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JP2706298B2 - 光磁気記録装置及び光磁気記録方法 - Google Patents

光磁気記録装置及び光磁気記録方法

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JP2706298B2
JP2706298B2 JP2569589A JP2569589A JP2706298B2 JP 2706298 B2 JP2706298 B2 JP 2706298B2 JP 2569589 A JP2569589 A JP 2569589A JP 2569589 A JP2569589 A JP 2569589A JP 2706298 B2 JP2706298 B2 JP 2706298B2
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JP
Japan
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magneto
magnetic field
optical recording
recording
medium
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JP2569589A
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康之 宮岡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光磁気記録媒体に磁気光学的に情報を記録
する光磁気記録装置及び光磁気記録方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、重ね書きによる情報の書換えを可能にするため
になされた光磁気記録装置として第3図に示すような方
法が提案されている。
第3図において、1は光磁気ディスクを示し、本例に
おいては、この光磁気ディスクをガラス基板2に垂直磁
化膜3を被着することによって構成されている。この光
磁気ディスク1は中心軸O−O′を中心として回転され
る。
また、4は光磁気ディスク1の垂直磁化膜3にレーザ
光を照射する光ヘッド部を示す。この光ヘッド4は半導
体レーザ5及び集光レンズ6を主構成要素として構成さ
れ、垂直磁化膜3に対し常にレーザ光が焦点を結ぶよう
な機能を持ち、かつ、光磁気ディスク1の半径方向に移
動できるように構成されている。7は光磁気ディスク1
に対し、光ヘッド4と対向するように配置された垂直磁
化膜3にバイアス磁界を印加する電磁石である。この電
磁石7は光ヘッド4と連動して半径方向に動くように構
成されている。またこの電磁石7は磁界変調回路9に接
続されたコイル8により記録信号に応じて位相を反転す
る電流を供給されるよう構成されている。
磁界変調回路9は記録信号によって動作し、例えば、
記録信号が第4図(a)に示すように変化する場合、そ
れに同期して記録信号が“1"の場合、レーザ光照射状態
で垂直磁化膜3の磁化の方向が上向きになるに十分なバ
イアス磁界強度(c)が一定で発生できるように構成さ
れ、記録信号が“0"の場合、記録信号が“1"の場合とは
正反対の方向にバイアス磁界強度(c)が等しく、一定
となるように動作するように構成されている。この時、
光ヘッドからのレーザ光は記録状態になると連続的に、
レーザ光強度(b)が一定となるように発光され、光磁
気ディスク1の垂直磁化膜3を局所的に照射し、この照
射部分の垂直磁化膜の温度をキューリ点以上に上昇させ
るようになっている。
このように構成された光磁気記録装置において、例え
ば第4図に示すような記録信号(a)が供給された場
合、その記録信号(a)に対してレーザ光強度(b)、
バイアス磁界強度(c)はそれぞれ図中に示すように、
レーザ光強度(b)は垂直磁化膜3をキューリ点以上に
上昇させるに十分な強度Pwで連続的に、バイアス磁界強
度(c)は記録信号(a)に同期して±Hの強さで発生
される。したがって光ディスク1の垂直磁化膜3は第4
図(d)に模型的に示すような記録パターンが形成され
る。なお、この場合の白抜き、及び、斜線の記録パター
ンはそれぞれの上向きに磁化、下向きに磁化されている
状態を示している。
このように本例の光磁気記録装置は光磁気ディスク1
の垂直磁化膜3をレーザ光により連続的にキューリ点以
上に加熱し、記録信号に応じて変調された磁界の方向に
磁化されるため、光磁気ディスク1の垂直磁化膜3にど
のような情報が記録されているにかかわらず、重ね書き
によって新しい情報記録することが可能になる。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では第4図(d)に示すよ
うな矢羽状記録パターンとなるために、再生信号を模式
的に示すと第4図(e)のような再生信号となる。した
がって、記録パターン(d)と再生信号(e)の両者を
比較した場合、記録パターンの中心位置と再生信号のピ
ーク位置とに差が生じる、すなわちピークシフトの現象
が起こるという欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、上記欠点を解決し、ピークシフトの
起こらない良好な再生信号を得ることができる光磁気記
録装置及び光磁気記録方法を提供することにある。
本発明の目的は、光磁気記録媒体に光ビームを照射す
る手段と、前記媒体の光ビームが照射された部分に、記
録信号に応じて変調された互いに反対の極性を持つパル
ス状の磁界を交互に印加する磁界印加手段と、前記媒体
を光ビームに対して相対的に移動させる手段とから成る
光磁気記録装置において、前記媒体に印加されるパルス
状の磁界の後端部に対応する期間における磁界強度を、
他の期間における磁界強度よりも小さくする調整手段を
備えたことを特徴とする光磁気記録装置によって達成さ
れる。
また、本発明の目的は、光磁気記録媒体に光ビームを
照射し、前記媒体を光ビームに対して相対的に移動させ
ながら、前記媒体の光ビームが照射された部分に、記録
信号に応じて変調された互いに反対の極性を持つパルス
状の磁界を交互に印加することによって情報を記録する
光磁気記録方法において、前記媒体に印加されるパルス
状の磁界の後端部に対応する期間における磁界強度を、
他の期間における磁界強度よりも小さくしたことを特徴
とする光磁気記録方法によって達成される。
本発明は、バイアス磁界強度を単純に記録ピット毎に
方形波状に変化させるだけでなく、1つの記録ピット内
未満の時間的範囲において変化させることにより、光磁
気記録媒体上に形成する記録ピットの形状を所望の形状
に形成できるという技術思想に基づいている。
[作用] 本発明によれば、記録ピットの後部において、該記録
ピット内の他の領域よりも印加するバイアス磁界強度を
弱くすることにより、記録パターンが矢羽状になること
を防止し、ピークシフトが発生せずに良好な再生信号を
得られるようになる。
[実施例] 以下、本発明に係る光磁気記録装置及び光磁気記録方
法を具体的な実施例に基づき詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る光磁気記録装置を示す概略構
成図である。
第2図は本発明の特徴を最もよく表わす図面であり、
本発明の光磁気記録方法の動作線図である。
第1図において、1はガラス基板2に垂直磁化膜3を
被着した光磁気ディスク、4は半導体レーザ5及びレン
ズ6から成る光ヘッド、7は磁界変調駆動回路9により
コイル8に電流を供給することより構成される電磁石を
示す。30は形成する記録ピットの後部において、印加す
るバイアス磁界強度を該記録ピット内の他の領域よりも
弱くする手段であるバイアス磁界波形調整回路である。
このバイアス磁界波形調整回路30は、形成するピットの
後部検出回路と電流制御回路から構成される。また光デ
ィスク1は中心軸O−O′を中心として回転し、光ヘッ
ドと電磁石7は連動して光ディスク1の半径方向へ移動
することができる。
上記構成において、第2図に示す記録動作を参照して
以下、動作を説明する。
例えば、記録信号が(a)に示すように与えられた場
合、光ヘッド4からのレーザ光は記録状態になると同時
に、連続的にレーザ光強度(b)が一定となるように発
光され、光磁気ディスク1の垂直磁化膜3を局所的に照
射し、この照射部分の垂直磁化膜3の温度をキューリ点
以上に上昇させる。レーザ光強度(b)は一定であるた
め、垂直磁化膜3の温度分布はレーザ照射部分におい
て、常に同一パターンとなるため、形成されるピットの
幅は印加するバイアス磁界の強度に依存する。したがっ
て(c)に示すように印加するバイアス磁界強度を変化
させる場合、バイアス磁界強度が等しい場合には形成さ
れるピットの幅も等しくなり、バイアス磁界強度が弱く
なると垂直磁化膜3上の温度分布において、より高い温
度領域の部分のみピットが形成されることになる。した
がって(c)に示すような強度でバイアス磁界を印加し
た場合、(d)に示すような記録パターンが形成され、
矢羽状の記録パターンが解消される。ここで白抜き部
分、斜線部分はそれぞれ垂直磁化膜3が上向き、下向き
に磁化されていることを表わしている。したがって、こ
のような記録パターン(d)が形成された状態における
再生信号は(e)に示すようになる。これにより記録ピ
ットの中心位置と再生信号のピーク位置との差がなくな
り、ピークシフトの問題点が解消される。
なお、本発明はレーザ光の照射部分をキューリ点まで
上昇させるいわゆるキューリ点書き込みの方法みなら
ず、キューリ点補償書き込みなどでも同様に適用が可能
である。又、記録膜が単層膜の記録媒体のみならず、多
層膜でも実質的に前記矢羽状の記録パターンが問題とな
る場合、全てに適用可能であることは明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、記録媒体に印加
するパルス状の磁界の後端部に対応する期間における磁
界強度を、他の期間における磁界強度よりも小さくする
ようにしたので、記録媒体に記録されるピットの形状が
矢羽形状になることを防止でき、ピークシフトの起こら
ない、良好な再生信号を得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光磁気記録装置の一実施例を示す構成
図である。 第2図は本発明の光磁気記録方法の動作を説明する動作
線図である。 第3図は従来の光磁気記録再生装置の構成図である。 第4図は従来の光磁気記録再生装置の動作を説明する動
作線図である。 1:光磁気ディスク、2:ガラス基板、3:垂直磁化膜、4:光
ヘッド、5:半導体レーザ、6:レンズ、7:電磁石、8:コイ
ル、9:磁界変調回路、30:バイアス磁界波形調整回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気記録媒体に光ビームを照射する手段
    と、前記媒体の光ビームが照射された部分に、記録信号
    に応じて変調された互いに反対の極性を持つパルス状の
    磁界を交互に印加する磁界印加手段と、前記媒体を光ビ
    ームに対して相対的に移動させる手段とから成る光磁気
    記録装置において、前記媒体に印加されるパルス状の磁
    界の後端部に対応する期間における磁界強度を、他の期
    間における磁界強度よりも小さくする調整手段を備えた
    ことを特徴とする光磁気記録装置。
  2. 【請求項2】光磁気記録媒体に光ビームを照射し、前記
    媒体を光ビームに対して相対的に移動させながら、前記
    媒体の光ビームが照射された部分に、記録信号に応じて
    変調された互いに反対の極性を持つパルス状の磁界を交
    互に印加することによって情報を記録する光磁気記録方
    法において、前記媒体に印加されるパルス状の磁界の後
    端部に対応する期間における磁界強度を、他の期間にお
    ける磁界強度よりも小さくしたことを特徴とする光磁気
    記録方法。
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