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JP2724175B2 - 改札システム - Google Patents

改札システム

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Publication number
JP2724175B2
JP2724175B2 JP63242934A JP24293488A JP2724175B2 JP 2724175 B2 JP2724175 B2 JP 2724175B2 JP 63242934 A JP63242934 A JP 63242934A JP 24293488 A JP24293488 A JP 24293488A JP 2724175 B2 JP2724175 B2 JP 2724175B2
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JP
Japan
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entrance
data
card
ticket
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Prior art date
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JP63242934A
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English (en)
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JPH0290394A (ja
Inventor
滋樹 木股
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0290394A publication Critical patent/JPH0290394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724175B2 publication Critical patent/JP2724175B2/ja
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば鉄道等の交通機関において、駅ご
との利用客の入、出場状況を出力する改札システムに関
する。
(従来の技術) 従来、鉄道等の交通システムにおいて、駅ごとの利用
客の入、出場状況(利用状況)に対応した適正な運行ダ
イヤを組むために、平均的な日を選んで、各駅ごとにカ
ードを配ったりして利用客の利用状況つまり券種と乗車
内容(入場駅と出場駅)を調べるようになっている。
ところが、このような方法では、正確な利用状況が分
らず、しかも非常に手間がかかるという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、正確な利用状況が分らず、しかも非常に
手間がかかるという欠点を除去するもので、手間をかけ
づに簡単に、正確な利用状況を知ることができる改札シ
ステムを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の改札システムは、複数の入場口のそれぞれ
に設けられ、入場時に、投入口から投入された複数種類
の記録媒体に対して、券種情報、入場口情報を記録する
記録手段と、記録媒体の使用者の通過を許可する第1の
許可手段とを備えた第1の改札装置と、複数の出場口の
それぞれに設けられ、出場時に、投入口から投入された
前記記録媒体に記録されている券種情報、入場口情報を
読み取る読み取り手段と、この読み取り手段による読み
取り結果に基づいて前記記録媒体が正しい利用か否かを
判断する判断手段と、この判断手段による判断結果に応
じて記録媒体の使用者の通過を許可する第2の許可手段
と、前記読み取り手段で読み取った券種情報、入場口情
報及び当該装置に関する出場口情報を出力する第2の改
札装置と、この第2の改札装置から出力された券種情
報、入場口情報及び出場口情報を受信する受信手段と、
所定時間における出場口の入場口別の記録媒体の処理件
数の出力指示、券種毎の処理件数の出力指示を行う出力
指示手段と、この出力指示手段により入場口別の記録媒
体の処理件数の出力指示があったとき、その処理件数を
出力し、前記出力指示手段により券種等の処理件数の出
力指示があったとき、その処理件数を出力する出力手段
とを備えたデータ集計装置とから構成されている。
(作用) この発明は、第1の改札装置が複数の入場口のそれぞ
れに設けられ、入場時に、投入口から投入された複数種
類の記録媒体に対して、券種情報、入場口情報を記録
し、記録媒体の使用者の通過を許可し、第2の改札装置
が複数の出場口のそれぞれに設けられ、出場時に、投入
口から投入された前記記録媒体に記録されている券種情
報、入場口情報を読み取り、この読み取り結果に基づい
て前記記録媒体が正しい利用か否かを判断し、この判断
結果に応じて記録媒体の使用者の通過を許可し、前記読
み取った券種情報、入場口情報及び当該装置に関する出
場口情報を出力し、データ集計装置が第2の改札装置か
ら出力された券種情報、入場口情報及び出場口情報を受
信し、所定時間における出場口の入場口別の記録媒体の
処理件数の出力指示、券種毎の処理件数の出力指示を行
い、入場口別の記録媒体の処理件数の出力指示があった
とき、その処理件数を出力し、券種等の処理件数の出力
指示があったとき、その処理件数を出力するようにした
ものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第2図から第4図はこの発明に係わる自動改札装置の
外観を示すものである。すなわち、1、…は入出場業務
を行う自動改札装置の本体である。2は入、出場時に、
券類(記録媒体)としての乗車券、定期券、金額カード
(所定の額面金額を有する金額券;料金前払いカード)
A、回数カード(所定の額面金額を有する回数券)Bが
投入される投入口、3は入、出場時に投入される各券が
排出される排出口、4は入、出場時に券の投入者の通過
を阻止するゲート、5は入、出場時に金額カードAの残
金額、回数カードBの残回数、あるいは種々の案内など
を表示する表示部、6は各改札装置の本体1…に対応す
る通路11…を区別させるための仕切になるとともに、利
用者の通過を検知する人間検知器、7は券類から読取っ
た情報により小人と判定した場合に表示する小人判定表
示部、8は券類から読取った情報により身障者割引を判
定した場合に表示する身障者割引判定表示部、9は入、
出場時に進行方向と逆方向からの通過者の通過を阻止す
るゲート、10は係員用の係員スイッチである。
上記人間検知器6は、複数の検知器6a、…によって利
用者の通過を検知するものであり、検知器6a、…として
は透過型、反射型などが用いられるようになっている。
但し、透過型の場合、対向する別の本体に設けられた発
光部からの光が導かれるようになっている。
第5図は本体1の内部機構の概略構成を示すものであ
る。すなわち、上記投入口2から投入される券は搬送ベ
ルト20、…等の搬送手段によって搬送路21上を矢印a方
向に搬送されるようになっている。
上記搬送路21上には投入口2側から順に、各券類を整
位する整位部22、各券類の下面の磁気情報を読取る読取
ヘッド23、各券類の上面の磁気情報を読取る読取ヘッド
24、各券類の下面に磁気情報を書込む書込ヘッド25、各
券類の上面に磁気情報を書込む書込ヘッド26、上記書込
ヘッド25により各券類の下面に書込んだ磁気情報を読取
る読取ヘッド27、上記書込ヘッド26により各券類の上面
に書込んだ磁気情報を読取る読取ヘッド28、各券類の下
面に印刷を行うサーマルヘッド29、各券類の上面に印刷
を行うサーマルヘッド30、金額カードA上あるいは回数
カードB上の一端部(搬送方向に直交する端部)あるい
は他端部に穿孔が開いているか否かを検知する穿孔検知
部31、32、金額カードA上あるいは回数カードB上に使
用開始を示す穿孔、使用済みを示す穿孔を一端部(搬送
方向に直交する端部)あるいは他端部に開ける穿孔部3
3、分岐部34が設けられている。
上記穿孔部33は、2つのパンチ部33a、33bとストッパ
部33cとによって構成されている。
また、上記分岐部34の下部には2つの集札部35a、35b
によって構成される回収部36が設けられており、分岐部
34により搬送路21から分岐された券類(使用済み券)は
分岐搬送路37を介して集札部35a、35bに導かれるように
なっている。
また、上記読取ヘッド23、24の下部には新しい金額カ
ードAが集積されている金額カード集積部38が設けられ
ており、この金額カード集積部38から図示しない送出し
部により送出された金額カードAは送出し搬送路39を介
して搬送路21上の整位部22に対応する位置へ搬送される
ようになっている。
なお、上記各搬送路上には券類の通過を検知する検知
器40、…が設けられている。
第6図は上記金額カードAの構成を示すものである。
すなわち、表面51にはその券の購入場所、購入年月日、
購入時の前払い料金等があらかじめ記録エリア50aに記
録されている。1回の利用(入場、出場)に対して対に
なって記録される入場口情報印刷エリア50b、出場口情
報印刷エリア50cが設けられ、これらのエリア50b、50c
が複数回の利用に対して印刷可能に用意されている。
上記入場口情報印刷エリア50bには利用日付、時刻、
割引マーク(*)50g、発駅(入場マークに対応)およ
び使用した号機番号(機種たとえば券売機、自動改札装
置の番号に対応)が印刷されるようになっている。上記
出場口情報印刷エリア50cには着駅(出場マークに対
応)、使用した号機番号(機種たとえば券売機、自動改
札装置の番号に対応)、および残額が印刷されるように
なっている。また、上記表面51には印刷領域が満杯とな
った時に使用済みマークが付与される記録エリア50dが
設けられている。
また、上記表面51には使用開始穿孔50e、あるいは使
用済み穿孔50fが付与されるようになっている。
また、上記金額カードAの裏面には磁気バーコード等
で構成される磁気記録部(図示せず)が設けられてお
り、この磁気記録部に記録される磁気情報(機械読取可
能な情報)としては、入場時に日付、時刻、発駅(入場
場所)、入場データ、および利用号機番号等のデータが
記録され、出場時に着駅(出場場所)、出場データ(入
場データの消去)、利用号機番号、割引料金か否か、お
よび残金額(残額)等のデータが記録され、あらかじめ
金額カードを示すデータ、額面金額データが記録されて
いる。上記磁気記憶部は、たとえばF2F方式で磁気記録
され、8行のトラックからなり、各行の4ビット(8ビ
ット)ずつが1つのデータとしての意味を持っている。
第7図は上記回数カードBの構成を示すものである。
すなわち、表面61にはその券の購入場所、購入年月日、
購入時の前払い料金、有効期限、区間情報、割引き情
報、大人、小人の別等があらかじめ記録エリア60aに記
録されている。また、利用に対して対になって記録され
る入場口情報印刷エリア60b、出場口情報印刷エリア60c
が設けられ、これらのエリア60b、60cが複数回の利用に
対して印刷可能に用意されている。
上記入場口情報印刷エリア60bには利用日付、時刻、
発駅(入場マークに対応)および使用した号機番号(機
種たとえば券売機、自動改札装置の番号に対応)が印刷
されるようになっている。上記出場口情報印刷エリア60
cには着駅(出場マークに対応)、使用した号機番号
(機種たとえば券売機、自動改札装置の番号に対応)、
および残回数が印刷されるようになっている。また、上
記表面61には印刷領域が満杯となった時に使用済みマー
クが付与される記録エリア60dが設けられている。
また、上記表面61には使用開始穿孔60e、あるいは使
用済み穿孔60fが付与されるようになっている。
また、上記回数カードBの裏面には磁気バーコード等
で構成される磁気記録部(図示せず)が設けられてお
り、この磁気記録部に記録される磁気情報(機械読取可
能な情報)としては、入場時に日付、時刻、発駅、入場
データ、利用号機番号、および残回数等のデータが記録
され、出場時に着駅、出場データ(入場データの消
去)、および利用号機番号等のデータが記録され、あら
かじめ回数カードを示すデータ、額面回数データ、有効
期限、区間情報が記録されている。上記磁気記録部は、
たとえばF2F方式で磁気記録され、8行のトラックから
なり、各行の4ビット(8ビット)ずつが1つのデータ
としての意味を持っている。
第8図は電気回路の要部の構成を示すブロック図であ
る。すなわち、70は全体を制御するCPU(セントラル・
プロセッシング・ユニット)、71は前記読取ヘッド23か
らの信号を増幅する増幅器、72は前記読取ヘッド24から
の信号を増幅する増幅器、73は前記書込ヘッド25を入場
データ、日付データ、更新データ、回収データなどの記
録データに応じて駆動するドライバ、74は前記書込ヘッ
ド26を入場データ、日付データ、更新データ、回収デー
タなどの記録データに応じて駆動するドライバ、75は前
記読取ヘッド27からの信号を増幅する増幅器、76は前記
読取ヘッド28からの信号を増幅する増幅器、77、78はそ
れぞれ金額カードAに対して日付、時刻、発駅、割引料
金マーク、着駅、号機番号、および残額を印刷、あるい
は回数カードBに対して日付、時刻、発駅、着駅、号機
番号、および残回数を印刷するサーマルヘッド29、30を
駆動する印刷制御部、79、80はそれぞれソレノイド81、
82を励磁してパンチ33a、33bを駆動して使用開始穿孔あ
るいは使用済み穿孔等を券に対して開けるドライバ、83
は前記ストッパ33cを移動するストッパ機構84を駆動す
るドライバ、85は前記表示器5の表示制御を行う表示制
御部、86は搬送路21に対して種々の券を矢印a方向に搬
送する搬送ベルト20、…などの搬送機構87を駆動するド
ライバ、88は上記CPU70から供給される種々の入場駅デ
ータ、利用時間によって割引きあるいは割増し(通勤時
間以外の昼間を割引き運賃とする)の利用区間データに
応じた運賃データを記憶している運賃テーブル、89、90
はそれぞれ前記ゲート4、9を駆動するドライバ、91は
上記CPU70から供給される時刻データ、発駅データ、入
場データ、日付データ等により各券の正当性を判定する
判定部、92は前記分岐部34を駆動するドライバ、93は日
付、時刻を計時しているタイマである。
上記CPU70は、出場業務を行うものにおいて、出場処
理終了時、後述するデータ集計装置100へ、処理日時、
入場時の号機番号(入場口情報)、券種カードを示すデ
ータ、および本改札装置の号機番号(出場口情報)を出
力するものである。
また、上記CPU70には、前記小人判定表示部7、身障
者割引判定表示部8、係員スイッチ10、および穿孔検知
器31、32が接続されている。
また、上記乗車券、定期乗車券、回数券の裏面には磁
気バーコード等で構成される磁気記録部(図示せず)が
設けられており、この磁気記録部にはたとえばNRZ−1
方式で磁気記録され、8行のトラックからなり、1列
(8ビット)ごとが1つのデータとしての意味を持って
いる。このNRZ−1方式の記録ピッチは上記F2F方式の記
録ピッチよりも広いものとなっている。
また、上記CPU70には、外部装置としてのデータ集計
装置100が接続されている。このデータ集計装置100は出
場口ごとに対する券種別、入場口別の件数を集計するも
のある。即ち、所定の駅の改札口において、日付ごと、
あるいは時刻ごとに対する発駅ごとの降車状況を累計し
たり、定期券、乗車券、回数券、金額カード、回数カー
ドごとの利用状況を累計したり、上記累計内容を表示、
あるいは印刷するようになっている。このデータ集計装
置100は、全体を制御する制御部101、データ集計内容の
出力指示あるいは印刷指示を行うキーボード102、出場
口ごとに対する券種別、入場口別の累計(集計)件数を
表示する表示部103、磁気ディスク等で構成され、出場
口、利用日時ごとに対する券種別、入場口別の件数を累
計記録する処理件数ファイルとしての乗降記録部104、
および出場口、利用日時ごとに対する券種別、入場口別
の累計(集計)件数を印刷するプリンタ105によつて構
成されている。
次に、このような構成において、金額カードA、回数
カードBに対する改札処理動作を、第1図(a)(b)
に示すフローチャートを参照しつつ説明する。まず、本
体1が入場業務を行う自動改札装置として用いられる状
態における、金額カードAによる乗車(入場;改札)に
ついて説明する。今、利用客により金額カードAが投入
口2に投入されると、その金額カードAは搬送路21上を
矢印a方向に搬送される。すると、金額カードAは整位
部22で整位された後、読取ヘッド23、24に到達する。こ
の際、金額カードAの裏面つまり磁気記録面が下面とな
っている場合、読取ヘッド23により磁気記録内容が読取
られ内部メモリ70aに記憶される。また、金額カードA
の裏面つまり磁気記録面が上面となっている場合、読取
ヘッド24により磁気記録内容が読取られ内部メモリ70a
に記憶される。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内容を回
析し、記録方式がF2F方式で、記録内容が金額カードに
対応していることにより、金額カードAの投入を判断す
る。
すなわち、記録ビットのピッチが狭く、しかも長手方
向の4ビットずつ(8ビットずつ)で意味のあるデータ
となっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータから金額カードAの投入を判断する。さらに、その
データの内容により券が前方向から投入されているか、
後方向から投入されているかを判断し、読取ヘッド23、
24のいずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断す
る。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記判断し
た記録方式と投入方向とに応じて処理することにより、
金額カードAの磁気記録部の内容つまり金額カードを示
すデータ、日付データ、時刻データ、発駅データ、号機
番号データ、および残金額(残高)データを読取り、そ
れらの金額カードを示すデータ等を用いて判定部91で券
が正しく、金額カードであると判定する。
ついで、CPU70は供給される号機番号と出場データと
により前回正しく出場が行われているか否かの判定を行
う。すなわち、改札装置で未使用のカード以外で、最後
の使用改札装置に対応して入場データが消去されている
場合に、正しい乗車が行われると判定し、入場データが
消去されていない場合に、不正乗車(不正利用)を判定
する。
そして、正しい乗車が判定された場合、CPU70は残金
額が最低区間料金に達しているか否かを判定する。さら
に、CPU70はこの判定結果により残金額が最低区間料金
に達している場合、上記投入方向に応じて、書込ヘッド
25、あるいは26を用いて金額カードAの磁気記録部に日
付、時刻、発駅、号機番号、入場データを記録するとと
もに、現在の残金額から最低区間料金を差し引いた金額
を新残高として記録する。
この後、金額カードAの磁気記録部の内容が読取ヘッ
ド27、あるいは28により読取られ、CPU70へ供給され
る。すると、CPU70は金額カードAに記録されたデータ
が正しいか否かチェックし、このチェックの結果が正し
い場合、上記投入方向に応じて、サーマルヘッド29、あ
るいは30を用いて入場口情報印刷エリア50bに日付、時
刻、入場データとしての発駅、およびこの改札装置の番
号つまり号機番号を目視可能な状態で印刷する。このと
き、CPU70は新残高を表示部5で表示する。また、利用
時間が特定時間帯(9時30分〜16時30分)内の場合、割
引マーク50gを印刷する。
そして、CPU70はゲート4、9を開いたまま、つまり
投入者の通過を許可したまま、排出口3から金額カード
Aを排出する。この結果、利用客は通路11を通過し、か
つ金額カードAを受取る。
また。上記CPU70で残金額の判定を行った際に金額が
足りない場合、CPU70は表示部5で最低料金を差引く前
の残金額を表示するとともにその案内を表示する。この
場合、CPU70はゲート4を閉じるとともに、金額カード
Aを搬送路21上を搬送させ、排出口3から排出する。
上記CPU70により入場データが消去されておらず不正
乗車(利用)を判定した場合、金額カードAは搬送路21
上を搬送され、排出口3から排出され、ゲート4を閉じ
ることにより、投入者の通過を阻止する。また、このと
きCPU70は監視装置100へその警報を出力する。
この結果、係員はその返却された金額カードAの前回
の利用に対する出場口情報印刷エリア50cに出場データ
としての着駅データが印刷されているかを確認し、その
データが正しく印刷されている場合、図示しない係員用
の装置により、その金額カードAの入場口情報印刷エリ
ア50bに日付、時刻、発駅、号機番号が印刷されるとと
もに、磁気記録部に日付、時刻、発駅、号機番号、入場
データを記録するとともに、残金額データを最低区間料
金で差引くことにより更新し、利用客に返却し、通路11
の通路を許可する。
また、上記入場口情報印刷エリア50cに出場データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、前回利用の出場口情報印
刷エリア50cに着駅データ(出場データ)が記録されて
いるか否かを、係員も利用客も目視確認できるため、不
正乗車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認で
き、双方に争いが生じないようになっている。
次に、本体1が出場業務を行う自動改札装置として用
いられる状態における、金額カードAによる降車(出
場;集札)について説明する。今、利用客により金額カ
ードAが投入口2に投入されると、その金額カードAは
搬送路21上を矢印a方向に搬送される。すると、金額カ
ードAは整位部22で整位された後、読取ヘッド23、24に
到達する。この際、金額カードAの裏面つまり磁気記録
面が下面となっている場合、読取ヘッド23により磁気記
録内容が読取られ内部メモリ70aに記憶される。また、
金額カードAの裏面つまり磁気記録面が上面となってい
る場合、読取ヘッド24により磁気記録内容が読取られ内
部メモリ70aに記憶される。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内容を回
析し、記録方式がF2F方式で、記録内容が金額カードに
対応していることにより、金額カードAの投入を判断す
る。
すなわち、記録ビットのピッチが狭く、しかも長手方
向の4ビットずつ(8ビットずつ)で意味のあるデータ
となっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータの内容により券が前方向から投入されているか、後
方から投入されているかを判断し、読取ヘッド23、24の
いずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断する。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記判断し
た記録方式と投入方向に応じて処理することにより、金
額カードAの磁気記録部の内容つまり金額カードを示す
データ、日付データ、時刻データ、発駅データ、号機番
号データ、および残金額(残高)データが読取られ、そ
れらの金額カードを示すデータ等を用いて判定部91で券
が正しく、金額カードであると判定する。この際、入、
出場が同一日に行われているか、標準的な移動所定時間
に対して明らかに過大な時間経過後に出場していないか
のチェックも行われる。
ついで、CPU70は供給される号機番号と入場データと
により前回正しく入場が行われているか否かの判定を行
う。すなわち、前回のデータに入場データが付与されて
いる(消去されていない)場合に、正しい乗車が行われ
ていると判定し、入場データが付与されていない(消去
されている)場合に、不正乗車を判定する。
そして、正しい乗車が判定された場合、CPU70は発駅
から着駅までの必要料金つまり金額カードAの入場駅か
ら本設置駅までの運賃を、その利用時間の割引率(時間
帯による割引)に対応した運賃テーブル88から読出し、
上記残金額から必要料金(運賃)を差引くとともに、あ
らかじめ(入場時に)引かれている最低料金を加えるこ
とにより、新残額を算出する。
そして、CPU70はその差引き金額を新たな残金額とし
て判定し、その新たな残金額を表示部5で表示するとと
もに、上記投入方向に応じて書込ヘッド25、あるいは26
を用いて磁気記録部の内容つまり残金額データを更新す
るとともに、着駅データと号機番号データとを記録し、
入場データを消去する。この後、金額カードAの磁気記
録部の内容が読取ヘッド27、あるいは28により読取ら
れ、CPU70へ供給される。すると、CPU70は磁気記録部に
記録された(更新された)データが正しいか否かチェッ
クし、このチェックの結果が正しい場合、ゲート4、9
を開いたまま、つまり投入者の通過を許可したまま、排
出口3から金額カードAを排出する。この排出時、CPU7
0はサーマルヘッド29、あるいは30を用いて金額カード
Aの上に新たな残金額を印刷する。この結果、利用客は
通路11を通過し、かつ金額カードAを受取る。
また、CPU70は、処理日時、入場時の号機番号(入場
口情報)、金額カードを示すデータ、および本改札装置
の号機番号(出場口情報)をデータ集計装置100の制御
部101を出力する。これにより、制御部101は出場時の号
機番号により出場駅、出場改札口を判断し、入場時の号
機番号により入場駅を判断し、これらの判断結果に応じ
て、制御部101は乗降記録部104の対応する記憶内容を更
新記録する。すなわち、制御部101は、乗降記録部104内
の処理件数ファイルに対して、上記出場駅、出場改札口
の、同一処理日の金額カードAに対する件数を「+1」
し、1時間ごとの処理時刻の金額カードAに対する件数
を「+1」し、同一入場駅(発駅)の金額カードAに対
する件数を「+1」する。
また、上記残金額の判定時、判定結果として金額が足
りない場合、CPU70は表示部5で表示(マイナスで表
示)する。この場合、CPU70は金額カードAを排出口3
から排出し、ゲート4を閉じることにより、投入者の通
過を阻止している。また、CPU40は、表示部5を用い
て、利用客に排出された金額カードAを持って精算所で
精算して下さいという案内を行う。
また、上記CPU70の判定結果により入場データが記憶
されていないことにより不正乗車(利用)を判定した場
合、金額カードAが排出口3から排出され、ゲート4を
閉じることにより、投入者の通過を阻止する。また、こ
のときCPU70により係員用の別の装置へその警報が発せ
られる。
この結果、係員はその返却された金額カードAの入場
口情報印刷エリア50bに入場データとしての発駅データ
が印刷されているかを確認し、そのデータが正しく印刷
されている場合、図示しない係員用の装置により、その
金額カードAの出場口情報印刷エリア50dに着駅、号
機、および新残高が印刷されるとともに、磁気記録部の
残金額データなどを更新し、利用客に返却し、通路11の
通過を許可する。
また、上記入場口情報印刷エリア50bに入場データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、入場口情報印刷エリア50
bに日付、発駅データ(入場データ)が記録されている
か否かを、係員も利用客も目視確認できるため、不正乗
車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認でき、双
方に争いが生じないようになっている。
次に、本体1が入場業務を行う自動改札装置として用
いられる状態における、回数カードBによる乗車(入
場)について説明する。今、利用客により回数カードB
が投入口2に投入されると、その回数カードBは搬送路
21上を矢印a方向に搬送される。すると、回数カードB
は整位部22で整位された後、読取ヘッド23、24に到達す
る。この際、回数カードBの裏面つまり磁気記録面が下
面となっている場合、読取ヘッド23により磁気記録内容
が読取られ内部メモリ70aに記憶される。また、回数カ
ードBの裏面つまり磁気記録面が上面となっている場
合、読取ヘッド24により磁気記録内容が読取られ内部メ
モリ70aに記憶される。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内容を回
析し、記録方式がF2F方式で、記録内容が回数カードに
対応していることにより、回数カードBの投入を判断す
る。
すなわち、記録ビットのピッチが狭く、しかも長手方
向の4ビットずつ(8ビットずつ)で意味のあるデータ
となっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータから回数カードBの投入を判断する。さらに、その
データの内容により券が前方向から投入されているか、
後方向から投入されているかを判断し、読取ヘッド23、
24のいずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断す
る。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記判断し
た記録方式と投入方向とに応じて処理することにより、
回数カードBの磁気記録部の内容つまり回数カードを示
すデータ、日付データ、時刻データ、発駅データ、号機
番号データ、区間情報、有効期限および残回数データを
読取り、それらの回数カードを示すデータ、有効期限等
を用いて判定部91で券が正しく、回数カードであると判
定する。
ついで、CPU70は供給される号機番号と出場データと
により前回正しく出場が行われているか否かの判定を行
う。すなわち、改札機で未使用のカード以外で、最後の
使用改札機に対応して入場データが消去されている場合
に、正しい乗車が行われると判定し、入場データが消去
されていない場合に、不正乗車を判定する。
そして、正しい乗車が判定された場合、CPU70は残回
数が有るか否かを判定する。さらに、CPU70はこの判定
結果により残回数が有る場合、上記投入方向に応じて、
書込ヘッド25、あるいは26を用いて回数カードBの磁気
記録部に日付、時刻、発駅、号機番号、入場データを記
録するとともに、現在の残回数を「−1」した新残回数
を記録する。
この後、回数カードBの磁気記録部の内容が読取ヘッ
ド27、あるいは28により読取られ、CPU70へ供給され
る。すると、CPU70は回数カードBに記録されたデータ
が正しいか否かチェックし、このチェックの結果が正し
い場合、上記投入方向に応じてサーマルヘッド29、ある
いは30を用いて入場口情報印刷エリア60bに日付、時
刻、入場データとしての発駅、およびこの改札機の番号
つまり号機番号を目視可能な状態で印刷する。このと
き、CPU70は表示部5で残回数を表示する。
そして、CPU70はゲート4、9を開いたまま、つまり
投入者の通過を許可したまま、排出口3から回数カード
Bを排出する。この結果、利用客は通路11を通過し、か
つ回数カードBを受取る。
また、上記残回数の判定結果として残回数がない場
合、CPU70は表示部5で残回数0をフリッカ表示する。
この場合、CPU70はゲート4を閉じるとともに、排出口
3から回数カードBを排出口3から排出する。
上記CPU70により入場データが消去されておらず、不
正乗車(利用)を判定した場合、回数カードBが排出口
3から排出され、ゲート4を閉じることにより、投入者
の通過を阻止する。また、このときCPU70は監視装置100
へその警報を出力する。
この結果、係員はその返却された回数カードBの前回
の利用に対する出場口情報印刷エリア60cに出場データ
としての着駅データが印刷されているかを確認し、その
データが正しく印刷されている場合、図示しない係員用
の装置により、その回数カードBの入場口情報印刷エリ
ア60bに日付、時刻、発駅、号機番号が印刷されるとと
もに、磁気記録部に日付、時刻、発駅、号機番号、入場
データを記録するとともに、残回数を「−1」して更新
し、利用客に返却し、通路11の通過を許可する。
また、上記入場口情報印刷エリア60cに出場データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、前回利用の出場口情報印
刷エリア60cに着駅データ(出場データ)が記録されて
いるか否かを、係員も利用客も目視確認できるため、不
正乗車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認で
き、双方に争いが生じないようになっている。
次に、本体1が出場業務を行う自動改札装置として用
いられる状態における、回数カードBによる降車(出
場)について説明する。今、利用客により回数カードB
が投入口2に投入されると、その回数カードBは搬送路
21上を矢印a方向に搬送される。すると、回数カードB
は整位部22で整位された後、読取ヘッド23、24に到達す
る。この際、回数カードBの裏面つまり磁気記録面が下
面となっている場合、読取ヘッド23により磁気記録内容
が読取られ内部メモリ70aに記憶される。また、回数カ
ードBの裏面つまり磁気記録面が上面となっている場
合、読取ヘッド24により磁気記録内容が読取られ内部メ
モリ70aに記憶される。
CPU70は内部メモリ70aに記憶されている記憶内容を回
析し、記録方式がF2F方式で、記録内容が回数カードに
対応していることにより、回数カードBの投入を判断す
る。
すなわち、記録ビットのピッチが狭く、しかも長手方
向の4ビットずつ(8ビットずつ)で意味のあるデータ
となっている場合、F2F方式と判断する。また、そのデ
ータの内容により券が前方向から投入されているか、後
方向から投入されているかを判断し、読取ヘッド23、24
のいずれで読取られたかに応じて券の表裏を判断する。
また、CPU70は内部メモリ70aの記憶内容を上記判断し
た記録方式と投入方向に応じて処理することにより、回
数カードBの磁気記録部の内容つまり回数カードを示す
データ、区間情報、有効期限、日付データ、時刻デー
タ、発駅データ、号機番号データ、残回数データおよび
入場データが読取られ、それらの回数カードBを示すデ
ータ、有効期限等を用いて判定部91で券が正しく、有効
期限内の回数カードで、しかも区間内の降車であると判
定する。
ついで、CPU70は供給される号機番号と入場データと
により前回正しく入場が行われているか否かの判定を行
う。すなわち、前回のデータに入場データが付与されて
いる(消去されていない)場合に、正しい乗車が行われ
ていると判定し、入場データが付与されていない(消去
されている)場合に、不正乗車を判定する。
そして、正しい乗車が判定された場合、上記投入方向
に応じてCPU70は書込ヘッド25、あるいは26を用いて磁
気記録部の内容つまり着駅データと号機番号データとを
記録し、入場データを消去する。この後、回数カードB
の磁気記録部の内容が読取ヘッド27、あるいは28により
読取られ、CPU70へ供給される。すると、CPU70は磁気記
録部に記録された(更新された)データが正しいか否か
チェックし、このチェックの結果が正しい場合、ゲート
4、9を開いたまま、つまり投入者の通過を許可したま
ま、排出口3から回数カードBを排出する。この排出
時、CPU70はサーマルヘッド29、あるいは30を用いて回
数カードBの上に着駅、号機番号、残回数を印刷する。
この結果、利用客は通路11を通過し、かつ回数カードB
を受取る。
また、CPU70は、処理日時、入場時の号機番号(入場
口情報)、回数カードを示すデータ、および本改札装置
の号機番号(出場口情報)をデータ集計装置100の制御
部101へ出力する。これにより、制御部101は出場時の号
機番号により出場駅、出場改札口を判断し、入場時の号
機番号により入場駅を判断し、これらの判断結果に応じ
て、制御部101は乗降記録部104の対応する記録内容を更
新記録する。すなわち、制御部101は、乗降記録部104内
の処理件数ファイルに対して、上記出場駅、出場改札口
の、同一処理日の回数カードBに対する件数を「+1」
し、1時間ごとの処理時刻の回数カードBに対する件数
を「+1」し、同一入場駅(発駅)の回数カードBに対
する件数を「+1」する。
上記CPU70の判定結果により入場データが記録されて
いないことにより不正乗車(利用)を判定した場合、回
数カードBが排出口3から排出され、ゲート4を閉じる
ことにより、投入者の通過を阻止する。また、このとき
CPU70は監視装置100へその警報を出力する。
この結果、係員はその返却された回数カードBの入場
口情報印刷エリア60bに入場データとしての発駅データ
が印刷されているかを確認し、そのデータが正しく印刷
されている場合、図示しない係員用の装置により、その
回数カードBの出場口情報印刷エリア60dに着駅、号機
番号、および新残高が印刷されるとともに、磁気記録部
の残回数データなどを更新し、利用客に返却し、通路11
の通過を許可する。
また、上記入場口情報印刷エリア60bに入場データの
発駅データが記録されていない場合、係員は不正乗車に
対する処理を行う。この場合、入場口情報印刷エリア60
bに日付、発駅データ(入場データ)が記録されている
か否かを、係員も利用客も目視確認できるため、不正乗
車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認でき、双
方に争いが生じないようになっている。
また、乗車券、定期券、回数券の場合も、上記金額カ
ードA、あるいは回数カードBの場合と同様に処理され
るようになっている。この場合、CPU70は、処理日時、
入場時の号機番号(入場口情報)、乗車券、定期券、あ
るいは回数券を示すデータ、および本改札装置の号機番
号(出場口情報)をデータ集計装置100の制御部101へ出
力する。これにより、制御部101は出場時の号機番号に
より出場駅、出場改札口を判断し、入場時の号機番号に
より入場駅を判断し、これらの判断結果に応じて、制御
部101は乗降記録部104の対応する記録内容を更新記録す
る。すなわち、制御部101は、乗降記録部104内の処理件
数ファイルに対して、上記出場駅、出場改札口の、同一
処理日の乗車券、定期券、あるいは回数券に対する件数
を「+1」し、1時間ごとの処理時刻の乗車券、定期
券、あるいは回数券に対する件数を「+1」し、同一入
場駅(発駅)の乗車券、定期券、あるいは回数券に対す
る件数を「+1」する。
次に、上記のような改札処理が行われた状態で、デー
タ集計内容の確認動作について説明する。すなわち、キ
ーボード102により、所定日あるいは所定日時における
各出場駅ごとの入場駅別の件数、あるいは券種別の件数
に対する出力指示を行う。すると、制御部101は乗降記
録部104から対応する件数を読出し、表示部103で表示す
る。この表示部103の表示内容をプリンタ105で印刷する
ようにしても良い。この印刷を行う場合は、表示を省略
するようにしても良い。
これにより、上記表示内容、あるいは印刷内容によ
り、各駅別、各改札口別における利用日、利用時間ごと
の利用客の入出場状況を調べることができる。例えば、
1つの駅の複数の改札口ごとの入出場状況を調べること
により、適切な改札装置、人員の配置を行うことができ
る。
上記したように、出場口に設けられた改札装置からの
利用客の利用状況、つまり所定日あるいは所定日時にお
ける各出場駅ごとの入場駅別の件数、あるいは券種別の
件数を累計記録し、必要に応じて所定日、所定時間にお
ける駅ごと、あるいは改札口ごとの利用客の入出場状況
を表示したり、印刷するようにしたので、各駅別、各改
札口別における利用日、利用時間ごとの利用客の入出場
状況を調べることができる。
なお、この発明の自動改札装置は、鉄道等の交通機関
ばかりでなく、遊園地、博物館等の入退場システムにも
応用することができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、手間をかけづ
に簡単に、正確な利用状況を知ることができる改札シス
テムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は入場
時、出場時の動作を説明するためのフローチャート、第
2図から第4図は全体の構成を概略的に示す図、第5図
は内部機構の概略構成を示す図、第6図は金額カードの
印刷例を示す図、第7図は回数カードの印刷例を示す
図、第8図は電気回路の構成を概略的に示すブロック図
である。 2……投入口、3……排出口、4、9……ゲート、5…
…表示部、6……人間検知部、7……小人判定表示部、
8……身障者割引表示部、10……係員スイッチ、11……
通路、A……金額カード、B……回数カード、20、〜…
…搬送ベルト、21……搬送路、23、24、27、28……読取
ヘッド、25、26……書込ヘッド、29、30……サーマルヘ
ッド、31、32……穿孔検知器、33……穿孔部、70……CP
U、88……運賃テーブル、91……判定部、93……タイ
マ、100……データ集計装置、101……制御部、102……
キーボード、103……表示部、104……乗降記録部、105
……プリンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入場口のそれぞれに設けられ、入場
    時に、投入口から投入された複数の種類の記録媒体に対
    して、券種情報、入場口情報を記録する記録手段と、記
    録媒体の使用者の通過を許可する第1の許可手段とを備
    えた第1の改札装置と、 複数の出場口のそれぞれに設けられ、出場時に、投入口
    から投入された前記記録媒体に記録されている券種情
    報、入場口情報を読み取る読み取り手段と、この読み取
    り手段による読み取り結果に基づいて前記記録媒体が正
    しい利用か否かを判断する判断手段と、この判断手段に
    よる判断結果に応じて記録媒体の使用者の通過を許可す
    る第2の許可手段と、前記読み取り手段で読み取った券
    種情報、入場口情報及び当該装置に関する出場口情報を
    出力する第2の改札装置と、 この第2の改札装置から出力された券種情報、入場口情
    報及び出場口情報を受信する受信手段と、所定時間にお
    ける出場口の入場口別の記録媒体の処理件数の出力指
    示、券種毎の処理件数の出力指示を行う出力指示手段
    と、この出力指示手段により入場口別の記録媒体の処理
    件数の出力指示があったとき、その処理件数を出力し、
    前記出力指示手段により券種等の処理件数の出力指示が
    あったとき、その処理件数を出力する出力手段とを備え
    たデータ集計装置と、 を具備したことを特徴とする改札システム。
JP63242934A 1988-09-28 1988-09-28 改札システム Expired - Lifetime JP2724175B2 (ja)

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