JP2703670B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
- H01Q1/244—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/08—Means for collapsing antennas or parts thereof
- H01Q1/10—Telescopic elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてUHF帯で
使用される携帯無線機用のアンテナ装置に関するもので
ある。
使用される携帯無線機用のアンテナ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば実開昭61−42148号
に記載された従来の携帯無線機用のアンテナ装置を示す
断面側面図であり、図において、1は無線機筐体、2は
無線機筐体1に出し入れ自在に設けたホイップアンテ
ナ、3は無線機筐体1に内蔵された小型アンテナ、4は
ホイップアンテナ1と小型アンテナ3を切換える高周波
スイッチ、5は高周波スイッチ4の接点切換えレバー
で、常時はばね等で外側に開き図9のスイッチ接点4a
側を閉成し、これを内側に押圧することによりスイッチ
接点4b側に切換えるものである。6は、高周波スイッ
チ4によりホイップアンテナ1及び小型アンテナ3に切
換え接続される送受信回路である。
に記載された従来の携帯無線機用のアンテナ装置を示す
断面側面図であり、図において、1は無線機筐体、2は
無線機筐体1に出し入れ自在に設けたホイップアンテ
ナ、3は無線機筐体1に内蔵された小型アンテナ、4は
ホイップアンテナ1と小型アンテナ3を切換える高周波
スイッチ、5は高周波スイッチ4の接点切換えレバー
で、常時はばね等で外側に開き図9のスイッチ接点4a
側を閉成し、これを内側に押圧することによりスイッチ
接点4b側に切換えるものである。6は、高周波スイッ
チ4によりホイップアンテナ1及び小型アンテナ3に切
換え接続される送受信回路である。
【0003】次に動作について説明する。遠隔地との交
信或は電波状態のよくない場所での交信時には、ホイッ
プアンテナ2を無線機筐体1から引き出し、図9(a)
に示す状態にする。すると接点切換えレバー5はフリー
となって、高周波スイッチ4を接点4a側に切換え、ホ
イップアンテナ2を送受信回路6に接続する。これによ
ってホイップアンテナ2による良好な交信が可能とな
る。
信或は電波状態のよくない場所での交信時には、ホイッ
プアンテナ2を無線機筐体1から引き出し、図9(a)
に示す状態にする。すると接点切換えレバー5はフリー
となって、高周波スイッチ4を接点4a側に切換え、ホ
イップアンテナ2を送受信回路6に接続する。これによ
ってホイップアンテナ2による良好な交信が可能とな
る。
【0004】次に近距離との交信、或は交信が終り待機
中には、ホイップアンテナ2を無線機筐体1中に押し込
み、図8の点線位置に収納する。その時図9(b)に示
すように接点切換えレバー5は収納されたホイップアン
テナ2により押圧され高周波スイッチ4を接点4b側に
切換え、内蔵の小形アンテナ3を送受信回路6に接続す
る。これによって内蔵小形アンテナ3による交信が行な
われ、近距離で電波強度の大なる場所での交信や緊急呼
出し信号受信は、この状態で充分可能となる。
中には、ホイップアンテナ2を無線機筐体1中に押し込
み、図8の点線位置に収納する。その時図9(b)に示
すように接点切換えレバー5は収納されたホイップアン
テナ2により押圧され高周波スイッチ4を接点4b側に
切換え、内蔵の小形アンテナ3を送受信回路6に接続す
る。これによって内蔵小形アンテナ3による交信が行な
われ、近距離で電波強度の大なる場所での交信や緊急呼
出し信号受信は、この状態で充分可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯無線機用の
アンテナ装置は以上のように構成されているので、小形
アンテナ3のためのスペースを無線機筐体1内部に設け
ねばならず、無線機の小形化の妨げとなり、また、小形
アンテナ3および高周波スイッチ4を設置しなければな
らないのでコストがかかり、また高周波スイッチの使用
回数が増えると信頼性も減少するなどの問題があった。
アンテナ装置は以上のように構成されているので、小形
アンテナ3のためのスペースを無線機筐体1内部に設け
ねばならず、無線機の小形化の妨げとなり、また、小形
アンテナ3および高周波スイッチ4を設置しなければな
らないのでコストがかかり、また高周波スイッチの使用
回数が増えると信頼性も減少するなどの問題があった。
【0006】この発明の上記のような課題を解消するた
めになされたもので、上記の小形アンテナや高周波スイ
ッチを用いずに、ホイップアンテナ収納時にもアンテナ
としての動作を可能とするアンテナ装置を得ることを目
的とする。
めになされたもので、上記の小形アンテナや高周波スイ
ッチを用いずに、ホイップアンテナ収納時にもアンテナ
としての動作を可能とするアンテナ装置を得ることを目
的とする。
【0007】請求項1の発明に係るアンテナ装置は、送
受信回路を含む無線機本体部を収容するケースに対して
出し入れ自在に設けられたアンテナエレメントの基端部
に樹脂製のストッパを形成し、インピーダンス整合回路
を介してアンテナ給電部によりアンテナエレメントと無
線機本体部とを電気的に接続し、アンテナエレメントが
ケース内に押し入れられた時にアンテナエレメントの一
部を導電性のアンテナ収納パイプに収納し、このアンテ
ナ収納パイプを無線機本体部のアース電位に接続し、ア
ンテナエレメントの一部がアンテナ収納パイプに収納さ
れた時に、スタブ同調バネによりアンテナエレメントの
一部とアンテナ収納パイプとでスタブ回路を形成させる
ようにしたものである。
受信回路を含む無線機本体部を収容するケースに対して
出し入れ自在に設けられたアンテナエレメントの基端部
に樹脂製のストッパを形成し、インピーダンス整合回路
を介してアンテナ給電部によりアンテナエレメントと無
線機本体部とを電気的に接続し、アンテナエレメントが
ケース内に押し入れられた時にアンテナエレメントの一
部を導電性のアンテナ収納パイプに収納し、このアンテ
ナ収納パイプを無線機本体部のアース電位に接続し、ア
ンテナエレメントの一部がアンテナ収納パイプに収納さ
れた時に、スタブ同調バネによりアンテナエレメントの
一部とアンテナ収納パイプとでスタブ回路を形成させる
ようにしたものである。
【0008】請求項2の発明に係るアンテナ装置におけ
るスタブ同調バネは、アンテナ収納パイプと無線機本体
部間を摺動自在に移動でき、アンテナ収納パイプの無線
機本体部に対するアース電位位置を調整できるようにし
たものである。
るスタブ同調バネは、アンテナ収納パイプと無線機本体
部間を摺動自在に移動でき、アンテナ収納パイプの無線
機本体部に対するアース電位位置を調整できるようにし
たものである。
【0009】
【作用】請求項1,2の発明におけるアンテナ装置は、
アンテナ収納パイプとこれに収納されたアンテナエレメ
ントの一部とがインピーダンス・スタブを構成し、これ
によってアンテナエレメントのアンテナ収納パイプに収
納されない部分がアンテナの放射素子として動作し、上
記部分と無線機本体部との間のインピーダンス・マッチ
ングが行われ、インピーダンス・ミスマッチングによる
アンテナ効率の低下が防止され、この結果、1つのアン
テナエレメントの引き出し時と収納時とで良好的なアン
テナ動作が行われる。また請求項2の場合には、インピ
ーダンス・マッチングをさらに最適に調整することが可
能になる。
アンテナ収納パイプとこれに収納されたアンテナエレメ
ントの一部とがインピーダンス・スタブを構成し、これ
によってアンテナエレメントのアンテナ収納パイプに収
納されない部分がアンテナの放射素子として動作し、上
記部分と無線機本体部との間のインピーダンス・マッチ
ングが行われ、インピーダンス・ミスマッチングによる
アンテナ効率の低下が防止され、この結果、1つのアン
テナエレメントの引き出し時と収納時とで良好的なアン
テナ動作が行われる。また請求項2の場合には、インピ
ーダンス・マッチングをさらに最適に調整することが可
能になる。
【0010】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図3
において、7は無線機の樹脂ケース、8は樹脂ケース7
に出し入れ自在に設けた長さl1 を有するホイップアン
テナとしての棒状のアンテナエレメント、9はアンテナ
エレメント8に接触するアンテナ給電部、10は樹脂ケ
ース7に収納された送受信回路等を含む無線機本体部で
後述するように金属ケースで覆われている。11は無線
機本体部10とアンテナ給電部9との間に設けられたイ
ンピーダンス整合回路、12はアンテナエレメント8を
収納する金属製のアンテナ収納パイプで上記無線機本体
部10の金属ケースを介して接地されている。図2は図
3のアンテナエレメント8を収納した状態の断面側面図
を示すものである。
において、7は無線機の樹脂ケース、8は樹脂ケース7
に出し入れ自在に設けた長さl1 を有するホイップアン
テナとしての棒状のアンテナエレメント、9はアンテナ
エレメント8に接触するアンテナ給電部、10は樹脂ケ
ース7に収納された送受信回路等を含む無線機本体部で
後述するように金属ケースで覆われている。11は無線
機本体部10とアンテナ給電部9との間に設けられたイ
ンピーダンス整合回路、12はアンテナエレメント8を
収納する金属製のアンテナ収納パイプで上記無線機本体
部10の金属ケースを介して接地されている。図2は図
3のアンテナエレメント8を収納した状態の断面側面図
を示すものである。
【0011】図1は図2の実施例をより具体化した詳細
断面側面図であり、8aはアンテナエレメント8の上部
の導電体部、8bは導電体部8aの樹脂製キャップ、8
cはアンテナエレメント8の下部の樹脂製ストッパ、9
aは樹脂ケース7にインサート加工されたアンテナ給電
部、9bはアンテナ給電部9aとアンテナエレメント8
とを接続する給電バネ、11aは整合回路給電端子、1
1bはコンデンサ、11cはコイル、10aは無線機本
体部10を覆う金属ケース、10bは金属ケース10a
とアンテナ収納パイプ12とを接続する接続手段として
のスタブ同調バネである。
断面側面図であり、8aはアンテナエレメント8の上部
の導電体部、8bは導電体部8aの樹脂製キャップ、8
cはアンテナエレメント8の下部の樹脂製ストッパ、9
aは樹脂ケース7にインサート加工されたアンテナ給電
部、9bはアンテナ給電部9aとアンテナエレメント8
とを接続する給電バネ、11aは整合回路給電端子、1
1bはコンデンサ、11cはコイル、10aは無線機本
体部10を覆う金属ケース、10bは金属ケース10a
とアンテナ収納パイプ12とを接続する接続手段として
のスタブ同調バネである。
【0012】次に動作について説明する。図3におい
て、アンテナエレメント8の長さl1を変えると、アン
テナ給電部11からみたインピーダンスの概略の動きは
図4の点線で示すようになる。l1 を1/4λから1/
2λ(但しλ:無線周波の波長)に選ぶと、点Aの付近
のインピーダンスになる。一方、図2において、アンテ
ナ収納パイプ12に覆われたアンテナエレメント8の下
部l3 を無視して長さl2 の部分だけを仮に取り出した
場合、その長さl2 を1/10λ程度に選ぶと、そのイ
ンピーダンスは図4の点B付近になる。
て、アンテナエレメント8の長さl1を変えると、アン
テナ給電部11からみたインピーダンスの概略の動きは
図4の点線で示すようになる。l1 を1/4λから1/
2λ(但しλ:無線周波の波長)に選ぶと、点Aの付近
のインピーダンスになる。一方、図2において、アンテ
ナ収納パイプ12に覆われたアンテナエレメント8の下
部l3 を無視して長さl2 の部分だけを仮に取り出した
場合、その長さl2 を1/10λ程度に選ぶと、そのイ
ンピーダンスは図4の点B付近になる。
【0013】ここでl1 とl2 を適当に選ぶと上記の2
つの場合のインピーダンスのコンダクタンス部分を同じ
にすることできる。また、アンテナ収納パイプ12の上
部をスタブ同調バネ10bを介して金属ケース10aに
接地しておくと、アンテナ収納時にアンテナエレメント
8のl3 の部分とアンテナ収納パイプ12とにより、ス
タブ回路を構成する。アンテナエレメント8とアンテナ
収納パイプ12とが樹脂製ストッパ8cにより絶縁され
ている場合はオープンスタブとなり、図4の実線で示す
ように、点Bで示されるアンテナエレメント8の上端部
l2 のみのインピーダンスを定コンダクタンス線上でイ
ンピーダンス変換することができ、l3の長さを適当に
選ぶことにより点Bから点Aに変換することができる。
つの場合のインピーダンスのコンダクタンス部分を同じ
にすることできる。また、アンテナ収納パイプ12の上
部をスタブ同調バネ10bを介して金属ケース10aに
接地しておくと、アンテナ収納時にアンテナエレメント
8のl3 の部分とアンテナ収納パイプ12とにより、ス
タブ回路を構成する。アンテナエレメント8とアンテナ
収納パイプ12とが樹脂製ストッパ8cにより絶縁され
ている場合はオープンスタブとなり、図4の実線で示す
ように、点Bで示されるアンテナエレメント8の上端部
l2 のみのインピーダンスを定コンダクタンス線上でイ
ンピーダンス変換することができ、l3の長さを適当に
選ぶことにより点Bから点Aに変換することができる。
【0014】この結果、図3のようなアンテナエレメン
ト8の引き出し時のアンテナ給電部9からみたアンテナ
インピーダンスと、アンテナエレメント収納時のアンテ
ナ給電部9からみたインピーダンスは共に図4の点Aに
することができる。その後はインピーダンス整合回路1
1により無線機本体部10の無線機給電部のインピーダ
ンスと整合してやればアンテナ引き出し時、収納時共に
共通のインピーダンス整合回路11により給電可能とな
り、ミスマッチング損失なしに効率良く給電できる。
ト8の引き出し時のアンテナ給電部9からみたアンテナ
インピーダンスと、アンテナエレメント収納時のアンテ
ナ給電部9からみたインピーダンスは共に図4の点Aに
することができる。その後はインピーダンス整合回路1
1により無線機本体部10の無線機給電部のインピーダ
ンスと整合してやればアンテナ引き出し時、収納時共に
共通のインピーダンス整合回路11により給電可能とな
り、ミスマッチング損失なしに効率良く給電できる。
【0015】図1において、給電バネ9bはアンテナエ
レメント8の伸縮時に常に導通を確保するために備えら
れており、インピーダンス整合回路11は整合回路給電
端子11a、コンデンサ11b、コイル11cにより構
成されている。またアンテナ収納パイプ12は円筒形の
金属パイプを用い、アンテナエレメント8の下端部分に
は収納時にアンテナ収納パイプ12との絶縁及びパイプ
の中心に保持するための絶縁体から成る樹脂製ストッパ
8cが設けられている。
レメント8の伸縮時に常に導通を確保するために備えら
れており、インピーダンス整合回路11は整合回路給電
端子11a、コンデンサ11b、コイル11cにより構
成されている。またアンテナ収納パイプ12は円筒形の
金属パイプを用い、アンテナエレメント8の下端部分に
は収納時にアンテナ収納パイプ12との絶縁及びパイプ
の中心に保持するための絶縁体から成る樹脂製ストッパ
8cが設けられている。
【0016】実施例2. 上記実施例1ではアンテナ収納パイプ12に金属製パイ
プを使用したが、図5に示すように樹脂パイプ12bの
外側に導電性コーティング12aを施したものを用いて
もよい。この場合金属パイプに較べて軽量化が計れると
共に、図3においてアンテナエレメント8とアンテナ収
納パイプ12との絶縁のために使用していた樹脂製スト
ッパ8cを設ける必要がない。また、金属製のアンテナ
収納パイプ12の内壁に絶縁性の塗装を施してもよく、
この場合も樹脂製ストッパ8cは不要となる。
プを使用したが、図5に示すように樹脂パイプ12bの
外側に導電性コーティング12aを施したものを用いて
もよい。この場合金属パイプに較べて軽量化が計れると
共に、図3においてアンテナエレメント8とアンテナ収
納パイプ12との絶縁のために使用していた樹脂製スト
ッパ8cを設ける必要がない。また、金属製のアンテナ
収納パイプ12の内壁に絶縁性の塗装を施してもよく、
この場合も樹脂製ストッパ8cは不要となる。
【0017】実施例3.上記実施例1ではスタブ同期バ
ネ10bをアンテナ収納パイプ12の上端部に接触させ
たがアンテナ収納時のインピーダンスマッチングを最適
化せしめるために、請求項2の発明による実施例を示す
図6のように、上端からやや下方にずらした位置にスタ
ブ同調バネ10cを設けてもよく、また矢印で示すよう
に可動スライド方式にしても良い。さらに低コスト化を
優先させる場合はバネ板金ではなく、直接ハンダ付けを
してもよい。
ネ10bをアンテナ収納パイプ12の上端部に接触させ
たがアンテナ収納時のインピーダンスマッチングを最適
化せしめるために、請求項2の発明による実施例を示す
図6のように、上端からやや下方にずらした位置にスタ
ブ同調バネ10cを設けてもよく、また矢印で示すよう
に可動スライド方式にしても良い。さらに低コスト化を
優先させる場合はバネ板金ではなく、直接ハンダ付けを
してもよい。
【0018】実施例4.上記実施例1ではアンテナ整合
回路11によりコンデンサ11bおよびコイル11cを
用いたが、この回路構成については無線機給電部のイン
ピーダンスに応じて任意の回路構成を用いればよい。ま
たインピーダンス整合回路11部分は無線機本体部の金
属ケース10aの内部に構成してもよい。
回路11によりコンデンサ11bおよびコイル11cを
用いたが、この回路構成については無線機給電部のイン
ピーダンスに応じて任意の回路構成を用いればよい。ま
たインピーダンス整合回路11部分は無線機本体部の金
属ケース10aの内部に構成してもよい。
【0019】実施例5.上記実施例1では図1のように
アンテナ給電部9a内部に給電バネ9bを設けたが図7
に示すようにアンテナ給電部9aを用いずに給電バネ9
cを直接樹脂ケース7に固定してアンテナエレメント8
に接触させる方式でもよく、軽量化、低コスト化が計れ
る。
アンテナ給電部9a内部に給電バネ9bを設けたが図7
に示すようにアンテナ給電部9aを用いずに給電バネ9
cを直接樹脂ケース7に固定してアンテナエレメント8
に接触させる方式でもよく、軽量化、低コスト化が計れ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び2の発明に
よれば、収納時のアンテナエレメントの一部とアンテナ
収納パイプがスタブ回路を構成し、アンテナエレメント
の他部が放射素子として動作するように構成したので、
独立した内蔵アンテナ等を設ける必要がなく、1つのア
ンテナエレメントを用いて、その引き出し時と収納時と
で良好なアンテナ動作をデュアルモードで行うことがで
きる効果が得られる。また請求項2の発明では、スタブ
同調バネをアンテナ収納パイプ無線機本体部との間を摺
動自在に移動できるように構成したので、インピーダン
スマッチングをさらに最適に調整することができる効果
が得られる。
よれば、収納時のアンテナエレメントの一部とアンテナ
収納パイプがスタブ回路を構成し、アンテナエレメント
の他部が放射素子として動作するように構成したので、
独立した内蔵アンテナ等を設ける必要がなく、1つのア
ンテナエレメントを用いて、その引き出し時と収納時と
で良好なアンテナ動作をデュアルモードで行うことがで
きる効果が得られる。また請求項2の発明では、スタブ
同調バネをアンテナ収納パイプ無線機本体部との間を摺
動自在に移動できるように構成したので、インピーダン
スマッチングをさらに最適に調整することができる効果
が得られる。
【図1】請求項1の発明の一実施例によるアンテナ装置
の断面側面図である。
の断面側面図である。
【図2】同装置のアンテナエレメント収納時を示す断面
側面図である。
側面図である。
【図3】同装置のアンテナエレメント引き出し時を示す
断面側面図である。
断面側面図である。
【図4】同装置のインピーダンス特性を示すスミス・チ
ャートである。
ャートである。
【図5】この発明の他の実施例によるアンテナ装置の断
面側面図である。
面側面図である。
【図6】請求項2の発明の一実施例によるアンテナ装置
の断面側面図である。
の断面側面図である。
【図7】この発明の他の実施例によるアンテナ装置の断
面側面図である。
面側面図である。
【図8】従来のアンテナ装置の断面側面図である。
【図9】同装置の動作を示す断面側面図である。
7 樹脂ケース 8 アンテナエレメント 9 アンテナ給電部 10 無線機本体部 10b スタブ同調バネ 10c スタブ同調バネ 11 インピーダンス整合回路 12 アンテナ収納パイプ
Claims (2)
- 【請求項1】 送受信回路を含む無線機本体部を収容す
るケースと、このケースに対して出し入れ自在に設けら
れ、基端部に樹脂製のストッパを形成するアンテナエレ
メントと、インピーダンス整合回路を介して上記無線機
本体部と電気的に接続するアンテナ給電部と、上記アン
テナエレメントが上記ケース内に押し入れられた時に上
記アンテナエレメントの一部を収納する導電性のアンテ
ナ収納パイプと、このアンテナ収納パイプを上記無線機
本体部のアース電位に接続し、上記アンテナエレメント
の一部が上記アンテナ収納パイプに収納された時に、上
記アンテナエレメントの一部と上記アンテナ収納パイプ
とでスタブ回路を形成させるスタブ同調バネとを備えた
アンテナ装置。 - 【請求項2】 上記スタブ同調バネは、上記アンテナ収
納パイプと上記無線機本体部間を摺動自在に移動でき、
上記アンテナ収納パイプの上記無線機本体部に対するア
ース電位位置を調整できることを特徴とする請求項1記
載のアンテナ装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106499A JP2703670B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | アンテナ装置 |
AU12922/92A AU652033B2 (en) | 1991-04-12 | 1992-03-16 | Antenna unit for portable wireless apparatus |
NO921042A NO300349B1 (no) | 1991-04-12 | 1992-03-17 | Antenneenhet for bærbart radioapparat |
CA002063845A CA2063845C (en) | 1991-04-12 | 1992-03-24 | Antenna unit for portable wireless apparatus |
EP92303292A EP0508836B1 (en) | 1991-04-12 | 1992-04-13 | Antenna unit for portable wireless apparatus |
DK92303292.4T DK0508836T3 (da) | 1991-04-12 | 1992-04-13 | Antenneenhed til transportabelt radioapparat |
US08/181,380 US5467097A (en) | 1991-04-12 | 1994-01-14 | Telescoping antenna with dual impedance matching circuits |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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