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JP2870210B2 - 発光素子付薄型キーボードと発光素子実装方法 - Google Patents

発光素子付薄型キーボードと発光素子実装方法

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Publication number
JP2870210B2
JP2870210B2 JP3082818A JP8281891A JP2870210B2 JP 2870210 B2 JP2870210 B2 JP 2870210B2 JP 3082818 A JP3082818 A JP 3082818A JP 8281891 A JP8281891 A JP 8281891A JP 2870210 B2 JP2870210 B2 JP 2870210B2
Authority
JP
Japan
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emitting element
light emitting
panel
wiring board
thin keyboard
Prior art date
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Application number
JP3082818A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04316118A (ja
Inventor
淳一 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04316118A publication Critical patent/JPH04316118A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種情報処理装置におい
て情報を入力する手段として用いられるキーボードに係
り、特に押釦の近傍に発光素子が露呈してなる薄型キー
ボードと発光素子の実装方法に関する。
【0002】近年、パソコンやワープロ等を含む各種情
報処理装置において情報を入力する手段として、低コス
ト化や軽量化が可能で専有スペースの小さい薄型キーボ
ードが広く用いられている。かかる薄型キーボードにお
いて例えばモードを切り換える押釦は近傍に発光素子が
露呈し、モードの切り換わっていることを発光素子の点
灯によって表示することが要求される。しかし、パネル
に抱持された複数の押釦をフレキシブル印刷配線基板か
らなるスイッチ素子と組み合わせ、複数の押釦スイッチ
が構成されてなる従来の薄型キーボードにおいて、パネ
ルの表面に露呈された発光素子をフレキシブル印刷配線
基板に接続する適切な方法がないため、押釦の近傍に発
光素子を露呈せしめた薄型キーボードの組立は多くの人
手を必要としていた。そこでフレキシブル印刷配線基板
への発光素子の実装が容易な薄型キーボードの実現が要
望されている。
【0003】
【従来の技術】図2は従来の薄型キーボードの主要部を
示す斜視図である。図において従来の薄型キーボードは
複数の押釦1とスイッチ素子2とゴム弾性体3とで構成
され、ゴム弾性体3を介してスイッチ素子2に当接する
押釦1はパネル4によって摺動自在に抱持されている。
またシート状のスイッチ素子2はパネル4と裏面に配設
された支持板5の間に挟持されている。
【0004】スイッチ素子2は2枚のフレキシブル印刷
配線基板(以下FP配線基板と称する)21と、FP配線
基板21間に介在させたポリエチレンテレフタレート等の
スペーサ22からなり、FP配線基板21の内側に導体パタ
ーン24と共に形成された接点23はスペーサ22の孔25を介
して対向している。
【0005】かかるキーボードにおいてパネル4によっ
て摺動自在に抱持されている押釦1を押下すると、ゴム
弾性体3が変形してスイッチ素子2に当接し押釦1の押
下力がスイッチ素子2に印加される。その結果、押下力
が印加された部分のFP配線基板21が撓み接点23が互い
に接触する。
【0006】パネル4によって摺動自在に抱持された押
釦1の近傍には発光素子6を突出させており、L字状に
曲げられた発光素子6のリード端子61にはチューブ状の
導電性ゴム62が嵌挿され、導電性ゴム62はパネル4に垂
下せしめた支持腕41によってFP配線基板21上の導体パ
ターン26に押し付けられている。
【0007】押釦1は少なくとも頭頂部の発光素子6と
対向する位置に光透過性樹脂からなる窓11を有し、導体
パターン26および導電性ゴム62を介して電圧が印加され
発光素子6が点灯されると、発光素子6の光は光透過性
の窓11を通して押釦1の上面に漏れるように構成されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の薄型キ
ーボードは発光素子のリード端子をL字状に曲げる際に
寸法誤差を生じやすく、リード端子の長さがばらつくと
発光素子から押釦までの距離に差を生じ輝度変化の要因
になる。また発光素子のリード端子を精度よくL字状に
曲げたあと導電性ゴムを嵌挿し、それをパネルに装着す
るためキーボードの組立に多くの人手を要するという問
題があった。
【0009】本発明の目的はFP配線基板への発光素子
の実装が容易な薄型キーボードを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる薄型
キーボードの主要部を示す斜視図である。なお全図を通
し同じ対象物は同一記号で表している。
【0011】上記課題はスペーサ22を介して対向せしめ
たFP配線基板21からなるスイッチ素子2、FP配線基
板21に形成された舌状片27の先端に実装された発光素子
チップ7、および複数の押釦1を摺動自在に抱持するパ
ネル4を有し、パネル4に設けられた角孔42を通して表
面に突出せしめた発光素子チップ7を、角孔42の隙間に
固定ピン43を嵌挿しパネル4に固定してなる本発明の発
光素子付薄型キーボードによって達成される。
【0012】
【作用】図1においてスペーサを介して対向せしめたF
P配線基板からなるスイッチ素子、FP配線基板に形成
された舌状片の先端に実装された発光素子チップ、およ
び複数の押釦を摺動自在に抱持するパネルを有し、パネ
ルに設けられた角孔を通して表面に突出せしめた発光素
子チップを、角孔の隙間に固定ピンを嵌挿しパネルに固
定する本発明になる薄型キーボードによって、FP配線
基板への発光素子の実装が容易な薄型キーボードを実現
することができる。
【0013】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。図において本発明になる薄型キーボードは複数
の押釦1とスイッチ素子2とゴム弾性体3とで構成さ
れ、ゴム弾性体3を介してスイッチ素子2に当接する押
釦1はパネル4によって摺動自在に抱持されている。ま
たシート状のスイッチ素子2はパネル4と裏面に配設さ
れた支持板5の間に挟持されている。
【0014】スイッチ素子2は2枚のFP配線基板21と
FP配線基板21間に介在させたスペーサ22からなり、F
P配線基板21の内側に導体パターン24と共に形成された
接点23はスペーサ22の孔25を介して対向している。また
一方のFP配線基板21は舌状片27を有し舌状片27の先端
に発光素子チップ7が実装されている。
【0015】かかるキーボードにおいてパネル4によっ
て摺動自在に抱持されている押釦1を押下すると、ゴム
弾性体3が変形してスイッチ素子2に当接し押釦1の押
下力がスイッチ素子2に印加される。その結果、押下力
が印加された部分のFP配線基板21が撓み接点23が互い
に接触する。
【0016】パネル4によって摺動自在に抱持された押
釦1の近傍には角孔42が形成されており、FP配線基板
21の舌状片27に実装された発光素子チップ7は角孔42を
通して表面に突出させている。そして角孔42の隙間に固
定ピン43を嵌挿することによって発光素子チップ7をパ
ネル4に固定している。
【0017】押釦1は少なくとも頭頂部の発光素子チッ
プ7と対向する位置に光透過性樹脂からなる窓11を有
し、図示省略された導体パターンを介して発光素子チッ
プ7に電圧が印加され点灯されると、発光素子チップ7
の光は光透過性の窓11を通して押釦1の上面に漏れるよ
うに構成されている。
【0018】このようにスペーサを介して対向せしめた
FP配線基板からなるスイッチ素子、FP配線基板に形
成された舌状片の先端に実装された発光素子チップ、お
よび複数の押釦を摺動自在に抱持するパネルを有し、パ
ネルに設けられた角孔を通して表面に突出せしめた発光
素子チップを、角孔の隙間に固定ピンを嵌挿しパネルに
固定する本発明になる薄型キーボードは、発光素子のリ
ード端子の加工が不要になり組立に要する人手を大幅に
低減することが可能になる。また輝度変化の要因になる
発光素子から押釦までの距離のばらつきを低減すること
が可能になる。即ち、FP配線基板への発光素子の実装
が容易な薄型キーボードを実現することができる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く本発明によればFP配線基板
への発光素子の実装が容易な薄型キーボードを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる薄型キーボードの主要部を示す
斜視図である。
【図2】 従来の薄型キーボードの主要部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 押釦 2 スイッチ素子 3 ゴム弾性体 4 パネル 5 支持板 7 発光素子チップ 11 窓 21 FP配線基板 22 スペーサ 23 接点 24 導体パターン 25 孔 27 舌状片 42 角孔 43 固定ピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペーサ(22)を介して対向せしめたフレ
    キシブル印刷配線基板(21)からなるスイッチ素子(2) 、
    該フレキシブル印刷配線基板(21)に形成された舌状片(2
    7)の先端に実装された発光素子チップ(7) 、および複数
    の押釦(1) を摺動自在に抱持するパネル(4) を有し、該
    パネル(4) に設けられた角孔(42)を通して表面に突出せ
    しめた該発光素子チップ(7) を、該角孔(42)の隙間に固
    定ピン(43)を嵌挿し該パネル(4) に固定してなることを
    特徴とする発光素子付薄型キーボード。
  2. 【請求項2】 スペーサ(22)を介して対向せしめたフレ
    キシブル印刷配線基板(21)からなるスイッチ素子(2) 、
    および複数の押釦(1) を摺動自在に抱持するパネル(4)
    を有し、該押釦(1) の近傍に発光素子を露呈させてなる
    薄型キーボードを構成するに際して、該フレキシブル印
    刷配線基板(21)に形成された舌状片(27)の先端に発光素
    子チップ(7) を直接実装し、該パネル(4) に設けられた
    角孔(42)を通して表面に突出せしめた該発光素子チップ
    (7) を、該角孔(42)の隙間に固定ピン(43)を嵌挿し該パ
    ネル(4) に固定することを特徴とする発光素子実装方
    法。
JP3082818A 1991-04-16 1991-04-16 発光素子付薄型キーボードと発光素子実装方法 Expired - Fee Related JP2870210B2 (ja)

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