JP2874000B2 - 建物熱負荷予測による空調制御方法 - Google Patents
建物熱負荷予測による空調制御方法Info
- Publication number
- JP2874000B2 JP2874000B2 JP9021957A JP2195797A JP2874000B2 JP 2874000 B2 JP2874000 B2 JP 2874000B2 JP 9021957 A JP9021957 A JP 9021957A JP 2195797 A JP2195797 A JP 2195797A JP 2874000 B2 JP2874000 B2 JP 2874000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heat load
- predicted
- outside air
- air conditioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
の制御方法に関する。空調制御において、建物の熱負荷
予測は、水蓄熱および氷蓄熱システムにおける翌日の総
熱負荷に対する必要蓄熱量の予測および予測熱負荷に基
づく翌日の最適な熱源機器の運転計画の立案、地域冷暖
房プラントにおける短期的な熱負荷予測による台数制御
および立ち上げ・停止制御などを行う上で必要不可欠な
技術である。現在これらの予測は、運転者の経験と勘に
たよって行われているが、より省エネルギー・省コスト
を図るためには熱負荷の予測が必要である。
て線形モデル(重回帰式、ARMAモデル)と非線形モ
デル(GMDH、参照表、ニューラルネットワーク)を
使用したものとがあり、精度は線形モデルで±10〜1
5%、非線形モデルで±6〜10%である。線形モデル
の場合、日積算熱負荷は重回帰式でも求められるが、時
刻毎の熱負荷はモデル係数をカルマンフィルタ等で更新
しながら求めなければならない。
荷を予測することに重点が置かれ、精度も線形モデルに
比べ約2倍の高精度になっている。入力変数として翌日
の最高気温予報値、最低気温予報値、24時間前の熱負
荷を採用している例が最も多く、日射量は建物全体の熱
負荷と相関が少ないことから省かれている。
変化を翌日の最高気温予報値および最低気温予報値から
予測し、これを入力変数として時刻毎の熱負荷を予測す
る方法と、ある時刻毎に熱負荷パターンを用いて翌日の
最高気温予報値および最低気温予報値から修正して予測
する方法がある。これらの方法は、少なくても予測対象
運転開始時の11時間前に行われるもので、それ以降の
外気温度の測定値から予測結果を徐々に修正する方法も
取られている。一方、過去のデータから1時間先の熱負
荷を次々に予測する方法も行われている。
タを必要とし、多大な時間を要する (2)モデル化は地域、対象建物毎に、その都度行わな
ければならない (3)どのような変数を入力変数とするか明確でない (4)モデル化がブラックボックス化しており、一般的
でない(特に非線形モデルの場合) (5)計算が困難である など、実際の建物に適用するには多くの困難が生じる。
システム」、特開平8−86490号「熱負荷予測装
置」、特開平8−240335号「ビル空調熱負荷予測
装置」、特開平8−247522号「熱負荷予測装置」
等に記載された従来技術では、前述したような欠点を解
決することができない。
題点を克服するために、本発明は空調制御における熱負
荷予測として、 (1)予測方法の論理として確立した理論を用いる (2)実建物の熱負荷に対し±15%以内の精度で予測
できる (3)変数として容易にオンラインで入手できる変数を
採用する (4)地域、建物の種類を問わず、何れにも適用可能な
方法とする (5)計算が簡単である (6)モデル化を最小の時間で行え、即座に実際の建物
に適用できる 等の課題を解決した予測方法を実現することを目的とす
る。
おける建物熱負荷予測方法は、過去48時間以内の外気
温度の実測値(J1)を使用し、必要に応じて過去48
時間以内の外気湿度の実測値(J2)を追加して使用
し、24時間先までの外気温度(Y1)、24時間先ま
での外気湿度(Y2)、地下1mの温度(Y3)、翌日
の日平均気温(Y4)、各方位の壁毎および屋根の日射
量(Y5)、空調開始時の什器・躯体温度(Y6)と室
内温度(Y7)、配管立ち上がり温度(Y8)、翌日の
時刻毎熱負荷(Y9)、翌日の日積算熱負荷(Y10)
を予測する。本発明は、前記時刻毎熱負荷(Y9)およ
び前記日積算熱負荷(Y10)の予測値に基づいて空調
制御を行うことを特徴としている。
求める。 (1)翌日の外気温度・外気湿度の予測 過去48時間以内の外気温度・外気湿度の実測値を使用
して、24時間先までの時刻毎外気温度・外気湿度およ
び日平均気温を予測する。翌日の時間毎外気温度 t
oa(j)は、決定論的外気温度 tdet(j)と4時間平
均値の自己回帰AR(11)モデルを使用した確率論的
外気温度 tsto(j)の和から算出できる。すなわち、 toa(j)= tdet(j)+ tsto(j)
年の外気温度変化を意味し、建物立地位置(緯度ψおよ
び高度h)、時刻jおよび日数dが与えられれば、 tdet(j)=(TH +TL )/2−(TH −TL )/2
・cos [π・(j−tL )/(tH −tL )]
(tL ≦j≦tH ) tdet(j)=(TH +TL′)/2−(TH −TL′)/
2・cos [π・(j−tL′)/(tH −tL′)]
(tL′≦j≦tH ) と一義的に表される。ここで、 TH =Ta,day(d)+ΔTd,avg /2 TL =Ta,day(d)−ΔTd,avg /2 Ta,day(d)=(47.6−0.93ψ−0.006
*h)+(5.0+0.47ψ)/2・sin [2π(d
−125)/365](ψ≧34゜) Ta,day(d)=(47.6−0.93ψ−0.006
*h)+(−20.2+1.22ψ)/2・sin [2π
(d−125)/365](ψ<34゜)
゜) tL =12−tS /0.2618 sin (ts /2)=[sin θ1 sin θ2 /( cosψ cos
δ)]1/2 θ1 = π/4+(ψ′−δ+γ)/2 θ2 = π/4−(ψ′−δ−γ)/2 δ = 0.4093・cos [2π(d−172)/3
65] ψ′=(π/180)・ψ γ = 9.89×10 -3 (rad)
年の最高気温(℃) TL :d日の平年の最低気温
(℃) Ta,day(d):d日の平年の日平均気温
(℃) ΔTd,avg :d日の平年の日較差(℃) tH :d日の
最高気温時刻 tL :d日の最低気温時刻 TL′:(d+1)日の平
年の最低気温(℃) tL′:(d+1)日の平年の最低気温時刻 d:1月
1日からの日数 ψ:緯度(゜) h:高度(m) ts :日の出から南
中までの時角(rad) ψ′:緯度(rad) δ:太陽の赤緯(rad) γ:地平
屈折度(9.89×10-3 rad)である。
気温度と平年の外気温度の差を意味し、 tsto(j)=
zj (jは19,23,3,7,11および15) zj =1.0780・zj-1 −0.5362・zj-2 +
0.2635 ・zj-3 −0.0952・zj-4 +0.1580・z
j-5 +0.2201 ・zj-6 −0.2763・zj-7 +0.0662・z
j-8 +0.0194 ・zj-9 −0.1256・zj-10+0.1260・z
j-11 と表される。(j=19,18,17,16は同じ確率
論的外気温度である。他の時刻も同様である。)ここ
で、 zj =(tsto,j +tsto,j-1 +tsto,j-2 +t
sto,j-3 )/4 (jは19,23,3,7,11および15)である。
xoa(j)は決定論的外気湿度xoa ,detと4時間平均値
の自己回帰AR(7)モデルを使用した確率論的外気湿
度xoa,sto(j)の和より算出できる。 xoa(j)=xoa,det+xoa,sto(j) xoa,det=(23.4−0.410ψ+2.0*(h/
800))/1000+(22.7−0.268ψ+
2.0*(h/800))/2000・sin [2π(d
−125)/365] xoa,sto(j)=zj (jは19,23,3,7,1
1および15) zj =1.0651・zj-1 −0.2748・zj-2 +
0.1547 ・zj-3 −0.1092・zj-4 +0.0956・z
j-5 +0.1751 ・zj-6 −0.1878・zj-7
g/kg′) xoa,det:決定論的外気湿度(kg/k
g′) xoa,sto(j):j時の確率論的外気湿度(k
g/kg′)である。確率論的外気湿度xoa,sto(j)
は決定論的外気湿度xoa,detに比べ小さいことから、確
率論的外気湿度を無視することもできる。このときに
は、過去48時間以内の外気湿度実測値は不要になる。
mにおける土壌温度の予測値が必要になる。d日におけ
る地下1mの温度予測値は、 tg =(45.4−0.84ψ)+[18.1−0.1
5(ψ−38)2 ]/2・sin [2π(d−140)/
365] と表され、時刻毎の変化はほぼ無視できる。
あたる日射量を予測しなければならない。壁各方位の時
刻毎日射量予測値は、翌日の日平均気温予測値から水平
面日積算日射量予測値を算出し、水平面日積算日射量予
測値に方位毎の係数を掛けて方位別日積算日射量予測値
を求め、方位別日射量パターン係数に方位別日積算日射
量予測値を掛けて時刻毎日射量予測値を算出する。
を平均して求められる。壁に入射する日射量の日積算値
Idw(kcal/m2 ・h)は Idw=Isol,d ・Rsol,d Isol,d =Isol,0 +{300+200・sin [2π
(d−95)/365]}・(tavg,d −tavg,M ) Isol,0 =(6.32ψ−88.9)・(tavg,M +1
3)(1〜5月) Isol,0 =(4.92ψ−60.8)・(tavg,M +1
3)(6月) Isol,0 =(1.17ψ+52.7)・(tavg,M +1
3)(7〜12月) tavg,M =(47.6−0.93ψ−0.006h)+
(5.0+0.474ψ)/2・sin [2π(d−12
5)/365]
−d−294)/568](1月1日〜5月31日) Rsol,day =A+B・sin [2π(d−294)/56
8](6月1日〜12月31日) A=0.65+0.45・sin [2π(γ+80)/4
20] B=0.40+0.45・sin [2π(γ+55)/3
60] より計算できる。ただし、 Isol,d,mini≦Isol,d ≦Isol,d,max Isol,d,max =5450+3150・sin [2π(d−
125)/365] Isol,d,mini=340 である。ここで、γは壁の方位角(゜)である。
=Idw・Rt(j) より求める。ここで、Rt(j)
は、表1に示すように、月毎に変わる日射量パターン係
数である。Aは4〜9月、AAは3〜9月、Bは10〜
3月、BBは10〜2月の間のデータを表している。
で稼動し夜間停止する間欠空調が行われる。このため空
調停止後、室内温度は夏期上昇し、冬期低下する。室内
温度の変化に伴い、室内什器および躯体温度も変化し、
これらの温度変化が空調開始後の熱負荷になる。
度tr,s 及び什器・躯体温度tk,sは、日平均気温予測
値tavg,d と空調設備停止時間から予測でき、 tr,s =16.8+0.39・tavg,d (空調停止時間
が15時間前後のウイークデイ) tr,s =15.0+0.48・tavg,d (空調停止時間
が35時間以上の祝日又は週明け) tk,s =0.364・(ts−tr,s )+tr,s (暖房
時) tk,s =0.308・(ts−tr,s )+tr,s (冷房
時) と表される。ここで、tsは空調時の室内設定温度であ
る。
温度が配管周囲空気温度の変化により上昇または降下す
る。このため配管内水および配管の温度変化により空調
開始時に熱負荷になる。
て、 tw1=tsw・[1−exp (−KS/Q・UT)]+t0
・exp (−KS/Q・UT) より求めることができる。ここで、tswは周囲温度
(℃)、Kは配管熱貫流率(kcal/m2 h℃)、S
は配管表面積(m2 )、Qは配管熱容量(kcal/
℃)、UTは運転停止時間(h)、t0 は初期配管内温
度(℃)である。周囲温度tswは配管の設置場所によっ
て異なってくるが、屋外の場合外気温度の日平均値予測
値を使用し、屋内の場合外気温度の日平均値予測値と空
調時の室内温度設定値の平均値を採用する。
空調開始時の什器・躯体温度および室内温度予測値、配
管立ち上がり温度予測値から周期定常熱負荷計算により
時刻毎熱負荷を予測する。建物の時刻毎熱負荷(q)
は、貫流熱負荷(qk )、日射熱負荷(qw )、外気熱
負荷(qoa)、内部発熱負荷(qin)、装置蓄熱負荷
(qst)、什器・躯体蓄熱負荷(qs )より構成され、
q=qk +qw +qoa+qin+qst+qs より求められ
る。各熱負荷は次のようにして計算される。
になり、実効温度差は外気温度と日射量から算出でき
る。時刻毎外気温度予測値および壁の時刻毎日射量予測
値から壁の実効温度差を算出し、壁の貫流熱負荷を求め
る。ただし、予測時点以降の外気温度は予測値を使用す
るが、予測時点以前の外気温度は実測値を使用する。 qk =K・A・ETDj ETDj =ΣYk tj-k tj =SATj −ts SATj =toa+aInw(j)/α0
面積、ETDj は実効温度差、Ykは壁の応答係数、S
ATj は相当温度差、ts は室内温度(夏期24.5
℃、冬期23.5℃)、toaは外気温度、aは日射吸収
率(=0.7)、Inw(j)は日射量、α0 は外表面熱
伝達率(=20kcal/m2 h℃)である。窓の貫流
熱負荷は、時刻毎外気温度予測値と室内温度設計値の温
度差から計算する。
は時刻毎日射量予測値、Aは窓面積、SCは窓の遮蔽係
数である。
44toa)−hr ]=Σn=8 17Q・[(0.24+0.
44xoa)・toa+597.5xoa−hr] より求め
られる。ここで、Qは風量(kg/h)、hr は室内空
気のエンタルぴー(kcal/kg′)、toaは外気温
度(℃)、xoaは外気の絶対湿度(kg/kg′)であ
る。
物によって決まる量であり、一日を通して時間変動の少
ない熱負荷である。
などの機器の熱容量のために、立ち上がり時にこれらの
機器の蓄熱負荷が発生する。装置熱負荷は、 qst=Cw ・(tw1−tw2)+CA ・(tA1−tA2) と表すことができる。ここで、Cw は配管、冷凍機、ボ
イラなどの熱容量(kcal/℃)、CA は空調機、ダ
クトなどの熱容量(kcal/℃)、tw1、tA1は空調
開始時の配管温度と室内温度(℃)、tw2、tA2は定常
運転時の配管温度と室内温度(℃)である。Cw および
CA は、機器仕様および図面から算出できる。
り時に蓄熱負荷が発生する。空調開始後の什器・躯体の
温度変化は、 θs =θr −(θr −θs0)・exp (−KS/Qs ・
t) となる。ここで、θs は什器・躯体の温度、θs0は空調
開始時の躯体温度(=tk,s )、θr は空調時の室内温
度設定値、Kは什器・躯体熱貫流率、Sは什器・躯体の
伝熱面積、Qs は什器・躯体の熱容量、tは経過時間で
ある。什器・躯体の熱容量は建物図面および床面積から
容易に計算できる。什器・躯体からの蓄熱負荷は、qs
=KS・(θs −θr )と表される。
算することにより求めることができる。
基づいている (2)変数として容易にオンライン入手できる外気温度
および外気湿度のみを使用している (3)建物立地位置(緯度及び高度)を式中にパラメー
タとして含んでおり、地域を問わない (4)床面積、壁・床・窓ガラスの仕様及び面積、内部
発熱量、取入外気量、空調システム構成などの建物の熱
特性値をパラメータとして式に含んでいるために、あら
ゆる建物に適用できる
しており、計算が簡単に行える (6)過去48時間の外気温度、外気湿度があれば翌日
の建物熱負荷予測が行え、即座に実際の建物に適用でき
る (7)過去48時間の外気温度のみでも建物熱負荷予測
を行うことができ、精度の低下も少ないなどの利点が得
られる。以下、本発明による好適な実施形態を添付図面
を参照しながら説明する。
3,254m2 のRC造りの建物に対し、本発明の熱負
荷予測方法を適用した結果の一例を図1〜図6に示す。
予測結果は実測結果を良く反映し、十分な精度を持った
方法であることが判る。1年間の熱負荷実測値を基に、
本予測手法を適用したときの予測性能を検証した結果、 (1)日積算熱負荷予測値は、ピーク熱負荷に対し 冷房時 平均値 +1% 標準偏差 ±12%、 暖房時 平均値 +5% 標準偏差 ±14%、 であり、 (2)時刻毎熱負荷予測値は、ピーク時刻熱負荷に対し 冷房時 平均値 +1% 標準偏差 ±15%、 暖房時 平均値 +2% 標準偏差 ±13%、 の性能を有することが検証できた。
方法の論理が確立した理論を用いながら、実建物の熱負
荷に対し±15%以内の精度で予測することができ、変
数は容易にオンラインで入手することができ、地域、建
物の種類を問わず、何れにも適用可能であって、計算が
簡単であり、モデル化を最小の時間で行え、即座に実際
の建物に適用できる等、空調制御における技術的効果に
は極めて顕著なものがある。
値を比較したグラフである。
値を比較したグラフである。
比較したグラフである。
比較したグラフである。
比較したグラフである。
比較したグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 過去48時間以内の外気温度の実測値
(J1)を使用し、 第1段階として、決定論的外気温度と、4時間平均値の
自己回帰モデルを使用した確率論的外気温度の和によっ
て24時間先までの外気温度(Y1)を予測し、 第2段階として、決定論的外気湿度によって24時間先
までの外気湿度(Y2)を予測し、 第3段階として、緯度と1月1日からの日数とに基づく
計算式によって地下1mの温度(Y3)を予測し、 第4段階として、24時間先までの外気温度予測値(Y
1)の平均から翌日の日平均気温(Y4)と各方位の壁
毎および屋根の日射量(Y5)とを予測し、 第5段階として、翌日の日平均気温(Y4)と空調設備
停止時間と室内設定温度から一次の計算式によって空調
開始時の什器・躯体温度(Y6)と室内温度(Y7)を
予測し、 第6段階として、伝熱計算式を用いて配管立ち上がり温
度(Y8)を予測し、 第7段階として、前記全ての予測値(Y1〜Y8)と各
建物に固有な建物熱特性値から周期定常熱負荷計算によ
り翌日の時刻毎熱負荷(Y9)を予測し、 第8段階として、前記時刻毎熱負荷(Y9)を積算する
ことにより日積算熱負荷(Y10)を予測し、 前記時刻毎熱負荷(Y9)および前記日積算熱負荷(Y
10)の予測値に基づいて空調制御を行うことを特徴と
する建物熱負荷予測による空調制御方法。 - 【請求項2】 過去48時間以内の外気湿度の実測値
(J2)を追加して使用し、前記第2段階において、決
定論的外気湿度と、4時間平均値の自己回帰モデルを使
用した確率論的外気湿度の和によって翌日24時間の外
気湿度(Y2)を予測することを特徴とする請求項1記
載の空調制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021957A JP2874000B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 建物熱負荷予測による空調制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021957A JP2874000B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 建物熱負荷予測による空調制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10205852A JPH10205852A (ja) | 1998-08-04 |
JP2874000B2 true JP2874000B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12069557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9021957A Expired - Fee Related JP2874000B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 建物熱負荷予測による空調制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2874000B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5000042B2 (ja) * | 2001-02-19 | 2012-08-15 | 高砂熱学工業株式会社 | ダイナミック型氷蓄熱システム及びその運転方法と予測方法 |
JP5112914B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2013-01-09 | アズビル株式会社 | エネルギー算出装置、方法及びプログラム |
CH705980B1 (fr) * | 2012-01-12 | 2017-10-31 | Neurobat Ag | Système de régulation de la température dans une installation de chauffage d'un immeuble. |
US8958921B2 (en) * | 2012-06-29 | 2015-02-17 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Method for operating building climate control system using integrated temperature and humidity models |
JP6160945B2 (ja) * | 2013-01-11 | 2017-07-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 室温推定装置、プログラム |
CN105324614B (zh) * | 2013-06-17 | 2018-03-30 | 三菱电机株式会社 | 空调系统控制装置以及空调系统控制方法 |
JP6235849B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-11-22 | パナホーム株式会社 | 建物の空調システム |
JP7042628B2 (ja) * | 2018-01-19 | 2022-03-28 | 三菱電機株式会社 | 空調システム、制御装置、空調制御方法及びプログラム |
CN108870671A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-11-23 | 天津大学 | 一种适用于建筑规划阶段的空调负荷预测方法 |
JP7203374B2 (ja) * | 2018-11-05 | 2023-01-13 | 日本コンピューターテクノス株式会社 | 設備制御装置、学習装置、設備制御方法、学習器の生産方法、およびプログラム |
CN110068110B (zh) * | 2019-04-02 | 2020-12-04 | 深圳市海源节能科技有限公司 | 一种中央空调负荷预测方法、智能终端及存储介质 |
CN112036026B (zh) * | 2020-08-27 | 2023-09-22 | 天津天大求实电力新技术股份有限公司 | 一种基于蓄热系统的建筑热负荷预测方法 |
CN113283056B8 (zh) * | 2021-04-28 | 2024-02-23 | 长安大学 | 蒸发冷却空调技术在不同地区适应度计算方法 |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP9021957A patent/JP2874000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10205852A (ja) | 1998-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Joe et al. | A model predictive control strategy to optimize the performance of radiant floor heating and cooling systems in office buildings | |
JP2874000B2 (ja) | 建物熱負荷予測による空調制御方法 | |
Tong et al. | Thermal performance of concrete-based roofs in tropical climate | |
Henze et al. | Sensitivity analysis of optimal building thermal mass control | |
Belafi et al. | Smart building management vs. intuitive human control—Lessons learnt from an office building in Hungary | |
KR101075893B1 (ko) | 지역난방시스템의 열에너지 공급 제어방법 | |
Lee et al. | Simulation and optimization of energy efficient operation of HVAC system as demand response with distributed energy resources | |
Hani et al. | Optimization of office building façades in a warm summer continental climate | |
Berthou et al. | Optimal control for building heating: An elementary school case study | |
Moujaes et al. | Thermal performance analysis of highly reflective coating on residences in hot and arid climates | |
Salimifard | Comparison of part load model prediction of commercial office subsystem energy consumption with sub-metered data | |
Nyman | Cost optimal heating and cooling systems in nearly zero energy service buildings | |
Akgüç | A new approach to increase energy efficiency of luxury high-rise residential blocks in complex buildings by utilizing advanced HVAC systems | |
Lambert et al. | Thermo-economic analysis of solar powered adsorption heat pump | |
Feng et al. | Comparison of construction and energy costs for radiant vs. VAV systems in the California Bay Area | |
Bojić et al. | Influence of duration of thermal comfort provision on heating behavior of buildings | |
Bigaila et al. | Solar energy potential for commercial building facade retrofit | |
Strand | Investigation of a condenser-linked radiant cooling system using a heat balance based energy simulation program | |
Raimondo et al. | Field test of a thermal active building system (tabs) in an office building in Denmark | |
Prasad et al. | Operational carbon in the built environment: measurements, benchmarks and pathways to net zero | |
Brown et al. | Accelerating the Deployment of Advanced Energy Communities: The Oakland EcoBlock A Zero Net Energy, Low Water Use Retrofit Neighborhood Demonstration Project | |
Nasrabadi et al. | Performance Assessment of an Integrated Low-Approach Low-Temperature Open Cooling Tower with Radiant Cooling and Displacement Ventilation for Space Conditioning in Temperate Climates. | |
Morgan | Experimental analysis of optimal control of passive and active building thermal storage inventory | |
Eto | A COMPARISON OF WEATHER NORMALIZATION TECHNIQUES FOR COMMERICAL BUILDING ENERGY USE | |
Underwood | Working towards net zero energy at Fort Irwin, CA |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |