JP2871332B2 - コネクタ検査装置 - Google Patents
コネクタ検査装置Info
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- JP2871332B2 JP2871332B2 JP4236142A JP23614292A JP2871332B2 JP 2871332 B2 JP2871332 B2 JP 2871332B2 JP 4236142 A JP4236142 A JP 4236142A JP 23614292 A JP23614292 A JP 23614292A JP 2871332 B2 JP2871332 B2 JP 2871332B2
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- housing
- inspection
- terminal fitting
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/26—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for engaging or disengaging the two parts of a coupling device
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
- G01R31/66—Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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- G01R31/68—Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などに用いられ
るワイヤーハーネスの相互接続や、電気機器間の接続な
どのために用いられるコネクタの端子金具の装着状態等
を検査するためのコネクタ検査装置に関するものであ
る。
るワイヤーハーネスの相互接続や、電気機器間の接続な
どのために用いられるコネクタの端子金具の装着状態等
を検査するためのコネクタ検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車における電装品の配線に用いられ
るワイヤーハーネスでは、ワイヤーハーネス相互間の接
続やワイヤーハーネスと電装品との接続のために、コネ
クタが用いられる。このコネクタは、一般に、合成樹脂
材料を用いて構成されるハウジングと、このハウジング
に形成された端子収容室に収容される雌端子金具または
雄端子金具とを有している。端子金具は、いわゆるハウ
ジングランス方式により、ハウジングに係止されてい
る。雌コネクタと雄コネクタとの各ハウジングを嵌合さ
せると、相互接続すべき雄雌の端子金具が位置合わせさ
れて結合し、電気的接続が達成される。
るワイヤーハーネスでは、ワイヤーハーネス相互間の接
続やワイヤーハーネスと電装品との接続のために、コネ
クタが用いられる。このコネクタは、一般に、合成樹脂
材料を用いて構成されるハウジングと、このハウジング
に形成された端子収容室に収容される雌端子金具または
雄端子金具とを有している。端子金具は、いわゆるハウ
ジングランス方式により、ハウジングに係止されてい
る。雌コネクタと雄コネクタとの各ハウジングを嵌合さ
せると、相互接続すべき雄雌の端子金具が位置合わせさ
れて結合し、電気的接続が達成される。
【0003】ハウジングランス方式は、ハウジングに一
体的に形成した可撓性の係止アームを端子収容室の内部
空間に向けて突出させ、この係止アームを端子金具の電
気接触部の孔や肩部に係合させて、端子金具の抜けを防
止する技術である。端子金具をハウジングに挿入する過
程では、係止アームは端子金具に当接して弾性変形す
る。そして、端子金具が完全に挿入されると、係止アー
ムが元の形状に復元し、この係止アームが端子金具の孔
や肩部に係合する。したがって、端子金具をハウジング
に完全に挿入すれば、自動的に端子金具の係止が達成さ
れる。
体的に形成した可撓性の係止アームを端子収容室の内部
空間に向けて突出させ、この係止アームを端子金具の電
気接触部の孔や肩部に係合させて、端子金具の抜けを防
止する技術である。端子金具をハウジングに挿入する過
程では、係止アームは端子金具に当接して弾性変形す
る。そして、端子金具が完全に挿入されると、係止アー
ムが元の形状に復元し、この係止アームが端子金具の孔
や肩部に係合する。したがって、端子金具をハウジング
に完全に挿入すれば、自動的に端子金具の係止が達成さ
れる。
【0004】しかし、係止アームはあまり大きく形成す
ることができないから、雄雌コネクタの着脱を繰り返す
うちに損傷し、ついには端子金具がハウジングから抜け
出してしまうおそれがある。そこで、最近では、端子金
具の挿入後に、端子金具に係合する係止部材をハウジン
グの側面から嵌め込み、ハウジングランス方式に加えて
端子金具を二重に係止する二重係止構造を有するコネク
タが用いられるようになってきている。このようなコネ
クタはたとえば、特公平4−23391号公報に開示さ
れている。
ることができないから、雄雌コネクタの着脱を繰り返す
うちに損傷し、ついには端子金具がハウジングから抜け
出してしまうおそれがある。そこで、最近では、端子金
具の挿入後に、端子金具に係合する係止部材をハウジン
グの側面から嵌め込み、ハウジングランス方式に加えて
端子金具を二重に係止する二重係止構造を有するコネク
タが用いられるようになってきている。このようなコネ
クタはたとえば、特公平4−23391号公報に開示さ
れている。
【0005】この公告公報に開示されたコネクタでは、
ハウジングの側部に貫通孔が形成され、この貫通孔に係
止部材が挿入される。この係止部材は、端子金具をハウ
ジングに挿入する以前には、端子金具の挿入が可能な位
置に仮係止されて退避させられている。そして、端子金
具を挿入した後に、係止部材をハウジングに押し込むこ
とにより二重係止が達成される。
ハウジングの側部に貫通孔が形成され、この貫通孔に係
止部材が挿入される。この係止部材は、端子金具をハウ
ジングに挿入する以前には、端子金具の挿入が可能な位
置に仮係止されて退避させられている。そして、端子金
具を挿入した後に、係止部材をハウジングに押し込むこ
とにより二重係止が達成される。
【0006】この構成では、係止部材が予めハウジング
に仮係止されているから、ハウジングと係止部材とを実
質的に1部品として取り扱うことができる。このため、
在庫管理などを簡素化できるいう利点がある。ところ
が、上述のような二重係止構造のコネクタでは、端子金
具をハウジングに挿入する作業と、係止部材をハウジン
グに押し込む作業とが必要となる。このため、大量のワ
イヤーハーネスを生産するうちに、いくらかのコネクタ
については係止部材の押込み作業が怠られたり、不完全
になったりするおそれがある。
に仮係止されているから、ハウジングと係止部材とを実
質的に1部品として取り扱うことができる。このため、
在庫管理などを簡素化できるいう利点がある。ところ
が、上述のような二重係止構造のコネクタでは、端子金
具をハウジングに挿入する作業と、係止部材をハウジン
グに押し込む作業とが必要となる。このため、大量のワ
イヤーハーネスを生産するうちに、いくらかのコネクタ
については係止部材の押込み作業が怠られたり、不完全
になったりするおそれがある。
【0007】しかも、仮係止位置と押込み完了位置との
間の係止部材のストローク長は、高々端子収容室の大き
さ程度であるから、係止部材の押込み作業が完全に行わ
れたか否かを事後的に判別するのは困難である。その一
方で、二重係止が完全に行われていないと、端子金具の
係止に関する信頼性が悪く、ひいてはワイヤーハーネス
の信頼性の低下を招く。
間の係止部材のストローク長は、高々端子収容室の大き
さ程度であるから、係止部材の押込み作業が完全に行わ
れたか否かを事後的に判別するのは困難である。その一
方で、二重係止が完全に行われていないと、端子金具の
係止に関する信頼性が悪く、ひいてはワイヤーハーネス
の信頼性の低下を招く。
【0008】一方、ワイヤーハーネスの生産の最終段階
では、コネクタの導通検査が行われるのが通常である。
コネクタの導通検査は、ハウジングに端子金具が正しく
挿入されているか、端子金具に対する電線の圧着が良好
に行われているかなどを検査するために行われる。すな
わち、端子金具が挿入されていなかったり、端子金具の
挿入位置に誤りがあったり、電線の圧着が不良であった
りすると、自動車の電装品の動作に不良が生じる。した
がって、ワイヤーハーネスの生産時には、上記の導通検
査は欠かすことができない。
では、コネクタの導通検査が行われるのが通常である。
コネクタの導通検査は、ハウジングに端子金具が正しく
挿入されているか、端子金具に対する電線の圧着が良好
に行われているかなどを検査するために行われる。すな
わち、端子金具が挿入されていなかったり、端子金具の
挿入位置に誤りがあったり、電線の圧着が不良であった
りすると、自動車の電装品の動作に不良が生じる。した
がって、ワイヤーハーネスの生産時には、上記の導通検
査は欠かすことができない。
【0009】コネクタの導通検査を行うための検査装置
は、ハウジングを保持するコネクタ受け部と、このコネ
クタ受け部に対向するように設けられた検査部とを有す
る。検査部には、ハウジング内の端子と導通を得るため
の検出子が備えられている。たとえば、コネクタ受け部
は固定され、検査部はコネクタ受け部に対して近接/離
反変位できるようにスライド可能に構成されている。
は、ハウジングを保持するコネクタ受け部と、このコネ
クタ受け部に対向するように設けられた検査部とを有す
る。検査部には、ハウジング内の端子と導通を得るため
の検出子が備えられている。たとえば、コネクタ受け部
は固定され、検査部はコネクタ受け部に対して近接/離
反変位できるようにスライド可能に構成されている。
【0010】コネクタ受け部にハウジングを装着した状
態で検査部をコネクタ受け部に近接させると、コネクタ
ハウンジグ内の端子金具と検査部に設けた検出子とが接
触し、これらの間で導通が得られる。もしも、端子金具
がハウジングに挿入されていないときや、端子金具に対
する電線の圧着か不良であるときには、導通が不良とな
る。したがって、検査部をコネクタ受け部に近接変位さ
せたときに検出子と端子金具との間の導通が得られるか
否かにより、端子金具の装着および電線の圧着の良否な
どを検査できる。
態で検査部をコネクタ受け部に近接させると、コネクタ
ハウンジグ内の端子金具と検査部に設けた検出子とが接
触し、これらの間で導通が得られる。もしも、端子金具
がハウジングに挿入されていないときや、端子金具に対
する電線の圧着か不良であるときには、導通が不良とな
る。したがって、検査部をコネクタ受け部に近接変位さ
せたときに検出子と端子金具との間の導通が得られるか
否かにより、端子金具の装着および電線の圧着の良否な
どを検査できる。
【0011】特公平2−56786公報には、上記のよ
うなコネクタ検査装置を利用して上述の係止部材の不完
全挿入状態の検知を達成した技術が開示されている。こ
の先行技術では、コネクタ受け部に、ハウジングの表面
に対する係止部材の浮き出し量を検知する検知部が設け
られている。この検知部は、たとえば、コネクタ受け部
において係止部材に対向する位置に出没自在に検知ピン
を設ける構成により実現される。すなわち、係止部材が
完全に押し込まれていれば、この係止部材はハウジング
の表面から突出せず、検知ピンの変位量は少ない。これ
に対して、係止部材の挿入が不完全であるときには、係
止部材はハウジングの表面から突出するから、検知ピン
の変位量が大きくなる。
うなコネクタ検査装置を利用して上述の係止部材の不完
全挿入状態の検知を達成した技術が開示されている。こ
の先行技術では、コネクタ受け部に、ハウジングの表面
に対する係止部材の浮き出し量を検知する検知部が設け
られている。この検知部は、たとえば、コネクタ受け部
において係止部材に対向する位置に出没自在に検知ピン
を設ける構成により実現される。すなわち、係止部材が
完全に押し込まれていれば、この係止部材はハウジング
の表面から突出せず、検知ピンの変位量は少ない。これ
に対して、係止部材の挿入が不完全であるときには、係
止部材はハウジングの表面から突出するから、検知ピン
の変位量が大きくなる。
【0012】したがって、検知ピンが大きく変位したと
きに、このことをランプを点灯させて表示したりすれ
ば、検査者は、係止部材の挿入が不完全であることを知
ることができる。
きに、このことをランプを点灯させて表示したりすれ
ば、検査者は、係止部材の挿入が不完全であることを知
ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の先行
技術では、係止部材の挿入が不完全であることが検知さ
れたコネクタについては、コネクタ受け部からハウジン
グを取り外して係止部材を押し込んだ後に、ハウジング
を再度コネクタ受け部に装着して試験をやり直さなけれ
ばならない。すなわち、上記の先行技術では、導通検査
過程における作業が繁雑になるという問題があり、ワイ
ヤーハーネスの生産性の劣化が避けられなかった。
技術では、係止部材の挿入が不完全であることが検知さ
れたコネクタについては、コネクタ受け部からハウジン
グを取り外して係止部材を押し込んだ後に、ハウジング
を再度コネクタ受け部に装着して試験をやり直さなけれ
ばならない。すなわち、上記の先行技術では、導通検査
過程における作業が繁雑になるという問題があり、ワイ
ヤーハーネスの生産性の劣化が避けられなかった。
【0014】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、コネクタの検査作業を低減できるととも
に、係止部材の挿入の確実性を高めることができるコネ
クタ検査装置を提供することである。
題を解決し、コネクタの検査作業を低減できるととも
に、係止部材の挿入の確実性を高めることができるコネ
クタ検査装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するための本発明のコネクタ検査装置は、ハウジン
グに仮係止された係止部材をハウジング内に押し込み、
この係止部材とハウジング内の端子金具とを係合させる
ことにより、この端子金具をハウジング内に係止させる
ようにしたコネクタを検査するために用いられ、上記コ
ネクタを保持するコネクタ受け部と、このコネクタ受け
部に対向して設けられ、検査すべきコネクタの複数の端
子金具に対応した複数の検出子が上記コネクタ受け部に
向かって突出して並設されている検査部と、上記コネク
タ受け部と検査部とを、上記検出子が延びる方向に沿っ
て、相互に近接/離反変位させる手段とを有し、上記コ
ネクタ受け部と検査部とを近接させたときに、コネクタ
の端子金具と上記検出子との間で導通が得られるか否か
により、端子金具の装着状態等を検査する装置におい
て、上記検査のためにコネクタ受け部および検査部の少
なくとも一方が変位するときに、上記コネクタ受け部に
保持されたコネクタの上記係止部材に当接するととも
に、上記コネクタ受け部に対して相対的に変位して上記
係止部材をハウジング内に押し込む押圧部材を含むこと
を特徴とする。
達成するための本発明のコネクタ検査装置は、ハウジン
グに仮係止された係止部材をハウジング内に押し込み、
この係止部材とハウジング内の端子金具とを係合させる
ことにより、この端子金具をハウジング内に係止させる
ようにしたコネクタを検査するために用いられ、上記コ
ネクタを保持するコネクタ受け部と、このコネクタ受け
部に対向して設けられ、検査すべきコネクタの複数の端
子金具に対応した複数の検出子が上記コネクタ受け部に
向かって突出して並設されている検査部と、上記コネク
タ受け部と検査部とを、上記検出子が延びる方向に沿っ
て、相互に近接/離反変位させる手段とを有し、上記コ
ネクタ受け部と検査部とを近接させたときに、コネクタ
の端子金具と上記検出子との間で導通が得られるか否か
により、端子金具の装着状態等を検査する装置におい
て、上記検査のためにコネクタ受け部および検査部の少
なくとも一方が変位するときに、上記コネクタ受け部に
保持されたコネクタの上記係止部材に当接するととも
に、上記コネクタ受け部に対して相対的に変位して上記
係止部材をハウジング内に押し込む押圧部材を含むこと
を特徴とする。
【0016】上記の構成によれば、コネクタ受け部と検
査部とを近接させることにより、コネクタの端子金具と
検出子とが当接して、両者間が導通する。この導通が得
られなければ、端子金具がコネクタのハウジングに挿入
されていなかったり、端子金具に対する配線接続が不良
であるなどのいずれかの不良が生じていると考えられ
る。したがって,コネクタ受け部と検査部とを近接させ
るとともに、検出子と端子金具との間の導通/非導通を
調べることにより、端子金具の装着状態等の良否が検査
できる。
査部とを近接させることにより、コネクタの端子金具と
検出子とが当接して、両者間が導通する。この導通が得
られなければ、端子金具がコネクタのハウジングに挿入
されていなかったり、端子金具に対する配線接続が不良
であるなどのいずれかの不良が生じていると考えられ
る。したがって,コネクタ受け部と検査部とを近接させ
るとともに、検出子と端子金具との間の導通/非導通を
調べることにより、端子金具の装着状態等の良否が検査
できる。
【0017】本発明では、上記の検査のためにコネクタ
受け部と検査部との少なくともいずれか一方が変位する
ときに、ハウジングに仮係止されている係止部材が押圧
部材によりハウジング内に押し込まれる。すなわち、押
圧部材は、コネクタ受け部に保持されたコネクタの係止
部材に当接し、コネクタ受け部に対して相対的に変位す
る。これにより、押圧部材がコネクタ受け部に対して相
対変位する過程で、係止部材がハウジング内に押し込ま
れる。その結果、ハウジング内では、端子金具と係止部
材とが係合し、端子金具の係止が達成される。
受け部と検査部との少なくともいずれか一方が変位する
ときに、ハウジングに仮係止されている係止部材が押圧
部材によりハウジング内に押し込まれる。すなわち、押
圧部材は、コネクタ受け部に保持されたコネクタの係止
部材に当接し、コネクタ受け部に対して相対的に変位す
る。これにより、押圧部材がコネクタ受け部に対して相
対変位する過程で、係止部材がハウジング内に押し込ま
れる。その結果、ハウジング内では、端子金具と係止部
材とが係合し、端子金具の係止が達成される。
【0018】請求項2記載のコネクタ検査装置は、上記
検出子は、上記端子金具に接触する第1プローブと、こ
の第1プローブに対してコネクタ受け部とは反対側に所
定の隙間を開けて直列に配置された第2プローブと、上
記第1プローブおよび第2プローブを上記コネクタ受け
部に向けて個別に弾発付勢する手段とを有するものであ
ることを特徴とする。
検出子は、上記端子金具に接触する第1プローブと、こ
の第1プローブに対してコネクタ受け部とは反対側に所
定の隙間を開けて直列に配置された第2プローブと、上
記第1プローブおよび第2プローブを上記コネクタ受け
部に向けて個別に弾発付勢する手段とを有するものであ
ることを特徴とする。
【0019】この構成によれば、検査部とコネクタ受け
部とが近接すると、端子金具が第1プローブに当接し、
さらにこの第1プローブが後退して第2プローブに導通
接触する。これにより、端子金具と第2プローブとの間
が導通する。第1および第2プローブは、コネクタ受け
部に向けて個別に弾発付勢されているから、もしも、ハ
ウジングへの端子金具の装着が不完全であるときには、
第1および第2プローブが端子金具に及ぼす弾発力によ
り、端子金具がハウジング外に排出される。これによ
り、端子金具の不完全装着状態が確実に検知される。
部とが近接すると、端子金具が第1プローブに当接し、
さらにこの第1プローブが後退して第2プローブに導通
接触する。これにより、端子金具と第2プローブとの間
が導通する。第1および第2プローブは、コネクタ受け
部に向けて個別に弾発付勢されているから、もしも、ハ
ウジングへの端子金具の装着が不完全であるときには、
第1および第2プローブが端子金具に及ぼす弾発力によ
り、端子金具がハウジング外に排出される。これによ
り、端子金具の不完全装着状態が確実に検知される。
【0020】特に、係止部材の押し込みが行われる以前
に端子金具がハウジング外に排出されるようにしておけ
ば、不完全に装着された端子金具に対して無理に係止部
材が係合させられるなどという事態を回避できる。
に端子金具がハウジング外に排出されるようにしておけ
ば、不完全に装着された端子金具に対して無理に係止部
材が係合させられるなどという事態を回避できる。
【0021】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のコネ
クタ検査装置の構成を示す斜視図である。このコネクタ
検査装置は、たとえば、ワイヤーハーネスに取り付けら
れたコネクタを検査するために用いられる。ワイーヤー
ハーネスは、電線の接続態様が予め図示されている検査
用図板上に載置されて検査される。この検査用図板上に
載置されたワイヤーハーネスのコネクタが位置する各箇
所に、図1に示すコネクタ検査装置が固定配置される。
照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のコネ
クタ検査装置の構成を示す斜視図である。このコネクタ
検査装置は、たとえば、ワイヤーハーネスに取り付けら
れたコネクタを検査するために用いられる。ワイーヤー
ハーネスは、電線の接続態様が予め図示されている検査
用図板上に載置されて検査される。この検査用図板上に
載置されたワイヤーハーネスのコネクタが位置する各箇
所に、図1に示すコネクタ検査装置が固定配置される。
【0022】検査用図板に固定される本体ベース1に
は、一対のスライドレール2が設けられている。このス
ライドレール2には、検査部3とコネクタ受け部4とが
スライド可能に嵌め込まれている。検査部3の一端部に
は、レバー取付け部1Aが一体的に立設されている。こ
のレバー取付け部1Aには、本体ベース1に平行であっ
てスライドレール2と交差する軸線まわりに回動自在で
あるようにレバー6が取り付けられている。レバー6に
は、検査部3に向かって突出したカム部7が一体的に形
成されている。このカム部7は検査部3の後端部に当接
している。
は、一対のスライドレール2が設けられている。このス
ライドレール2には、検査部3とコネクタ受け部4とが
スライド可能に嵌め込まれている。検査部3の一端部に
は、レバー取付け部1Aが一体的に立設されている。こ
のレバー取付け部1Aには、本体ベース1に平行であっ
てスライドレール2と交差する軸線まわりに回動自在で
あるようにレバー6が取り付けられている。レバー6に
は、検査部3に向かって突出したカム部7が一体的に形
成されている。このカム部7は検査部3の後端部に当接
している。
【0023】検査部3においてレバー6とは反対側の端
面には、凹部8が形成されている。凹部8内には、コネ
クタ受け部4に保持されるコネクタ(図示せず。)が有
する端子金具に対向する各位置に頭部を突出させた複数
個の検出子9が並設されている。検出子9は、図外のコ
イルばねによりコネクタ受け部4に向けて弾発的に付勢
されている。
面には、凹部8が形成されている。凹部8内には、コネ
クタ受け部4に保持されるコネクタ(図示せず。)が有
する端子金具に対向する各位置に頭部を突出させた複数
個の検出子9が並設されている。検出子9は、図外のコ
イルばねによりコネクタ受け部4に向けて弾発的に付勢
されている。
【0024】コネクタ受け部4は、スライドレール2に
交差する断面が略U字状に形成されていて、検査すべき
コネクタを保持するための収容空間10を有している。
このコネクタ受け部4の後端部にはコネクタから引き出
された電線を通すための切欠部11が形成されている。
また、コネクタ受け部4のスライドレール2に沿った一
対の側壁部12,13のうちの一方の側壁部13には、
収容空間10にまで貫通した窓14が形成されている。
交差する断面が略U字状に形成されていて、検査すべき
コネクタを保持するための収容空間10を有している。
このコネクタ受け部4の後端部にはコネクタから引き出
された電線を通すための切欠部11が形成されている。
また、コネクタ受け部4のスライドレール2に沿った一
対の側壁部12,13のうちの一方の側壁部13には、
収容空間10にまで貫通した窓14が形成されている。
【0025】窓14に対向する位置には、リテーナ押圧
部材25が、本体ベース1に固定されて配置されてい
る。図2は上記のコネクタ検査装置の平面図であり、図
3はその正面図である。また、図4は図2の切断面線IV
−IVから見た断面図である。検査部3において一対のス
ライドレール2の間の位置には、コネクタ受け部4に向
かって突出させたガイド棒15が固定されている。この
ガイド棒15は、コネクタ受け部4の底部にスライドレ
ール2に平行に形成された挿通孔16を挿通している。
ガイド棒15にはコイルばね17が巻装されており、こ
のコイルばね17により検査部3はレバー6に向けて付
勢されている。
部材25が、本体ベース1に固定されて配置されてい
る。図2は上記のコネクタ検査装置の平面図であり、図
3はその正面図である。また、図4は図2の切断面線IV
−IVから見た断面図である。検査部3において一対のス
ライドレール2の間の位置には、コネクタ受け部4に向
かって突出させたガイド棒15が固定されている。この
ガイド棒15は、コネクタ受け部4の底部にスライドレ
ール2に平行に形成された挿通孔16を挿通している。
ガイド棒15にはコイルばね17が巻装されており、こ
のコイルばね17により検査部3はレバー6に向けて付
勢されている。
【0026】さらに、コネクタ受け部4の底部であって
検査部3とは反対側の位置には、一対のスライドレール
2の間に凹部18が形成されている。この凹部18に
は、一対のスライドレール2の間に配置されるコイルば
ね19の一端部が嵌め込まれる。このコイルばね19の
他端部は、本体ベース部1のレバー6とは反対側の端面
にボルト20により固定された端板21に当接してい
る。なお、コイルばね19はコイルばね17よりも大き
な弾発力を発生するものであり、コイルばね17が圧縮
されてもコイルばね19はわずかに圧縮するに過ぎな
い。
検査部3とは反対側の位置には、一対のスライドレール
2の間に凹部18が形成されている。この凹部18に
は、一対のスライドレール2の間に配置されるコイルば
ね19の一端部が嵌め込まれる。このコイルばね19の
他端部は、本体ベース部1のレバー6とは反対側の端面
にボルト20により固定された端板21に当接してい
る。なお、コイルばね19はコイルばね17よりも大き
な弾発力を発生するものであり、コイルばね17が圧縮
されてもコイルばね19はわずかに圧縮するに過ぎな
い。
【0027】本体ベース部1に固定されたリテーナ押圧
部材25は、コネクタ受け部4に形成された窓14と係
合する突出部22を有している。この突出部22は、コ
ネクタ受け部4の側壁13の内表面よりも収容空間10
側にわずかに突出している。このリテーナ押圧部材25
の突出部22は、コネクタ受け部4がスライドレール2
に沿ってスライドすると、窓14内における相対的な位
置が変位する。換言すれば、突出部22は、コネクタ受
け部4に対し相対的に変位することができる。なお、突
出部22において、検査部3側の端縁には、テーパー部
22aが形成されている。
部材25は、コネクタ受け部4に形成された窓14と係
合する突出部22を有している。この突出部22は、コ
ネクタ受け部4の側壁13の内表面よりも収容空間10
側にわずかに突出している。このリテーナ押圧部材25
の突出部22は、コネクタ受け部4がスライドレール2
に沿ってスライドすると、窓14内における相対的な位
置が変位する。換言すれば、突出部22は、コネクタ受
け部4に対し相対的に変位することができる。なお、突
出部22において、検査部3側の端縁には、テーパー部
22aが形成されている。
【0028】検査部3のコネクタ受け部4とは反対側の
端面には、検出子9と電気的に接続されている端子9A
が突出している。この端子9Aは、図外の検査ユニット
に配線接続される。図5は上記の構成のコネクタ検査装
置により検査されるべきコネクタの構成例を示す分解斜
視図であり、図6は組立てた状態の縦断面図である。こ
の図5および図6には雄端子金具31を雄型ハウジング
32に収容して構成される雄コネクタ30の構成が示さ
れている。
端面には、検出子9と電気的に接続されている端子9A
が突出している。この端子9Aは、図外の検査ユニット
に配線接続される。図5は上記の構成のコネクタ検査装
置により検査されるべきコネクタの構成例を示す分解斜
視図であり、図6は組立てた状態の縦断面図である。こ
の図5および図6には雄端子金具31を雄型ハウジング
32に収容して構成される雄コネクタ30の構成が示さ
れている。
【0029】ハウジング32は樹脂成型品で構成された
もので、内部に複数の端子収容室33が形成されてい
る。各端子収容室33にはハウジング32に一体的に形
成された可撓性の係止アーム34が突出している。端子
金具31を矢印43方向に挿入すると、挿入過程では端
子金具31が係止アーム34に当接してこの係止アーム
34を弾性変形させる。そして、挿入完了位置まで端子
金具31を挿入すると、係止アーム34が元に位置に復
元し、これにより係止アーム34が端子金具31の孔4
2に係合する。これにより、いわゆるハウジングランス
方式による端子金具31の係止が達成される。
もので、内部に複数の端子収容室33が形成されてい
る。各端子収容室33にはハウジング32に一体的に形
成された可撓性の係止アーム34が突出している。端子
金具31を矢印43方向に挿入すると、挿入過程では端
子金具31が係止アーム34に当接してこの係止アーム
34を弾性変形させる。そして、挿入完了位置まで端子
金具31を挿入すると、係止アーム34が元に位置に復
元し、これにより係止アーム34が端子金具31の孔4
2に係合する。これにより、いわゆるハウジングランス
方式による端子金具31の係止が達成される。
【0030】このようにして、端子金具31が挿入され
た後には、係止部材であるリテーナ35が挿入される。
すなわち、ハウジング32の側部には、コネクタハウジ
ング32の内部空間と連通した貫通孔36が形成されて
いる。この貫通孔36に、櫛状のリテーナ35が嵌め込
まれる。リテーナ35は、連結部37から複数のロック
片38を突出させたものである。中央のロック片38M
は、先端部に仮係止部39を有し、基端部に係止部40
を有している。また、残余のロック片38は、先端部お
よび基端部にそれぞれ係止部40を有している。
た後には、係止部材であるリテーナ35が挿入される。
すなわち、ハウジング32の側部には、コネクタハウジ
ング32の内部空間と連通した貫通孔36が形成されて
いる。この貫通孔36に、櫛状のリテーナ35が嵌め込
まれる。リテーナ35は、連結部37から複数のロック
片38を突出させたものである。中央のロック片38M
は、先端部に仮係止部39を有し、基端部に係止部40
を有している。また、残余のロック片38は、先端部お
よび基端部にそれぞれ係止部40を有している。
【0031】ハウジング32に端子金具31を挿入する
以前には、リテーナ35は図6に示す仮ロック位置に仮
係止されており、このとき係止部40は端子金具31の
挿入を許容する位置に退避させられている。また、リテ
ーナ35が仮ロック位置にあるときには、中央のロック
片38Mの先端部に形成された仮係止部39がハウジン
グ32に係合し、リテーナ35の抜けが防止される。
以前には、リテーナ35は図6に示す仮ロック位置に仮
係止されており、このとき係止部40は端子金具31の
挿入を許容する位置に退避させられている。また、リテ
ーナ35が仮ロック位置にあるときには、中央のロック
片38Mの先端部に形成された仮係止部39がハウジン
グ32に係合し、リテーナ35の抜けが防止される。
【0032】ハウジング32に装着すべき端子金具31
が全て挿入された後には、リテーナ35がハウジング3
2内に押し込まれる。このとき、各ロック片38に形成
された係止部40は、ハウジング32内の各端子収容室
33内において、端子金具31の切起こし部41に係合
する。これにより、上記のハウジングランス方式による
係止とともに、端子金具31の二重係止が達成される。
が全て挿入された後には、リテーナ35がハウジング3
2内に押し込まれる。このとき、各ロック片38に形成
された係止部40は、ハウジング32内の各端子収容室
33内において、端子金具31の切起こし部41に係合
する。これにより、上記のハウジングランス方式による
係止とともに、端子金具31の二重係止が達成される。
【0033】なお、リテーナ35をハウジング32に完
全に押し込んだ状態では、リテーナ35の連結部37の
表面は、ハウジング32の同一平面内にあるか、または
ハウジング32の表面よりもその内部空間側に位置す
る。図7、図8および図9は検査時の動作を説明するた
めの図である。ここでは、リテーナ35の挿入が不完全
であって、リテーナ35の連結部37がハウジング32
の表面から突出している場合を想定する。
全に押し込んだ状態では、リテーナ35の連結部37の
表面は、ハウジング32の同一平面内にあるか、または
ハウジング32の表面よりもその内部空間側に位置す
る。図7、図8および図9は検査時の動作を説明するた
めの図である。ここでは、リテーナ35の挿入が不完全
であって、リテーナ35の連結部37がハウジング32
の表面から突出している場合を想定する。
【0034】コネクタ30は、コネクタ受け部4の収容
空間10内に、リテーナ35が側壁13に対向する姿勢
で嵌め込まれる。このとき、リテーナ押圧部材25の突
出部22は、ハウジング32の表面に当接する。検査作
業者は、図7のようにコネクタ30をコネクタ受け部4
に装着した後、レバー6を引き起こす。このときの中間
状態が、図8に示されている。すなわち、レバー6を引
き起こしていくと、検査部3がコイルばね17のばね力
に抗して変位し、コネクタ30が凹部8に入り込んで、
検出子9がコネクタ30の端子金具31の先端に接触す
る。そして、検出子9を付勢しているコイルばね(図示
せず。)のばね力に抗してレバー6を引き起こすと、検
出子9が没入し、検査部3とコネクタ受け部4の各端面
が当接し、図8の状態に至る。
空間10内に、リテーナ35が側壁13に対向する姿勢
で嵌め込まれる。このとき、リテーナ押圧部材25の突
出部22は、ハウジング32の表面に当接する。検査作
業者は、図7のようにコネクタ30をコネクタ受け部4
に装着した後、レバー6を引き起こす。このときの中間
状態が、図8に示されている。すなわち、レバー6を引
き起こしていくと、検査部3がコイルばね17のばね力
に抗して変位し、コネクタ30が凹部8に入り込んで、
検出子9がコネクタ30の端子金具31の先端に接触す
る。そして、検出子9を付勢しているコイルばね(図示
せず。)のばね力に抗してレバー6を引き起こすと、検
出子9が没入し、検査部3とコネクタ受け部4の各端面
が当接し、図8の状態に至る。
【0035】この状態では、検出子9を付勢するコイル
ばねのばね力により検出子9と端子金具31との接触圧
力が得られ、両者間の導通が得られる。これにより、端
子金具31が正しく装着されているかどうか、端子金具
31に対する電線の圧着が良好か否かなどの検査が達成
される。なお、検査部3とコネクタ受け部4とが当接す
る図8の状態に至るまでは、コイルばね19はほとんど
圧縮されず、コネクタ受け部4はほぼ当初の位置に保持
される。これは、上記のようにコイルばね19の弾発力
がコイルばね17の弾発力よりも大きいからである。
ばねのばね力により検出子9と端子金具31との接触圧
力が得られ、両者間の導通が得られる。これにより、端
子金具31が正しく装着されているかどうか、端子金具
31に対する電線の圧着が良好か否かなどの検査が達成
される。なお、検査部3とコネクタ受け部4とが当接す
る図8の状態に至るまでは、コイルばね19はほとんど
圧縮されず、コネクタ受け部4はほぼ当初の位置に保持
される。これは、上記のようにコイルばね19の弾発力
がコイルばね17の弾発力よりも大きいからである。
【0036】一方、図8の状態からさらにレバー6を引
き起こすと、今度は、コイルばね19が圧縮されて、検
査部3とコネクタ受け部4とが一体的に変位する。この
とき、リテーナ押圧部材25は固定されているから、図
9に示すように、リテーナ押圧部材25の突出部22が
リテーナ35に当接して、このリテーナ35がハウジン
グ32内に押し込まれる。これにより、リテーナ35
は、ハウジング32内に完全に挿入され、端子金具31
の二重係止が達成される。
き起こすと、今度は、コイルばね19が圧縮されて、検
査部3とコネクタ受け部4とが一体的に変位する。この
とき、リテーナ押圧部材25は固定されているから、図
9に示すように、リテーナ押圧部材25の突出部22が
リテーナ35に当接して、このリテーナ35がハウジン
グ32内に押し込まれる。これにより、リテーナ35
は、ハウジング32内に完全に挿入され、端子金具31
の二重係止が達成される。
【0037】なお、図10に拡大して示すように、リテ
ーナ押圧部材25の突出部22において、検査部3側の
端縁にはテーパー部22Aが形成されている。このた
め、コネクタ受け部4がスライドされることにより、突
出部22Aはリテーナ35をスムーズにハウジング32
内に押し込むことができる。以上のように本実施例のコ
ネクタ検査装置によれば、レバー6を操作すると、検査
部3の検出子9とコネクタ30内の端子金具31とが接
触して、この端子金具31の装着の良否などが検査され
る。そして、この検査時において、本体ベース1に固定
されたリテーナ押圧部材25に対してコネクタ受け部4
が変位し、この変位過程でリテーナ押圧部材25により
リテーナ35がコネクタハウジク32内に押し込まれ
る。
ーナ押圧部材25の突出部22において、検査部3側の
端縁にはテーパー部22Aが形成されている。このた
め、コネクタ受け部4がスライドされることにより、突
出部22Aはリテーナ35をスムーズにハウジング32
内に押し込むことができる。以上のように本実施例のコ
ネクタ検査装置によれば、レバー6を操作すると、検査
部3の検出子9とコネクタ30内の端子金具31とが接
触して、この端子金具31の装着の良否などが検査され
る。そして、この検査時において、本体ベース1に固定
されたリテーナ押圧部材25に対してコネクタ受け部4
が変位し、この変位過程でリテーナ押圧部材25により
リテーナ35がコネクタハウジク32内に押し込まれ
る。
【0038】したがって、コネクタ30を導通検査した
後には、リテーナ35は確実にハウジング32内に完全
に挿入された状態となる。このため、上述の先行技術で
は、コネクタの導通検査時においてリテーナの不完全挿
入が検知されると、コネクタを取り外し、リテーナを挿
入した後に、再度コネクタの導通検査を行うという繁雑
な作業を要していたが、このような作業は、本実施例で
は全く不要になる。したがって、ワイヤーハーネスの製
造工程が簡単になり、その生産性が向上される。
後には、リテーナ35は確実にハウジング32内に完全
に挿入された状態となる。このため、上述の先行技術で
は、コネクタの導通検査時においてリテーナの不完全挿
入が検知されると、コネクタを取り外し、リテーナを挿
入した後に、再度コネクタの導通検査を行うという繁雑
な作業を要していたが、このような作業は、本実施例で
は全く不要になる。したがって、ワイヤーハーネスの製
造工程が簡単になり、その生産性が向上される。
【0039】しかも、コネクタの導通検査は、ワイヤー
ハーネスの製造では不可欠な工程であるから、導通検査
前にリテーナ35を予めハウジング32に完全に挿入し
ておくことは、必ずしも必要ではない。したがって、リ
テーナ挿入作業を省き、リテーナ35の押込みを専らコ
ネクタ30の導通検査時に同時に行うようにすることも
できる。これにより、ワイヤーハーネスの製造工程を簡
素化できるから、生産性を一層高めることができる。
ハーネスの製造では不可欠な工程であるから、導通検査
前にリテーナ35を予めハウジング32に完全に挿入し
ておくことは、必ずしも必要ではない。したがって、リ
テーナ挿入作業を省き、リテーナ35の押込みを専らコ
ネクタ30の導通検査時に同時に行うようにすることも
できる。これにより、ワイヤーハーネスの製造工程を簡
素化できるから、生産性を一層高めることができる。
【0040】図11は、本実施例の変形例を説明するた
めの図であり、検査装置の底面図が示されている。この
変形例では、本体ベース1には、コネクタ受け部4に固
定された一対のボルト44,45がスライド自在に挿通
された長孔46,47が形成されている。そして、一対
のボルト44,45には、本体ベース1の底面におい
て、コイルばね48,49が取り付けられている。この
コイルばね48,49はコネクタ受け部4をコイルばね
17の弾発力よりも強い力で検査部3に向けて付勢す
る。すなわち、コイルばね48,49は、上記の実施例
におけるコイルばね19に代わりに使用されるものであ
る。したがって、本変形例では、コイルばね19および
端板21は省かれる。なお、50はリテーナ押圧部材2
5を本体ベース1に固定するためのボルトである。
めの図であり、検査装置の底面図が示されている。この
変形例では、本体ベース1には、コネクタ受け部4に固
定された一対のボルト44,45がスライド自在に挿通
された長孔46,47が形成されている。そして、一対
のボルト44,45には、本体ベース1の底面におい
て、コイルばね48,49が取り付けられている。この
コイルばね48,49はコネクタ受け部4をコイルばね
17の弾発力よりも強い力で検査部3に向けて付勢す
る。すなわち、コイルばね48,49は、上記の実施例
におけるコイルばね19に代わりに使用されるものであ
る。したがって、本変形例では、コイルばね19および
端板21は省かれる。なお、50はリテーナ押圧部材2
5を本体ベース1に固定するためのボルトである。
【0041】図12は本発明の他の実施例のコネクタ検
査装置の構成を示す平面図であり、図13は図12の切
断面線XIII−XIIIから見た断面図である。このコネクタ
検査装置は、上述の検査用図板上に固定される本体ベー
ス51を備え、この本体ベース51の表面に形成された
一対のスライドレール52に対して検査部53が摺動自
在に設けられている。一方、検査すべきコネクタを保持
するためのコネクタ受け部54は、スライドレール52
上の所定位置において本体ベース51に対して固定され
ている。
査装置の構成を示す平面図であり、図13は図12の切
断面線XIII−XIIIから見た断面図である。このコネクタ
検査装置は、上述の検査用図板上に固定される本体ベー
ス51を備え、この本体ベース51の表面に形成された
一対のスライドレール52に対して検査部53が摺動自
在に設けられている。一方、検査すべきコネクタを保持
するためのコネクタ受け部54は、スライドレール52
上の所定位置において本体ベース51に対して固定され
ている。
【0042】本体ベース51において、検査部53側の
端部には、レバー取付け部51Aが形成されている。こ
のレバー取付け部51Aには、レバー56が回動自在に
取り付けられている。レバー56には、検査部53をコ
ネクタ受け部54に向けて変位させるためのカム部57
が一体的に形成されている。検査部53には、コネクタ
受け部54に対向する凹部58が形成されており、この
凹部58内には複数の検出子59が並設されている。ま
た、その底部には、コネクタ受け部54に向かって突出
し、コネクタ受け部54に形成された挿通孔66を挿通
する案内棒65が固定されている。この案内棒65に
は、検査部53をレバー56に向けて付勢するコイルば
ね67が巻装されている。
端部には、レバー取付け部51Aが形成されている。こ
のレバー取付け部51Aには、レバー56が回動自在に
取り付けられている。レバー56には、検査部53をコ
ネクタ受け部54に向けて変位させるためのカム部57
が一体的に形成されている。検査部53には、コネクタ
受け部54に対向する凹部58が形成されており、この
凹部58内には複数の検出子59が並設されている。ま
た、その底部には、コネクタ受け部54に向かって突出
し、コネクタ受け部54に形成された挿通孔66を挿通
する案内棒65が固定されている。この案内棒65に
は、検査部53をレバー56に向けて付勢するコイルば
ね67が巻装されている。
【0043】コネクタ受け部54は、スライドレール5
2に交差する断面が略U字上に形成された樹脂形成品か
らなり、検査すべきコネクタを受け入れるための収容空
間60を有している。スライドレール52に沿う一対の
側壁62,63のうちの一方の側壁63には、略U字上
の切欠部70が形成されている。この切欠部70に、リ
テーナ押圧部材71が係合している。
2に交差する断面が略U字上に形成された樹脂形成品か
らなり、検査すべきコネクタを受け入れるための収容空
間60を有している。スライドレール52に沿う一対の
側壁62,63のうちの一方の側壁63には、略U字上
の切欠部70が形成されている。この切欠部70に、リ
テーナ押圧部材71が係合している。
【0044】リテーナ押圧部材71は、検査部53に固
定されたガイド板72に形成された凹部73に係合して
いる。このガイド板72の凹部73には、スライドレー
ル52に平行な案内棒74が架設されている。案内棒7
4には、リテーナ押圧部材71を検査部53に向けて付
勢するコイルばね79が巻装されている。案内棒74
は、リテーナ押圧部材71に形成された挿通孔75を挿
通している。したがって、リテーナ押圧部材71は、案
内棒74に沿って摺動することができる。このとき、リ
テーナ押圧部材71の変位は、コネクタ受け部54の切
欠部70内に制限される。また、リテーナ押圧部材71
の検査部53に向かう変位は、凹部73の検査部53側
の端面73Aで規制される。
定されたガイド板72に形成された凹部73に係合して
いる。このガイド板72の凹部73には、スライドレー
ル52に平行な案内棒74が架設されている。案内棒7
4には、リテーナ押圧部材71を検査部53に向けて付
勢するコイルばね79が巻装されている。案内棒74
は、リテーナ押圧部材71に形成された挿通孔75を挿
通している。したがって、リテーナ押圧部材71は、案
内棒74に沿って摺動することができる。このとき、リ
テーナ押圧部材71の変位は、コネクタ受け部54の切
欠部70内に制限される。また、リテーナ押圧部材71
の検査部53に向かう変位は、凹部73の検査部53側
の端面73Aで規制される。
【0045】リテーナ押圧部材71は、コネクタ受け部
54の収容空間60に向けて突出した、突出部77を備
えている。この突出部77は、本体ベース51に交差す
る方向に延びており、検査部53とは反対側の端縁に
は、テーパー部78が形成されている。図14(a) は検
査すべきコネクタ30をコネクタ受け部54に装着した
状態を示す平面図であり、図14(b) はその正面図であ
る。なお、コネクタ30は上記の図5および図6に示さ
れた構成を有し、この図14においても、図5および図
6に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を
付して示す。
54の収容空間60に向けて突出した、突出部77を備
えている。この突出部77は、本体ベース51に交差す
る方向に延びており、検査部53とは反対側の端縁に
は、テーパー部78が形成されている。図14(a) は検
査すべきコネクタ30をコネクタ受け部54に装着した
状態を示す平面図であり、図14(b) はその正面図であ
る。なお、コネクタ30は上記の図5および図6に示さ
れた構成を有し、この図14においても、図5および図
6に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を
付して示す。
【0046】装着されたコネクタ30はリテーナ35の
挿入が不完全なものであり、ハウジング32の表面から
リテーナ35が突出している。コネクタ30が装着され
た直後の状態では、コイルばね79のばね力のために、
リテーナ押圧部材71は、ガイド板72に形成された凹
部73の中央付近に位置している。このような位置は、
レバー76が倒されている図14の状態では、コネクタ
受け部54の一側壁63に形成された切欠部70の検査
部53側の端部近傍の位置に相当する。上記のリテーナ
押圧部材71の位置は、また、コネクタ受け部54に装
着されたコネクタ30のリテーナ35よりも検査部53
寄りの位置である。
挿入が不完全なものであり、ハウジング32の表面から
リテーナ35が突出している。コネクタ30が装着され
た直後の状態では、コイルばね79のばね力のために、
リテーナ押圧部材71は、ガイド板72に形成された凹
部73の中央付近に位置している。このような位置は、
レバー76が倒されている図14の状態では、コネクタ
受け部54の一側壁63に形成された切欠部70の検査
部53側の端部近傍の位置に相当する。上記のリテーナ
押圧部材71の位置は、また、コネクタ受け部54に装
着されたコネクタ30のリテーナ35よりも検査部53
寄りの位置である。
【0047】一方、コネクタ30をコネクタ受け部54
に装着した状態では、リテーナ押圧部材71の突出部7
7は、ハウジング32の表面に当接する。図14に示さ
れた状態から、レバー56を引き起こすと、検査部53
がコネクタ受け部54に向かってスライドする。その結
果、コネクタ30内の端子金具(図示せず。)と検査部
53の凹部58内に並設されている検出子(図示せ
ず。)とが当接し、両者間の導通が得られる。この導通
が得られなければ、端子金具の挿入不良や電線の圧着不
良などのいずれかの欠陥が生じていることになる。この
ようにして、導通検査が達成される。
に装着した状態では、リテーナ押圧部材71の突出部7
7は、ハウジング32の表面に当接する。図14に示さ
れた状態から、レバー56を引き起こすと、検査部53
がコネクタ受け部54に向かってスライドする。その結
果、コネクタ30内の端子金具(図示せず。)と検査部
53の凹部58内に並設されている検出子(図示せ
ず。)とが当接し、両者間の導通が得られる。この導通
が得られなければ、端子金具の挿入不良や電線の圧着不
良などのいずれかの欠陥が生じていることになる。この
ようにして、導通検査が達成される。
【0048】端子金具と検出子とが当接してからさら
に、レバー56を引き起こすと、リテーナ押圧部材71
に設けた突出部77のテーパー部78がハウジング32
から突出したリテーナ35に当接する。その状態から、
さらにコネクタ受け部54をスライドさせると、リテー
ナ押圧部材71は、ガイド板72の凹部73内で案内棒
73に案内されながら、検査部53に向かって相対的に
変位する。このリテーナ押圧部材71の凹部73内にお
ける相対変位は、リテーナ押圧部材71が凹部73の検
査部53側の端面73Aに当接した時点で制限される。
に、レバー56を引き起こすと、リテーナ押圧部材71
に設けた突出部77のテーパー部78がハウジング32
から突出したリテーナ35に当接する。その状態から、
さらにコネクタ受け部54をスライドさせると、リテー
ナ押圧部材71は、ガイド板72の凹部73内で案内棒
73に案内されながら、検査部53に向かって相対的に
変位する。このリテーナ押圧部材71の凹部73内にお
ける相対変位は、リテーナ押圧部材71が凹部73の検
査部53側の端面73Aに当接した時点で制限される。
【0049】したがって、リテーナ押圧部材71が凹部
73の端面73Aに当接した後に、さらにレバー56を
引き起こし、検査部53をコネクタ受け部54に向けて
スライドさせると、リテーナ押圧部材71はリテーナ3
5を乗り越えて変位しようとする。このときに、突出部
77がリテーナ35に外力を及ぼし、このリテーナ35
をハウジング32内に押し込む。
73の端面73Aに当接した後に、さらにレバー56を
引き起こし、検査部53をコネクタ受け部54に向けて
スライドさせると、リテーナ押圧部材71はリテーナ3
5を乗り越えて変位しようとする。このときに、突出部
77がリテーナ35に外力を及ぼし、このリテーナ35
をハウジング32内に押し込む。
【0050】このようにしてリテーナ35の挿入が達成
された状態は、図15に示されている。なお、図15
(a) は平面図であり、図15(b) はその正面図である。
以上のように本実施例においても、導通検査のためにレ
バー56を引き起こすと、導通検査とともに、不完全挿
入状態にあるリテーナ35の挿入をも達成することがで
きる。このようにして、導通検査のための1つの操作に
よって、リテーナ35の挿入も同時に達成できるから、
上記の第1実施例の場合と同様な効果が得られる。
された状態は、図15に示されている。なお、図15
(a) は平面図であり、図15(b) はその正面図である。
以上のように本実施例においても、導通検査のためにレ
バー56を引き起こすと、導通検査とともに、不完全挿
入状態にあるリテーナ35の挿入をも達成することがで
きる。このようにして、導通検査のための1つの操作に
よって、リテーナ35の挿入も同時に達成できるから、
上記の第1実施例の場合と同様な効果が得られる。
【0051】なお、本実施例において、リテーナ押圧部
材71をガイド板72に対してスライド可能な構成とし
ているのは、ハウジング32の先端部32Aが外方に向
かって膨らんだ形状となっているからである。さらに詳
細に説明すると、リテーナ押圧部材71を凹部73の端
面73Aに当接する位置で固定しておけば、検査部53
をスライドさせることによって、端子金具と検出子とを
先ず当接させ、その後に、リテーナ押圧部材71をリテ
ーナ35に対向させることができる。しかし、検査すべ
きコネクタ30のハウジング32の先端部32Aが膨ら
んでいるため、当初から凹部73の端面73Aの位置に
リテーナ押圧部材35を配置すると、突出部77をリテ
ーナ35に当接するほど収容空間60に向けて突出させ
ることができない。このため、結局、リテーナ押圧部材
71をリテーナ35に当接させることができず、リテー
ナ35をハウジング32内に押し込むことができない。
材71をガイド板72に対してスライド可能な構成とし
ているのは、ハウジング32の先端部32Aが外方に向
かって膨らんだ形状となっているからである。さらに詳
細に説明すると、リテーナ押圧部材71を凹部73の端
面73Aに当接する位置で固定しておけば、検査部53
をスライドさせることによって、端子金具と検出子とを
先ず当接させ、その後に、リテーナ押圧部材71をリテ
ーナ35に対向させることができる。しかし、検査すべ
きコネクタ30のハウジング32の先端部32Aが膨ら
んでいるため、当初から凹部73の端面73Aの位置に
リテーナ押圧部材35を配置すると、突出部77をリテ
ーナ35に当接するほど収容空間60に向けて突出させ
ることができない。このため、結局、リテーナ押圧部材
71をリテーナ35に当接させることができず、リテー
ナ35をハウジング32内に押し込むことができない。
【0052】この不具合を防ぐには、当初の状態では、
リテーナ押圧部材71をハウジング32の先端部32A
を避けた位置に退避させておく必要がある。そのための
一手段が、ガイド板72に対してリテーナ押圧部材71
をスライド自在に設けた上述の構成である。したがっ
て、検査すべきコネクタがたとえば断面形状がほぼ一様
のものであれば、検査部53に固定されたスライド板7
2に対してリテーナ押圧部材71を固定してもよい。
リテーナ押圧部材71をハウジング32の先端部32A
を避けた位置に退避させておく必要がある。そのための
一手段が、ガイド板72に対してリテーナ押圧部材71
をスライド自在に設けた上述の構成である。したがっ
て、検査すべきコネクタがたとえば断面形状がほぼ一様
のものであれば、検査部53に固定されたスライド板7
2に対してリテーナ押圧部材71を固定してもよい。
【0053】図16は本発明のさらに他の実施例のコネ
クタ検査装置の構成を説明するための図であり、検出子
の断面図である。本実施例の説明において、第1実施例
の説明に用いた図1〜図11を再び参照する。本実施例
では、上記の第1実施例において検査部3の凹部8に並
設されていた検出子9に代えて、図16の構成の検出子
80が用いられる。この検出子80は、コネクタ受け部
4に対向して設けられコネクタの端子金具に接触する第
1プローブ81と、この第1プローブ81の後方に直列
に配置された第2プローブ82とを備えた、いわゆる2
プローブ型のものである。
クタ検査装置の構成を説明するための図であり、検出子
の断面図である。本実施例の説明において、第1実施例
の説明に用いた図1〜図11を再び参照する。本実施例
では、上記の第1実施例において検査部3の凹部8に並
設されていた検出子9に代えて、図16の構成の検出子
80が用いられる。この検出子80は、コネクタ受け部
4に対向して設けられコネクタの端子金具に接触する第
1プローブ81と、この第1プローブ81の後方に直列
に配置された第2プローブ82とを備えた、いわゆる2
プローブ型のものである。
【0054】検査部3に挿通される金属管83の先端部
には、フランジ部84が形成されており、このフランジ
部84が形成された側から第1プローブ81が金属管8
3内に挿入される。第1プローブ81の後端部には、金
属管83に嵌まり込むボス85がスライド自在に挿通し
ている。そして、ボス85から突出した第1プローブ8
1の後端には、ボス85の脱落を防止するストッパ86
が固定されている。一方、第1プローブ81の先端部に
近い途中部にはフランジ87が形成されており、このフ
ランジ87とボス85との間には、第1プローブ81を
矢印90方向に付勢するコイルばね88が巻装されてい
る。
には、フランジ部84が形成されており、このフランジ
部84が形成された側から第1プローブ81が金属管8
3内に挿入される。第1プローブ81の後端部には、金
属管83に嵌まり込むボス85がスライド自在に挿通し
ている。そして、ボス85から突出した第1プローブ8
1の後端には、ボス85の脱落を防止するストッパ86
が固定されている。一方、第1プローブ81の先端部に
近い途中部にはフランジ87が形成されており、このフ
ランジ87とボス85との間には、第1プローブ81を
矢印90方向に付勢するコイルばね88が巻装されてい
る。
【0055】一方、金属管83の後端部には、合成樹脂
材料などの絶縁物で構成されたボス91が嵌め込まれて
いる。このボス91には、細い金属管92が固定されて
おり、この金属管92内にはコイルばね93が収容され
ている。この金属管92内に、第2プローブ82がスラ
イド自在に挿入されている。第2プローブ82の途中部
には、金属管92に摺接するフランジ94が形成されて
いる。
材料などの絶縁物で構成されたボス91が嵌め込まれて
いる。このボス91には、細い金属管92が固定されて
おり、この金属管92内にはコイルばね93が収容され
ている。この金属管92内に、第2プローブ82がスラ
イド自在に挿入されている。第2プローブ82の途中部
には、金属管92に摺接するフランジ94が形成されて
いる。
【0056】第1プローブ81の後端部に固定されたス
トッパ86がボス85の後端に当接している状態では、
第1プローブ81と第2プローブ82との間には、隙間
89が形成されている。コネクタ受け部4に検査すべき
コネクタ30を装着し、レバー6を引き起こして検査部
3をコネクタ受け部4に向けて変位させると、まず、ハ
ウジング32内の端子金具31が第1プローブ81に当
接する。この状態から、さらに検査部3をスライドさせ
ると、コイルばね88が圧縮し、ついには隙間89が無
くなって、第1プローブ81の後端と第2プローブ82
の先端とが接触し、さらにコイルばね93が圧縮され
る。これにより、端子金具31と第1プローブ81とは
コイルばね88から接圧を得て導通し、第1プローブ8
1と第2プローブ82とはコイルばね93から接圧を得
て導通する。
トッパ86がボス85の後端に当接している状態では、
第1プローブ81と第2プローブ82との間には、隙間
89が形成されている。コネクタ受け部4に検査すべき
コネクタ30を装着し、レバー6を引き起こして検査部
3をコネクタ受け部4に向けて変位させると、まず、ハ
ウジング32内の端子金具31が第1プローブ81に当
接する。この状態から、さらに検査部3をスライドさせ
ると、コイルばね88が圧縮し、ついには隙間89が無
くなって、第1プローブ81の後端と第2プローブ82
の先端とが接触し、さらにコイルばね93が圧縮され
る。これにより、端子金具31と第1プローブ81とは
コイルばね88から接圧を得て導通し、第1プローブ8
1と第2プローブ82とはコイルばね93から接圧を得
て導通する。
【0057】したがって、細い金属管92に図外の検査
ユニットに接続されたリード線の端子(図示せず。)を
接続しておけば、「端子金具31→第1プローブ81→
第2プローブ82→フランジ94→金属管92」のよう
に回路が形成されたことを検知できる。第1プローブ8
1の先端部に当接した端子金具31には、コイルばね8
8および93からのばね力が作用する。このため、もし
も端子金具31が半挿入状態にあって上述のハウジング
ランス方式による端子金具31の係止が不完全である場
合には、リテーナ35が挿入される以前に、端子金具3
1はハウジング32外に排出される。このように端子金
具31がハウジング32外に排出されたときには、操作
者はレバー6の回動操作を中止し、排出された端子金具
31を挿入した後に改めてコネクタの検査を行うことに
なる。
ユニットに接続されたリード線の端子(図示せず。)を
接続しておけば、「端子金具31→第1プローブ81→
第2プローブ82→フランジ94→金属管92」のよう
に回路が形成されたことを検知できる。第1プローブ8
1の先端部に当接した端子金具31には、コイルばね8
8および93からのばね力が作用する。このため、もし
も端子金具31が半挿入状態にあって上述のハウジング
ランス方式による端子金具31の係止が不完全である場
合には、リテーナ35が挿入される以前に、端子金具3
1はハウジング32外に排出される。このように端子金
具31がハウジング32外に排出されたときには、操作
者はレバー6の回動操作を中止し、排出された端子金具
31を挿入した後に改めてコネクタの検査を行うことに
なる。
【0058】また、端子金具31が排出されないときに
は、操作者はさらにレバー6を回動する。これにより、
検査部3の端面がコネクタ受け部4の端面に当接し、両
者は一体的にスライドする。このスライド過程でリテー
ナ35が本体ベース1に固定されたリテーナ押圧部材2
5に摺接する。これにより、リテーナ35がハウジング
32内に完全に押し込まれる。
は、操作者はさらにレバー6を回動する。これにより、
検査部3の端面がコネクタ受け部4の端面に当接し、両
者は一体的にスライドする。このスライド過程でリテー
ナ35が本体ベース1に固定されたリテーナ押圧部材2
5に摺接する。これにより、リテーナ35がハウジング
32内に完全に押し込まれる。
【0059】このようにして本実施例では、導通検査お
よびリテーナ挿入の他に、端子金具31の半挿入状態を
も検知することができる。なお、本実施例は、図12〜
図15に示された第2実施例の構成にも容易に応用で
き、検出子59の代わりに図16に示された構成の検出
子80を用いればよい。
よびリテーナ挿入の他に、端子金具31の半挿入状態を
も検知することができる。なお、本実施例は、図12〜
図15に示された第2実施例の構成にも容易に応用で
き、検出子59の代わりに図16に示された構成の検出
子80を用いればよい。
【0060】本発明の実施例の説明は以上のとおりであ
るが、本発明は上記の各実施例に限定されるものではな
い。たとえば、上記の第1、第2および第3実施例で
は、検査部を本体ベース上でスライドさせるために、カ
ム部を一体的に形成したレバーを用いているが、このカ
ム機構の代わりに図17に示すリンク機構が上記の各実
施例に適用されてもよい。
るが、本発明は上記の各実施例に限定されるものではな
い。たとえば、上記の第1、第2および第3実施例で
は、検査部を本体ベース上でスライドさせるために、カ
ム部を一体的に形成したレバーを用いているが、このカ
ム機構の代わりに図17に示すリンク機構が上記の各実
施例に適用されてもよい。
【0061】この構成では、本体ベース101の一端部
にレバー取付け部102が立設されており、このレバー
取付け部102にレバー103が回動自在に取り付けら
れている。そして、レバー103の回転軸から所定距離
だけ離れた位置にリンク104の一端が取り付けられて
いる。このリンク104の他端は検査部105に取り付
けられている。この構成により、レバー103を起倒さ
せることで、検査部105をスライドレール106に沿
ってスライドさせることができる。
にレバー取付け部102が立設されており、このレバー
取付け部102にレバー103が回動自在に取り付けら
れている。そして、レバー103の回転軸から所定距離
だけ離れた位置にリンク104の一端が取り付けられて
いる。このリンク104の他端は検査部105に取り付
けられている。この構成により、レバー103を起倒さ
せることで、検査部105をスライドレール106に沿
ってスライドさせることができる。
【0062】また、上記の実施例では、主として検査部
を変位させているが、検査部とコネクタ受け部とは相対
的に近接/離反変位すれば足りる。したがって、主にコ
ネクタ受け部を変位させる構成であってもよく、また、
両方を同時に変位させる構成としてもよい。さらに、上
記の実施例では、雄端子金具31を有する雄コネクタの
検査を例にとったが、雌端子金具を有する雌コネクタに
関しても同様な構成により、導通検査やリテーナの挿入
などを行える。
を変位させているが、検査部とコネクタ受け部とは相対
的に近接/離反変位すれば足りる。したがって、主にコ
ネクタ受け部を変位させる構成であってもよく、また、
両方を同時に変位させる構成としてもよい。さらに、上
記の実施例では、雄端子金具31を有する雄コネクタの
検査を例にとったが、雌端子金具を有する雌コネクタに
関しても同様な構成により、導通検査やリテーナの挿入
などを行える。
【0063】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明のコネクタ検査装置
によれば、導通検査時に、同時に、端子金具を係止する
ための係止部材をハウジング内に押し込むことができ
る。このため、たとえ係止部材の挿入が不完全である場
合でも、改めて係止部材の押込み作業を行う必要がな
い。これにより、検査作業が格段に軽減される。
によれば、導通検査時に、同時に、端子金具を係止する
ための係止部材をハウジング内に押し込むことができ
る。このため、たとえ係止部材の挿入が不完全である場
合でも、改めて係止部材の押込み作業を行う必要がな
い。これにより、検査作業が格段に軽減される。
【0065】また、係止部材の挿入を専らコネクタの検
査時に行うこととすれば、予め係止部材を押し込む作業
を省くことができるから、ワイヤーハーネスなどの生産
性が格段に向上する。
査時に行うこととすれば、予め係止部材を押し込む作業
を省くことができるから、ワイヤーハーネスなどの生産
性が格段に向上する。
【図1】本発明の一実施例のコネクタ検査装置の基本構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】上記コネクタ検査装置の平面図である。
【図3】上記コネクタ検査装置の正面図である。
【図4】図2の切断面線IV−IVから見た断面図である。
【図5】検査すべきコネクタの構成を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】上記コネクタの断面図である。
【図7】コネクタを装着した状態を示す平面図である。
【図8】端子金具と検出子とが接触した状態を示す平面
図である。
図である。
【図9】リテーナ挿入動作を説明するための平面図であ
る。
る。
【図10】要部を拡大して示す平面図である。
【図11】上記実施例の変形例の構成を示す底面図であ
る。
る。
【図12】本発明の他の実施例のコネクタ検査装置を構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図13】図12の切断面線XIII−XIIIから見た断面図
である。
である。
【図14】コネクタを装着した状態を示す図であり、
(a) は平面図、(b) は正面図である。
(a) は平面図、(b) は正面図である。
【図15】リテーナ挿入動作を説明するための図であ
り、(a) は平面図、(b) は正面図である。
り、(a) は平面図、(b) は正面図である。
【図16】本発明のさらに他の実施例において用いられ
る検出子の構成を示す断面図である。
る検出子の構成を示す断面図である。
【図17】リンク機構により検査部をスライドさせる構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
2 スライドレール 3 検査部 4 コネクタ受け部 6 レバー 7 カム部 9 検出子 14 窓 22 突出部 25 リテーナ押圧部材 30 コネクタ 31 端子金具 32 ハウジング 35 リテーナ 36 貫通孔 40 係止部 41 係止アーム 52 スライドレール 53 検査部 54 コネクタ受け部 56 レバー 57 カム部 59 検出子 70 切欠部 71 リテーナ押圧部材 72 ガイド板 73 凹部 74 案内棒 77 突出部 78 テーパー部 79 コイルばね 80 検出子 81 第1プローブ 82 第2プローブ 83 金属管 88 コイルばね 89 隙間 92 金属管 93 コイルばね 103 レバー 104 リンク 105 検査部 106 スライドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−5383(JP,A) 特開 昭60−140160(JP,A) 実開 平6−29076(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/02 - 31/04 H01R 13/64 - 13/645 H01R 43/26
Claims (2)
- 【請求項1】ハウジングに仮係止された係止部材をハウ
ジング内に押し込み、この係止部材とハウジング内の端
子金具とを係合させることにより、この端子金具をハウ
ジング内に係止させるようにしたコネクタを検査するた
めに用いられ、 上記コネクタを保持するコネクタ受け部と、 このコネクタ受け部に対向して設けられ、検査すべきコ
ネクタの複数の端子金具に対応した複数の検出子が上記
コネクタ受け部に向かって突出して並設されている検査
部と、 上記コネクタ受け部と検査部とを、上記検出子が延びる
方向に沿って、相互に近接/離反変位させる手段とを有
し、 上記コネクタ受け部と検査部とを近接させたときに、コ
ネクタの端子金具と上記検出子との間で導通が得られる
か否かにより、端子金具の装着状態等を検査する装置に
おいて、 上記検査のためにコネクタ受け部および検査部の少なく
とも一方が変位するときに、上記コネクタ受け部に保持
されたコネクタの上記係止部材に当接するとともに、上
記コネクタ受け部に対して相対的に変位して上記係止部
材をハウジング内に押し込む押圧部材を含むことを特徴
とするコネクタ検査装置。 - 【請求項2】上記検出子は、上記端子金具に接触する第
1プローブと、この第1プローブに対してコネクタ受け
部とは反対側に所定の隙間を開けて直列に配置された第
2プローブと、上記第1プローブおよび第2プローブを
上記コネクタ受け部に向けて個別に弾発付勢する手段と
を有するものであることを特徴とする請求項1記載のコ
ネクタ検査装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4236142A JP2871332B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | コネクタ検査装置 |
US08/114,087 US5429519A (en) | 1992-09-03 | 1993-08-31 | Connector examining device |
GB9318332A GB2270426B (en) | 1992-09-03 | 1993-09-03 | Connector examining device |
US08/397,764 US5490798A (en) | 1992-09-03 | 1995-03-02 | Connector examining device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4236142A JP2871332B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | コネクタ検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682511A JPH0682511A (ja) | 1994-03-22 |
JP2871332B2 true JP2871332B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16996386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4236142A Expired - Fee Related JP2871332B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | コネクタ検査装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5429519A (ja) |
JP (1) | JP2871332B2 (ja) |
GB (1) | GB2270426B (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101820146B1 (ko) * | 2017-09-01 | 2018-01-19 | 주식회사 경신 | 커넥터의 접속 안내장치 |
KR101820150B1 (ko) * | 2017-09-01 | 2018-01-19 | 주식회사 경신 | 커넥터의 접속 안내장치 |
KR101820149B1 (ko) * | 2017-09-01 | 2018-01-19 | 주식회사 경신 | 커넥터의 접속 안내장치 |
KR101820144B1 (ko) * | 2017-09-01 | 2018-01-19 | 주식회사 경신 | 커넥터의 접속 안내장치 |
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