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JP2804551B2 - 家庭用簡易交換装置 - Google Patents

家庭用簡易交換装置

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Publication number
JP2804551B2
JP2804551B2 JP1297072A JP29707289A JP2804551B2 JP 2804551 B2 JP2804551 B2 JP 2804551B2 JP 1297072 A JP1297072 A JP 1297072A JP 29707289 A JP29707289 A JP 29707289A JP 2804551 B2 JP2804551 B2 JP 2804551B2
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JP
Japan
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telephone
call
external
line
circuit
Prior art date
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JP1297072A
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JPH03158095A (ja
Inventor
義春 鈴木
美行 薦田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外線と内線あるいは内線同士の通話路を切
換形成して、単独の電話機で外線通話及び内線通話を可
能とする家庭用簡易交換装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の外線通話や内線通話が可能な電話システムで
は、本体親器に応じて設計された専用電話機が内線電話
機として使用されている。しかし、それではデザインや
機能等をユーザが自由に選択できないという不満があ
る。
そこで、一般の単独電話機、例えば基本機能だけを備
えた所謂黒電話と呼ばれる電話機や多機能なデザインテ
レホン等をユーザの好みに応じて自由に接続できる簡易
交換装置タイプのものが提供されている。
この電話システムは、上記黒電話でも操作が可能とな
るように、ダイヤルパルスあるいはプッシュボタントー
ンにより電話機から入力されるダイヤル信号で内線通話
や保留等を行うことができるようになっている。
この種の電話システムのシステム構成を第5図に示
す。この電話システムは、切分器G及び保安器Hを介し
て外線l1で電話局Eに接続された電話交換機Aと、この
電話交換機Aに内線l2及び制御線l3で夫々接続され単独
電話機Cが着脱自在に接続される複数の電話コンセント
Bとで構成され、上記電話交換機Aで外線l1と内線l2
るいは内線l2同士の通話路を切換形成して、電話コンセ
ントBに接続された電話機Cで外線通話及び内線通話を
行うことができるようになっている。なお、この電話シ
ステムでは、通話線l4でドアホンDを電話交換機Aに接
続し、電話機Cを用いてドアホン通話も行えるようにな
っている。
各電話コンセントBにはモジュラジャックMを設けて
あり、このモジュラジャックMによって一般の単独電話
機Cを着脱自在に接続できるようにしてある。また、こ
の電話コンセントBは制御線l3を介して送られてくる内
線呼出音あるいはドアホン呼出音等の報知信号を再生す
るためのスピーカSPと、この制御線l3を介して送られて
くる電圧信号である表示信号を弁別して内線通話中ある
いは外線通話中等の表示を行う発光表示部La,Lbとを備
えており、これらスピーカSP及び発光表示器La,Lbで報
知及び表示動作を行うようにしてある。なお、スピーカ
SPの音量は音量調節スイッチVSで調整できるようになっ
ている。
ところで、この電話システムでは電話機Cから入力さ
れるダイヤル信号で内線通話や保留等を行うことができ
るようになっているので、この電話機Cから入力された
ダイヤル信号が、外線発信用のダイヤル信号であるの
か、あるいはその他の通話処理用のダイヤル信号である
のかを電話交換機Aが識別する必要がある。
そこで、従来の電話システムの電話交換機Aでは、タ
イマを用いて時間的に上記識別を行うようにしていた。
また、外線発信用のダイヤル信号の入力終了や通話中の
保留操作等の通話処理用のダイヤル信号の識別もタイマ
により時間的に判断していた。例えば、第7図(b)に
示すようにダイヤル入力後の一定時間(例えば30秒)T1
経過した時点から通話が開始されたと判断するように
し、第7図(d)に示すように上記一定時間の経過のダ
イヤル信号は保留操作等の通話処理用のダイヤル信号で
あると判断するようにしていた。この動作を実行する電
話交換機Aの信号処理のフローチャートを第8図に示
す。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記信号処理であると以下のような問
題がある。つまり、外線発信用として入力されるダイヤ
ル信号の桁数は一定ではなく、またダイヤル信号の入力
間隔も使用者のダイヤル操作によって大きく異なってく
る。そこで、外線通話が開始されたと判定する一定時間
T1は十分に余裕を持って設定する必要がある。このた
め、第7図に示すように、外線通話が既に開始されてい
るにも拘わらず、上記一定時間T1が経過するまで、電話
処理用のダイヤル信号を入力してもその通話処理を行え
ないという問題があった。なお、第7図中では時間t0
示す期間に通話処理操作を行えないことになる。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、外線通話状態になると直ぐに通話
処理が可能となる電話システムを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、外線に直列に接
続され外線の電流方向から電流極性の反転を検出する電
流方向検出手段と、この電流方向検出手段を短絡する短
絡手段と、外線通話相手の応答による外線の電流極性の
反転が電流方向検出手段で検出された後に通話相手と外
線通話が行われている期間に短絡手段を動作させて電流
方向検出手段を短絡し、電流極性反転後の単独電話機か
ら入力されるダイヤル信号に基づいて外線の保留のよう
な通話処理を行う制御制御とを備えている。
[作用] 本発明は上述のように構成することにより、電流方向
検出手段で外線の電流極性が反転したことを検出した際
に、制御手段が外線通話が開始されたと判定し、その直
後から電話機から入力されるダイヤル信号は通話処理用
のダイヤル信号であるとして受け付けることができるよ
うにして、外線通話が開始された際には直ぐに保留操作
等の通話処理を行うことができるようにしたものであ
る。
[実施例] 第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示す。本実施
例の電話システムは、システム構成的には第5図と同じ
で、電話機Cからのダイヤル信号の入力により保留や内
線呼出等の通話処理を行うことができるようになってい
る。まず、この電話システムの電話交換機Aについて説
明する。この電話交換機Aは、第1図に示すように、電
話機Cが接続される内線l2毎にリレー接点r1〜r3、フッ
ク・ダイヤルパルス(DP)検出回路21〜23及び通話電流
供給回路41〜43を備え、さらに着信検出回路5、直流閉
結回路3、ダイヤルパルスで外線発信を行うDP発生回路
6、プッシュボタントーンで外線発信を行うプッシュボ
タン(PB)ダイヤラー7、外線発信音を検出する外線発
信音検出回路8、保留音を送出する保留音送出回路9、
通話経路を設定するクロスポイントスイッチ10、プッシ
ュボタン信号を受信するPBレシーバ12,13、各種の報知
音を発生する音発生回路17、電話コンセントBで通話状
態を表示させる表示制御回路18、アンプAMP1〜AMP4、ダ
イオードブリッジDB、ゲートG1〜G3、及び上記各回路及
び後述する回路の制御情報信号の送出制御及び信号判定
処理を行うCPUで構成された制御回路11とを備えてい
る。
ところで、上記フック・DP検出回路21〜23は、第4図
に示すように、双方向性ホトカプラPC1を用いて構成さ
れ、電話機Cに流れる電流の断続からフック状態及びダ
イヤル信号の検出を行う。
さらに、この電話交換機Aには、ドアホンDからの呼
出を検出するドアホン呼出検出回路141,142及びドアホ
ン通話回路15を備えている。さらに、この電話システム
では、第5図には図示していないが、セキュリティ装置
や非常押釦も接続できるようにしてあり、異常発生時に
電話コンセントBから警報音を報知できるようにしてあ
る。なお、セキュリティ装置からの異常検知信号はセキ
ュリティ信号検出回路16で検出する。
この電話システムの動作を説明する。電話交換機Aで
は電源投入が行われてシステムがスタートすると、まず
制御回路11が初期設定を行った後、待機状態となり、オ
フフックの判定、さらには外線着信の有無の判定と外線
通話処理、ドアホン呼出の有無の判定とドアホン通話処
理、内線呼出の有無の判定と内線通話処理、及び外線発
信処理等を行う。
今、いずれかの電話機Cのハンドセットが取り上げら
れると、その電話機Cが接続された内線l2に設けたフッ
ク・DP検出回路2がオフフックを検出して検出信号を制
御回路11に出力する。このとき、制御回路11は通常外線
l1側に切り換えられているリレー接点r1〜r3をクロスポ
イントスイッチ10側に切り換え、400Hzからなる擬似発
信信号を内線l2を通じてオフフックされた電話機Cに送
り、同時に表示制御回路18を制御して各電話コンセント
Bにおいて外線通話中表示用の発光表示部Laを点灯させ
る。
この擬似発信信号の送出はダイヤル信号の入力まで継
続し、1番目のダイヤル信号がフック・DP検出回路2で
検出されると、制御回路11は擬似発信信号の出力を停止
し、ダイヤルデータを内蔵するFIFO型のバッファメモリ
に格納し、同時に内蔵の3秒Tタイマを動作させる。こ
のタイマの動作中に2番目のダイヤル信号が検出される
と、制御回路11は外線発信であると判断して、外線発信
処理を行い、3秒以内に2番目のダイヤル信号の入力が
無ければ内線発信と判断して、内線発信処理を行う。
今、外線発信の場合には、制御回路11はバッファメモ
リに引き続いて入力されるダイヤル信号を順次格納する
とともに、直流閉結回路3を動作させ、外線発信音検出
回路8で外線発信音が検出されると、バッファメモリに
格納したダイヤルデータを1番目から順次読み出し、ダ
イヤルパルス発生回路6を動作させて順次ダイヤル信号
を外線l1に送出する。そして、バッファメモリに格納さ
れているダイヤルデータが無くなって、一定時間経過す
ると、オフフックされた電話機Cが接続された内線l2
外線l1に接続するようにリレー接点rを切り換え、外線
通話を可能とする。
次に、内線発信の場合には、1番目のダイヤル信号の
入力後3秒経過した際に、制御回路11は内線発信である
と判断し、電話機Cのオフフックから点灯させていた各
電話コンセントBの外線通話中を示す発光表示部Laを消
灯し、同時に内線通話中に示す発光表示部Lbを点灯す
る。これと同時に制御回路11は音発生回路17を制御して
内線呼出用の報知信号を呼び出された側の電話機Cが接
続された電話コンセントBに制御線l3を介して送り、電
話コンセントBのスピーカSPから内線呼出音を発鳴させ
る。なお、この報知信号は表示信号に重畳して送出す
る。そして、この内線呼出音によりその電話コンセント
Bに接続された電話機Cのハンドセットが取り上げられ
ると、フック・DP検出回路2がこのオフフックを検出
し、制御回路11はこのオフフックに基づいて内線呼出音
を停止させるとともに、クロスポイントスイッチ10によ
り呼出を行った電話機Cが接続された内線l2と呼び出さ
れた側の電話機Cが接続された内線l2とを接続して内線
通話を可能とする。
次に、外線着信について説明する。外線着信がある
と、各電話機Cにおいて内蔵ベルが鳴動する。このとき
の着信信号は着信検出回路5で検出され、着信検出信号
が制御回路11に入力される。上記電話機Cの内蔵ベルの
鳴動に応じて電話機Cのハンドセットを取り上げれば、
外線通話が可能となる。なお、このように電話機Cがオ
フフックされると、フック・DP検出回路2の出力に応じ
て制御回路11は各電話コンセントBの発光表示部Laを点
灯し、外線通話中を表示させる。
ところで、この電話システムでは外線通話中に外線通
話を保留して、内線通話やドアホン通話を行うことがで
きるようになっている。
この場合、外線通話中に上記電話機Cから保留に対応
するダイヤル信号を電話機Cにより入力すると、制御回
路11ではこのダイヤルデータを読み取って、内線l2を外
線l1から切り離すと共に、直流閉結回路3を動作させて
外線l1を保留状態にする。そして、制御回路11は保留音
発生回路9を動作させて、結合トランスTを介して保留
音メロディを外線l1に送り、外線通話相手に保留中であ
ることを知らせると共に、各電話コンセントBにも保留
音メロディを送って、使用者に保留中であることを認識
させる。なお、制御回路11はこのとき同時に表示制御回
路18を制御して通話中用の両発光表示部La,Lbを共に点
灯させ、保留中であることを示す表示を行わせる。
さて、上記保留状態になった後、内線通話あるいはド
アホン通話を行うためのダイヤル信号を電話機Cから入
力すると、上述した内線通話処理、あるいは後述するド
アホン通話処理が行われ、内線通話あるいはドアホン通
話が可能となる。
この保留中の内線通話等は電話機Cをオンフックすれ
ば終了し、再度電話機Cのハンドセットを取り上げる
と、保留状態に戻る。
ここで、再び外線通話を行いたい場合には、電話機C
から保留解除用のダイヤル信号を入力して保留を解除す
る。この際には、制御回路11は保留音送出回路9の動作
を停止させて、元の外線通話状態に各部を制御して、外
線通話状態に戻す。保留解除後、通話を終了する場合に
は電話機Cをオンフックすれば良い。
以下、ドアホン呼出があった場合について説明する。
ドアホンDから呼出を行う場合、ドアホンDの備える押
釦を押す。この押釦が押されたことはドアホン呼出検出
回路14で検出され、この検出出力に応じて制御回路11は
音発生回路17を動作させ、各電話コンセントBからドア
ホン呼出音を鳴動させる。そして、そのドアホン呼出音
に応じていずれかの電話機Cのハンドセットが取り上げ
られると、そのオフフックされた電話機Cが接続された
内線l2に設けたフック・DP検出回路2の出力により制御
回路11がクロスポイントスイッチ10を切り換えて、ハン
ドセットが取り上げられた電話機Cとドアホン通話回路
15とを接続してドアホン通話を可能とする。
ところで、このドアホン呼出は外線通話中にも電話コ
ンセントBから行われるようにしてあり、この呼出に応
じて上述した保留後にドアホンDを特定するダイヤル信
号を電話機Cから入力すると、外線保留してドアホン通
話を行える。
なお、上述の説明では電話機Cとしてダイヤルパルス
式のものを用い、公衆電話回線である外線l1がダイヤル
パルス回線である場合についての説明であったが、外線
l1がプッシュボタン回線である場合、ダイヤル信号の送
受信をPBダイヤラー7とPBレシーバ12にて行う点を除い
て上述と同様の動作が行われる。
以上の説明は従来の電話システムと共通部分の説明
(第6図回路に示す電話交換機A部分の説明)であった
が、以下に本実施例の特徴とする部分について説明す
る。
本実施例では、第1図に示すように、外線l1に直列に
接続され外線l1の電流方向から電流極性の反転を検出す
る電流方向検出回路19と、この電流方向検出回路19を短
絡する短絡手段としてのリレー接点r4とを備え、リレー
接点r4を電流方向検出回路19に並列に接続してある。こ
こで、上記電流方向検出回路19は、ホトカプラPC2と、
このホトカプラPC2の発光ダイオードPDに逆並列に接続
されたダイオードD1とで構成してある。なお、ダイオー
ドD1は、電話交換機Aを外線l1に接続する場合に、接続
する極性が決まっていないので、いずれの極性で接続さ
れても、外線l1に双方向の電流が流れるようにしたもの
である。
以上は構成的な従来例との差異であるが、本実施例で
は制御回路11がソフト的に次のように動作する。つま
り、本実施例の制御回路11では、電流方向検出回路19か
らの検出出力の監視を行うと共に、電流方向検出回路19
で電流極性の反転が検出された後の外線通話期間は通常
開いているリレー接点r4を閉じるように制御する。そし
て、電流極性の反転が電流方向検出回路19で検出された
後に電話機Cから入力されるダイヤル信号は電話処理用
のダイヤル信号であると判定する。なお、上述のように
電流極性の反転後にリレー接点r4を閉じるのは、外線l1
に接続される電話機器としての直流抵抗分の増加を無く
すためである。
本実施例の要部に係る動作を説明する。今、外線発信
を行うために、第2図(b)に示すように電話機Cをオ
フフックしたとすると、このオフフックはフック・DP検
出回路21〜23で検出され、この検出出力に基づいて制御
回路11はリレー接点r1〜r3がクロスポイントスイッチ側
に切り換える。このときにはリレー接点r4は開らかれて
いる。そして、電話機Cから入力されるダイヤル信号を
読み取って、外線l1に第2図(c)に示すようにダイヤ
ル信号を送出する。電話局の交換機は最終のダイヤル信
号が入力された後に外線通話相手を呼び出す。この呼出
に応じて外線通話相手の電話機がオフフックされると、
電話局の交換機は外線l1の電流極性を反転させて、通話
相手の応答を発呼側に伝える。このとき、電話交換機A
の電流方向検出回路19のホトカプラPC2の動作状態が第
2図(d)に示すように反転するので、この動作状態の
反転から制御回路11が通話状態となったと判断し、この
とき同図(e)に示すようにリレー接点r4を閉じ、以降
同図(g)に示すように通話処理用のダイヤル信号を受
け付ける状態となる。なお、このとき同時に第2図
(f)に示すように発信を行った電話機Cが接続された
内線l2を外線l1に接続するようにリレー接点rを切り換
える。そして、電話機Cがオンフックされて通話が終了
すると、初期状態である待機状態に戻り、このときリレ
ー接点r4を開く。本実施例の上記動作をまとめた信号処
理のフローチャートを第3図に示す。
[発明の効果] 本発明は上述のように、外線に直列に接続され外線の
電流方向から電流極性の反転を検出する電流方向検出手
段と、この電流方向検出手段を短絡する短絡手段と、外
線通話相手の応答による外線の電流極性の反転が電流方
向検出手段で検出された後に通話相手と外線通話が行わ
れている期間に短絡手段を動作させて電流方向検出手段
を短絡し、電流極性反転後に単独電話機から入力される
ダイヤル信号に基づいて外線の保留のような通話処理を
行う制御手段とを備えているので、電流方向検出手段で
外線の電流極性が反転したことを検出した際に、制御手
段が外線通話が開始されたと判定し、その直後から電話
機から入力されるダイヤル信号は通話処理用のダイヤル
信号であるとして受け付けることができ、外線通話が開
始された際には直ぐに保留操作等の通話処理を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の電話交換機の回路図、第2
図は同上の要部の動作説明図、第3図は同上の要部動作
のフローチャート、第4図はフック・DP検出回路の具体
回路図、第5図は従来の電話システムのシステム構成
図、第6図は同上の電話交換機の回路図、第7図は同上
の要部の動作説明図、第8図は同上の要部動作のフロー
チャートである。 Aは電話交換機、Cは電話機、11は制御回路、19は電流
方向検出回路、r4はリレー接点、l1は外線、l2は内線で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線を介して電話局に接続された電話交換
    機と、この電話交換機の内線に夫々接続された複数台の
    単独電話機とで構成され、上記電話交換機で外線と内線
    あるいは内線同士の通話路を切換形成して上記単独電話
    機で外線通話及び内線通話を可能とする電話システムに
    おいて、外線に直列に接続され外線の電流方向から電流
    極性の反転を検出する電流方向検出手段と、この電流方
    向検出手段を短絡する短絡手段と、外線通話相手の応答
    による外線の電流極性の反転が電流方向検出手段で検出
    された後に通話相手と外線通話が行われている期間に短
    絡手段を動作させて電流方向検出手段を短絡し、電流極
    性反転後に単独電話機から入力されるダイヤル信号に基
    づいて外線の保留のような通話処理を行う制御制御とを
    備えた電話システム。
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