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JP2719112B2 - ワイヤカット放電加工機におけるワイヤガイドユニット - Google Patents

ワイヤカット放電加工機におけるワイヤガイドユニット

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JP2719112B2
JP2719112B2 JP6104082A JP10408294A JP2719112B2 JP 2719112 B2 JP2719112 B2 JP 2719112B2 JP 6104082 A JP6104082 A JP 6104082A JP 10408294 A JP10408294 A JP 10408294A JP 2719112 B2 JP2719112 B2 JP 2719112B2
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JP
Japan
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wire
wire guide
liquid flow
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jet
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一幸 宮村
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オグラ宝石精機工業株式会社
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤカット放電加工機
におけるワイヤガイドユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ電極20を自動的に結線可能とし
たワイヤガイドユニットの従来例を図11、12に示
す。この従来例において、ワイヤガイドユニットには結
線用液流路30が形成されており、該結線用液流路30
に導入された自動結線液は、ジェットノズル41から細
柱状の噴流となって噴出する。一方、ワイヤ電極20
は、図示しないワイヤボビン等から繰り出されてサブガ
イドブロック81に供給され、ワイヤガイドホルダ12
の先端に形成したワイヤガイド11に導かれ、上記ジェ
ットノズル41からの噴流に乗って、図示しないワーク
のイニシャルホール、あるいはワークの反対面側に配置
される下部ユニットに案内される。
【0003】なお、図11において50は加工液流路を
示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、自動結線液は、ワイヤガイドユニットの側
壁に形成されたジェット液供給口31から結線用液流路
30に導かれ、円周方向に回転しながらジェットノズル
41に至り、該ジェットノズル41から噴出するため
に、図12において矢印で示すように遠心力により散水
し、ワイヤ電極20を正確な位置に案内することができ
ない上に、加工液中にワークを浸漬させた状態で行うい
わゆる浸漬加工時の自動結線のためには、噴流のエネル
ギが分散されるために、ワイヤ電極20の拘束が困難に
なるという欠点を有するものであった。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、ワイヤ電極を正確に所定位置に案内す
ることができるワイヤガイドユニットを提供することを
目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、加工用ノズル
からの噴流の散乱等を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、図1に示すように、先端にワイヤガイド11を備え
てワイヤ電極20をガイドするワイヤガイド体10と、
ワイヤガイド体10の外周壁との間に結線用液流路30
を形成し、先端のジェットノズル41から結線用液流を
噴出させる自動結線用ノズル体40と、自動結線用ノズ
ル体40の外周壁との間に加工液流路50を形成し、先
端の加工液噴出口61から加工液を噴出させる加工用ノ
ズル体60とを有し、前記結線用液流路30は、直進阻
止部70によりジェット液供給口31側とジェットノズ
ル41側の2室32、33に区画され、かつ、直進阻止
部70は、液流の直進を妨げ、直進方向と適宜角をなす
迂回路を経由して液流をジェットノズル41側の室33
に導くように構成されるワイヤカット放電加工機におけ
るワイヤガイドユニットを提供することにより達成され
る。
【0008】
【作用】本発明において、ワイヤガイドユニットの結線
用液流路30は、直進阻止部70によりジェット液供給
口31側とジェットノズル41側の2室32、33に区
画される。ジェット液供給口31側の室32に流入した
自動結線液流は、直進阻止部70において、液流の直進
が妨げられ、直進方向と適宜角をなす迂回路を経由して
ジェットノズル41側の室33に導かれる。所定の流入
速度、および方向をもってジェット液供給口31側の室
32に流入した自動結線液流は、初期速度、方向等が一
旦直進阻止部70において整流された後、ジェットノズ
ル41側の室33に導かれることとなり、ジェットノズ
ル41からは、正確な噴出方向を持ち、かつ、細柱状の
噴流が得られる。この結果、ワイヤ電極20を正確に導
く目的が達成され、かつ、該ワイヤ電極20の搬送エネ
ルギを向上させて例えば浸漬加工時のワイヤ電極20の
結線動作の信頼性を向上させることができる。
【0009】請求項2記載の発明において、上記直進阻
止部70は、加工液流路50内に設けられ、加工液噴出
口61から噴出する加工液噴流の噴出方向を正確にし、
かつ、散水することなく細柱状となってエネルギ効率の
高い加工液の噴流が得られる。この結果、加工残滓の除
去効率を向上させて、放電エネルギの分散を防止し、加
工効率を向上させる目的を達成する。
【0010】上記請求項1、2に係る発明において、直
進阻止部70は、導入口71aから流入した液流をワイ
ヤガイド体10の中心線に対して直交する方向に導く水
平路71を含む管路として構成される。水平路71への
導入口71aと排出口71bとは、平面視において重合
しない位置に配置され、ジェット液供給口31、あるい
は加工液供給口51側の室32、52に流入した液流が
そのままジェットノズル41、あるいは加工液噴出口6
1側の室33、53に直進するのが防止される。
【0011】請求項6、7、8に係る発明において、直
進阻止部70のより簡単にしたワイヤガイドユニットが
提供される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図3にワイヤガイドユニット
の全体構成を示す。ワイヤガイドユニットは、メインブ
ロック80の上端面に固定されるサブガイドブロック8
1と、サブガイドブロック81に対峙して配置されるワ
イヤガイド体10と、ワイヤガイド体10を包囲するよ
うに配置される自動結線用ノズル体40と、自動結線用
ノズル体40を包囲する加工用ノズル体60とを有して
構成される。
【0013】サブガイドブロック81は、下端にルビー
等の硬質で、かつ絶縁性能に優れた材質で形成したサブ
ガイド81aを備えており、後述するワイヤガイド体1
0のワイヤガイド11と共働してワイヤ電極20を鉛直
姿勢に保持する。また、メインブロック80には給電子
82が装着され、メインブロック80のワイヤ挿通穴8
0a内を挿通するワイヤ電極20に摺接してワイヤ電極
20に放電パルスを印加する。
【0014】ワイヤガイド体10は、図1、2に詳細を
示すように、ステンレス鋼等により形成され、中心に、
サブガイドブロック81と同心の貫通孔12aが穿孔さ
れたワイヤガイドホルダ12と、ワイヤガイドホルダ1
2の貫通孔12aの開放端に形成された段部12bに保
持されるワイヤガイド11とから構成され、ワイヤガイ
ドホルダ12をメインブロック80の下端に螺合、ある
いは圧入して装着される。ワイヤガイド11は、ダイヤ
モンドによりビーズ形状に形成されるダイス体11aと
焼結体11bとを、サブガイド11cにより挟み込むよ
うにして保持して形成される。サブガイド11cは、サ
ファイア、ルビー、セラミック等、硬質で、かつ絶縁性
に優れた材料により形成されており、ワイヤ電極20の
挿通部位には、ダイス体11aのガイド孔にワイヤ電極
20をガイドするための截頭円錐状のガイド穴11dが
設けられる。
【0015】自動結線用ノズル体40は、上記ワイヤガ
イド体10を包囲して、ワイヤガイド体10の外周壁と
の間に結線用液流路30を形成する有底筒状部材であ
り、上端開口に形成されたフランジ部42においてメイ
ンブロック80に固定される(図3参照)。また、自動
結線用ノズル体40の底壁中心部には、ジェット液供給
口31から導入路34を経由して結線用液流路30に供
給された結線用液流を噴出するジェットノズル41が形
成される。
【0016】結線用液流路30は、図1においてハッチ
ングを施して示すように、導入路34に連通する室32
と、ジェットノズル41に連通する室33とを有してお
り、これら2室32、33の間には、直進阻止部70が
形成される。直進阻止部70は、2個のリング状の水平
路71、71の外周部をリング状の連結路72により連
結した断面コ字形状の蛇行流路であり、下方に位置する
水平路71は、自動結線用ノズル体40の内壁に形成さ
れる段部43と、ワイヤガイドホルダ12の外周壁に突
設される円板状鍔部12cの裏面との間の間隙に形成さ
れるとともに、上方に位置する水平路71は、上記円板
状鍔部12cの上面と、段部43の上方に形成される支
持座面44上に支持され、かつ、ワイヤガイドホルダ1
2の外周壁に外嵌されるリング状板体83の裏面との間
の間隙に形成され、円板状鍔部12cの外周壁と円形段
部の立ち上がり壁との間に連結路72が形成される。ま
た、上記リング状板体83には同心円上で、かつ等間隔
に複数の孔が開設されており、蛇行流路の導入口71a
とされる。
【0017】以上のようにして構成される直進阻止部7
0は、ジェット液供給口31側の室32に流入した結線
用液流がそのままジェットノズル41側の室33に直進
するのを防止するために設けられるものであり、ジェッ
ト液供給口31側の室32とジェットノズル41側の室
33との間に直進ルートが全く形成されないように、蛇
行流路への導入口71a、および蛇行流路からの排出口
71bは、上方の水平路71の排出口71bと下方の水
平路71の導入口71aを兼ねる連結路72と平面視、
詳しくは図1において矢視A方向で重合しない位置に各
々配置される。
【0018】一方、加工用ノズル体60は、上記自動結
線用ノズル体40を包囲し、該自動結線用ノズル体40
の外周壁との間に加工液流路50を形成するように装着
され、加工液供給口51から加工液流路50に導入され
た加工液は、加工液噴出口61から噴流となって噴出さ
れる。
【0019】したがってこの実施例において、ジェット
液供給口31から供給された結線用液流は、先ず、ジェ
ット液供給口31側の室32に導かれた後、直進阻止部
70において水平方向に方向転換され、ジェットノズル
41側の室33に到達する。ジェットノズル41側での
ジェット液流は、迂回路となる直進阻止部70において
整流された状態となっており、そのままジェットノズル
41側に流出し、正確にワークのイニシャルホールの方
向に向いたジェット噴流が発生する。
【0020】なお、図1においては、1個の蛇行流路に
より直進阻止部70を構成する場合を示したが、図4に
示すように、複数の蛇行流路により直進阻止部70を形
成することも可能であり、さらに、1個の水平路71の
みで直進阻止部70を構成してもよく、この場合も、水
平路71への導入口71aと排出口71bは、平面視に
おいて重合しない位置に配置される。また、直進阻止部
70を形成する方法も、上述した実施例に示されたもの
に限られるものではなく、例えば図5に示すように、リ
ング状板体83の複数枚を所定間隔を隔ててワイヤガイ
ドホルダ12に外嵌して構成することも可能であり、こ
の場合、導入口71aと排出口71bは、図6(a)の
ような円形孔でなくても、図6(b)に示すように、切
欠状に形成し、ワイヤガイドホルダ12の外周壁、ある
いは自動結線用ノズル体40の内周壁との間に排出口7
1b、あるいは導入口71aを形成することもできる。
【0021】なお、これら変形例、および以下に示す他
の実施例の説明において、上述した実施例と同一の構成
要素は、図中に同一の符号を付して説明を省略する。図
7に本発明の第2の実施例を示す。この実施例は、より
簡単な構成で直進阻止部70を形成するために有効な変
形で、直進阻止部70は結線用液流路30にフィルタ材
料76を介装して構成される。フィルタ材料76の結線
用液流路30への装着は、圧入、接合、さらにはワイヤ
ガイドホルダ12の外周壁、あるいは自動結線用ノズル
体40の内周壁に形成された受け材により支承すること
が可能である。フィルタ材料76は、図7(b)に示す
ように、粒体73、73・・の焼結体であり、例えば周
知のオイルフィルタを使用することができる。フィルタ
材料76の空隙度は、ジェット液流の供給圧等を考慮し
て決定されるが、周知のスケールのワイヤガイド体10
には、球φ0.3ないし1.5程度の球状粒体を3ない
し8層に積層した焼結体が適当である。なお、粒体73
としては、球状体以外に楕円球体、円柱体、あるいは不
定形体等、種々のものを使用することができる。また、
焼結体を使用することは、全体として一体化されている
ために取り扱いが容易であるという利点があるが、必ず
しも焼結の必要はなく、例えば結線用液流路30に固定
された2枚の多孔の受け板間に粒体を挟み込むように構
成することも可能である。
【0022】したがってこの実施例において、ジェット
液供給口31側の室32、33に導入された自動結線液
流は、図7(b)において矢印で示すように、粒体7
3、73・・により強制的に方向転換される結果、該ジ
ェット液供給口31側の室32からジェットノズル41
側の室33への直進が妨げられる。
【0023】図8、9にフィルタ材料76の変形例を示
す。この変形例におけるフィルタ材料76は、例えばス
チールウール状のフィルタ材であり、全体として柔軟な
フィルタ材料76は結線用液流路30内に配設された支
持板74、75に挟まれて所定位置に保持される。支持
板74、75は、多数の貫通孔74a、74a・・、7
5a、75a・・が開設された板状部材であり、ワイヤ
ガイドホルダ12の外周壁に外嵌される。また、上方の
支持板74には、下方の支持板75との間隔を一定に保
持し、ジェット液流の水圧により上方の支持板74が下
方に押し付けられて柔軟なフィルタ材の空隙が過度に押
しつぶされ、流路が閉塞されてしまうのを防止するため
のストッパ筒74bが突設されている。なお、このスト
ッパ筒74bは、下方の支持板75側に設けることも可
能であり、さらには、ボス状に形成することも可能であ
る。また、図8において12dは下方の支持板75を所
定位置に保持するためにワイヤガイドホルダ12の外周
壁に形成される支持段部を示す。
【0024】図10に本発明の第3の実施例を示す。こ
の実施例は、加工液噴流を整流させるための構成を示
す。加工液噴流の整流は、ワーク90の加工部位に確実
に加工液を供給して加工効率を向上させたり、あるいは
残滓除去動作を確実にするために有効であり、加工液流
路50内に直進阻止部70を配置して構成される。直進
阻止部70は、上述した各実施例において示した構成を
そのまま採用することが可能である。
【0025】なお、図10においては、加工液流路50
内にのみ直進阻止部70を形成する場合が示されている
が、結線用液流路30にも直進阻止部70を併せて形成
することももちろん可能である。
【0026】また、図10に示す実施例は、ワイヤガイ
ド体10と加工用ノズル体60の間に自動結線用ノズル
体40を配置して結線用流路30を形成することによ
り、自動結線が可能なように構成されているが、自動結
線仕様でない場合には、自動結線用ノズル体40を取り
除いて、ワイヤガイド体10の周囲に加工用ノズル体6
0を配置し、ワイヤガイド体10の外周壁との間に加工
液流路50を形成すればよい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、自動結線用のジェット噴流の噴出方向を正確
に規制し、さらに、ジェット噴流の広がりを防止するこ
とできるために、ワイヤ電極の案内動作信頼性を向上さ
せることができる。
【0028】また、加工液流路に直進阻止部を形成した
場合には、加工液噴出口からの噴流の広がりを防止する
ことができ、加工効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部断面図である。
【図2】ワイヤガイドの拡大断面図である。
【図3】ワイヤガイドユニットの全体図である。
【図4】図1の変形例を示す断面図である。
【図5】図1のさらに他の変形例を示す断面図である。
【図6】リング体を示す平面図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す図で、(a)は断
面図、(b)はフィルタ材の拡大図である。
【図8】図7の変形例を示す断面図である。
【図9】フィルタ材を示す図で、(a)は分解斜視図、
(b)は組立状態を示す一部断面斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施例を示す断面図である。
【図11】従来例を示す断面図である。
【図12】図11の要部拡大図である。
【符号の説明】
10 ワイヤガイド体 11 ワイヤガイド 20 ワイヤ電極 30 結線用液流路 31 ジェット液供給口 32、33 室 40 自動結線用ノズル体 41 ジェットノズル 50 加工液流路 51 加工液供給口 52、53 室 60 加工用ノズル体 61 加工液噴出口 70 直進阻止部 71 水平路 71a 導入口 71b 排出口 76 フィルタ材料

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にワイヤガイドを備えてワイヤ電極を
    ガイドするワイヤガイド体と、 ワイヤガイド体の外周壁との間に結線用液流路を形成
    し、先端のジェットノズルから結線用液流を噴出させる
    自動結線用ノズル体と、 自動結線用ノズル体の外周壁との間に加工液流路を形成
    し、先端の加工液噴出口から加工液を噴出させる加工用
    ノズル体とを有し、 前記結線用液流路は、導入口から流入した液流をワイヤ
    電極の挿通方向に対して直交する方向に導く水平路を含
    む管路により形成され、前記水平路への導入口と排出口
    とが平面視において重合しない位置に配置される直進阻
    止部によりジェット液供給口側とジェットノズル側の2
    室に区画され、 かつ、直進阻止部は、液流の直進を妨げ、直進方向と適
    宜角をなす迂回路を経由して液流をジェットノズル側の
    室に導くように構成されるワイヤカット放電加工機にお
    けるワイヤガイドユニット。
  2. 【請求項2】先端にワイヤガイドを備えてワイヤ電極を
    ガイドするワイヤガイド体と、 ワイヤガイド体の周囲に加工液流路を形成し、先端の加
    工液噴出口から加工液を噴出させる加工用ノズル体とを
    有し、 前記加工液流路は、導入口から流入した液流をワイヤ電
    極の挿通方向に対して直交する方向に導く水平路を含む
    管路により形成され、前記水平路への導入口と排出口と
    が平面視において重合しない位置に配置される直進阻止
    部により加工液供給口側と加工液噴出口側の2室に区画
    され、 かつ、直進阻止部は、液流の直進を妨げ、直進方向と適
    宜角をなす迂回路を経由して加工液流を加工液噴出口側
    の室に導くように構成されるワイヤカット放電加工機に
    おけるワイヤガイドユニット。
  3. 【請求項3】前記水平路への導入口は、ワイヤガイド体
    の中心線を中心とする同心円上に適数個配置される請求
    項1または2記載のワイヤカット放電加工機におけるワ
    イヤガイドユニット。
  4. 【請求項4】前記水平路は、リング形状に形成される
    求項3記載のワイヤカット放電加工機におけるワイヤガ
    イドユニット。
  5. 【請求項5】前記水平路の複数は対向配置されて蛇行流
    路を構成する請求項4記載のワイヤカット放電加工機に
    おけるワイヤガイドユニット。
  6. 【請求項6】先端にワイヤガイドを備えてワイヤ電極を
    ガイドするワイヤガイド体と、 ワイヤガイド体の外周壁との間に結線用液流路を形成
    し、先端のジェットノズルから結線用液流を噴出させる
    自動結線用ノズル体と、 自動結線用ノズル体の外周壁との間に加工液流路を形成
    し、先端の加工液噴出口から加工液を噴出させる加工用
    ノズル体とを有し、 前記結線用液流路は、多孔のフィルタ材料を流路内に配
    置して形成される直進阻止部によりジェット液供給口側
    とジェットノズル側の2室に区画され、 かつ、直進阻止部は、液流の直進を妨げ、直進方向と適
    宜角をなす迂回路を経由して液流をジェットノズル側の
    室に導くように構成される ワイヤカット放電加工機にお
    けるワイヤガイドユニット。
  7. 【請求項7】先端にワイヤガイドを備えてワイヤ電極を
    ガイドするワイヤガイド体と、 ワイヤガイド体の周囲に加工液流路を形成し、先端の加
    工液噴出口から加工液を噴出させる加工用ノズル体とを
    有し、 前記加工液流路は、多孔のフィルタ材料を流路内に配置
    して形成される直進阻止部により加工液供給口側と加工
    液噴出口側の2室に区画され、つ、直進阻止部は、液流の直進を妨げ、直進方向と適
    宜角をなす迂回路を経由して加工液流を加工液噴出口側
    の室に導くように構成されるワイヤカット放電加工機に
    おけるワイヤガイドユニット。
  8. 【請求項8】前記フィルタ材料は、粒体の焼結体である
    請求項6または7記載のワイヤカット放電加工機におけ
    るワイヤガイドユニット。
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