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JP2729971B2 - ファクシミリ画信号処理装置 - Google Patents

ファクシミリ画信号処理装置

Info

Publication number
JP2729971B2
JP2729971B2 JP4051437A JP5143792A JP2729971B2 JP 2729971 B2 JP2729971 B2 JP 2729971B2 JP 4051437 A JP4051437 A JP 4051437A JP 5143792 A JP5143792 A JP 5143792A JP 2729971 B2 JP2729971 B2 JP 2729971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
signal
facsimile
threshold
storage area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4051437A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05260299A (ja
Inventor
正敏 松尾
勇 菅谷
勝 水戸部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP4051437A priority Critical patent/JP2729971B2/ja
Publication of JPH05260299A publication Critical patent/JPH05260299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2729971B2 publication Critical patent/JP2729971B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受信したファクシミリ信
号を鮮明に記録するためのファクシミリ画信号処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、無線回線を経て放送され
るファクシミリ信号は、無線回線の状態により大きく左
右される。良質な受信画を得るには、同一放送を複数の
周波数で放送されている中から良好な受信状態にある周
波数を選局することである。
【0003】しかし、時々刻々と変化する受信状態に対
し、良質な受信画を維持する手段については、従来は無
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、無線回線で
は、マルチパスエコー、フェージングおよびS/N等の
影響による電波障害が、しばしば発生する。
【0005】このような場合、復調したファクシミリ信
号にノイズが混入したり、電波遅延の影響により受信記
録画が不鮮明となる欠点があった。
【0006】そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点
に鑑み、電波障害があっても良質な受信記録画を得るこ
とができるファクシミリ画信号処理装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ファク
シミリ信号を復調し、ファクシミリ復調信号を生成する
復調手段と、前記ファクシミリ復調信号を処理して画信
号を抽出する画信号処理手段とを有するファクシミリ画
信号処理装置において、前記画信号処理手段は、前記フ
ァクシミリ復調信号を蓄積する第1の記憶領域と、該第
1の記憶領域に蓄積されたファクシミリ復調信号の一画
素と該一画素の周囲にある複数個の画素とについての黒
画素“1”の総和を求め、この総和を第1の閾値と該第
1の閾値よりも小さい第2の閾値に比較し、前記総和が
前記第1の閾値以上の時は、前記ファクシミリ復調信号
の前記一画素の代りに黒画素“1”を補正画素信号の一
画素として出力し、前記総和が前記第2の閾値以下の時
は、前記ファクシミリ復調信号の前記一画素の代りに白
画素“0”を前記補正画素信号の一画素として出力し、
前記総和が前記第1の閾値より小さく前記第2の閾値よ
り大きい時、前記ファクシミリ復調信号の前記一画素を
そのまま、前記補正画素信号の一画素として出力するこ
とを、前記第1の記憶領域に蓄積されたファクシミリ復
調信号の画素のそれぞれに対して順次行う画素補正手段
と、この画素補正手段から順次出力される前記補正画素
信号の画素を順次蓄積して、画信号として出力する第2
の記憶領域とを有することを特徴とするファクシミリ画
信号処理装置が得られる。
【0008】
【0009】即ち、本発明によるファクシミリ画信号処
理装置は、無線回線を経て放送されるファクシミリ信号
を受信して復調し、該復調したファクシミリ信号に混入
したノイズの除去および電波遅延を補正する方式であっ
て、前記復調したファクシミリ信号を第1の記憶領域に
複数ライン蓄積し、該蓄積したファクシミリ信号の特定
の画素を、該特定の画素の周囲にある画素の相関によっ
て補正し、該補正した画素を順次第2の記憶領域に記憶
し、前記復調したファクシミリ信号から良質な画信号を
生成することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、復調したファクシミリ信号を一旦
メモリに複数ライン蓄積して、画素補正およびライン補
正を行うことにより、マルチパスエコー、フェージング
およびS/N等の電波障害を低減し、良質な画信号を生
成する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図2は、本発明の一実施例による画信号処
理装置における走査窓と画素補正を説明するための図で
ある。図2(1)は、ファクシミリ放送で放送されるフ
ァクシミリ信号の受信データを示し、図2(2)は、走
査窓aが主走査方向および副走査方向にシフトして画素
補正される状態を示している。ここで、画素補正される
データEは、受信データを書替えるのではなく、後述す
るように、受信データを蓄積している第1の記憶領域と
は別の第2の記憶領域に記憶される。
【0013】第1の記憶領域に蓄積された受信データに
おいて、図2の右方向へ主走査、下方向へ副走査されな
がら、走査窓a内の中心データを処理しながら、逐一画
素補正が行われていく。走査窓aの大きさは所望の大き
さに選択される。本実施例では、走査窓aを図2(2)
に示されるように、3×3画素とした場合について説明
する。尚、走査窓aは主走査方向、副走査方向とも1画
素づつの走査を基本とする。
【0014】図3に本発明に係る実施例による画信号処
理方式を実現するためのファクシミリ受信装置の構成を
示す。図3に示されるように、このファクシミリ受信装
置では、画信号処理方式をマイクロコンピュータで実現
している。放送されてきたファクシミリ信号は、受信機
1で受信され、復調回路2で復調される。この復調した
ファクシミリ信号は、CPU3、RAM4およびROM
5から成るマイクロコンピュータによって後述するよう
に処理される。
【0015】復調回路2、CPU3、RAM4およびR
OM5は、図3に示されるようにバス6によって互いに
接続されている。RAM4は上述した第1の記憶領域と
第2の記憶領域とを有する。復調したファクシミリ信号
すなわち受信データは、まずRAM4の第1の記憶領域
に蓄積される。ROM5には、後述する画信号処理方式
の動作を行わせるためのプログラムが予め格納されてい
る。
【0016】図1に本発明の一実施例による画信号処理
装置の動作を説明するためのフローチャートを示す。な
お、以下の説明において、黒データとは黒画素“1”を
意味し(図1のS4では黒データ(1)と表示)を意味
し、白データとは白画素“0”を意味する(図1のS6
では白データ(0)と表示)ものとする。
【0017】まず、ステップS1で走査窓a内の黒デー
タの総和Sを下記の数式1に従って求める。
【0018】
【数1】
【0019】この求めた総和Sと、予め定められた黒デ
ータに変換するための第1の閾値Aおよび白データに変
換するための第2の閾値Bとを比較することにより、受
信データを下記の数式2に従って書替える。ここで、第
1の閾値Aは第2の閾値Bより大きい。
【0020】
【数2】 S≧A;Dm,n を黒データに書替える。 S≦B;Dm,n を白データに書替える。
【0021】尚、上記以外は受信データDm,n のままと
する。
【0022】この書替えたデータをRAM4の第2の記
憶領域に順次記憶する。以下に、この画素の補正につい
て更に詳細に説明する。
【0023】ステップS2では、総和Sと第1の閾値A
とを比較する。総和Sが第1の閾値A未満のとき(S<
A)、ステップS2からステップS3に移る。逆に、総
和Sが第1の閾値A以上のとき(S≧A)、ステップS
2からステップS4へ進む。
【0024】ステップS3では、総和Sと第2の閾値B
とを比較する。総和Sが第2の閾値Bより大きいとき
(S>B)、すなわち(A>S>B)のとき、ステップ
S3からステップS5に移る。逆に、総和Sが第2の閾
値B以下のとき(S≦B)、ステップS3からステップ
S6へ進む。
【0025】ステップS4では、黒データと判定された
特定の画素Dm,n を黒データに書替えてRAM4の第2
の記憶領域に記憶する。ステップS5では、正常なデー
タと判定された特定の画素Dm,n をそのままRAM4の
第2の記憶領域に記憶する。ステップS6では、白デー
タと判定された特定の画素Dm,n を白データに書替えて
RAM4の第2の記憶領域に記憶する。これらのステッ
プS4〜S6の各々の後にステップS7が続く。
【0026】ステップS7では、主走査方向へ1画素シ
フトする。引き続いて、1ラインの処理が終了したか否
かを判断する(ステップS8)。1ラインの処理が終了
していない場合には(ステップS8のNO)、ステップ
S1へ戻り、終了した場合には(ステップS8のYE
S)、ステップS9へ進む。
【0027】ステップS9では、RAM4の第2の記憶
領域に記憶された1ライン前のファクシミリ信号に含ま
れる位相信号(主走査の開始点を示すための一定幅の信
号)と、上記のステップS1〜S8で処理されたファク
シミリ信号に含まれる位相信号との同期を比較し、ライ
ン補正を行う(ステップS10)。
【0028】この結果、1ライン前の位相信号と同期が
一致しない場合には(ステップS10のNO)、ステッ
プS11で主走査方向へ1画素シフトした後、ステップ
S9へ戻る。位相信号の同期が一致した場合には(ステ
ップS10のYES)、ステップS12へ進む。
【0029】ステップS12では、ストップ信号の検出
を行う。ストップ信号が検出されなかった場合には(ス
テップS12のNO)、ステップS1へ戻る。ストップ
信号が検出された場合には(ステップS12のYE
S)、処理を終了する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
復調したファクシミリ信号を一旦メモリに複数ライン蓄
積し、画素補正およびライン補正を行っているので、マ
ルチパスエコー、フェージングおよびS/N等の電波障
害により劣化したファクシミリ信号においても、鮮明な
受信記録画を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画信号処理装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例による画信号処理装置におけ
る走査窓と画素補正を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例による画信号処理装置を実現
するためのファクシミリ受信装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 受信機 2 復調回路 3 CPU 4 RAM 5 ROM 6 バス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ信号を復調し、ファクシミ
    リ復調信号を生成する復調手段と、前記ファクシミリ復
    調信号を処理して画信号を抽出する画信号処理手段とを
    有するファクシミリ画信号処理装置において、 前記画信号処理手段は、 前記ファクシミリ復調信号を蓄積する第1の記憶領域
    と、 該第1の記憶領域に蓄積されたファクシミリ復調信号の
    一画素と該一画素の周囲にある複数個の画素とについて
    の黒画素“1”の総和を求め、この総和を第1の閾値と
    該第1の閾値よりも小さい第2の閾値に比較し、前記総
    和が前記第1の閾値以上の時は、前記ファクシミリ復調
    信号の前記一画素の代りに黒画素“1”を補正画素信号
    の一画素として出力し、前記総和が前記第2の閾値以下
    の時は、前記ファクシミリ復調信号の前記一画素の代り
    に白画素“0”を前記補正画素信号の一画素として出力
    し、前記総和が前記第1の閾値より小さく前記第2の閾
    値より大きい時、前記ファクシミリ復調信号の前記一画
    素をそのまま、前記補正画素信号の一画素として出力す
    ることを、前記第1の記憶領域に蓄積されたファクシミ
    リ復調信号の画素のそれぞれに対して順次行う画素補正
    手段と、 この画素補正手段から順次出力される前記補正画素信号
    の画素を順次蓄積して、画信号として出力する第2の記
    憶領域とを有することを特徴とするファクシミリ画信号
    処理装置。
JP4051437A 1992-03-10 1992-03-10 ファクシミリ画信号処理装置 Expired - Lifetime JP2729971B2 (ja)

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JPH05260299A JPH05260299A (ja) 1993-10-08
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2571360B2 (ja) * 1985-06-14 1997-01-16 松下電送株式会社 フアクシミリ装置
JPS6386673A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Fuji Xerox Co Ltd フアクシミリ装置
JPH02186876A (ja) * 1989-01-13 1990-07-23 Canon Inc 画像処理装置
JPH03244275A (ja) * 1990-02-21 1991-10-31 Ricoh Co Ltd 原稿読取装置

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