JP2877366B2 - 結晶状l−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム塩の製造法 - Google Patents
結晶状l−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム塩の製造法Info
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AsA2Pと略記する。)のナトリウム塩(以下、Na塩と略
記する。)結晶およびその製法に関する。
として有用であり、医薬品、食品、化粧品その他の各種
の工業分野に使用され得る。
とえば、ビタミン(Vitamins;Japan)41巻(1970年)の
387〜398ページにはアスコルビン酸リン酸エステルの化
学と応用について書かれており、とくに390ページには
アスコルビン酸−3−リン酸エステルのマグネシウム
塩、ナトリウム塩、カルシウム塩の性質が書かれてい
る。アスコルビン酸−3−リン酸ナトリウム塩の性質に
ついては無色粉末で結晶しがたいと記載されている。な
お、この文献のアスコルビン酸−3−リン酸は、ビタミ
ン51巻(1985年)の185ページでAsA2Pに訂正されてい
る。
(特開昭59-51293、特開昭59-106494)、強酸性陽イオ
ン交換樹脂を用いる方法、強塩基性陰イオン交換樹脂を
用いる方法(特公昭45-4497)、弱塩基性または中塩基
性陰イオン交換樹脂を用いる方法(特開昭62-30791)、
弱酸型キレート樹脂を用いる方法(特開昭62-103096)
などの方法が知られている。
A2Pを脱カチオン処理した後、塩の形にするのが好まし
いと書かれている。塩の形として、マグネシウム塩、カ
ルシウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などが記されて
いる。さらに、このようにして得られる目的物を含有す
る液を通常おこなわれる濃縮工程、晶出工程に付す、と
も書かれているが、実施例はすべてマグネシウム塩に関
するものばかりで、ナトリウム塩の結晶については書か
れていない。また、本発明者はこの公報記載の方法でナ
トリウム塩の結晶を得ようと試みたが、結晶はできずア
メ状のものができたにすぎなかった。
の精製過程、製品の使用の際に以下に述べる点が問題と
なっている。
度のAsA2PMg塩を得るのは困難である。特に、反応原料
の未反応物及び副生物として生成するリン化合物が不溶
性のMg塩を形成して精製を困難にしている。
が高く、また、乾燥による付着水分や溶媒の除去も容易
ではない。
なりやすい。そのため工業的実用濃度に溶解するには、
溶解時の分散方法を工夫する必要がある。
的に徐々に着色してしまう。
れている。
Pが、新規なAsA2PNa塩の結晶として提供される。
を、水酸化ナトリウムでpH8〜10に調整し、この溶液を4
0〜80℃の温度で加熱・還流しながら、炭素数5以下の
低級脂肪族アルコール、炭素数5以下の脂肪族飽和ケト
ンおよび環状エーテルから選ばれる有機溶媒を溶液中の
濃度が30〜80%(v/v)となるように4〜7時間かけて
該溶液に徐々に添加した後、30℃以下の温度で放置する
ことによって得られる。
/2H20と推定) (3)X線回折図 ; Cu−K2線を用い粉末X線回折法
で測定して得られたX線回折図形を第1図に示す。な
お、図中の数字は第1表の番号に対応する。比較強度
は、図中のピーク2を100として表わしている。
赤外線吸収スペクトルを第2図に示す。
アルコール類、ケトン類には溶けにくい。エーテルには
ほとんど溶けない。
ばAsA2P溶液、AsA2Pの金属塩溶液もしくはアルカリ土類
金属塩溶液などいずれも対象とすることができる。例え
ば、アスコルビン酸とリン酸供与体とから酵素あるいは
微生物の作用によって生成したAsA2P含有液は好適に利
用できる。金属塩としてはカリウム塩、アルカリ土類金
属塩としてはマグネシウム塩、カルシウム塩があげられ
る。
ルカリ金属、アルカリ土類金属等の金属イオンを含有す
る場合はその水溶液を適当なイオン交換樹脂で処理して
脱カチオンすることが望ましい。AsA2Pをイオン交換樹
脂に吸着させ、0.1〜2Nの希塩酸で溶出した後、水酸化
ナトリウムでpH調整が行われる。
酸化ナトリウム水溶液で行われる。pH調整後の溶液中の
AsA2P濃度は30〜100g/l、好ましくは50〜80g/lであり、
必要に応じて水で希釈し、あるいは減圧濃縮等によって
濃縮される。
加熱還流しながら有機溶媒をその濃度が30〜80%(v/
v)となるように4〜7時間かけてゆっくり添加して結
晶を晶出させる。必要に応じてさらに加熱還流を2〜10
時間継続する。
等の炭素数5以下の低級脂肪族アルコール、アセトンな
どの炭素数5以下の脂肪族飽和ケトン類、テトテヒドロ
フラン等の環状エーテルが例示される。これらの有機溶
媒は、単独でも混合しても用いられる。
晶が生長、熟成する。結晶は過によって単離し、前記
有機溶媒で洗浄した後、真空乾燥等の処理によって高純
度の白色結晶状AsA2PNa塩が得られる。
応リン化合物はナトリウムと溶解度の高い塩を形成する
ので製品への混入量が少なく、結晶の晶出母液からの分
離性が良く、再結晶操作の回数が少なくてすむ。
除去が容易で、溶解速度が速い。
ペプトン10g/l、肉エキス7g/l、酵母エキス5g/lおよびN
aCl 3g/lを含むpH7.2に調整した培地(以下、KM102培
地と略す。)30mlに植菌し、30℃で20時間培養した。つ
いでKM102培地300mlに上記で得られた種培養液12mlを植
菌し、30℃で、20時間培養した。得られた培養液を10,0
00×gにて10分間遠心分離し、湿菌体11.8gを得て、−2
0℃にて凍結保存した。凍結保存菌体50mg/ml(湿菌体重
量)を含むアスコルビン酸200mM、ピロリン酸カリウム2
00mM、酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.0)100mM、ナイミー
ンS−215(日本油脂社製)4g/l、キシレン10ml/lの組
成の反応液50mlを、マグネチック・スターターにて100r
pmで攪拌しつつ、水酸化ナトリウムでpHを4.0付近に、
温度を40℃に保って36時間反応させた。得られた反応液
(AsA2P30g/l含む。1を徐菌過し、液をプロライ
トA100(中塩基性陰イオン交換樹脂、プロライト・イン
ターナショナル社製)1を充填した塔に通液した。吸
着したAsA2Pを1N希塩酸で溶離した。
液でpH9.5に調整した。
ンのミリポアフィルターを用いて過した。液を60℃
に加熱還流、攪拌しながら、メタノール900mlを約6時
間かけてゆっくり加え、その後3時間加熱還流を継続し
た。30℃以下で一晩放置した。生じた結晶を過し、メ
タノールで洗浄した。次いで40℃で一夜真空乾燥して目
的とするAsA2PNa塩の結晶の精製品 21.4g(収率71%)
を得た。得られた精製品の製品分析値を第2表に示す。
を含有する反応液を1N水酸化ナトリウム水溶液でpH4.0
に調整し、粉末活性炭4gを添加し、50℃で30分間放置し
て脱色後過した。液を再度1N水酸化ナトリウム水溶
液でpH9.5に調整し、AsA2P 80g/lになるよう減圧濃縮
した。濃縮液300mlを60℃に加熱還流攪拌しながらアセ
トン600mlを6時間かけてゆっくり加え、さらに3時間
還流した後5℃で3時間放置した。生じた結晶を過
し、アセトンで洗浄した。次いで40℃で一夜真空乾燥
し、目的とするAsA2PNaの結晶の精製品16.5g(収率80
%)を得た。
た。この溶液をダイヤイオンSK-1B(強酸性陽イオン交
換樹脂,三菱化成社製)500mlを充填した塔に通液し、
脱カチオンした。流出液を1N水酸化ナトリウム水溶液で
pH9.5に調整し、粉末活性炭5gで脱色後過した。液
を実施例1と同様に晶析、乾燥し目的とするAsA2PNa塩
の結晶の精製品42.5g(収率85%)を得た。得られた精
製品の製品分析値を第2表に示す。
/lを含有する1N希塩酸溶液を1N水酸化マグネシウム溶液
でpH8に調整した。粉末活性炭で脱色過し、液のAsA
2Pの濃度を50g/lになる迄減圧濃縮し、濃縮液を60℃に
加熱攪拌しながらこれにメタノール900mlを6時間かけ
てゆっくり添加した。さらに3時間還流後冷却し一夜30
℃以下で放置し生じた沈殿物を過し、乾燥してAsA2PM
g塩の精製品22.5g(収率75%)を得た。得られた精製品
の製品分析値を第2表に示す。
提供される。
である。 第2図は、AsA2PNa塩結晶の赤外線吸収スペクトルであ
り、第3図は、AsA2PNa塩結晶、AsA2PMg塩の溶解速度を
比較したものである。図中、1はAsA2PNa塩結晶、2はA
sA2PMg塩を示す。 なお、第1図の縦軸は回折強度、横軸は回折角度を示
し、第2図の縦軸は透過率、横軸は波数を示す。第3図
の縦軸は、上澄中のAsA2P濃度、横軸は攪拌溶解時間を
示す。 第4図はAsA2PNa塩結晶の写真(200倍)である。
Claims (6)
- 【請求項1】L−アスコルビン酸−2−リン酸を含有す
る溶液を、水酸化ナトリウムでpH8〜10に調整し、この
溶液を40〜80℃の温度で加熱・還流しながら、炭素数5
以下の低級脂肪族アルコール、炭素数5以下の脂肪族飽
和ケトンおよび環状エーテルから選ばれる有機溶媒を溶
液中の濃度が30〜80%(v/v)となるように4〜7時間
かけて該溶液に徐々に添加した後、30℃以下の温度で放
置することによりL−アスコルビン酸−2−リン酸ナト
リウム塩を晶出させることを特徴とする結晶状L−アス
コルビン酸−2−リン酸ナトリウム塩の製造法。 - 【請求項2】L−アスコルビン酸−2−リン酸の金属塩
あるいはアルカリ土類金属塩を含有する溶液を脱カチオ
ン処理した後、水酸化ナトリウムでpH8〜10に調整し、
この溶液を40〜80℃の温度で加熱・還流しながら炭素数
5以下の低級脂肪族アルコール、炭素数5以下の脂肪族
飽和ケトンおよび環状エーテルから選ばれる有機溶媒を
溶液中の濃度が30〜80%(v/v)となるように4〜7時
間かけて該溶液に徐々に添加した後、30℃以下の温度で
放置することによりL−アスコルビン酸−2−リン酸ナ
トリウム塩を晶出させることを特徴とする結晶状L−ア
スコルビン酸−2−リン酸ナトリウム塩の製造法。 - 【請求項3】金属塩がカリウム塩である請求項(2)記
載の結晶状L−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム
塩の製造法。 - 【請求項4】アルカリ土類金属塩がマグネシウム塩ある
いはカルシウム塩である請求項(2)記載の結晶状L−
アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム塩の製造法。 - 【請求項5】有機溶媒を添加した後、さらに2〜10時間
加熱還流を継続することを特徴とする請求項(1)また
は(2)に記載の結晶状L−アスコルビン酸−2−リン
酸ナトリウム塩の製造法。 - 【請求項6】有機溶媒が、メタノール、エタノール、ア
セトンまたはテトラヒドロフランの少なくとも一種であ
る請求項(1)または(2)に記載の結晶状L−アスコ
ルビン酸−2−リン酸の製造法。
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---|---|---|---|
JP1218052A JP2877366B2 (ja) | 1988-08-25 | 1989-08-24 | 結晶状l−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム塩の製造法 |
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---|---|---|---|
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JP63-211100 | 1988-08-25 | ||
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