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JP2885951B2 - 印刷制御装置及び制御プログラム選択方法 - Google Patents

印刷制御装置及び制御プログラム選択方法

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JP2885951B2
JP2885951B2 JP3046365A JP4636591A JP2885951B2 JP 2885951 B2 JP2885951 B2 JP 2885951B2 JP 3046365 A JP3046365 A JP 3046365A JP 4636591 A JP4636591 A JP 4636591A JP 2885951 B2 JP2885951 B2 JP 2885951B2
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邦男 岡田
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Canon Inc
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷制御装置及び制御プ
ログラム選択方法、詳しくは印刷データを受信し解析し
て出力データを印刷部で印刷させる印刷制御装置及び印
刷データを解析し、出力データを生成するための制御プ
ログラムを選択するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のこの種の装置には、内蔵の第1の
制御プログラムの他に着脱可能なプログラム格納媒体を
用意し、第1の制御プログラムとは異なる動作の第2の
制御プログラムを該プログラム格納媒体に入れ、内蔵プ
ログラムと切換えて使用できるようになっているものが
ある。
【0003】特に、この第2の制御プログラムの多く
は、第1の制御プログラムとは異なったコマンド体系の
データを判断、そして実行する(所謂、エミュレートす
る)プログラムである。この第2の制御プログラムを用
いることで、それまで当該記録装置を使用できなかった
ホスト側の既存のアプリケーションプログラムを何1つ
修正することなく使用することが可能になる。例えば、
これによって、該第1の制御プログラムが有する新しい
高機能タイプのコマンド体系と、低機能ではあるが従来
から利用されているコマンド体系の両立を計る等が可能
になる。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】上記従来例では、
第2の制御プログラムがサポートしている第2のコマン
ド体系に合ったデータに基づいて記録印刷させる場合、
予めホストコンピュータは先ず、制御プログラムの切替
コマンドを送り、それから第2のコマンド体系のデータ
を記録装置に送っている。
【0005】ところが、第2の制御プログラムを格納し
た格納媒体は着脱可能であることもあって、意図に反し
て第3のコマンド体系をサポートした第3の制御プログ
ラムを格納した格納媒体が印刷装置に装着されている場
合を想定してみる。この場合、着脱可能な格納媒体に納
められた制御プログラムのサポートしているコマンド体
系と、ホストコンピュータ側の送った印刷データのコマ
ンド体系が合わず、希望の印字が得られないという欠点
があつた。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であり、制御プログラム指定コードに従って該当する制
御プログラムを選択し、実行させることで正しい制御プ
ログラムが確実に選択されることを保証し、且つ、その
選択しようとする制御プログラムが存在しない場合に
は、それ以降の印刷データから次の制御プログラム指定
コードを受信するまでの間で受信した印刷データについ
ては処理を行わない印刷制御装置及び制御プログラム選
択方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、たとえば本発明の印刷制御装置は以下の構成を備え
る。すなわち、複数の制御プログラムを装備可能であっ
て、前記複数の制御プログラムの1つでもって外部装置
から受信した印刷データを解析し、出力データを生成し
て印刷部で印刷させる印刷制御装置であって、制御コー
ドを含む印刷データを受信する受信手段と、前記印刷デ
ータに含まれる制御プログラム指定コードに基づいて、
前記複数の制御プログラムから該当する制御プログラム
が存在するか否かを判別する判別手段と、該判別手段に
よって該当する制御プログラムが存在することが判別さ
れた場合には、当該制御プログラムを選択して実行し、
前記判別手段によって該当する制御プログラムが存在し
ないことが判別された場合、次の制御プログラム指定コ
ードを受信するまでの間、前記受信手段で受信する印刷
データを読み飛ばす制御手段とを備えることを特徴とす
る印刷制御装置。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成において、制御プログラム
指定コードに対応する制御プログラムが存在すると判別
された場合には、当該制御プログラムを選択して実行す
る。そして、該当する制御プログラムが存在しない場合
には、次の制御プログラム指定コードを受信するまでの
間、受信手段で受信する印刷データを読み飛ばす。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。尚、本実施例は画像記録装置として
レーザビームプリンタを例にして説明する。
【0010】図1は、実施例におけるレーザビームプリ
ンタのブロック構成図である。図中、100がレーザビ
ームプリンタであり、1000は記録データの発生源と
なるホストコンピュータである。
【0011】レーザビームプリンタ100は大きく分け
て印刷機構部109と、ホストコンピュータ1000か
ら記録データを受信すると共に印刷機構部109を制御
する印刷制御部101とから構成されている。印刷機構
部109は、画像信号を受けて記録紙(記録媒体)の供
給、レーザ光のON/OFF、画像の用紙への転写、定
着といつたレーザビームプリンタの一連の印刷プロセス
を行なう。ここで、印刷機構部109は公知の構成をし
ているものとして、その詳述は省略する。
【0012】さて、レーザビームプリンタ100の印刷
制御部101の構成について以下に説明する。
【0013】102は本装置全体を制御するCPUであ
る。103はホストコンピュータ1000からのデータ
を入力信号線S11を介して受信する入力インターフエ
ース回路であり、本回路によりCPU102にデータの
受信が知らされる。また、この入力インタフェース回路
103により、出力信号線S12を介して本装置の各種
ステイタス情報が送出される。104はROMであり、
第1のプリンタコマンド体系の記録処理を実現する第1
のプログラム(後述する図6に係るプログラム)、及
び、第1のプログラムが使用する制御情報や文字ドット
パターン等を格納している。105は制御プログラムが
使用するRAMであり、制御プログラムの作業領域や1
ページ分のデータをビツトマツプイメージ化した画像メ
モリ領域に使用される。106は一般の7セグメントL
EDで構成される表示パネルであり、CPU102によ
り各種状態表示を行なうのに用いられる。107はRA
M105上の画像メモリ領域に展開される1ページ分の
ビツトマツプイメージデータを画像信号に変換する画像
信号発生器であり、印刷機構部109からの同期信号S
21に同期して画像信号S22を印刷機構部109へ出
力する。108は印刷制御部101と印刷機構部109
との間の入出力を行なう出力インターフエース回路であ
る。110はプログラムカートリッジ112と制御部1
00の電気的なインターフエースとなるカートリッジイ
ンターフエース回路であり、CPU102は本回路を介
して、プログラムカートリッジ上のROMをアクセス
し、または、プログラムカートリッジの有無をセンスす
る。プログラムカートリッジ112はROM及びその関
連素子で構成されたROM回路基板をカートリッジとし
て納めたものであり、前述のROM104に格納された
第1の制御プログラムとは別のプリンタコマンド体系
(以下、第2のコマンド体系と称す)をもつ第2の制御
プログラム(第1の制御プログラム同様、本レーザビー
ムプリンタ100の制御を司るプログラム)が格納され
ている。その一例として図7のフローチャートがある。
このプログラムカートリッジ112は、印刷制御部10
1のカートリッジコネクタ111により、着脱可能な構
造となり、第3の制御プログラムを格納した別のプログ
ラムカートリッジとの交換も可能である。
【0014】以下、ROM104上の第1の制御プログ
ラムをプログラムA、プログラムカートリッジ112上
の制御プログラムをプログラムBi(i=1,2,…)
と呼ぶ。
【0015】図2は前述のプログラムカートリッジ11
2に納めるプログラムBiのROM上の格納形式200
を示した図である。この図において、201はプログラ
ム識別番号を格納するプログラム識別領域であり、RO
M上の先頭0番号から4バイト分(アドレス0〜3)に
格納する制御プログラムの種類に応じて一意の番号を与
えておく。202はプログラムBiのオブジエクトコー
ドを格納するプログラム領域であり、ここではROMの
先頭4番地からプログラムがスタートする。プログラム
カートリッジ12には任意のプログラムBiが格納でき
るが、そのうちの1つを図7に示す(以下、このフロー
チャートに係るプログラムをプログラムBjという)。
【0016】図3はROM104に納められたプログラ
ムAに適用されるプリンタコマンドの一つで、プログラ
ムAからプログラムカートリッジ112上のプログラム
Biへの移行を指示するコマンドのコマンド形式を示し
たものである。
【0017】本コマンド形式は、所謂、エスケープシー
ケンスのコマンド体系であり、301のコマンドの先頭
を表わす制御ESC(1BH ,Hは16進数を示す)、
302の移行するプログラムBiのプログラム識別番
号、303のコマンド終了子“P”(同時に移行コマン
ドを表わすコマンド識別名を兼ねる)と定義する。
【0018】プログラムAから、プログラムカートリッ
ジ112側のプログラムBiへの切替を行なう場合、ホ
ストコンピュータから本コマンドを送信し、これをプロ
グラムAがコマンド解析し、プログラムカートリッジ1
12上のプログラムBiへ制御を受け渡す。
【0019】以下、これら301〜303を総称して本
コマンドをカートリッジ移行コマンド300と呼ぶ。
【0020】図4は、プログラムカートリッジ112上
のプログラムBiの一例としてのプログラムBjに適用
するプリンタコマンドの1つで、プログラムBjからR
OM104へ納められたプログラムAへの制御の移行を
指示するコマンドのコマンド形式を示したものである。
尚、これは、本体内のROM104に格納されているも
ともとのプログラムAに移行するものであるから、以下
では本体移行コマンドという。
【0021】機能的には図3のプログラムAからプログ
ラムBiへの移行のコマンドと同様のものであり、それ
ぞれのプログラムカートリッジ112内のコマンド体系
に従った形式をとっている。ここでは、テキスト形式の
コマンド形式をとり、401がコマンドの最初を指示す
る識別子の文字コード列“@%”であり、以下にコマン
ド文字列が続くことになる。402はプログラムAへの
移行を指示するコマンド文字列“GOTONATIV
E”であり、プログラムBjは、本体移行コマンド40
0を検知すると、プログラムAへ処理を移す。
【0022】図5はROM104上に用意される本体移
行コマンドテーブル500のデータ構造を示している。
【0023】前述したように、本装置には 複数種類の
プログラムカートリッジ112が着脱自在になってい
る。これらのプログラムカートリッジ内に格納されたプ
ログラムBi(i=1,2,…)の持つそれぞれのコマ
ンド体系における各々の本体移行コマンドiを印刷制御
部100上のROM104に記憶させておくのがこの本
体移行コマンドテーブル500である。このテーブルは
501,502,503の3要素からなり、501がプ
ログラムカートリッジ上のプログラムBiのプログラム
識別番号iをセットしておく識別番号領域、502が本
体移行コマンドの長さli (バイト数)をセットしてお
くコマンド長領域、503が本体移行コマンドiのコー
ド列を入れておくコード領域である。この3要素の組が
提供される種々プログラムカートリッジ分用意され、テ
ーブル500を構成する。504はプログラムBiの一
例であるプログラムBjに対応する識別番号領域、コマ
ンド長領域、本体移行コマンドの組である。
【0024】以上のような構成をもつ本実施例のレーザ
ビームプリンタにおける本体側の制御プログラムである
プログラムAと、プログラムカートリッジ側の制御プロ
グラムであるプログラムBjとの制御の切替動作をそれ
ぞれのフローチャート図6,図7を用いて説明する。
【0025】先ず、ROM104内に格納されているプ
ログラムAの動作を図6のフローチャートに従って説明
する。
【0026】本装置に電源が投入されると、ステップS
601でプログラムの初期化処理を施し、ステップS6
02で入力インターフエース回路103をチエツクし
て、ホストコンピュータ1000からの入力データ待機
状態になる。
【0027】データが受信されれば、ステップS603
へ進み、入力インターフエース回路から入力データをと
り出し、データ解析を行う。ここで、入力データがコマ
ンドか文字コードかが見分けられ、入力データが図3の
カートリッジ移行コマンド300に合致するものであれ
ば、ステップS604で分岐して後述のステップS60
8に進み、プログラム切替処理にはいる。また、それ以
外のコマンド又は文字コード等の場合、ステップS60
5に進み、ROM104から対応する文字ドットパター
ンを選び出し、RAM105上の画像メモリ領域にドッ
トパターン展開して出力ページの画像を作り上げて行
く。そして、ステップS606へ進み、1ページ分のデ
ータ解析が終了するまで、ステップS602からステッ
プS606を繰り返させる。1ページ分の画像作成が終
了すると、ステップS607へ進み、RAM105上の
画像メモリ領域の情報を画像信号発生器107へ送り、
印刷機構部109に印刷を行なわさせる。そして、ステ
ップS602へ戻り、次のページの処理にはいる。
【0028】さて、ステップS604でカートリッジ移
行コマンド300が検知された場合、ステップS608
へ進み、まず、プログラムカートリッジが装着されてい
るかをチェックする。装着されていれば、ステップS6
09でカートリッジ移行コマンド300で指示されてい
るプログラム識別番号302とプログラムカートリッジ
上のプログラム識別領域201にセットされているプロ
グラム識別番号が合致するかをチエツクし、合致してい
れば指示されているプログラムBi(ここではプログラ
ムBj)が存在するので、プログラムカートリッジ上の
プログラム領域202の先頭へジャンプし、プログラム
Bjへ(すなわち、後述のステップS701へ)制御を
移す(ステップS610)。
【0029】また、ステップS608で、プログラムカ
ートリッジが装着されていない場合、またステップS6
09でプログラム識別番号が合致しない場合、これはホ
ストコンピュータが指示したプログラムBiが存在しな
いことを表わすので、処理はステップS611以降に進
む。
【0030】先ず、このステップS611では、表示パ
ネル106にエラー表示として警告マークを表示させ、
指定されたプログラムBjが存在しない旨のメッセージ
(エラーコード等でも良い)を表示する。次に、ステッ
プS612において、エラーメッセージを構成している
各文字のドットパターンをROM104より読み出し、
それを画像メモリ領域に展開させ、これを画像信号発生
器107へ送って、エラーメッセージのページを1枚印
刷させる。
【0031】さて、ホストコンピュータ1000側は、
カートリッジ以降コマンドを送った後、プログラムBj
に対応するデータ群を送信してくる。そこで、先ず、ス
テップS613で、ステップS602で検知したカート
リッジ移行コマンド300のプログラム識別番号302
に対応する本体移行コマンドのコード列をコード503
から取り出してくる。本実施例では、プログラムBjに
対応したテーブル要素504を選び出し、本体移行コマ
ンドのコード列“@%GOTONATIVE”を取り出
す。
【0032】そして、次のステップS614でステップ
S602と同様、ホストコンピュータ1000からのデ
ータ受信を待つ。そして、次のステップS615におい
て、受信したデータが先に取り出した本体移行コマンド
であると判断されるまで、受信したデータを読み飛ば
す。
【0033】こうして、該当する本体移行コマンドのコ
ード列を検出すると、以後、ホストコンピュータ100
0はプログラムAに対応するコマンド体系に基づくデー
タを送出してくることになるから、ステップS616で
表示パネル106の警告マーク及びメッセージを消し、
ステップS602に戻る。
【0034】次に、図7のフローチャートに従って、プ
ログラムカートリッジ112上のプログラムBjの処理
内容を説明する。この処理は、図6で説明したように、
本装置がROM104内のプログラムAを実行している
最中に、カートリッジ移行コマンド300を受信したと
きに実行開始する。
【0035】先ず、ステップS701でプログラムBj
としての初期化処理を実施し、これまでのプログラムA
による印刷制御部100の状態をリセットする。次に、
ステップS702でホストコンピュータ1000からの
データの受信を待つ。
【0036】データが受信されたときには、ステップS
703で入力されたデータのデータ解析を行なう。ここ
では、プログラムBjがサポートするコマンド体系に従
つたデータ解析としてコマンドと文字コードが見分けら
れる。入力データが図4の本体移行コマンド400に合
致するものであれば、ステップS704で分岐し、RO
M104上のプログラムAへ(すなわち、ステップS6
01へ)、制御が移される(ステップS708)。
【0037】プログラムBjの専用コマンド或いは文字
コードの場合、ステップS705へ進み、対応する文字
パターン等をRAM104上の画像メモリ領域に展開
し、ステップS706で1ページ分の画像ができるま
で、ステップS702からステップS706を繰り返さ
せる。1ページの画像が完成すれば、ステップS707
へ進み、でき上がった画像情報を画像信号発生器107
へ送り、1ページ分の印刷を行なわさせる。そして、ス
テップS702へ戻り、次のページへの処理を続ける。
【0038】以上、説明したように本実施例によれば、
指示された第2の制御プログラムが存在しなかった場
合、表示パネルにその旨が表示されるので、利用者に注
意を促すことが可能となる。
【0039】また、指示された制御プログラムが実在し
なかったことを示すエラーメッセージを印刷出力するの
で、この記録紙があれば(或いは挟まっていれば)、そ
れ以降に記録しなかったデータが存在することを知るこ
とが可能となる。従って、本装置にバッテリーバックア
ップされたタイマを備え、エラーメッセージを印刷する
ときにその時刻も併せて印刷するようにすれば、時間が
経過した後でも、いつの時点以降のデータが印字しなか
ったを知ることが可能となる。
【0040】尚、実施例では、カートリッジ移行コマン
ドで指示されたプログラム識別番号の制御プログラムが
存在しなかった場合の報知手段として、表示パネル上へ
の警告マーク及びメッセージの表示、更にはエラーメッ
セージ付き印刷を行なったが、本発明はこれによって限
定されるものではない。
【0041】例えば、出力信号性S12を介してホスト
コンピュータ側に、指示した制御プログラムの有無を伝
えても良い。この場合、ホストコンピュータは、先ずカ
ートリッジ移行コマンドを送信し、プリンタからの応答
信号を待ってから、所望の制御プログラムに対応する印
字データを送信することができ、もし指定の制御プログ
ラムがなければ印刷データの送信を中止することができ
る。従って、プリンタ側のデータの読み飛ばし処理が不
要となり、無駄なデータ送信を避けることが可能とな
る。
【0042】尚、実施例では、レーザビームプリンタを
例にして説明したが、本発明の主旨に従えば、これのみ
に限定されるものではないことは明らかである。
【0043】また、実施例ではプログラムカートリッジ
111には1個のプログラムカートリッジのみしか装着
できない例を説明したが、このコネクタを複数備えれば
複数のコマンド体系に適応させることが可能となる。こ
のとき、各プログラムカートリッジから別のプログラム
カートリッジへのコマンド体系への移行を許可するた
め、各プログラムBiからプログラムAに移行するコマ
ンドテーブルのみではなく、それらの組み合せ分のテー
ブルを用意する。そして、例えば図6のステップS61
3では、指示されたプログラムBjから移行し得るコマ
ンドの文字列を抽出し、ステップS615ではそれらの
うちどれか1つと合致したか否かを判断する。合致した
ものがあれば、そのコマンド体系に移行させれば良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御プログラム指定コードに従って該当する制御プログラ
ムを選択し、実行させることで正しい制御プログラムが
確実に選択されることを保証し、且つ、その選択しよう
とする制御プログラムが存在しない場合には、それ以降
の印刷データから次の制御プログラム指定コードを受信
するまでの間で受信した印刷データについては処理を行
わないようにすることが可能になる。
【0045】また、制御プログラム指定コードで指定さ
れた制御プログラムが存在しない場合にはその旨を操作
パネルに表示させることで、外部装置から出力中の印刷
データについては印刷されないことを確認できる。ま
た、制御プログラムの存在しない場合に、外部装置に出
力することで、外部装置の操作者に対して無駄な印刷デ
ータの出力を止めさせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるレーザビームプリンタのブロッ
ク構成図である。
【図2】実施例におけるプログラムカートリッジ上の格
納形式を表わす図である。
【図3】実施例におけるカートリッジ移行コマンドのコ
マンド形式を示す図である。
【図4】実施例における本体移行コマンドのコマンド形
式を示す図である。
【図5】実施例における本体移行コマンドテーブルのデ
ータ構造図である。
【図6】装置本体内のプログラムのフローチャートであ
る。
【図7】プログラムカートリッジ内のプログラムのフロ
ーチャートの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 レーザビームプリンタ 101 印刷制御部 102 CPU 103 入力インターフエース回路 104 ROM 105 RAM 106 表示パネル 107 画像信号発生器 108 出力インターフエース回路 109 印刷機構部 110 カートリッジインターフエース回路 111 カートリッジコネクタ 112 カートリッジプログラム 201 プログラム識別領域 300 カートリッジ移行コマンド形式 400 本体移行コマンド形式 500 本体移行コマンドテーブル 1000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−64029(JP,A) 特開 平1−180621(JP,A) 特開 平4−43063(JP,A) 特開 平2−302815(JP,A) 特開 平1−314177(JP,A) 特開 平4−230514(JP,A) 特開 平4−239315(JP,A) 特開 昭63−29393(JP,A) 特開 昭63−216756(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 5/30 B41J 29/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御プログラムを装備可能であっ
    て、前記複数の制御プログラムの1つでもって外部装置
    から受信した印刷データを解析し、出力データを生成し
    て印刷部で印刷させる印刷制御装置であって、 制御コードを含む印刷データを受信する受信手段と、 前記印刷データに含まれる制御プログラム指定コードに
    基づいて、前記複数の制御プログラムから該当する制御
    プログラムが存在するか否かを判別する判別手段と、 該判別手段によって該当する制御プログラムが存在する
    ことが判別された場合には、当該制御プログラムを選択
    して実行し、 前記判別手段によって該当する制御プログラムが存在し
    ないことが判別された場合、次の制御プログラム指定コ
    ードを受信するまでの間、前記受信手段で受信する印刷
    データを読み飛ばす制御手段とを備えることを特徴とす
    る印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記判別手段の判別結
    果を前記印刷制御装置上の表示パネルに表示することを
    特徴とする請求項第1項に記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記判別手段の判別結
    果を前記外部装置に出力することを特徴とする請求項第
    1項に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御プログラム指定コードは、指定
    された制御プログラムから当該制御プログラムとは異な
    る他の制御プログラムへの移行を指示するコードである
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 複数の制御プログラムを装備可能であっ
    て、前記複数の制御プログラムの1つでもって外部装置
    から受信した印刷データを解析し、出力データを生成し
    て印刷部で印刷させる印刷制御装置における制御プログ
    ラム選択方法であって、 受信した印刷データ中の制御プログラム指定コードに基
    づいて、前記複数の制御プログラムから該当する制御プ
    ログラムが存在するか否かを判別し、 該当する制御プログラムが存在することが判別された場
    合には、当該制御プログラムを選択して実行し、 該当する制御プログラムが存在しないことが判別された
    場合、次の制御プログラム指定コードを受信するまでの
    間、受信する印刷データを読み飛ばすことを特徴とする
    制御プログラム選択方法。
  6. 【請求項6】 前記制御プログラム指定コードで指定さ
    れた制御プログラムが存在するか否かの判別結果を、前
    記印刷制御装置上に設けられた操作パネルに表示するこ
    とを特徴とする請求項第5項に記載の制御プログラム選
    択方法。
  7. 【請求項7】 前記制御プログラム指定コードで指定さ
    れた制御プログラムが存在するか否かの判別結果を、前
    記外部装置に出力することを特徴とする請求項第5項に
    記載の制御プログラム選択方法。
  8. 【請求項8】 前記制御プログラム指定コードは、指定
    された制御プログラムから当該制御プログラムとは異な
    る他の制御プログラムへの移行を指示するコードである
    ことを特徴とする請求項第5項に記載の制御プログラム
    選択方法。
JP3046365A 1991-03-12 1991-03-12 印刷制御装置及び制御プログラム選択方法 Expired - Fee Related JP2885951B2 (ja)

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