JP2891950B2 - 火災報知器用点検通報装置 - Google Patents
火災報知器用点検通報装置Info
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- JP2891950B2 JP2891950B2 JP32473396A JP32473396A JP2891950B2 JP 2891950 B2 JP2891950 B2 JP 2891950B2 JP 32473396 A JP32473396 A JP 32473396A JP 32473396 A JP32473396 A JP 32473396A JP 2891950 B2 JP2891950 B2 JP 2891950B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動火災報知器を
点検するための火災報知器用点検通報装置に関するもの
である。
点検するための火災報知器用点検通報装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、点検作業時の自動通報機能を有し
ない自動火災報知器の点検作業は、各警戒区域(部屋)
に備え付けられた熱感知器を動作させる作業者と、該熱
感知器からの信号を受信して表示,警報する受信盤を監
視する作業者の2人以上で行っているのが実情である。
ない自動火災報知器の点検作業は、各警戒区域(部屋)
に備え付けられた熱感知器を動作させる作業者と、該熱
感知器からの信号を受信して表示,警報する受信盤を監
視する作業者の2人以上で行っているのが実情である。
【0003】すなわち、上記自動火災報知器は、複数の
警戒区域に対応して設置された複数の熱感知器と、これ
らの熱感知器に対応してなる複数の表示ランプを有する
受信盤とを備えて構成されている。そして、この自動火
災報知器の点検は、第1の作業者が上記各熱感知器のう
ちの一を加熱器により加熱し、第2の作業者が加熱され
た熱感知器に対応する表示ランプが点灯し発報するか否
かを確認することにより行う。また、この点検において
は、上記第1の作業者が上記一の熱感知器に対する加熱
を停止したときに、該一の熱感知器に対応する表示ラン
プが消灯して復旧するか否かも、上記第2の作業者によ
り確認する。この点検作業においては、このような発報
と復旧との動作確認を、上記各熱感知器の全てについて
行う。
警戒区域に対応して設置された複数の熱感知器と、これ
らの熱感知器に対応してなる複数の表示ランプを有する
受信盤とを備えて構成されている。そして、この自動火
災報知器の点検は、第1の作業者が上記各熱感知器のう
ちの一を加熱器により加熱し、第2の作業者が加熱され
た熱感知器に対応する表示ランプが点灯し発報するか否
かを確認することにより行う。また、この点検において
は、上記第1の作業者が上記一の熱感知器に対する加熱
を停止したときに、該一の熱感知器に対応する表示ラン
プが消灯して復旧するか否かも、上記第2の作業者によ
り確認する。この点検作業においては、このような発報
と復旧との動作確認を、上記各熱感知器の全てについて
行う。
【0004】したがって、この点検作業時においては、
上記第1の作業者の作業内容がリアルタイムに上記第2
の作業者に伝達されることが必要であり、また、該第2
の作業者の作業内容(すなわち、動作の確認を完了した
か否か)が該第1の作業者に伝達されることも、一の警
戒区域についての作業を終了して次の警戒区域に移行す
るためにも必要である。そのため、上記第1の作業者と
第2の作業者は、互いに有線電話や無線機(無線送信
機)によって、互いに連絡をとりながら点検作業を進め
ている。
上記第1の作業者の作業内容がリアルタイムに上記第2
の作業者に伝達されることが必要であり、また、該第2
の作業者の作業内容(すなわち、動作の確認を完了した
か否か)が該第1の作業者に伝達されることも、一の警
戒区域についての作業を終了して次の警戒区域に移行す
るためにも必要である。そのため、上記第1の作業者と
第2の作業者は、互いに有線電話や無線機(無線送信
機)によって、互いに連絡をとりながら点検作業を進め
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な自動火災報知器の点検作業においては、必ず2人以上
の作業者が必要となっているとともに、受信盤の監視を
する第2の作業者は、該受信盤から目を離すことができ
ない作業であるため、緊張を伴うものとなっている。す
なわち、受信盤における表示ランプの点灯や消灯を見落
としてしまうと、その旨を上記第1の作業者に連絡し
て、その表示ランプに対応する熱感知器についての点検
作業をやり直さなければならないからである。
な自動火災報知器の点検作業においては、必ず2人以上
の作業者が必要となっているとともに、受信盤の監視を
する第2の作業者は、該受信盤から目を離すことができ
ない作業であるため、緊張を伴うものとなっている。す
なわち、受信盤における表示ランプの点灯や消灯を見落
としてしまうと、その旨を上記第1の作業者に連絡し
て、その表示ランプに対応する熱感知器についての点検
作業をやり直さなければならないからである。
【0006】また、自動火災報知器においては、点検作
業時用の自動通信機能を有するものも提案されており、
こうした機能を有するものによれば、1人の作業者によ
り自動火災報知器の点検作業を行うことができるが、こ
のような自動火災報知器においては、熱感知器の動作状
態を検出するためには、受信盤の端子台に電線を1本ず
つ接続する必要があり、さらに、無線機の受信端子を熱
感知器の配線ラインに接続するための煩雑さや、熱感知
器の動作状態を液晶表示器で示すなどのための確認に煩
わしさがある。
業時用の自動通信機能を有するものも提案されており、
こうした機能を有するものによれば、1人の作業者によ
り自動火災報知器の点検作業を行うことができるが、こ
のような自動火災報知器においては、熱感知器の動作状
態を検出するためには、受信盤の端子台に電線を1本ず
つ接続する必要があり、さらに、無線機の受信端子を熱
感知器の配線ラインに接続するための煩雑さや、熱感知
器の動作状態を液晶表示器で示すなどのための確認に煩
わしさがある。
【0007】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであって、1人の作業者により自動火災
報知器の点検作業を行うことができるとともに、該自動
火災報知器の点検作業の点検ミスを防止し、さらに、煩
雑な接続作業を回避し簡易に点検作業を行うことができ
る火災報知器用点検通報装置を提供することを目的とす
るものである。
提案されたものであって、1人の作業者により自動火災
報知器の点検作業を行うことができるとともに、該自動
火災報知器の点検作業の点検ミスを防止し、さらに、煩
雑な接続作業を回避し簡易に点検作業を行うことができ
る火災報知器用点検通報装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、少なくとも一の警戒区域に対応
して設置された火災感知器と、警戒区域より離間されて
設置され該火災感知器の動作に応じて点灯する複数の表
示ランプと、を有する火災報知器の動作状態を点検する
ための火災報知器用点検通報装置であって、上記表示ラ
ンプのそれぞれに吸盤を介して取り付けられ該表示ラン
プの点灯を検出する複数の光センサ部と、これらの光セ
ンサ部のそれぞれに接続され、該光センサ部により出力
される検出信号に応じて、特定の表示ランプが点灯した
こと及びその点灯した表示ランプが消灯したことを判別
する点灯・消灯判別回路と、この点灯・消灯判別回路に
接続され上記表示ランプが点灯された旨及び表示ランプ
が消灯した旨を音声により発生する音声発生回路と、こ
の音声発生回路により発生した音声を電波に変換して送
信する送信用無線機と、を有する警報送信手段と、この
送信用無線機により発せられた電波を受信し音声信号に
変換する受信用無線機と、を備えてなるものであって、
上記警報送信手段を構成する送信用無線機と受信用無線
機とを介して音声により火災報知器の点検を行うことを
特徴とするものである。
成するために提案されたものであって、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、少なくとも一の警戒区域に対応
して設置された火災感知器と、警戒区域より離間されて
設置され該火災感知器の動作に応じて点灯する複数の表
示ランプと、を有する火災報知器の動作状態を点検する
ための火災報知器用点検通報装置であって、上記表示ラ
ンプのそれぞれに吸盤を介して取り付けられ該表示ラン
プの点灯を検出する複数の光センサ部と、これらの光セ
ンサ部のそれぞれに接続され、該光センサ部により出力
される検出信号に応じて、特定の表示ランプが点灯した
こと及びその点灯した表示ランプが消灯したことを判別
する点灯・消灯判別回路と、この点灯・消灯判別回路に
接続され上記表示ランプが点灯された旨及び表示ランプ
が消灯した旨を音声により発生する音声発生回路と、こ
の音声発生回路により発生した音声を電波に変換して送
信する送信用無線機と、を有する警報送信手段と、この
送信用無線機により発せられた電波を受信し音声信号に
変換する受信用無線機と、を備えてなるものであって、
上記警報送信手段を構成する送信用無線機と受信用無線
機とを介して音声により火災報知器の点検を行うことを
特徴とするものである。
【0009】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、前記音声発生回路により発生する音声は、前記特定
の表示ランプの点灯時においては、前記特定の表示ラン
プが点灯した旨の音声に加えて、点灯した表示ランプに
対応する警戒区域を表示する番号の音声をも含み、点灯
した表示ランプの消灯時においては、前記消灯した旨に
加えて、該消灯した表示ランプに対応する警戒区域を表
示する番号の音声をも含むことを特徴とするものであ
る。
は、前記音声発生回路により発生する音声は、前記特定
の表示ランプの点灯時においては、前記特定の表示ラン
プが点灯した旨の音声に加えて、点灯した表示ランプに
対応する警戒区域を表示する番号の音声をも含み、点灯
した表示ランプの消灯時においては、前記消灯した旨に
加えて、該消灯した表示ランプに対応する警戒区域を表
示する番号の音声をも含むことを特徴とするものであ
る。
【0010】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、前記点灯・消灯判別回路には、前記送信用無線機を
送信状態とする電磁駆動手段に接続された無線機プレス
回路が接続され、該点灯・消灯判別回路により特定の表
示ランプが点灯したことが判別されると、前記送信用無
線機が、送信状態とされることを特徴とするものであ
る。
は、前記点灯・消灯判別回路には、前記送信用無線機を
送信状態とする電磁駆動手段に接続された無線機プレス
回路が接続され、該点灯・消灯判別回路により特定の表
示ランプが点灯したことが判別されると、前記送信用無
線機が、送信状態とされることを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
火災報知器用点検通報装置(以下、本装置と言う。)に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、こ
の実施の形態で説明する本装置は、本発明を熱感知器タ
イプの自動火災報知器の点検作業を行うものに適用した
ものである。
火災報知器用点検通報装置(以下、本装置と言う。)に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、こ
の実施の形態で説明する本装置は、本発明を熱感知器タ
イプの自動火災報知器の点検作業を行うものに適用した
ものである。
【0012】上記自動火災報知器は、図2に示すよう
に、少なくとも一の警戒区域に対応して設置された火災
感知器である熱感知器1と、該警戒区域より離間されて
設置され該熱感知器1の動作に応じて点灯する複数の表
示ランプ12とを有して構成されている。これらの表示
ランプ12は、受信盤2において配列された状態で配設
されている。
に、少なくとも一の警戒区域に対応して設置された火災
感知器である熱感知器1と、該警戒区域より離間されて
設置され該熱感知器1の動作に応じて点灯する複数の表
示ランプ12とを有して構成されている。これらの表示
ランプ12は、受信盤2において配列された状態で配設
されている。
【0013】そして、本装置は、図1に示すように、上
記各表示ランプ12の点灯を検出するための光センサを
備えた複数の光センサ部3を有している。これらの光セ
ンサ部3は、図7乃至図10に示すように、それぞれ光
センサ13を保持するとともに、吸盤15を備えて構成
されている。上記光センサ13は、例えばフォトダイオ
ードの如き、受光素子により構成されてなるものであ
る。そして、このように構成された光センサ部3は、そ
れぞれ、上記各吸盤15により、上記光センサ13を、
対応する表示ランプ12に対向させた状態で、該表示ラ
ンプ12(上記受信盤2)に対して取り付ける。なお、
上記光センサ13の周囲部には、いわゆるスポンジの如
き材料からなる円環状の遮光部材16が設けられてい
る。なお、上記光センサ13は、上記遮光部材16が設
けられていることにより、上記表示ランプが発する光以
外の光を受光することを防止されている。
記各表示ランプ12の点灯を検出するための光センサを
備えた複数の光センサ部3を有している。これらの光セ
ンサ部3は、図7乃至図10に示すように、それぞれ光
センサ13を保持するとともに、吸盤15を備えて構成
されている。上記光センサ13は、例えばフォトダイオ
ードの如き、受光素子により構成されてなるものであ
る。そして、このように構成された光センサ部3は、そ
れぞれ、上記各吸盤15により、上記光センサ13を、
対応する表示ランプ12に対向させた状態で、該表示ラ
ンプ12(上記受信盤2)に対して取り付ける。なお、
上記光センサ13の周囲部には、いわゆるスポンジの如
き材料からなる円環状の遮光部材16が設けられてい
る。なお、上記光センサ13は、上記遮光部材16が設
けられていることにより、上記表示ランプが発する光以
外の光を受光することを防止されている。
【0014】また、上記各光センサ部3は、接続コード
17を有しており、この接続コード17の先端側にはコ
ネクタ18が取り付けられている。これらの光センサ部
3は、上記コネクタ18及び上記接続コード17を介し
て、後述する警報部11に接続される。すなわち、上記
各センサ部3は、上記表示ランプ12が発する光を受光
すると、電気信号である検出信号を出力し、この検出信
号を上記接続コード17及び上記コネクタ18を介し
て、上記警報部11に入力する。
17を有しており、この接続コード17の先端側にはコ
ネクタ18が取り付けられている。これらの光センサ部
3は、上記コネクタ18及び上記接続コード17を介し
て、後述する警報部11に接続される。すなわち、上記
各センサ部3は、上記表示ランプ12が発する光を受光
すると、電気信号である検出信号を出力し、この検出信
号を上記接続コード17及び上記コネクタ18を介し
て、上記警報部11に入力する。
【0015】なお、上記光センサ部3は、図11に示す
ように、上記光センサ13が上記吸盤15の中心部に位
置してこの吸盤15内に配設されて構成されているもの
であっても良い。すなわち、この光センサ部3において
は、上記光センサ13は、上記吸盤15の中心部に設け
られた穴部30内に収納されて配設されている。この場
合には、上記吸盤15を上記表示ランプ12の表面部に
取り付けることにより、この吸盤15が遮光部材の役割
も果たし、該表示ランプ12が発する光以外の光を受光
することを防止する。
ように、上記光センサ13が上記吸盤15の中心部に位
置してこの吸盤15内に配設されて構成されているもの
であっても良い。すなわち、この光センサ部3において
は、上記光センサ13は、上記吸盤15の中心部に設け
られた穴部30内に収納されて配設されている。この場
合には、上記吸盤15を上記表示ランプ12の表面部に
取り付けることにより、この吸盤15が遮光部材の役割
も果たし、該表示ランプ12が発する光以外の光を受光
することを防止する。
【0016】そして、本装置は、上記各光センサ部3の
光センサ13より出力される検出信号に応じて、上記表
示ランプ12が点灯した旨を示す音声に対応する情報信
号を送信する警報送信手段を備えている。この警報送信
手段は、図1及び図2に示すように、音声発生装置とな
る警報部11と、この警報部11により出力される音声
が入力され該音声を電波に変換して送信する送信用無線
機8とから構成されている。また、上記警報部11は、
上記各光センサ13より検出信号が入力される信号検出
回路4と、この信号検出回路4に接続された点灯・消灯
判定回路5、及び、この点灯・消灯判定回路5に制御さ
れて動作する音声発生回路7とを有して構成されてい
る。
光センサ13より出力される検出信号に応じて、上記表
示ランプ12が点灯した旨を示す音声に対応する情報信
号を送信する警報送信手段を備えている。この警報送信
手段は、図1及び図2に示すように、音声発生装置とな
る警報部11と、この警報部11により出力される音声
が入力され該音声を電波に変換して送信する送信用無線
機8とから構成されている。また、上記警報部11は、
上記各光センサ13より検出信号が入力される信号検出
回路4と、この信号検出回路4に接続された点灯・消灯
判定回路5、及び、この点灯・消灯判定回路5に制御さ
れて動作する音声発生回路7とを有して構成されてい
る。
【0017】また、上記警報部11は、図3乃至図6に
示すように、外筐体内に、上記信号検出回路4と、点灯
・消灯判定回路5及び上記音声発生回路7が内蔵されて
なるものであって、該外筐体の外側には、上記送信用無
線機8が装着可能とされている。すなわち、この警報部
11の外筐体の外面部には、外筐体の上面よりもやや低
い無線機固定台24が形成され、この無線機用固定台2
4には、壁面と共働して送信用無線機8を固定する無線
機固定金具27が取り付けられている。上記送信用無線
機8は、上記無線機固定台24上に載置されるととも
に、上記壁面と無線機固定金具27とにより両側が挾持
された状態で、該外筐体上に保持される。上記無線機固
定台24及び無線機固定金具27は、上記外筐体に対し
て移動調節可能となされており、上記送信用無線機8を
保持し得る位置に調節された後に、それぞれの無線機固
定台締めネジ(蝶ネジ)25によって固定される。
示すように、外筐体内に、上記信号検出回路4と、点灯
・消灯判定回路5及び上記音声発生回路7が内蔵されて
なるものであって、該外筐体の外側には、上記送信用無
線機8が装着可能とされている。すなわち、この警報部
11の外筐体の外面部には、外筐体の上面よりもやや低
い無線機固定台24が形成され、この無線機用固定台2
4には、壁面と共働して送信用無線機8を固定する無線
機固定金具27が取り付けられている。上記送信用無線
機8は、上記無線機固定台24上に載置されるととも
に、上記壁面と無線機固定金具27とにより両側が挾持
された状態で、該外筐体上に保持される。上記無線機固
定台24及び無線機固定金具27は、上記外筐体に対し
て移動調節可能となされており、上記送信用無線機8を
保持し得る位置に調節された後に、それぞれの無線機固
定台締めネジ(蝶ネジ)25によって固定される。
【0018】また、上記警報部11の外筐体には、前述
した構成に係る光センサ部3に接続されたコネクタ18
が接続される複数の受けコネクタ19が設けられてい
る。これらの受けコネクタ19は、上記信号検出回路4
に接続されている。そして、上記各光センサ部3は、取
り付けられた表示ランプ12に対応する警戒区域を表示
する番号に対応する番号の受けコネクタ19に上記コネ
クタ18を接続させることとしておく。さらに、上記警
報部11は、図1に示すように、この警報部11を構成
する各回路及び各機構に電源を供給するための電源回路
10を有している。この電源回路10には、図3に示す
ように、電源コード20を介して、交流100Vのいわ
ゆる電灯線より電源が供給される。
した構成に係る光センサ部3に接続されたコネクタ18
が接続される複数の受けコネクタ19が設けられてい
る。これらの受けコネクタ19は、上記信号検出回路4
に接続されている。そして、上記各光センサ部3は、取
り付けられた表示ランプ12に対応する警戒区域を表示
する番号に対応する番号の受けコネクタ19に上記コネ
クタ18を接続させることとしておく。さらに、上記警
報部11は、図1に示すように、この警報部11を構成
する各回路及び各機構に電源を供給するための電源回路
10を有している。この電源回路10には、図3に示す
ように、電源コード20を介して、交流100Vのいわ
ゆる電灯線より電源が供給される。
【0019】また、上記警報部11は、上記外筐体の外
方側に臨ませられた、電源スイッチ22と、電源表示ラ
ンプ23と、ヒューズホルダ21とを備えている。上記
電源コード20を介して入力される電源は、上記ヒュー
ズホルダ21内のヒューズ及び上記電源スイッチ22を
介して、上記電源回路10に供給される。そして、上記
電源回路10に電源が供給され、この電源回路10が上
記警報部11内の各回路及び各機構に電源供給を行って
いるときには、上記電源ランプ23が点灯するように構
成されている。そして、この警報部11においては、上
記表示ランプ12が点灯することにより上記光センサ1
3から検出信号が入力されると、上記信号検出回路4
は、検出信号が入力された受けコネクタ19の番号、す
なわち、点灯した表示ランプ12に対応する警戒区域を
表示する番号を検出する。この信号検出回路4による検
出結果に応じて、上記点灯・消灯判定回路5が動作し、
さらに、この点灯・消灯判定回路5は、上記音声信号発
生回路7を動作させる。そして、この音声発生回路7
は、点灯した表示ランプ12に対応する警戒区域を表示
する番号及び例えば「発報」の音声信号を発生する。す
なわち、「警戒区域1番発報」、「警戒区域2番発報」
のように音声信号を発生する。このようにして上記音声
発生回路7により発生される音声信号は、図12に示す
ように、上記外筐体に保持された送信用無線機8の音声
入力部(マイクロホン部)に対向している。
方側に臨ませられた、電源スイッチ22と、電源表示ラ
ンプ23と、ヒューズホルダ21とを備えている。上記
電源コード20を介して入力される電源は、上記ヒュー
ズホルダ21内のヒューズ及び上記電源スイッチ22を
介して、上記電源回路10に供給される。そして、上記
電源回路10に電源が供給され、この電源回路10が上
記警報部11内の各回路及び各機構に電源供給を行って
いるときには、上記電源ランプ23が点灯するように構
成されている。そして、この警報部11においては、上
記表示ランプ12が点灯することにより上記光センサ1
3から検出信号が入力されると、上記信号検出回路4
は、検出信号が入力された受けコネクタ19の番号、す
なわち、点灯した表示ランプ12に対応する警戒区域を
表示する番号を検出する。この信号検出回路4による検
出結果に応じて、上記点灯・消灯判定回路5が動作し、
さらに、この点灯・消灯判定回路5は、上記音声信号発
生回路7を動作させる。そして、この音声発生回路7
は、点灯した表示ランプ12に対応する警戒区域を表示
する番号及び例えば「発報」の音声信号を発生する。す
なわち、「警戒区域1番発報」、「警戒区域2番発報」
のように音声信号を発生する。このようにして上記音声
発生回路7により発生される音声信号は、図12に示す
ように、上記外筐体に保持された送信用無線機8の音声
入力部(マイクロホン部)に対向している。
【0020】そして、この警報部11においては、それ
まで点灯していた表示ランプ12が消灯することにより
上記光センサ13からの検出信号の入力が停止される
と、上記信号検出回路4は、検出信号の入力が停止され
た受けコネクタ19の番号、すなわち、消灯した表示ラ
ンプ12に対応する警戒区域を表示する番号を検出す
る。この信号検出回路4による検出結果に応じて、上記
点灯・消灯判定回路5が動作し、さらに、この点灯・消
灯判定回路5は、上記音声発生回路7を動作させる。そ
して、この音声発生回路7は、消灯した表示ランプ12
に対応する警戒区域を表示する番号及び例えば「復旧」
の音声信号を発生する。すなわち、「警戒区域1番復
旧」,「警戒区域2番復旧」のように音声信号を発生す
る。このようにして上記音声信号発生回路7により発生
される音声信号は、上記スピーカ33により再生され
る。なお、上記外筐体上には、この警報部11の動作の
正常を確認するためのテストボタン28が設けられてい
る。このテストボタン28が押圧されると、例えば、上
述した「警戒区域1番発報」の音声が発生するように構
成されいる。
まで点灯していた表示ランプ12が消灯することにより
上記光センサ13からの検出信号の入力が停止される
と、上記信号検出回路4は、検出信号の入力が停止され
た受けコネクタ19の番号、すなわち、消灯した表示ラ
ンプ12に対応する警戒区域を表示する番号を検出す
る。この信号検出回路4による検出結果に応じて、上記
点灯・消灯判定回路5が動作し、さらに、この点灯・消
灯判定回路5は、上記音声発生回路7を動作させる。そ
して、この音声発生回路7は、消灯した表示ランプ12
に対応する警戒区域を表示する番号及び例えば「復旧」
の音声信号を発生する。すなわち、「警戒区域1番復
旧」,「警戒区域2番復旧」のように音声信号を発生す
る。このようにして上記音声信号発生回路7により発生
される音声信号は、上記スピーカ33により再生され
る。なお、上記外筐体上には、この警報部11の動作の
正常を確認するためのテストボタン28が設けられてい
る。このテストボタン28が押圧されると、例えば、上
述した「警戒区域1番発報」の音声が発生するように構
成されいる。
【0021】また、上記警報部11は、上記点灯・消灯
判定回路5に制御されて動作し、上記送信用無線機8を
送信状態にする操作機構を有している。この操作機構
は、図12及び図13に示すように、上記送信用無線機
8の動作のスイッチであるトークボタン32を操作する
電磁駆動手段としてのソレノイドプランジャ42を有し
ている。このソレノイドプランジャ42は、図1に示す
ように、上記外筐体内に配設され、上記点灯・消灯判定
回路5に接続されこの点灯・消灯判定回路5に制御され
る無線機プレス回路6によって動作される。この警報部
11において、上記音声発生回路7により音声を発生さ
せるときには、上記送信用無線機8の上記トークボタン
32を押圧して、この送信用無線機8を送信状態とす
る。すなわち、上記点灯・消灯判定回路5は、上記音声
発生回路7を動作させるのに連動して、無線機プレス回
路6を動作させて、上記ソレノイドプランジャ42を動
作させる。
判定回路5に制御されて動作し、上記送信用無線機8を
送信状態にする操作機構を有している。この操作機構
は、図12及び図13に示すように、上記送信用無線機
8の動作のスイッチであるトークボタン32を操作する
電磁駆動手段としてのソレノイドプランジャ42を有し
ている。このソレノイドプランジャ42は、図1に示す
ように、上記外筐体内に配設され、上記点灯・消灯判定
回路5に接続されこの点灯・消灯判定回路5に制御され
る無線機プレス回路6によって動作される。この警報部
11において、上記音声発生回路7により音声を発生さ
せるときには、上記送信用無線機8の上記トークボタン
32を押圧して、この送信用無線機8を送信状態とす
る。すなわち、上記点灯・消灯判定回路5は、上記音声
発生回路7を動作させるのに連動して、無線機プレス回
路6を動作させて、上記ソレノイドプランジャ42を動
作させる。
【0022】上記ソレノイドプランジャ42の駆動軸4
1には、締結軸40を介して、スライド金具38が連結
されている。このスライド金具38は、上記ソレノイド
プランジャ42が動作していないときには、上記外筐体
内に取り付けられた第1のストッパ金具44との間に配
設された圧縮スプリング39により、このソレノイドプ
ランジャ42の復帰状態に相当する初期状態に戻されて
いる。そして、このスライド金具38は、上記ソレノイ
ドプランジャ42が動作されると、上記圧縮スプリング
39の付勢力に抗して、移動操作される。このスライド
金具38の先端側には、締結軸37を介して、プッシュ
レバー29の下端側が連結されている。上記プッシュレ
バー29は、中央部分を、上記外筐体に設けられたピン
受け金具35に対して、回動軸36を介して、回動可能
に支持されている。このプッシュレバー29の先端側
は、上記外筐体に設けられた透孔を介して、この外筐体
の外方側に突出され、この外筐体に保持された送信用無
線機8のトークボタン32の近傍に位置している。この
プッシュレバー29の先端側には、送信用無線機8に設
けられた上記トークボタン32を押圧する際の衝撃を和
らげるように合成樹脂材料からなるリング31が巻回さ
れている。
1には、締結軸40を介して、スライド金具38が連結
されている。このスライド金具38は、上記ソレノイド
プランジャ42が動作していないときには、上記外筐体
内に取り付けられた第1のストッパ金具44との間に配
設された圧縮スプリング39により、このソレノイドプ
ランジャ42の復帰状態に相当する初期状態に戻されて
いる。そして、このスライド金具38は、上記ソレノイ
ドプランジャ42が動作されると、上記圧縮スプリング
39の付勢力に抗して、移動操作される。このスライド
金具38の先端側には、締結軸37を介して、プッシュ
レバー29の下端側が連結されている。上記プッシュレ
バー29は、中央部分を、上記外筐体に設けられたピン
受け金具35に対して、回動軸36を介して、回動可能
に支持されている。このプッシュレバー29の先端側
は、上記外筐体に設けられた透孔を介して、この外筐体
の外方側に突出され、この外筐体に保持された送信用無
線機8のトークボタン32の近傍に位置している。この
プッシュレバー29の先端側には、送信用無線機8に設
けられた上記トークボタン32を押圧する際の衝撃を和
らげるように合成樹脂材料からなるリング31が巻回さ
れている。
【0023】そして、上記プッシュレバー29の先端側
は、上記スライド金具38が上記圧縮スプリング39の
付勢力によって初期位置に戻っているとき、この圧縮ス
プリング39の付勢力により、先端側を上記外筐体に取
り付けられた第2のストッパ金具43に押接されてい
る。そして、上記プッシュレバー29は、上記ソレノイ
ドプランジャ42が動作されて上記スライド金具38が
上記圧縮スプリング39の付勢力に抗して移動される
と、このスライド金具38の移動に応じて回動操作さ
れ、図12中矢印Aで示すように、先端側を上記外筐体
に保持された送信用無線機8のトークボタン32側に移
動させ、該先端側部分によって該トークボタン32を押
圧する。そして、本装置は、上記送信用無線機8のアン
テナ45より電波として発せられた情報信号を受信し
て、音声に変換する警報受信手段としての受信用無線機
9を備えている。この受信用無線機9は、本装置を使用
する点検作業者により携帯される。
は、上記スライド金具38が上記圧縮スプリング39の
付勢力によって初期位置に戻っているとき、この圧縮ス
プリング39の付勢力により、先端側を上記外筐体に取
り付けられた第2のストッパ金具43に押接されてい
る。そして、上記プッシュレバー29は、上記ソレノイ
ドプランジャ42が動作されて上記スライド金具38が
上記圧縮スプリング39の付勢力に抗して移動される
と、このスライド金具38の移動に応じて回動操作さ
れ、図12中矢印Aで示すように、先端側を上記外筐体
に保持された送信用無線機8のトークボタン32側に移
動させ、該先端側部分によって該トークボタン32を押
圧する。そして、本装置は、上記送信用無線機8のアン
テナ45より電波として発せられた情報信号を受信し
て、音声に変換する警報受信手段としての受信用無線機
9を備えている。この受信用無線機9は、本装置を使用
する点検作業者により携帯される。
【0024】上述のように構成された本発明に係る火災
報知器用点検通報装置により、自動火災報知器の点検を
行うためには、先ず、作業者は、図2に示すように、複
数の警戒区域に設置された複数の熱感知器のうち一の熱
感知器1を加熱器14により加熱する。このように作業
者によって、複数の警戒区域に設置された複数の熱感知
器のうちの一の熱感知器1が加熱器14により加熱され
て動作すると、受信盤2の表示部の該各警戒区域に対応
した複数の表示ランプ12のうち、該一の熱感知器1が
設置された警戒区域に対応する特定の表示ランプ12の
みが点灯する。この特定の表示ランプ12が点灯する
と、上記受信盤2の各表示ランプ12のそれぞれに取り
付けた光センサ13のうち、上記一の熱感知器1が設置
された警戒区域に対応する表示ランプ12に取り付けら
れた光センサ13は、該表示ランプ12の点灯を検出
し、検出信号を出力する。この光センサ13からの検出
信号は、信号検出回路4で処理された後に、点灯・消灯
判定回路5に送られる。上記検出信号を送られた点灯・
消灯判定回路5は、一の熱感知器1が加熱されて動作し
たことを判別して、無線機プレス回路6を介して、ソレ
ノイドプランジャ42を動作させる。
報知器用点検通報装置により、自動火災報知器の点検を
行うためには、先ず、作業者は、図2に示すように、複
数の警戒区域に設置された複数の熱感知器のうち一の熱
感知器1を加熱器14により加熱する。このように作業
者によって、複数の警戒区域に設置された複数の熱感知
器のうちの一の熱感知器1が加熱器14により加熱され
て動作すると、受信盤2の表示部の該各警戒区域に対応
した複数の表示ランプ12のうち、該一の熱感知器1が
設置された警戒区域に対応する特定の表示ランプ12の
みが点灯する。この特定の表示ランプ12が点灯する
と、上記受信盤2の各表示ランプ12のそれぞれに取り
付けた光センサ13のうち、上記一の熱感知器1が設置
された警戒区域に対応する表示ランプ12に取り付けら
れた光センサ13は、該表示ランプ12の点灯を検出
し、検出信号を出力する。この光センサ13からの検出
信号は、信号検出回路4で処理された後に、点灯・消灯
判定回路5に送られる。上記検出信号を送られた点灯・
消灯判定回路5は、一の熱感知器1が加熱されて動作し
たことを判別して、無線機プレス回路6を介して、ソレ
ノイドプランジャ42を動作させる。
【0025】上記ソレノイドブランジャ42が動作され
ると、送信用無線機8のトークボタン32が押圧され、
この送信用無線機8は、音声待機状態となる。このと
き、音声発生ボードを有する音声発生回路7は、上記点
灯・消灯判定回路5からの動作信号により、警戒区域に
対応する番号を含めて、例えば「警戒区域1番発報」の
音声を出力する。このように音声発生回路7により出力
された音声は、上記送信用無線機8により、電波に変換
されて、上記作業者が携帯している受信用無線機9に伝
送される。この受信用無線機9は、上記送信用無線機8
より伝送された電波を受信して、音声に変換する。
ると、送信用無線機8のトークボタン32が押圧され、
この送信用無線機8は、音声待機状態となる。このと
き、音声発生ボードを有する音声発生回路7は、上記点
灯・消灯判定回路5からの動作信号により、警戒区域に
対応する番号を含めて、例えば「警戒区域1番発報」の
音声を出力する。このように音声発生回路7により出力
された音声は、上記送信用無線機8により、電波に変換
されて、上記作業者が携帯している受信用無線機9に伝
送される。この受信用無線機9は、上記送信用無線機8
より伝送された電波を受信して、音声に変換する。
【0026】また、上記音声発生回路7は、上述のよう
に例えば「警戒区域1番発報」の音声出力を終了する
と、無線機プレス回路6に終了信号を出力し、上記ソレ
ノイドプランジャ42の動作を解除する。このソレノイ
ドプランジャ42の動作解除により、上記送信用無線機
8のトークボタン32が開放され、該送信用無線機8か
らの送信が停止する。なお、警戒区域で作業してる上記
作業者は、上記受信用無線機9から発せられる「警戒区
域1番発報」の音声を確認すると、上記一の熱感知器1
に対する加熱を停止し、上記熱感知器1の冷却を待つ。
に例えば「警戒区域1番発報」の音声出力を終了する
と、無線機プレス回路6に終了信号を出力し、上記ソレ
ノイドプランジャ42の動作を解除する。このソレノイ
ドプランジャ42の動作解除により、上記送信用無線機
8のトークボタン32が開放され、該送信用無線機8か
らの送信が停止する。なお、警戒区域で作業してる上記
作業者は、上記受信用無線機9から発せられる「警戒区
域1番発報」の音声を確認すると、上記一の熱感知器1
に対する加熱を停止し、上記熱感知器1の冷却を待つ。
【0027】そして、上記一の熱感知器1が冷却されて
動作が停止されると、上記受信盤2においては、それま
で点灯していた表示ランプ12が消灯する。このように
表示ランプ12が消灯したことは、上記光センサ13を
介して、上記点灯・消灯判定回路5によって、上記一の
熱感知器1が冷却され動作を停止したこととして判別さ
れる。上記一の熱感知器1の動作の停止を判別した点灯
・消灯判定回路5は、上記無線機プレス回路6を介し
て、上記ソレノイドプランジャ42を動作させ、上記送
信用無線機8のトークボタン32を押圧してこの送信用
無線機8を待機状態にする。
動作が停止されると、上記受信盤2においては、それま
で点灯していた表示ランプ12が消灯する。このように
表示ランプ12が消灯したことは、上記光センサ13を
介して、上記点灯・消灯判定回路5によって、上記一の
熱感知器1が冷却され動作を停止したこととして判別さ
れる。上記一の熱感知器1の動作の停止を判別した点灯
・消灯判定回路5は、上記無線機プレス回路6を介し
て、上記ソレノイドプランジャ42を動作させ、上記送
信用無線機8のトークボタン32を押圧してこの送信用
無線機8を待機状態にする。
【0028】このとき、上記音声発生回路7は、上記点
灯・消灯判定回路5からの停止信号により、警戒区域に
対応する番号を含めて例えば「警戒区域1番復旧」の音
声を出力する。このように、音声発生回路7により出力
された音声は、上記送信用無線機8により、電波に変換
されて、上記作業者が携帯している受信用無線機9に伝
送される。この受信用無線機9は、上記送信用無線機8
から伝送された電波を受信して、音声に変換する。そし
て、上記音声発生回路7は、上述したように、「警戒区
域1番復旧」の音声出力を終了すると、無線機プレス回
路6に終了信号を出力し、上記ソレノイドプランジャ4
2の動作を解除する。このソレノイドプランジャ42の
動作解除により、上記トークボタン32が開放され、上
記送信用無線機8からの送信が停止する。なお、作業者
は、この「警戒区域1番復旧」の音声を確認すると、点
検結果を判断し、上記一の熱感知器1の点検を終了し、
他の熱感知器について、前述した方法と同じ方法で点検
を繰り返すこととする。
灯・消灯判定回路5からの停止信号により、警戒区域に
対応する番号を含めて例えば「警戒区域1番復旧」の音
声を出力する。このように、音声発生回路7により出力
された音声は、上記送信用無線機8により、電波に変換
されて、上記作業者が携帯している受信用無線機9に伝
送される。この受信用無線機9は、上記送信用無線機8
から伝送された電波を受信して、音声に変換する。そし
て、上記音声発生回路7は、上述したように、「警戒区
域1番復旧」の音声出力を終了すると、無線機プレス回
路6に終了信号を出力し、上記ソレノイドプランジャ4
2の動作を解除する。このソレノイドプランジャ42の
動作解除により、上記トークボタン32が開放され、上
記送信用無線機8からの送信が停止する。なお、作業者
は、この「警戒区域1番復旧」の音声を確認すると、点
検結果を判断し、上記一の熱感知器1の点検を終了し、
他の熱感知器について、前述した方法と同じ方法で点検
を繰り返すこととする。
【0029】なお、本発明に係る火災報知器用点検通報
装置の警報部11は、図14及び図15に示すように、
上記外筐体内に上記送信用無線機8が縦方向に挿入され
る無線機挿入部46を設けて構成しても良い。この場合
には、上記送信用無線機8は、上記無線機挿入部46に
挿入されるだけで、この無線機挿入部46の内壁部によ
り上記トークボタン32を押圧操作される。
装置の警報部11は、図14及び図15に示すように、
上記外筐体内に上記送信用無線機8が縦方向に挿入され
る無線機挿入部46を設けて構成しても良い。この場合
には、上記送信用無線機8は、上記無線機挿入部46に
挿入されるだけで、この無線機挿入部46の内壁部によ
り上記トークボタン32を押圧操作される。
【0030】
【発明の効果】上述した本発明の実施の形態の説明から
も明らかなように、本発明に係る火災報知器用点検通報
装置においては、自動火災報知器の点検作業において、
火災感知器の動作に応じて点灯する表示ランプの動作を
光センサ部で検出して、この検出結果を、送信用無線機
により、自動的に音声により受信用無線機を所持する点
検作業者に知らせることができる。したがって、本発明
に係る火災報知器用点検通報装置においては、火災報知
器の点検作業を1人で行うことができ、省力化を可能と
することができる。また、火災感知器の動作に応じて点
灯する表示ランプを監視する作業者が、該表示ランプに
注視し続け、ややもすると動作確認を見逃すといった事
態も防止することができ、さらには、光センサ部による
自動確認のため、誤確認(ヒューマンエラー)も無くす
ことができる。
も明らかなように、本発明に係る火災報知器用点検通報
装置においては、自動火災報知器の点検作業において、
火災感知器の動作に応じて点灯する表示ランプの動作を
光センサ部で検出して、この検出結果を、送信用無線機
により、自動的に音声により受信用無線機を所持する点
検作業者に知らせることができる。したがって、本発明
に係る火災報知器用点検通報装置においては、火災報知
器の点検作業を1人で行うことができ、省力化を可能と
することができる。また、火災感知器の動作に応じて点
灯する表示ランプを監視する作業者が、該表示ランプに
注視し続け、ややもすると動作確認を見逃すといった事
態も防止することができ、さらには、光センサ部による
自動確認のため、誤確認(ヒューマンエラー)も無くす
ことができる。
【0031】このように、本発明に係る火災報知器用点
検通報装置によれば、自動火災報知器の点検作業を効率
良く行うことができ、作業者の人的ミスの発生を防止す
ることができるとともに、作業者要員を削減することが
でき、点検作業の効率を上げることができる。すなわ
ち、本発明は、自動火災報知器の点検作業の点検ミスを
防止し、また、従来少なくとも2人の作業者により行っ
ていた点検作業が1人の作業者によって容易に実行可能
となされた火災報知器用点検通報装置を提供することが
できる。
検通報装置によれば、自動火災報知器の点検作業を効率
良く行うことができ、作業者の人的ミスの発生を防止す
ることができるとともに、作業者要員を削減することが
でき、点検作業の効率を上げることができる。すなわ
ち、本発明は、自動火災報知器の点検作業の点検ミスを
防止し、また、従来少なくとも2人の作業者により行っ
ていた点検作業が1人の作業者によって容易に実行可能
となされた火災報知器用点検通報装置を提供することが
できる。
【図1】図1は、本発明に係る火災報知器用点検通報装
置の構成を示すブロック回路図である。
置の構成を示すブロック回路図である。
【図2】図2は、上記火災報知器用点検通報装置を使用
している状態を示すブロック図である。
している状態を示すブロック図である。
【図3】図3は、上記火災報知器用点検通報装置の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】図4は、上記火災報知器用点検通報装置の外観
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図5】図5は、上記火災報知器用点検通報装置の外観
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図6】図6は、上記火災報知器用点検通報装置の外観
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図7】図7は、上記火災報知器用点検通報装置を構成
する光センサ部の外観を示す平面図である。
する光センサ部の外観を示す平面図である。
【図8】図8は、上記光センサ部の外観を示す正面図で
ある。
ある。
【図9】図9は、上記光センサ部の外観を示す底面図で
ある。
ある。
【図10】図10は、上記光センサ部の外観を示す側面
図である。
図である。
【図11】図11は、上記光センサ部の外観を示す底面
図である。
図である。
【図12】図12は、上記火災報知器用点検通報装置を
構成する操作機構の構成を一部破断して示す側面図であ
る。
構成する操作機構の構成を一部破断して示す側面図であ
る。
【図13】図13は、上記操作機構の構成を示す底面図
である。
である。
【図14】図14は、本発明に係る火災報知器用点検通
報装置の外観の他の例を示す斜視図である。
報装置の外観の他の例を示す斜視図である。
【図15】図15は、図14に示す火災報知器用点検通
報装置の使用状態を示す斜視図である。
報装置の使用状態を示す斜視図である。
1 熱感知器 2 受信盤 3 光センサ部 4 信号検出回路 5 点灯・消灯判定回路 6 無線機プレス回路 7 音声発生回路 8 送信用無線機 9 受信用無線機 10 電源回路
フロントページの続き (72)発明者 榊原 秀則 愛知県名古屋市天白区井口一丁目606 財団法人中部電気保安協会名古屋南支部 内 (72)発明者 村山 達夫 愛知県名古屋市天白区井口一丁目606 財団法人中部電気保安協会名古屋南支部 内 (72)発明者 安藤 富郎 愛知県春日井市気噴町1番地 中部精機 株式会社内 (72)発明者 田中 康広 愛知県春日井市気噴町1番地 中部精機 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−38899(JP,A) 特開 昭62−106595(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 17/00
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一の警戒区域に対応して
設置された火災感知器と、警戒区域より離間されて設置
され該火災感知器の動作に応じて点灯する複数の表示ラ
ンプと、を有する火災報知器の動作状態を点検するため
の火災報知器用点検通報装置であって、 上記表示ランプのそれぞれに吸盤を介して取り付けられ
該表示ランプの点灯を検出する複数の光センサ部と、これらの光センサ部のそれぞれに接続され、該光センサ
部により出力される検出信号に応じて、特定の表示ラン
プが点灯したこと及びその点灯した表示ランプが消灯し
たことを判別する点灯・消灯判別回路と、この点灯・消
灯判別回路に接続され上記表示ランプが点灯された旨及
び表示ランプが消灯した旨を音声により発生する音声発
生回路と、この音声発生回路により発生した音声を電波
に変換して送信する送信用無線機と、を有する警報送信
手段と、 この送信用無線機により発せられた電波を受信し音声信
号に変換する受信用無線機と、を備えてなるものであっ
て、 上記警報送信手段を構成する送信用無線機と受信用無線
機とを介して音声により火災報知器の点検を行うことを
特徴とする火災報知器用点検通報装置。 - 【請求項2】 前記音声発生回路により発生する音声
は、前記特定の表示ランプの点灯時においては、前記特
定の表示ランプが点灯した旨の音声に加えて、点灯した
表示ランプに対応する警戒区域を表示する番号の音声を
も含み、点灯した表示ランプの消灯時においては、前記
消灯した旨に加えて、該消灯した表示ランプに対応する
警戒区域を表示する番号の音声をも含むことを特徴とす
る請求項1記載の火災報知器用点検通報装置。 - 【請求項3】 前記点灯・消灯判別回路には、前記送信
用無線機を送信状態とする電磁駆動手段に接続された無
線機プレス回路が接続され、該点灯・消灯判別回路によ
り特定の表示ランプが点灯したことが判別されると、前
記送信用無線機が、送信状態とされることを特徴とする
請求項1又は2記載の火災報知器用点検 通報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32473396A JP2891950B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 火災報知器用点検通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32473396A JP2891950B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 火災報知器用点検通報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10149490A JPH10149490A (ja) | 1998-06-02 |
JP2891950B2 true JP2891950B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=18169092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32473396A Expired - Fee Related JP2891950B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 火災報知器用点検通報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2891950B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006331097A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | 無線装置 |
JP2011175554A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Kato Denko:Kk | 自動火災報知設備の動作試験装置及び動作試験方法 |
JP6399572B1 (ja) * | 2018-04-04 | 2018-10-03 | 株式会社創電 | 火災用無線通信装置及び火災報知システム |
JP7175059B1 (ja) * | 2022-04-28 | 2022-11-18 | 有限会社 加藤電工 | 火災報知機用動作確認補助具、火災報知機用動作試験装置、及び、火災報知機の動作試験方法 |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP32473396A patent/JP2891950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10149490A (ja) | 1998-06-02 |
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