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JP2801699B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JP2801699B2
JP2801699B2 JP1301632A JP30163289A JP2801699B2 JP 2801699 B2 JP2801699 B2 JP 2801699B2 JP 1301632 A JP1301632 A JP 1301632A JP 30163289 A JP30163289 A JP 30163289A JP 2801699 B2 JP2801699 B2 JP 2801699B2
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JP
Japan
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air volume
indoor
temperature
changing
air
Prior art date
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JP1301632A
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English (en)
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JPH03160265A (ja
Inventor
裕幸 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主としてマイコンにより制御されるヒートポ
ンプ式の空気調和機に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は、空気調和機の一般適な構成を示す概略図で
ある。この図において、暖房時には、コンプレッサ1か
ら吐出される高温高圧冷媒は配管2を通って四方弁3に
至り、室内機4で熱交換される。その後、冷媒は膨張弁
5を通って室外機6で熱交換され、低温低圧のガスとな
った後、四方弁3を通ってコンプレッサ1に吸入され
る。
室内機4には、室内温度を検出するための室内温度検
出センサ(以下Taセンサと略す)7と、熱交換器に取付
けられ、この熱交換器の温度を検出するための室内熱交
温度検出センサ(以下Tcセンサと略す)8とが取付けら
れている。
このTcセンサ8は、冷媒の高圧側圧力の異常上昇を防
止する高温レリース制御を行う際に用いられるものであ
る。高温レリース制御とは、Tc温度が上昇する過程で所
定の風量変更点(以下、レリース点と称す)を複数設定
しておくと共に、それぞれのレリース点以下での室内風
量即ち室内ファン回転数を設定しており、Tc温度がこれ
らのレリース点を超えたときに、はじめて室内風量を上
昇させていこうとするものである。そして、Tc温度が予
め定めてある上限値に達した場合にはコンプレッサの運
転が停止されるようになっている。
第5図は、第4図における、コンプレッサ1,室内機4
のファン4a,室外機6のファン6a,四方弁3等に対する制
御系の構成を示すブロック図である。
すなわち、交流電源9からの交流電力は電源回路10に
よって制御用電力に変換され、この制御用電力が制御部
11に供給される。そして、操作部12から操作信号が制御
部11に送られると、制御部11はTaセンサ7及びTcセンサ
8からの検出信号に基いて、駆動回路13に制御信号を出
力する。駆動回路13は、リレードライバ14及びリレー15
により形成されており、この制御部11からの制御信号に
基いて、コンプレッサ1,ファン4a,ファン6a,四方弁3等
に対する駆動制御を行う。表示部16は、このような制御
に関して必要事項の表示を行うようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、Tc温度及び室内風量と、室内機の吹出口温
度との関係を考慮してみると、Tc温度がそれほど高くな
いにもかかわらず室内風量を多くしていくと、熱交換器
と接触するエアが十分に加熱されないままで吹出される
ことになり、結果として吹出口温度が低下することにな
る。
そこで、上述したように、高温レリース制御が行なわ
れる従来装置では、Tc温度の各レリース点に対し、それ
ぞれ対応する室内風量が固定されたものとなっている。
しかし、室内温度が低いとき、すなわち寒いときに
は、特に暖房運転開始特後の吹出口温度はできるだけ高
い方が「快適暖房」の点からも好ましい。
ところが、従来装置では、室内風量はTc温度によって
一義的に定まってしまうため、室内が寒い状態であるに
もかかわらず、常に同じ吹出口温度となり、快適暖房の
点では不満足感を有するものとなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、室内
温度に応じて最適の吹出口温度を得ることができる空気
調和機を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するための手段として、コン
プレッサ,室内ファン,室外ファン等を駆動する駆動回
路を有すると共に、室内熱交温度検出センサ及び室内温
度検出センサを有し、暖房時に、室内熱交温度が予め定
めてある複数の風量変更点を通過する毎に、室内機の風
量を変化させるようにした空気調和機において、前記室
内温度検出センサからの検出信号に基いて、室内温度が
予め定めてある基準温度よりも低いか否かを判別する室
温判別手段と、前記室温判別手段が低いと判別した場合
に、前記複数の風量変更点のうち少なくとも二以上の所
定風量変更点を所定レベルだけシフトアップする風量変
更点変更手段と、前記風量変更点変更手段によるシフト
アップと共に、このシフトアップされた風量変更点間の
領域に対応する室内機の風量を低減させる室内風量変更
手段と、前記風量変更点変更手段及び前記室内風量変更
手段によりそれぞれ変更させた風量変更点及び室内風量
に基いて、前記駆動回路の制御を行う駆動回路制御手段
と、を備えた構成としてある。
〔作 用〕
上記構成において、室温判別手段が、基準温度よりも
室温が低いと判別すると、風量変更点変更手段は所定風
量変更点をシフトアップし、また、室内風量変更手段
は、このシフトアップされた風量変更点間の領域に対応
する室内機の風量すなわち室内ファンの回転数を低減さ
せる。そして、駆動回路制御手段は、変更された風量変
更点及び室内風量に基いて、駆動回路の制御を行う。
このような制御によれば、暖房運転開始後に室内熱交
温度(Tc温度)が充分に上昇するまで室内風量の増加を
抑えておくことができるので、吹出口の温度が上昇す
る。
また、このシフトアップと共に、このシフトアップさ
れた風量変更点間の領域に対応する室内機の風量が低減
されるので、最初の風量変更点通過後も、違和感がなく
自然な感じで吹出口温度が上昇する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図に基いて説
明する。第1図は本発明の実施例の要部に関するブロッ
ク構成図である。
第1図において、制御部11a内の室温判別手段17は、
室温センサ即ちTaセンサ7からの検出信号を入力し、室
温が予め定めてある基準温度(例えば23℃)よりも低い
か否かを判別し、その判別信号をレリース点変更手段18
及び室内風量変更手段19に出力する。
ここて、室温が23℃よりも大きいときの、Tc温度と風
量の関係は第2図aに示すようなものとなっている。第
2図aにおけるT1,T2,T3はレリース点であり、FUL(超
低速時),Fb,Faは室内ファンの回転数によって定まる室
内風量である。
そして、室温判別手段17が室温を23℃よりも低いと判
断すると、第2図bに示すように、レリース点変更手段
18は、第2図aのレリース点T1,T2をT1u,T2uに、例えば
それぞれ2℃ずつシフトアップする。また、室内風量変
更手段19は、シフトアップされたレリース点T1u,T2u
囲まれた領域の風量をFbからFbd(例えばFbd=Fb−100r
pm)に低減する。
駆動回路制御手段20は、このように変更されたレリー
ス点及び室内風量に基いて、駆動回路13に対して制御信
号を出力するようになっている。
次に、このように構成される本実施例の動作を第3図
のフローチャートにもとづいて説明する。
まず、第1図では図示を省略した他の手段によって暖
房モードか否かが判別され(ステップ1)、冷房モード
の場合には冷房モード制御が行われる(ステップ2)。
暖房モードの場合には、操作部12(第5図参照)からの
操作信号によって室内設定温度Ts及び室内指定風量Faが
読み込まれると共に、Taセンサ7及びTcセンサ8によっ
て室内温度Ta及び室内熱交温度Tcが検出される(ステッ
プ3)。
そして、室温判別手段17はTaセンサ7の検出信号に基
いて、室温が23℃よりも低いか否かを判別し(ステップ
4)、低いと判別した場合はレリース点変更手段18がレ
リース点T1,T2をシフトアップし(ステップ5)、さら
に室内風量変更手段19が室内風量をFbからFbdに低減し
て設定する(ステップ6)。
次いで、Tcセンサ8からの検出線号に基いてTc温度判
別手段(第1図では図示せず)は、Tc温度がレリース点
T1(あるいはT1u)を超えたか否かを判別し(ステップ
7)、超えていないと判別した場合、駆動回路制御手段
20は、室内ファン4aを超低速で運転し、室内風量をFUL
とする(ステップ8)。
そして、室温判別手段17とは別の他の室温判別手段
(第1図では図示せず。以下第2の室温判別手段とす
る。)は、室温Taが設定温度Tsを超えたか否かにつき判
別し(ステップ9)、超えていればコンプレッサ1及び
室外ファン6a(第5図参照)の運転を停止し(ステップ
10)、超えていなければこれらの運転を継続する(ステ
ップ11)。
ステップ7で、Tc温度がレリース点T1を超えたと判別
された場合は、さらにこのTc温度がレリース点T2(ある
いはT2u)を超えたか否かが判別される(ステップ1
2)。そして、Tc温度がレリース点T2を超えていないと
判別されると、駆動回路制御手段20は、室内風量がFb
たはFbdになるように室内ファン4aの回転数の制御を行
う(ステップ13)。この後は上記と同様の動作を行う
(ステップ9〜11)。
また、ステップ12で、Tc温度がレリース点T2を超えた
と判別された場合は、さらにこのTc温度がレリース点T3
を超えたか否かが判別される(ステップ14)。そしてTc
温度がレリースT3を超えていないと判別されると、駆動
回路制御手段20は、室内風量がFaになるように室内ファ
ン4aの回転数の制御を行うと共に、室外ファン6aの回転
を停止させる(ステップ15)。さらに上記した第2の室
温判別手段は、室温Taが設定温度Tsを超えたか否かにつ
き判別し(ステップ16)、超えていればコンプレッサ1
の運転を停止し(ステップ17)、超えていなければコン
プレッサ1の運転を継続する(ステップ18)。
そして、ステップ14で、Tc温度がレリース点T3を超え
ていると判別された場合は、コンプレッサ1及び室外フ
ァン6aの双方の運転が停止される(ステップ19)。
上述したように、第1図の実施例では室温判別手段17
の判別結果によって、レリース点変更手段18及び室内風
量変更手段19がそれぞれレリース点及び室内風量を変更
する(ステップ4〜6)ようにしているので、室温が低
いときには室温機の吹出口の温度を高くすることができ
る。また、このような制御を行うと、コンプレッサ圧力
に関する過昇防止だけでなく、熱交換器の温度が低いと
きに室内ファンの回転数を変化させることによって生ず
る、いわゆるコールドドラフトを防止することにも役立
つ。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、室温が基準温度より
も低い場合には風量変更点をシフトアップすると共に、
所定領域の室内風量を低減させる構成としたので、室内
温度に応じて室内機の吹出口温度を最適にする空気調和
機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部を示すブロック図、第2
図a,bは第1図のものにより得られる特性を示す特性
図、第3図は第1図の動作を説明するためのフローチャ
ート、第4図は空気調和機一般の冷媒配管系統図、第5
図は従来例の構成を示すブロック図である。 1……コンプレッサ、4a……室内ファン、6a……室外フ
ァン、7……室内温度検出センサ(Taセンサ)、8……
室内熱交温度検出センサ(Tcセンサ)、13……駆動回
路、17……室温判別手段、18……風量変更点変更手段、
19……室内風量変更手段、20……駆動回路制御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレッサ,室内ファン,室外ファン等
    を駆動する駆動回路を有すると共に、室内熱交温度検出
    センサ及び室内温度検出センサを有し、暖房時に、室内
    熱交温度が予め定めてある複数の風量変更点を通過する
    毎に、室内機の風量を変化させるようにした空気調和機
    において、 前記室内温度検出センサからの検出信号に基いて、室内
    温度が予め定めてある基準温度よりも低いか否かを判別
    する室温判別手段と、 前記室温判別手段が低いと判別した場合に、前記複数の
    風量変更点のうち少なくとも二以上の所定風量変更点を
    所定レベルだけシフトアップする風量変更点変更手段
    と、 前記風量変更点変更手段によるシフトアップと共に、こ
    のシフトアップされた風量変更点間の領域に対応する室
    内機の風量を低減させる室内風量変更手段と、 前記風量変更点変更手段及び前記室内風量変更手段によ
    りそれぞれ変更された風量変更点及び室内風量に基い
    て、前記駆動回路の制御を行う駆動回路制御手段と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
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