JP2843886B2 - 3液プレート式熱交換器 - Google Patents
3液プレート式熱交換器Info
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- JP2843886B2 JP2843886B2 JP1077545A JP7754589A JP2843886B2 JP 2843886 B2 JP2843886 B2 JP 2843886B2 JP 1077545 A JP1077545 A JP 1077545A JP 7754589 A JP7754589 A JP 7754589A JP 2843886 B2 JP2843886 B2 JP 2843886B2
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- JP
- Japan
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- passage
- liquid
- heat exchanger
- media
- medium
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0093—Multi-circuit heat-exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat-exchangers for more than two fluids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品液等の加熱殺菌用その他一般産業分野
で使用できる3液プレート式熱交換器に関するものであ
る。
で使用できる3液プレート式熱交換器に関するものであ
る。
例えば、殺菌温度が低い食品液の加熱殺菌を、プレー
ト式熱交換器を使用して行う場合、スチームと食品液と
を直接熱交換させると、殺菌温度以上に加熱され、食品
液が焦げたり、変質する等の品質低下を招来したり、プ
レートにスケールが付着する等の問題がある場合、加熱
媒体として温水を使用することが一般に行われている。
ト式熱交換器を使用して行う場合、スチームと食品液と
を直接熱交換させると、殺菌温度以上に加熱され、食品
液が焦げたり、変質する等の品質低下を招来したり、プ
レートにスケールが付着する等の問題がある場合、加熱
媒体として温水を使用することが一般に行われている。
そのための装置として、第7図又は第8図の方式が従
来公知である。
来公知である。
第7図は、温水製造のための熱交換器(1)を使用
し、スチーム(2)と水(3)とを熱交換させて温水
(4)を作り、この温水(4)と食品液(5)とを加熱
殺菌用熱交換器(6)で熱交換させて加熱殺菌処理して
いる。
し、スチーム(2)と水(3)とを熱交換させて温水
(4)を作り、この温水(4)と食品液(5)とを加熱
殺菌用熱交換器(6)で熱交換させて加熱殺菌処理して
いる。
第8図は、インラインヒーター(1a)でスチーム
(2)を水(3)中に吹き込んで温水(4)を作るよう
にしたものである。
(2)を水(3)中に吹き込んで温水(4)を作るよう
にしたものである。
従来の方式では、温水製造のための熱交換器(1)又
はインラインヒーター(1a)の回路が別途必要であり、
設備費が嵩む欠点がある。
はインラインヒーター(1a)の回路が別途必要であり、
設備費が嵩む欠点がある。
本発明は、従来技術の上記欠点に鑑みて提案されたも
ので、その目的とするところは、温水を作る回路の別設
を不要化した3液プレート式熱交換器を提供しようとす
るものである。
ので、その目的とするところは、温水を作る回路の別設
を不要化した3液プレート式熱交換器を提供しようとす
るものである。
上記目的を達成するため、本発明は、3媒体用出入口
を有するプレートを、3種類のパッキングによって3媒
体の出入口及び伝熱面を囲繞して各媒体毎の通路を形成
し、他の2媒体の出入口を環状のパッキングで個々に囲
繞し、各媒体通路を、処理液通路と被処理液通路とこれ
ら2媒体の中間温度の中間媒体通路とし、この中間媒体
通路を処理液通路と被処理液通路との間に配置し、か
つ、被処理液通路の両側には中間温度の媒体通路を配置
し、この配置を反復して構成し、3媒体を同時に流通さ
せて熱交換を行わせたものである。
を有するプレートを、3種類のパッキングによって3媒
体の出入口及び伝熱面を囲繞して各媒体毎の通路を形成
し、他の2媒体の出入口を環状のパッキングで個々に囲
繞し、各媒体通路を、処理液通路と被処理液通路とこれ
ら2媒体の中間温度の中間媒体通路とし、この中間媒体
通路を処理液通路と被処理液通路との間に配置し、か
つ、被処理液通路の両側には中間温度の媒体通路を配置
し、この配置を反復して構成し、3媒体を同時に流通さ
せて熱交換を行わせたものである。
処理液通路と被処理液通路との間には、中間媒体通路
があるため、処理液により、先ず、中間媒体が熱交換さ
れ、この中間媒体により、被処理液が熱交換される。
があるため、処理液により、先ず、中間媒体が熱交換さ
れ、この中間媒体により、被処理液が熱交換される。
第1図は本発明に係る3液プレート式熱交換器の通路
配列例を示す概略説明図であって、(A)はスチーム等
の処理液通路、(B)は温水等の中間媒体通路、(C)
は食品液等の被処理液通路である。
配列例を示す概略説明図であって、(A)はスチーム等
の処理液通路、(B)は温水等の中間媒体通路、(C)
は食品液等の被処理液通路である。
処理液通路(A)と被処理液通路(C)との間には、
中間媒体通路(B)を配置し、かつ、被処理液通路
(C)の両側には中間媒体通路(B)を配置する。
中間媒体通路(B)を配置し、かつ、被処理液通路
(C)の両側には中間媒体通路(B)を配置する。
これによって、例えば、食品液は、スチームの熱を温
水を介して受熱することになる。
水を介して受熱することになる。
尚、第1図において、(10)はポンプである。
また、食品液等の加熱運転中必ずしも中間媒体(B)
は強制循環させる必要はなく、熱交換器内に中間媒体
(B)を停止充満させておいても、運転可能なケースも
ある。中間媒体(B)として上水等を熱交換器内に充満
させ、上水供給を停止した后に、処理液と被処理液を熱
交換させる。この場合第1A図の如く温水製造のラインは
さらに簡略化される。
は強制循環させる必要はなく、熱交換器内に中間媒体
(B)を停止充満させておいても、運転可能なケースも
ある。中間媒体(B)として上水等を熱交換器内に充満
させ、上水供給を停止した后に、処理液と被処理液を熱
交換させる。この場合第1A図の如く温水製造のラインは
さらに簡略化される。
本発明で使用するスプレーは、第2図及び第3図に示
す様に、3媒体用出入口(11)(12)(13)(14)(1
5)(16)を上下に対設し、中央部にヘリンボン形状の
波形ビードを形成したプレート(17a)(17b)を使用す
る。但し、プレート(17a)と(17b)は、同じプレート
を上下反転させて使用するものである。
す様に、3媒体用出入口(11)(12)(13)(14)(1
5)(16)を上下に対設し、中央部にヘリンボン形状の
波形ビードを形成したプレート(17a)(17b)を使用す
る。但し、プレート(17a)と(17b)は、同じプレート
を上下反転させて使用するものである。
また、各媒体の通路区分は、第4図〜第6図のように
3種類のパッキング(18)(19)(20)によって、各一
対の出入口と伝熱面を囲繞させて各媒体毎の通路(A)
(B)(C)を形成させるもので、残りの出入口は、環
状パッキング(21)で囲繞させて通過させるようにする
ものである。
3種類のパッキング(18)(19)(20)によって、各一
対の出入口と伝熱面を囲繞させて各媒体毎の通路(A)
(B)(C)を形成させるもので、残りの出入口は、環
状パッキング(21)で囲繞させて通過させるようにする
ものである。
本発明によれば、スチームによる加熱では品質上、ス
ケール上問題があり、温水で加熱することが望ましい食
品液等の加熱用に用いて好適であり、従来のように温水
を製造する回路を省略することができる。
ケール上問題があり、温水で加熱することが望ましい食
品液等の加熱用に用いて好適であり、従来のように温水
を製造する回路を省略することができる。
第1図は本発明に係る3液プレート式熱交換器の通路配
列例を示す概略説明図、第1A図は本発明の変形実施例の
概略説明図、第2図及び第3図は、本発明に使用するプ
レートの説明用、概略平面図、第4図〜第6図は3媒体
用通路の形成例を示すプレートの平面図、第7図及び第
8図は従来の方式の回路図である。 (A)……処理液通路、 (B)……中間媒体通路、 (C)……被処理液通路。
列例を示す概略説明図、第1A図は本発明の変形実施例の
概略説明図、第2図及び第3図は、本発明に使用するプ
レートの説明用、概略平面図、第4図〜第6図は3媒体
用通路の形成例を示すプレートの平面図、第7図及び第
8図は従来の方式の回路図である。 (A)……処理液通路、 (B)……中間媒体通路、 (C)……被処理液通路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28D 9/00 - 9/02 F28F 3/00 - 3/14
Claims (1)
- 【請求項1】3媒体用出入口を有するプレートを、3種
類のパッキングによって3媒体の出入口及び伝熱面を囲
繞して各媒体毎の通路を形成し、他の2媒体の出入口を
環状のパッキングで個々に囲繞し、各媒体通路を、処理
液通路と被処理液通路とこれら2媒体の中間温度の中間
媒体通路とし、この中間媒体通路を処理液通路と被処理
液通路との間に配置し、かつ、被処理液通路の両側には
中間温度の媒体通路を配置し、この配置を反復して構成
し、3媒体を同時に流通させて熱交換を行わせたことを
特徴とする3液プレート式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1077545A JP2843886B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 3液プレート式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1077545A JP2843886B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 3液プレート式熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02254290A JPH02254290A (ja) | 1990-10-15 |
JP2843886B2 true JP2843886B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13636977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1077545A Expired - Fee Related JP2843886B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 3液プレート式熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2843886B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5462113A (en) * | 1994-06-20 | 1995-10-31 | Flatplate, Inc. | Three-circuit stacked plate heat exchanger |
SE9700614D0 (sv) * | 1997-02-21 | 1997-02-21 | Alfa Laval Ab | Plattvärmeväxlare för tre värmeväxlande fluider |
JP3936088B2 (ja) * | 1998-12-08 | 2007-06-27 | 大阪瓦斯株式会社 | 三流体用プレート式熱交換器、及び、その製造方法 |
SE0303307L (sv) * | 2003-12-10 | 2004-10-19 | Swep Int Ab | Plattvärmeväxlare |
WO2023179313A1 (zh) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 丹佛斯有限公司 | 板式换热器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5120750A (en) * | 1974-08-15 | 1976-02-19 | Nippon Kokan Kk | Kyokuatsukohanno seizoho |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1077545A patent/JP2843886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02254290A (ja) | 1990-10-15 |
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Legal Events
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