JP2811027B2 - 電子機器筐体の蓋装置 - Google Patents
電子機器筐体の蓋装置Info
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- JP2811027B2 JP2811027B2 JP3120490A JP12049091A JP2811027B2 JP 2811027 B2 JP2811027 B2 JP 2811027B2 JP 3120490 A JP3120490 A JP 3120490A JP 12049091 A JP12049091 A JP 12049091A JP 2811027 B2 JP2811027 B2 JP 2811027B2
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- Japan
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/02—Releasable fastening devices locking by rotation
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/0008—Cases for pocket watches and wrist watches
- G04B37/0016—Cases for pocket watches and wrist watches with folding cover or folding bottom (hinge without spring)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器筐体内に収容
された電子部品の修理や電池等の交換のために筐体内部
を開閉する蓋装置に関する。
された電子部品の修理や電池等の交換のために筐体内部
を開閉する蓋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子機器筐体は、図4に
示すように、筐体本体1と蓋2とを備えており、蓋2が
筐体本体1に複数のねじ3により取り付けられている。
したがって、ねじ3を取り外すことにより蓋2が筐体本
体1から分離されて筐体本体1内部を開放するようにな
っている。
示すように、筐体本体1と蓋2とを備えており、蓋2が
筐体本体1に複数のねじ3により取り付けられている。
したがって、ねじ3を取り外すことにより蓋2が筐体本
体1から分離されて筐体本体1内部を開放するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子機器筐体の蓋装置では、蓋2が筐体本体1から
完全に分離するようになっているため、取り外した蓋2
を紛失する虞れがあり、また蓋2をねじ3で取り付けて
いるので、ねじ3を取り外すためのドライバー等の特殊
工具を必要とし、特殊工具がなければ蓋2を開けること
ができないという問題があった。
来の電子機器筐体の蓋装置では、蓋2が筐体本体1から
完全に分離するようになっているため、取り外した蓋2
を紛失する虞れがあり、また蓋2をねじ3で取り付けて
いるので、ねじ3を取り外すためのドライバー等の特殊
工具を必要とし、特殊工具がなければ蓋2を開けること
ができないという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、蓋の紛失を防止するとともに、蓋の筐体
本体に対する固定および開閉を簡単に行なうことのでき
る優れた電子機器筐体の蓋装置を提供することを目的と
するものである。
るものであり、蓋の紛失を防止するとともに、蓋の筐体
本体に対する固定および開閉を簡単に行なうことのでき
る優れた電子機器筐体の蓋装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、筐体本体の一方の側部にヒンジ部材を介
して回動可能に取り付けられた蓋と、筐体本体の他方の
側部に回転可能に取り付けられたほぼT字形のロック部
材と、蓋のロック部材に対応する側部に形成されてロッ
ク部材の頭部を挿通するための長穴状のロック穴とを備
えたものである。
成するために、筐体本体の一方の側部にヒンジ部材を介
して回動可能に取り付けられた蓋と、筐体本体の他方の
側部に回転可能に取り付けられたほぼT字形のロック部
材と、蓋のロック部材に対応する側部に形成されてロッ
ク部材の頭部を挿通するための長穴状のロック穴とを備
えたものである。
【0006】本発明はまた、蓋に設けたロック穴の両側
にロック穴を挿通し回転されたロック部材頭部を保持す
るための嵌合凹部を備えたものである。
にロック穴を挿通し回転されたロック部材頭部を保持す
るための嵌合凹部を備えたものである。
【0007】本発明はまた、ロック部材の頭部上面に硬
貨が挿入可能なすり割り溝を備えたものである。
貨が挿入可能なすり割り溝を備えたものである。
【0008】本発明はまた、ロック部材を筐体本体側に
引き付けるためのばねを備えたものである。
引き付けるためのばねを備えたものである。
【0009】本発明はまた、ロック部材に蓋のロック穴
と筐体本体内部との間を水密に塞ぐためのパッキンを備
えたものである。
と筐体本体内部との間を水密に塞ぐためのパッキンを備
えたものである。
【0010】
【作用】したがって、本発明によれば、蓋を筐体本体に
対してヒンジ部材を介して取り付けているので、蓋の回
動操作により蓋の開閉を簡単に行なうことができ、また
蓋を開いても蓋は筐体本体から分離せず、蓋の紛失を防
止することができるという効果を有する。
対してヒンジ部材を介して取り付けているので、蓋の回
動操作により蓋の開閉を簡単に行なうことができ、また
蓋を開いても蓋は筐体本体から分離せず、蓋の紛失を防
止することができるという効果を有する。
【0011】また、蓋を筐体本体に閉じることにより、
蓋のロック穴にT字形のロック部材頭部が挿通され、こ
の状態でロック部材を回転することにより蓋をロックす
ることができ、蓋の筐体本体に対する固定を簡単かつ確
実に行なうことができるという効果を有する。
蓋のロック穴にT字形のロック部材頭部が挿通され、こ
の状態でロック部材を回転することにより蓋をロックす
ることができ、蓋の筐体本体に対する固定を簡単かつ確
実に行なうことができるという効果を有する。
【0012】また、蓋のロック穴の両側にロック部材頭
部のための嵌合凹部を備えたことにより、ロック状態に
おけるロック部材頭部の回転方向の動きを規制して不慮
の外力によってロックが外れるのを防止することができ
るという効果を有する。
部のための嵌合凹部を備えたことにより、ロック状態に
おけるロック部材頭部の回転方向の動きを規制して不慮
の外力によってロックが外れるのを防止することができ
るという効果を有する。
【0013】また、ロック部材の頭部に硬貨が挿入可能
なすり割り溝を有することにより、ドライバー等の特殊
工具がなくても、手持ちの硬貨によってロック部材を回
転することができるという効果を有する。
なすり割り溝を有することにより、ドライバー等の特殊
工具がなくても、手持ちの硬貨によってロック部材を回
転することができるという効果を有する。
【0014】また、ロック部材を筐体本体側に引き付け
るためのばねを備えたことにより、閉じられた蓋を筐体
本体に押圧することができ、蓋の確実な固定を得ること
ができるという効果を有する。
るためのばねを備えたことにより、閉じられた蓋を筐体
本体に押圧することができ、蓋の確実な固定を得ること
ができるという効果を有する。
【0015】また、ロック部材に、蓋のロック穴と筐体
本体内部との間を水密に塞ぐためのパッキンを備えたこ
とにより、ロック穴から筐体本体内部への水の侵入を防
止することができるという効果を有する。
本体内部との間を水密に塞ぐためのパッキンを備えたこ
とにより、ロック穴から筐体本体内部への水の侵入を防
止することができるという効果を有する。
【0016】
【実施例】図1,図2および図3は本発明の一実施例の
構成を示すものである。図1において、11は筐体本体
であり、上面に開口12を有している。13は開口12
周縁部に沿って取り付けられたパッキンである。14は
蓋であり、筐体本体11の一方の側部にヒンジ部材15
を介して回動可能に取り付けられている。
構成を示すものである。図1において、11は筐体本体
であり、上面に開口12を有している。13は開口12
周縁部に沿って取り付けられたパッキンである。14は
蓋であり、筐体本体11の一方の側部にヒンジ部材15
を介して回動可能に取り付けられている。
【0017】筐体本体11の他方の側部中央には内側方
向に突出する取付壁16を有し、その所定の部分に上下
方向に貫通する取付穴17が形成されて、そこに蓋14
のためのロック部材18が取り付けられている。このロ
ック部材18は、図2に示すように、全体がT字形をな
すものであり、ほぼ四角柱状の頭部19と、この頭部1
9の下部中央に連続する円柱形状の胴部20とを備えて
いる。頭部19の上面には硬貨が挿入可能なすり割り溝
21が形成されており、また、下面両端は斜めに形成さ
れている。胴部20の周面中央部には溝22が全周に亘
って形成されて、そこにゴム製のリング状パッキン23
が取り付けられている。このロック部材18は筐体本体
突出壁16の取付穴17に上方から挿通され、取付穴1
7下部に突出された胴部20下端にばね24を装着し、
これを止め金具25により取付穴17周縁部との間に圧
縮することによって、ロック部材18を筐体本体11側
に引き付けるようにして抜け止めされている。したがっ
て、ロック部材18は取付穴17において左右方向の回
転を許容されて筐体本体11側に引っ張られるように組
み付けられている。
向に突出する取付壁16を有し、その所定の部分に上下
方向に貫通する取付穴17が形成されて、そこに蓋14
のためのロック部材18が取り付けられている。このロ
ック部材18は、図2に示すように、全体がT字形をな
すものであり、ほぼ四角柱状の頭部19と、この頭部1
9の下部中央に連続する円柱形状の胴部20とを備えて
いる。頭部19の上面には硬貨が挿入可能なすり割り溝
21が形成されており、また、下面両端は斜めに形成さ
れている。胴部20の周面中央部には溝22が全周に亘
って形成されて、そこにゴム製のリング状パッキン23
が取り付けられている。このロック部材18は筐体本体
突出壁16の取付穴17に上方から挿通され、取付穴1
7下部に突出された胴部20下端にばね24を装着し、
これを止め金具25により取付穴17周縁部との間に圧
縮することによって、ロック部材18を筐体本体11側
に引き付けるようにして抜け止めされている。したがっ
て、ロック部材18は取付穴17において左右方向の回
転を許容されて筐体本体11側に引っ張られるように組
み付けられている。
【0018】蓋14のロック部材18に対応する一方の
側部中央部分に、図3に示すように、その側部方向に沿
って長い長方形状をなすロック部材頭部19のためのロ
ック穴26が形成されている。また、このロック穴26
の両側には頭部19のための嵌合凹部27が頭部19下
面形状に沿う傾斜した状態に形成されている。
側部中央部分に、図3に示すように、その側部方向に沿
って長い長方形状をなすロック部材頭部19のためのロ
ック穴26が形成されている。また、このロック穴26
の両側には頭部19のための嵌合凹部27が頭部19下
面形状に沿う傾斜した状態に形成されている。
【0019】次に上記実施例の動作について図1を参照
しながら説明する。図1において、蓋14は筐体本体1
1の一側部にヒンジ部材15を介して取り付けられてい
るので、蓋14はヒンジ軸15aを回転中心とする回転
運動により筐体本体11の開口12を開閉する。
しながら説明する。図1において、蓋14は筐体本体1
1の一側部にヒンジ部材15を介して取り付けられてい
るので、蓋14はヒンジ軸15aを回転中心とする回転
運動により筐体本体11の開口12を開閉する。
【0020】蓋14を閉じる場合、筐体本体突出壁16
上のロック部材頭部19を予め蓋14のロック穴26に
対応する方向に向けておき、蓋14を回動して筐体本体
11上に重ね合わせると、ロック部材18の頭部19が
蓋14のロック穴26に挿通される。この状態から頭部
19のすり割り溝21に硬貨またはドライバーを挿入し
て頭部19を左右方向に直角に回転させることにより、
ロック部材頭部19がロック穴26の両側嵌合凹部27
に係止されて蓋14がロックされる。
上のロック部材頭部19を予め蓋14のロック穴26に
対応する方向に向けておき、蓋14を回動して筐体本体
11上に重ね合わせると、ロック部材18の頭部19が
蓋14のロック穴26に挿通される。この状態から頭部
19のすり割り溝21に硬貨またはドライバーを挿入し
て頭部19を左右方向に直角に回転させることにより、
ロック部材頭部19がロック穴26の両側嵌合凹部27
に係止されて蓋14がロックされる。
【0021】この場合、ロック部材18はばね24によ
り筐体本体11方向に引っ張られていることにより、ロ
ック部材頭部19に係止された蓋14は筐体本体11方
向に押圧される。
り筐体本体11方向に引っ張られていることにより、ロ
ック部材頭部19に係止された蓋14は筐体本体11方
向に押圧される。
【0022】また、頭部19はロック穴26両側の嵌合
凹部27に係合しているので、ロック部材18のばね2
4による筐体本体11方向への引張り力と併せて、ロッ
ク部材頭部19の回転方向の動きを規制する。
凹部27に係合しているので、ロック部材18のばね2
4による筐体本体11方向への引張り力と併せて、ロッ
ク部材頭部19の回転方向の動きを規制する。
【0023】このように、上記実施例によれば、蓋14
を筐体本体11の一方の側部にヒンジ部材15を介して
回動可能に取り付けて蓋14の開閉をその回動操作によ
り行なうようにしたので、蓋14の開閉を簡単に行なう
ことができるとともに、蓋14を開いた場合、蓋14が
筐体本体11から分離することがなく、蓋14の紛失を
防止することができるという効果を有する。
を筐体本体11の一方の側部にヒンジ部材15を介して
回動可能に取り付けて蓋14の開閉をその回動操作によ
り行なうようにしたので、蓋14の開閉を簡単に行なう
ことができるとともに、蓋14を開いた場合、蓋14が
筐体本体11から分離することがなく、蓋14の紛失を
防止することができるという効果を有する。
【0024】また、筐体本体11のほぼT字形のロック
部材18を蓋14のロック穴26に挿通して、ロック部
材頭部19を直角方向へ回転操作することにより蓋14
をロックするようにしたので、蓋14の筐体本体11に
対する固定を簡単かつ確実に行なうことができるという
効果を有する。
部材18を蓋14のロック穴26に挿通して、ロック部
材頭部19を直角方向へ回転操作することにより蓋14
をロックするようにしたので、蓋14の筐体本体11に
対する固定を簡単かつ確実に行なうことができるという
効果を有する。
【0025】また、頭部19上面にすり割り溝21を設
けているので、ドライバー等の特殊工具が身の回りにな
くても、ロック部材18を手持ちの硬貨で簡単に回転さ
せることができるという効果を有する。
けているので、ドライバー等の特殊工具が身の回りにな
くても、ロック部材18を手持ちの硬貨で簡単に回転さ
せることができるという効果を有する。
【0026】また、ロック部材18を筐体本体11の取
付穴17にばね24を介して筐体本体11側に引き付け
るように取り付けて、ロック部材頭部19が蓋14を筐
体本体11に押圧するようにしたので、蓋14を筐体本
体11に対して確実に固定することができるとともに、
筐体本体開口12周縁部のパッキン13を圧縮して水密
に保持することができるという効果を有する。
付穴17にばね24を介して筐体本体11側に引き付け
るように取り付けて、ロック部材頭部19が蓋14を筐
体本体11に押圧するようにしたので、蓋14を筐体本
体11に対して確実に固定することができるとともに、
筐体本体開口12周縁部のパッキン13を圧縮して水密
に保持することができるという効果を有する。
【0027】また、蓋14のロック穴26の両側にロッ
ク部材頭部19のための嵌合凹部27を設け、ばね24
によるロック部材18の筐体本体11方向への引張り力
と併せてロック状態におけるロック部材頭部19の回転
方向への動きを規制したので、不慮の外力によりロック
部材18が外れるのを確実に防止することができるとい
う効果を有する。
ク部材頭部19のための嵌合凹部27を設け、ばね24
によるロック部材18の筐体本体11方向への引張り力
と併せてロック状態におけるロック部材頭部19の回転
方向への動きを規制したので、不慮の外力によりロック
部材18が外れるのを確実に防止することができるとい
う効果を有する。
【0028】また、ロック部材18の胴部20にリング
状のパッキン23を取り付けているので、蓋14のロッ
ク穴26と筐体本体11内部との間を水密に保持するこ
とができ、筐体本体開口12周縁部のパッキン13と併
せて筐体本体11内部への水の侵入を確実に防止するこ
とができるという効果を有する。
状のパッキン23を取り付けているので、蓋14のロッ
ク穴26と筐体本体11内部との間を水密に保持するこ
とができ、筐体本体開口12周縁部のパッキン13と併
せて筐体本体11内部への水の侵入を確実に防止するこ
とができるという効果を有する。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、蓋を筐体本体の一方の側部にヒンジ部材を介して回
動可能に取り付けて蓋の開閉をその回動操作により行な
うようにしたので、蓋の開閉を簡単に行なうことができ
るとともに、蓋を開いた場合に蓋が筐体本体から分離す
ることがなく、蓋の紛失を防止することができるという
効果を有する。
に、蓋を筐体本体の一方の側部にヒンジ部材を介して回
動可能に取り付けて蓋の開閉をその回動操作により行な
うようにしたので、蓋の開閉を簡単に行なうことができ
るとともに、蓋を開いた場合に蓋が筐体本体から分離す
ることがなく、蓋の紛失を防止することができるという
効果を有する。
【0030】また、筐体本体の他方の側部に回転可能に
取り付けられたほぼT字形のロック部材と、蓋のロック
部材に対応する側部に形成された長穴状のロック穴とを
有し、ロック穴を挿通したロック部材頭部を直角方向に
回転操作することにより蓋を固定するようにしたので、
蓋の筐体本体に対する固定を簡単に行なうことができる
という効果を有する。
取り付けられたほぼT字形のロック部材と、蓋のロック
部材に対応する側部に形成された長穴状のロック穴とを
有し、ロック穴を挿通したロック部材頭部を直角方向に
回転操作することにより蓋を固定するようにしたので、
蓋の筐体本体に対する固定を簡単に行なうことができる
という効果を有する。
【0031】また、蓋のロック穴の両側にロック部材頭
部のための嵌合凹部を設け、ロック部材頭部の回転方向
への動きを規制したので、ロック状態において、不慮の
外力によりロックが外れるのを防止することができると
いう効果を有する。
部のための嵌合凹部を設け、ロック部材頭部の回転方向
への動きを規制したので、ロック状態において、不慮の
外力によりロックが外れるのを防止することができると
いう効果を有する。
【0032】また、ロック部材の頭部上面に硬貨が挿入
可能なすり割り溝を設けたことにより、ドライバー等の
特殊工具が身の回りになくても、手持ちの硬貨でロック
部材を簡単に回転させることができるという効果を有す
る。
可能なすり割り溝を設けたことにより、ドライバー等の
特殊工具が身の回りになくても、手持ちの硬貨でロック
部材を簡単に回転させることができるという効果を有す
る。
【0033】また、ロック部材を、筐体本体の側部にば
ねを介して筐体本体側に引き付けるように取り付けたこ
とにより、ロック部材頭部が蓋を筐体本体に押圧して、
蓋を筐体本体に対して確実に固定することができるとい
う効果を有する。
ねを介して筐体本体側に引き付けるように取り付けたこ
とにより、ロック部材頭部が蓋を筐体本体に押圧して、
蓋を筐体本体に対して確実に固定することができるとい
う効果を有する。
【0034】また、ロック部材にパッキンを取り付け
て、蓋のロック穴と筐体本体内部との間を水密に保持す
るようにしたので、ロック穴を通じて機器内部に水が侵
入するのを防止することができるという効果を有する。
て、蓋のロック穴と筐体本体内部との間を水密に保持す
るようにしたので、ロック穴を通じて機器内部に水が侵
入するのを防止することができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における電子機器筐体の蓋装
置の概略断面図
置の概略断面図
【図2】同装置におけるロック部材およびロック穴を示
す概略部分拡大断面図
す概略部分拡大断面図
【図3】同装置におけるロック部材およびロック穴を示
す概略部分拡大平面図
す概略部分拡大平面図
【図4】従来の電子機器筐体の蓋装置の概略断面図
11 筐体本体 12 開口 13 パッキン 14 蓋 15 ヒンジ部材 16 取付壁 17 取付穴 18 ロック部材 19 頭部 20 胴部 21 すり割り溝 23 パッキン 24 ばね 26 ロック穴 27 嵌合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−113345(JP,U) 実開 昭63−29986(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/03 H05K 5/06
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体本体の一方の側部にヒンジ部材を介
して回動可能に取り付けられた蓋と、前記筐体本体の他
方の側部に回転可能に取り付けられたほぼT字形のロッ
ク部材と、前記蓋の前記ロック部材に対応する側部に形
成されて前記ロック部材の頭部を挿通するための長穴状
のロック穴と、前記蓋のロック穴の両側に形成されて、
前記ロック穴に挿通し回転されたロック部材頭部を保持
するための嵌合凹部とを備えた電子機器筐体の蓋装置。 - 【請求項2】 ロック部材の頭部上面に硬貨が挿入可能
なすり割り溝を有する請求項1記載の電子機器筐体の蓋
装置。 - 【請求項3】 ロック部材を筐体本体側に引き付けるた
めのばねを備えた請求項1または2記載の電子機器筐体
の蓋装置。 - 【請求項4】 ロック部材に蓋のロック穴と筐体本体内
部との間を水密に塞ぐためのパッキンを備えた請求項1
から3のいずれかに記載の電子機器筐体の蓋装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3120490A JP2811027B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 電子機器筐体の蓋装置 |
US07/884,930 US5323364A (en) | 1991-05-24 | 1992-05-18 | Cover device for electronic apparatus case |
GB9210795A GB2257461B (en) | 1991-05-24 | 1992-05-21 | A cover device for a case for an electronic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3120490A JP2811027B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 電子機器筐体の蓋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346497A JPH04346497A (ja) | 1992-12-02 |
JP2811027B2 true JP2811027B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14787482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3120490A Expired - Fee Related JP2811027B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 電子機器筐体の蓋装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5323364A (ja) |
JP (1) | JP2811027B2 (ja) |
GB (1) | GB2257461B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2589933B2 (ja) * | 1993-04-27 | 1997-03-12 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 機能補助装置の排出構造、及び、情報処理システム |
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