JP2714032B2 - 光ファイバの繰り出し装置 - Google Patents
光ファイバの繰り出し装置Info
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- JP2714032B2 JP2714032B2 JP63231659A JP23165988A JP2714032B2 JP 2714032 B2 JP2714032 B2 JP 2714032B2 JP 63231659 A JP63231659 A JP 63231659A JP 23165988 A JP23165988 A JP 23165988A JP 2714032 B2 JP2714032 B2 JP 2714032B2
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- Japan
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- optical fiber
- bobbin
- feeding device
- detection signal
- rotating
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- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ボビンに巻かれた光ファイバを繰り出す
光ファイバの繰り出し装置に関するものである。
光ファイバの繰り出し装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、この種の光ファイバの繰り出し装置としては、
第3図および第4図に示すものが知られている。
第3図および第4図に示すものが知られている。
図中符号1は、基台であり、この基台1には、移動台
2が第3図において矢印方向に往復移動自在に支持され
ており、この移動台2は、トラバース用モータ3の正回
転あるいは逆回転をベルト4により送り軸5に伝達し
て、ねじ機構により往復移動(トラバース移動)させら
れるようになっている。ここで、トラバース用モータ
3、ベルト4および送り軸5により、往復移動機構Kが
構成されている。移動台2には、ボビン6がその軸線を
移動台2の移動方向と平行にして、軸線回りに回転自在
に取り付けられており、ボビン6は、ベルト7を介して
移動台2上に設けられたモータ8により回転させられる
ようになっている。すなわち、前記モータ8及びベルト
7はボビン6を回転させる回転機構を構成する。ボビン
6の外周には、光ファイバSが多層に亙って整列状態に
巻かれており、この光ファイバSは、案内ロール9を通
って図示しない巻き取り用のボビンに巻き取られる。
2が第3図において矢印方向に往復移動自在に支持され
ており、この移動台2は、トラバース用モータ3の正回
転あるいは逆回転をベルト4により送り軸5に伝達し
て、ねじ機構により往復移動(トラバース移動)させら
れるようになっている。ここで、トラバース用モータ
3、ベルト4および送り軸5により、往復移動機構Kが
構成されている。移動台2には、ボビン6がその軸線を
移動台2の移動方向と平行にして、軸線回りに回転自在
に取り付けられており、ボビン6は、ベルト7を介して
移動台2上に設けられたモータ8により回転させられる
ようになっている。すなわち、前記モータ8及びベルト
7はボビン6を回転させる回転機構を構成する。ボビン
6の外周には、光ファイバSが多層に亙って整列状態に
巻かれており、この光ファイバSは、案内ロール9を通
って図示しない巻き取り用のボビンに巻き取られる。
ボビン6の近傍における光ファイバSの繰り出し側に
は、2つの近傍スイッチ10がボビン6の軸線に沿って所
定の間隔をおいて配設され、さらにこれら近傍スイッチ
10と案内ロール9側との間には、首振りガイドロール11
が配設されている。
は、2つの近傍スイッチ10がボビン6の軸線に沿って所
定の間隔をおいて配設され、さらにこれら近傍スイッチ
10と案内ロール9側との間には、首振りガイドロール11
が配設されている。
首振りガイドロール11は、ベアリング12により水平方
向に回動自在とされている支持部材13に、回転自在に支
持されている。ボビン6から繰り出された光ファイバS
は、首振りガイドロール11を通って案内ロール9に至る
ようになっている。首振りガイドロール11は、光ファイ
バSを該首振りガイドロール11の接線位置により上方に
少し押し上げる位置に設置されている。これにより、首
振りガイドロール11は、光ファイバSの張力を受け、こ
の張力により、光ファイバSが繰り出し位置の変化によ
り横移動した際にその移動に追従してベアリング12を中
心として水平方向に回動(首振り)するようになってい
る。そして、首振りガイドロール11が首振りすると、支
持部材13の先端部13aが上記近接スイッチ10、10に接近
するようになっている。近接スイッチ10は、支持部材13
が該近接スイッチ10に接近するとこれを検知し、検知信
号を制御部14に出力するようになっている。制御部14
は、近接スイッチ10からの検知信号を受けると、他方の
近接スイッチ10側にボビン6を移動させるようにトラバ
ース用モータ3を回転させるモータ制御信号を出力する
ようになっている。
向に回動自在とされている支持部材13に、回転自在に支
持されている。ボビン6から繰り出された光ファイバS
は、首振りガイドロール11を通って案内ロール9に至る
ようになっている。首振りガイドロール11は、光ファイ
バSを該首振りガイドロール11の接線位置により上方に
少し押し上げる位置に設置されている。これにより、首
振りガイドロール11は、光ファイバSの張力を受け、こ
の張力により、光ファイバSが繰り出し位置の変化によ
り横移動した際にその移動に追従してベアリング12を中
心として水平方向に回動(首振り)するようになってい
る。そして、首振りガイドロール11が首振りすると、支
持部材13の先端部13aが上記近接スイッチ10、10に接近
するようになっている。近接スイッチ10は、支持部材13
が該近接スイッチ10に接近するとこれを検知し、検知信
号を制御部14に出力するようになっている。制御部14
は、近接スイッチ10からの検知信号を受けると、他方の
近接スイッチ10側にボビン6を移動させるようにトラバ
ース用モータ3を回転させるモータ制御信号を出力する
ようになっている。
次に、このような繰り出し装置の作用を説明する。
モータ8を作動させてボビン6を回転させると、繰り
出し位置を変えながら光ファイバSがボビン6から繰り
出され、首振りガイドロール11、案内ロール9を通って
図示しない巻き取り用のボビンに巻き取られていく。こ
の際、光ファイバSの繰り出し位置が第3図において下
方に移動していき、この繰り出し位置の変化に伴って首
振りガイドロール11が反時計方向に首振りして、図中鎖
線で示すように支持部材13の先端部13aが下方の近接ス
イッチ10に接近すると、該近接スイッチ10が検知信号を
制御部14に出力する。制御部14は、この検知信号を受け
ると、他方(上方)の近接スイッチ10側にボビン6を移
動させるようにトラバース用モータ3を回転させて、ボ
ビン6を上方に移動させる。逆に、光ファイバSの繰り
出し位置が上方に移動してゆくと、この繰り出し位置の
変化に伴って首振りガイドロール11が時計方向に首振り
する。そして、支持部材13の先端部13aが上方の近接ス
イッチ10に接近すると、該近接スイッチ10が検知信号を
制御部14に出力し、制御部14が、この検知信号を受ける
と、他方(下方)の近接スイッチ10側にボビン6を移動
させるようにトラバース用モータ3を回転させて、ボビ
ン6を下方に移動させる。
出し位置を変えながら光ファイバSがボビン6から繰り
出され、首振りガイドロール11、案内ロール9を通って
図示しない巻き取り用のボビンに巻き取られていく。こ
の際、光ファイバSの繰り出し位置が第3図において下
方に移動していき、この繰り出し位置の変化に伴って首
振りガイドロール11が反時計方向に首振りして、図中鎖
線で示すように支持部材13の先端部13aが下方の近接ス
イッチ10に接近すると、該近接スイッチ10が検知信号を
制御部14に出力する。制御部14は、この検知信号を受け
ると、他方(上方)の近接スイッチ10側にボビン6を移
動させるようにトラバース用モータ3を回転させて、ボ
ビン6を上方に移動させる。逆に、光ファイバSの繰り
出し位置が上方に移動してゆくと、この繰り出し位置の
変化に伴って首振りガイドロール11が時計方向に首振り
する。そして、支持部材13の先端部13aが上方の近接ス
イッチ10に接近すると、該近接スイッチ10が検知信号を
制御部14に出力し、制御部14が、この検知信号を受ける
と、他方(下方)の近接スイッチ10側にボビン6を移動
させるようにトラバース用モータ3を回転させて、ボビ
ン6を下方に移動させる。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このような繰り出し装置にあっては、
光ファイバSの繰り出し位置の変化に伴って支持部材13
を水平に回動させるために光ファイバSを押し上げてに
光ファイバSに側圧をかける必要があり、このため光フ
ァイバSに過大な曲げ力が加わってもその品質を損なう
恐れがあった。
光ファイバSの繰り出し位置の変化に伴って支持部材13
を水平に回動させるために光ファイバSを押し上げてに
光ファイバSに側圧をかける必要があり、このため光フ
ァイバSに過大な曲げ力が加わってもその品質を損なう
恐れがあった。
また、支持部材13の回動を円滑にするために、ベアリ
ング12が使用されているが、このベアリング12の回転が
ゴミ等によって重くなった場合には、光ファイバSに過
大な張力がかかり、品質を損なう恐れがあった。
ング12が使用されているが、このベアリング12の回転が
ゴミ等によって重くなった場合には、光ファイバSに過
大な張力がかかり、品質を損なう恐れがあった。
特に、光ファイバでは、上記側圧および過大な張力に
より歪みが生じてその特性が劣化し不良品になってしま
う恐れがあった。
より歪みが生じてその特性が劣化し不良品になってしま
う恐れがあった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものを、その
目的とするところは、光ファイバに側圧をかけることな
く、また過大な張力がかかる恐れもなく光ファイバを繰
り出すことができる光ファイバの繰り出し装置を提供す
ることにある。
目的とするところは、光ファイバに側圧をかけることな
く、また過大な張力がかかる恐れもなく光ファイバを繰
り出すことができる光ファイバの繰り出し装置を提供す
ることにある。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この発明の光ファイバの
繰り出し装置は、往復移動機構によって往復移動される
移動台に、該移動台の移動方向に軸線を沿わせて位置決
めされるボビンと該ボビンを回転させる回転機構とが配
設され、上記回転機構によって上記ボビンを回転させな
がら該ボビンの外周に多層に亙って整列状態に巻かれた
光ファイバを上記ボビンの軸線に直交する方向に繰り出
す光ファイバの繰り出し装置であって、 光ファイバの繰り出し側に、ボビンの軸線に沿って間
隔をおいて配設され、かつ光ファイバが横切った時に光
ファイバを直接検知して検知信号を出力する2つの非接
触型センサーと、 これら非接触型センサーのうちの一方の非接触型セン
サーの検知信号を入力したときに、往復移動機構を制御
してボビンを他方の非接触型センサー側に移動させる制
御部とを設けたことを特徴とするものである。
繰り出し装置は、往復移動機構によって往復移動される
移動台に、該移動台の移動方向に軸線を沿わせて位置決
めされるボビンと該ボビンを回転させる回転機構とが配
設され、上記回転機構によって上記ボビンを回転させな
がら該ボビンの外周に多層に亙って整列状態に巻かれた
光ファイバを上記ボビンの軸線に直交する方向に繰り出
す光ファイバの繰り出し装置であって、 光ファイバの繰り出し側に、ボビンの軸線に沿って間
隔をおいて配設され、かつ光ファイバが横切った時に光
ファイバを直接検知して検知信号を出力する2つの非接
触型センサーと、 これら非接触型センサーのうちの一方の非接触型セン
サーの検知信号を入力したときに、往復移動機構を制御
してボビンを他方の非接触型センサー側に移動させる制
御部とを設けたことを特徴とするものである。
「作用」 この発明の光ファイバの繰り出し装置においては、光
ファイバが一方の非接触型センサーを横切ると、この非
接触型センサーが検知信号を制御部に出力する。制御部
は、この検知信号を受けると、往復移動機構を制御して
ボビンを他方の非接触型センサー側に移動させる。この
場合、光ファイバが非接触型センサーを横切れば、非接
触型センサーがこの光ファイバを直接検知して検知信号
を出力するので、光ファイバが側圧を受けることもな
く、また過大な張力がかかる恐れもない。したがって、
光ファイバはその品質を損なうことがない。
ファイバが一方の非接触型センサーを横切ると、この非
接触型センサーが検知信号を制御部に出力する。制御部
は、この検知信号を受けると、往復移動機構を制御して
ボビンを他方の非接触型センサー側に移動させる。この
場合、光ファイバが非接触型センサーを横切れば、非接
触型センサーがこの光ファイバを直接検知して検知信号
を出力するので、光ファイバが側圧を受けることもな
く、また過大な張力がかかる恐れもない。したがって、
光ファイバはその品質を損なうことがない。
「実施例」 以下、この発明の光ファイバの繰り出し装置の一実施
例を第1図および台2図に基づいて説明する。
例を第1図および台2図に基づいて説明する。
なお、これらの図において、第3図をおよび第4図に
示したものと同一構成要素には同一符号を付して説明を
省略する。
示したものと同一構成要素には同一符号を付して説明を
省略する。
図中符号20、20は、光電センサー(非接触型センサ
ー)であって、ボビン6の近傍における光ファイバSの
繰り出し側に、ボビン6の軸線に沿って所定の間隔をお
いて設置されている。光電センサー20は、鉛直方向に光
路を形成するもので、光ファイバSがこの光路を横切っ
て光を遮ると、検知信号を制御部21に出力するようにな
っている。制御部21は、この検知信号を受けると、ボビ
ン6を他方の光電センサー20側に移動させるようにトラ
バース用モータ3を回転させるモータ制御信号を出力す
るようになっている。なお、符号22、22は、光ファイバ
Sのオーバーラン防止用の円柱状のローラであって、こ
れらローラ22、22は、光電センサー20、20よりも案内ロ
ール9側に、ボビン6の軸線に沿ってかつ光電センサー
20、20の間隔よりも間隔をおいて設置されている。
ー)であって、ボビン6の近傍における光ファイバSの
繰り出し側に、ボビン6の軸線に沿って所定の間隔をお
いて設置されている。光電センサー20は、鉛直方向に光
路を形成するもので、光ファイバSがこの光路を横切っ
て光を遮ると、検知信号を制御部21に出力するようにな
っている。制御部21は、この検知信号を受けると、ボビ
ン6を他方の光電センサー20側に移動させるようにトラ
バース用モータ3を回転させるモータ制御信号を出力す
るようになっている。なお、符号22、22は、光ファイバ
Sのオーバーラン防止用の円柱状のローラであって、こ
れらローラ22、22は、光電センサー20、20よりも案内ロ
ール9側に、ボビン6の軸線に沿ってかつ光電センサー
20、20の間隔よりも間隔をおいて設置されている。
次に、このように構成された光ファイバの繰り出し装
置の作用を説明する。モータ8を作動させてボビン6を
回転させると、繰り出し装置を変えながら光ファイバS
がボビン6から繰り出され、案内ロール9を通って図示
しない巻き取り用のボビンに巻き取られていく。この
際、光ファイバの繰り出し装置が第1図において下方に
移動していき、光ファイバSが下方の光電センサー20の
光路を横切ってその光を遮ると、該光電センサー20が検
知信号を制御部21に出力する。制御部21は、この検知信
号を受けると、他方(上方)の光電センサー20側にボビ
ン6を移動させるようにトラバース用モータ3を回転さ
せて、ボビン6を上方に移動させる。逆に、光ファイバ
の繰り出し装置が上方に移動していき、光ファイバSが
上方の光電センサー20の光路を横切って光を遮ると、該
光電センサー20が検知信号を制御部21に出力し、制御部
21は、この検知信号を入力すると、他方(下方)の光電
センサー20側にボビン6を移動させるようにトラバース
用モータ3を回転させて、ボビン6を下方に移動させ
る。
置の作用を説明する。モータ8を作動させてボビン6を
回転させると、繰り出し装置を変えながら光ファイバS
がボビン6から繰り出され、案内ロール9を通って図示
しない巻き取り用のボビンに巻き取られていく。この
際、光ファイバの繰り出し装置が第1図において下方に
移動していき、光ファイバSが下方の光電センサー20の
光路を横切ってその光を遮ると、該光電センサー20が検
知信号を制御部21に出力する。制御部21は、この検知信
号を受けると、他方(上方)の光電センサー20側にボビ
ン6を移動させるようにトラバース用モータ3を回転さ
せて、ボビン6を上方に移動させる。逆に、光ファイバ
の繰り出し装置が上方に移動していき、光ファイバSが
上方の光電センサー20の光路を横切って光を遮ると、該
光電センサー20が検知信号を制御部21に出力し、制御部
21は、この検知信号を入力すると、他方(下方)の光電
センサー20側にボビン6を移動させるようにトラバース
用モータ3を回転させて、ボビン6を下方に移動させ
る。
このような光ファイバの繰り出し装置にあっては、光
ファイバSが光電センサー20を横切れば、これにより、
光電センサー20が検知信号を出力するので、光ファイバ
Sに側圧をかけることなく、また過大な張力がかかる恐
れもなく、ボビン6を移動させることができる。したが
って、光ファイバSの品質を損なうことなく繰り出しを
行うことができる。
ファイバSが光電センサー20を横切れば、これにより、
光電センサー20が検知信号を出力するので、光ファイバ
Sに側圧をかけることなく、また過大な張力がかかる恐
れもなく、ボビン6を移動させることができる。したが
って、光ファイバSの品質を損なうことなく繰り出しを
行うことができる。
なお、上記実施例では、光電センサー20を用いたが、
これに限らず例えば超音波センサーや磁気センサー等の
非接触型センサーを用いてもよい。
これに限らず例えば超音波センサーや磁気センサー等の
非接触型センサーを用いてもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の光ファイバの繰り出
し装置にあっては、光ファイバが非接触型センサーを横
切れば、非接触型センターがこの光ファイバを直接検知
して検知信号を制御部に出力するので、従来のように光
ファイバにが側圧をかけることなく、また過大な張力が
かかる恐れもなく、光ファイバを繰り出すことができ
る。したがって、光ファイバの品質を損なうことがな
い。
し装置にあっては、光ファイバが非接触型センサーを横
切れば、非接触型センターがこの光ファイバを直接検知
して検知信号を制御部に出力するので、従来のように光
ファイバにが側圧をかけることなく、また過大な張力が
かかる恐れもなく、光ファイバを繰り出すことができ
る。したがって、光ファイバの品質を損なうことがな
い。
また、移動台にボビンとこのボビンを回転させる回転
機構が設けられているので、往復移動機構によってボビ
ンを移動させる際に回転機構もボビンと一体的に移動す
ることとなり、上記回転機構を移動台とは別の箇所に設
ける場合に比べて、部品点数が少なくなりしかも構成の
簡素化が図れるという効果を奏する。
機構が設けられているので、往復移動機構によってボビ
ンを移動させる際に回転機構もボビンと一体的に移動す
ることとなり、上記回転機構を移動台とは別の箇所に設
ける場合に比べて、部品点数が少なくなりしかも構成の
簡素化が図れるという効果を奏する。
第1図および第2図はこの発明の光ファイバの繰り出し
装置の一実施例を示す図であって、第1図は平面図、第
2図は要部の側面図である。 第3図および第4図は従来の光ファイバの繰り出し装置
を示す図であって、第3図は平面図、第4図は要部の側
面図である。 S……光ファイバ 6……ボビン K……往復移動機構、 20……光電センサー(非接触型センサー) 21……制御部
装置の一実施例を示す図であって、第1図は平面図、第
2図は要部の側面図である。 第3図および第4図は従来の光ファイバの繰り出し装置
を示す図であって、第3図は平面図、第4図は要部の側
面図である。 S……光ファイバ 6……ボビン K……往復移動機構、 20……光電センサー(非接触型センサー) 21……制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−137241(JP,U) 特公 昭63−29615(JP,B2) 実公 昭62−2199(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】往復移動機構によって往復移動される移動
台に、該移動台の移動方向に軸線を沿わせて位置決めさ
れるボビンと該ボビンを回転させる回転機構とが配設さ
れ、上記回転機構によって上記ボビンを回転させながら
該ボビンの外周に多層に亙って整列状態に巻かれた光フ
ァイバを、上記ボビンの軸線に直交する方向に繰り出す
光ファイバの繰り出し装置であって、 上記光ファイバの繰り出し側に、上記ボビンの軸線に沿
って間隔をおいて配設され、かつ上記光ファイバが横切
った時にこの光ファイバを直接検知して検知信号を出力
する2つの非接触型センサーと、 これら非接触型センサーのうちの一方の非接触型センサ
ーの検知信号を入力したときに、上記往復移動機構を制
御して上記ボビンを他方の非接触型センサー側に移動さ
せる制御部とを設けたことを特徴とする光ファイバの繰
り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231659A JP2714032B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 光ファイバの繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231659A JP2714032B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 光ファイバの繰り出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281872A JPH0281872A (ja) | 1990-03-22 |
JP2714032B2 true JP2714032B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=16926964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63231659A Expired - Lifetime JP2714032B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 光ファイバの繰り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2714032B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2675825B1 (fr) * | 1991-04-29 | 1993-07-16 | Schlumberger Cie N | Guide-meche pour finisseur, en particulier de frotteur. |
JP2010189185A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 糸状金属の繰出し装置 |
CN111318582A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-06-23 | 嘉兴乐创紧固件科技有限公司 | 一种金属丝拉丝机的放线装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1143611A (en) * | 1978-05-25 | 1983-03-29 | John G. Warhol | Apparatus, system and method for applying and shaping a prefabricated material on a form |
JPS59137241U (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-13 | 株式会社フジクラ | こま型リ−ルの端部検出装置 |
JPS622199U (ja) * | 1985-06-20 | 1987-01-08 | ||
JPS6329615A (ja) * | 1986-07-23 | 1988-02-08 | 富士写真フイルム株式会社 | 医療診断用画像記録装置 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63231659A patent/JP2714032B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281872A (ja) | 1990-03-22 |
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