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JP2859754B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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Publication number
JP2859754B2
JP2859754B2 JP13795991A JP13795991A JP2859754B2 JP 2859754 B2 JP2859754 B2 JP 2859754B2 JP 13795991 A JP13795991 A JP 13795991A JP 13795991 A JP13795991 A JP 13795991A JP 2859754 B2 JP2859754 B2 JP 2859754B2
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JP
Japan
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paper feed
paper
serial printer
error
print head
Prior art date
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JP13795991A
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English (en)
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JPH04363266A (ja
Inventor
英治 石川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙送り量の誤差を補正す
る機構を有するシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタでは、紙送りモ
ータとしてステッピングモーターを使用し、ギアを組み
合わせた減速機構を介して、紙送りローラを回転させ、
記録用紙の送りが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例では、紙送
りモータの制御が、オープンループ方式で行なわれ、紙
送り精度は、紙送りモータの回転精度および減速ギヤの
成形精度と減速段等により決まる減速機構が精度に依存
していた。そのため、1行分の紙送りすなわちラインフ
ィードを行なう際に以下のような問題が生じている。
【0004】(1)紙送り精度が減速ギヤの成形精度に
大きく依存するため、正確な紙送りが困難である。 (2)とくに、順方向と逆方向の紙送り切替時に紙送り
誤差が大きい。つまり、バックフィード命令を実行する
と紙送り量の誤差が大きくなり、印字字むらが生ずる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアルプリン
タは、改行ごとに送られる記録紙に対し、印字ヘッドの
全ドットのうちの使用ドットを、記録紙の所定の位置に
所定の精度をもって対向させるように、検知に基づく所
定量だけ、相対的に紙の送り方向またはそれと反対方向
にただちにシフトさせることができる機構とを有するこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】改行のため紙送りがなされると、紙送り軸に取
付けられているロータリーエンコーダから送られてくる
パルスがコンピュータでカウント処理され、実際の紙送
り量と所定の紙送り量との間の誤差の有無および有る場
合の量が検出される。もし誤差があった場合、その誤差
量に従って、コンピュータの指示により、印字ヘッドの
全ドットのうち使用ドットを上下方向に相対的にシフト
(以下ビッドシフトという。)させ補正する。この補正
に至る処理が自動的にかつ、所定の精度をもってなされ
るので、本発明の装置は迅速かつ信頼性高く印字作業を
行なうことができるものである。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のシリアルプリンタの一実施例の
紙送り機構の断面図である。印字ヘッド1は、キャリッ
ジ2に搭載されており、キャリッジ軸3に沿って往復運
動を行ないながら印字動作を行なうものである。紙送り
ローラ5は、紙送りモータ4により駆動され、記録紙6
を移送させるものである。紙押さえ板7とプラテン8
は、それぞれ記録紙の上側および下側から記録紙を保持
するために、本装置に取付けられている。なお、印字ヘ
ッドは後述のとおり紙送り誤差補正のためビットシフト
されることができる。
【0008】改行ごとに行なわれる紙送りの量の所定量
に対する誤差を検出、送信するため、LEDを透過させ
るように多数のスリット状のフォトインタラプタ10を
周縁部に等間隔に備えたロータリーエンコーダ9が紙送
りローラ5の同軸上に取付けられている。図2は、本実
施例の紙送り量の補正精度に関連して、印字ヘッド1の
ビットシフト機構の説明図である。印字ヘッド1のドッ
ト密度が360DPI(Dot perInch)すなわち解像度
が1/360インチであって、補正量が、±1/360
インチ,±2/360インチというふうに使用ドットが
紙の送り方向または反対方向に1/360インチ単位で
シフトされることを示す。通常1行分の紙送り量が1/
6インチなので、これに対する比率で云えば1/60の
精度を有することを示す。
【0009】図3は、本実施例の紙送り量の誤差検出お
よびその誤差補正処理のために備えられている各部門の
名称およびそれら部門間の関連を示すブロック図であ
る。CPU100はこの装置の動作、処理の制御処理を
実行し、ROM100Aは図4で後述される処理手順等
を格納し、RAM100BはCPU100の処理実行に
おけるワークエリアとして用いられるものである。CP
U100はROM100Aのプログラムに従い、キャリ
ッジモータードライバ101A、紙送りモータードライ
バ4A、ヘッドドライバ1Aを制御駆動し、印字動作を
行なう。この時、紙送り軸に取付けられているエンコー
ダ9とフォトインタラプタ10により、紙送りローラ5
によって実際に何インチ紙が送られたかをCPU100
が検出する。
【0010】図4は、本実施例のシリアルプリンタの紙
送り量誤差の検出およびその誤差検出後の動作処理手段
を示すフローチャートである。手順のステップ41から
ステップ51までにより示されている。次に本実施例の
シリアルプリンタの動作について述べる。電源が投入さ
れると(ステップ41)、RAM100Bの初期化が行
なわれ(ステップ42)、ホームポジション検知等の初
期動作が行なわれる(ステップ43)。次に、印字オン
ライン状態が選択されホストから印字データが送られて
くると(ステップ45)、キャリッジモータおよび印字
ヘッド1を駆動し印字を行なう(ステップ46)。
【0011】1行分の印字が終了すると(ステップ4
7)、改行のための紙送りを行なう(ステップ48)。
このとき、紙送り軸に取り付けられているロータリーエ
ンコーダ9のフォトインタラプタ10を経て送られてく
るパルスをカウントし、実際にどれだけ紙送りがなされ
たかを検出する(ステップ49)。そして、本シリアル
プリンタに指定されている紙送り量1/6インチと実際
の紙送り量の間に誤差があるかを比較し(ステップ5
0)、もし、紙送り量に誤差が生じた場合、その誤差分
を前述の図2についての説明の要領により印字ヘッドの
ビットシフトにより補正する(ステップ51)。以上の
過程を繰り返すことにより印字が続行される。
【0012】本装置の綜合誤差は、ロータリーエンコー
ダの解像度と印字ヘッドの解像度とによるので、印字ヘ
ッド自身の製作精度等もこれに見合って高いことが望ま
しい。なお、紙送りモータにステッピングモータを使用
すると紙送り誤差は累積しないことは従来技術と変わり
ない。次に第2の実施例について、図5および図6に示
す。
【0013】第2の実施例では、より精密な紙送りロー
ラの回転量を検知するために、紙送りローラ軸に位相の
異なるロータリーエンコーダを複数個取付けることが特
長点である。例として、2個のロータリーエンコーダ9
A,9Bを紙送りローラ軸に同軸上に取付ける場合を図
5で説明する。ここでは2個のロータリーエンコーダ9
A,9Bは1パルス周期の1/4だけ位相をずらして固
定されている。これにより図5に示すようなパルス信号
が出力され、単一のロータリーエンコーダ9を用いた第
1の実施例の場合と比べると2倍の解像度が得られる。
【0014】主要な制御部分のブロック図を図6に示
す。なお処理手順を示すフローチャートは第1の実施例
の場合の図4と同様であるので図示および説明を省略す
る。図7は、本発明のシリアルプリンタの前記第1また
は第2の実施例を具備するインクジェット記録装置(I
JRA)の一例を示す外観斜視図である。図7におい
て、インクジェットヘッドカートリッジ(IJC)20
はプラテン24上に送紙されてきた記録紙の記録面に対
向してインク吐出を行なうノズル群を具えている。キャ
リッジHC16はIJC20を保持し、駆動モータ17
の駆動力を伝達する駆動ベルト18の一部と連結し、互
いに平行に配設された2本のガイドシャフト19Aおよ
び19Bと摺動可能とすることにより、IJC20の記
録紙の全幅にわたる往復移動が可能となる。
【0015】ヘッド回復装置26は、IJC20の移動
経路の一端、例えばホームポジションと対向する位置に
配設される。伝動機構23を介したクリーニング用モー
タ22の駆動力によって、ヘッド回復装置26を動作せ
しめ、IJC20のキャッピングを行なう。このヘッド
回復装置26のキャップ部26AによるIJC20への
キャッピングに関連させて、ヘッド回復装置26内に設
けた適宜の吸引手段によるインク吸引もしくはIJC2
0へのインク供給経路に設けた適宜の加圧手段によるイ
ンク圧送を行ない、インクを吐出口より強制的に排出さ
せることによりノズル内の増粘インクを除去する等の吐
出回復処理を行なう。また、記録終了時等にキャッピン
グを施すことによりIJCが保護される。
【0016】シリコンゴムで形成されるワイピング部材
としてのブレード30は、ヘッド回復装置26の側面に
配設される。ブレード30はブレード保持部材30Aに
カンチレバー形態で保持され、ヘッド回復装置26と同
様、モータ22および伝動機構23によって動作し、I
JC20の吐出面との係合が可能となる。これにより、
IJC20の記録動作における適切なタイミングで、あ
るいはヘッド回復装置26を用いた吐出回復処理後に、
ブレード30をIJC20の移動経路中に突出させ、I
JC20の移動動作に伴なってIJC20の吐出面にお
ける結路、濡れあるいは塵埃等をふきとるものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シリアル
プリンタの紙送りローラと同軸に、ロータリーエンコー
ダを設け、ここからの信号を受信し、このデータをコン
ピュータ処理し、使用ドットの改行ごとに印字ヘッドを
ビットシフトさせる等一連の機構を持ったシリアルプリ
ンタを提供することにより、紙送り量の誤差を精度高
く、迅速に検出、補正することができ、したがって、
(1)シリアルプリンタにおける紙送り誤差による印字
むらを、特に従来起こり易かったバックフィード時にお
いてもなくすことが可能になること、また(2)紙送り
機構の精度がそれほどシビアに要求されなくてすむため
紙送り機構の設計が容易になること、等のシリアルプリ
ンタの処理の合理化に顕著な貢献するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリアルプリンタの一実施例の紙送り
機構の模式断面図である。
【図2】本実施例の紙送り量の補正精度に関連して、印
字ヘッドのビットシフト機構の説明図である。
【図3】本実施例の紙送り量の誤差検出およびその誤差
補正処理のための各部門の回路ブロック図である。
【図4】本実施例の紙送り量誤差の検出および該検出後
の動作処理手段を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例の2個のロータリーエン
コーダの配置図とその出力信号を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の場合の回路ブロック図
である。
【図7】本発明のシリアルプリンタの一実施例を具備す
るインクジェット記録装置(IJRA)の一例を示す外
観斜視図である。
【符号の説明】
1,20 印字ヘッド(記録ヘッド) 2,16 キャリッジ 3 キャリッジ軸 4 紙送りモータ 5 紙送りローラ 6 記録紙 7 紙押さえ板 8,24 プラテン 9,9A,9B ロータリーエンコーダ 10,10A,10B フォトインタラプタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙送りローラ(5)と同軸上に取り付け
    られたロータリーエンコーダ(9)と、該ロータリーエ
    ンコーダ(9)からの信号を受信することにより前記紙
    送りローラ(5)の回転量を検知する手段とを有するシ
    リアルプリンタにおいて、改行ごとに送られる記録紙
    (6)に対し、印字ヘッド(1)の全ドットのうちの使
    用ドットを、記録紙(6)の所定の位置に所定の精度を
    もって対向させるように、前記検知に基づく所定量だ
    け、相対的に紙の送り方向またはそれと反対方向にただ
    ちにシフトさせることができる機構とを有することを特
    徴とするシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】 ロータリーエンコーダ(9)が複数具備
    され、これらが互いに位相を異にしている請求項1記載
    のシリアルプリンタ。
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