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JP2894953B2 - ローラー矯正設備 - Google Patents

ローラー矯正設備

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Publication number
JP2894953B2
JP2894953B2 JP12719394A JP12719394A JP2894953B2 JP 2894953 B2 JP2894953 B2 JP 2894953B2 JP 12719394 A JP12719394 A JP 12719394A JP 12719394 A JP12719394 A JP 12719394A JP 2894953 B2 JP2894953 B2 JP 2894953B2
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JP
Japan
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roll
bearing
pass line
support frame
shaft
Prior art date
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JP12719394A
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JPH07328721A (ja
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保弘 山本
勝 永尾
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Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Priority to CA002150727A priority patent/CA2150727C/en
Priority to AU20521/95A priority patent/AU690242B2/en
Priority to US08/478,559 priority patent/US5660068A/en
Priority to KR1019950015078A priority patent/KR960000330A/ko
Priority to CN95107348A priority patent/CN1122265A/zh
Publication of JPH07328721A publication Critical patent/JPH07328721A/ja
Priority to US08/761,720 priority patent/US5735157A/en
Priority to AU76193/98A priority patent/AU715804B2/en
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H型鋼やI型鋼などの
型鋼の反りや曲がりを圧下ロールにより矯正するローラ
ー矯正設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パスラインの側部に配置されて圧
下ロールが装着されたロール軸の支持形式として、ロー
ル軸がパスライン両側に配置された左右のロール支持フ
レームに支持される両持ち式ロール軸と、ロール軸がパ
スラインの一側部に配置されたロール支持フレームに支
持される片持ち式ロール軸とがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記両持ち式
ロール軸は、圧下ロールの交換作業を行うために、左右
一方のロール支持フレームを他方のロール支持フレーム
に対して離間移動させてロール軸の一端を解放した後、
その空間部にロール交換装置を搬入して圧下ロールの交
換を行うため、交換作業が煩雑で長時間を必要とし、外
法一定H型鋼等のように多種少量生産で頻繁に圧下ロー
ルの交換が必要なものでは、稼動時間が短くなるという
問題があった。
【0004】また片持ち式ロール軸は、圧下ロールの交
換作業は短時間ですむが、ロール軸の先端側と基端側で
は圧下量の変化を生じて矯正精度に悪影響を及ぼすとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決して圧下ロー
ルの交換を短時間に行えるとともに、精度良く矯正でき
るローラー矯正設備を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の第1のローラー矯正設備は、パスラインの
一側部に、パスラインの側に突出されて圧下ロールが装
着された複数のロール軸を有するロール支持フレームを
配置し、パスラインの他側部に前記ロール軸の先端部を
支持する着脱自在な軸受を備えた軸受架台を配置し、こ
の軸受架台をロール支持フレームに対して接近離間移動
自在で、かつパスラインと平行な軸心回りに起立位置と
平伏位置の間で回動自在に構成し、平伏姿勢の軸受架台
の上方をロール交換作業空間としたものである。
【0007】また、第2の構成は、パスラインの一側部
に、パスラインの側に突出されて圧下ロールが装着され
た複数のロール軸を有するロール支持フレームを配置
し、パスラインの他側部に前記ロール軸の先端部を支持
する着脱自在な軸受を備えた軸受架台を配置し、この軸
受架台をロール支持フレームに対して接近離間移動自在
で、かつ離間位置からパスラインと平行に退避移動自在
に構成し、軸受架台移動後のロール支持フレーム他側部
をロール交換作業空間としたものである。
【0008】さらに、上記構成において、ロール交換作
業空間に移動して圧下ロールを交換可能なロール交換装
置を設けたものである。
【0009】
【作用】上記第1の構成によれば、ロール支持フレーム
に設けられたロール軸の先端部は、軸受架台の軸受に支
持されることから、従来の片持ち式ロール軸に比べて、
ロール軸の撓みによる圧下ロールの誤差を無くすことが
でき、型鋼を精度良く圧延矯正することができる。ま
た、圧下ロールの交換は、軸受架台をロール支持フレー
ムから離間させてロール軸から軸受を離脱させた後、軸
受架台を起立姿勢から平伏姿勢に回動させることによ
り、軸受架台上方に生じるロール交換作業空間を利用し
てロール交換作業を容易かつ迅速に行うことができ、従
来の両持ち式ロール軸を有するローラー矯正機に比べて
交換に要する作業時間を大幅に短縮することができる。
【0010】また第2の構成によれば、圧下ロールの交
換を、軸受架台をロール支持フレームから離間させてロ
ール軸から軸受を離脱させた後、軸受架台をパスライン
と平行に退避移動させることにより、軸受架台移動後の
ロール支持フレーム他側部に生じるロール交換作業空間
を利用してロール交換作業を容易かつ迅速に行うことが
でき、従来の両持ち式ロール軸を有するローラー矯正機
に比べて交換に要する作業時間を大幅に短縮することが
できる。
【0011】さらに、軸受架台の平伏後または移動後の
ロール交換作業空間にロール交換装置を軸受架台上に移
動させて、より能率良く圧下ロールの交換作業を行うこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るローラー矯正設備の第1
実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
【0013】H型鋼1のパスラインPの左側部に固定式
のロール支持フレーム2が配置されるとともに、右側部
にロール支持フレーム2に突設された複数のロール軸3
A,3Bの先端部を軸受(自動調心コロ軸受)4A,4
Bを介して回転自在に支持する可動式の軸受架台5が配
置されている。
【0014】前記ロール支持フレーム2は、ロール軸3
A,3Bの上下位置を調整可能な複数のジャッキ11に
より支持テーブル12を介して支持されるとともに、ピ
ッチ調整装置13により、パスラインPの上部に位置す
る4本の上ロール軸3AがパスラインP方向に位置調整
可能に配置され、5本の下ロール軸3Bが中央を除きパ
スラインP方向に位置調整可能に配置されている。また
下ロール軸3Bには上下方向の位置を調整可能な昇降装
置(図示せず)が設けられている。そして各ロール軸3
A,3Bにはそれぞれ駆動モーター14A,14Bが減
速機を介して連動連結されている。
【0015】前記軸受架台5は、支持テーブル12上に
パスラインPと直交する方向に敷設された前後一対のガ
イドレール21にガイド車輪22を介して案内されロー
ル支持フレーム2に対して矢印A,B方向に接近離間自
在な支持台車23と、この支持台車23に設けられたブ
ラケット24に支持軸25を介して起立姿勢と平伏姿勢
の間で矢印C,D方向に回動自在に配置された厚みの小
さい軸受フレーム26と、支持台車23をガイドレール
21に沿って所定範囲で移動させる移動用シリンダ装置
27と、軸受フレーム26を起立姿勢と平伏姿勢の間で
回動させる回動用シリンダ装置28とで構成されてい
る。
【0016】前記軸受フレーム26には、ロール軸3
A,3Bに対応してロール軸の先端部に突設された小径
の支持部3aに嵌脱自在な軸受4A,4Bが配置されて
おり、ロール軸3A,3Bの位置調整に対応して位置調
整可能に設けられている。すなわち、上軸受4Aは、軸
受箱31Aが軸受フレーム26にパスラインP方向に形
成されたガイド口32Aにそれぞれスライド自在に配置
され、ピッチ調整用モーター33に連動機構を介して駆
動される上ねじ軸35Aに、軸受箱31Aに設けられた
雌ねじ部材(図示せず)が嵌合されており、ピッチ調整
用モーター33により、上ねじ軸35Aを介して軸受箱
31Aをスライドさせピッチを調整することができる。
また、下軸受4Bは、中央部を除き、各スライド枠36
が軸受フレーム26にパスラインP方向に形成されたガ
イド口32Bにそれぞれスライド自在に配置され、ピッ
チ調整用モーター33に中間軸34を介して駆動される
下ねじ軸35Bに、スライド枠36に設けられた雌ねじ
部材(図示せず)が嵌合されている。また、スライド枠
36(中央部は軸受フレーム26)に上下方向に形成さ
れた昇降ガイド口37に軸受箱31Bがスライド自在に
配置されており、スライド枠36に設けられた上下位置
調整用モーター38により駆動される昇降ねじ軸39が
軸受箱35Bに連結されている。したがって、ピッチ調
整用モーター33により、下ねじ軸35Bを介してスラ
イド枠36をスライドさせピッチを調整することがで
き、上下位置調整用モーター38により昇降ねじ軸39
を介して軸受箱31Bを上下方向に移動させ位置調整す
ることができる。
【0017】また、軸受架台5の軸受フレーム26に
は、傾動用シリンダ装置28により平伏姿勢で上面とな
るロール支持フレーム2側の側面の前後縁部に、走行補
助レール41がパスラインPと直交する方向に設けられ
ている。この走行補助レール41は、平伏姿勢の軸受フ
レーム26上から、支持テーブル12側部の作業床42
に敷設された交換用横走行レール43Aと連続する位置
に配置され、平伏姿勢の軸受フレーム26上がロール交
換作業空間30に構成される。
【0018】ロール軸3A,3Bに装着された圧下ロー
ルRをロール交換作業空間30で交換するロール交換台
車40は、交換用横レール43Aおよび作業床42上で
交換用横走行レール43Aに交差する交換用縦走行レー
ル43Bをそれぞれ走行自在な走行車輪44A,44B
を有する走行台車45と、この走行台車46上に垂直軸
心回りに180°の範囲で反転自在に配置された交換軸
フレーム46とで構成されている。そして、この交換軸
フレーム46の一側面にはロール軸3A,3Bに対向し
てロール受け軸47A,47Bが突設されるとともに、
新たな圧下ロールR′が装着されたロール渡し軸48
A,48Bが突設されている。49はこのロール交換台
車40を交換用横走行レール43Aおよび走行補助レー
ル41に沿って矢印E,F方向に走行させる走行用シリ
ンダ装置である。
【0019】つぎに上記構成のロール矯正設備における
ロール交換作業を説明する。 (1)駆動モーター14A,14Bが停止された後、ピ
ッチ調整装置13およびピッチ調整用モーター33なら
びに上下位置調整用モーター38が駆動されて各ロール
軸3A,3Bおよび軸受箱31A,31Bがスライドさ
れ、ロール軸3A,3Bが交換基準位置に戻される。
【0020】(2)移動用シリンダ装置27が進展され
て軸受架台5が矢印A方向に後退され、ロール軸3A,
3Bの支持部3aから軸受架台5の軸受4A,4Bが抜
き出される。そして、回動用シリンダ装置28が収縮さ
れて軸受フレーム26が起立姿勢から平伏姿勢に矢印C
方向に回動される。
【0021】(3)作業用縦走行レール43Bに案内さ
れて作業床42上に待機されたロール交換台車44が、
走行用シリンダ装置49により、交換用横走行レール4
3Aおよび走行補助レール41に沿って矢印E方向にロ
ール交換作業空間30に移動され、ロール受け軸47
A,47Bがそれぞれロール軸3A,3Bに接続され
る。
【0022】(4)次いで、ロール軸3A,3Bに装着
された圧下ロールRの固定が解除された後、ロール受け
軸47A,47Bにそれぞれスライド自在に配置された
交換用スライド装置47aが駆動されて係止爪が圧下ロ
ールRに係止され、ロール軸3A,3Bからロール受け
軸47A,47B側にスライドされることにより、圧下
ロールRがロール軸3A,3Bから取り外される。
【0023】(5)走行用シリンダ装置49によりロー
ル交換台車40が作業床42まで矢印F方向に後退移動
された後、交換軸フレーム46が180°旋回されて次
の圧下ロールR′が装置されたロール渡し軸48A,4
8Bがロール軸3A,3Bに対向される。そして走行用
シリンダ装置49により、ロール交換台車40が接近移
動され、ロール渡し軸48A,48Bがそれぞれロール
軸3A,3Bに連結される。
【0024】(6)ロール渡し軸48A,48Bにそれ
ぞれスライド自在に配置された交換用スライド装置48
aが駆動されて圧下ロールR′がロール渡し軸47A,
47Bからロール軸3A,3B側にスライドされ、ロー
ル軸3A,3Bに装着され固定される。
【0025】(7)そして、走行用シリンダ装置49に
よりロール交換台車40が作業床42まで矢印F方向に
後退移動された後、回動用シリンダ装置28が進展され
て軸受フレーム26が平伏姿勢から起立姿勢に矢印D方
向に回動され、次に移動用シリンダ装置27が収縮され
て軸受架台5が矢印B方向に接近され、ロール軸3A,
3Bの支持部3aに軸受架台5の軸受4A,4Bが嵌合
装着される。
【0026】(8)さらに、圧下ロールR′のロール幅
等が調整されるとともに、ピッチ調整装置13およびピ
ッチ調整用モーター33ならびに上下位置調整用モータ
ー38が駆動されて各ロール軸3A,3Bおよび軸受箱
31A,31Bがスライドされ、ロール軸3A,3Bの
矯正位置が調整される。
【0027】上記実施例によれば、ローラー軸3A,3
Bの先端部を軸受4A,4Bを介して支持する軸受架台
5を回動させることにより、平伏姿勢の軸受フレーム2
6上に走行補助レール41を介してロール交換装置40
を接近させて容易且つ迅速に圧下ロールの交換作業を行
うことができる。
【0028】また、片持ち式ロール軸を有するローラー
矯正機に軸受架台5を設置することにより、両持ち式ロ
ール軸並みの剛性を有して精度の高い矯正作業が可能と
なる。また、既設の片持ち式ロール軸を有する矯正機に
追加することもできる。
【0029】次にローラー矯正設備の第2実施例を図5
〜図10に基づいて説明する。なお、第1実施例と同一
の部材には同一の符号を付して説明は省略する。このロ
ーラー矯正設備は、図5〜図7に示すように、パスライ
ンPの左側部に、パスラインPの側に突出されて圧下ロ
ールRが装着された複数のロール軸3A,3Bを有する
ロール支持フレーム2を配置し、パスラインPの右側部
に前記ロール軸3A,3Bの先端部を支持する着脱自在
に軸受4A,4Bを備えた軸受架台51を配置し、この
軸受架台51をロール支持フレーム2に対して接近離間
移動自在で、かつ離間位置からパスラインPと平行に上
流側に移動自在に構成し、軸受架台51の移動後のロー
ル支持フレーム2の右側部をロール交換作業空間30と
するとともに、このロール交換作業空間30に移動して
圧下ロールRを交換可能なロール交換台車40(図示せ
ず)を設けたものである。
【0030】以下、詳細を説明する。支持テーブル12
上には、軸受架台51の前後端部に設けられた着脱用車
輪52を案内するためにパスラインPと直交する方向に
敷設された前後一対の着脱レール53と、軸受架台51
の前後に設けられた退避用車輪54を案内するためにパ
スラインPと平行に前方の作業床側に連続して敷設され
た左右一対の退避レール55とが交差状に設けられてい
る。そして、図8に示すように、着脱レール53の軸受
架台51の支持レベルが、退避レール55よりaだけ低
く設定されており、軸受架台51が後退した位置で退避
用車輪54に対応する部分4か所が退避レール55から
切り離されて昇降レール55aに構成され、この昇降レ
ール55aがレール昇降シリンダ装置56により、退避
レール55の支持レベルと着脱用車輪52が着脱レール
53に支持されるレベルより下位の間で昇降される。こ
れにより、軸受架台51を着脱レール53と退避レール
55の間で受け渡すことができる。
【0031】軸受架台51の中央底部には、図9に示す
ように、着脱駆動力を受けるピン孔61が形成されてお
り、このピン孔61に対応して支持テーブル12には着
脱駆動装置60が設けられている。この着脱駆動装置6
0は、パスラインPと直交する方向に一対の着脱ガイド
レール62が敷設され、車輪63が着脱ガイドレール6
2に案内されて移動自在な着脱台車64が配置されてい
る。そしてこの着脱台車64には、出退シリンダ装置6
5により上方に出退自在でピン孔61に嵌合可能な係合
ピン66が設けられており、また前記着脱台車64は、
支持テーブル12に取り付けられた着脱シリンダ装置6
7のピストンロッドが連結されて移動される。
【0032】また、支持テーブル12の退避レール55
間の前部には、前方の作業床側に連続する退避ラック7
1が敷設されている。そして、図10に示すように、軸
受架台51の前部には、退避駆動台車72がブラケット
に水平ピン73を介して連結されており、退避駆動台車
72には退避駆動モーター73に減速機を介して駆動さ
れて退避ラック71に噛合する退避駆動ピニオン74が
設けられ、この退避駆動台車71により、軸受架台51
を退避駆動することができる。また、受架台51と退避
駆動台車72には、台車上昇シリンダ装置75がピン連
結されており、台車上昇シリンダ装置62を収縮して退
避駆動台車58を仮想線で示すように上方に回動させ、
退避駆動ピニオン74を退避ラック71から離脱させる
ことができる。
【0033】図7において、81はロール軸3A,3B
を軸受4A,4Bを介して支持する使用位置で、前後位
置からロックシリンダによりロックピンをピン孔に嵌合
して軸受架台51を固定するロック装置である。
【0034】次に上記構成の矯正ロール設備におけるロ
ール交換作業を説明する。 (1)駆動モーター14A,14Bが停止された後、ピ
ッチ調整装置13およびピッチ調整用モーター33なら
びに上下位置調整用モーター38が駆動されて各ロール
軸3A,3Bおよび軸受箱31A,31Bがスライドさ
れ、ロール軸3A,3Bが交換基準位置に戻される。
【0035】(2)退避シリンダ装置65により係合ピ
ン66が突出されてピン孔61に嵌合されるとともに、
ロック装置81が解除された後、着脱シリンダ装置67
が進展され着脱用車輪52が着脱レール53に案内され
て軸受架台51が後退され、ロール軸3A,3Bの支持
部3aから軸受架台5の軸受4A,4Bが抜き出されて
停止される。
【0036】(3)出退シリンダ装置65により係合ピ
ン66が収縮されてピン孔61から離脱された後、レー
ル昇降シリンダ装置56が進展されて下降限にある昇降
レール55aが上昇され、昇降レール55a上に退避用
車輪54を載せて軸受架台51を上昇させ、退避レール
55と同一レベルとなる上昇限で停止される。
【0037】(4)台車上昇シリンダ装置75が進展さ
れて退避駆動台車72が下方に回動され、退避駆動ピニ
オン74が退避ラック71に噛合される。そして、退避
駆動モーター73が駆動されて、軸受架台51が退避レ
ール55に沿ってパスラインP方向に前方の作業床上ま
で退避移動される。
【0038】(5)作業用縦走行レール43Bに案内さ
れて作業床42上に待機されたロール交換台車44が、
走行用シリンダ装置49により、交換用横走行レール4
3Aに沿って移動され、軸受架台51が退避したロール
交換作業空間30に停止される。そして、ロール受け軸
47A,47Bがそれぞれロール軸3A,3Bに接続さ
れる。
【0039】(6)次いで、ロール軸3A,3Bに装着
された圧下ロールRの固定が解除された後、ロール受け
軸47A,47Bにそれぞれスライド自在に配置された
交換用スライド装置47aが駆動されて係止爪が圧下ロ
ールRに係止され、ロール軸3A,3Bからロール受け
軸47A,47B側にスライドされることにより、圧下
ロールRがロール軸3A,3Bから取り外される。
【0040】(7)走行用シリンダ装置49によりロー
ル交換台車40が作業床42まで後退移動された後、交
換軸フレーム46が180°旋回されて次の圧下ロール
R′が装置されたロール渡し軸48A,48Bがロール
軸3A,3Bに対向される。そして走行用シリンダ装置
49により、ロール交換台車40が接近移動され、ロー
ル渡し軸48A,48Bがそれぞれロール軸3A,3B
に連結される。
【0041】(8)ロール渡し軸48A,48Bにそれ
ぞれスライド自在に配置された交換用スライド装置48
aが駆動されて圧下ロールR′がロール渡し軸47A,
47Bからロール軸3A,3B側にスライドされ、ロー
ル軸3A,3Bに装着され固定される。
【0042】(9)そして、走行用シリンダ装置49に
よりロール交換台車40が作業床42まで矢印F方向に
後退移動された後、退避駆動台車72が駆動されて軸受
架台51が支持フレーム12上に移動され、昇降レール
55a上に退避用車輪54が停止される。そして、レー
ル昇降シリンダ装置56が収縮されて軸受架台51が下
降され、着脱用車輪52が着脱レール53上に載置され
る。
【0043】(10)次いで、出退シリンダ装置65に
より係合ピン66が突出されてピン孔61に嵌合された
後、着脱シリンダ装置67が収縮され、着脱用車輪52
が着脱レール53に案内されて軸受架台51が後退され
る。そして、ロール軸3A,3Bの支持部3aが軸受架
台5の軸受4A,4Bに嵌合されて支持される。そして
ロック装置により軸受架台51が固定される。
【0044】(11)さらに、圧下ロールR′のロール
幅等が調整されるとともに、ピッチ調整装置13および
ピッチ調整用モーター33ならびに上下位置調整用モー
ター38が駆動されて各ロール軸3A,3Bおよび軸受
箱31A,31Bがスライドされ、ロール軸3A,3B
の矯正位置が調整される。
【0045】上記実施例によれば、ローラー軸3A,3
Bの先端部を軸受4A,4Bを介して支持する軸受架台
5を後退して離脱させた後、さらにパスラインP方向に
いどうさせて退避させることにより、ロール交換装置4
0を軸受架台51が退避したロール交換作業空間30に
接近させて容易且つ迅速に圧下ロールの交換作業を行う
ことができる。
【0046】また、片持ち式ロール軸を有するローラー
矯正機に軸受架台5を設置することにより、両持ち式ロ
ール軸並みの剛性を有して精度の高い矯正作業が可能と
なる。また、既設の片持ち式ロール軸を有する矯正機に
追加することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の第1の構成
によれば、ロール支持フレームに設けられたロール軸の
先端部は、軸受架台の軸受に支持されることから、従来
の片持ち式ロール軸に比べて、ロール軸の撓みによる圧
下ロールの誤差を無くすことができ、型鋼を精度良く圧
延矯正することができる。また、圧下ロールの交換は、
軸受架台をロール支持フレームから離間させてロール軸
から軸受を離脱させた後、軸受架台を起立姿勢から平伏
姿勢に回動させることにより、軸受架台上方に生じるロ
ール交換作業空間を利用してロール交換作業を容易かつ
迅速に行うことができ、従来の両持ち式ロール軸を有す
るローラー矯正機に比べて交換に要する作業時間を大幅
に短縮することができる。
【0048】また第2の構成によれば、圧下ロールの交
換を、軸受架台をロール支持フレームから離間させてロ
ール軸から軸受を離脱させた後、軸受架台をパスライン
と平行に移動させることにより、軸受架台移動後のロー
ル支持フレーム他側部に生じるロール交換作業空間を利
用してロール交換作業を容易かつ迅速に行うことがで
き、従来の両持ち式ロール軸を有するローラー矯正機に
比べて交換に要する作業時間を大幅に短縮することがで
きる。
【0049】さらに、平伏姿勢の軸受架台を作業床とし
てロール交換装置を軸受架台上に移動させることによ
り、より能率良く圧下ロールの交換作業を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローラー矯正設備の第1実施例を
示す正面部分断面図である。
【図2】同ローラー矯正設備のロール支持フレームを示
す側面図である。
【図3】同ローラー矯正設備の軸受架台を示す側面図で
ある。
【図4】同ローラー矯正設備の軸受架台の平伏姿勢状態
を示す平面図である。
【図5】本発明に係るローラー矯正設備の第2実施例を
示す正面図である。
【図6】同ローラー矯正設備の軸受架台を示す側面図で
ある。
【図7】同ローラー矯正設備のロール支持フレームと軸
受架台を示す全体平面図である。
【図8】同ローラー矯正設備の昇降レールを示す正面断
面図である。
【図9】同ローラー矯正設備の装着駆動部を示し、
(a)は正面断面図、(b)は側面断面図である。
【図10】同ローラー矯正設備の退避駆動台車を示す側
面図である。
【符号の説明】
P パスライン R,R′ 圧下ロール 1 H型鋼 2 ロール支持フレーム 3A,3B ロール軸 3a 支持部 4A,4B 軸受 5 軸受架台 21 ガイドレール 23 支持台車 25 支持軸 26 軸受フレーム 27 移動用シリンダ装置 28 回動用シリンダ装置 30 ロール交換作業空間 40 ロール交換台車 41 走行補助レール 42 作業床 43A 交換用横走行レール 43B 交換用縦走行レール 45 走行台車 46 交換軸フレーム 47A,47B ロール受け軸 48A,48B ロール渡し軸 51 軸受架台 52 着脱用車輪 53 着脱レール 54 退避用車輪 55 退避レール 55a 昇降レール 56 レール昇降シリンダ装置 60 着脱駆動装置 61 ピン孔 62 着脱ガイドレール 63 車輪 64 着脱台車 65 出退シリンダ装置 66 係合ピン 67 着脱シリンダ装置 71 退避ラック 72 退避駆動台車

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パスラインの一側部に、パスラインの側
    に突出されて圧下ロールが装着された複数のロール軸を
    有するロール支持フレームを配置し、パスラインの他側
    部に前記ロール軸の先端部を支持する着脱自在な軸受を
    備えた軸受架台を配置し、この軸受架台をロール支持フ
    レームに対して接近離間移動自在で、かつパスラインと
    平行な軸心回りに起立位置と平伏位置の間で回動自在に
    構成し、平伏姿勢の軸受架台の上方をロール交換作業空
    間としたことを特徴とするローラー矯正設備。
  2. 【請求項2】 パスラインの一側部に、パスラインの側
    に突出されて圧下ロールが装着された複数のロール軸を
    有するロール支持フレームを配置し、パスラインの他側
    部に前記ロール軸の先端部を支持する着脱自在な軸受を
    備えた軸受架台を配置し、この軸受架台をロール支持フ
    レームに対して接近離間移動自在で、かつ離間位置から
    パスラインと平行に退避移動自在に構成し、軸受架台移
    動後のロール支持フレーム他側部をロール交換作業空間
    としたことを特徴とするローラー矯正設備。
  3. 【請求項3】 ロール交換作業空間に移動して圧下ロー
    ルを交換可能なロール交換装置を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のローラー矯正設備。
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