JP2807589B2 - 光源ユニット及び該光源ユニットを使用した光学ヘッド - Google Patents
光源ユニット及び該光源ユニットを使用した光学ヘッドInfo
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Description
いた光学ヘッドに関するものである。
スク装置に用いられる光学ヘッドにおいて、回折素子
(ホログラム素子)を利用することにより、光学系の部
品点数を削減する技術が従来より開発されている。さら
に、この技術を光磁気ディスク等の書き換え可能な光デ
ィスク装置にも適用して、装置の小型軽量化、低価格化
を進めることが検討されている。
ヘッドの従来例としては図5に示すものが知られてい
る。同図において、半導体レーザ1からの出射光は回折
素子2によって回折され、0次回折光がコリメータレン
ズ3を通過し、対物レンズ4によって記録担体5上に集
光される。フォーカス誤差信号およびトラッキング誤差
信号を得るため、記録担体5からの戻り光は対物レンズ
4、コリメータレンズ3を通過し、回折素子2により回
折され、その1次回折光が受光素子6に導かれる。
けるフォーカス誤差信号の検出原理を図6および図7に
基づいて説明する。図6に示すように、回折素子2は記
録担体5側より見ると、2つの分割領域2a・2bに分
割され、各分割領域2a・2bには互いに異なるピッチ
で格子2c・2c・・・、2d・2d・・・が分割線2
eに対し直角方向に形成されている。なお、分割線2e
の方向は記録担体5のトラック方向に設定されている。
一方、受光素子6は、図7に示すように、3つの受光領
域6a〜6cに分割されている。ここで、半導体レーザ
1から出射された光ビームが記録担体5に対して合焦状
態の場合には、図7(b)に示すように、回折素子2の
分割領域2aで回折されたビームは受光素子6における
受光領域6a・6b間の分割線6d上に集光されてスポ
ット状のビームQ1を形成し、分割領域2bで回折され
たビームは受光領域6c上に集光されてスポット状のビ
ームQ2を形成する。一方、記録担体5が対物レンズ4
に近づいた場合には、回折光の集光点は受光素子6の後
方に形成され、図7(a)に示すように、受光素子6上
には半月形状に広がったビームQ1、Q2が形成される。
逆に、記録担体5が対物レンズ4から遠ざかった場合、
回折光の集光点は受光素子6の前方に形成され、図7
(c)に示すように、受光素子6上には、上記の場合と
逆向きの半月形状に広がったビームQ1、Q2が形成され
る。したがって、受光領域6a〜6cから得られる出力
信号をそれぞれSa〜Scとすると、フォーカス誤差信
号(FES)はFES=Sa−Sbの演算をすることに
より得られる。
図8および図9に基づいて説明する。トラッキング誤差
信号はプッシュプル法という方法により検出される。図
8(b)に示すように、記録担体5上に案内溝として形
成されたトラック7の中央に光ビームBが照射された場
合には、記録担体5からの戻り光の強度分布(強度の低
い部分をハッチングで示す)は、図9(b)に示すよう
に、上記光ビームBの中心線l1−l1に対応する中心線
l2−l2に対して線対称となる。一方、図8(a)また
は(c)に示すように、トラック7の中央から外周側、
または、内周側にずれた位置に光ビームBが照射された
場合には、戻り光の強度分布は図9(a)または(c)
に示すように、上記中心線12−12に対して非対称とな
る。このような現象を利用し、回折素子2における分割
線2eの方向をトラック方向に設定して、分割領域2a
で回折される記録担体5からの戻り光の光量と、分割領
域2bで回折される戻り光の光量とを比較することによ
りトラッキング誤差信号を検出することができる。した
がって、受光領域6a〜6cから得られる出力信号をそ
れぞれSa〜Scとすると、トラッキング誤差信号(T
ES)はTES=Sa+Sb−Scの演算をすることに
より得られる。
らのフォーカス誤差信号およびトラッキング誤差信号に
基づいて、対物レンズ4は対物レンズアクチュエータ
(図示せず)によりフォーカス方向、トラック方向へ駆
動され、記録担体5上にフォーカス合わせされるととも
に、集光された光ビームがトラック7に対して正確に位
置決めされるようになっている。
ド上でフォーカス誤差信号およびトラッキング誤差信号
を確認しながら回折素子の調整をしていたが、この調整
方法では光学ヘッドに回折素子を調整するための空間を
確保する必要があること、調整のための機構部品が必要
になること、調整治具が複雑になること、回折素子の接
着固定が困難であること等の諸問題があった。これらの
問題を解決するためには、図3に示すような光学ヘッド
と同じ光学部品を備えた光学ヘッド代替部材上で回折素
子2を調整し、半導体レーザ1と、受光素子6と、回折
素子2とからなる光源ユニット8を組み立てておいてか
ら、実際の光学ヘッドにそのユニット8を組み込むとい
う方法がとられる。
般に使用される、現在広く実用化されている図10に示
すような半導体レーザ1ではレーザチップ1aおよび1
bの接合面1cに平行なXY面内におけるY軸方向と、
上記接合面1cに垂直なXZ平面内におけるZ軸方向と
では、光の発散角の大きさが異なる。すなわち、半導体
レーザから出射される光ビームの強度分布はガウス分布
となるが、強度が中心強度の1/2となる角度(半値全
角)は、現在主流となっている波長780nmのGaA
lAs系の半導体レーザでは、Y軸方向で約10°、Z
軸方向で約30°であり、光ビームの光軸に垂直なYZ
平面における断面のパターンは、Y軸上に短軸、Z軸上
に長軸を有する楕円形となる。また、レーザチップ1a
・1bと受光素子6とは図11に示すようなパッケージ
10に収納され一体化されている。このパッケージ10
は、内部にレーザチップ1a・1bと受光素子6を収納
し、ハーメチックシールされたガラス窓10aによって
封止することにより、湿気や酸素等の外気から内部を保
護している。回折素子2がこのガラス窓10aの前方で
パッケージ10に固着され、光源ユニット8が構成され
る。このレーザチップ1a・1bの取り付けの際に、位
置ずれ、角度ずれが生じる。
代替部材を用いた光学ヘッドの調整方法では、光学ヘッ
ド代替部材では半導体レーザ1のパッケージと、コリメ
ータレンズ3′と、対物レンズ4′とは機械精度で中心
合わせされているが、レーザチップ1a・1bの取り付
けの位置ずれ、角度ずれにより出射角度ずれが生じる。
レーザ出射光の強度分布の中心線の光路を実線により示
す。半導体レーザ1からの出射光はコリメータレンズ
3′により平行光に変換されるが、その進行方向はレー
ザ発光点とコリメータレンズ3′中心とを結ぶ一点鎖線
と平行となる。対物レンズ4′ではコリメータレンズ
3′の出射光と平行で対物レンズ4′の中心を通る破線
上に焦点を結ぶ。記録担体5上では入射角と反射角が等
しいという関係を満足する方向に反射し、再び対物レン
ズ4′に入射する。対物レンズ4′により反射光は入射
光と平行で反対方向に進み、さらにコリメータレンズ
3′で集光されて半導体レーザ1に戻る方向へ進む。図
示するように、回折格子2上では往復で強度分布の中心
線が大きくずれている。回折素子2の位置調整は戻り光
の強度分布に基づき所定のフォーカス誤差信号およびト
ラッキング誤差信号が得られるようになされる。
能をよくするために対物レンズ4の光軸と対物レンズ入
射光の強度分布の中心を合わせると共に記録担体5に垂
直に入射するように調整される。具体的には、図4に示
すように、半導体レーザ1をコリメータレンズ3に対し
て光軸垂直方向に位置調整してコリメータレンズ3から
出射されるビームの出射角度を調整して記録担体に垂直
に入射するように光軸調整を行い、さらに半導体レーザ
1とコリメータレンズ3の両者を一体とした発光ブロッ
ク9を光軸垂直方向に移動して強度分布を調整する。以
上のような調整がなされるので、光学ヘッド代替部材上
で調整された光源ユニット8を実際の光学ヘッドに組み
込むと、上述したようにコリメータレンズ3に対して半
導体レーザ1の位置調整を行いコリメータレンズ3から
出射される平行光を記録担体5に垂直に入射させるとと
もに、対物レンズ4に対して、半導体レーザ1とコリメ
ータレンズ3を一体にした発光ブロック9の位置調整を
して対物レンズ中心に強度分布の中心を一致させるの
で、強度分布の中心は往復で同じ光路を通る。ところ
が、回折素子2はレーザチップ1a・1bの取り付け位
置、取り付け角度のばらつきのより発生する出射角度ず
れに基づいて往路とはずれた復路の強度分布の中心を基
準として調整されているので、光学ヘッド代替部材上で
観測される誤差信号と、実際の光学ヘッドで観測される
誤差信号に隔たりが生じ、フォーカス誤差信号およびト
ラッキング誤差信号にオフセットが生じる。
依存するが、コリメータレンズ3の開口数、すなわち、
レーザ出射光の強度分布の利用範囲によって、その影響
が左右される。例えばCD用の光学ヘッドで用いられる
コリメータレンズ3の開口数は0.1程度と小さいの
で、レーザから放射される非等方の強度分布のほぼ中央
付近の強度分布がほとんど一様分布と見なせる範囲を使
用しているので上述の強度分布ずれの影響は小さい。し
かし、例えば光磁気ディスクのように信号の再生ばかり
でなく信号の記録も行う書き換え可能型の光ディスク装
置に用いられる光学ヘッドでは、記録するのに十分な光
量を得る為に光利用効率を向上してコリメータレンズの
開口数は0.3〜0.4程度の大きな値をとるので、レ
ーザ出射光の強度分布のほぼ端から端までを利用するこ
とになり上述の強度分布ずれの影響が大きい。
ニットは、光源と受光素子と回折素子とがパッケージに
一体に設けられた光源ユニットであって、上記光源から
の出射光を平行光にするためのコリメータレンズと該平
行光を記録担体に集光する対物レンズとからなる光学ヘ
ッド代替部材に上記光源ユニットが組み込まれ、上記光
源の強度分布の中心光線が上記記録担体に垂直に入射す
るように上記光源ユニットと上記対物レンズとの相対的
な位置調整が行なわれてから、上記受光素子で所定の誤
差信号が得られるように位置調整された上記回折素子が
上記パッケージに固定されていることを特徴とする。 請
求項2に記載の光源ユニットは、請求項1記載の光源ユ
ニットにおいて、上記相対的な位置調整は、上記受光素
子の全受光領域の受光量を加算したトータル信号が最大
となるように行うことを特徴とする。 請求項3に記載の
光源ユニットは、請求項1記載の光源ユニットにおい
て、上記所定の誤差信号は、トラッキング誤差信号また
はフォーカス誤差信号であることを特徴とする。 請求項
4に記載の光学ヘッドは、請求項1乃至請求項3記載の
光源ユニットを組み込んだ光学ヘッドであって、該光学
ヘッドのコリメータレンズからの出射光が記録担体に垂
直になるように上記光源ユニットの位置調整が行なわれ
てから、上記光学ヘッドの対物レンズの光軸中心が該対
物レンズへの入射光の強度分布の調整されて組み込まれ
ていることを特徴とする。
平行光にするコリメータレンズと該平行光を記録担体に
集光させる対物レンズとからなる光学ヘッド代替部材に
組み込まれ、光源ユニットと対物レンズとの相対的な位
置調整を行うことにより、回折素子において強度分布の
中心光線の往復でのずれがなくなる。このようにしてか
ら、所定の誤差信号が得られるように回折素子を位置調
整してパッケージに固定することにより、実際の光学ヘ
ッドに組み込んでから光源ユニットの回折素子の再度の
位置調整をなくすことができる。 本発明の光学ヘッド
は、上記のように位置調整された光源ユニットを、光源
からの出射光を平行光にするコリメータレンズと該平行
光を記録担体に集光させる対物レンズとからなる光学ヘ
ッドに組み込み、組み込んだ光源ユニットの光源からの
光が上記コリメータレンズからの出射光として記録担体
に垂直になるように光源ユニットの位置調整を行ってか
ら、光源ユニットとコリメータレンズとを一体にして対
物レンズの光軸中心に光源からの光の強度分布の中心を
一致させるので、強度分布の中心は往復で同じ光路を通
るため、光学ヘッド代替部材で観測される誤差信号と実
際の光学ヘッドで観測される誤差信号とを同じにでき
る。
づいて説明する。
調整を説明する。光学ヘッド代替部材に設置され実際の
光学ヘッドで用いる光学部品とは異なるものについては
番号にダッシュを付けて区別する。同図において、半導
体レーザ1からの出射光は回折素子2によって回折さ
れ、0次回折光がコリメータレンズ3′を通過し、対物
レンズ4′によって記録担体5上に集光される。フォー
カス誤差信号およびトラッキング誤差信号を得るため、
記録担体5からの戻り光は対物レンズ4′、コリメータ
レンズ3′を通過し、回折素子2により回折され、その
1次回折光が受光素子6に導かれる。回折素子2の位置
調整について説明すると、前述したプッシュプル法によ
るトラッキング誤差信号に関する調整を例にとると、記
録担体5からの戻り光がトラック中心線に対して左右対
称になるように分割され受光素子6のそれぞれの受光領
域に集光されるように回折素子の位置を調整する必要が
ある。実施例では、半導体レーザ1とコリメータレンズ
3′は機械精度でしか中心合わせされていないので、半
導体レーザ1から出射される発散光はコリメータレンズ
3′により平行光に変換されるが、その進行方向はレー
ザ発光点とコリメータレンズ3′の中心とを結ぶ一点鎖
線と平行となる。受光素子6のそれぞれの受光領域の受
光量を加算して演算されるトータル信号が最大となるよ
うに対物レンズ4′の位置調整をしてから回折素子2の
位置調整をする。強度分布の中心光線はコリメータレン
ズ3′を通過後、対物レンズ4′により記録担体5に垂
直に入射するように対物レンズ4′の位置決めがされ
る。強度分布の中心光線は記録担体5で入射角と反射角
が等しくなる方向に反射されるが、垂直に入射する場合
には反射光は往復で同じ行路を通り、再び対物レンズ
4′とコリメータレンズ3′を経由してレーザ発光点に
向かう。この戻り光は回折素子2により回折されて1次
回折光が受光素子6に導かれる。回折素子2は、トラッ
ク方向に設定された分割線により2つの分割領域に分割
されており、各分割領域に入射した戻り光が回折され、
受光素子6の2つの受光領域に集光される。ここで、回
折素子2の分割線を戻り光の強度分布の中心線に一致す
るように調整することにより、トラッキング誤差信号は
オフセットのないものとなる。この状態で回折素子2を
同一パッケージ内に受光素子6が収納された半導体レー
ザ1のキャップ上に接着固定して光源ユニット8が作成
される。
を実際の光学ヘッドに組み込む為の調整を図2を用いて
説明する。実際の光学ヘッドでは絞り込みビームの性能
をよくするために対物レンズ4の光軸と対物レンズ入射
光の強度分布の中心を合わせると共に記録担体5に垂直
に入射するように調整される。具体的には、光源ユニッ
ト8に固定された半導体レーザ1をコリメータレンズ3
に対して光軸垂直方向に位置調整してコリメータレンズ
3から出射されるビームの出射角度を調整して記録担体
に垂直に入射するように光軸調整を行い、さらに半導体
レーザ1とコリメータレンズ3の両者を一体とした発光
ブロック9を光軸垂直方向に移動して強度分布を調整す
る。以上のような調整がなされるので、光学ヘッド代替
部材上で調整された光源ユニット8を実際の光学ヘッド
に組み込むと、上述したようにコリメータレンズ3に対
して半導体レーザ1の位置調整を行いコリメータレンズ
3から出射される平行光を記録担体5に垂直に入射させ
るとともに、対物レンズ4に対して、半導体レーザ1と
コリメータレンズ3を一体にした発光ブロック9の位置
調整をして対物レンズ中心に強度分布の中心を一致させ
るので、強度分布の中心は往復で同じ光路を通る。ここ
で、回折素子2は往路と復路で一致する強度分布の中心
を基準として調整されているので、光学ヘッド代替部材
上で観測される誤差信号と、実際の光学ヘッドで観測さ
れる誤差信号が同じになる。
ンズ4′の位置をトータル信号が最大になるよう調整し
てから回折素子2の調整を行うことを説明したが、対物
レンズ4′が固定されており、その他の光学部品(半導
体レーザ1、回折素子2、受光素子6)を一体として位
置調整することでトータル信号が最大になるよう調整し
ながら回折素子2の調整を行うことも本質的に同じこと
である。また、以上の説明では強度分布の違いにより発
生するトラッキング誤差信号のオフセットを問題にして
きたが、フォーカシング誤差信号に発生するオフセット
についても同様の調整方法により光学ヘッド代替部材上
で観測される誤差信号と、実際の光学ヘッドで観測され
る誤差信号が同じになる。
子において強度分布の中心光線の往復でのずれがなくな
り、所定の誤差信号が得られるように回折素子を位置調
整してパッケージに固定されているため、実際の光学ヘ
ッドに組み込んでから回折素子の位置調整が不要とな
る。 本発明の光学ヘッドによれば、上記のように位置調
整された光源ユニットを用いるため、光学ヘッド代替部
材で観測される誤差信号と実際の光学ヘッドで観測され
る誤差信号とを同じにでき、光学ヘッド上に回折素子を
調整するためのスペースを確保したり、調整するための
機構部品を設ける必要がなくなるため、光学ヘッドのハ
ウジング形状の設計に自由度が増す。
整位置の説明図である。
る。
整位置の説明図である。
る。
明図である。
布を示す説明図である。
図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 光源と受光素子と回折素子とがパッケー
ジに一体に設けられた光源ユニットであって、 上記光源からの出射光を平行光にするためのコリメータ
レンズと該平行光を記録担体に集光する対物レンズとか
らなる光学ヘッド代替部材に上記光源ユニットが組み込
まれ、 上記光源の強度分布の中心光線が上記記録担体に垂直に
入射するように上記光源ユニットと上記対物レンズとの
相対的な位置調整が行なわれてから、上記受光素子で所
定の誤差信号が得られるように位置調整された上記回折
素子が上記パッケージに固定されていることを特徴とす
る光源ユニット。 - 【請求項2】 上記相対的な位置調整は、上記受光素子
の全受光領域の受光量を加算したトータル信号が最大と
なるように行うことを特徴とする請求項1記載の光源ユ
ニット。 - 【請求項3】 上記所定の誤差信号は、トラッキング誤
差信号またはフォーカス誤差信号であることを特徴とす
る請求項1記載の光源ユニット。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の光源ユニッ
トを組み込んだ光学ヘッドであって、 該光学ヘッドのコリメータレンズからの出射光が記録担
体に垂直になるように上記光源ユニットの位置調整が行
なわれてから、上記光学ヘッドの対物レンズの光軸中心
が該対物レンズへの入射光の強度分布の中心と一致する
ように上記光源ユニットと上記コリメータレンズとが一
体に位置調整されて組み込まれていることを特徴とする
光学ヘッド。
Priority Applications (6)
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