JP2896187B2 - 電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法 - Google Patents
電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法Info
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- JP2896187B2 JP2896187B2 JP2065670A JP6567090A JP2896187B2 JP 2896187 B2 JP2896187 B2 JP 2896187B2 JP 2065670 A JP2065670 A JP 2065670A JP 6567090 A JP6567090 A JP 6567090A JP 2896187 B2 JP2896187 B2 JP 2896187B2
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- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は一般に電話装置及び電話装置における通話レ
ベル調整方法に関し、特にサービス統合デイジタル網
(以下「ISDN」という)とアナログ公衆電話網(以下、
「PSTN」という)の両通信網のごとき、複数種の通信網
に接続されており、各々の通信網間において通話レベル
が同一となるように調整することができる機能を具備し
た電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法に
関する。
ベル調整方法に関し、特にサービス統合デイジタル網
(以下「ISDN」という)とアナログ公衆電話網(以下、
「PSTN」という)の両通信網のごとき、複数種の通信網
に接続されており、各々の通信網間において通話レベル
が同一となるように調整することができる機能を具備し
た電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法に
関する。
(従来の技術) 複数種の通信網間において通話レベルが同一となるよ
うに調整することができる機能を具備した電話装置とし
ては、例えば、上述したごとき両通信網に夫々接続され
るボタン電話装置が挙げられる。第6図は、上述したボ
タン電話装置の一般的なシステム構成を示したものであ
る。
うに調整することができる機能を具備した電話装置とし
ては、例えば、上述したごとき両通信網に夫々接続され
るボタン電話装置が挙げられる。第6図は、上述したボ
タン電話装置の一般的なシステム構成を示したものであ
る。
第6図において、主装置1には、ISDN回線3と接続す
るためのISDNインタフェースユニット5、PSTN回線7と
接続するためのPSTNインタフェースユニット9、内線端
末11a〜11dからの回線13a〜13dと接続するための内線端
末インタフェースユニット15a〜15d、などのインタフェ
ースユニットが搭載されている。これらのインタフェー
スユニットは、制御データの時分割伝送路たるデータハ
イウェイ17および音声PCMコードの時分割伝送路たるス
ピーチハイウェイ19を介して、主装置全体の制御および
通話路交換を行うための制御ユニット20に接続されてい
る。
るためのISDNインタフェースユニット5、PSTN回線7と
接続するためのPSTNインタフェースユニット9、内線端
末11a〜11dからの回線13a〜13dと接続するための内線端
末インタフェースユニット15a〜15d、などのインタフェ
ースユニットが搭載されている。これらのインタフェー
スユニットは、制御データの時分割伝送路たるデータハ
イウェイ17および音声PCMコードの時分割伝送路たるス
ピーチハイウェイ19を介して、主装置全体の制御および
通話路交換を行うための制御ユニット20に接続されてい
る。
ここで、PSTN回路7の加入者・端局間には平均値とし
て4dBの損失が存在する。さらに、局線インタフェース
ユニット9内の2線・4線変換回路やコーデック等にお
いても幾分の損失が発生する。また、局線インタフェー
スユニット9・内線端末(単独電話機)インタフェース
ユニット15a〜15d間は、一般的には、損失が−1dBとな
るように設計されている。
て4dBの損失が存在する。さらに、局線インタフェース
ユニット9内の2線・4線変換回路やコーデック等にお
いても幾分の損失が発生する。また、局線インタフェー
スユニット9・内線端末(単独電話機)インタフェース
ユニット15a〜15d間は、一般的には、損失が−1dBとな
るように設計されている。
一方、ISDN回線3の加入者・端局間には損失が存在し
ない。また、従来のISDNインタフェースユニット5では
一般に、信号形式(3値符号と2値符号間)の変換、ス
ピード(64Kbと2.048M間)の変換、多重化、分離などの
操作が行なわれるだけで、音声PCMコードに関する変換
は行われない。
ない。また、従来のISDNインタフェースユニット5では
一般に、信号形式(3値符号と2値符号間)の変換、ス
ピード(64Kbと2.048M間)の変換、多重化、分離などの
操作が行なわれるだけで、音声PCMコードに関する変換
は行われない。
その結果、内線電話機11a〜11dのいずれかが外線電話
機、例えばアナログ電話機23と通話する場合、次のよう
な問題が生じる。ISDNとPSTNとは相互乗り入れしてお
り、いずれの回線を使用しても通話が可能である。とこ
ろが、PSTN回線7を使用した場合と、ISDN回線3を使用
した場合とでは、上述のように損失量が異なるために通
話レベルに差が生じる。つまり、同じ相手と通話するの
に、使用した網によって通話レベル差が生じる。このよ
うなレベル差は、内線電話機11a〜11dのいずれかとデイ
ジタル電話機21との間で通話を行なう場合と、内線電話
機11a〜11dのいずれかとアナログ電話機23との間で通話
を行なう場合にも生じる。さらに、このレベル差は回線
3、7と主装置1の設置状況とによっても大きく変わっ
てくる。
機、例えばアナログ電話機23と通話する場合、次のよう
な問題が生じる。ISDNとPSTNとは相互乗り入れしてお
り、いずれの回線を使用しても通話が可能である。とこ
ろが、PSTN回線7を使用した場合と、ISDN回線3を使用
した場合とでは、上述のように損失量が異なるために通
話レベルに差が生じる。つまり、同じ相手と通話するの
に、使用した網によって通話レベル差が生じる。このよ
うなレベル差は、内線電話機11a〜11dのいずれかとデイ
ジタル電話機21との間で通話を行なう場合と、内線電話
機11a〜11dのいずれかとアナログ電話機23との間で通話
を行なう場合にも生じる。さらに、このレベル差は回線
3、7と主装置1の設置状況とによっても大きく変わっ
てくる。
(発明が解決しようとする課題) このように、ISDNとPSTNのごとき種類の異なる複数の
通信網に接続される電話装置においては、使用する網に
よって通話レベル差が発生するという問題があり、また
このレベル差は電話装置の設置状況によっても変化す
る。そのため、常に適正な通話レベルを確保することが
難しいという問題点があった。
通信網に接続される電話装置においては、使用する網に
よって通話レベル差が発生するという問題があり、また
このレベル差は電話装置の設置状況によっても変化す
る。そのため、常に適正な通話レベルを確保することが
難しいという問題点があった。
従って本発明は、上記従来技術の問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は、使用した網にかかわ
らず、同一の通話レベルを自動的に保持することが可能
な電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法を
提供することにある。
めになされたもので、その目的は、使用した網にかかわ
らず、同一の通話レベルを自動的に保持することが可能
な電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の第1の発明は、
複数台の内線電話機を備え、互いに通話レベルが異なっ
た複数種の通信網に接続されている電話装置において、
発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間を接続する
ための通信網を選択設定して該通信網上に両内線電話機
の間の通話路を形成する通話路形成手段と、前記通話路
形成手段によって形成された通話路に、通話レベルを確
認するための音声信号を出力する音声信号出力手段と、
発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間が同一の通
信網で接続されたときの前記音声信号のレベルと前記両
内線電話機間が異なった通信網で接続されたときの前記
音声信号のレベルとの間のレベル差が解消されるよう
に、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間の通話
路上の通話レベルを調整する調整手段と、を有する構成
とした。
複数台の内線電話機を備え、互いに通話レベルが異なっ
た複数種の通信網に接続されている電話装置において、
発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間を接続する
ための通信網を選択設定して該通信網上に両内線電話機
の間の通話路を形成する通話路形成手段と、前記通話路
形成手段によって形成された通話路に、通話レベルを確
認するための音声信号を出力する音声信号出力手段と、
発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間が同一の通
信網で接続されたときの前記音声信号のレベルと前記両
内線電話機間が異なった通信網で接続されたときの前記
音声信号のレベルとの間のレベル差が解消されるよう
に、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間の通話
路上の通話レベルを調整する調整手段と、を有する構成
とした。
又、上記目的を達成するために、本発明の第2の発明
は、第1の発呼側内線電話機と第1の被呼側内線電話機
との間を、互いに通話レベルが異なった複数種の通信網
を通して接続して第1の通話路を形成するとともに、第
2の発呼側内線電話機と第2の被呼側内線電話機との間
を同一の通話網を通して接続して第2の通話路を形成
し、上記いずれか1つの内線電話機から送出された指令
信号に基づいて前記各内線電話機のモードを通話モード
から通話レベル調整モードにモード切換えし、このモー
ド切換えの後、前記第1、第2の通話路に対して通話レ
ベルを確認するための音声信号を夫々出力し、前記内線
電話機のそれぞれごとに、前記第1の通話路の音声信号
レベルと前記第2の通話路の音声信号レベルとに基づい
て、前記両通話路の音声信号レベルが同一となるように
通話レベルを調整するようにしたことを特徴とする電話
装置における通話レベル調整方法である。
は、第1の発呼側内線電話機と第1の被呼側内線電話機
との間を、互いに通話レベルが異なった複数種の通信網
を通して接続して第1の通話路を形成するとともに、第
2の発呼側内線電話機と第2の被呼側内線電話機との間
を同一の通話網を通して接続して第2の通話路を形成
し、上記いずれか1つの内線電話機から送出された指令
信号に基づいて前記各内線電話機のモードを通話モード
から通話レベル調整モードにモード切換えし、このモー
ド切換えの後、前記第1、第2の通話路に対して通話レ
ベルを確認するための音声信号を夫々出力し、前記内線
電話機のそれぞれごとに、前記第1の通話路の音声信号
レベルと前記第2の通話路の音声信号レベルとに基づい
て、前記両通話路の音声信号レベルが同一となるように
通話レベルを調整するようにしたことを特徴とする電話
装置における通話レベル調整方法である。
(作用) 本発明の第1の発明に係る電話装置においては、通話
路形成手段は、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機と
の間を接続するための通信網を選択設定して該通信網上
に両内線電話機の間の通話路を形成し、音声信号出力手
段は、前記通話路形成手段によって形成された通話路
に、通話レベルを確認するための音声信号を出力し、調
整手段は、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間
が同一の通信網で接続されたときの前記音声信号のレベ
ルと前記両内線電話機間が異なった通信網で接続された
ときの前記音声信号のレベルとの間のレベル差が解消さ
れるように、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との
間の通話路上の通話レベルを調整するようになってい
る。又、本発明の第2の発明に係る電話装置における通
話レベル調整方法においては、第1の通話路により接続
されている第1の発呼側内線電話機、第1の被呼側内線
電話機と、第2の通話路により接続されている第2の発
呼側内線電話機、第2の被呼側内線電話機とを通話モー
ドから通話レベル調整モードにモード切換えしてこのモ
ード切換えの後、前記第1、第2の通話路に対して音声
信号を夫々出力し、前記内線電話機のそれぞれごとに、
前記第1の通話路の音声信号レベルと前記第2の通話路
の音声信号レベルとに基づいて、両通話路の音声信号レ
ベルが同一となるように通話レベルを調整するようにし
ている。これによって、使用した網にかかわらず、同一
の通話レベルを自動的に保持することが可能となった。
路形成手段は、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機と
の間を接続するための通信網を選択設定して該通信網上
に両内線電話機の間の通話路を形成し、音声信号出力手
段は、前記通話路形成手段によって形成された通話路
に、通話レベルを確認するための音声信号を出力し、調
整手段は、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間
が同一の通信網で接続されたときの前記音声信号のレベ
ルと前記両内線電話機間が異なった通信網で接続された
ときの前記音声信号のレベルとの間のレベル差が解消さ
れるように、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との
間の通話路上の通話レベルを調整するようになってい
る。又、本発明の第2の発明に係る電話装置における通
話レベル調整方法においては、第1の通話路により接続
されている第1の発呼側内線電話機、第1の被呼側内線
電話機と、第2の通話路により接続されている第2の発
呼側内線電話機、第2の被呼側内線電話機とを通話モー
ドから通話レベル調整モードにモード切換えしてこのモ
ード切換えの後、前記第1、第2の通話路に対して音声
信号を夫々出力し、前記内線電話機のそれぞれごとに、
前記第1の通話路の音声信号レベルと前記第2の通話路
の音声信号レベルとに基づいて、両通話路の音声信号レ
ベルが同一となるように通話レベルを調整するようにし
ている。これによって、使用した網にかかわらず、同一
の通話レベルを自動的に保持することが可能となった。
(実施例) 以下、図面により本発明に従う一実施例を説明する。
以下に説明する本発明の一実施例はボタン電話装置に
係るもので、基本的なシステム構成は第6図に示したも
のと同様である。つまり、主装置内にはISDNインタフェ
ースユニット5、PSTNインタフェースユニット9、内線
電話機(ボタン電話機又は単独電話機)インタフェース
ユニット15a〜15dなどが搭載されている。これら各々の
インタフェースユニットはデータハイウエイ17及びスピ
ーチハイウエイ19を介して、主装置1全体の制御及び通
話路交換を行うための中央制御ユニット20に接続されて
いる。前記各インタフェースユニット中、PSTNインタフ
ェースユニット9及び内線電話機インタフェースユニッ
ト15a〜15dに関しては、従来と同様のものが使用できる
ので、それらの説明は省略する。
係るもので、基本的なシステム構成は第6図に示したも
のと同様である。つまり、主装置内にはISDNインタフェ
ースユニット5、PSTNインタフェースユニット9、内線
電話機(ボタン電話機又は単独電話機)インタフェース
ユニット15a〜15dなどが搭載されている。これら各々の
インタフェースユニットはデータハイウエイ17及びスピ
ーチハイウエイ19を介して、主装置1全体の制御及び通
話路交換を行うための中央制御ユニット20に接続されて
いる。前記各インタフェースユニット中、PSTNインタフ
ェースユニット9及び内線電話機インタフェースユニッ
ト15a〜15dに関しては、従来と同様のものが使用できる
ので、それらの説明は省略する。
第1図は、本発明の一実施例に従う電話装置に使用さ
れるISDNインタフェースユニット20の内部構成を示した
ブロック図である。
れるISDNインタフェースユニット20の内部構成を示した
ブロック図である。
第1図においてドライバ/レシーバ35は、ISDN回線3
の受信インタフェースライン31から送出されて来る2チ
ャネルの音声データ及び1チャネルの制御データを受け
る。ドライバ/レシーバ35は、前記受信したデータを3
値信号から2値信号に変換した後、インタフェースLSI3
7に出力する。前記LSI37は、通信中継用マイクロプロセ
ッサ61の制御下で、前記3値信号から2値信号に変換さ
れた後のデータを受けて、該データに対して音声データ
と制御データの分離等のレイヤ1からレイヤ2に関する
処理を行なった後出力するようになっている。ROM39及
びRAM41は、上述したインタフェースLSI37の動作を制御
するためのプログラム等の情報を記憶している。インタ
フェースLSI37は、上述した処理によって分離した音声
データを、ポート1受信データ線P1RXD及びポート2受
信データ線P2RXDを通じて、多重化及びシリアル/パラ
レル変換部43に対して出力する。前記多重化及びシリア
ル/パラレル変換部43は、制御回路51の制御下で、イン
タフェースLSI37からそれぞれ64Kbpsの速度でシリアル
伝送されて来る2チャネルの音声データを128Kbpsで多
重化した後、パラレルデータに変換する。そして該パラ
レルデータをバス45を通して受信デイジタルパッド47に
送出する。受信デイジタルパッド47は、ROMにて構成さ
れている。受信デイジタルパッド47は、制御回路51の制
御下でバス45を通して与えられた前記パラレル音声デー
タ(8ビットPCMコード)を入力する。受信デイジタル
パッド47は、この音声データに対応するアドレス領域に
記憶されている8ビットPCMコードを、バス49に送出す
る。
の受信インタフェースライン31から送出されて来る2チ
ャネルの音声データ及び1チャネルの制御データを受け
る。ドライバ/レシーバ35は、前記受信したデータを3
値信号から2値信号に変換した後、インタフェースLSI3
7に出力する。前記LSI37は、通信中継用マイクロプロセ
ッサ61の制御下で、前記3値信号から2値信号に変換さ
れた後のデータを受けて、該データに対して音声データ
と制御データの分離等のレイヤ1からレイヤ2に関する
処理を行なった後出力するようになっている。ROM39及
びRAM41は、上述したインタフェースLSI37の動作を制御
するためのプログラム等の情報を記憶している。インタ
フェースLSI37は、上述した処理によって分離した音声
データを、ポート1受信データ線P1RXD及びポート2受
信データ線P2RXDを通じて、多重化及びシリアル/パラ
レル変換部43に対して出力する。前記多重化及びシリア
ル/パラレル変換部43は、制御回路51の制御下で、イン
タフェースLSI37からそれぞれ64Kbpsの速度でシリアル
伝送されて来る2チャネルの音声データを128Kbpsで多
重化した後、パラレルデータに変換する。そして該パラ
レルデータをバス45を通して受信デイジタルパッド47に
送出する。受信デイジタルパッド47は、ROMにて構成さ
れている。受信デイジタルパッド47は、制御回路51の制
御下でバス45を通して与えられた前記パラレル音声デー
タ(8ビットPCMコード)を入力する。受信デイジタル
パッド47は、この音声データに対応するアドレス領域に
記憶されている8ビットPCMコードを、バス49に送出す
る。
上述した受信デイジタルパッド47は、第2図にて図示
するように、アドレスの下位8ビットA0〜A7として音声
データを受け、その上の2ビットA8、A9として損失量を
選択するための信号を受ける。更に、上記受信デイジタ
ルパッド47は、最上位ビットA10として、該受信デイジ
タルパッド47のオン/オフを選択するための信号を受け
るようになっている。なお、上記の損失量選択信号A8、
A9及びオン/オフ選択信号A10は、制御回路51(第1図
にて図示)から与えられる。
するように、アドレスの下位8ビットA0〜A7として音声
データを受け、その上の2ビットA8、A9として損失量を
選択するための信号を受ける。更に、上記受信デイジタ
ルパッド47は、最上位ビットA10として、該受信デイジ
タルパッド47のオン/オフを選択するための信号を受け
るようになっている。なお、上記の損失量選択信号A8、
A9及びオン/オフ選択信号A10は、制御回路51(第1図
にて図示)から与えられる。
第3図Aにて図示するように、この受信デイジタルパ
ッド47は8つのサブパッド0000〜0700を有しており、各
サブパッドは入力された音声データA0〜A7により選択さ
れる256のアドレス領域を有している。第1から第4の
サブパッド0000〜0300はオン/オフ選択信号A10の論理
値が“0"(オフ)の時に選択され、0dBの損失量(つま
り損失量なし)が生じるように、各サブパッド内のアド
レス領域はそのアドレスA0〜A7と同じ8ビットコードを
記憶している。第5から第8のサブパッド0400〜0700は
オン/オフ選択信号A10の論理値が“1"(オン)の時に
損失量選択信号A8、A9の論理値に応じて選択され、夫々
−6、−3、0、+3dBの損失量を生じるように、各サ
ブパッド内のアドレス領域はそのアドレスA0〜A7に夫々
の損失量を加えた8ビットコードを記憶している。
ッド47は8つのサブパッド0000〜0700を有しており、各
サブパッドは入力された音声データA0〜A7により選択さ
れる256のアドレス領域を有している。第1から第4の
サブパッド0000〜0300はオン/オフ選択信号A10の論理
値が“0"(オフ)の時に選択され、0dBの損失量(つま
り損失量なし)が生じるように、各サブパッド内のアド
レス領域はそのアドレスA0〜A7と同じ8ビットコードを
記憶している。第5から第8のサブパッド0400〜0700は
オン/オフ選択信号A10の論理値が“1"(オン)の時に
損失量選択信号A8、A9の論理値に応じて選択され、夫々
−6、−3、0、+3dBの損失量を生じるように、各サ
ブパッド内のアドレス領域はそのアドレスA0〜A7に夫々
の損失量を加えた8ビットコードを記憶している。
パラレル・2M変換部(以下「変換部」という)53は、
制御回路51の制御下で、受信デイジタルパッド47からバ
ス49に送出された選択された損失量の加わった音声デー
タを入力する。変換部53は、前記入力した音声データを
2Mbpsのシリアルデータに変換し、該変換後のデータを
スピーチハイウェイ19の上りラインの指定されたタイム
スロットに乗せる。
制御回路51の制御下で、受信デイジタルパッド47からバ
ス49に送出された選択された損失量の加わった音声デー
タを入力する。変換部53は、前記入力した音声データを
2Mbpsのシリアルデータに変換し、該変換後のデータを
スピーチハイウェイ19の上りラインの指定されたタイム
スロットに乗せる。
変換部53はまた、制御回路51の制御下で、スピーチハ
イウェイ19の下りライン上の指定されたタイムスロット
から音声データを取り込み、これをパラレルデータに変
換してバス49を通して送信デイジタルパッド55に送出す
る。送信デイジタルパッド55は、受信デイジタルパッド
47と同様に、ROMにて構成されている。送信デイジタル
パッド55は制御回路51の制御下で、バス49を通して与え
られたパラレル音声データを入力する。この送信デイジ
タルパッド55は、第2図に示すようにアドレスの下位8
ビットA0〜A7として音声データを、上記3ビットA8、A
9、A10として制御回路51から出力される損失量選択信号
及びオン/オフ選択信号を受ける。第3図Bに示すよう
に、この送信デイジタルパッド55は0(オフ)、−12、
−9、−6、−3dBの損失量が選択できるようになって
いる。
イウェイ19の下りライン上の指定されたタイムスロット
から音声データを取り込み、これをパラレルデータに変
換してバス49を通して送信デイジタルパッド55に送出す
る。送信デイジタルパッド55は、受信デイジタルパッド
47と同様に、ROMにて構成されている。送信デイジタル
パッド55は制御回路51の制御下で、バス49を通して与え
られたパラレル音声データを入力する。この送信デイジ
タルパッド55は、第2図に示すようにアドレスの下位8
ビットA0〜A7として音声データを、上記3ビットA8、A
9、A10として制御回路51から出力される損失量選択信号
及びオン/オフ選択信号を受ける。第3図Bに示すよう
に、この送信デイジタルパッド55は0(オフ)、−12、
−9、−6、−3dBの損失量が選択できるようになって
いる。
パラレル/シリアル変換及び分離部59は、制御回路51
の制御下で、送信デイジタルパッド55からバス57を通し
て送出された音声データを入力する。パラレル/シリア
ル変換及び分離部59は、夫々128Kbpsの速度でパラレル
入力される2チャネルの音声データをシリアルデータに
変換しさらにチャネル別に分離して、64Kbpsの速度で第
1ポート送信データ線P1TXD及び第2ポート送信データ
線P2TXDに送出する。インタフェースLSI37は、前記音声
データを受けて、前記音声データと制御データとを多重
化する等の処理を行った後、ドライバ/レシーバ35に送
出する。ドライバ/レシーバ35は、インタフェースLSI3
7からの出力を3値信号に変換し、ISDN回線3の送信イ
ンタフェースライン33へ送出する。
の制御下で、送信デイジタルパッド55からバス57を通し
て送出された音声データを入力する。パラレル/シリア
ル変換及び分離部59は、夫々128Kbpsの速度でパラレル
入力される2チャネルの音声データをシリアルデータに
変換しさらにチャネル別に分離して、64Kbpsの速度で第
1ポート送信データ線P1TXD及び第2ポート送信データ
線P2TXDに送出する。インタフェースLSI37は、前記音声
データを受けて、前記音声データと制御データとを多重
化する等の処理を行った後、ドライバ/レシーバ35に送
出する。ドライバ/レシーバ35は、インタフェースLSI3
7からの出力を3値信号に変換し、ISDN回線3の送信イ
ンタフェースライン33へ送出する。
一方、インタフェースLSI37は、ISDN回線3から入力
された制御データ(選択信号、経過識別子等)について
は、前述したごとき態様にて音声データと分離し、然る
後、通信中継用マイクロプロセッサ61に出力する。通信
中継用マイクロプロセッサ61は、前記制御データを受け
ると、データハイウェイ17を通じて中央制御ユニット20
(第1図にて図示)に送出する。なお、ROM63及びRAM65
は、通信中継用マイクロプロセッサ61の動作を制御する
ためのプログラム等の情報を格納している。第1にて図
示する中央制御ユニット20は、ISDNインタフェースユニ
ット宛ての制御データを、データハイウェイ17を通じて
マイクロプロセッサ61に出力する。中央制御ユニット20
からマイクロプロセッサ61に入力される制御データのう
ち、ある種のデータはこれに基づいてインタフェースLS
I37の制御が行われ、またある種のデータはインタフェ
ースLSI37に送られて音声データと多重化され、ドライ
バ/レシーバ35を通じて送信インタフェースライン33に
送出される。さらに、後述するように、中央制御ユニッ
ト20から送られてくる制御データのうちには、受信デイ
ジタルパッド47及び送信デイジタルパッド55を制御する
ためのデータもある。通信中継用マイクロプロセッサ61
は、上述した制御データを受けると、この制御データに
対応したパッド制御信号を制御回路51に出力する。制御
回路51は、受信デイジタルパッド47及び送信デイジタル
パッド55に加えられるアドレスの上位3ビットA8、A9、
A10を、パッド制御信号により指定された値にセットす
る。これにより、受信デイジタルパッド47及び送信デイ
ジタルパッド55中のサブパッドが選択される。
された制御データ(選択信号、経過識別子等)について
は、前述したごとき態様にて音声データと分離し、然る
後、通信中継用マイクロプロセッサ61に出力する。通信
中継用マイクロプロセッサ61は、前記制御データを受け
ると、データハイウェイ17を通じて中央制御ユニット20
(第1図にて図示)に送出する。なお、ROM63及びRAM65
は、通信中継用マイクロプロセッサ61の動作を制御する
ためのプログラム等の情報を格納している。第1にて図
示する中央制御ユニット20は、ISDNインタフェースユニ
ット宛ての制御データを、データハイウェイ17を通じて
マイクロプロセッサ61に出力する。中央制御ユニット20
からマイクロプロセッサ61に入力される制御データのう
ち、ある種のデータはこれに基づいてインタフェースLS
I37の制御が行われ、またある種のデータはインタフェ
ースLSI37に送られて音声データと多重化され、ドライ
バ/レシーバ35を通じて送信インタフェースライン33に
送出される。さらに、後述するように、中央制御ユニッ
ト20から送られてくる制御データのうちには、受信デイ
ジタルパッド47及び送信デイジタルパッド55を制御する
ためのデータもある。通信中継用マイクロプロセッサ61
は、上述した制御データを受けると、この制御データに
対応したパッド制御信号を制御回路51に出力する。制御
回路51は、受信デイジタルパッド47及び送信デイジタル
パッド55に加えられるアドレスの上位3ビットA8、A9、
A10を、パッド制御信号により指定された値にセットす
る。これにより、受信デイジタルパッド47及び送信デイ
ジタルパッド55中のサブパッドが選択される。
なお、デイジタルPLL回路67および倍周回路69は、ス
ピーチハイウェイ19のクロック周波数をISDN回線3(第
1図にて図示)のクロック周波数に同期させるためのも
のである。
ピーチハイウェイ19のクロック周波数をISDN回線3(第
1図にて図示)のクロック周波数に同期させるためのも
のである。
第4図は、前記第1図にて図示する本発明の一実施例
に従う電話装置に使用される中央制御ユニット20の内部
構成を示すブロック図である。
に従う電話装置に使用される中央制御ユニット20の内部
構成を示すブロック図である。
第4図において、中央制御ユニット20は、マイクロコ
ンピュータ70と、バッファメモリ79と、通信中継用マイ
クロコンピュータ81と、タイムスイッチ83と、会議通話
回路85と、P/S回路87と、トーン発生回路89とを具備し
ている。マイクロコンピュータ70は、制御用マイクロプ
ロセッサ71を始め、ROM73、RAM75及びこれらを接続する
バス77を有している。このマイクロコンピュータ70は、
前掲のバッファメモリ79、通信中継用マイクロコンピュ
ータ81を介してデータハイウェイ17に接続されている。
そして、第6図にて図示したISDNインタフェースユニッ
ト5、PSTNインタフェースユニット7及び内線電話機イ
ンタフェースユニット15a〜15dとの間において制御デー
タをやり取りすることによって、それら各々のインタフ
ェースユニットの動作を制御する。このマイクロコンピ
ュータ70は、また、前掲のタイムスイッチ83や会議通話
回路85などの制御も行う。タイムスイッチ83は、スピー
チハイウェイ19に接続されており、時分割による通話路
交換を行う。会議通話回路85は、タイムスイッチ83に接
続されており、会議通話時の音声データ処理を行う。
ンピュータ70と、バッファメモリ79と、通信中継用マイ
クロコンピュータ81と、タイムスイッチ83と、会議通話
回路85と、P/S回路87と、トーン発生回路89とを具備し
ている。マイクロコンピュータ70は、制御用マイクロプ
ロセッサ71を始め、ROM73、RAM75及びこれらを接続する
バス77を有している。このマイクロコンピュータ70は、
前掲のバッファメモリ79、通信中継用マイクロコンピュ
ータ81を介してデータハイウェイ17に接続されている。
そして、第6図にて図示したISDNインタフェースユニッ
ト5、PSTNインタフェースユニット7及び内線電話機イ
ンタフェースユニット15a〜15dとの間において制御デー
タをやり取りすることによって、それら各々のインタフ
ェースユニットの動作を制御する。このマイクロコンピ
ュータ70は、また、前掲のタイムスイッチ83や会議通話
回路85などの制御も行う。タイムスイッチ83は、スピー
チハイウェイ19に接続されており、時分割による通話路
交換を行う。会議通話回路85は、タイムスイッチ83に接
続されており、会議通話時の音声データ処理を行う。
前述したマイクロコンピュータ70が内蔵しているROM7
3には、上記中央制御ユニット20が行うべき各種制御の
プログラムが格納されている。該プログラムには、次に
述べる損失量設定処理のプログラムも含まれており、そ
の概略手順は、第5図にて図示するフローチャートに表
わされている。又、前記マイクロコンピュータ70が内蔵
しているRAM75は、例えば、第4図にて図示する制御用
マイクロプロセッサ71が、タイムスイッチ83を制御する
ことによって、発呼側内線電話機11aと被呼側内線電話
機11bとの間をPSTN回線7及びISDN回線3を使用して通
話路を形成したときの通話レベルデータを記憶する。こ
れとともに前記RAM75は、又、発呼側内線電話機11cと被
呼側内線電話機11dとの間をISDN回線3のみを使用して
通話路を形成したときの通話レベルデータをも記憶する
ようになっている。
3には、上記中央制御ユニット20が行うべき各種制御の
プログラムが格納されている。該プログラムには、次に
述べる損失量設定処理のプログラムも含まれており、そ
の概略手順は、第5図にて図示するフローチャートに表
わされている。又、前記マイクロコンピュータ70が内蔵
しているRAM75は、例えば、第4図にて図示する制御用
マイクロプロセッサ71が、タイムスイッチ83を制御する
ことによって、発呼側内線電話機11aと被呼側内線電話
機11bとの間をPSTN回線7及びISDN回線3を使用して通
話路を形成したときの通話レベルデータを記憶する。こ
れとともに前記RAM75は、又、発呼側内線電話機11cと被
呼側内線電話機11dとの間をISDN回線3のみを使用して
通話路を形成したときの通話レベルデータをも記憶する
ようになっている。
トーン発生回路89には、前述した回線上に形成された
通話路の通話レベル(即ち、音声レベル)を確認するた
めに、音声レベル確認信号として、周波数8KHzにてサン
プリングした各種トーンデータのサンプリング信号がPC
Mコードの態様で登録されている。トーン発生回路89に
登録されている前記音声レベル確認信号は、前記ISDN回
線3のみを使用して通話路が形成されたときの通話レベ
ルと、前記ISDN回線3と前記PSTN回線7とを使用して通
話路が形成されたときの通話レベルとが同一となるよう
に、前記ISDN回線3のみを使用して通話路を形成したと
きの通話レベルを可変調整するのに用いられる。なお、
トーン発生回路89に登録される音声レベル確認信号とし
ては、単一周波数のものであってもよいが、回線の周波
数特性を考慮して音声帯域の周波数が均等に含まれた音
源であっても差支えない。前記トーン発生回路89は、上
述した音声レベル確認信号データを、パラレル信号の状
態で常時P/S回路(即ち、パラレル/シリアル変換回
路)87に出力する。
通話路の通話レベル(即ち、音声レベル)を確認するた
めに、音声レベル確認信号として、周波数8KHzにてサン
プリングした各種トーンデータのサンプリング信号がPC
Mコードの態様で登録されている。トーン発生回路89に
登録されている前記音声レベル確認信号は、前記ISDN回
線3のみを使用して通話路が形成されたときの通話レベ
ルと、前記ISDN回線3と前記PSTN回線7とを使用して通
話路が形成されたときの通話レベルとが同一となるよう
に、前記ISDN回線3のみを使用して通話路を形成したと
きの通話レベルを可変調整するのに用いられる。なお、
トーン発生回路89に登録される音声レベル確認信号とし
ては、単一周波数のものであってもよいが、回線の周波
数特性を考慮して音声帯域の周波数が均等に含まれた音
源であっても差支えない。前記トーン発生回路89は、上
述した音声レベル確認信号データを、パラレル信号の状
態で常時P/S回路(即ち、パラレル/シリアル変換回
路)87に出力する。
P/S回路87は、前記トーン発生回路89から常時パラレ
ル信号の状態で出力される音声レベル確認信号データ
を、8ビットのシリアル信号に変換して、上りトーンデ
ータハイウェイ90を通してタイムスイッチ83に出力する
ようになっている。
ル信号の状態で出力される音声レベル確認信号データ
を、8ビットのシリアル信号に変換して、上りトーンデ
ータハイウェイ90を通してタイムスイッチ83に出力する
ようになっている。
次に、上記構成の装置の処理動作について、第5図に
て示すフローチャートを併用して説明する。なお、第5
図にて示すフローチャートに従った処理動作を実行する
場合には、以下の記載内容が前提条件となる。即ち、第
6図にて図示したボタン電話装置の据付け時において
は、発呼側の内線電話機(ボタン電話機又は単独電話
機)11aと被呼側の内線電話機11bとの間が発呼側の内線
電話機11aからの発信によってPSTN回線7及びISDN回線
3を通して接続されて通話路が形成されているものとす
る。同様に、発呼側の内線電話機11cと被呼側の内線電
話機11dとの間が発呼側の内線電話機11cからの発信によ
ってISDN回線3のみを通して接続されて通話路が形成さ
れているものとする。このような状態の下において、ま
ず、被呼側の内線電話機11dからオペレータのダイヤル
操作によって与えられた番号が、特殊番号(例えば“*
00")であると判断すると(S1)、中央制御ユニット20
は、内線電話機11a,11b,11c及び11dのモードを、通話モ
ードから通話レベルの調整を行なう機能設定モードに切
換える(S2)。ステップ(S2)にて上記のように各内線
電話機11a〜11dのモードが機能設定モードにモード切換
えられた後は、前記被呼側の内線電話機11b,11dのハン
ドセットがオンフック状態となる等して終了コマンドが
入力されるまでの間、前記機能設定モードが継続され
る。ステップ(S2)にて、上記のように機能設定モード
にモード切換えした後、前記被呼側の内線電話機11dか
らオペレータによって中央制御ユニット20に対し、損失
量設定処理を指定するための所定の機能項目番号データ
が入力されると、該データに基づいて所定の機能項目番
号を設定する(S3)。次いで、ISDNインタフェースユニ
ット5、PSTNインタフェースユニット9の各ポートを指
定するための所定のポート番号(即ち、発信した局線の
識別番号)データが入力されるとともに、これら各ポー
トに音声レベル確認信号を送出する旨のコマンドが順に
入力されたことを認識すると(S4)、ステップ(S5)に
移行する。ここで、ステップ(S4)にて認識された前記
各ポートに音声レベル確認信号を送出する旨のコマンド
は、前述した内線電話機11dが接続されている内線端末
インタフェースユニット15d内の1チップマイクロコン
ピュータ(図示しない)からデータハイウェイ17を通し
て通信中継用マイクロコンピュータ81で中継される。そ
して該通信中継用マイクロコンピュータ81からバッファ
メモリ79及びバス77を通して、制御用マイクロプロセッ
サ71に送出されるようになっている。前記コマンドが与
えられると、制御用マイクロプロセッサ71は、前記コマ
ンドに基づきタイムスイッチ83を制御することによっ
て、トーン発生回路89内に登録されている音声レベル確
認信号データを、前記ポートへ送出する(S5)。
て示すフローチャートを併用して説明する。なお、第5
図にて示すフローチャートに従った処理動作を実行する
場合には、以下の記載内容が前提条件となる。即ち、第
6図にて図示したボタン電話装置の据付け時において
は、発呼側の内線電話機(ボタン電話機又は単独電話
機)11aと被呼側の内線電話機11bとの間が発呼側の内線
電話機11aからの発信によってPSTN回線7及びISDN回線
3を通して接続されて通話路が形成されているものとす
る。同様に、発呼側の内線電話機11cと被呼側の内線電
話機11dとの間が発呼側の内線電話機11cからの発信によ
ってISDN回線3のみを通して接続されて通話路が形成さ
れているものとする。このような状態の下において、ま
ず、被呼側の内線電話機11dからオペレータのダイヤル
操作によって与えられた番号が、特殊番号(例えば“*
00")であると判断すると(S1)、中央制御ユニット20
は、内線電話機11a,11b,11c及び11dのモードを、通話モ
ードから通話レベルの調整を行なう機能設定モードに切
換える(S2)。ステップ(S2)にて上記のように各内線
電話機11a〜11dのモードが機能設定モードにモード切換
えられた後は、前記被呼側の内線電話機11b,11dのハン
ドセットがオンフック状態となる等して終了コマンドが
入力されるまでの間、前記機能設定モードが継続され
る。ステップ(S2)にて、上記のように機能設定モード
にモード切換えした後、前記被呼側の内線電話機11dか
らオペレータによって中央制御ユニット20に対し、損失
量設定処理を指定するための所定の機能項目番号データ
が入力されると、該データに基づいて所定の機能項目番
号を設定する(S3)。次いで、ISDNインタフェースユニ
ット5、PSTNインタフェースユニット9の各ポートを指
定するための所定のポート番号(即ち、発信した局線の
識別番号)データが入力されるとともに、これら各ポー
トに音声レベル確認信号を送出する旨のコマンドが順に
入力されたことを認識すると(S4)、ステップ(S5)に
移行する。ここで、ステップ(S4)にて認識された前記
各ポートに音声レベル確認信号を送出する旨のコマンド
は、前述した内線電話機11dが接続されている内線端末
インタフェースユニット15d内の1チップマイクロコン
ピュータ(図示しない)からデータハイウェイ17を通し
て通信中継用マイクロコンピュータ81で中継される。そ
して該通信中継用マイクロコンピュータ81からバッファ
メモリ79及びバス77を通して、制御用マイクロプロセッ
サ71に送出されるようになっている。前記コマンドが与
えられると、制御用マイクロプロセッサ71は、前記コマ
ンドに基づきタイムスイッチ83を制御することによっ
て、トーン発生回路89内に登録されている音声レベル確
認信号データを、前記ポートへ送出する(S5)。
ステップ(S5)において、タイムスイッチ83、トーン
発生回路89からスピーチハイウェイ19を通して送出され
た前記音声レベル確認信号データは、PSTNインタフェー
スユニット9の前記指定されたポートPSTN回線7、ISDN
回線3及びISDNインタフェースユニット5の前記指定さ
れたポートに与えられる。そして該ポートを通ってボタ
ン電話装置1内のスピーチハイウェイ19上に時分割設定
されている通話路(タイムスロット)から内線端末イン
タフェースユニット15dを経て被呼側の内線電話機11bに
て受信される。上記と同様に、前記音声レベル確認信号
データは、ISDNインタフェースユニット5の前記指定さ
れたポートとは別の指定されたポートからISDN回線3に
送出され折り返されてISDNインタフェースユニット5の
前記別の指定されたポートに与えられる。そして該ポー
トを通って前記と同様な態様で内線端末インタフェース
15dを経て被呼側の内線電話機11dにて受信される。
発生回路89からスピーチハイウェイ19を通して送出され
た前記音声レベル確認信号データは、PSTNインタフェー
スユニット9の前記指定されたポートPSTN回線7、ISDN
回線3及びISDNインタフェースユニット5の前記指定さ
れたポートに与えられる。そして該ポートを通ってボタ
ン電話装置1内のスピーチハイウェイ19上に時分割設定
されている通話路(タイムスロット)から内線端末イン
タフェースユニット15dを経て被呼側の内線電話機11bに
て受信される。上記と同様に、前記音声レベル確認信号
データは、ISDNインタフェースユニット5の前記指定さ
れたポートとは別の指定されたポートからISDN回線3に
送出され折り返されてISDNインタフェースユニット5の
前記別の指定されたポートに与えられる。そして該ポー
トを通って前記と同様な態様で内線端末インタフェース
15dを経て被呼側の内線電話機11dにて受信される。
内線電話機11bにて受信された前記音声レベル確認信
号の音量と、内線電話機11dにて受信された前記音声レ
ベル確認信号の音量とが、オペレータによって比較さ
れ、この比較の結果、オペレータが後者の方が前者より
も大きいと認識して、パッド選択情報入力手段たる例え
ば内線電話機11dのダイヤルキーを操作することによっ
てパッド切換え値データが与えられたと判断すると(S
6)、ステップ(S7)に移行する。例えば、指定された
ポート番号が“03"であり、且つパッド切換え値が“1"
であったとすると、上記各データは前述したRAM75内の
所定の記憶領域内に記憶される。そしてこれとともに前
記各データは、前述した制御データを伝送するために設
けられているデータハイウェイ17の下りデータハイウェ
イを通して第1図にて図示したISDNインタフェースユニ
ット5内のマイクロプロセッサ61内に送出される。この
ようにして前記各データがマイクロプロセッサ61に与え
られると、マイクロプロセッサ61は前記各データに対応
したパッド制御信号を発生する。これを受けた制御回路
51がそのパッド制御信号に対応した値にアドレスA8、A
9、A10を固定する。即ち、パッドの切換えアドレスをA8
=0、A9=0に固定することととなる。こうして、損失
量が設定され、ISDN回線3のパッドレベルは指定された
値となる(S7)。
号の音量と、内線電話機11dにて受信された前記音声レ
ベル確認信号の音量とが、オペレータによって比較さ
れ、この比較の結果、オペレータが後者の方が前者より
も大きいと認識して、パッド選択情報入力手段たる例え
ば内線電話機11dのダイヤルキーを操作することによっ
てパッド切換え値データが与えられたと判断すると(S
6)、ステップ(S7)に移行する。例えば、指定された
ポート番号が“03"であり、且つパッド切換え値が“1"
であったとすると、上記各データは前述したRAM75内の
所定の記憶領域内に記憶される。そしてこれとともに前
記各データは、前述した制御データを伝送するために設
けられているデータハイウェイ17の下りデータハイウェ
イを通して第1図にて図示したISDNインタフェースユニ
ット5内のマイクロプロセッサ61内に送出される。この
ようにして前記各データがマイクロプロセッサ61に与え
られると、マイクロプロセッサ61は前記各データに対応
したパッド制御信号を発生する。これを受けた制御回路
51がそのパッド制御信号に対応した値にアドレスA8、A
9、A10を固定する。即ち、パッドの切換えアドレスをA8
=0、A9=0に固定することととなる。こうして、損失
量が設定され、ISDN回線3のパッドレベルは指定された
値となる(S7)。
この後、前述した被呼側の内線電話機11dから終了コ
マンドを示す番号が入力されるか或いはオペレータによ
って被呼側の内線電話機11b,11dのハンドセットがオン
フックされたことを認識すると、中央制御ユニット20
は、ステップ(S2)において設定した各内線電話機11a
〜11dの機能設定モードを解除する(S8)。
マンドを示す番号が入力されるか或いはオペレータによ
って被呼側の内線電話機11b,11dのハンドセットがオン
フックされたことを認識すると、中央制御ユニット20
は、ステップ(S2)において設定した各内線電話機11a
〜11dの機能設定モードを解除する(S8)。
なお、このような損失量設定がなされれる前は、受話
及び送話デジタルパッド47、55のオフ状態、つまり損失
量=0dBが自動的に初期設定されるようになっている。
及び送話デジタルパッド47、55のオフ状態、つまり損失
量=0dBが自動的に初期設定されるようになっている。
また、データ通信を行う場合には、パッド47、55を挿
入するとデータが変わってしまうため、上記のような損
失量設定がなされていても、データ通信端末が通信を行
う時は自動的にパッド47、55をオフとするようになって
いる。
入するとデータが変わってしまうため、上記のような損
失量設定がなされていても、データ通信端末が通信を行
う時は自動的にパッド47、55をオフとするようになって
いる。
以上説明した本発明に従う一実施例にあっては、上述
した第5図にて図示するフローチャートを実行すること
により、ISDNインタフェースユニット5において、すべ
てのポートについて一律に同一の損失量が設定されるよ
うになっているが、各ポート毎に損失量を設定すること
としても差支えない。その場合には、前記第5図にて図
示したフローチャートにおいて、損失量を設定したいポ
ートを指定するステップを設けることで対応が可能であ
る。
した第5図にて図示するフローチャートを実行すること
により、ISDNインタフェースユニット5において、すべ
てのポートについて一律に同一の損失量が設定されるよ
うになっているが、各ポート毎に損失量を設定すること
としても差支えない。その場合には、前記第5図にて図
示したフローチャートにおいて、損失量を設定したいポ
ートを指定するステップを設けることで対応が可能であ
る。
以上、ボタン電話装置を例に説明したが、本発明はボ
タン電話装置に限らず、ISDN回線に接続可能なPBXや端
末にも適用できる。
タン電話装置に限らず、ISDN回線に接続可能なPBXや端
末にも適用できる。
以上説明したように、本発明の第1の発明に係る電話
装置においては、通話路形成手段は、発呼側内線電話機
と被呼側内線電話機との間を接続するための通信網を選
択設定して該通信網上に両内線電話機の間の通話路を形
成し、音声信号出力手段は、前記通話路形成手段によっ
て形成された通話路に、通話レベルを確認するための音
声信号を出力し、調整手段は、発呼側内線電話機と被呼
側内線電話機との間が同一の通信網で接続されたときの
前記音声信号のレベルと前記両内線電話機間が異なった
通信網で接続されたときの前記音声信号のレベルとの間
のレベル差が解消されるように、前記通信網における通
話レベルを調整するようになっており、又、本発明の第
2の発明に係る電話装置における通話レベル調整方法に
おいては、第1の通話路により接続されている第1の発
呼側内線電話機、第1の被呼側内線電話機と、第2の通
話路により接続されている第2の発呼側内線電話機、第
2の被呼側内線電話機とを通話モードから通話レベル調
整モードにモード切換えしてこのモード切換えの後、前
記第1、第2の通話路に対して音声信号を夫々出力し、
いずれか1つの内線電話機から第1、第2の通話路の音
声レベルが異なっていることを示す信号が入力されたと
きに、両通話路の音声信号レベルが同一となるように通
話レベルを調整するようにしたので、使用した網にかか
わらず、同一の通話レベルを自動的に保持することが可
能な電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法
を提供することができる。
装置においては、通話路形成手段は、発呼側内線電話機
と被呼側内線電話機との間を接続するための通信網を選
択設定して該通信網上に両内線電話機の間の通話路を形
成し、音声信号出力手段は、前記通話路形成手段によっ
て形成された通話路に、通話レベルを確認するための音
声信号を出力し、調整手段は、発呼側内線電話機と被呼
側内線電話機との間が同一の通信網で接続されたときの
前記音声信号のレベルと前記両内線電話機間が異なった
通信網で接続されたときの前記音声信号のレベルとの間
のレベル差が解消されるように、前記通信網における通
話レベルを調整するようになっており、又、本発明の第
2の発明に係る電話装置における通話レベル調整方法に
おいては、第1の通話路により接続されている第1の発
呼側内線電話機、第1の被呼側内線電話機と、第2の通
話路により接続されている第2の発呼側内線電話機、第
2の被呼側内線電話機とを通話モードから通話レベル調
整モードにモード切換えしてこのモード切換えの後、前
記第1、第2の通話路に対して音声信号を夫々出力し、
いずれか1つの内線電話機から第1、第2の通話路の音
声レベルが異なっていることを示す信号が入力されたと
きに、両通話路の音声信号レベルが同一となるように通
話レベルを調整するようにしたので、使用した網にかか
わらず、同一の通話レベルを自動的に保持することが可
能な電話装置及び電話装置における通話レベル調整方法
を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に従う電話装置に使用され
るISDNインタフェースユニットの内部構成を示すブロッ
ク図、第2図は第1図のユニット内に設けられる受信デ
イジタルパッド及び送信デイジタルパッドの入出力信号
を示す図、第3図A及びBはそれぞれ受信デイジタルパ
ッド及び送信デイジタルパッド内の複数のサブパッドを
示す図、第4図は上記実施例に使用される中央制御ユニ
ットの内部構成を示すブロック図、第5図は、第4図に
て図示した中央制御ユニットが行う損失量設定処置の手
順を示すフローチャート、第6図はISDNとPSTNとに接続
されるボタン電話装置の一般的なシステム構成を示すブ
ロック図である。 1…主装置、3…ISDN回線、5…ISDNインタフェースユ
ニット、7…PSTN回線、9…PSTNインタフェースユニッ
ト、11…内線電話機、15…内線電話機インタフェースユ
ニット、17…データハイウェイ、19…スピーチハイウェ
イ、20…中央制御ユニット、21,23…外線電話機、47…
受信デイジタルパッド、51…制御回路、55…送信デイジ
タルパッド、61…通信中継用マイクロプロセッサ、70…
マイクロコンピュータ、71…制御用マイクロプロセッ
サ、73…ROM、75…RAM、79…バッファメモリ、81…通信
中継用マイクロコンピュータ、83…タイムスイッチ、87
…P/S回路、89…トーン発生回路。
るISDNインタフェースユニットの内部構成を示すブロッ
ク図、第2図は第1図のユニット内に設けられる受信デ
イジタルパッド及び送信デイジタルパッドの入出力信号
を示す図、第3図A及びBはそれぞれ受信デイジタルパ
ッド及び送信デイジタルパッド内の複数のサブパッドを
示す図、第4図は上記実施例に使用される中央制御ユニ
ットの内部構成を示すブロック図、第5図は、第4図に
て図示した中央制御ユニットが行う損失量設定処置の手
順を示すフローチャート、第6図はISDNとPSTNとに接続
されるボタン電話装置の一般的なシステム構成を示すブ
ロック図である。 1…主装置、3…ISDN回線、5…ISDNインタフェースユ
ニット、7…PSTN回線、9…PSTNインタフェースユニッ
ト、11…内線電話機、15…内線電話機インタフェースユ
ニット、17…データハイウェイ、19…スピーチハイウェ
イ、20…中央制御ユニット、21,23…外線電話機、47…
受信デイジタルパッド、51…制御回路、55…送信デイジ
タルパッド、61…通信中継用マイクロプロセッサ、70…
マイクロコンピュータ、71…制御用マイクロプロセッ
サ、73…ROM、75…RAM、79…バッファメモリ、81…通信
中継用マイクロコンピュータ、83…タイムスイッチ、87
…P/S回路、89…トーン発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04Q 3/545 H04Q 3/58
Claims (3)
- 【請求項1】複数台の内線電話機を備え、互いに通話レ
ベルが異なった複数種の通信網に接続されている電話装
置において、 発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間を接続する
ための通信網を選択設定して該通信網上に両内線電話機
の間の通話路を形成する通話路形成手段と、 前記通話路形成手段によって形成された通話路に、通話
レベルを確認するための音声信号を出力する音声信号出
力手段と、 発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間が同一の通
信網で接続されたときの前記音声信号のレベルと前記両
内線電話機間が異なった通信網で接続されたときの前記
音声信号のレベルとの間のレベル差が解消されるよう
に、発呼側内線電話機と被呼側内線電話機との間の通話
路上の通話レベルを調整する調整手段と、 を有することを特徴とする電話装置。 - 【請求項2】請求項1記載の電話装置において、前記複
数種の通信網の少なくとも1つは、サービス統合ディジ
タル網であることを特徴とする電話装置。 - 【請求項3】第1の発呼側内線電話機と第1の被呼側内
線電話機との間を、互いに通話レベルが異なった複数種
の通信網を通して接続して第1の通話路を形成するとと
もに、 第2の発呼側内線電話機と第2の被呼側内線電話機との
間を1つの通話網のみを通して接続して第2の通話路を
形成し、 上記いずれか1つの内線電話機から送出された指令信号
に基づいて前記各内線電話機のモードを通話モードから
通話レベル調整モードにモード切換えし、 このモード切換えの後、前記第1、第2の通話路に対し
て通話レベルを確認するための音声信号を夫々出力し、 前記内線電話機のそれぞれごとに、前記第1の通話路の
音声信号レベルと前記第2の通話路の音声信号レベルと
に基づいて、前記両通話路の音声信号レベルが同一とな
るように通話レベルを調整するようにしたことを特徴と
する電話装置における通話レベル調整方法。
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