JP2736473B2 - 電気コネクタハウジング用ラッチ - Google Patents
電気コネクタハウジング用ラッチInfo
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- JP2736473B2 JP2736473B2 JP2195108A JP19510890A JP2736473B2 JP 2736473 B2 JP2736473 B2 JP 2736473B2 JP 2195108 A JP2195108 A JP 2195108A JP 19510890 A JP19510890 A JP 19510890A JP 2736473 B2 JP2736473 B2 JP 2736473B2
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- Japan
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- latch
- housing
- latch arm
- hinge joint
- arm
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
- H01R13/6273—Latching means integral with the housing comprising two latching arms
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気コネクタ、特に相互に嵌合する電気コネ
クタハウジング用ラッチ装置に関する。
クタハウジング用ラッチ装置に関する。
ある種の電気コネクタ用ハウジングはプラスチック材
料のモールドで形成され、嵌合する(雌雄)コネクタを
嵌合状態にするとき、コネクタハウジングが嵌合固定さ
れる。この際に、多数列の電気コンタクトアレイは嵌合
されて電気的接続がなされる。これらのコネクタの中に
は、別体のハードウエアを用いてハウジング間を嵌合状
態にするものもあるが、ハウジングに一体のラッチ手段
を有するのが好ましい。一体モールド型のラッチアーム
は周知である。斯る周知の装置では、一対のラッチアー
ムがコネクタの一方のハウジングの対向側部から前方に
延びて設けられ、両コネクタを嵌合状態に移動すると、
他のコネクタのハウジングの対応するラッチ面とラッチ
係合する。
料のモールドで形成され、嵌合する(雌雄)コネクタを
嵌合状態にするとき、コネクタハウジングが嵌合固定さ
れる。この際に、多数列の電気コンタクトアレイは嵌合
されて電気的接続がなされる。これらのコネクタの中に
は、別体のハードウエアを用いてハウジング間を嵌合状
態にするものもあるが、ハウジングに一体のラッチ手段
を有するのが好ましい。一体モールド型のラッチアーム
は周知である。斯る周知の装置では、一対のラッチアー
ムがコネクタの一方のハウジングの対向側部から前方に
延びて設けられ、両コネクタを嵌合状態に移動すると、
他のコネクタのハウジングの対応するラッチ面とラッチ
係合する。
コネクタを相互に固定するラッチアームは米国特許第
4,867,700号に開示されている。このラッチアームは、
嵌合したコネクタの嵌合を解除して分離したいとき、ラ
ッチアームのラッチを解除するため変形可能な後方部分
を有する。この場合、ラッチアームはハウジングにヒン
ジ係合されるという。
4,867,700号に開示されている。このラッチアームは、
嵌合したコネクタの嵌合を解除して分離したいとき、ラ
ッチアームのラッチを解除するため変形可能な後方部分
を有する。この場合、ラッチアームはハウジングにヒン
ジ係合されるという。
上述したラッチアームはコネクタの嵌合(ラッチ)及
び嵌合解除(アンラッチ)時にストレス(応力)及びト
ルクが加わるので、ヒンジ結合部は堅牢且つ多数回のラ
ッチ/アンラッチサイクルに耐えるものでなければなら
ない。特にヒンジ結合部がプラスチックモールドの場合
には使用期間に応じ且つ温度サイクルを受けると弱体化
するのが一般的である。
び嵌合解除(アンラッチ)時にストレス(応力)及びト
ルクが加わるので、ヒンジ結合部は堅牢且つ多数回のラ
ッチ/アンラッチサイクルに耐えるものでなければなら
ない。特にヒンジ結合部がプラスチックモールドの場合
には使用期間に応じ且つ温度サイクルを受けると弱体化
するのが一般的である。
応力及びトルクに耐えしかもラッチアームの多数回の
変形サイクルに対するフレキシビリティ(柔軟性)を具
えるコネクタハウジングのラッチアーム用ヒンジ結合を
提供することを目的とする。
変形サイクルに対するフレキシビリティ(柔軟性)を具
えるコネクタハウジングのラッチアーム用ヒンジ結合を
提供することを目的とする。
本発明に係る電気コネクタハウジング用ラッチは、絶
縁ハウジングの側面の上下端近傍から外方に延びる1対
の脚と、該1対の脚に結合され、前記絶縁ハウジングの
前記側面から離間するバイト部と、該バイト部の外側面
上を前後方向に延びる水平リブ部を少なくとも有するヒ
ンジジョイントと、前後方向に延び、略中央部が前記ヒ
ンジジョイントの前記水平リブ部上に連結されると共
に、前端近傍にラッチ部が形成され、後端近傍にラッチ
解除部が形成されたラッチアームとを具備したことを特
徴としている。
縁ハウジングの側面の上下端近傍から外方に延びる1対
の脚と、該1対の脚に結合され、前記絶縁ハウジングの
前記側面から離間するバイト部と、該バイト部の外側面
上を前後方向に延びる水平リブ部を少なくとも有するヒ
ンジジョイントと、前後方向に延び、略中央部が前記ヒ
ンジジョイントの前記水平リブ部上に連結されると共
に、前端近傍にラッチ部が形成され、後端近傍にラッチ
解除部が形成されたラッチアームとを具備したことを特
徴としている。
本発明はラッチアームをプラスチック製コネクタハウ
ジングの外面に結合するヒンジ結合(ジョイント)であ
り、ラッチアームはヒンジジョイントから前端のラッチ
手段に前方に延び、嵌合するコネクタハウジングの対応
するラッチ手段にラッチ係合するよう構成されている。
一方グリップ部がヒンジジョイントから内方へ変形可能
部へ後方に延び、コネクタのラッチ解除の為に前方ラッ
チ手段のラッチを解除する。ラッチアームはハウジング
の対向する側部に設けられた対向対として使用するのが
一般的である。各ヒンジジョイントは垂直ヒンジ軸を定
め、前方アーム部に対応するハウジング側部から外方に
変形可能であり、ラッチの前又はラッチ解除中に各対応
ラッチ手段の前方に嵌合コネクタハウジングの対応部分
を乗り越える。これに応じて、後方ラッチ部は垂直ヒン
ジ軸を中心にして内方へ変形可能であり、前方アーム部
を外方へ移行させる。よって、ラッチアーム対の一対の
グリップ部は人が把んで互いに相手側に近づけて両コネ
クタ間のラッチを解除させる。
ジングの外面に結合するヒンジ結合(ジョイント)であ
り、ラッチアームはヒンジジョイントから前端のラッチ
手段に前方に延び、嵌合するコネクタハウジングの対応
するラッチ手段にラッチ係合するよう構成されている。
一方グリップ部がヒンジジョイントから内方へ変形可能
部へ後方に延び、コネクタのラッチ解除の為に前方ラッ
チ手段のラッチを解除する。ラッチアームはハウジング
の対向する側部に設けられた対向対として使用するのが
一般的である。各ヒンジジョイントは垂直ヒンジ軸を定
め、前方アーム部に対応するハウジング側部から外方に
変形可能であり、ラッチの前又はラッチ解除中に各対応
ラッチ手段の前方に嵌合コネクタハウジングの対応部分
を乗り越える。これに応じて、後方ラッチ部は垂直ヒン
ジ軸を中心にして内方へ変形可能であり、前方アーム部
を外方へ移行させる。よって、ラッチアーム対の一対の
グリップ部は人が把んで互いに相手側に近づけて両コネ
クタ間のラッチを解除させる。
各ラッチアームのヒンジジョイントはハウジングの側
面からバイト部に短距離だけ外方に延びる一対の垂直方
向に離間した脚を有し、バイト部は各脚と一体に結合さ
れハウジング側部から外方に離間しており、各脚は略水
平前/後寸法を有する実質的に薄いウエブである。垂直
バイト部間に延び且つそれから外方に離間するラッチア
ームの略中央に一体的に連結するのが少なくとも水平リ
ブコンポーネントを有するリブ部であり、好ましくは十
字形のリブ交差部を定める交差する水平及び垂直コンポ
ーネントを有する。脚はバイト部に柔軟性を付与し、ヒ
ンジ軸を中心に僅かに変形できるようにし、これにより
ラッチアームがラッチ及びラッチ解除するに足る十分な
変形が可能になる。水平リブコンポーネントは僅かにエ
ラスチック変形して離間した脚間のバイト部の中心を変
形する。
面からバイト部に短距離だけ外方に延びる一対の垂直方
向に離間した脚を有し、バイト部は各脚と一体に結合さ
れハウジング側部から外方に離間しており、各脚は略水
平前/後寸法を有する実質的に薄いウエブである。垂直
バイト部間に延び且つそれから外方に離間するラッチア
ームの略中央に一体的に連結するのが少なくとも水平リ
ブコンポーネントを有するリブ部であり、好ましくは十
字形のリブ交差部を定める交差する水平及び垂直コンポ
ーネントを有する。脚はバイト部に柔軟性を付与し、ヒ
ンジ軸を中心に僅かに変形できるようにし、これにより
ラッチアームがラッチ及びラッチ解除するに足る十分な
変形が可能になる。水平リブコンポーネントは僅かにエ
ラスチック変形して離間した脚間のバイト部の中心を変
形する。
以下、本発明の実施例を添付図を参照して詳細に説明
する。
する。
第1図、第2A図及び第2B図は一対の電気コネクタアセ
ンブリ用絶縁(誘電体)ハウジング対10,70を示す。ハ
ウジング10,70はガラス入りポリエステル等のプラスチ
ック材料でモールド(成型)している。これら両ハウジ
ング10,70は、ハウジング10の前方プラグ部12がハウジ
ング70の対応する大きい空洞72内に挿入される形状及び
寸法であって、ハウジング10の嵌合面14は空洞72の縮小
寸法の後方部74近傍に位置するようにする。嵌合面14に
沿って複数の通路16が設けられ、その中にはハウジング
10内に保持されるターミナル手段(図示せず)のコンタ
クト部が夫々挿入保持される。このコンタクト部はコネ
クタが嵌合するときハウジング70内に保持された対応す
るコンタクト手段(図示せず)と嵌合接触する。ハウジ
ング10は後面18、幅広且つ平坦な上下外面20,22及び低
背側面24,26を有する。これと嵌合する相手コネクタの
ハウジング70は前端78、幅広且つ平坦な上下外面80,8
2、低背側面84,86及び後面88を有する。また、図示のハ
ウジング70は一対の直角取付けフランジ90を有し、回路
基板(図示せず)に水平又は垂直方向いずれかの向きに
取付け可能にする。図示するハウジング10,70は低背構
造であり、成端(接続)した平形電力ケーブルを回路基
板に接続する際に特に好適である。
ンブリ用絶縁(誘電体)ハウジング対10,70を示す。ハ
ウジング10,70はガラス入りポリエステル等のプラスチ
ック材料でモールド(成型)している。これら両ハウジ
ング10,70は、ハウジング10の前方プラグ部12がハウジ
ング70の対応する大きい空洞72内に挿入される形状及び
寸法であって、ハウジング10の嵌合面14は空洞72の縮小
寸法の後方部74近傍に位置するようにする。嵌合面14に
沿って複数の通路16が設けられ、その中にはハウジング
10内に保持されるターミナル手段(図示せず)のコンタ
クト部が夫々挿入保持される。このコンタクト部はコネ
クタが嵌合するときハウジング70内に保持された対応す
るコンタクト手段(図示せず)と嵌合接触する。ハウジ
ング10は後面18、幅広且つ平坦な上下外面20,22及び低
背側面24,26を有する。これと嵌合する相手コネクタの
ハウジング70は前端78、幅広且つ平坦な上下外面80,8
2、低背側面84,86及び後面88を有する。また、図示のハ
ウジング70は一対の直角取付けフランジ90を有し、回路
基板(図示せず)に水平又は垂直方向いずれかの向きに
取付け可能にする。図示するハウジング10,70は低背構
造であり、成端(接続)した平形電力ケーブルを回路基
板に接続する際に特に好適である。
一対のラッチアーム30はハウジング10の側面24,26
に、アーム略中央部で一体の可撓性ヒンジジョイント32
にて連結されている。各ラッチアーム30はラッチ突起
(ラッチ部)38を有する自由端36で終る前方部34を含ん
でいる。このラッチ突起38は第2A図に示す如くハウジン
グ10の側面24,26に向って延び、後方を向くラッチ面40
を定め且つ僅かに外方に角度を持たせるのが好ましい。
ハウジング70は対応するラッチ面94が後向き且つ僅かに
内向きに側面84,86に沿って形成された一対のラッチ凹
部92を含んでいる。ラッチ凹部92はその中にラッチ突起
38が挿入されるように形成されている。更に、ラッチア
ーム30はヒンジジョイント32から後方に延び作業者が把
むグリップとなる後方部(ラッチ解除部)42を含んでい
る。
に、アーム略中央部で一体の可撓性ヒンジジョイント32
にて連結されている。各ラッチアーム30はラッチ突起
(ラッチ部)38を有する自由端36で終る前方部34を含ん
でいる。このラッチ突起38は第2A図に示す如くハウジン
グ10の側面24,26に向って延び、後方を向くラッチ面40
を定め且つ僅かに外方に角度を持たせるのが好ましい。
ハウジング70は対応するラッチ面94が後向き且つ僅かに
内向きに側面84,86に沿って形成された一対のラッチ凹
部92を含んでいる。ラッチ凹部92はその中にラッチ突起
38が挿入されるように形成されている。更に、ラッチア
ーム30はヒンジジョイント32から後方に延び作業者が把
むグリップとなる後方部(ラッチ解除部)42を含んでい
る。
コネクタの嵌合中に、ラッチアーム30はラッチ突起38
がハウジング70の側面84,86の部分96に乗り上げてラッ
チ凹部92に進むとき僅かに外方に変形する。嵌合する
と、ラッチ突起38はラッチ凹部92に入り、ラッチ面40が
対応するラッチ面94の後方にラッチ係合する。ラッチ面
40,94が僅かに角度を持つので、嵌合状態のコネクタに
応力や多少の振動が加わっても誤ってラッチが解除され
ることのないよう僅かに抵抗が与えられる。ラッチアー
ム30の自由端36のコネクタ近傍部には好ましくは角度を
有する(傾斜)面44が形成され、ハウジング70の前端78
の対応部と当接してラッチアーム30を挿入初期に外方に
変形するよう作用する。嵌合を解くには、ラッチアーム
30の後方部42を相互に近づける方向、即ちハウジング10
の側面24,26方向に押圧してラッチアーム30を各ヒンジ
ジョイント32を回転軸として回動させ、ラッチ突起38を
凹部92から離して、ハウジング10を後方即ちハウジング
70から遠ざかる方向へ移動可能にする。
がハウジング70の側面84,86の部分96に乗り上げてラッ
チ凹部92に進むとき僅かに外方に変形する。嵌合する
と、ラッチ突起38はラッチ凹部92に入り、ラッチ面40が
対応するラッチ面94の後方にラッチ係合する。ラッチ面
40,94が僅かに角度を持つので、嵌合状態のコネクタに
応力や多少の振動が加わっても誤ってラッチが解除され
ることのないよう僅かに抵抗が与えられる。ラッチアー
ム30の自由端36のコネクタ近傍部には好ましくは角度を
有する(傾斜)面44が形成され、ハウジング70の前端78
の対応部と当接してラッチアーム30を挿入初期に外方に
変形するよう作用する。嵌合を解くには、ラッチアーム
30の後方部42を相互に近づける方向、即ちハウジング10
の側面24,26方向に押圧してラッチアーム30を各ヒンジ
ジョイント32を回転軸として回動させ、ラッチ突起38を
凹部92から離して、ハウジング10を後方即ちハウジング
70から遠ざかる方向へ移動可能にする。
ヒンジジョイント32の詳細は第3図乃至第5図に図示
しており、ラッチアーム30の変形中に容易に変形する構
造である。ヒンジジョイント32は上下脚52,54でハウジ
ング10の側面24,26に結合されたバイト部50を含んでい
る。脚52,54は垂直方向に離れており、バイト部50とハ
ウジング10の側面24間に(ストレン)リリーフ領域56を
生じる。リブ部58は少なくとも水平リブコンポーネント
(水平リブ部)60を有し、好ましくは垂直リブコンポー
ネント62をも有し、両リブコンポーネント60,62は十字
形のリブ部58が得られるように交差する。水平リブコン
ポーネント60はバイト部50の外面を横切って上下脚52,5
4間の中間部に連結形成されている。ラッチアーム30が
水平面内で変形すると水平リブコンポーネント60はバイ
ト部50の中央部をバイト部50の第1即ち後縁64に沿って
リリーフ領域56内へエラスチック変形させ、且つその第
2即ち前縁66に沿ってリリーフ領域56から遠ざかるよう
に変形される。水平リブ部60がバイト部50の外側面上を
前後方向に延び、ラッチアーム30が水平リブ部60上に連
結されているので、ラッチアーム30によってバイト部50
が変形するに際してのバイト部50と水平リブ部60とを合
わせた部分の断面二次モーメントがバイト部50単体より
も大きく、応力及びトルクに対して耐久力が付与され
る。垂直リブコンポーネント62はリブ部58及びバイト部
50に十分な強度を付与し、応力及びトルクに対して耐久
力を付与する。後方ラッチアーム部42には内向きの突起
68が設けられ、ラッチアーム30のラッチ解除時に押圧す
ると、ハウジング10の側面24,26と当接して、ラッチア
ーム30の変形量を制限してアンチオーバーストレス(過
剰応力防止)作用をするようにしてもよい。
しており、ラッチアーム30の変形中に容易に変形する構
造である。ヒンジジョイント32は上下脚52,54でハウジ
ング10の側面24,26に結合されたバイト部50を含んでい
る。脚52,54は垂直方向に離れており、バイト部50とハ
ウジング10の側面24間に(ストレン)リリーフ領域56を
生じる。リブ部58は少なくとも水平リブコンポーネント
(水平リブ部)60を有し、好ましくは垂直リブコンポー
ネント62をも有し、両リブコンポーネント60,62は十字
形のリブ部58が得られるように交差する。水平リブコン
ポーネント60はバイト部50の外面を横切って上下脚52,5
4間の中間部に連結形成されている。ラッチアーム30が
水平面内で変形すると水平リブコンポーネント60はバイ
ト部50の中央部をバイト部50の第1即ち後縁64に沿って
リリーフ領域56内へエラスチック変形させ、且つその第
2即ち前縁66に沿ってリリーフ領域56から遠ざかるよう
に変形される。水平リブ部60がバイト部50の外側面上を
前後方向に延び、ラッチアーム30が水平リブ部60上に連
結されているので、ラッチアーム30によってバイト部50
が変形するに際してのバイト部50と水平リブ部60とを合
わせた部分の断面二次モーメントがバイト部50単体より
も大きく、応力及びトルクに対して耐久力が付与され
る。垂直リブコンポーネント62はリブ部58及びバイト部
50に十分な強度を付与し、応力及びトルクに対して耐久
力を付与する。後方ラッチアーム部42には内向きの突起
68が設けられ、ラッチアーム30のラッチ解除時に押圧す
ると、ハウジング10の側面24,26と当接して、ラッチア
ーム30の変形量を制限してアンチオーバーストレス(過
剰応力防止)作用をするようにしてもよい。
以上、本発明による電気コネクタハウジング用ラッチ
を好適一実施例を図示して詳述した。しかし、本発明は
何ら斯る実施例のみに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が可能である
こと当業者には容易に理解されよう。例えばハウジング
10の側面24,26に形成されたバイト50によるヒンジ連結
部は図示の実施例の如く断面略U字状である必要はな
く、V字状その他の形状に形成し得る。
を好適一実施例を図示して詳述した。しかし、本発明は
何ら斯る実施例のみに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が可能である
こと当業者には容易に理解されよう。例えばハウジング
10の側面24,26に形成されたバイト50によるヒンジ連結
部は図示の実施例の如く断面略U字状である必要はな
く、V字状その他の形状に形成し得る。
本発明に係る電気コネクタハウジング用ラッチによれ
ば、ラッチアームによって変形するバイト部が、絶縁ハ
ウジングの側面の上下端近傍から外方に延びる1対の脚
に結合され、絶縁ハウジングの前記側面から離間するの
で、十分な柔軟性を有する。又、バイト部の外側面上を
前後方向に延びる水平リブ部を少なくとも有するヒンジ
ジョイントを具備し、前後方向に延びるラッチアームの
略中央部が前記ヒンジジョイントの前記水平リブ部上に
連結されているので、ラッチアームによってバイト部が
変形するに際してのバイト部と水平リブ部とを合わせた
部分の断面二次モーメントがバイト部単体よりも大き
く、応力及びトルクに対しての耐久力が付与される。
ば、ラッチアームによって変形するバイト部が、絶縁ハ
ウジングの側面の上下端近傍から外方に延びる1対の脚
に結合され、絶縁ハウジングの前記側面から離間するの
で、十分な柔軟性を有する。又、バイト部の外側面上を
前後方向に延びる水平リブ部を少なくとも有するヒンジ
ジョイントを具備し、前後方向に延びるラッチアームの
略中央部が前記ヒンジジョイントの前記水平リブ部上に
連結されているので、ラッチアームによってバイト部が
変形するに際してのバイト部と水平リブ部とを合わせた
部分の断面二次モーメントがバイト部単体よりも大き
く、応力及びトルクに対しての耐久力が付与される。
第1図は離れた位置にある相手コネクタにラッチ嵌合さ
れる一対のラッチアームを有する本発明の電気コネクタ
ハウジング用ラッチの斜視図、 第2A図及び第2B図は第1図に示す嵌合するコネクタのラ
ッチアーム部の断面図であって、第2A図は第1図の線2A
−2Aに沿う断面図、 第3図は第1図のラッチアームとハウジングとのヒンジ
ジョイント部の詳細を示す斜視図、 第4図及び第5図は第3図のヒンジジョイントの拡大断
面図であって、前者は第1図の線4−4に沿う、後者は
第4図の線5−5に沿う断面図である。 10……絶縁ハウジング 24、26……側面 30……ラッチアーム 32……ヒンジジョイント 38……ラッチ突起(ラッチ部) 42……後方部(ラッチ解除部) 50……バイト部 52、54……脚 60……水平リブコンポーネント(水平リブ部)
れる一対のラッチアームを有する本発明の電気コネクタ
ハウジング用ラッチの斜視図、 第2A図及び第2B図は第1図に示す嵌合するコネクタのラ
ッチアーム部の断面図であって、第2A図は第1図の線2A
−2Aに沿う断面図、 第3図は第1図のラッチアームとハウジングとのヒンジ
ジョイント部の詳細を示す斜視図、 第4図及び第5図は第3図のヒンジジョイントの拡大断
面図であって、前者は第1図の線4−4に沿う、後者は
第4図の線5−5に沿う断面図である。 10……絶縁ハウジング 24、26……側面 30……ラッチアーム 32……ヒンジジョイント 38……ラッチ突起(ラッチ部) 42……後方部(ラッチ解除部) 50……バイト部 52、54……脚 60……水平リブコンポーネント(水平リブ部)
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁ハウジングの側面の上下端近傍から外
方に延びる1対の脚と、 該1対の脚に結合され、前記絶縁ハウジングの前記側面
から離間するバイト部と、 該バイト部の外側面上を前後方向に延びる水平リブ部を
少なくとも有するヒンジジョイントと、 前後方向に延び、略中央部が前記ヒンジジョイントの前
記水平リブ部上に連結されると共に、前端近傍にラッチ
部が形成され、後端近傍にラッチ解除部が形成されたラ
ッチアームとを具備したことを特徴とする電気コネクタ
ハウジング用ラッチ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US38720389A | 1989-07-28 | 1989-07-28 | |
US387203 | 1989-07-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360315A JPH0360315A (ja) | 1991-03-15 |
JP2736473B2 true JP2736473B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=23528912
Family Applications (1)
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