JP2860047B2 - 矩形シールド掘削機のカッタ首振り装置 - Google Patents
矩形シールド掘削機のカッタ首振り装置Info
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- JP2860047B2 JP2860047B2 JP5246351A JP24635193A JP2860047B2 JP 2860047 B2 JP2860047 B2 JP 2860047B2 JP 5246351 A JP5246351 A JP 5246351A JP 24635193 A JP24635193 A JP 24635193A JP 2860047 B2 JP2860047 B2 JP 2860047B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、矩形シールド掘削機に
関し、特に急カーブ施工が容易な矩形シールド掘削機に
関する。
関し、特に急カーブ施工が容易な矩形シールド掘削機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道、地下道、共同溝等のトン
ネルを構築するシールド工法として、円形シールド工法
および矩形シールド工法が知られている。
ネルを構築するシールド工法として、円形シールド工法
および矩形シールド工法が知られている。
【0003】円形シールド工法にあっては、円形のシー
ルド掘削機本体の先端に、円盤状のカッタを配した円形
シールド掘削機を用い、前記円盤状のカッタにて地盤を
円形状に掘削して円形のトンネルを形成するようにして
いる。この円形シールド掘削機によりカーブ施工を行な
う場合、前記円盤状のカッタに放射方向に組込んだコピ
ーカッタを曲ろうとする曲線に見合う範囲で円盤状のカ
ッタ側方に突出させ、曲ろうとする方向の地盤側面を曲
線に見合うだけ余掘りし、シールドジャッキにより片押
しすることにより、シールド掘削機本体をカーブ曲線に
沿って曲げるようにしている。また、急カーブ施工を行
なう場合、コピーカッタのみによると、余掘り量が大き
くなって、切羽の崩壊による地盤沈下を招きやすく、こ
のためシールド掘削機本体に中折れ機構を設け、シール
ド掘削機本体を途中で屈曲可能にすることにより、コピ
ーカッタによる余掘り量を最小限に留めるようにしてい
る。
ルド掘削機本体の先端に、円盤状のカッタを配した円形
シールド掘削機を用い、前記円盤状のカッタにて地盤を
円形状に掘削して円形のトンネルを形成するようにして
いる。この円形シールド掘削機によりカーブ施工を行な
う場合、前記円盤状のカッタに放射方向に組込んだコピ
ーカッタを曲ろうとする曲線に見合う範囲で円盤状のカ
ッタ側方に突出させ、曲ろうとする方向の地盤側面を曲
線に見合うだけ余掘りし、シールドジャッキにより片押
しすることにより、シールド掘削機本体をカーブ曲線に
沿って曲げるようにしている。また、急カーブ施工を行
なう場合、コピーカッタのみによると、余掘り量が大き
くなって、切羽の崩壊による地盤沈下を招きやすく、こ
のためシールド掘削機本体に中折れ機構を設け、シール
ド掘削機本体を途中で屈曲可能にすることにより、コピ
ーカッタによる余掘り量を最小限に留めるようにしてい
る。
【0004】これに対し、矩形シールド工法は、円形シ
ールド工法に比し、トンネル断面の有利性が高いトンネ
ル工法であることが認められている。この矩形シールド
工法においては、矩形状のシールド掘削機本体の先端部
に円柱状のドラムカッタを有するカッタユニットからな
るカッタを配設した矩形シールド掘削機を用い、前記カ
ッタにて地盤を矩形状に掘削しつつ、矩形状のトンネル
を掘削していくようにしている。この矩形シールド掘削
機により、方向制御を行なう場合、シールドジャッキに
より、シールド掘削機本体の方向を制御しつつ掘削する
ようにしていた。
ールド工法に比し、トンネル断面の有利性が高いトンネ
ル工法であることが認められている。この矩形シールド
工法においては、矩形状のシールド掘削機本体の先端部
に円柱状のドラムカッタを有するカッタユニットからな
るカッタを配設した矩形シールド掘削機を用い、前記カ
ッタにて地盤を矩形状に掘削しつつ、矩形状のトンネル
を掘削していくようにしている。この矩形シールド掘削
機により、方向制御を行なう場合、シールドジャッキに
より、シールド掘削機本体の方向を制御しつつ掘削する
ようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のドラムカッ
タを用いた矩形シールド掘削機においては、円柱状のド
ラムカッタを横方向に配設して掘削を行うため、上下方
向の方向制御を行う場合には、シールドジャッキにより
シールド掘削機本体を上下方向に傾けてやれば、ドラム
カッタにて直接上下方向の地盤を掘削することが可能で
あるが、左右方向においてカーブ施工を行う場合、ドラ
ムカッタによって左右方向の地盤を直接掘削するのが困
難であるという問題があった。
タを用いた矩形シールド掘削機においては、円柱状のド
ラムカッタを横方向に配設して掘削を行うため、上下方
向の方向制御を行う場合には、シールドジャッキにより
シールド掘削機本体を上下方向に傾けてやれば、ドラム
カッタにて直接上下方向の地盤を掘削することが可能で
あるが、左右方向においてカーブ施工を行う場合、ドラ
ムカッタによって左右方向の地盤を直接掘削するのが困
難であるという問題があった。
【0006】また、前記矩形シールド掘削機において、
円形シールド掘削機と同様に、余掘り用のカッタやシー
ルド掘削機本体の中折れ機構を設けてカーブ施工を行な
うようにすることも考えられるが、円形シールド掘削機
の場合と異なり、矩形シールド掘削機の場合には、カッ
タが円盤状ではなく、ドラム状になっており、それだけ
カッタがシールド掘削機本体前方に突出しているため、
急カーブ施工には十分に対応しきれないという問題があ
った。
円形シールド掘削機と同様に、余掘り用のカッタやシー
ルド掘削機本体の中折れ機構を設けてカーブ施工を行な
うようにすることも考えられるが、円形シールド掘削機
の場合と異なり、矩形シールド掘削機の場合には、カッ
タが円盤状ではなく、ドラム状になっており、それだけ
カッタがシールド掘削機本体前方に突出しているため、
急カーブ施工には十分に対応しきれないという問題があ
った。
【0007】更に、シールド掘削機本体を中折れさせる
場合には、その中折れ形式によってはシールドジャッキ
が偏心した状態でセグメントに反力をもたせる状態とな
る場合があるため、セグメントの損傷や変形が生じやす
いという問題もあった。
場合には、その中折れ形式によってはシールドジャッキ
が偏心した状態でセグメントに反力をもたせる状態とな
る場合があるため、セグメントの損傷や変形が生じやす
いという問題もあった。
【0008】本発明は、前記従来の課題を解決するため
になされたもので、その目的は、矩形シールド掘削機に
おいて、セグメント損傷や変形を生じさせることなく、
急カーブ施工を容易に行うことができる矩形シールド掘
削機を提供することにある。
になされたもので、その目的は、矩形シールド掘削機に
おいて、セグメント損傷や変形を生じさせることなく、
急カーブ施工を容易に行うことができる矩形シールド掘
削機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明にあっては、
カッタチャンバとの間を隔壁にて仕切った矩形状のシー
ルド掘削機本体と、左右一対のドラムカッタ間に上下一
対のリングカッタを配した単数又は複数のカッタユニッ
トにて構成され、前記シールド掘削機本体先端のカッタ
チャンバ内に配設されたカッタと、前記隔壁を貫通して
前記カッタと一体にされ、カッタ駆動源及びカッタ駆動
源より前記カッタユニットに動力を伝達する複数のギア
を収納するギアケースと、を備え、矩形状のトンネルを
掘削する矩形シールド掘削機において、前記カッタユニ
ットを構成するドラムカッタ側面外縁に、側方に突出可
能な余掘り用のオーバーカッタを設けると共に、前記ギ
アケースを前記隔壁に対して少なくとも左右方向に回転
可能に支持させ、かつ前記ギアケースのシールド掘削機
本体内側に前記カッタを少なくとも左右方向に移動させ
る移動手段を設けたことを特徴としている。
カッタチャンバとの間を隔壁にて仕切った矩形状のシー
ルド掘削機本体と、左右一対のドラムカッタ間に上下一
対のリングカッタを配した単数又は複数のカッタユニッ
トにて構成され、前記シールド掘削機本体先端のカッタ
チャンバ内に配設されたカッタと、前記隔壁を貫通して
前記カッタと一体にされ、カッタ駆動源及びカッタ駆動
源より前記カッタユニットに動力を伝達する複数のギア
を収納するギアケースと、を備え、矩形状のトンネルを
掘削する矩形シールド掘削機において、前記カッタユニ
ットを構成するドラムカッタ側面外縁に、側方に突出可
能な余掘り用のオーバーカッタを設けると共に、前記ギ
アケースを前記隔壁に対して少なくとも左右方向に回転
可能に支持させ、かつ前記ギアケースのシールド掘削機
本体内側に前記カッタを少なくとも左右方向に移動させ
る移動手段を設けたことを特徴としている。
【0010】第2の発明にあっては、前記ギアケース
は、前記隔壁貫通部分に形成した球面部を介して前記隔
壁に対して回転可能に支持され、かつ前記移動手段によ
り左右及び上下方向に回転可能にされていることを特徴
としている。
は、前記隔壁貫通部分に形成した球面部を介して前記隔
壁に対して回転可能に支持され、かつ前記移動手段によ
り左右及び上下方向に回転可能にされていることを特徴
としている。
【0011】
【0012】
【作用】第1の発明にあっては、ギアケース内のカッタ
駆動源を作動させ、複数のギアを介してカッタユニット
を回転させ、このカッタユニットのドラムカッタ及びリ
ングカッタにより地山を矩形状に掘削して推進する。
駆動源を作動させ、複数のギアを介してカッタユニット
を回転させ、このカッタユニットのドラムカッタ及びリ
ングカッタにより地山を矩形状に掘削して推進する。
【0013】そして、左右方向のカーブ施工を行う場合
には、ギアケースのシールド掘削機本体内側に設けた移
動手段により、ギアケースを左右に移動させる。する
と、このギアケースと一体のカッタユニットが左右に移
動して左又は右側の地山を掘削することとなる。
には、ギアケースのシールド掘削機本体内側に設けた移
動手段により、ギアケースを左右に移動させる。する
と、このギアケースと一体のカッタユニットが左右に移
動して左又は右側の地山を掘削することとなる。
【0014】このように、カッタそのものが左右に首振
りを行なうことにより、カーブ施工の曲線に沿って、し
かも少ない余掘り量でカーブ施工を行なうことが可能と
なり、切羽の崩壊や地盤沈下等の発生を防止することが
可能となる。
りを行なうことにより、カーブ施工の曲線に沿って、し
かも少ない余掘り量でカーブ施工を行なうことが可能と
なり、切羽の崩壊や地盤沈下等の発生を防止することが
可能となる。
【0015】また、カッタユニットは、シールド掘削機
本体前端位置の隔壁を中心にして回転するため、比較的
小さな回転角で曲線施工ができ、その結果、中折れ機構
を用いることなく、急曲線のカーブ施工が可能となる。
本体前端位置の隔壁を中心にして回転するため、比較的
小さな回転角で曲線施工ができ、その結果、中折れ機構
を用いることなく、急曲線のカーブ施工が可能となる。
【0016】更に、カッタユニットの回転と、シールド
ジャッキによるシールド掘削機本体の推進とは別個に行
なわれるため、シールドジャッキがセグメントに対して
偏心することなく、常に垂直に当接することとなり、そ
の結果、シールドジャッキによってセグメントの損傷や
変形を防止することが可能となる。そしてさらに、カッ
タユニットによる左右方向の掘削に加えて、カッタユニ
ットを構成するドラムカッタ側面外周に設けたオーバー
カッタにより、左右方向の余掘りを行なうことによっ
て、より一層、急曲線のカーブ施工が容易となる。
ジャッキによるシールド掘削機本体の推進とは別個に行
なわれるため、シールドジャッキがセグメントに対して
偏心することなく、常に垂直に当接することとなり、そ
の結果、シールドジャッキによってセグメントの損傷や
変形を防止することが可能となる。そしてさらに、カッ
タユニットによる左右方向の掘削に加えて、カッタユニ
ットを構成するドラムカッタ側面外周に設けたオーバー
カッタにより、左右方向の余掘りを行なうことによっ
て、より一層、急曲線のカーブ施工が容易となる。
【0017】第2の発明にあっては、移動手段によっ
て、ギアケースの隔壁貫通部分に形成した球面部を中心
にカッタユニットを左右方向及び上下方向に回転させる
ことによって、左右方向のカーブ施工のみならず、上下
方向の方向調整も容易になしうることとなる。
て、ギアケースの隔壁貫通部分に形成した球面部を中心
にカッタユニットを左右方向及び上下方向に回転させる
ことによって、左右方向のカーブ施工のみならず、上下
方向の方向調整も容易になしうることとなる。
【0018】
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。
を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】図1〜図5は、本発明の一実施例に係る矩
形シールド掘削機を示す図である。
形シールド掘削機を示す図である。
【0021】この矩形シールド掘削機は、図1及び図2
に示すように、シールド掘削機本体10と、このシール
ド掘削機10の先端部に配設されたカッタ12とから構
成されている。
に示すように、シールド掘削機本体10と、このシール
ド掘削機10の先端部に配設されたカッタ12とから構
成されている。
【0022】シールド掘削機本体10は、矩形状のトン
ネルを構成する矩形状のセグメント14と略同形の矩形
状に形成され、このセグメント14の先端側に位置され
ている。このシールド掘削機本体10の後部では、テー
ルシール16を介し、セグメント14との間がシールさ
れるようになっている。
ネルを構成する矩形状のセグメント14と略同形の矩形
状に形成され、このセグメント14の先端側に位置され
ている。このシールド掘削機本体10の後部では、テー
ルシール16を介し、セグメント14との間がシールさ
れるようになっている。
【0023】また、シールド掘削機本体10の先端部に
は、フード18が張り出され、このフード18によって
シールド掘削機本体10の先端部にカッタチャンバ20
が画成されるようになっている。
は、フード18が張り出され、このフード18によって
シールド掘削機本体10の先端部にカッタチャンバ20
が画成されるようになっている。
【0024】更に、フード18によって画成されたカッ
タチャンバ20とその後方側のガーダ部22とを隔壁2
4にて仕切り、この隔壁24とカッタ12との間のカッ
タチャンバ20をシールド掘削機本体10に設けた送泥
管26より加圧した泥水で満たし、カッタ12の前面地
山の安定を図るとともに、掘削した土砂を泥水中に取り
込み排泥管28より排泥水として流体輸送するようにな
っている。
タチャンバ20とその後方側のガーダ部22とを隔壁2
4にて仕切り、この隔壁24とカッタ12との間のカッ
タチャンバ20をシールド掘削機本体10に設けた送泥
管26より加圧した泥水で満たし、カッタ12の前面地
山の安定を図るとともに、掘削した土砂を泥水中に取り
込み排泥管28より排泥水として流体輸送するようにな
っている。
【0025】また、シールド掘削機本体10内には、複
数のシールドジャッキ30が配設され、このシールドジ
ャッキ30をセグメント14の先端に当接させてシール
ド掘削機本体10を推進させるようにしている。なお、
セグメント14は、シールド掘削機本体10内に配設し
たエレクタ32をエレクタ旋回用油圧モータ34により
作動させて組み立てられるようになっている。
数のシールドジャッキ30が配設され、このシールドジ
ャッキ30をセグメント14の先端に当接させてシール
ド掘削機本体10を推進させるようにしている。なお、
セグメント14は、シールド掘削機本体10内に配設し
たエレクタ32をエレクタ旋回用油圧モータ34により
作動させて組み立てられるようになっている。
【0026】カッタ12は、上下2段左右両側の4つの
カッタユニット40より構成されている。
カッタユニット40より構成されている。
【0027】各カッタユニット40は、図2に示すよう
に、左右両側に配設された2つのドラムカッタ42と、
このドラムカッタ42間に配設された上下2つのリング
カッタ44とから構成されている。
に、左右両側に配設された2つのドラムカッタ42と、
このドラムカッタ42間に配設された上下2つのリング
カッタ44とから構成されている。
【0028】ドラムカッタ42は、シャフト46を中心
に、またリングカッタ44はシャフト48を中心に回転
するようになっている。
に、またリングカッタ44はシャフト48を中心に回転
するようになっている。
【0029】各カッタユニット40のドラムカッタ42
及びリングカッタ44は、シールド掘削機本体10内よ
り隔壁24を貫通してカッタチャンバ20側に突出する
各ギアケース38に支持されて一体的にされている。
及びリングカッタ44は、シールド掘削機本体10内よ
り隔壁24を貫通してカッタチャンバ20側に突出する
各ギアケース38に支持されて一体的にされている。
【0030】各ギアケース38内には、カッタ駆動源と
してのカッタ駆動用電動機36及びこのカッタ駆動用電
動機36より各カッタユニット40のドラムカッタ42
及びリングカッタ44に動力を伝達する複数のギア(図
示せず)が収納され、カッタ駆動用電動機36より図示
せぬギアを介して、ドラムカッタ42及びリングカッタ
44が回転するようになっている。
してのカッタ駆動用電動機36及びこのカッタ駆動用電
動機36より各カッタユニット40のドラムカッタ42
及びリングカッタ44に動力を伝達する複数のギア(図
示せず)が収納され、カッタ駆動用電動機36より図示
せぬギアを介して、ドラムカッタ42及びリングカッタ
44が回転するようになっている。
【0031】また、これらギアケース38は、シールド
掘削機本体10の隔壁24に対して左右方向に回転可能
に支持されるようになっている。具体的には、隔壁24
には、上下一対のギアケース38の貫通部間にわたる長
さの回転軸50が、左右に一対回転可能に取付けられて
おり、これら各回転軸50に上下一対のギアケース38
が一体に取付けられ、この上下一対のギアケース38が
各回転軸50を介して左右方向に一体に回転可能にされ
ている。なお、各回転軸50と隔壁24との間には、止
水用パッキン52が取付けられ、カッタチャンバ20内
の加圧泥水がシールド掘削機本体10内に浸入するのを
防止するようになっている。
掘削機本体10の隔壁24に対して左右方向に回転可能
に支持されるようになっている。具体的には、隔壁24
には、上下一対のギアケース38の貫通部間にわたる長
さの回転軸50が、左右に一対回転可能に取付けられて
おり、これら各回転軸50に上下一対のギアケース38
が一体に取付けられ、この上下一対のギアケース38が
各回転軸50を介して左右方向に一体に回転可能にされ
ている。なお、各回転軸50と隔壁24との間には、止
水用パッキン52が取付けられ、カッタチャンバ20内
の加圧泥水がシールド掘削機本体10内に浸入するのを
防止するようになっている。
【0032】そして、前記各ギアケース38のシールド
掘削機本体10内側端部と、シールド掘削機本体10内
側面との間に、図3に示すように、それぞれカッタユニ
ット40の首振り用の油圧ジャッキ54を取付け、この
油圧ジャッキ54を伸縮作動させることにより、各カッ
タユニット40を左右のカーブ施工方向に回転させるよ
うにしている。
掘削機本体10内側端部と、シールド掘削機本体10内
側面との間に、図3に示すように、それぞれカッタユニ
ット40の首振り用の油圧ジャッキ54を取付け、この
油圧ジャッキ54を伸縮作動させることにより、各カッ
タユニット40を左右のカーブ施工方向に回転させるよ
うにしている。
【0033】また、ドラムカッタ42の側面外縁部に
は、図2に示すように、側方に進退可能なカーブ施工時
の左右余掘り用のオーバーカッタ56が配設されるよう
になっている。
は、図2に示すように、側方に進退可能なカーブ施工時
の左右余掘り用のオーバーカッタ56が配設されるよう
になっている。
【0034】具体的には、各ドラムカッタ42は、外周
面内側に側面間にわたる複数の補強用のスポーク58を
それぞれ備えており、このうちの1本のスポーク58
に、油圧シリンダ60および余掘り用のオーバーカッタ
56を収納し、この油圧シリンダ60によりドラムカッ
タ42の側面外周縁よりオーバーカッタ56を側方に進
退可能にしている。即ち、各カッタユニット40のドラ
ムカッタ42にそれぞれ1つのオーバーカッタ56が設
けられ、カッタ12全体で合計4つのオーバーカッタ5
6が設けられるようになっている。
面内側に側面間にわたる複数の補強用のスポーク58を
それぞれ備えており、このうちの1本のスポーク58
に、油圧シリンダ60および余掘り用のオーバーカッタ
56を収納し、この油圧シリンダ60によりドラムカッ
タ42の側面外周縁よりオーバーカッタ56を側方に進
退可能にしている。即ち、各カッタユニット40のドラ
ムカッタ42にそれぞれ1つのオーバーカッタ56が設
けられ、カッタ12全体で合計4つのオーバーカッタ5
6が設けられるようになっている。
【0035】次に、本実施例における矩形シールド掘削
機を用いて掘削を行なう状態について説明する。
機を用いて掘削を行なう状態について説明する。
【0036】まず、送泥管26から泥水をカッタチャン
バ20内に供給すると共に、4つのカッタ駆動用原動機
36をそれぞれ作動させる。すると、ギアケース38内
のギアを介して、ドラムカッタ42のシャフト46およ
びリングカッタ44のシャフト48が回転し、これによ
って上側および下側の各カッタユニット40のドラムカ
ッタ42およびリングカッタ44が回転して、地盤を矩
形に掘削する。この場合、カッタチャンバ20内への泥
水加圧により、カッタ12による安定した掘削が行なえ
ることとなる。また、掘削により生じたズリは、泥水と
共に排泥管28から排出される。
バ20内に供給すると共に、4つのカッタ駆動用原動機
36をそれぞれ作動させる。すると、ギアケース38内
のギアを介して、ドラムカッタ42のシャフト46およ
びリングカッタ44のシャフト48が回転し、これによ
って上側および下側の各カッタユニット40のドラムカ
ッタ42およびリングカッタ44が回転して、地盤を矩
形に掘削する。この場合、カッタチャンバ20内への泥
水加圧により、カッタ12による安定した掘削が行なえ
ることとなる。また、掘削により生じたズリは、泥水と
共に排泥管28から排出される。
【0037】この状態で、シールドジャッキ30を伸張
させ、先端のセグメント14に反力をもたせて、シール
ド掘削機本体10を所定距離推進させる。この場合、複
数のシールドジャッキ30の伸張度を調節して、シール
ド掘削機本体10を直進させたり、あるいは上下方向に
方向変換して推進する。また、上下方向に方向変換して
推進する場合には、上側および下側のカッタユニット4
0を構成するドラムカッタ42およびリングカッタ44
が前方に向いているため、シールドジャッキ30によ
り、シールド掘削機本体10の向きを上下方向に変えて
やるだけで、進行方向前面の地盤を掘削して推進するこ
とが可能である。
させ、先端のセグメント14に反力をもたせて、シール
ド掘削機本体10を所定距離推進させる。この場合、複
数のシールドジャッキ30の伸張度を調節して、シール
ド掘削機本体10を直進させたり、あるいは上下方向に
方向変換して推進する。また、上下方向に方向変換して
推進する場合には、上側および下側のカッタユニット4
0を構成するドラムカッタ42およびリングカッタ44
が前方に向いているため、シールドジャッキ30によ
り、シールド掘削機本体10の向きを上下方向に変えて
やるだけで、進行方向前面の地盤を掘削して推進するこ
とが可能である。
【0038】また、左右方向へのカーブ施工を行なう場
合には、図5に示すように、ギアケース38に取付けた
各油圧ジャッキ54を作動させて、カッタユニット40
を回転軸50を中心に左又は右のカーブ施工方向に回転
させ、カッタユニット40によりカーブ施工方向前面の
地盤を掘削していけば容易にカーブ施工を行なうことが
できる。
合には、図5に示すように、ギアケース38に取付けた
各油圧ジャッキ54を作動させて、カッタユニット40
を回転軸50を中心に左又は右のカーブ施工方向に回転
させ、カッタユニット40によりカーブ施工方向前面の
地盤を掘削していけば容易にカーブ施工を行なうことが
できる。
【0039】このように、カッタユニット40を左右に
首振りさせることにより、複雑な機構の中折れ機構を用
いることなく、カーブ施工の曲線に沿って、しかも少な
い余掘り量でカーブ施工を行なうことが可能となり、切
羽の崩壊や地盤沈下等の発生を防止することが可能とな
る。
首振りさせることにより、複雑な機構の中折れ機構を用
いることなく、カーブ施工の曲線に沿って、しかも少な
い余掘り量でカーブ施工を行なうことが可能となり、切
羽の崩壊や地盤沈下等の発生を防止することが可能とな
る。
【0040】また、カッタユニット40は、シールド掘
削機本体10前端位置の隔壁24を中心にして回転する
ため、比較的小さな回転角で曲線施工ができ、急曲線の
カーブ施工が可能となる。
削機本体10前端位置の隔壁24を中心にして回転する
ため、比較的小さな回転角で曲線施工ができ、急曲線の
カーブ施工が可能となる。
【0041】更に、カッタユニット40の回転にシール
ドジャッキ30を用いていないため、シールドジャッキ
30を常にセグメント14に対して垂直に当接させるこ
とができ、その結果、セグメント14の損傷や変形を防
止することが可能となる。
ドジャッキ30を用いていないため、シールドジャッキ
30を常にセグメント14に対して垂直に当接させるこ
とができ、その結果、セグメント14の損傷や変形を防
止することが可能となる。
【0042】そして更に、より急曲線のカーブ施工を行
なう場合には、カーブ施工を行なう左又は右側に位置す
るドラムカッタ42の側面外縁部に配したオーバーカッ
タ56を油圧シリンダ60により側方に突出させ、左又
は右側の地盤の余掘りを行なえば、急曲線のカーブ施工
を容易に行なうことが可能であるそして、カッタ12に
より所定距離矩形状に掘削した後、エレクタ旋回用油圧
モータ34によりエレクタ32を作動させて矩形状のセ
グメント14を組立てていけば、容易に左右方向のカー
ブを有する矩形状のトンネルを構築することが可能であ
る。
なう場合には、カーブ施工を行なう左又は右側に位置す
るドラムカッタ42の側面外縁部に配したオーバーカッ
タ56を油圧シリンダ60により側方に突出させ、左又
は右側の地盤の余掘りを行なえば、急曲線のカーブ施工
を容易に行なうことが可能であるそして、カッタ12に
より所定距離矩形状に掘削した後、エレクタ旋回用油圧
モータ34によりエレクタ32を作動させて矩形状のセ
グメント14を組立てていけば、容易に左右方向のカー
ブを有する矩形状のトンネルを構築することが可能であ
る。
【0043】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
【0044】例えば、前記実施例においては、泥水加圧
式のシールド工法について説明したが、この例に限ら
ず、土圧系シールド工法、推進工法、あるいは山岳トン
ネル工法にも適用し得るものである。
式のシールド工法について説明したが、この例に限ら
ず、土圧系シールド工法、推進工法、あるいは山岳トン
ネル工法にも適用し得るものである。
【0045】また、前記実施例では、左右及び上下2段
の4つのカッタユニットを有するカッタ並びに上下2段
の2つのカッタユニットを有するカッタについて説明し
たが、この例に限らず、1つのカッタユニットでカッタ
を構成する場合のほか、前記以外の複数のカッタユニッ
トを種々に組合せてカッタを構成する場合にも適用し得
るものである。
の4つのカッタユニットを有するカッタ並びに上下2段
の2つのカッタユニットを有するカッタについて説明し
たが、この例に限らず、1つのカッタユニットでカッタ
を構成する場合のほか、前記以外の複数のカッタユニッ
トを種々に組合せてカッタを構成する場合にも適用し得
るものである。
【0046】更に、カッタ首振り用の移動手段として、
油圧ジャッキを用いているが、この例に限らず、モータ
及びギアを用いてもよく、あるいは空気圧を用いるよう
にすることも可能である。
油圧ジャッキを用いているが、この例に限らず、モータ
及びギアを用いてもよく、あるいは空気圧を用いるよう
にすることも可能である。
【0047】そして更に、前記各実施例においては、カ
ッタを左右方向に首振りさせる場合について説明した
が、前述の例に限らず、例えば、ギアケースの隔壁貫通
部分に形成した球面部を介して、ギアケースを隔壁に対
して回転可能に支持させ、移動手段により、左右あるい
は左右及び上下に回転可能にすることにより、左右のカ
ーブ施工に加えて、上下方向の掘削をも行なえるように
することも可能である。
ッタを左右方向に首振りさせる場合について説明した
が、前述の例に限らず、例えば、ギアケースの隔壁貫通
部分に形成した球面部を介して、ギアケースを隔壁に対
して回転可能に支持させ、移動手段により、左右あるい
は左右及び上下に回転可能にすることにより、左右のカ
ーブ施工に加えて、上下方向の掘削をも行なえるように
することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明にあっ
ては、カッタそのものが左右に首振りを行なうことによ
り、カーブ施工の曲線に沿って、しかも少ない余掘り量
でカーブ施工を行なうことができ、切羽の崩壊や地盤沈
下等の発生を防止することができるという効果がある。
ては、カッタそのものが左右に首振りを行なうことによ
り、カーブ施工の曲線に沿って、しかも少ない余掘り量
でカーブ施工を行なうことができ、切羽の崩壊や地盤沈
下等の発生を防止することができるという効果がある。
【0049】また、カッタユニットは、シールド掘削機
本体前端位置の隔壁を中心にして回転するため、比較的
小さな回転角で曲線施工ができ、その結果、中折れ機構
を用いることなく、急曲線のカーブ施工ができるという
効果がある。さらに、カッタユニットによる左右方向の
掘削に加えて、カッタユニットを構成するドラムカッタ
側面外周に設けたオーバーカッタにより、左右方向の余
掘りを行なうことによって、より一層、急曲線のカーブ
施工が容易となるという効果がある。
本体前端位置の隔壁を中心にして回転するため、比較的
小さな回転角で曲線施工ができ、その結果、中折れ機構
を用いることなく、急曲線のカーブ施工ができるという
効果がある。さらに、カッタユニットによる左右方向の
掘削に加えて、カッタユニットを構成するドラムカッタ
側面外周に設けたオーバーカッタにより、左右方向の余
掘りを行なうことによって、より一層、急曲線のカーブ
施工が容易となるという効果がある。
【0050】更に、カッタユニットの回転と、シールド
ジャッキによるシールド掘削機本体の推進とは別個に行
なわれるため、シールドジャッキがセグメントに対して
偏心することなく、常に垂直に当接することとなり、そ
の結果、シールドジャッキによってセグメントの損傷や
変形を防止することができるという効果がある。
ジャッキによるシールド掘削機本体の推進とは別個に行
なわれるため、シールドジャッキがセグメントに対して
偏心することなく、常に垂直に当接することとなり、そ
の結果、シールドジャッキによってセグメントの損傷や
変形を防止することができるという効果がある。
【0051】第2の発明にあっては、移動手段によっ
て、ギアケースの隔壁貫通部分に形成した球面部を中心
にカッタユニットを左右方向及び上下方向に回転させる
ことによって、左右方向のカーブ施工のみならず、上下
方向の方向調整も容易に行なうことができるという効果
がある。
て、ギアケースの隔壁貫通部分に形成した球面部を中心
にカッタユニットを左右方向及び上下方向に回転させる
ことによって、左右方向のカーブ施工のみならず、上下
方向の方向調整も容易に行なうことができるという効果
がある。
【0052】
【図1】本発明の一実施例に係る矩形シールド掘削機の
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の矩形シールド掘削機を右側のカッタユニ
ットを省略してカッタユニット側から見た断面図であ
る。
ットを省略してカッタユニット側から見た断面図であ
る。
【図3】ギアケース部分をシールド掘削機本体内から見
た断面図である。
た断面図である。
【図4】本実施例における直線施工時の状態を示す横断
面図である。
面図である。
【図5】本実施例におけるカーブ施工時の状態を示す横
断面図である。
断面図である。
10 シールド掘削機本体 12、62 カッタ 20 カッタチャンバ 24 隔壁 36 カッタ駆動用電動機 38、64 ギアケース 40 カッタユニット 42 ドラムカッタ 44 リングカッタ 54 油圧ジャッキ 56 オーバーカッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 徹 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田 建設株式会社内 (72)発明者 中川 雅弘 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田 建設株式会社内 (72)発明者 舘川 裕次 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田 建設株式会社内 (72)発明者 請川 誠 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田 建設株式会社内 (72)発明者 土居 好明 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造 船株式会社 千葉事業所内 (56)参考文献 特開 平2−66295(JP,A) 特開 平4−131494(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 9/08
Claims (2)
- 【請求項1】 カッタチャンバとの間を隔壁にて仕切っ
た矩形状のシールド掘削機本体と、 左右一対のドラムカッタ間に上下一対のリングカッタを
配した単数又は複数のカッタユニットにて構成され、前
記シールド掘削機本体先端のカッタチャンバ内に配設さ
れたカッタと、 前記隔壁を貫通して前記カッタと一体にされ、カッタ駆
動源及びカッタ駆動源より前記カッタユニットに動力を
伝達する複数のギアを収納するギアケースと、 を備え、矩形状のトンネルを掘削する矩形シールド掘削
機において、前記カッタユニットを構成するドラムカッタ側面外縁
に、側方に突出可能な余掘り用のオーバーカッタを設け
ると共に、 前記ギアケースを前記隔壁に対して少なくとも左右方向
に回転可能に支持させ、かつ前記ギアケースのシールド
掘削機本体内側に前記カッタを少なくとも左右方向に移
動させる移動手段を設けことを特徴とする矩形シールド
掘削機のカッタ首振り装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記ギアケースは、前記隔壁貫通部分に形成した球面部
を介して前記隔壁に対して回転可能に支持され、かつ前
記移動手段により左右及び上下方向に回転可能にされて
いることを特徴とする矩形シールド掘削機のカッタ首振
り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5246351A JP2860047B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 矩形シールド掘削機のカッタ首振り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5246351A JP2860047B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 矩形シールド掘削機のカッタ首振り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0776993A JPH0776993A (ja) | 1995-03-20 |
JP2860047B2 true JP2860047B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17147271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5246351A Expired - Fee Related JP2860047B2 (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 矩形シールド掘削機のカッタ首振り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2860047B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014115321A1 (ja) | 2013-01-25 | 2014-07-31 | 富士通フロンテック株式会社 | 紙葉類取扱装置及び異物検知機構 |
JP6438808B2 (ja) * | 2015-03-17 | 2018-12-19 | 株式会社熊谷組 | 管設置装置 |
JP6438809B2 (ja) * | 2015-03-17 | 2018-12-19 | 株式会社熊谷組 | 管設置装置 |
CN114525782B (zh) * | 2022-03-24 | 2023-09-05 | 云南交投集团公路建设有限公司 | 一种人工挖孔桩护筒外用拉紧装置及方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0656076B2 (ja) * | 1988-08-31 | 1994-07-27 | 戸田建設株式会社 | シールド掘進機 |
JP2857682B2 (ja) * | 1990-09-21 | 1999-02-17 | 西松建設株式会社 | 矩形シールド掘進機 |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP5246351A patent/JP2860047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0776993A (ja) | 1995-03-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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