JP2722333B2 - Manufacturing method of roughened polyimide film - Google Patents
Manufacturing method of roughened polyimide filmInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粗面化ポリイミドフィ
ルムの製造法に関するものである。さらに詳しくは本発
明は、特に高密度記録媒体用のベースフィルムとして有
用な粗面化ポリイミドフィルムの製造法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】磁気テープなどの磁気記録媒体の非磁性
支持体(ベースフィルム)として、従来よりポリエチレ
ンテレフタレートなどのポリエステルからなるフィルム
が一般的に用いられてきたが、最近では耐熱性や強度な
どに優れた芳香族ポリイミドフィルムの使用が提案され
ている。非磁性支持体の特性として、上記のように耐熱
性や強度は非常に重要なものであるが、同時に、支持体
の表面状態が適当な状態にあることも、優れた磁気記録
媒体を得るためには重大な要件となる。すなわち磁性物
質層をベースフィルムの表面に蒸着等により形成した金
属薄膜タイプの磁気記録媒体は高密度記録が可能である
が、このように形成された磁性層はその厚さが非常に薄
いため、使用するベースフィルムの表面形態がそのまま
磁性層の表面形態となって現われる傾向がある。このた
め、ベースフィルムの表面が粗すぎると電磁変換特性が
悪くなるという問題があり、例えば出力の低下やドロッ
プアウトの増加が発生する。一方、逆に電磁変換特性を
向上させる目的でフィルム表面を鏡面のような高度に平
滑な状態ににするとすべり性が著しく低下し、テープの
走行性や耐久性が悪くなるという問題がある。
【0003】上記の理由により、テープの走行性、耐摩
耗性及び耐久性の向上のためにテープ表面に適度な凹凸
を付与する方法が種々提案されている。例えば、テープ
表面に微粒子を含んだ塗布液をコーティングする方法、
微粒子をベースフィルム中に添加してフィルム表面に微
細突起を付与する方法、ベースフィルム表面にポリマー
溶液をコーティングした後、フィルムを延伸することに
より不連続膜を形成する方法等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、微粒子の分散、分級、濾過工程あるいは、コ
ーティング工程や延伸工程を従来のフィルム製膜工程に
組込む必要があり、これらの工程は精度の要求が厳し
く、装置類も高価であり、フィルム製造の運転管理も難
しくなる場合が多い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、粗面化ポリイ
ミドフィルムの製造法において、(a)工程が全芳香族
テトラカルボン酸成分に対して、15〜85モル%の
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸また
は2,3,3’4’−ビフェニルテトラカルボン酸であ
るビフェニルテトラカルボン酸、その酸二無水物、また
はその低級エステルと85〜15モル%のピロメリット
酸、その酸二無水物、またはその低級エステルとからな
る芳香族テトラカルボン酸成分と、全芳香族ジアミン成
分に対して10〜95モル%のパラフェニレンジアミン
またはメタフェニレンジアミンと5〜90モル%の4,
4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミ
ノジフェニルエーテル、または3,3’−ジアミノジフ
ェニルエーテルとからなる芳香族ジアミン成分とから得
られたポリアミック酸溶液を支持体上に流延、加熱し
て、自己支持性フィルムを得る工程、そして自己支持性
フィルムを支持体より剥離したのち、最高加熱温度が、
得られる芳香族ポリイミドフィルムのガラス転移温度よ
りも高くなる条件で加熱する工程を含み、かつ(b)フ
ィルム表面に存在する直径0.02−2μmの微細突起
が104−108個/mm2の範囲の数であることを特
徴とするボリイミドフィルムの製造法にある。
【0006】以下、本発明について、代表的な実施の態
様を示して詳しく説明する。本発明の粗面化ポリイミド
フィルムの製造法において使用される芳香族ポリアミッ
ク酸は、全芳香族テトラカルボン酸成分に対して15〜
85モル%のビフェニルテトラカルボン酸類と85〜1
5モル%のピロメリッと酸類とからなる芳香族テトラカ
ルボン酸成分と、全芳香族ジアミン成分に対して10〜
95モル%(好ましくは30〜95モル%)のフェニレ
ンジアミン類と5〜90モル%(好ましくは5〜70モ
ル%)のジアミノジフェニルエーテル類とからなる芳香
族ジアミン成分とを、実質的に等モル使用し、有機極性
溶媒中にて重合して得られるポリアミック酸である。ビ
フェニルテトラカルボン酸類としては、ビフェニルテト
ラカルボン酸、その二無水物、またはその低級アルキル
エステル、さらにそれらの混合物を挙げることができ
る。ビフェニルテトラカルボン酸類としては、2,
2’,3,4’−ビフェニルテトラカルボン酸類、3,
3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸類を好適
に挙げることができる。
【0007】ピロメリット酸類としては、ピロメリット
酸、その二無水物、またはその低級アルキルエステル、
さらにそれらの混合物を挙げることができる。上記芳香
族テトラカルボン酸成分には、全芳香族テトラカルボン
酸成分に対して70モル%以下、好ましくは50モル%
以下、さらに好ましくは30モル%以下、の量にて他の
芳香族テトラカルボン酸類を使用してもよい。そのよう
な他の芳香族テトラカルボン酸類の例としては、3,3',
4,4'-ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2,2-ビス(3,4
-ジカルボキシフェニル)プロパン、ビス(3,4-ジカル
ボキシフェニル)メタン、ビス(3,4-ジカルボキシフェ
ニル)エーテル、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)ホ
スフィン、およびこれらのカルボン酸の無水物、低級ア
ルキルエステルなどを挙げることができる。
【0008】フェニレンジアミン類としては、1,4−
ジアミノベンゼン(パラフェニレンジアミン)、1,3
−ジアミノベンゼン、1,2−ジアミノベンゼンなどを
挙げることができる。芳香族ジアミン成分として、全芳
香族ジアミン成分にたいして95モル%以下、好ましく
は70モル%以下、さらに好ましくは50モル%以下、
特に好ましくは30モル%以下、そして5モル%以上の
量にて、ジアミノジフェニルエーテル類を併用する。そ
のようなジアミノジフェニルエーテル類としては、4,
4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,4−ジアミノ
ジフェニルエーテル、3,3’−ジアミノジフェニルエ
ーテルを好適に挙げることができる。芳香族ジアミン成
分には、全芳香族ジアミン成分に対して70モル%以
下、好ましくは50モル%以下、さらに好ましくは30
モル%以下の量にて他の芳香族ジアミン類を併用しても
よい。そのような他の芳香族ジアミン成分としては、
4,4’−ジアミノジフェニルチオエーテルなどのジフ
ェニルチオエーテル系ジアミン、3,3’−ジアミノベ
ンゾフェノン、4,4’−ジアミノベンゾフェノンなど
のベンゾフェノン系ジアミン、3,3’−ジアミノジフ
ェニルホスフィン、4,4’−ジアミノジフェニルホス
フィンなどのジフェニルホスフィン系ジアミン、3,
3’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノ
ジフェニルメタンなどのジフェニルメタン系ジアミンな
どを挙げることができる。
【0009】重合反応は、各モノマー成分および/また
は両モノマー成分が生成するオリゴマー、または低分子
のポリアミック酸を均一に溶解する有機極性溶媒を用い
て行なう。そのような有機極性溶媒の例としては、N,N-
ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-
メチル-2- ピロリドン、N-メチルカプロラクタムなどの
アミド系溶媒、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルフ
ォスホルアミド、ジメチルスルホン、テトラメチレンス
ルホン、ジメチルテトラメチレンスルホン、ピリジン、
エチレングリコールなどを挙げることができる。これら
の有機極性溶媒は、ベンゼン、トルエン、ベンゾニトリ
ル、キシレン、ソルベントナフサ、およびジオキサンの
ような他の有機溶媒と混合して使用することもできる。
各モノマー成分を重合してポリアミック酸を製造する反
応液に任意に公知の添加成分を添加することもできる。
【0010】重合反応の実施に際して、有機極性溶媒中
の全モノマーの濃度は5〜40重量%、好ましくは6〜
35重量%、特に好ましくは10〜30重量%とされ
る。芳香族テトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成分
との重合反応は、例えば、それぞれを実質的に等モルに
て混合し、反応温度100℃以下、好ましくは80℃以
下で約0.2〜60時間の反応を行なわせることにより
実施する。本発明のポリイミドフィルムの製造に利用さ
れるポリアミック酸溶液は、30℃で測定した回転粘度
が約0.1〜50000ポイズ、特に0.5〜3000
0ポイズ、さらに好ましくは1〜20000ポイズ程度
のものであることが、このポリアミック酸溶液を取り扱
う作業性の面から好ましい。従って、重合反応は、生成
するポリアミック酸が上記のような粘度を示す程度にま
で実施することが望ましい。
【0011】本発明のポリイミドフィルムの製造に際し
ては、たとえば、まず前述の芳香族ポリアミック酸の溶
液を、まず適当な支持体(例えば、金属、セラミック、
プラスチック製のロール、または金属ベルト、あるいは
金属薄膜テープが供給されつつあるロールまたはベル
ト)の表面上に流延して、約10〜2000μm、特に
20〜1000μm程度の均一な厚さのポリアミック酸
溶液を膜状態に形成し、次いで熱風、赤外線等の熱源を
利用して60〜160℃に加熱して、溶剤を徐々に除去
することにより、自己支持性になるまで前乾燥を行い、
該支持体より自己支持性フィルムを剥離する。剥離され
る自己支持性フィルムは、その加熱減量が10〜65重
量%の範囲にあることが好ましく、さらに15〜60重
量%の範囲にあることが特に好ましい。ポリアミック酸
溶液からポリイミドフィルムを製造するに際しては、ポ
リアミック酸溶液に任意に公知の添加成分を添加しても
よい。上記の自己支持性フィルムの加熱減量とは、測定
対称のフィルムを420℃で20分間乾燥し、乾燥前の
重量W1 と乾燥後の重量W2 とから次式によって求めた
値である。
加熱減量(重量%)={(W1 −W2 )/W1 }×10
0
【0012】次に、上記自己支持性フィルムを、フィル
ムに含まれる溶媒の除去及びアミド・酸結合のイミド結
合への転換を行うために、約100℃以上の温度で加熱
し、これにより芳香族ポリイミドフィルムを製造する。
この芳香族ポリイミドフィルムを製造する時の最高加熱
温度を該芳香族ポリイミドのガラス転移温度(Tg)以
上、好ましくはTgよりも20℃以上、さらに好ましく
は30〜200℃、とくに好ましくは50〜160℃の
温度にすることにより、生成する芳香族ポリイミドフィ
ルム表面に、目的の条件にあう微細突起を形成すること
ができる。上記の加熱条件にて得られた芳香族ポリイミ
ドフィルム表面上に形成される微細突起の大きさの大部
分は0.02〜2μmの範囲にある。ここで言う微細突
起の大きさとは、フィルム表面を電子顕微鏡で1万倍に
拡大した場合に観察される微細突起の最大径部分の長さ
を言う。本発明で製造法で得られる芳香族ポリイミドフ
ィルム表面上に形成されている直径が0.02〜2μm
の微細突起数は104 〜108 個/mm2 であり、好ま
しくは105 〜108 個/mm2 の範囲にあり、更に好
ましくは106 〜108個/mm2 の範囲にある。この
微細突起の数は、フィルム表面を電子顕微鏡で1万倍に
拡大した時に観察される突起の最大径が0.02μ以上
のものについて個数を数えて得られる数値である。
【0013】芳香族ポリイミドフィルム表面上に形成さ
れる微細突起の大きさと個数は、芳香族ポリイミドフィ
ルムの組成、ガラス転移温度と最高加熱温度によって変
化する。一般的な傾向としてガラス転移温度と最高加熱
温度の差が大きくなるほど、フィルム表面上に形成され
る微細突起の大きさが上記の範囲内で大きくなり、また
その個数が増大する。さらに芳香族ジアミン成分として
4,4'- ジアミノジフェニルエーテル成分を使用した場合
に、そしてその使用量が多くなるほど、フィルム表面上
に形成される微細突起の大きさと個数が増加する傾向が
ある。また、ポリアミック酸フィルムをポリイミドフィ
ルムに変換する際における最高加熱温度が同じであって
も、昇温速度の相違により表面の微細突起の形成される
様子が異なる場合がある。また、一般的に言えば、フィ
ルム厚みが薄くなると微細突起の大きさ、個数が減少す
る傾向がある。本発明で得られる粗面化ポリイミドフィ
ルムの厚みは、通常1〜100μmの範囲にあり、好ま
しくは2〜50μmの範囲にある。
【0014】
【発明の効果】本発明で得られる粗面化芳香族ポリイミ
ドフィルムは、芳香族カルボン酸成分として、それぞれ
特定量のビフェニルテトラカルボン酸類とピロメリット
酸類とを併用して得られたものであり、そのような芳香
族ポリイミドフィルムは、優れた機械的物性、例えば高
い引張強度(通常は約20kg/mm2 以上、25kg
/mm2 以上のものが多い)、適度な弾性率(通常は約
300〜900kg/mm2 )を有し、また優れた熱的
性質、例えば、高い二次転移温度(通常は約300℃以
上)、高い熱分解温度(通常は約400℃以上)を有す
るため、特に磁気テープなどの磁気記録媒体の支持体と
して優れた特性を示す。また、本発明で得られる粗面化
ポリイミドフィルムは、その表面に適度な量の微細突起
を有するため、その上に磁気記録層を形成した場合に
は、記録層の表面が、ほぼ同等な適度な量の微細突起を
有するようになる。従って、磁気記録媒体用ベースフィ
ルム、特に金属薄膜磁気記録媒体用ベースフィルムとし
て使用した場合、得られる磁気記録媒体の電磁変換特性
が良好になり、走行性、耐久性もすぐれたものとなる。
【0015】
【実施例】以下の実施例と比較例における各々の物性値
および特性の評価方法は以下の通りである。
(1)ガラス転移温度:理学電気〓製TMA装置で引張
法により求めた。
(2)微細突起数:フィルム表面を電子顕微鏡で1万倍
で観察し、突起の最大径が0.02μm以上のものにつ
いて個数を数えた。
(3)電磁変換特性:中心周波数4.5MHzで記録、
再生した場合のS/N比(相対値)を比較例14を基準
(0dB)として測定した。
A:出力が−3dBより大きい。
B:出力が−3dBより小さい。
(4)走行性:テープ走行の乱れによる画面のみだれを
観察した。
A:走行性順調で再生画面のみだれなし。
B:走行性が悪く再生画面がみだれる。
(5)耐久性:100回走行させた後の磁性面のすり傷
や出力低下をみた。
A:すり傷が殆どないか、弱いすり傷。出力低下が−3
dBより小さい。
B:強いすり傷が認められる。出力低下が−3dBより
大きい。
【0016】[実施例1]内容積1リットルの円筒型重
合槽に、N,N-ジメチルアセトアミド448g、p−フェ
ニレンジアミン(PPD)22.709g(0.21モ
ル)、そして4,4'- ジアミノジフェニルエーテル(4,4'
−DADE)18.022g(0.09モル)を入れ、
窒素中室温(約30℃)で撹拌した。この溶液に3,3',
4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(s-BPD
A)44.133g(0.15モル)およびピロメリッ
ト酸二無水物(PMDA)32.718g(0.15モ
ル)を添加し、6時間撹拌してポリアミック酸の溶液を
得た。この溶液の対数粘度(30℃、0.5g/100
mL、N,N-ジメチルアセトアミド)は2.54であり、
回転粘度は2400ポイズ(30℃)であった。粘度は
東京計器〓製E粘度計を使用して測定した。上記のポリ
アミック酸溶液をガラス板上に流延してポリアミック酸
溶液の皮膜を形成し、その皮膜を120℃の熱風で20
分間乾燥して溶媒を留去して、ポリアミック酸フィルム
を製造した。次に、ポリアミック酸フィルムをガラス板
からはがした。このフィルムの加熱減量は34.1重量
%であった。このポリアミック酸フィルムを金属枠にと
り付けて、熱風乾燥器内で200℃から400℃まで2
0分間で昇温して、厚さ35μmの芳香族ポリイミドフ
ィルムを作成した。この芳香族ポリイミドフィルムのガ
ラス転移温度は360℃であり、得られた芳香族ポリイ
ミドフィルム表面の微細突起数は5.0×106 個/m
m2 であった。
【0017】[実施例2]ポリアミック酸の最高加熱温
度を450℃(ポリイミドのTg=360℃)とし、2
00℃から450℃まで25分間で昇温させた以外は実
施例1と同様にして、厚さ35μmの芳香族ポリイミド
フィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム表
面の微細突起数は2.6×107 個/mm2 であった。
【0018】[実施例3]ポリアミック酸の最高加熱温
度を450℃(ポリイミドのTg=360℃)とし、2
00℃から450℃まで25分間で昇温させた後、45
0℃にて5分間の加熱を行なった以外は実施例1と同様
にして、厚さ21μmの芳香族ポリイミドフィルムを製
造した。この芳香族ポリイミドフィルム表面の微細突起
数は2.3×107 個/mm2 であった。
【0019】[実施例4]ポリアミック酸の最高加熱温
度を450℃(ポリイミドのTg=360℃)とし、2
00℃から450℃まで25分間で昇温させた後、45
0℃にて5分間の加熱を行なった以外は実施例1と同様
にして、厚さ10μmの芳香族ポリイミドフィルムを製
造した。この芳香族ポリイミドフィルム表面の微細突起
数は1.0×107 個/mm2 であった。
【0020】[実施例5]ポリアミック酸の最高加熱温
度を450℃(ポリイミドのTg=360℃)とし、2
00℃から450℃まで20分間で昇温させた後、45
0℃にて5分間の加熱を行なった以外は実施例1と同様
にして、厚さ56μmの芳香族ポリイミドフィルムを製
造した。この芳香族ポリイミドフィルム表面の微細突起
数は1.8×107 個/mm2 であった。
【0021】[実施例6]ポリアミック酸の最高加熱温
度を450℃(ポリイミドのTg=360℃)とし、2
00℃から450℃まで20分間で昇温させた後、45
0℃にて5分間の加熱を行なった以外は実施例1と同様
にして、厚さ12μmの芳香族ポリイミドフィルムを製
造した。この芳香族ポリイミドフィルム表面の微細突起
数は5.0×106 個/mm2 であった。
【0022】[比較例1]ポリアミック酸の最高加熱温
度を300℃(ポリイミドのTg=360℃)とし、2
00℃から300℃まで10分間で昇温させた以外は実
施例1と同様にして、厚さ35μmの芳香族ポリイミド
フィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム表
面には微細突起が生成していなかった。
【0023】[比較例2]ポリアミック酸の最高加熱温
度を350℃(ポリイミドのTg=360℃)とし、2
00℃から350℃まで15分間で昇温させた以外は実
施例1と同様にして、厚さ35μmの芳香族ポリイミド
フィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム表
面には微細突起が生成していなかった。
【0024】[磁気テープ支持体としての評価]各例に
て得られたポリイミドフィルム表面に、真空蒸着により
厚さ0.2μmのCo−Cr合金層を形成して磁気テー
プとし、磁気テープの電磁変換特性、走行性および耐久
性を前記の方法により評価した。その結果を表1に示
す。
【0025】
【表1】
表1
────────────────────────────────────
微細突起数(×106 ) 電磁変換特性 走行性 耐久性
────────────────────────────────────
実施例1 5 A A A
実施例2 26 A A A
実施例3 23 A A A
実施例4 10 A A A
実施例5 18 A A A
実施例6 5 A A A
────────────────────────────────────
比較例1 0 A B B
比較例2 0 A B B
────────────────────────────────────
【0026】[実施例7]p−フェニレンジアミン(P
PD)の使用量を0.15モル、そして4,4'- ジアミノ
ジフェニルエーテル(4,4'−DADE)の使用量を0.
15モルに変えた以外は実施例1と同様にしてポリアミ
ック酸をを得た。この溶液の対数粘度(30℃、0.5
g/100mL、N,N-ジメチルアセトアミド)は2.6
1であり、回転粘度は4300ポイズ(30℃)であっ
た。上記のポリアミック酸溶液をガラス板上に流延して
ポリアミック酸溶液の皮膜を形成し、その皮膜を120
℃の熱風で20分間乾燥して溶媒を留去して、ポリアミ
ック酸フィルムを形成した。次に、ポリアミック酸フィ
ルムをガラス板からはがした。このフィルムの加熱減量
は37.6重量%であった。このポリアミック酸フィル
ムを金属枠にとり付けて、熱風乾燥器内で200℃から
400℃まで20分間で昇温して、厚さ39μmの芳香
族ポリイミドフィルムを製造した。なお、この芳香族ポ
リイミドフィルムのガラス転移温度は330℃であっ
た。この芳香族ポリイミドフィルム表面の微細突起数は
2.8×107個/mm2 であった。
【0027】[実施例8]ポリアミック酸の最高加熱温
度を410℃(ポリイミドのTg=330℃)とし、2
00℃から410℃まで20分間で昇温させた以外は実
施例7と同様にして、厚さ39μmの芳香族ポリイミド
フィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム表
面の微細突起数は2.5×107 個/mm2 であった。
【0028】[実施例9]ポリアミック酸の最高加熱温
度を450℃(ポリイミドのTg=330℃)とし、2
00℃から450℃まで25分間で昇温させた以外は実
施例7と同様にして、厚さ39μmの芳香族ポリイミド
フィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム表
面の微細突起数は4.1×107 個/mm2 であった。
【0029】[比較例3]ポリアミック酸の最高加熱温
度を300℃(ポリイミドのTg=330℃)とし、2
00℃から300℃まで10分間で昇温させた以外は実
施例7と同様にして、厚さ39μmの芳香族ポリイミド
フィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム表
面には微細突起が生成していなかった。
【0030】[比較例4]ポリアミック酸の最高加熱温
度を340℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、2
00℃から350℃まで15分間で昇温させた以外は実
施例7と同様にして、厚さ39μmの芳香族ポリイミド
フィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム表
面には微細突起が生成していなかった。
【0031】[磁気テープ支持体としての評価]各例に
て得られたポリイミドフィルム表面に、真空蒸着により
厚さ0.2μmのCo−Cr合金層を形成して磁気テー
プとし、磁気テープの電磁変換特性、走行性および耐久
性を前記の方法により評価した。その結果を表2に示
す。
【0032】
【表2】
表2
────────────────────────────────────
微細突起数(×106 ) 電磁変換特性 走行性 耐久性
────────────────────────────────────
実施例7 26 A A A
実施例8 25 A A A
実施例9 41 A A A
────────────────────────────────────
比較例3 0 A B B
比較例4 0 A B B
────────────────────────────────────
【0033】[実施例10]p−フェニレンジアミン
(PPD)の使用量を0.12モルそして4,4'- ジアミ
ノジフェニルエーテル(4,4'−DADE)の使用量を
0.15モルに変え、3,3',4,4'-ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物(s-BPDA)の使用量を0.12モ
ル、そしてピロメリット酸二無水物(PMDA)の使用
量を0.18モルに変えた以外は、実施例1と同様にし
てポリアミック酸をを得た。この溶液の対数粘度(30
℃、0.5g/100mL、N,N-ジメチルアセトアミ
ド)は2.01であり、回転粘度は1500ポイズ(3
0℃)であった。上記のポリアミック酸溶液をガラス板
上に流延してポリアミック酸溶液の皮膜を形成し、その
皮膜を120℃の熱風で20分間乾燥して溶媒を留去し
て、ポリアミック酸フィルムを形成した。次に、ポリア
ミック酸フィルムをガラス板からはがした。このフィル
ムの加熱減量は36.2重量%であった。このポリアミ
ック酸フィルムを金属枠にとり付けて、熱風乾燥器内で
200℃から400℃まで20分間で昇温して、厚さ4
3μmの芳香族ポリイミドフィルムを製造した。なお、
この芳香族ポリイミドフィルムのガラス転移温度は35
0℃であった。この芳香族ポリイミドフィルム表面の微
細突起数は9.0×106個/mm2 であった。
【0034】[実施例11]ポリアミック酸の最高加熱
温度を410℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、
200℃から410℃まで20分間で昇温させた以外は
実施例10と同様にして、厚さ43μmの芳香族ポリイ
ミドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィル
ム表面の微細突起数は3.4×107 個/mm2 であっ
た。
【0035】[実施例12]ポリアミック酸の最高加熱
温度を450℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、
200℃から450℃まで25分間で昇温させた以外は
実施例10と同様にして、厚さ43μmの芳香族ポリイ
ミドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィル
ム表面の微細突起数は2.3×107 個/mm2 であっ
た。
【0036】[比較例5]ポリアミック酸の最高加熱温
度を300℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、2
00℃から300℃まで10分間で昇温させた以外は実
施例10と同様にして、厚さ43μmの芳香族ポリイミ
ドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム
表面には微細突起が生成していなかった。
【0037】[比較例6]ポリアミック酸の最高加熱温
度を340℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、2
00℃から350℃まで15分間で昇温させた以外は実
施例10と同様にして、厚さ43μmの芳香族ポリイミ
ドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム
表面には微細突起が生成していなかった。
【0038】[磁気テープ支持体としての評価]各例に
て得られたポリイミドフィルム表面に、真空蒸着により
厚さ0.2μmのCo−Cr合金層を形成して磁気テー
プとし、磁気テープの電磁変換特性、走行性および耐久
性を前記の方法により評価した。その結果を表3に示
す。
【0039】
【表3】
表3
────────────────────────────────────
微細突起数(×106 ) 電磁変換特性 走行性 耐久性
────────────────────────────────────
実施例10 9 A A A
実施例11 34 A A A
実施例12 23 A A A
────────────────────────────────────
比較例5 0 A B B
比較例6 0 A B B
────────────────────────────────────
【0040】[実施例13]p−フェニレンジアミン
(PPD)の使用量を0.12モルそして4,4'- ジアミ
ノジフェニルエーテル(4,4'−DADE)の使用量を
0.18モルに変え、3,3',4,4'-ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物(s-BPDA)の使用量を0.09モ
ル、そしてピロメリット酸二無水物(PMDA)の使用
量を0.21モルに変えた以外は、実施例1と同様にし
てポリアミック酸をを得た。この溶液の対数粘度(30
℃、0.5g/100mL、N,N-ジメチルアセトアミ
ド)は1.90であり、回転粘度は1200ポイズ(3
0℃)であった。上記のポリアミック酸溶液をガラス板
上に流延してポリアミック酸溶液の皮膜を形成し、その
皮膜を120℃の熱風で20分間乾燥して溶媒を留去し
て、ポリアミック酸フィルムを形成した。次に、ポリア
ミック酸フィルムをガラス板からはがした。このフィル
ムの加熱減量は34.7重量%であった。このポリアミ
ック酸フィルムを金属枠にとり付けて、熱風乾燥器内で
200℃から400℃まで20分間で昇温して、厚さ3
7μmの芳香族ポリイミドフィルムを製造した。なお、
この芳香族ポリイミドフィルムのガラス転移温度は35
0℃であった。この芳香族ポリイミドフィルム表面の微
細突起数は1.2×107個/mm2 であった。
【0041】[実施例14]ポリアミック酸の最高加熱
温度を410℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、
200℃から410℃まで20分間で昇温させた以外は
実施例10と同様にして、厚さ37μmの芳香族ポリイ
ミドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィル
ム表面の微細突起数は4.2×107 個/mm2 であっ
た。
【0042】[実施例15]ポリアミック酸の最高加熱
温度を450℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、
200℃から450℃まで25分間で昇温させた以外は
実施例10と同様にして、厚さ37μmの芳香族ポリイ
ミドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィル
ム表面の微細突起数は3.6×107 個/mm2 であっ
た。
【0043】[比較例7]ポリアミック酸の最高加熱温
度を300℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、2
00℃から300℃まで10分間で昇温させた以外は実
施例13と同様にして、厚さ37μmの芳香族ポリイミ
ドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム
表面には微細突起が生成していなかった。
【0044】[比較例8]ポリアミック酸の最高加熱温
度を340℃(ポリイミドのTg=350℃)とし、2
00℃から350℃まで15分間で昇温させた以外は実
施例13と同様にして、厚さ43μmの芳香族ポリイミ
ドフィルムを製造した。この芳香族ポリイミドフィルム
表面には微細突起が生成していなかった。
【0045】[磁気テープ支持体としての評価]各例に
て得られたポリイミドフィルム表面に、真空蒸着により
厚さ0.2μmのCo−Cr合金層を形成して磁気テー
プとし、磁気テープの電磁変換特性、走行性および耐久
性を前記の方法により評価した。その結果を表4に示
す。
【0046】
【表4】
表4
────────────────────────────────────
微細突起数(×106 ) 電磁変換特性 走行性 耐久性
────────────────────────────────────
実施例13 12 A A A
実施例14 42 A A A
実施例15 36 A A A
────────────────────────────────────
比較例7 0 A B B
比較例8 0 A B B
────────────────────────────────────
【0047】[実施例16〜28]p−フェニレンジア
ミン(PPD)、4,4'- ジアミノジフェニルエーテル
(4,4'−DADE)、3,3',4,4'-ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物(s−BPDA)、そしてピロメリット
酸二無水物(PMDA)の使用量をそれぞれ第5表に示
す使用量に変えた以外は、実施例1と同様にしてポリア
ミック酸を得た。得られたポリアミック酸溶液をガラス
板上に流延してポリアミック酸溶液の皮膜を形成し、そ
の皮膜を120℃の熱風で20分間乾燥して溶媒を留去
して、ポリアミック酸フィルムを形成したのち、このフ
ィルムをはがした。このポリアミック酸フィルムを金属
枠にとり付けて、熱風乾燥器内で200℃から第5表記
載の最高温度まで20分間(最高温度が400℃および
410℃の場合)、あるいは25分間(最高温度が45
0℃の場合)で昇温して、第5表に記載の厚さを有する
芳香族ポリイミドフィルムを製造した。得られた芳香族
ポリイミドフィルム表面の微細突起数を表5に示す。
【0048】
【表5】
表5
────────────────────────────────────
実施例 カルボン酸 ジアミン 最高加熱 ポリイミド フィルム 微細突起数
BPDA/PMDA PPD/DADE 温度 ℃ Tg ℃ 厚 μm ×106
────────────────────────────────────
16 0.06/0.24 0.12/0.18 410 345 39 10
17 0.06/0.24 0.12/0.18 450 345 39 12
18 0.15/0.15 0.09/0.21 400 302 26 15
19 0.15/0.15 0.18/0.12 410 347 34 4
20 0.15/0.15 0.18/0.12 450 347 34 9
21 0.09/0.21 0.09/0.21 410 342 48 31
22 0.09/0.21 0.09/0.21 450 342 48 28
23 0.18/0.12 0.15/0.15 400 314 27 6
24 0.12/0.18 0.15/0.15 400 357 30 5
25 0.12/0.18 0.09/0.21 450 335 25 44
26 0.09/0.21 0.06/0.24 450 335 36 27
27 0.06/0.24 0.06/0.24 450 357 28 24
28 0.06/0.24 0.03/0.27 450 328 24 19
────────────────────────────────────
【0049】注:表5において、BPDAはs−BPD
Aを表わし、DADEは、4,4'−DADEを表わ
す。
実施例16〜28にて得られたポリイミドフィルム表面
に、真空蒸着により厚さ0.2μmのCo−Cr合金層
を形成して磁気テープとし、磁気テープの電磁変換特
性、走行性および耐久性を前記の方法により評価したと
ころ、いずれの項目についてもAの評価が得られた。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION The present invention relates to a roughened polyimide film.
It is related to a method for producing LUM. For more details
Akira is especially useful as a base film for high-density recording media.
For the production of roughened polyimide films
is there. [0002] Non-magnetic properties of magnetic recording media such as magnetic tapes
As a support (base film), polyethylene
Film made of polyester such as terephthalate
Has been commonly used, but recently heat resistance and strength
The use of aromatic polyimide film has been suggested.
ing. As a characteristic of the non-magnetic support, heat resistance as described above
The strength and strength are very important, but at the same time
Good magnetic recording
It is a critical requirement to get a medium. Ie magnetic material
With a porous layer formed on the surface of the base film by evaporation
High-density recording is possible with metal thin film type magnetic recording media
However, the magnetic layer thus formed has a very small thickness.
The surface morphology of the base film used
It tends to appear as the surface morphology of the magnetic layer. others
If the surface of the base film is too rough,
There is a problem of worsening, for example, output drop or drop
An increase in buyouts occurs. On the other hand, on the other hand,
For the purpose of improvement, make the film surface
Smoothness significantly reduces slipperiness and tape
There is a problem that runnability and durability deteriorate. [0003] For the above reasons, the running property of the tape and the wear resistance
Moderate irregularities on the tape surface to improve wear and durability
Have been proposed. For example, tape
A method of coating a coating solution containing fine particles on the surface,
Fine particles are added to the base film to
Method of providing fine projections, polymer on base film surface
After coating the solution, stretching the film
A method of forming a discontinuous film has been proposed. [0004] However, the conventional
In the method, fine particles are dispersed, classified, filtered,
Printing process and stretching process to conventional film forming process
Must be integrated, and these processes have strict precision requirements.
Equipment is expensive, and operation management of film production is difficult.
Often it becomes difficult. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention provides a roughened poly
In the method for producing a mid film, the step (a) is entirely aromatic.
15 to 85 mol% of the tetracarboxylic acid component
3,3 ', 4,4'-biphenyltetracarboxylic acid or
Is 2,3,3'4'-biphenyltetracarboxylic acid
Biphenyltetracarboxylic acid, its acid dianhydride,
Is the lower ester and 85 to 15 mol% of pyromellit
Acid, its acid dianhydride, or its lower ester.
Aromatic tetracarboxylic acid component and wholly aromatic diamine component
10-95 mol% of paraphenylenediamine per minute
Or metaphenylenediamine and 5-90 mol% of 4,
4'-diaminodiphenyl ether, 3,4'-diamid
Nodiphenyl ether or 3,3'-diaminodiph
Phenyl ether and aromatic diamine component
The polyamic acid solution was cast on a support and heated.
To obtain a self-supporting film
After peeling the film from the support, the maximum heating temperature is
From the glass transition temperature of the resulting aromatic polyimide film
(B) heating
Fine projections with a diameter of 0.02-2 μm on the film surface
Is 10 4 -10 8 Pieces / mm 2 It should be noted that the number of
The present invention relates to a method for producing a polyimide film. Hereinafter, the present invention will be described with reference to typical embodiments.
This will be described in detail with reference to FIG. The roughened polyimide of the present invention
Aromatic polyamid used in film production
Citric acid is 15 to 15% of the total aromatic tetracarboxylic acid component.
85 mol% of biphenyltetracarboxylic acids and 85-1
Aromatic tetraca composed of 5 mol% pyromellitic and acids
The rubonic acid component and the total aromatic diamine component are 10 to 10%.
95 mole% (preferably 30 to 95 mole%) phenyle
5 to 90 mol% (preferably 5 to 70 mol%)
%) Diaminodiphenyl ethers
Group diamine component, substantially equimolar, organic polar
It is a polyamic acid obtained by polymerization in a solvent. Bi
As phenyltetracarboxylic acids, biphenyltet
Lacarboxylic acid, its dianhydride, or its lower alkyl
Esters, furthermore their mixtures can be mentioned
You. As biphenyltetracarboxylic acids, 2,
2 ′, 3,4′-biphenyltetracarboxylic acids, 3,
3 ′, 4,4′-biphenyltetracarboxylic acids are preferred
Can be listed. [0007] Pyromellitic acids include
An acid, its dianhydride, or its lower alkyl ester,
Furthermore, mixtures thereof can be mentioned. Above fragrance
The aromatic tetracarboxylic acid component includes a wholly aromatic tetracarboxylic acid.
70 mol% or less, preferably 50 mol% based on the acid component
Or less, more preferably 30 mol% or less.
Aromatic tetracarboxylic acids may be used. Like that
Examples of other aromatic tetracarboxylic acids include 3,3 ',
4,4'-benzophenonetetracarboxylic acid, 2,2-bis (3,4
-Dicarboxyphenyl) propane, bis (3,4-dical)
Boxyphenyl) methane, bis (3,4-dicarboxyphen)
Nil) ether, bis (3,4-dicarboxyphenyl)
Sphines and anhydrides of these carboxylic acids, lower alcohols
And alkyl esters. The phenylenediamines include 1,4-
Diaminobenzene (paraphenylenediamine), 1,3
-Diaminobenzene, 1,2-diaminobenzene, etc.
Can be mentioned. As an aromatic diamine component,
95 mol% or less based on the aromatic diamine component, preferably
Is at most 70 mol%, more preferably at most 50 mol%,
Particularly preferably 30 mol% or less, and 5 mol% or more
The diaminodiphenyl ethers are used together in an amount. So
Examples of diaminodiphenyl ethers such as
4'-diaminodiphenyl ether, 3,4-diamino
Diphenyl ether, 3,3'-diaminodiphenyle
Preferred examples thereof include: Aromatic diamine component
The amount is 70 mol% or less based on the total aromatic diamine component.
Lower, preferably 50 mol% or less, more preferably 30 mol% or less.
Even when other aromatic diamines are used together in an amount of not more than
Good. Such other aromatic diamine components include:
Dip such as 4,4'-diaminodiphenylthioether
Phenylthioether-based diamine, 3,3′-diaminobenzene
Nzophenone, 4,4'-diaminobenzophenone, etc.
Benzophenone diamine, 3,3'-diaminodiph
Phenylphosphine, 4,4'-diaminodiphenylphospho
Diphenylphosphine diamines such as fins, 3,
3'-diaminodiphenylmethane, 4,4'-diamino
Diphenylmethane diamine such as diphenylmethane
And so on. [0009] The polymerization reaction is carried out with each monomer component and / or
Is an oligomer or low molecule generated by both monomer components
Using an organic polar solvent that uniformly dissolves the polyamic acid
Do it. Examples of such organic polar solvents include N, N-
Dimethylformamide, N, N-dimethylacetamide, N-
Such as methyl-2-pyrrolidone and N-methylcaprolactam
Amide solvents, dimethyl sulfoxide, hexamethyl
Osformamide, dimethyl sulfone, tetramethylene
Rufone, dimethyltetramethylene sulfone, pyridine,
Examples include ethylene glycol. these
Benzene, toluene, benzonitrile
, Xylene, solvent naphtha, and dioxane
It can also be used by mixing with such other organic solvents.
Production of polyamic acid by polymerizing each monomer component
A known additive component can be optionally added to the reaction solution. In carrying out the polymerization reaction, an organic polar solvent
Is from 5 to 40% by weight, preferably from 6 to 40% by weight.
35% by weight, particularly preferably 10 to 30% by weight
You. Aromatic tetracarboxylic acid component and aromatic diamine component
The polymerization reaction with, for example, each substantially equimolar
At a reaction temperature of 100 ° C or lower, preferably 80 ° C or lower.
By allowing the reaction to take place for about 0.2-60 hours
carry out. Used for the production of the polyimide film of the present invention
The resulting polyamic acid solution has a rotational viscosity measured at 30 ° C.
Is about 0.1 to 50,000 poise, especially 0.5 to 3000
0 poise, more preferably about 1 to 20,000 poise
Handle this polyamic acid solution
It is preferable from the viewpoint of workability. Therefore, the polymerization reaction
To the extent that the resulting polyamic acid exhibits the viscosity described above.
It is desirable to carry out in. In producing the polyimide film of the present invention,
For example, for example, first, the solution of the above-mentioned aromatic polyamic acid is dissolved.
The liquid is first applied to a suitable support (eg, metal, ceramic,
Plastic rolls or metal belts, or
Roll or bell where metal thin film tape is being supplied
G) and cast on the surface of
Polyamic acid having a uniform thickness of about 20 to 1000 μm
The solution is formed into a film, and then a heat source such as hot air or infrared
Use to heat to 60-160 ° C to gradually remove solvent
By pre-drying until it becomes self-supporting,
The self-supporting film is peeled from the support. Peeled off
The self-supporting film has a heating loss of 10 to 65 layers.
%, Preferably 15 to 60 weights.
It is particularly preferred to be in the range of% by weight. Polyamic acid
When manufacturing a polyimide film from a solution,
Any known additive may be added to the riamic acid solution.
Good. The heating loss of the self-supporting film is measured
Dry the symmetrical film at 420 ° C. for 20 minutes, before drying
Weight W 1 And weight W after drying Two From the following equation
Value. Heating loss (% by weight) = {(W 1 -W Two ) / W 1 } × 10
Next, the self-supporting film was filled with
Solvent contained in the system and imidization of amide / acid bond
Heat at a temperature of about 100 ° C or higher to perform conversion
Thus, an aromatic polyimide film is manufactured.
Maximum heating when producing this aromatic polyimide film
The temperature is lower than the glass transition temperature (Tg) of the aromatic polyimide.
Above, preferably at least 20 ° C. above Tg, more preferably
Is between 30 and 200 ° C., particularly preferably between 50 and 160 ° C.
The aromatic polyimide film formed by the temperature
Forming fine protrusions that meet the desired conditions on the lum surface
Can be. Aromatic polyamide obtained under the above heating conditions
Most of the size of the fine protrusions formed on the film surface
The minutes are in the range of 0.02 to 2 μm. The micro bump here
What is the size of the film?
Length of the largest diameter part of the fine protrusion observed when enlarged
Say The aromatic polyimide film obtained by the production method of the present invention
The diameter formed on the film surface is 0.02 to 2 μm
Of micro projections is 10 Four -10 8 Pieces / mm Two And preferred
Or 10 Five -10 8 Pieces / mm Two In the range of
Preferably 10 6 -10 8 Pieces / mm Two In the range. this
The number of fine protrusions is 10,000 times with the electron microscope on the film surface.
The maximum diameter of the protrusion observed when enlarged is 0.02μ or more
This is a numerical value obtained by counting the number of items. Formed on the surface of the aromatic polyimide film
The size and number of microprojections
Lum composition, glass transition temperature and maximum heating temperature
Become Glass transition temperature and maximum heating as general trends
The greater the temperature difference, the more
The size of the microprojections increases within the above range, and
The number increases. Furthermore, as an aromatic diamine component
When 4,4'-diaminodiphenyl ether component is used
On the film surface
The size and number of fine protrusions formed on the surface tend to increase
is there. In addition, the polyamic acid film is
The maximum heating temperature when converting to
Also, fine protrusions on the surface are formed due to the difference in heating rate
The appearance may be different. Also, generally speaking,
As the lum thickness decreases, the size and number of microprojections decrease.
Tend to The roughened polyimide film obtained by the present invention
The thickness of the lum is usually in the range of 1 to 100 μm,
More preferably, it is in the range of 2 to 50 μm. EFFECT OF THE INVENTION The roughened aromatic polyamide obtained by the present invention
Film, as the aromatic carboxylic acid component,
Specific amounts of biphenyltetracarboxylic acids and pyromellitus
It is obtained in combination with acids and has such an aromatic
Group polyimide film has excellent mechanical properties such as high
High tensile strength (usually about 20kg / mm Two 25 kg
/ Mm Two Above), moderate elastic modulus (usually about
300-900kg / mm Two ) And also has excellent thermal
Properties, such as a high second order transition temperature (usually below about 300 ° C)
Above), has a high pyrolysis temperature (usually above 400 ° C)
Therefore, especially with magnetic recording media support such as magnetic tape
And show excellent characteristics. In addition, the surface roughening obtained by the present invention
The polyimide film has a moderate amount of fine protrusions on its surface.
When a magnetic recording layer is formed thereon,
Indicates that the surface of the recording layer has approximately the same
Will have. Therefore, the base layer for the magnetic recording medium
LUM, especially as a base film for metal thin-film magnetic recording media.
, The electromagnetic conversion characteristics of the resulting magnetic recording medium
And the runnability and durability are also excellent. EXAMPLES Physical property values in the following Examples and Comparative Examples
The method for evaluating the characteristics is as follows. (1) Glass transition temperature: tension with Rigaku Denki's TMA device
It was determined by the method. (2) Number of fine protrusions: 10,000 times magnification of the film surface with an electron microscope
Observe in Step 3 and use the ones with the maximum diameter of the projections of 0.02 μm or more.
And counted the number. (3) Electromagnetic conversion characteristics: recorded at a center frequency of 4.5 MHz,
The S / N ratio (relative value) at the time of reproduction is based on Comparative Example 14.
(0 dB). A: The output is larger than -3 dB. B: The output is smaller than -3 dB. (4) Runnability: display of the screen caused by disturbance of tape running
Observed. A: The running screen is smooth and there is nobody on the playback screen. B: Running performance is poor and the playback screen is seen. (5) Durability: scratches on the magnetic surface after running 100 times
And the output decreased. A: Little or no scratches. Output drop is -3
less than dB. B: Strong scratches are observed. Output decrease from -3dB
large. [Example 1] Cylindrical weight having an internal volume of 1 liter
448 g of N, N-dimethylacetamide, p-fe
Nilendiamine (PPD) 22.709 g (0.21 m
), And 4,4'-diaminodiphenyl ether (4,4 '
-DADE) 18.022 g (0.09 mol)
Stirred at room temperature (about 30 ° C.) in nitrogen. Add 3,3 ',
4,4'-biphenyltetracarboxylic dianhydride (s-BPD
A) 44.133 g (0.15 mol) and pyromeric
32.718 g (0.15 mol) of tonic dianhydride (PMDA)
) And stirred for 6 hours to remove the polyamic acid solution.
Obtained. The logarithmic viscosity of this solution (30 ° C., 0.5 g / 100
mL, N, N-dimethylacetamide) is 2.54;
The rotational viscosity was 2,400 poise (30 ° C.). The viscosity is
It was measured using an E viscometer manufactured by Tokyo Keiki Co., Ltd. Poly above
An amic acid solution is cast on a glass plate to form a polyamic acid.
A solution film is formed, and the film is heated with hot air at 120 ° C. for 20 minutes.
After drying for a minute, the solvent is distilled off.
Was manufactured. Next, a polyamic acid film is
I peeled it off. The loss on heating of this film is 34.1 weight
%Met. Apply this polyamic acid film to a metal frame
From 200 ° C to 400 ° C in a hot air dryer.
The temperature was raised in 0 minutes to obtain an aromatic polyimide film having a thickness of 35 μm.
Created a film. This aromatic polyimide film
The lath transition temperature is 360 ° C.
The number of microprojections on the surface of the mid film is 5.0 × 10 6 Pieces / m
m Two Met. Example 2 Maximum heating temperature of polyamic acid
Temperature is 450 ° C (Tg of polyimide = 360 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 450 ° C in 25 minutes.
35 μm thick aromatic polyimide in the same manner as in Example 1.
A film was produced. This aromatic polyimide film table
The number of fine protrusions on the surface is 2.6 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Example 3 Maximum heating temperature of polyamic acid
Temperature is 450 ° C (Tg of polyimide = 360 ° C) and 2
After raising the temperature from 00 ° C to 450 ° C in 25 minutes, 45
Same as Example 1 except that heating was performed at 0 ° C. for 5 minutes
To produce an aromatic polyimide film having a thickness of 21 μm.
Built. Fine protrusions on the surface of this aromatic polyimide film
The number is 2.3 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Example 4 Maximum heating temperature of polyamic acid
Temperature is 450 ° C (Tg of polyimide = 360 ° C) and 2
After raising the temperature from 00 ° C to 450 ° C in 25 minutes, 45
Same as Example 1 except that heating was performed at 0 ° C. for 5 minutes
To produce an aromatic polyimide film having a thickness of 10 μm.
Built. Fine protrusions on the surface of this aromatic polyimide film
The number is 1.0 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Example 5 Maximum heating temperature of polyamic acid
Temperature is 450 ° C (Tg of polyimide = 360 ° C) and 2
After raising the temperature from 00 ° C to 450 ° C in 20 minutes, 45
Same as Example 1 except that heating was performed at 0 ° C. for 5 minutes
To produce an aromatic polyimide film having a thickness of 56 μm.
Built. Fine protrusions on the surface of this aromatic polyimide film
The number is 1.8 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Example 6 Maximum heating temperature of polyamic acid
Temperature is 450 ° C (Tg of polyimide = 360 ° C) and 2
After raising the temperature from 00 ° C to 450 ° C in 20 minutes, 45
Same as Example 1 except that heating was performed at 0 ° C. for 5 minutes
To produce an aromatic polyimide film having a thickness of 12 μm.
Built. Fine protrusions on the surface of this aromatic polyimide film
The number is 5.0 × 10 6 Pieces / mm Two Met. Comparative Example 1 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
Temperature of 300 ° C (Tg of polyimide = 360 ° C)
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 300 ° C in 10 minutes.
35 μm thick aromatic polyimide in the same manner as in Example 1.
A film was produced. This aromatic polyimide film table
No fine protrusions were formed on the surface. Comparative Example 2 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
Temperature is 350 ° C (Tg of polyimide = 360 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 350 ° C in 15 minutes.
35 μm thick aromatic polyimide in the same manner as in Example 1.
A film was produced. This aromatic polyimide film table
No fine protrusions were formed on the surface. [Evaluation as Magnetic Tape Support]
On the polyimide film surface obtained by vacuum evaporation
A 0.2 μm thick Co-Cr alloy layer is formed to form a magnetic tape.
The electromagnetic conversion characteristics, runnability and durability of the magnetic tape
The property was evaluated by the method described above. The results are shown in Table 1.
You. Table 1 ──────────────────────────────────── Number of fine protrusions (× 10 6 ) Electromagnetic conversion characteristics Runnability Durability Example 1 5 A A A Example 2 26 A A A Example 3 23 A A A Example 4 10 A A A Example 5 18 A A A Example 6 5 A A A} {Comparative Example 10 0 ABB Comparative Example 2 0 ABB} Example 7 p-phenylenediamine (P
PD) was used in an amount of 0.15 mol, and 4,4′-diamino
The amount of diphenyl ether (4,4'-DADE) used was reduced to 0.
Polyamide was prepared in the same manner as in Example 1 except that the amount was changed to 15 mol.
Obtained acid. The logarithmic viscosity of this solution (30 ° C., 0.5
g / 100 mL, N, N-dimethylacetamide) is 2.6
1 and a rotational viscosity of 4300 poise (30 ° C.).
Was. Cast the above polyamic acid solution onto a glass plate
A film of a polyamic acid solution is formed, and the film is
The solvent was distilled off by drying with hot air of
A carboxylic acid film was formed. Next, the polyamic acid
Lum was peeled from the glass plate. Heat loss of this film
Was 37.6% by weight. This polyamic acid fill
Attach it to a metal frame, and in a hot air dryer,
Raise the temperature to 400 ° C for 20 minutes, and aroma of 39μm thickness
A group III polyimide film was produced. In addition, this aromatic po
The glass transition temperature of the polyimide film was 330 ° C.
Was. The number of fine protrusions on the surface of this aromatic polyimide film is
2.8 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Example 8 Maximum heating temperature of polyamic acid
Temperature is 410 ° C (Tg of polyimide = 330 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 410 ° C in 20 minutes.
Aromatic polyimide having a thickness of 39 μm in the same manner as in Example 7.
A film was produced. This aromatic polyimide film table
2.5 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Example 9 Maximum heating temperature of polyamic acid
Temperature is 450 ° C (Tg of polyimide = 330 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 450 ° C in 25 minutes.
Aromatic polyimide having a thickness of 39 μm in the same manner as in Example 7.
A film was produced. This aromatic polyimide film table
The number of fine projections on the surface is 4.1 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Comparative Example 3 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
The temperature is 300 ° C (Tg of polyimide = 330 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 300 ° C in 10 minutes.
Aromatic polyimide having a thickness of 39 μm in the same manner as in Example 7.
A film was produced. This aromatic polyimide film table
No fine protrusions were formed on the surface. Comparative Example 4 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
Temperature is 340 ° C (Tg of polyimide = 350 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 350 ° C in 15 minutes.
Aromatic polyimide having a thickness of 39 μm in the same manner as in Example 7.
A film was produced. This aromatic polyimide film table
No fine protrusions were formed on the surface. [Evaluation as a magnetic tape support]
On the polyimide film surface obtained by vacuum evaporation
A 0.2 μm thick Co-Cr alloy layer is formed to form a magnetic tape.
The electromagnetic conversion characteristics, runnability and durability of the magnetic tape
The property was evaluated by the method described above. The results are shown in Table 2.
You. Table 2 数 Number of fine protrusions (× 10 6 ) Electromagnetic conversion characteristics Runnability Durability Example 7 26 A A A Example 8 25 A A A Example 9 41 A A A ─────────────────────────────────── {Comparative Example 30 ABB} Comparative Example 40 0ABB [Example 10] p-phenylenediamine
The amount of (PPD) used was 0.12 mole and 4,4'-diamine
The amount of nodiphenyl ether (4,4'-DADE)
0.15 mol, 3,3 ', 4,4'-biphenyltetracar
The amount of boric acid dianhydride (s-BPDA)
Use of pyromellitic dianhydride (PMDA)
Same as Example 1 except that the amount was changed to 0.18 mol
Thus, a polyamic acid was obtained. The logarithmic viscosity of this solution (30
° C, 0.5g / 100mL, N, N-dimethylacetamide
Is 2.01 and the rotational viscosity is 1500 poise (3
0 ° C). Apply the above polyamic acid solution to a glass plate
Cast on top to form a film of polyamic acid solution,
The film is dried with hot air at 120 ° C for 20 minutes to distill off the solvent.
Thus, a polyamic acid film was formed. Next, Polya
The mix acid film was peeled from the glass plate. This fill
The heat loss of the system was 36.2% by weight. This polyamide
Attach the acid film to a metal frame and place it in a hot air dryer.
The temperature was raised from 200 ° C to 400 ° C in 20 minutes,
A 3 μm aromatic polyimide film was produced. In addition,
The glass transition temperature of this aromatic polyimide film is 35
It was 0 ° C. The fineness of the surface of this aromatic polyimide film
The number of fine projections is 9.0 × 10 6 Pieces / mm Two Met. Example 11 Maximum heating of polyamic acid
The temperature is 410 ° C. (Tg of polyimide = 350 ° C.)
Except that the temperature was raised from 200 ° C to 410 ° C in 20 minutes
In the same manner as in Example 10, a 43 μm-thick aromatic polymer was used.
A mid film was produced. This aromatic polyimide fill
3.4 × 10 7 Pieces / mm Two So
Was. Example 12 Maximum heating of polyamic acid
The temperature is 450 ° C. (Tg of polyimide = 350 ° C.)
Except that the temperature was raised from 200 ° C to 450 ° C in 25 minutes
In the same manner as in Example 10, a 43 μm-thick aromatic polymer was used.
A mid film was produced. This aromatic polyimide fill
2.3 × 10 7 Pieces / mm Two So
Was. Comparative Example 5 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
The temperature is 300 ° C (Tg of polyimide = 350 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 300 ° C in 10 minutes.
In the same manner as in Example 10, an aromatic polyimide having a thickness of 43 μm was used.
A film was manufactured. This aromatic polyimide film
No fine projections were formed on the surface. Comparative Example 6 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
Temperature is 340 ° C (Tg of polyimide = 350 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 350 ° C in 15 minutes.
In the same manner as in Example 10, an aromatic polyimide having a thickness of 43 μm was used.
A film was manufactured. This aromatic polyimide film
No fine projections were formed on the surface. [Evaluation as Magnetic Tape Support]
On the polyimide film surface obtained by vacuum evaporation
A 0.2 μm thick Co-Cr alloy layer is formed to form a magnetic tape.
The electromagnetic conversion characteristics, runnability and durability of the magnetic tape
The property was evaluated by the method described above. The results are shown in Table 3.
You. Table 3 ──────────────────────────────────── Number of fine protrusions (× 10 6 ) Electromagnetic conversion characteristics Running property Durability Example 10 9 A A A Example 11 34 A AA Example 12 23 A A A ─────────────────────────────────── ─ Comparative Example 5 0 ABB Comparative Example 6 0 ABB Example 13 p-phenylenediamine
The amount of (PPD) used was 0.12 mole and 4,4'-diamine
The amount of nodiphenyl ether (4,4'-DADE)
0.13 mol, 3,3 ', 4,4'-biphenyltetracar
The amount of boric acid dianhydride (s-BPDA)
Use of pyromellitic dianhydride (PMDA)
Same as Example 1 except that the amount was changed to 0.21 mol
Thus, a polyamic acid was obtained. The logarithmic viscosity of this solution (30
° C, 0.5g / 100mL, N, N-dimethylacetamide
Is 1.90 and the rotational viscosity is 1200 poise (3
0 ° C). Apply the above polyamic acid solution to a glass plate
Cast on top to form a film of polyamic acid solution,
The film is dried with hot air at 120 ° C for 20 minutes to distill off the solvent.
Thus, a polyamic acid film was formed. Next, Polya
The mix acid film was peeled from the glass plate. This fill
The heating loss of the system was 34.7% by weight. This polyamide
Attach the acid film to a metal frame and place it in a hot air dryer.
The temperature was raised from 200 ° C to 400 ° C in 20 minutes to a thickness of 3
A 7 μm aromatic polyimide film was produced. In addition,
The glass transition temperature of this aromatic polyimide film is 35
It was 0 ° C. The fineness of the surface of this aromatic polyimide film
The number of fine projections is 1.2 × 10 7 Pieces / mm Two Met. Example 14 Maximum heating of polyamic acid
The temperature is 410 ° C. (Tg of polyimide = 350 ° C.)
Except that the temperature was raised from 200 ° C to 410 ° C in 20 minutes
In the same manner as in Example 10, 37 μm-thick aromatic polyamide
A mid film was produced. This aromatic polyimide fill
4.2 × 10 7 Pieces / mm Two So
Was. Example 15 Maximum Heating of Polyamic Acid
The temperature is 450 ° C. (Tg of polyimide = 350 ° C.)
Except that the temperature was raised from 200 ° C to 450 ° C in 25 minutes
In the same manner as in Example 10, 37 μm-thick aromatic polyamide
A mid film was produced. This aromatic polyimide fill
3.6 × 10 7 Pieces / mm Two So
Was. Comparative Example 7 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
The temperature is 300 ° C (Tg of polyimide = 350 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 300 ° C in 10 minutes.
In the same manner as in Example 13, an aromatic polyimide having a thickness of 37 μm was used.
A film was manufactured. This aromatic polyimide film
No fine projections were formed on the surface. Comparative Example 8 Maximum Heating Temperature of Polyamic Acid
Temperature is 340 ° C (Tg of polyimide = 350 ° C) and 2
Except that the temperature was raised from 00 ° C to 350 ° C in 15 minutes.
In the same manner as in Example 13, an aromatic polyimide having a thickness of 43 μm was used.
A film was manufactured. This aromatic polyimide film
No fine projections were formed on the surface. [Evaluation as Magnetic Tape Support]
On the polyimide film surface obtained by vacuum evaporation
A 0.2 μm thick Co-Cr alloy layer is formed to form a magnetic tape.
The electromagnetic conversion characteristics, runnability and durability of the magnetic tape
The property was evaluated by the method described above. The results are shown in Table 4.
You. Table 4 数 Number of fine protrusions (× 10 6 ) Electromagnetic conversion characteristics Runnability Durability Example 13 12 A A A Example 14 42 A A A Example 15 36 A A A ─────────────────────────────────── {Comparative Example 7 0 ABBB Comparative Example 8 0 ABB} [Examples 16 to 28] p-Phenylene diurea
Min (PPD), 4,4'-diaminodiphenyl ether
(4,4'-DADE), 3,3 ', 4,4'-biphenyltetracar
Boronic dianhydride (s-BPDA) and pyromellit
Table 5 shows the amount of acid dianhydride (PMDA) used.
Except that the amount used was
Mix acid was obtained. The obtained polyamic acid solution is glass
It is cast on a plate to form a film of a polyamic acid solution,
Is dried with hot air at 120 ° C for 20 minutes to evaporate the solvent.
After forming a polyamic acid film,
I peeled the film. This polyamic acid film is
5th notation from 200 ° C in a hot air dryer attached to the frame
20 minutes to the maximum temperature listed (maximum temperature is 400 ° C and
410 ° C) or 25 minutes (maximum temperature 45
(In the case of 0 ° C.) to have the thickness shown in Table 5.
An aromatic polyimide film was manufactured. The aromatic obtained
Table 5 shows the number of fine protrusions on the surface of the polyimide film. Table 5 Example carboxylic acid diamine Maximum heating Polyimide film Number of fine protrusions BPDA / PMDA PPD / DADE Temperature ℃ Tg ℃ Thickness μm × 10 6 ──────────────────────────────────── 16 0.06 / 0.24 0.12 / 0.18 410 345 39 10 17 0.06 / 0.24 0.12 / 0.18 450 345 39 12 18 0.15 / 0.15 0.09 / 0.21 400 302 26 15 19 0.15 / 0.15 0.18 / 0.12 410 347 34 4 20 0.15 / 0.15 0.18 / 0.12 450 347 34 9 21 0.09 / 0.21 0.09 / 0.21 410 342 48 31 22 0.09 / 0.21 0.09 / 0.21 450 342 48 28 23 23 0.18 / 0.12 0.15 / 0.15 400 314 27 6 24 0.12 / 0.18 0.15 / 0.15 400 357 30 5 25 0.12 / 0.18 0.09 / 0.21 450 335 25 44 26 0.09 / 0.21 0.06 / 0.24 450 335 36 27 27 0.06 / 0.24 0.06 / 0.24 450 357 28 24 28 0.06 / 0.24 0.03 / 0.27 450 328 24 19 ───────────────────── ─────────────── 0049] Note: In Table 5, BPDA is s-BPD
A, and DADE represents 4,4′-DADE.
You. Polyimide film surface obtained in Examples 16 to 28
Then, a Co-Cr alloy layer having a thickness of 0.2 μm by vacuum evaporation
Is formed into a magnetic tape.
Performance, runnability and durability were evaluated by the above method
At this time, the evaluation of A was obtained for each item.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/704 G11B 5/704 // B29K 79:00 B29L 7:00 (56)参考文献 特開 昭60−15437(JP,A) 特開 昭61−111359(JP,A) 特開 昭62−62423(JP,A)──────────────────────────────────────────────────の Continued on the front page (51) Int.Cl. 6 Identification number Agency reference number FI Technical display location G11B 5/704 G11B 5/704 // B29K 79:00 B29L 7:00 (56) References JP JP-A-60-15437 (JP, A) JP-A-61-111359 (JP, A) JP-A-62-62423 (JP, A)
Claims (1)
(a)工程が全芳香族テトラカルボン酸成分に対して、
15〜85モル%の3,3’,4,4’−ビフェニルテ
トラカルボン酸または2,3,3’4’−ビフェニルテ
トラカルボン酸であるビフェニルテトラカルボン酸、そ
の酸二無水物、またはその低級エステルと85〜15モ
ル%のピロメリット酸、その酸二無水物、またはその低
級エステルとからなる芳香族テトラカルボン酸成分と、
全芳香族ジアミン成分に対して10〜95モル%のパラ
フェニレンジアミンまたはメタフェニレンジアミンと5
〜90モル%の4,4’−ジアミノジフェニルエーテ
ル、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、または
3,3’−ジアミノジフェニルエーテルとからなる芳香
族ジアミン成分とから得られたポリアミック酸溶液を支
持体上に流延、加熱して、自己支持性フィルムを得る工
程、そして自己支持性フィルムを支持体より剥離したの
ち、最高加熱温度が、得られる芳香族ポリイミドフィル
ムのガラス転移温度よりも高くなる条件で加熱する工程
を含み、かつ(b)フィルム表面に存在する直径0.0
2−2μmの微細突起が104−108個/mm2の範
囲の数であることを特徴とするポリイミドフィルムの製
造法。 2.全芳香族ジアミン成分に対してのフェニレンジアミ
ン類の使用量を30〜95モル%とし、ジアミノジフェ
ニルエーテル類の使用量を5〜70モル%とする請求項
1に記載の粗面化ポリイミドフィルムの製造法。 3.最高加熱温度を、得られる芳香族ポリイミドフィル
ムのガラス転移温度よりも30〜200℃の範囲で高く
する請求項1記載の粗面化ポリイミドフィルムの製造
法。(57) [Claims] In the method for producing a roughened polyimide film,
(A) The step is based on the total aromatic tetracarboxylic acid component,
15-85 mol% of 3,3 ', 4,4'-biphenyltetracarboxylic acid or biphenyltetracarboxylic acid which is 2,3,3'4'-biphenyltetracarboxylic acid, its acid dianhydride, or its lower An aromatic tetracarboxylic acid component comprising an ester and 85 to 15 mol% of pyromellitic acid, an acid dianhydride thereof, or a lower ester thereof;
10 to 95 mol% of paraphenylenediamine or metaphenylenediamine with respect to the total aromatic diamine component and 5
A polyamic acid solution obtained from an aromatic diamine component consisting of .about.90 mol% of 4,4'-diaminodiphenyl ether, 3,4'-diaminodiphenyl ether or 3,3'-diaminodiphenyl ether is flowed on a support. Rolling, heating to obtain a self-supporting film, and after peeling the self-supporting film from the support, heating under the condition that the maximum heating temperature is higher than the glass transition temperature of the obtained aromatic polyimide film. And (b) a diameter of 0.0 present on the film surface.
A method for producing a polyimide film, wherein the number of 2-2 μm fine projections is in the range of 10 4 to 10 8 / mm 2 . 2. Phenylenediamine against wholly aromatic diamine components
And the amount of diaminodiphene
The method for producing a roughened polyimide film according to claim 1, wherein the amount of the nyl ether used is 5 to 70 mol% . 3. The method for producing a roughened polyimide film according to claim 1, wherein the maximum heating temperature is higher than the glass transition temperature of the obtained aromatic polyimide film in the range of 30 to 200C.
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JP9428795A JP2722333B2 (en) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | Manufacturing method of roughened polyimide film |
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JP9428795A JP2722333B2 (en) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | Manufacturing method of roughened polyimide film |
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1995
- 1995-03-27 JP JP9428795A patent/JP2722333B2/en not_active Expired - Lifetime
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