JP2703659B2 - 屋根を貫通する構築物の仕舞い構造 - Google Patents
屋根を貫通する構築物の仕舞い構造Info
- Publication number
- JP2703659B2 JP2703659B2 JP27738290A JP27738290A JP2703659B2 JP 2703659 B2 JP2703659 B2 JP 2703659B2 JP 27738290 A JP27738290 A JP 27738290A JP 27738290 A JP27738290 A JP 27738290A JP 2703659 B2 JP2703659 B2 JP 2703659B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- flat
- tiles
- building
- laid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、屋根を貫通するドーマー、煙突及び採光窓
のような構築物と屋根との仕舞い構造に関し、詳しくは
雨仕舞いを確実になすとともに外観を高めようとする技
術に係るものである。
のような構築物と屋根との仕舞い構造に関し、詳しくは
雨仕舞いを確実になすとともに外観を高めようとする技
術に係るものである。
[従来例の技術] 従来、屋根を貫通するドーマー、煙突及び採光窓のよ
うな構築物と屋根との仕舞い構造は、その構築物の周部
にコーキング剤を塗布するなどして雨仕舞いをおこなう
ものである。
うな構築物と屋根との仕舞い構造は、その構築物の周部
にコーキング剤を塗布するなどして雨仕舞いをおこなう
ものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものにおいては、雨水の
浸入を強固に阻止するのに、充分にコーキング剤を塗布
するのであり、外観が低下しやすいという問題があっ
た。
浸入を強固に阻止するのに、充分にコーキング剤を塗布
するのであり、外観が低下しやすいという問題があっ
た。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、雨水の浸入を確実に阻止
するとともに外観を高めることができる屋根を貫通する
構築物の仕舞い構造を提供するにある。
り、その目的とするところは、雨水の浸入を確実に阻止
するとともに外観を高めることができる屋根を貫通する
構築物の仕舞い構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の屋根を貫通する構築物の仕舞い構造は、屋根
1を貫通するドーマー、煙突及び採光窓のような構築物
2と屋根1との仕舞い構造であって、平板瓦3が葺設さ
れた屋根1の構築物2の少なくとも棟側縁部を除く周部
に平板瓦3よりも小判の平板小瓦4が葺設され、これら
平板小瓦4と構築物2の立ち上がり壁5とにわたって断
面L字形の雨押さえ6が施工されて成ることを特徴とす
るものである。
1を貫通するドーマー、煙突及び採光窓のような構築物
2と屋根1との仕舞い構造であって、平板瓦3が葺設さ
れた屋根1の構築物2の少なくとも棟側縁部を除く周部
に平板瓦3よりも小判の平板小瓦4が葺設され、これら
平板小瓦4と構築物2の立ち上がり壁5とにわたって断
面L字形の雨押さえ6が施工されて成ることを特徴とす
るものである。
[作用] このように、平板瓦3が葺設された屋根1の構築物2
の少なくとも棟側縁部を除く周部に平板瓦3よりも小判
の平板小瓦4が葺設され、これら平板小瓦4と構築物2
の立ち上がり壁5とにわたって断面L字形の雨押さえ6
が施工されることによって、構築物2の少なくとも棟側
縁部を除く周部においては屋根1の平板瓦3の上に平板
小瓦4が葺設され、さらにこれの上に雨押さえ6が施工
されて、多重に雨水の浸入を阻止し、雨仕舞いを充分に
おこなえながら、構築物2の棟側縁部を除く周部には平
板小瓦4が化粧額縁のように施工されて、さらにこの平
板小瓦4の上には雨押さえ6が周設されて、平板小瓦4
と雨押さえ6とで二重の化粧をおこなえその外観を高め
るようにしたものである。
の少なくとも棟側縁部を除く周部に平板瓦3よりも小判
の平板小瓦4が葺設され、これら平板小瓦4と構築物2
の立ち上がり壁5とにわたって断面L字形の雨押さえ6
が施工されることによって、構築物2の少なくとも棟側
縁部を除く周部においては屋根1の平板瓦3の上に平板
小瓦4が葺設され、さらにこれの上に雨押さえ6が施工
されて、多重に雨水の浸入を阻止し、雨仕舞いを充分に
おこなえながら、構築物2の棟側縁部を除く周部には平
板小瓦4が化粧額縁のように施工されて、さらにこの平
板小瓦4の上には雨押さえ6が周設されて、平板小瓦4
と雨押さえ6とで二重の化粧をおこなえその外観を高め
るようにしたものである。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
る。
勾配が付けられた屋根1には平板瓦3が屋根下地7の
上に葺設され、この屋根1を貫通してドーマー2aが構築
される。このように屋根1を貫通して構築されるものと
して、煙突及び採光窓のようなものがあり、これらを構
築物2と総称する。そして構築物2と屋根1との接合箇
所に仕舞いがなされている。
上に葺設され、この屋根1を貫通してドーマー2aが構築
される。このように屋根1を貫通して構築されるものと
して、煙突及び採光窓のようなものがあり、これらを構
築物2と総称する。そして構築物2と屋根1との接合箇
所に仕舞いがなされている。
平板瓦3が葺設された屋根1と構築物2の棟側縁部を
除く三縁部に平板瓦3よりも小判の平板小瓦4が葺設さ
れている。これら平板小瓦4と構築物2の立ち上がり壁
5とにわたって断面L字形の雨押さえ6が施工されてい
る。この雨押さえ6はゴムや合成樹脂のような柔軟材が
好ましいが、他の硬質材のものでもよい。そして構築物
2の棟側の縁部にはコーキング材(図示せず)が充填さ
れている。そしてこの棟側の縁部においても平板小瓦4
及び雨押さえ6を一連に施工するようにしてもよいもの
である。
除く三縁部に平板瓦3よりも小判の平板小瓦4が葺設さ
れている。これら平板小瓦4と構築物2の立ち上がり壁
5とにわたって断面L字形の雨押さえ6が施工されてい
る。この雨押さえ6はゴムや合成樹脂のような柔軟材が
好ましいが、他の硬質材のものでもよい。そして構築物
2の棟側の縁部にはコーキング材(図示せず)が充填さ
れている。そしてこの棟側の縁部においても平板小瓦4
及び雨押さえ6を一連に施工するようにしてもよいもの
である。
このように、平板瓦3が葺設された屋根1の構築物2
の少なくとも棟側縁部を除く周部に平板瓦3よりも小判
の平板小瓦4が葺設され、これら平板小瓦4と構築物2
の立ち上がり壁5とにわたって断面L字形の雨押さえ6
が施工されることで、構築物2の少なくも棟側縁部を除
く周部においては屋根1の平板瓦3の上に平板小瓦4が
葺設され、さらにこれの上に雨押さえ6が施工されて、
多重に雨水の浸入を阻止し、雨仕舞いを充分におこなえ
るのである。そして構築物2の棟側縁部を除く周部には
平板小瓦4が化粧額縁のように施工されて、さらにこの
平板小瓦4の上には雨押さえ6がされに周設されて、平
板小瓦4と雨押さえ6とで二重の化粧をおこなえその外
観を高めるものである [発明の効果] 以上要するに本発明は、平板瓦が葺設された屋根の構
築物の少なくとも棟側縁部を除く周部に平板瓦よりも小
判の平板小瓦が葺設され、これら平板小瓦と構築物の立
ち上がり壁とにわたって断面L字形の雨押さえが施工さ
れるから、構築物の少なくとも棟側縁部を除く周部にお
いては屋根の平板瓦の上に平板小瓦が葺設され、さらに
これの上に雨押さえが施工されて、多重に雨水の浸入を
阻止し、雨仕舞いを充分におこなうことができるという
利点がある。しかも構築物の棟側縁部を除く周部には平
板小瓦が化粧額縁のように施工され、さらにこの平板小
瓦の上には雨押さえが周設されて、平板小瓦と雨押さえ
とで二重の化粧をおこなえその外観を高めることができ
るという利点がある。
の少なくとも棟側縁部を除く周部に平板瓦3よりも小判
の平板小瓦4が葺設され、これら平板小瓦4と構築物2
の立ち上がり壁5とにわたって断面L字形の雨押さえ6
が施工されることで、構築物2の少なくも棟側縁部を除
く周部においては屋根1の平板瓦3の上に平板小瓦4が
葺設され、さらにこれの上に雨押さえ6が施工されて、
多重に雨水の浸入を阻止し、雨仕舞いを充分におこなえ
るのである。そして構築物2の棟側縁部を除く周部には
平板小瓦4が化粧額縁のように施工されて、さらにこの
平板小瓦4の上には雨押さえ6がされに周設されて、平
板小瓦4と雨押さえ6とで二重の化粧をおこなえその外
観を高めるものである [発明の効果] 以上要するに本発明は、平板瓦が葺設された屋根の構
築物の少なくとも棟側縁部を除く周部に平板瓦よりも小
判の平板小瓦が葺設され、これら平板小瓦と構築物の立
ち上がり壁とにわたって断面L字形の雨押さえが施工さ
れるから、構築物の少なくとも棟側縁部を除く周部にお
いては屋根の平板瓦の上に平板小瓦が葺設され、さらに
これの上に雨押さえが施工されて、多重に雨水の浸入を
阻止し、雨仕舞いを充分におこなうことができるという
利点がある。しかも構築物の棟側縁部を除く周部には平
板小瓦が化粧額縁のように施工され、さらにこの平板小
瓦の上には雨押さえが周設されて、平板小瓦と雨押さえ
とで二重の化粧をおこなえその外観を高めることができ
るという利点がある。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同上の断
面図である。 1……屋根、2……構築物、3……平板瓦、4……平板
小瓦、5……立ち上がり壁、6……雨押さえ。
面図である。 1……屋根、2……構築物、3……平板瓦、4……平板
小瓦、5……立ち上がり壁、6……雨押さえ。
Claims (1)
- 【請求項1】屋根を貫通するドーマー、煙突及び採光窓
のような構築物と屋根との仕舞い構造であって、平板瓦
が葺設された屋根の構築物の少なくとも棟側縁部を除く
周部に平板瓦よりも小判の平板小瓦が葺設され、これら
平板小瓦と構築物の立ち上がり壁とにわたって断面L字
形の雨押さえが施工されて成る屋根を貫通する構築物の
仕舞い構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27738290A JP2703659B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 屋根を貫通する構築物の仕舞い構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27738290A JP2703659B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 屋根を貫通する構築物の仕舞い構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04153450A JPH04153450A (ja) | 1992-05-26 |
JP2703659B2 true JP2703659B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=17582751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27738290A Expired - Fee Related JP2703659B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 屋根を貫通する構築物の仕舞い構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2703659B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP27738290A patent/JP2703659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04153450A (ja) | 1992-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2004031509A3 (en) | Contoured ventilation system for tile roofs | |
US3381425A (en) | Protective covering for roof edges | |
JP2703659B2 (ja) | 屋根を貫通する構築物の仕舞い構造 | |
US3919822A (en) | Roofing panel and assembly and method | |
US4003176A (en) | Roof tile system | |
JP2769450B2 (ja) | 瓦葺構造 | |
JPS6224705B2 (ja) | ||
JPH0217065Y2 (ja) | ||
JPS609292Y2 (ja) | 棟の補助防水シ−ト | |
JP3618445B2 (ja) | マンサード屋根の腰折れ部の水切装置 | |
JP2539055Y2 (ja) | バルコニー笠木雨仕舞い用パーツ | |
JP2603650Y2 (ja) | 棟 瓦 | |
JPH0424019Y2 (ja) | ||
JPH0412169Y2 (ja) | ||
JP2001182232A (ja) | 屋根の排水構造 | |
JPS5821850Y2 (ja) | 裏漏れを防いだ軒瓦 | |
JP2515836Y2 (ja) | 屋根谷納め構造 | |
JP3171668B2 (ja) | 成形金属屋根材 | |
JPH072852Y2 (ja) | 採光窓の水切り構造 | |
JP3201960B2 (ja) | 床化粧材の敷設構造 | |
JP3304708B2 (ja) | ケラバ部の納め構造 | |
JPH0430252Y2 (ja) | ||
JPH04110828U (ja) | けらば構造 | |
JPH0329457Y2 (ja) | ||
JPH04371644A (ja) | 屋根下地材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |