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JP2719707B2 - カラードプラmti装置の画像表示方法 - Google Patents

カラードプラmti装置の画像表示方法

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Publication number
JP2719707B2
JP2719707B2 JP29546888A JP29546888A JP2719707B2 JP 2719707 B2 JP2719707 B2 JP 2719707B2 JP 29546888 A JP29546888 A JP 29546888A JP 29546888 A JP29546888 A JP 29546888A JP 2719707 B2 JP2719707 B2 JP 2719707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mti
processing
image display
display method
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29546888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02142545A (ja
Inventor
康人 竹内
Original Assignee
ジーイー横河メディカルシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジーイー横河メディカルシステム株式会社 filed Critical ジーイー横河メディカルシステム株式会社
Priority to JP29546888A priority Critical patent/JP2719707B2/ja
Publication of JPH02142545A publication Critical patent/JPH02142545A/ja
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はMTI処理により運動目標を抽出しそのドプラ
シフトをカラー表示するカラードプラMTI装置の画像表
示方法に関する。
(従来の技術) 超音波診断装置は、超音波信号を被検体内に送波し、
反射体から反射して帰ってくる信号を受波して画像表示
する装置である。反射体が運動している場合には、受信
されるエコーの周波数は送信周波数とは異なり、反射体
が探触子の方に向かって動いている時は受信周波数は送
信周波数より高くなり、逆に遠ざかる時は低くなる。そ
してその周波数偏移は反射体の運動速度に比例する。こ
のドプラ効果を利用して、例えば、心臓や血管内を流れ
る血液の方向と速さを知ることができる。反射されたエ
コー信号を固定目標消去装置(以下MTIという)により
移動目標だけを抽出し、その周波数偏移即ちドプラシフ
トを色表示する方式にカラードプラ方式がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このドプラのカラー像を循環器系の医師と
して最低限必要な毎秒30フレーム(30FPS)の速度で得
ようとすると、走査画角を30°程度に狭めざるを得な
い。それは各1本の音線に4〜8回も送受信しながら走
査する必要があるからである。しかし、この限界画角30
°のスキャンは狭過ぎるという問題がある。しかしこの
ことは原理上止むことを得ない現象という側面を有して
いる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
は、画角を狭めないでしかも実効的なフレームレートを
上げることのできるカラードプラMTI装置を実現するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記の課題を解決する本発明は、MTI処理により運動
目標を抽出しそのドプラシフトをカラー表示するカラー
ドプラMTI装置の画像表示方法において、一定距離の走
査範囲内に存在するMTI処理を行うべき運動目標のある
音線を判別し、該音線のみをMTI処理の対象として走査
回数を増加して行うことを特徴とするものである。
(作用) Bモード走査を時々行ってMTI処理すべき管腔部のあ
る音線を見付け、その音線もしくは管腔部のあるピクセ
ルのみのMTI処理を行って処理量を減少させ、広い画角
の範囲内でフレームレートを上げることを可能にする。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の走査の方法の説明図であ
る。図において、1は被検体内の特に観察したい部分と
して指定する関心領域で、関心領域1はZiの距離範囲内
にある。2は関心領域1内にあるMTI処理をすべき運動
目標、特に血流のある心臓,血管等の管腔部を含むMTI
処理領域で、図には管腔部a,bを含む走査画角θ1の領域
と、管腔部cを含む走査画角θ2の領域の2領域が示さ
れている。管腔部eとdは関心領域1の外にあるので対
象とはしない。このMTI処理領域2を見付けるためにB
モードの走査を時々行い、管腔部a,b,c等を見付け、MTI
処理領域2を決定し、MTI処理の目的でMTI処理領域2を
走査して送受波を行い、信号処理をする。管腔部a,b,c
等は或る信号レベル以下のエコー部分を管腔部としても
差し支えない。
更に、第2図に示したように、第1図におけるMTI処
理領域2の中でも管腔部aや管腔部bの該当区間のZpZq
のみをMTI処理し、それ以外のピクセル部分は処理しな
いで飛ばしてしまうようにすることができる。このため
に用いる装置とは、アナログ式であるとディジタル式で
あるとを問わず、ハードワイヤード型のMTI装置ではそ
の構成やデータフローの大きな変更が必要となるが、デ
ィジタル信号用プロセッサのチップ(DSPチップ)を使
用して、データ処理がソフトウェアとしてのプログラム
で記述されるような構成であれば、第2図のように管腔
部のみのピクセルのMTI処理は苦もなくなし得る。つま
り処理しようとして読み出して来たMTI処理領域2のエ
コーのバイポーラビデオの一時ファイルに格納された各
ピクセルの値(複素数の絶対値で表される)が或る値以
上であればMTI処理を行わず次のピクセルに移り、或る
値以下であればMTI処理を行うようにプログラムしてお
けばよい。
第3図は上記の方法を実施するための典型的な一実施
例の構成のブロック図である。図において、11は送信波
形の電気信号を超音波信号に変換して送波し、受波した
超音波信号を電気信号に変換する超音波探触子である。
12は搬送波発振器13からの信号を受けて送波ビームを形
成するための送信用ビームフオーマと、送波に必要な電
力にするための送信駆動回路等を含む送信回路と、超音
波探触子11からの受信信号を増幅する受信増幅器と、受
信信号を元のシリーズ信号に変換する受信用ビームフォ
ーマ及びその他の付属回路を含む受信部とから成る送受
信部である。14は送受信部12からの受信信号を搬送波発
振器13からの信号を参照信号として検波し、i信号とq
信号に分離する直交検波器で、その出力信号はAD変換器
15においてディジタル信号に変換される。16はAD変換器
15の出力ディジタル化されたi信号とq信号を一時的に
ファイルする音線n本分に相当するn本分のラインバッ
ファ,フレームバッファ又はフィールドバッファで構成
されたバイポーラビデオフアイルである。17はバイポー
ラビデオフアイル16から読み出した音線毎の信号の絶対
値計算を行い、或るレベル以下の信号を選別してMTIフ
ィルタにかけ、又は色決めのためドプラシフト詳価を行
う信号処理部で、MTI処理領域2又は管腔部a,b,c等の判
別を行う。18は信号処理部17で処理された信号を一旦格
納し、逐次読み出してCRT表示のためのテレビ方式の信
号に変換するディスプレイバッファと走査変換部で、そ
の出力信号は表示装置(図示せず)に出力され、表示さ
れる。19は搬送波発振器13からクロックを受け各回路の
タイミングを制御するコントローラである。
上記の回路において、送波される超音波は送受信部12
において音線を形成されて、超音波探触子11から被検体
内に照射される。被検体内からの反射波は超音波探触子
11により受波され、送受信部12において増幅されシリー
ズ信号に変換されて直交検波器14に入力される。直交検
波器14は搬送波発振器13からの信号を参照信号として送
受信部12からの受信信号を直交検波してi信号とq信号
を出力する。この出力信号はAD変換器15においてディジ
タル信号に変換され、バイポーラビデオファイル16に各
音線毎,又はフレーム毎,或いはフィールド毎に逐次一
時的に格納される。音線毎,フレーム毎又はフィールド
毎にデータが纒まった時点で読み出されて信号処理部17
に入力される。信号処理部17は多数個のDSPによって構
成されておりバイポーラビデオ信号の絶対値計算を行っ
て管腔部を判別し、管腔部を含む音線又は管腔部のみの
ピクセルを選択してMTI処理を行い、ドプラシフト周波
数によって色決めを行うなどの処理を行う。ディスプレ
イバッファと走査変換部18は前記の信号をバッファメモ
リに一時格納し、必要量の信号となった時点で走査変換
部によりCRT表示のための信号に変換し、表示装置へ送
出する。コントローラ19は送波パルス信号の繰り返し周
波数を制御しており、MTI処理を行うべき運動目標の存
在領域の最遠端の反射波をも受信し得る周波数に変更す
るよう制御することができる。
以上説明したように本実施例の方法及びその方法を実
施する装置により、MTI処理を行うべき信号のみを抽出
してMTI処理後画像表示するようにしたので、無駄な処
理をしないですむ分だけ速く信号処理をすることがで
き、又、同じ性能を出すためには少ない資源で行うこと
ができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
上記の実施例ではBモードイメージにおいて中輝度もし
くは高輝度の部分は全くMTI処理から外されてしまって
いる。Bモードイメージにおける中高輝度の部分も表示
したいことがあるので、時々、上記の実施例で説明した
信号レベルの判別及び或るレベル以下の信号のみを抽出
する手続きを中止して全体を見るようにすることもでき
る。この場合、時々というのは音線にして数十〜数百本
分又はフレームにして数十〜数百フレーム分の処理の時
間即ち時間にして数百μS〜数S程度と考えてよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、必要な血
液等の存在する管腔部のみを抽出してMTI処理をするの
で、処理時間が短くなって、画角を狭めることなくフレ
ームレートを上げることができるようになり、実用上の
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の走査方法の説明図、第2図
は本発明の他の実施例の信号処理を実施する方法の説明
図、第3図は本発明の実施例の方法を実施するための装
置のブロック図である。 1…関心領域、2…MTI処理領域 11…超音波探触子、12…送受信部 14…直交検波器 16…バイポーラビデオフアイル 17…信号処理部 18…ディスプレイバッファと走査変換部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MTI処理により運動目標を抽出しそのドプ
    ラシフトをカラー表示するカラードプラMTI装置の画像
    表示方法において、一定距離の走査範囲内に存在するMT
    I処理を行うべき運動目標のある音線を判別し、該音線
    のみをMTI処理の対象として走査回数を増加して行うこ
    とを特徴とするカラードプラMTI装置の画像表示方法。
  2. 【請求項2】走査範囲内のMTI処理を行うべき運動目標
    のある音線上の前記運動目標の存在する領域のみをMTI
    処理すべきピクセル範囲として信号処理を行うことを特
    徴とする請求項1記載のカラードプラMTI装置の画像表
    示方法。
  3. 【請求項3】走査範囲内のMTI処理を行うべき運動目標
    のある領域を判別するための試験走査を随時行うことを
    特徴とする請求項1又は2記載のカラードプラMTI装置
    の画像表示方法。
  4. 【請求項4】MTI処理のための送受シーケンスのパルス
    繰り返し周波数を、MTI処理を行うべき運動目標の存在
    する領域の最遠端の反射波をも受信し得るに必要にして
    且つ十分な周波数に制御可能であることを特徴とする請
    求項1又は2記載のカラードプラMTI装置の画像表示方
    法。
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IL112335A0 (en) * 1994-01-21 1995-03-30 Elscint Ltd Mapping of flow parameters
JP3847976B2 (ja) * 1998-10-14 2006-11-22 株式会社東芝 超音波診断装置
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JP5215426B2 (ja) * 2011-03-10 2013-06-19 富士フイルム株式会社 超音波診断装置
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