JP2856456B2 - カメラ - Google Patents
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- JP2856456B2 JP2856456B2 JP1261757A JP26175789A JP2856456B2 JP 2856456 B2 JP2856456 B2 JP 2856456B2 JP 1261757 A JP1261757 A JP 1261757A JP 26175789 A JP26175789 A JP 26175789A JP 2856456 B2 JP2856456 B2 JP 2856456B2
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- Japan
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- flag
- timer
- self
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- Expired - Lifetime
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
の測光を、レリーズ時に極力近い時点で行なうようにし
たカメラに関する。
出を決定して、被写体輝度が不足する場合にはストロボ
を自動発光させる自動露出装置付きカメラが普及してい
る。この自動露出装置付きカメラは、被写体輝度を測光
し、該輝度に応じたシャッター速度と絞りを決定して露
光を行なうものである。また、自動露出装置に加えて、
被写体距離を自動的に測距するいゆるオートフォーカス
装置を具備して、ピント合わせの手間が省いたカメラが
普及して、より撮影を簡便なものにしている。
上記オートフォーカス装置によって被写体距離を測距す
る際に行なわれる。たとえば、レリーズ時に押し込むレ
リーズボタンが2段のスイッチとなっており、半分まで
押し込むことによって測距および測光を行ない、ついで
最後まで押し込むことによってレリーズされるようにし
てある。
ズボタンを押し込んだ際に得られた測距データおよび測
光データに基づいて露光が行なわれることになるから、
次のような問題がある。
とレリーズ時とで変化することがないから、例えばセル
フタイマによって撮影する場合などのように測距時から
レリーズまで間がある場合であっても測距データが不都
合となることがない。したがって、いわゆるピンボケの
写真にならない。しかし、被写体が静止したものであっ
ても測光データは変化してしまうおそれがある。すなわ
ち、風が強く雲の流れが早い場合などでは、測光時には
太陽が出ていてもレリーズ時には太陽が雲に隠れてしま
う場合があるからである。このため、露光不足の写真と
なってしまうおそれがある。
間がある場合であっても、写真が露光不足になってしま
うことを極力防止したカメラを提供することを目的とし
ている。
は、被写体輝度を測光してシャッター速度と絞りを所定
の関係で決定する自動露出装置と、被写体距離を測距し
て撮影レンズを合焦させるオートフォーカス装置とを具
備したカメラにおいて、セルフタイマ撮影を行なう場合
には、タイマのカウント終了前に前記オートフォーカス
装置により測距を行ない、タイマのカウント終了後で露
光直前に被写体輝度を測光し、この輝度データに基づい
て露光を行なうことを特徴としている。
所定の関係で決定する自動露出装置と、被写体距離を測
距して撮影レンズを合焦させるオートフォーカス装置と
を具備し、撮影開始操作に先立つ準備操作により測距動
作と測光動作とを行ない、該準備操作に引き続く撮影開
始操作により露光を行なうカメラにおいて、セルフタイ
マ撮影を行なう場合には、前記撮影開始操作によりタイ
マカウントが開始し、タイマのカウント終了後で露光直
前に被写体輝度を再度測光し、この際の輝度データに基
づいて露光を行なうことを特徴としている。
ッチが操作されると、被写体距離が測距されて測距デー
タが取得されるとともに被写体輝度が測光されて測光デ
ータが取得される。そして、引き続いて撮影開始操作と
してのレリーズスイッチが操作されると、上記測距デー
タに基づいて撮影レンズが合焦位置まで移動し、測光デ
ータに基づいて露光されて撮影が終了する。
イマ撮影を行なう場合には、セルフタイマスイッチなど
が操作されてセルフモードが選択されたのち、通常撮影
時と同様に測距用スイッチが操作され、続いてレリーズ
スイッチが操作される。このレリーズスイッチの操作に
よってタイマがカウントを開始し、カウントの終了前に
は測距データが取得され、終了後に測光データが取得さ
れて、これら測距データと測光データとに基づいて撮影
が行なわれる。
マ撮影時には、前記測距用スイッチの操作によって測距
動作と測光動作とが行なわれて、測距データと測光デー
タとが取得されている場合であっても、タイマのカウン
トが終了したならば、撮影に先立って再度測光データが
取得され、露光はこの再測光データに基づくことにな
る。
しても、撮影直前の測光データで露光され、露光不足や
露光過多となることがない。
作のためのレリーズスイッチとを2段スイッチからなる
レリーズボタンで兼用させ、該レリーズボタンを半押し
して準備操作がなされ、全押しして撮影開始操作がなさ
れるように構成することが好ましい。
に係るカメラを具体的に説明する。
で、CPUを含むコントローラ2を中心として構成されて
いる。このコントローラ2には、外部からの入力のた
め、スイッチ部4の、メインスイッチ6、レリーズスイ
ッチ8、測距用スイッチとしてのフォーカスロックスイ
ッチ10、セルフタイマを使用してセルフ撮影を行なわせ
るためのセルフスイッチ12、遠景撮影を行なわせるため
の遠景スイッチ14、撮影モードを切り替えるためのモー
ドスイッチ16、その他撮影レンズを標準撮影と望遠撮影
とに切り替えるスイッチやフィルム巻き戻しのためのス
イッチなどのON−OFFが入力されている。フィルムの感
度に関する情報がDXコードとして、DX部18からコントロ
ーラ2に入力される。フィルムが巻き上げられて1コマ
送られた場合には、SO部20からその旨の信号がコントロ
ーラ2に入力される。
た被写体輝度に関する情報が入力され、該輝度情報に基
づいてコントローラ2とシャッター回路24との間でレリ
ーズ時のシャッター制御に関する情報が交換される。ま
た、輝度情報によってはストロボ撮影を行なう場合があ
り、このためコントローラ2とストロボ回路26との間で
ストロボの充電状態や発光に関する情報の交換が行なわ
れる。
2との間では、被写体距離に関する情報や合焦に関する
情報が交換され、合焦状態が適切である場合にはAFLED3
0が点灯したり、不適切である場合には該AFLED30が点滅
したりする。さらに、合焦状態が不適切な場合にはコン
トローラ2からブザー32にその旨の信号が送出されて該
ブザー32が吹鳴する。
のモータ駆動信号が送出され、該信号に基づいて撮影レ
ンズ駆動用モータ34aまたはフィルム給送用モータ34bが
駆動され、撮影レンズを光軸方向に進退させて焦点距離
を変更したり、あるいはフィルムの巻き上げ、巻き戻し
が行なわれる。
接続されて、該LCD36には、フィルム残数やストロボ撮
影、セルフ撮影、バッテリ残量などに関する情報が表示
される。
出されるその旨の信号によってセルフLED38が点灯す
る。
40の概略の外観を示すものである。第2図は正面図であ
り、ほぼ中央に撮影レンズ42が配設され、該撮影レンズ
42の上方にはファインダ44が設けられ、このファインダ
44の側方と撮影レンズ42の側方にそれぞれオートフォー
カス装置28の発光部28aと受光部28bとが配設されてい
る。また、発光部28aの側方にはストロボ回路26の発光
窓26aが設けられている。
かって左側上部にレリーズスイッチ8が配設されてお
り、該レリーズスイッチ8を押し込むことによってレリ
ーズされることになる。
44の側方には撮影レンズ42を保護するためのバリヤの開
閉スイッチを兼ねたメインスイッチ6が配設され、さら
に該メインスイッチ6の側方にフォーカスロックスイッ
チ10が設けられている。なお、フィルムの出し入れを行
なうための裏蓋46は裏蓋開閉レバー48を操作することに
よって開放される。
関するフローチャートに基づいて、この測光装置の測光
手順をカメラ40の露光動作とともに説明する。
40は撮影に供することができるようになり、コントロー
ラ2は不必要な情報をキャンセルしてスタンバイ状態と
なる。この状態で前記フォーカスロックスイッチ10がON
されるとシャッター制御が行なわれることになる(ステ
ップ500)。
ているか否かを判断し(ステップ501)、セットされて
いない場合にはSPフラグがセットされているか否かを判
断することによってレリーズスイッチ8がONされたか否
かを判断する。(ステップ502)。この判断がNOの場合
には遠景スイッチ14が操作されてSINFフラグがセットさ
れているか否かを判断し(ステップ503)、セットされ
ている場合にはSPフラグのセットを判断する(ステップ
504)。SPフラグがセットされていない場合にはステッ
プ503に戻って、ステップ503とステップ504の判断を繰
り返すことになる。ステップ503でSINFフラグがセット
されていない場合にはステップ505にてSINF変化フラグ
がリセットしてフォーカスロックフラグ(SPFLフラグ)
のセットを判断することになる(ステップ506)。SPFL
フラグがセットされていない場合には、後述するストロ
ボ制御に進む(ステップ808)。
には、SP変化フラグをリセットした後(ステップ507)
シャッターBCフラグをセットする(ステップ508)。ま
た、上記ステップ506でSPFLフラグがセットされている
場合には、SPFL変化フラグをリセットした(ステップ50
8)後、シャッターBCフラグをセットする(ステップ50
9)。さらに、上記ステップ502においてSPフラグがセッ
トされている場合には、ステップ507に進む。
ちレリーズに関するシャッター制御系のバッテリチェッ
クを実行した後(ステップ510)、シャッターBCフラグ
をリセットする(ステップ511)。ステップ511に続くス
テップ512では、DXコードから得られたフィルム感度に
関する情報に基づいてDX処理を行ない、次にレンズ判定
処理を行なう(ステップ513)。また、上記ステップ501
でファーストセルフフラグがセットされている場合に
は、約10msが経過するのを待って(ステップ514)、ス
テップ512に進むことになる。
するSELF1フラグのセットとSELF2フラグの一方または双
方がセットされているか否かを判断し(ステップ515、5
16)、いずれもセットされていない場合には、測光回路
22によって測光が行なわれ(ステップ517)、得られた
測光データに基づいて露出を決定するためのAE演算が行
なわれる(ステップ518)。また、ステップ515、または
ステップ516の判断によってSELF1フラグまたはSELF2フ
ラグのいずれか一方がセットされている場合には、ステ
ップ519に進んでファーストセルフフラグのセットを判
断し、セットされていない場合にはステップ517に進
み、セットされている場合には後述するステップ716に
進む。
進んで遠景撮影用のINFフラグがセットされているか否
かを判断する。該INFフラグがセットされていない場合
には再測光用のAAEフラグのセットを判断し(ステップ6
02)、該AAEフラグがセットされていない場合には、オ
ートフォーカスのためのAF制御を行なう(ステップ60
3)。すなわち、フォーカスロックスイッチ10をONする
ことによって、被写体輝度を測光(ステップ517)してA
E演算(ステップ518)が行なわれ、AF制御が行なわれて
(ステップ603)、被写体距離が測距される。
4)、該ストロボ処理によってストロボ未充電フラグが
セットされたか否かを判断し(ステップ605)、セット
されていなければAE演算(ステップ518)の結果によっ
てストロボ撮影するか否かのためのストロボ発光フラグ
のセットを判断する(ステップ606)。このストロボ発
光フラグがセットされている場合には、ステップ607に
進んでFM(フラッシュマチック)処理を行ない、再びAA
Eフラグのセットを判断する(ステップ608)。
には遠景撮影のために撮影レンズのピントを無限遠にし
てストロボの発光を停止するINF処理を行なった後(ス
テップ609)、ステップ608に進む。また、ステップ606
でストロボ発光フラグがセットされていない場合にはFM
処理を行なう必要がないから、ステップ608に進む。ま
た、上記ステップ602でAAEフラグがセットされている場
合には、AF制御(ステップ603)を行なわないでストロ
ボ処理(ステップ604)を行なう。さらに、ステップ605
においてストロボ未充電フラグがセットされている場合
には、適正露出での撮影を行なえない状態であるから、
後述するステップ803に進むことになる。
ない場合には、ステップ610に進んでSPフラグのセット
を判断する。AAEフラグがセットされている場合には後
述するステップ704に進む。
場合には、ステップ611に進んでAFLED30を点灯あるいは
点滅させるかどうか、または必要な場合にはブザー32を
吹鳴するための、AFLED&BZ処理を行ない、SPフラグの
セットを判断する(ステップ612)。SPフラグがセット
されていない場合には、SPFLのセットが継続されている
か否かを判断し(ステップ613)、セットされている場
合にはステップ611に戻って、ステップ612の判断を繰り
返すことになる。すなわち、ここでSPフラグのセット、
即ちレリーズステップ8がONされるのを待つことにな
る。そして、レリーズステップ8がONされてステップ61
2でSPフラグがセットされた場合には、SP変化フラグを
リセットした後(ステップ614)、後述するFLフラグを
セットし(ステップ615)、ステップ616に進んでSHEND
フラグのセットを判断する。
る場合には、ステップ616に進む。また、上記ステップ6
13においてSPFLフラグがセットされていない場合には、
フォーカスロックスイッチのONが取り消されたことにな
り、即ち撮影を中止するのであるから、SPFL変化フラグ
をリセットし(ステップ617)、SHENDフラグをセットし
た後(ステップ618)ステップ616に進んで、該ステップ
616から後述するステップ803に進む。そして、ステップ
616でSHENDフラグがセットされていない場合には、撮影
を継続することになるから、ステップ701に進むことに
なる。
フラグ、SELF2フラグがセットされているか否かを判断
し、いずれのフラグもセットされていない場合にはFLフ
ラグのセットを判断する(ステップ703)。このFLフラ
グは、SPフラグ待ちの状態において、レリーズスイッチ
8がONされてSPフラグがセットされた(ステップ612)
ときに、ステップ615においてセットされているから、
上記ステップ703ではFLフラグがセットされている。こ
のため、ステップ720に進んで再測光のためのAAEフラグ
をセットした後、ステップ517に戻って再測光と該新た
な測光データに基づいたAE演算(ステップ518)が行な
われる。すなわち、フォーカスロックスイッチ10がONさ
れてSPフラグのセットを待機した状態となった場合(ス
テップ612)には、レリーズスイッチ8がONされた後に
再測光を行なうことになる。そして、ステップ518か
ら、ステップ601、ステップ602に進む。ステップ602で
はAAEフラグがセットされているから、ステップ604に進
むことになる。すなわち、再測光した場合にはAF制御
(ステップ603)は行なわない。これは、被写体輝度に
変化が生じた場合でも、被写体距離は変化しないからで
ある。さして、ステップ608からステップ704に進んで、
ステップモータをONして測距データに基づいて撮影レン
ズ42を合焦位置まで移動させる。その後10msが経過する
のを待って(ステップ705)、シャッターチェック(SHT
CHK)を行なった後(ステップ706)、露光(EXP)を行
なう(ステップ707)。なお、ステップ707では必要に応
じてストロボ26を発光させるためにトリガを出力し(F
T)、露出時間を出力する。次いで、セルフLED38を点灯
させ(ステップ708)、AFLED30を点灯させ(ステップ70
9)、撮影レンズ42を基準位置まで復帰させる(ステッ
プ710)。その後セルフLED38を消灯し(ステップ71
1)、AFLED30を消灯し(ステップ712)、撮影レンズ42
の位置を検知するためのエンコーダの出力によってAF段
数を出力し(ステップ713)、シャッターチェックを行
なった後(ステップ714)、撮影終了を表すOEフラグを
セットする(ステップ715)。
グまたはSELF2フラグの一方または双方がセットされて
いるか否かを判断し(ステップ801、ステップ7802)、
いずれのフラグもセットされていない場合にはFLフラグ
をリセットする(ステップ803)。そして、OEフラグの
セットを判断し(ステップ804)、セットされている場
合、即ち撮影が終了している場合(ステップ715)には
ステップ805に進んで1コマ送りあるいは手動巻き戻し
(MR)の処理が行なわれ、次の撮影のために未撮影のフ
ィルムを巻き上げたり、フィルムの巻き戻しを行なう。
また、ステップ804でOEフラグがセットされていない場
合には、撮影未終了でありステップ808に進んでストロ
ボ制御が行なわれた後、次の撮影に備えてスタンバイす
る(ステップ809)。
場合の手順について説明する。これらSELF1フラグとSEL
F2フラグはセルフタイマを使用してセルフ撮影を行なう
場合にセットされるもので、セルフステップ12とモード
スイッチ16とを操作することによって、第9図に示すよ
うに変化する。すなわち、このカメラのセルフ撮影はい
わゆるマルチセルフ撮影を行なうことができるもので、
第9図の第1欄91、第2欄92、第3欄93、第4欄94に示
すように、セルフ撮影を行なう場合には、最高3回連続
してセルフ撮影を行なうことができる。そして、3ショ
ットの場合(第4欄94)には、SELF1フラグとSELF2フラ
グのいずれもがセットされ、2ショットの場合(第3欄
93)には、SELF2フラグのみがセットされ、1ショット
の場合(第2欄92)には、SELF1フラグのみがセットさ
れ、セルフ撮影でない通常撮影の場合(第1欄91)に
は、SELF1フラグ、SELF2フラグのいずれもセットされな
い。なお、液晶表示装置36には第9図に示すように、そ
れぞれのショット数に応じた表示がなされる。
ョットが選択された場合には、第9図の第4欄94に示す
ように、SELF1フラグとSELF2フラグのいずれもセットさ
れており、SELF1フラグがセットされているから、ステ
ップ515においてYESの判断がなされてステップ519に進
み、ファーストフラグのセットが判断される。このとき
ファーストフラグはセットされていないから、ステップ
517に進んで、前述の手順を実行してステップ701に至
る。ここでSELF1フラグがセットされているから、ステ
ップ716に進むことになりセルフタイマのカウントのた
めに割込み(TIME INT)を開始し、所定時間の経過を待
つとともに、レリーズするなどのセルフ撮影を行なうた
めの準備としてセルフ処理を実行する(ステップ71
7)。次いで、セルフタイマのカウンタのための割込み
を停止し(ステップ718)、セルフ解除フラグがセット
されたか否かを判断する(ステップ719)。このセルフ
解除フラグがセットされている場合には、撮影を中止す
る場合などであるから、ステップ803に進んでFLフラグ
をリセットした後ストロボ制御(ステップ808)が行な
われることになる。セルフ解除フラグがセットされてい
ない場合には、撮影を続行するのであるからステップ72
0に進んでAAEフラグをセットし、ステップ517に進んで
再測光が行なわれ、該測光データに基づいてAE演算が行
なわれる(ステップ518)。そして、ステップ608からス
テップ704に進んで、以下ステップ715までで撮影が行な
われる。そして、ステップ801からステップ810に進んで
ファーストフラグをセットすることになる。OEフラグが
セットされているから(ステップ715)、ステップ804か
らステップ805に進んで1コマ送りあるいはMR処理を行
なった後、SELF1フラグ、SELF2フラグのリセット処理が
行なわれる(ステップ806)。
の状態を判断し、第9図の第4欄94にある場合には第3
欄94の状態にシフトし、次いでストロボ制御を行なって
(ステップ807)、ステップ501に戻ることになる。な
お、SELF1フラグ、SELF2フラグが第9図の第3欄93にあ
る場合には第2欄92に、第2欄92にある場合には第1欄
91に順次シフトすることになる。
がセットされているから(ステップ810)、ステップ514
に進んで10msが経過するのを待ってステップ512に進
む。そして、ステップ516においてSELF2フラグがセット
されているからステップ519に進み、ファーストセルフ
フラグがセットされているから、ステップ716に進んで
セルフ撮影用のTIME INTを開始する。ステップ717では
セルフ処理が行なわれるが、SELF1フラグ、SELF2フラグ
の状態に応じてセルフタイマの長さを変更する。例え
ば、最初のショットの場合には10secのタイマとし、次
のショットからは3secとするなどの処理が行なわれる。
次いでTIME INTを停止して(ステップ718)、AAEフラグ
をセットした後(ステップ720)、再測光が行なわれる
(ステップ517)。そして、ステップ608からステップ70
4に進み、以下ステップ715までの手順によって第2ショ
ットの撮影が完了する。ステップ802に進むとSELF2フラ
グがセットされているから、ステップ810でファースト
セルフフラグがセットされたのち、ステップ804からス
テップ806に進む。このステップ806では、前述のように
第9図の第3欄93から第2欄92にSELF1フラグ、SELF2フ
ラグの状態をシフトさせる。そして、ストロボ制御(ス
テップ807)を行なったのち、ステップ501に戻って前述
の手順を繰り返して第3ショットの撮影を終了し、ステ
ップ806においてSELF1フラグ、SELF2フラグをリセット
し、ストロボ制御(ステップ807)を行なってスタンバ
イすることになる。なお、図示省略したが、通常撮影時
の撮影、マルチセルフ撮影時の最終ショットの撮影が終
了したならば、調整フラグリセット処理が実行されてフ
ァーストセルフフラグやOEフラグがリセットされ、次の
撮影に備えることになる。
カスロックスイッチ10をレリーズスイッチ8と別個に備
えたものについて説明したが、従来と同様にレリーズス
イッチ8を2段スイッチにしてフォーカスロックスイッ
チを兼用したものであってもよいし、あるいはフォーカ
スロックスイッチを兼用した2段スイッチのレリーズス
イッチにさらに専用のフォーカスロックスイッチ10を具
備させた構成としたものであっても構わない。
ば、測距用スイッチをONしてフォーカスロックした後に
レリーズスイッチを操作した場合には、レリーズに先だ
って再度測光されることになる。したがって、レリーズ
直前の被写体輝度によって露光を行なうことができるこ
とになり、天気が激しく変化する状況で撮影を行なう場
合であっても、露光不足や露光オーバとなってしまうこ
とを極力防止できる。特に、セルフタイマを使用して撮
影を行なう場合には、セルフタイマのカウントを開始し
てからレリーズまで所定の時間が必要であるから、レリ
ーズ直前の測光によって適切な露光での撮影を行なうこ
とができる。
もので、第1図はこのカメラのブロック図である。第2
図はカメラの正面図、第3図は平面図、第4図は背面図
である。第5図ないし第8図はこのカメラの制御のうち
のシャッター制御に関するフローチャートである。第9
図は、複数回連続してセルフ撮影することができるマル
チセルフ撮影をする場合における、フラグの変化状態を
説明するためのものである。 2……コントローラ、6……メインスイッチ 8……レリーズスイッチ 10……フォーカスロックスイッチ(測距用スイッチ) 12……セルフスイッチ、14……遠景スイッチ 16……モードスイッチ 22……測光回路、24……シャッター回路 26……ストロボ回路 28……オートフォーカス装置(AF) 30……AFLED、38……セルフLED
Claims (2)
- 【請求項1】被写体輝度を測光してシャッター速度と絞
りを所定の関係で決定する自動露出装置と、被写体距離
を測距して撮影レンズを合焦させるオートフォーカス装
置とを具備したカメラにおいて、 セルフタイマ撮影を行なう場合には、タイマのカウント
終了前に前記オートフォーカス装置により測距を行な
い、タイマのカウント終了後で露光直前に被写体輝度を
測光し、この輝度データに基づいて露光を行なうことを
特徴とするカメラ。 - 【請求項2】被写体輝度を測光してシャッター速度と絞
りを所定の関係で決定する自動露出装置と、被写体距離
を測距して撮影レンズを合焦させるオートフォーカス装
置とを具備し、撮影開始操作に先立つ準備操作により測
距動作と測光動作とを行ない、該準備操作に引き続く撮
影開始操作により露光を行なうカメラにおいて、 セルフタイマ撮影を行なう場合には、前記撮影開始操作
によりタイマカウントが開始し、タイマのカウント終了
後で露光直前に被写体輝度を再度測光し、この際の輝度
データに基づいて露光を行なうことを特徴とするカメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1261757A JP2856456B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1261757A JP2856456B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03123326A JPH03123326A (ja) | 1991-05-27 |
JP2856456B2 true JP2856456B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17366280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1261757A Expired - Lifetime JP2856456B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856456B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2536005B2 (ja) * | 1988-01-19 | 1996-09-18 | 株式会社ニコン | カメラの制御装置 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP1261757A patent/JP2856456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03123326A (ja) | 1991-05-27 |
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