JP2886235B2 - 密閉通路内搬送方法 - Google Patents
密閉通路内搬送方法Info
- Publication number
- JP2886235B2 JP2886235B2 JP2024496A JP2449690A JP2886235B2 JP 2886235 B2 JP2886235 B2 JP 2886235B2 JP 2024496 A JP2024496 A JP 2024496A JP 2449690 A JP2449690 A JP 2449690A JP 2886235 B2 JP2886235 B2 JP 2886235B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- gap
- closed passage
- valve
- truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
[産業上の利用分野] 本発明は、真空トンネル等の密閉通路をバルブで仕切
って軌道と台車とを略完全密閉状態にできる密閉通路内
搬送方法に関する。 [従来の技術] かかる方法は、従来、提供されていなかった。強いて
挙げれば、トロリーにより集電する方式の車輸駆動方式
が考えられていた。 しかし、この方式では、通路内にバルブが存在する
と、送電線が不連続となるために正常な集電を行うこと
ができず、かつ、バルブの部分で軌道が不連続になり正
常な走行ができない欠点があった。 また、特開昭61−27759号公報には開閉可能なゲート
バルブで仕切られた真空室にリニアモータ式で物品を搬
送する技術が開示されている。 しかしながらかかる公報技術では、リニアモータの軌
道そのものが移動するものであって装置が複雑となる。
って軌道と台車とを略完全密閉状態にできる密閉通路内
搬送方法に関する。 [従来の技術] かかる方法は、従来、提供されていなかった。強いて
挙げれば、トロリーにより集電する方式の車輸駆動方式
が考えられていた。 しかし、この方式では、通路内にバルブが存在する
と、送電線が不連続となるために正常な集電を行うこと
ができず、かつ、バルブの部分で軌道が不連続になり正
常な走行ができない欠点があった。 また、特開昭61−27759号公報には開閉可能なゲート
バルブで仕切られた真空室にリニアモータ式で物品を搬
送する技術が開示されている。 しかしながらかかる公報技術では、リニアモータの軌
道そのものが移動するものであって装置が複雑となる。
したがって、本発明の目的は、リニアモータを用いて
も、集電による駆動方式及び軌道の不連続の問題を解決
して正常な走行可能にする密閉通路内搬送方式を提供す
ることにある。
も、集電による駆動方式及び軌道の不連続の問題を解決
して正常な走行可能にする密閉通路内搬送方式を提供す
ることにある。
本発明によれば、真空トンネル等の密封通路をバルブ
で仕切って軌道と台車とを略完全密閉状態にできる密閉
通路内搬送方法において、前記軌道を前記バルブの部分
に隙間を設けて不連続とし、前記台車の駆動方式を前記
軌道に等間隔で配置された電磁石による磁気浮上式のリ
ニアモータ方式とすると共に、前記隙間と該隙間の両側
に配置された電磁石の一方の長さとの和を前記台車全長
の半分より小さくしてある。
で仕切って軌道と台車とを略完全密閉状態にできる密閉
通路内搬送方法において、前記軌道を前記バルブの部分
に隙間を設けて不連続とし、前記台車の駆動方式を前記
軌道に等間隔で配置された電磁石による磁気浮上式のリ
ニアモータ方式とすると共に、前記隙間と該隙間の両側
に配置された電磁石の一方の長さとの和を前記台車全長
の半分より小さくしてある。
したがって、台車は隙間を走行中でも少なくとも2つ
の電磁石で浮上されており、不連続の問題は解決でき、
安定した搬送作業ができる。そして集電機構が不要なた
め構成が簡単化でき、従来の集電の問題が解決できる。 したがって、台車は隙間においても正常な走行がで
き、真空トンネル等の密閉通路をバルブで閉じる場合
に、極めて好適な搬送作業を行うことができる。 [実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。 第1図は、本発明を実施する搬送装置の概略を示し、
密閉状通路1内には、複数(図には2個だけが示されて
いる)のバルブ2、3が設けられており、バルブ2は開
いた状態、バルブ3は閉じた状態を示している。 この通路1内には、不連続な軌道4〜6が立設され、
各軌道4〜6のバルブ2、3の部分には、隙間Cが形成
されている。そして図示の状態で軌道5上には、矢印方
向に走行するリニアモータ駆動方式の台車Tが支持され
ている。なお、台車Tがバルブ2に接近するまでは、バ
ルブ2も閉じており、軌道5と台車Tとは、略完全密閉
状態におかれるようになっている。 第2図には、本発明を実施する装置の別の実施例の要
部が示されている。この台車T2は、軌道4〜5側に台車
T2の底部を吸引して浮上させる複数(図示の例では4個
だけが示されている)の電磁石8a〜8dが隙間Cの両側を
含めて等ピッチpで設けられた地上一次式の磁気浮上方
式で軌道4〜5に支持されている。そして、隙間Cと電
磁石8bの長さlとの和、すなわち、ピッチpは、台車T2
の全長Lの半分より小さく、形成されている。なお、電
磁石8a〜8dの吸引力は、図示しないコントローラにより
制御されるようになっている。したがって、集電機構が
不要である。また、図示の状態では、電磁石8c及び8dで
台車T2を軌道5に支持し、台車T2が隙間C上を通過中
は、電磁石8b及び8cで軌道4、5に支持し、台車T2が隙
間C上を通過後は、電磁石8a及び電磁石8bで台車T2を軌
道4に支持し、軌道4〜5の不連続の問題が解決され
る。 [発明の効果] 以上の通り本発明によれば下記のすぐれた効果を奏す
る。 (a)台車は常に少なくとも2つの電磁石で浮上してい
るので、不連続の問題が解決できる。 (b)したがって安定した搬送作業を行うことができ
る。 (c)集電機構が不要となり構成が簡単化できる。
の電磁石で浮上されており、不連続の問題は解決でき、
安定した搬送作業ができる。そして集電機構が不要なた
め構成が簡単化でき、従来の集電の問題が解決できる。 したがって、台車は隙間においても正常な走行がで
き、真空トンネル等の密閉通路をバルブで閉じる場合
に、極めて好適な搬送作業を行うことができる。 [実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。 第1図は、本発明を実施する搬送装置の概略を示し、
密閉状通路1内には、複数(図には2個だけが示されて
いる)のバルブ2、3が設けられており、バルブ2は開
いた状態、バルブ3は閉じた状態を示している。 この通路1内には、不連続な軌道4〜6が立設され、
各軌道4〜6のバルブ2、3の部分には、隙間Cが形成
されている。そして図示の状態で軌道5上には、矢印方
向に走行するリニアモータ駆動方式の台車Tが支持され
ている。なお、台車Tがバルブ2に接近するまでは、バ
ルブ2も閉じており、軌道5と台車Tとは、略完全密閉
状態におかれるようになっている。 第2図には、本発明を実施する装置の別の実施例の要
部が示されている。この台車T2は、軌道4〜5側に台車
T2の底部を吸引して浮上させる複数(図示の例では4個
だけが示されている)の電磁石8a〜8dが隙間Cの両側を
含めて等ピッチpで設けられた地上一次式の磁気浮上方
式で軌道4〜5に支持されている。そして、隙間Cと電
磁石8bの長さlとの和、すなわち、ピッチpは、台車T2
の全長Lの半分より小さく、形成されている。なお、電
磁石8a〜8dの吸引力は、図示しないコントローラにより
制御されるようになっている。したがって、集電機構が
不要である。また、図示の状態では、電磁石8c及び8dで
台車T2を軌道5に支持し、台車T2が隙間C上を通過中
は、電磁石8b及び8cで軌道4、5に支持し、台車T2が隙
間C上を通過後は、電磁石8a及び電磁石8bで台車T2を軌
道4に支持し、軌道4〜5の不連続の問題が解決され
る。 [発明の効果] 以上の通り本発明によれば下記のすぐれた効果を奏す
る。 (a)台車は常に少なくとも2つの電磁石で浮上してい
るので、不連続の問題が解決できる。 (b)したがって安定した搬送作業を行うことができ
る。 (c)集電機構が不要となり構成が簡単化できる。
第1図は本発明を実施する搬送装置の概略を示す側面
図、第2図は本発明を実施する装置の要部を示す側面図
である。 C……軌道の隙間、L……台車全長、l……電磁積の長
さ、T、T2……台車、P……車輪のピッチ、p……電磁
石のピッチ、1……密閉状通路、2、3……バルブ、4
〜6……軌道、8a〜8d……電磁石
図、第2図は本発明を実施する装置の要部を示す側面図
である。 C……軌道の隙間、L……台車全長、l……電磁積の長
さ、T、T2……台車、P……車輪のピッチ、p……電磁
石のピッチ、1……密閉状通路、2、3……バルブ、4
〜6……軌道、8a〜8d……電磁石
Claims (1)
- 【請求項1】真空トンネル等の密閉通路をバルブで仕切
って軌道と台車とを略完全密閉状態にできる密閉通路内
搬送方法において、前記軌道を前記バルブの部分に隙間
を設けて不連続とし、前記台車の駆動方式を前記軌道に
等間隔で配置された電磁石による磁気浮上式のリニアモ
ータ方式とすると共に、前記隙間と該隙間の両側に配置
された電磁石の一方の長さとの和を前記台車全長の半分
より小さくしたことを特徴とする密閉通路内搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024496A JP2886235B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 密閉通路内搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024496A JP2886235B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 密閉通路内搬送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03232624A JPH03232624A (ja) | 1991-10-16 |
JP2886235B2 true JP2886235B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=12139787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024496A Expired - Lifetime JP2886235B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 密閉通路内搬送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2886235B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101130807B1 (ko) * | 2009-12-17 | 2012-03-28 | 한국철도기술연구원 | 튜브 철도 시스템의 진공 분할 관리 시스템 및 진공 차단막 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2164078A1 (de) * | 1971-12-23 | 1973-06-28 | Siemens Ag | Antriebsanordnung mit einem nach art einer synchronmaschine ausgebildeten linearmotor |
JPS6127759A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-07 | 松下電器産業株式会社 | 移載装置 |
JPS6422572U (ja) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 |
-
1990
- 1990-02-05 JP JP2024496A patent/JP2886235B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03232624A (ja) | 1991-10-16 |
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