a,11bの上に非導電性
材料によるオーバーコート処理を施して導電層の耐候性
を高めることも可能であるが、このオーバーコート層を
形成する場合には、導電層11a,11b間及び導電層
11bとユニットケース52間の電気的導通を確保する
ために、バヨネット係合部の導電層11a,11bの互
いに接合する領域11a1,11b1を除いてオーバーコ
ート層を形成する。
材料によるオーバーコート処理を施して導電層の耐候性
を高めることも可能であるが、このオーバーコート層を
形成する場合には、導電層11a,11b間及び導電層
11bとユニットケース52間の電気的導通を確保する
ために、バヨネット係合部の導電層11a,11bの互
いに接合する領域11a1,11b1を除いてオーバーコ
ート層を形成する。
【0017】なお前記実施例では合成樹脂製ランプボデ
ィの外側表面に導電層11aが形成されているが、導電
層はランプボディの内側表面又は内外両表面に形成する
ようにしてもよい。またユニットケース52は良導体で
あるアルミニウム製とされていたが、合成樹脂製とし、
外側表面又は及び内側表面に導電層を形成するようにし
てもよい。また導電性材料からなる導電層の形成に替え
て、ランプボディ10,ユニットケース52,延出部5
4をそれぞれ導電性樹脂によって形成したり、ランプボ
ディや延出部を前記したユニットケース52と同様、導
電性金属によって形成するようにしてもよい。
ィの外側表面に導電層11aが形成されているが、導電
層はランプボディの内側表面又は内外両表面に形成する
ようにしてもよい。またユニットケース52は良導体で
あるアルミニウム製とされていたが、合成樹脂製とし、
外側表面又は及び内側表面に導電層を形成するようにし
てもよい。また導電性材料からなる導電層の形成に替え
て、ランプボディ10,ユニットケース52,延出部5
4をそれぞれ導電性樹脂によって形成したり、ランプボ
ディや延出部を前記したユニットケース52と同様、導
電性金属によって形成するようにしてもよい。
【0018】図5は本発明の第2の実施例のヘッドラン
プの縦断面図である。この第2の実施例では、ランプボ
ディ10Aが導電性樹脂によって形成され、点灯回路収
容ユニット50Aがアルミニウムダイキャスト製とされ
ている。即ち前記第1の実施例で示す点灯回路ケース5
2と延出部54とが一体に形成された回路ケース52A
の点灯回路収容室S内に点灯回路51が樹脂モールドに
より一体化されている。その他は前記第1の実施例と同
様であり、同一の符号を付すことによりその説明は省略
する。
プの縦断面図である。この第2の実施例では、ランプボ
ディ10Aが導電性樹脂によって形成され、点灯回路収
容ユニット50Aがアルミニウムダイキャスト製とされ
ている。即ち前記第1の実施例で示す点灯回路ケース5
2と延出部54とが一体に形成された回路ケース52A
の点灯回路収容室S内に点灯回路51が樹脂モールドに
より一体化されている。その他は前記第1の実施例と同
様であり、同一の符号を付すことによりその説明は省略
する。
【0019】図6は本発明の第3の実施例を示すもの
で、前記した2つの実施例はランプボディの後部に点灯
回路収容ユニット50,50Aが取着された構造となっ
ているが、本実施例ではアルミニウム製のランプボディ
10B内に点灯回路51が直接樹脂モールドされて設け
られている点が相違している。即ちランプボディの後方
に膨出部50Bが形成され、この膨出部50Bの点灯回
路収容室S内に点灯回路51が樹脂モールドにより一体
化されている。
で、前記した2つの実施例はランプボディの後部に点灯
回路収容ユニット50,50Aが取着された構造となっ
ているが、本実施例ではアルミニウム製のランプボディ
10B内に点灯回路51が直接樹脂モールドされて設け
られている点が相違している。即ちランプボディの後方
に膨出部50Bが形成され、この膨出部50Bの点灯回
路収容室S内に点灯回路51が樹脂モールドにより一体
化されている。
【0020】また前記実施例では、光投射ユニットによ
って配光する投射型ヘッドランプを例にとって本発明を
説明したが、放物面リフレクターと前面レンズの配光制
御ステップによって配光する反射型ヘッドランプについ
ても同様に適用できる。
って配光する投射型ヘッドランプを例にとって本発明を
説明したが、放物面リフレクターと前面レンズの配光制
御ステップによって配光する反射型ヘッドランプについ
ても同様に適用できる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用ヘッドランプによれば、放電バルブ及び
点灯回路を包囲するランプボディの導電部が放電バルブ
や点灯回路やこれらを接続するコードから発生する電磁
波をアースに導くので、放電バルブの点灯に伴って発生
する電磁波障害がなくなる。
に係る自動車用ヘッドランプによれば、放電バルブ及び
点灯回路を包囲するランプボディの導電部が放電バルブ
や点灯回路やこれらを接続するコードから発生する電磁
波をアースに導くので、放電バルブの点灯に伴って発生
する電磁波障害がなくなる。
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの正面図
ンプの正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図
【図3】同ヘッドランプを背面側から見た斜視図
【図4】点灯回路収容ユニットとランプボディ側開口部
とのバヨネット係合部の一部拡大断面図
とのバヨネット係合部の一部拡大断面図
【図5】本発明の第2の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図
ンプの縦断面図
【図6】本発明の第3の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図
ンプの縦断面図
10,10A,10B 導電機能をもつランプボディ 11(11a,11b) 導電層 40, 光源である放電バルブ 50,50A 点灯回路収容ユニット 50B 点灯回路収容用膨出部 51 点灯回路 51a アース端子 52,52A 導電機能をもつユニットケース S 点灯回路収容室
Claims (1)
- 【請求項1】 光源である放電バルブを挿着したリフレ
クターがランプボディ内において傾動可能に支持され、
前記ランプボディの背面壁内側の放電バルブ後方位置に
は、前記放電バルブにコードを介し接続された放電バル
ブ用点灯回路が固定されるとともに、前記ランプボディ
全体が導電形成されたことを特徴とする自動車用ヘッド
ランプ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3056764A JP2815721B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 自動車用ヘッドランプ |
US07/779,278 US5343370A (en) | 1990-10-23 | 1991-10-18 | Motor vehicle headlamp |
GB9122465A GB2249165B (en) | 1990-10-23 | 1991-10-23 | Motor vehicle headlamp |
ES09102350A ES2051163B1 (es) | 1990-10-23 | 1991-10-23 | Faro de vehiculo a motor. |
FR9113113A FR2668245B1 (fr) | 1990-10-23 | 1991-10-23 | Phare de vehicule a moteur. |
DE4135020A DE4135020C2 (de) | 1990-10-23 | 1991-10-23 | Kraftfahrzeugscheinwerfer mit einer Gasentladungslampe als Lichtquelle |
NL9101774A NL192130C (nl) | 1990-10-23 | 1991-10-23 | Koplamp voor een motorvoertuig. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3056764A JP2815721B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 自動車用ヘッドランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660705A JPH0660705A (ja) | 1994-03-04 |
JP2815721B2 true JP2815721B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13036563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3056764A Expired - Fee Related JP2815721B2 (ja) | 1990-10-23 | 1991-03-20 | 自動車用ヘッドランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815721B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW579408B (en) | 2002-06-21 | 2004-03-11 | Yamaha Motor Co Ltd | Engine for scooter |
CN101368719B (zh) * | 2007-08-13 | 2011-07-06 | 太一节能系统股份有限公司 | 发光二极管灯具 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3056764A patent/JP2815721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0660705A (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |