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JP2815008B2 - メッセージ伝送システム - Google Patents

メッセージ伝送システム

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Publication number
JP2815008B2
JP2815008B2 JP3417297A JP3417297A JP2815008B2 JP 2815008 B2 JP2815008 B2 JP 2815008B2 JP 3417297 A JP3417297 A JP 3417297A JP 3417297 A JP3417297 A JP 3417297A JP 2815008 B2 JP2815008 B2 JP 2815008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence code
sequence
message
transmission system
message transmission
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP3417297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10233752A (ja
Inventor
正俊 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3417297A priority Critical patent/JP2815008B2/ja
Publication of JPH10233752A publication Critical patent/JPH10233752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2815008B2 publication Critical patent/JP2815008B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメッセージ伝送シス
テムに関し、特に予め規定された伝送メッセージの各々
を、複数のM系列符号のセットのなかから択一的に導出
して伝送するメッセージ伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】メッセージ伝送システムの一例として、
直交性の高い符号系列であるM系列符号を用いた方式が
あり、伝送すべきメッセージを複数のM系列の符号のセ
ットの中から選択して、M系列符号として伝送するもの
である。
【0003】このメッセージ伝送方式では、伝送するメ
ッセージの種類に対応したM系列符号を準備して、伝送
するメッセージの数だけM系列符号を伝送する様になっ
ている。例えば、系列長63のM系列符号の符号の種類
は63個存在し、このM系列符号を利用した伝送装置で
は、3つのメッセージを伝送するためには、63個のM
系列符号の中から各メッセージに対応する3つのM系列
符号を選択して伝送する様になっている。
【0004】図4はこのM系列符号伝送装置の概略ブロ
ック図である。図4において、n種類のメッセージ入力
A1 〜An はM系列選択回路1へ入力されて、各メッセ
ージA1 〜An に夫々対応したM系列符号が択一的に導
出され、M系列符号M(1) ,M(2) ,…,M(n) として
選択,変換されて出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のM系列
符号の伝送システムにおいては、同時に複数のメッセー
ジを伝送する場合、伝送するメッセージに対応するM系
列符号を全て伝送する必要がある。その理由は、各メッ
セージとこれに対応するM系列符号とを互いに1対1に
対応させているためである。
【0006】本発明の目的は、同時に複数のメッセージ
を伝送する場合に、これ等複数のメッセージに対応する
1つのM系列符号に置換することにより、メッセージ伝
送量を大幅に削減可能としたメッセージ伝送システムを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、予め規
定された伝送メッセージの各々を、複数のM系列符号の
セットのなかから択一的に導出して伝送するメッセージ
伝送システムであって、第1〜第N(Nは2以上の整
数)の前記伝送メッセージの各々に対応する第1〜第N
のM系列符号を夫々選択する選択手段と、前記第1のM
系列符号と第2のM系列符号との排他的論理和演算を行
ってこの演算結果と前記第3のM系列符号との排他的論
理和演算を行い、順次この演算処理を繰返して得られる
最終結果を前記1つのM系列符号として出力する演算手
段とを有する送信装置を含むことを特徴とするメッセー
ジ伝送システムが得られる。
【0008】また、本発明によれば、前記送信装置から
伝送された前記1つのM系列符号を夫々M系列符号のセ
ットの各M系列符号と比較してこの比較結果に従って前
記伝送メッセージの受信判定をなす受信装置を含むこと
を特徴とするメッセージ伝送システムが得られる。
【0009】本発明の作用を述べる。複数のM系列符号
を排他的論理和(EX−OR)演算した場合に得られる
M系列符号は、必ず他のM系列符号になるという性質を
用いるものであり、同時に伝送すべき複数種類のメッセ
ージのEX−OR演算結果を1つのM系列符号として伝
送するのである。
【0010】こうして得られた1つのM系列符号は、入
力された伝送すべき複数のメッセージに応じて一意に定
まるものであるから、受信側では基準となる参照M系列
符号と受信された当該1つのM系列符号を基に、伝送す
べき複数のメッセージが判定できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例について説明する。
【0012】図1は本発明の実施例の送信装置部分のブ
ロック図である。複数(例では、3種類)のメッセージ
A1 ,A2 ,An はM系列選択回路1へ入力され、各メ
ッセージに夫々対応したM系列符号M(1) ,M(2) ,M
(n) が択一的に導出され、EX−OR演算処理回路2へ
出力される。
【0013】EX−OR演算処理回路2においては、各
M系列符号M(1) ,M(2) ,M(n)はレジスタ21,2
2,24へ夫々入力される。レジスタ21,22の各出
力M(1) ,M(2) はEX−OR回路26にて排他的論理
和演算処理され、その結果が別のM系列符号M(12)とし
てレジスタ23へ入力される。
【0014】このレジスタ23とレジスタ24との各出
力M(12)とM(n) とはEX−OR回路27にて排他的論
理和演算処理され、その結果が更に別のM系列符号M(1
2n)としてレジスタ25へ入力され、このレジスタ25
の出力が1つのM系列符号として伝送されることにな
る。
【0015】この1つのM系列符号M(12n) は、3種類
のメッセージA1 ,A2 ,An に対応するM系列符号と
して一意に定まるものである。
【0016】図2は図1のEX−OR演算処理回路2の
具体例を示すブロック図であり、図1と同等部分は同一
符号により示している。図2においては、M系列符号を
mビット符号として示しており、よって各レジスタ21
〜25はmビット長のレジスタが用いられている。
【0017】図3は本発明の実施例の受信装置のブロッ
ク図である。受信入力である1つのM系列符号は分岐回
路3により、例えば3つに分岐されレジスタ41〜43
の各々へ入力される。各レジスタ41〜43の出力はE
X−OR回路50〜52の一方の各入力となる。
【0018】これ等EX−OR回路50〜52の他の各
入力には、参照テーブル44〜46の参照用M系列符号
M(1) ,M(2) ,M(12n) が夫々入力されており、先の
各一入力と排他的論理和演算がなされて、両者の一致検
出が行われる。
【0019】この場合、EX−OR回路51〜53のm
ビット出力は、一致検出のための相関処理のために、各
加算器47〜49へ夫々入力され一致したビットの総数
が夫々算出されることになる。これ等各加算器47〜4
9の各加算結果は各比較器55〜57にて所定の閾値と
比較され、閾値以上の場合に、例えばハイレベルの一致
検出信号が出力される様になっている。
【0020】例えば、比較器55からハイレベルの一致
検出信号が出力されたとすると、M系列符号M(1) に対
応するメッセージと判断されるので、メッセージA1 が
受信されたものと判定されることになる。また、比較器
56からハイレベルの一致検出信号が出力されたとする
と、M系列符号(12)に対応するメッセージと判断される
ので、メッセージA1 ,A2 が受信されたものと判定さ
れることになる。
【0021】この様に、複数のM系列符号をEX−OR
演算した場合に得られるM系列符号は、必ず他のM系列
符号になるという性質を用いることにより、複数のメッ
セージを単一のM系列符号に変換して伝送できるので、
メッセージ伝送量の削減を図ることが可能になるのであ
る。
【0022】尚、上記実施例では、3種のメッセージを
伝送する場合について示したが、2種以上であれば良
く、それに応じて送受信装置のブロックも容易に改変で
きることは明らかである。
【0023】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、単一のM
系列符号のみで、複数種類のメッセージを伝送できるの
で、伝送量の大幅な削減が可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の送信装置のブロック図であ
る。
【図2】図1のブロックのEX−OR演算処理回路の例
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例の受信装置のブロック図であ
る。
【図4】従来のM系列符号伝送システムを示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 M系列選択回路 2 EX−OR演算処理回路 3 分岐回路 21〜25,41〜43 レジスタ 26,27,51〜53 EX−OR回路 44〜46 参照テーブル 47〜49 加算器 55〜57 比較器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め規定された伝送メッセージの各々
    を、複数のM系列符号のセットのなかから択一的に導出
    して伝送するメッセージ伝送システムであって、第1〜
    第N(Nは2以上の整数)の前記伝送メッセージの各々
    に対応する第1〜第NのM系列符号を夫々選択する選択
    手段と、前記第1のM系列符号と第2のM系列符号との
    排他的論理和演算を行ってこの演算結果と前記第3のM
    系列符号との排他的論理和演算を行い、順次この演算処
    理を繰返して得られる最終結果を前記1つのM系列符号
    として出力する演算手段とを有する送信装置を含むこと
    を特徴とするメッセージ伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記送信装置から伝送された前記1つの
    M系列符号を夫々M系列符号のセットの各M系列符号と
    比較してこの比較結果に従って前記伝送メッセージの受
    信判定をなす受信装置を含むことを特徴とする請求項1
    記載のメッセージ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記受信装置は、前記1つのM系列符号
    を複数に分岐する分岐手段と、この分岐された複数のM
    系列符号の各々と、予め定められた参照M系列符号とを
    比較する比較手段と、これ等比較結果が一致を示した参
    照M系列符号により、前記伝送メッセージの受信判定を
    なす判定手段とを有することを特徴とする請求項2記載
    のメッセージ伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記比較手段は排他的論理和演算手段
    と、この排他的論理和演算手段の出力の加算をなす加算
    手段とを有しこの加算結果を前記比較結果とすることを
    特徴とする請求項3記載のメッセージ伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記加算結果を所定閾
    値と比較してこの比較結果により受信判定をなすことを
    特徴とする請求項4記載のメッセージ伝送システム。
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